JP2022510771A - 商品認識方法および商品認識チャネル、制御デバイス、ならびに商品決済チャネル - Google Patents

Abstract

商品認識方法および商品認識チャネル、制御デバイス、および商品決済チャネル。商品認識方法は、ユーザが商品認識チャネルの商品検証領域に入るとき、認識可能な第1の商品認識データを捕捉するように商品検証領域内のアンテナに指示するステップ(801)と、ユーザが商品認識チャネルの商品決済領域に入るとき、認識可能な商品検証データを捕捉するように商品検証領域内のアンテナに指示するステップ(802)と、第1の商品認識データおよび商品検証データに従って、ユーザ商品データを決定するステップ(803)とを含む。商品検証領域を提供することによって、この方法は、チャネルの外部のタグの誤読を除去し、タグが誤読される確率を低減し得る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本出願に組み込まれている、2018年12月18日に出願した、中国特許出願第201811545577.5号の利益に基づき、かつそれに対する優先権を主張するものである。

本開示は、製品識別の分野に関し、詳細には、製品識別方法および製品識別経路、制御デバイス、ならびに製品決済経路に関する。

初めての無人スーパーマーケットの開店以来、無人スーパーマーケットは続出している。

24時間営業モードなどの利点、便利かつ高速の買い物体験、およびハイテク実証により、無人スーパーマーケットは、実に、多くの人々、特に、若い世代の生活ニーズを満たす。

現在、関連技術の無人コンビニエンスストアは、実質的に次の4つの技術的形態を有する:第1は、比較的簡素で旧式の二次元コード走査技術であり、第2は、RFID(無線周波数識別)タグ識別技術であり、第3は、畳み込みニューラルネットワークに基づく視覚的アイデンティティ(identity)技術であり、第4は、比較的複雑で実装が困難である、視覚的アイデンティティに基づくビデオ識別およびセンサーのハイブリッド技術である。

製品を識別するために、関連技術の無人スーパーマーケットは、主に、RFIDタグを使用する。RFIDは、特定のターゲットを識別し、識別システムと特定のターゲットの間に物理的な接触を確立せずに、無線信号により関連するデータを読み取り、書き込む。RFIDタグは、顧客が購入した製品を識別し、「決済経路」において決済を実行するために、各製品に設置される。顧客がスーパーマーケットを去るとき、センサーは、RFIDタグを走査することができ、顧客が購入した製品を再確認し、顧客のアカウントに対して自動的に決済を実行する。

本開示の一態様によれば、製品識別方法が提供される。この方法は、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入る場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、ユーザが製品識別経路の製品決済エリアに入る場合、識別された製品の製品検証データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、第1の製品識別データおよび製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するステップとを含む。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリアは、製品識別経路の入口に配置され、製品決済エリアは、製品識別経路の出口に配置される。

本開示のいくつかの実施形態では、第1の製品識別データおよび製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するステップは、第1の製品識別データと製品検証データの間の差集合(difference set)をユーザ製品データと見なすステップを含む。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品識別経路の製品識別エリアに入る場合、識別された製品の第2の製品識別データを収集するように製品識別エリア内のアンテナに指示するステップであって、製品識別エリアが、製品検証エリアと製品決済エリアの間に配置される、指示するステップをさらに含む。

本開示のいくつかの実施形態では、第1の製品識別データおよび製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するステップは、第1の製品識別データ、第2の製品識別データ、および製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するステップを含む。

本開示のいくつかの実施形態では、第1の製品識別データ、第2の製品識別データ、および製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するステップは、第1の製品識別データと第2の製品識別データの和集合を計算するステップと、和集合と製品検証データの間の差集合をユーザ製品データと見なすステップとを含む。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、第1の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、ユーザが製品検証エリアに入ると決定するステップであって、第1の光電スイッチが、製品識別経路の入口に配置される、決定するステップをさらに含む。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品識別エリアに入ると決定するステップと、第2の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、オフになるように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップであって、第2の光電スイッチが、製品識別経路の製品検証エリアと製品識別エリアの間に配置される、指示するステップとをさらに含む。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、第3の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、ユーザが製品決済エリアに入ると決定するステップであって、第3の光電スイッチが、製品識別経路の製品決済エリアの前に配置される、決定するステップをさらに含む。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品決済エリアを去ったと決定するステップと、オフになるように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、第4の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、ユーザ製品データに基づいて製品決済を完了するステップであって、第4の光電スイッチが、製品識別経路の出口に配置される、完了するステップとをさらに含む。

本開示の別の態様によれば、制御デバイスが提供される。制御デバイスは、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入るかまたは製品決済エリアに入るかを決定するように構成されたプロセス制御ユニットと、プロセス制御ユニットが、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入ると決定する場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示し、プロセス制御ユニットが、ユーザが製品識別経路の製品決済エリアに入ると決定する場合、識別された製品の製品検証データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示するように構成された製品識別ユニットと、第1の製品識別データおよび製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するように構成されたデータ処理ユニットとを備える。

本開示のいくつかの実施形態では、制御デバイスは、上記の実施形態のうちのいずれか1つによる製品識別方法を実装するための動作を実行するように構成される。

本開示の別の態様によれば、制御デバイスが提供される。制御デバイスは、命令を記憶するように構成されたメモリと、制御デバイスが上記の実施形態のうちのいずれか1つによる製品識別方法を実装するための動作を実行するように、命令を実行するように構成されたプロセッサとを備える。

本開示の別の態様によれば、製品識別経路が提供される。製品識別経路は、その中に製品検証エリアおよび製品決済エリアが配置される、2つの経路壁と、制御デバイスと、製品検証エリア内のアンテナとを備え、制御デバイスは、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入る場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示し、ユーザが製品識別経路の製品決済エリアに入る場合、識別された製品の製品検証データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示し、第1の製品識別データおよび製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するように構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、制御デバイスは、上記の実施形態のうちのいずれか1つによる制御デバイスである。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別経路は、製品識別エリアと、製品識別エリア内のアンテナとをさらに備え、製品識別エリアは、製品検証エリアと製品決済エリアの間に配置され、制御デバイスは、ユーザが製品識別経路の製品識別エリアに入る場合、識別された製品の第2の製品識別データを収集するように製品識別エリア内のアンテナに指示し、第1の製品識別データ、第2の製品識別データ、および製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するようにさらに構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別エリア内のアンテナは、製品識別エリア内の複数のアンテナを含み、製品識別エリア内の複数のアンテナは、以下の設定、すなわち、製品識別エリア内の複数のアンテナの間に所定の高さ間隔が置かれる設定、製品識別エリア内の複数のアンテナのアンテナ面が経路壁に対して所定の角度で設置される設定、製品識別エリア内の複数のアンテナが制御デバイスによってポーリング動作を制御させる設定、または製品識別エリア内の複数のアンテナがすべて同じタイプの円偏波アンテナである設定のうちの少なくとも1つを有する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別エリア内の複数のアンテナは、第1のアンテナ、第2のアンテナ、第3のアンテナ、および第4のアンテナを含み、第1のアンテナは、同じ高さで第3のアンテナと逆方向にあり、第2のアンテナは、同じ高さで第4のアンテナと逆方向にある。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリア内のアンテナは、経路の外部で可読タグを読み取るようにさらに構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリア内のアンテナは、以下の設定、すなわち、製品検証エリア内のアンテナのパターンが所定の値よりも大きな前後比を有する設定、または製品検証エリア内のアンテナが製品識別エリア内のアンテナのポート出力電力よりも低いポート出力電力を有する設定のうちの少なくとも1つを有する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別経路は、第1の光電スイッチ、第2の光電スイッチ、第3の光電スイッチ、または第4の光電スイッチのうちの少なくとも1つをさらに備え、第1の光電スイッチは、製品識別経路の入口に配置され、ユーザが製品検証エリアに入るかどうかを検出し、ユーザが製品検証エリアに入る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成され、第2の光電スイッチは、製品識別経路の製品検証エリアと製品識別エリアの間に配置され、ユーザが製品識別エリアに入るかどうかを検出し、ユーザが製品識別エリアに入る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成され、第3の光電スイッチは、製品識別経路の製品決済エリアの前に配置され、ユーザが製品決済エリアに入るかどうかを検出し、ユーザが製品決済エリアに入る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成され、第4の光電スイッチは、製品識別経路の出口に配置され、ユーザが製品決済エリアを去るかどうかを検出し、ユーザが製品決済エリアを去る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成される。

本開示の別の態様によれば、製品決済経路が提供される。製品決済経路は、制御デバイスを含む、上記の実施形態のうちのいずれか1つによる製品識別経路と、製品識別経路の製品決済エリア内に配置され、ユーザのアイデンティティを識別し、ユーザのアイデンティティ情報を製品識別経路の制御デバイスに送るように構成されたアイデンティティ識別装置とを備え、製品識別経路の制御デバイスは、製品決済を完了するために、ユーザ製品データをユーザのアイデンティティと結合させるように構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、製品決済経路は、ゲートをさらに備え、製品識別経路の制御デバイスはまた、製品決済が完了した後、ゲートに開放するよう指示するように構成される。

本開示の別の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶し、コンピュータ命令は、プロセッサによって実行されると、上記の実施形態のうちのいずれか1つによる製品識別方法を実装する。

本開示の実施形態または関連技術における技術的解決策をより明確に説明するために、これらの実施形態または関連技術の説明において使用されることが必要とされる図面に関して、短い紹介が以下で与えられる。以下のように示される図面は、本開示の実施形態のうちのいくつかに過ぎないことは明らかである。当業者の場合、彼らは、発明性のあるいかなる努力も伴わないことを前提に、そのような図面に従って他の図面を得ることも可能である。

本開示の製品識別経路のいくつかの実施形態の概略図である。 本開示の一実施形態における製品識別エリア内のアンテナの設置構造の概略図である。 本開示の制御デバイスのいくつかの実施形態の概略図である。 本開示の製品識別方法のいくつかの実施形態の概略図である。 本開示の製品識別方法の他の実施形態の概略図である。 本開示の製品識別経路の他の実施形態の概略図である。 本開示の制御デバイスの他の実施形態の概略図である。 本開示の製品識別方法のさらに他の実施形態の概略図である。 本開示の制御デバイスのさらに他の実施形態の概略図である。

次に、本開示の実施形態における技術的解決策は、本開示の実施形態における図面との組合せで明示的かつ完全に説明される。明らかに、説明する実施形態は、すべての実施形態ではなく、本開示の実施形態の単なる一部である。少なくとも1つの例示的な実施形態の以下の説明は、実際に、本開示ならびにその適用例または使用に対する何らかの限定としてではなく、単なる説明である。本開示の実施形態に基づいて、発明性のあるいかなる努力も伴わないことを前提に、当業者によって得られたすべての他の実施形態は、本開示によって保護される範囲に該当する。

さらに指定されない限り、これらの例において解説する構成要素およびステップの相対的配置、数値表現および数値価は、本発明の範囲を限定しない。

同時に、説明を円滑にするために、図面に示す様々な部分の寸法は、実際の比例関係に従って描かれていないことを理解されたい。

関連技術の当業者に知られている技法、方法、および装置について、詳細に論じないが、必要に応じて、技法、方法、および装置は、与えられる説明の一部と見なされるべきである。

ここで示し論じるすべての例の中で、任意の特定の値は、限定ではなく、単なる例示と解釈されるべきである。したがって、例示的な実施形態の他の例は、異なる値を有し得る。

以下の図面において同様の参照符号および参照文字は同様の項目を提示し、したがって、ある項目が図面において定義されると、後続の図面においてさらなる議論は不要であることに留意されたい。

RFID技術に基づく製品識別経路は、関連技術において2つの形態、すなわち、閉鎖型経路および開放型経路で提示され、閉鎖型経路は、誤読および読取り欠如を防止する好ましい特性を有するが、顧客体験が乏しく、開放型経路は、その好ましい顧客体験によりサプライヤーからより多くの注目を得る。

読取り欠如は、主に関連技術において解決されている主な問題のうちの1つである。読取り欠如現象の理由は、第1に、経路内に識別デッドスポットが存在すること、第2に、製品上のタグ内に感度不足が存在することである。現在、主に3つの解決策が存在する。第1は、タグの感度を高め、タグの最小ウェイクアップ電力を低減すること、第2に、リーダの信号強度を高めること、第3に、電気機械的協同(electromechanical collaboration)によりデッドスポットを回避するために、信号フィールドの設定を改善すること、である。

加えて、RFIDタグの識別距離は、その電力、感度、およびアンテナサイズに関係する。経路内の識別距離が長すぎる場合、誤読が生じやすく、識別距離が短すぎる場合、読取り欠如が生じやすい。誤読と読取り欠如との均衡をどのようにとるかは、無人スーパーマーケットに対する専用製品識別経路における技術的な問題である。

上記の技術的な問題のうちの少なくとも1つに鑑みて、本開示は、製品識別方法および製品識別経路、制御デバイス、ならびに製品決済経路を提供し、経路の外部のタグの誤読を除去し、タグの誤読確率を低減するために、製品検証エリアが提供される。

図1は、本開示の製品識別経路のいくつかの実施形態の概略図である。図1に示すように、製品識別経路は、2つの経路壁を有し、製品検証エリア、製品識別エリア、および製品決済エリアは、経路入口から経路出口まで経路壁内に連続して配置される。

本開示の製品識別経路の様々な構成部分について、添付の図面と併せて以下で説明される。

1.経路壁
本開示の製品識別経路は、開放型経路であり、本開示の製品識別経路の本体構造は、2つの経路壁(図1に示すように、経路壁1および経路壁2)で構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、電磁波吸収材が経路壁内に装填される。したがって、経路壁は、余剰の電磁場を吸収し、経路内の電磁反射を低減し、不安定な電磁放射を制限し、経路の電磁環境を浄化する効果を発揮することができる。

本開示のいくつかの実施形態では、ゲートおよびアイデンティティ識別装置が経路出口に設置され得る。本開示の製品識別経路は、ゲートとアイデンティティ識別装置とを組み合わせて、本開示の製品決済経路を集合的に形成する。本開示の上記の実施形態は、製品識別機能について主に説明するため、ゲートおよびアイデンティティ識別装置の機能については、ここで詳細に述べない。

2.製品識別エリア内のアンテナ
本開示のいくつかの実施形態では、図1に示すように、製品識別エリア内のアンテナは、経路の内部に配置される。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別エリア内のアンテナは、製品識別エリア内の複数のアンテナを含んでよく、アンテナ同士の間の相互干渉を低減するために、製品識別エリア内の複数のアンテナの間に所定の高さ間隔Δhが置かれる。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別エリア内の複数のアンテナのアンテナ面は、経路壁に対して所定の角度αで設置される。

本開示のいくつかの実施形態では、所定の角度αは45°であってよい。

本開示のいくつかの実施形態では、図1に示すように、製品識別エリア内の複数のアンテナは、無線周波数ケーブルを通して経路の外部の制御デバイスに接続される。

本開示のいくつかの実施形態では、制御デバイスは、製品識別エリア内の複数のアンテナのポーリング動作を制御し、アンテナは、制御可能な切替え速度を有する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別エリア内の複数のアンテナはすべて、同じタイプの円偏波アンテナであってよい。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別エリア内の複数のアンテナの水平ハーフパワーローブ角度(half-power lobe angle)は、すべて90°であってよく、垂直ハーフパワーローブ角度は、すべて60°であってよい。

図2は、本開示の一実施形態における製品識別エリア内のアンテナの設置構造の概略図である。図2に示すように、製品識別エリア内の複数のアンテナは、第1のアンテナ1、第2のアンテナ2、第3のアンテナ3、および第4のアンテナ4を備える。

本開示のいくつかの実施形態では、図2に示すように、第1のアンテナ1は、同じ高さで第3のアンテナ3と逆方向にあり、第2のアンテナ2は、同じ高さで第4のアンテナ4と逆方向にある。アンテナ1、3、およびアンテナ2、4は、Δhの高さ間隔を有する。

本開示のいくつかの実施形態では、アンテナの高さ間隔Δhは、経路幅Wおよびアンテナ間隔Lによって決定されてよく、ここで、アンテナ間隔は、経路の軸方向における第1のアンテナ1と第4のアンテナ4の間の間隔である。

本開示のいくつかの実施形態では、アンテナの高さ間隔Δhは、公式(1)

によって決定され得る。

本開示のいくつかの実施形態では、経路幅Wは1.2mであることが推奨され、アンテナ間隔Lも1.2mであることが推奨される。したがって、Δhは、0.98mになるように決定されてよく、これは公式(1)により、およそ1mである。

本開示の上記の実施形態におけるアンテナの形状は、限定されない。

本開示の上記の実施形態の製品識別エリア内のアンテナ(アンテナ1から4)は、経路内に比較的安定した製品識別エリアを形成する。図1および図2に示すように、顧客が製品とともに経路の識別エリアを通過するとき、識別エリア内の電磁場は、明らかなデッドスポットなしに、均等に分布される。

本開示の上記の実施形態の製品識別エリア内のアンテナは、三次元様式で配設され、これは、デッドスポットなしに識別エリアの完全なカバレージを確実にするのに役立ち、電磁場の分布を効果的に制御し、誤読の確率を低減し得る。

3.製品検証エリア内のアンテナ
本開示のいくつかの実施形態では、図1に示すように、製品検証エリア内のアンテナは、第5のアンテナ5および第6のアンテナ6を備えてよく、第5のアンテナ5および第6のアンテナ6は、経路の入口に隣接して設置され、第5のアンテナ5および第6のアンテナ6の高さは、アンテナ1、3、および2、4の2つのグループの間である。同様に、アンテナ5およびアンテナ6は、無線周波数ケーブルを通して経路の外部の制御デバイスに接続される。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリア内のアンテナ(たとえば、第5のアンテナ5および第6のアンテナ6)は、同じ構造を有し、製品検証エリア内のアンテナのパターンは、所定の値よりも大きな前後比を有する。

本開示のいくつかの実施形態では、第5のアンテナ5および第6のアンテナ6のパターンは、15dBよりも大きな前後比を有する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリア内のアンテナは、製品識別エリア内のアンテナのポート出力電力よりも低いポート出力電力を有する。

本開示のいくつかの実施形態では、第5のアンテナ5および第6のアンテナ6は、アンテナ1から4の出力電力よりも5dB低い出力電力を有する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリア内のアンテナは、経路の外部で可読タグを読み取るようにさらに構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、図1に示すように、アンテナ5および6、第1の光電スイッチ1および第2の光電スイッチ2が製品検証エリアを構成する。

本開示の上記の実施形態は、経路の外部で誤って読み取られる可能性がある製品タグを走査し、誤読の確率をさらに低減するために「減算」処理を実行するように構成された製品検証エリアを創造的に提案する。

4.光電スイッチ
本開示のいくつかの実施形態では、製品識別経路は、第1の光電スイッチ1、第2の光電スイッチ2、第3の光電スイッチ3、または第4の光電スイッチ4のうちの少なくとも1つをさらに備えてよい。

第1の光電スイッチは、製品識別経路の入口に配置され、第1の光電スイッチは、ユーザが製品検証エリアに入るかどうかを検出し、ユーザが製品検証エリアに入る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成される。

図1に示すように、第1の光電スイッチ1は、顧客が経路に入るのを感知するように経路の入口に設置される。顧客が経路に入るとき、光電スイッチ1は、制御デバイスがトリガ指示をアンテナ5～6に発行し、アンテナ5～6が、顧客が持ち運ぶ製品のタグに対してポーリングおよび走査を実行するように、トリガ信号を制御デバイスにアップロードするようにトリガされる。

第2の光電スイッチ2は、製品識別経路の製品検証エリアと製品識別エリアの間に配置され、第2の光電スイッチ2は、ユーザが製品識別エリアに入るかどうかを検出し、ユーザが製品識別エリアに入る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成される。

図1に示すように、第2の光電スイッチ2は、アンテナ5および6の後ろに設置される。顧客が光電スイッチ2を迂回するとき、トリガ信号が制御デバイスにアップロードされ、制御デバイスは、アンテナが、顧客が持ち運ぶ製品のタグのポーリングおよび走査を実行するようにトリガ指示をアンテナ1～4に発行する。同時に、制御デバイスは、アンテナ5および6のポートを閉鎖するためのトリガ指示をアンテナ5～6に発行する。

第3の光電スイッチ3は、製品識別経路の製品決済エリアと製品識別エリアの間に配置され、第3の光電スイッチは、ユーザが製品決済エリアに入るかどうかを検出し、ユーザが製品決済エリアに入る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成される。

図1に示すように、第3の光電スイッチ(光電スイッチ3)は、アンテナ1～4の後ろに設置される。顧客が光電スイッチ3を迂回するとき、トリガ信号が制御デバイスにアップロードされ、制御デバイスは、アンテナ1～4のポートを閉鎖するためのトリガ指示をアンテナ1～4に発行する。同時に、制御デバイスは、アンテナ5～6のポートを開放するためのトリガ指示をアンテナ5～6に発行する。

第4の光電スイッチ4は、製品識別経路の出口に配置され、第4の光電スイッチ4は、ユーザが製品決済エリアを去るかどうかを検出し、ユーザが製品決済エリアを去る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成される。

図1に示すように、第4の光電スイッチ4は、光電スイッチ3の後ろに設置される。光電スイッチ3と4の間のエリアは、アイデンティティ識別装置が設置され得る決済エリアを形成する。顧客が光電スイッチ4を迂回するとき、トリガ信号が制御デバイスに発行され、制御デバイスは、顧客が持ち運ぶ製品を検査し、バックグラウンドで決済を完了するために、製品を顧客のアイデンティティと結合させる。

本開示のいくつかの実施形態では、光電スイッチは、光電子センサーユニットとして実装され得る。たとえば、第1の光電スイッチは、第1の光電子センサーユニットとして実装されてよく、第2の光電スイッチは、第2の光電子センサーユニットとして実装されてよく、第3の光電スイッチは、第3の光電子センサーユニットとして実装されてよく、第4の光電スイッチは、第4の光電子センサーユニットとして実装されてよい。

本開示の上記の実施形態における光電スイッチの4つのセットは、経路内の異なるエリアを分割するように柔軟に配設され、経路内の順序付けられた識別フローを制御することもできる。

5.制御デバイス
制御デバイスは、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入る場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示し、ユーザが製品識別経路の製品識別エリアに入る場合、識別された製品の第2の製品識別データを収集するように製品識別エリア内のアンテナに指示し、ユーザが製品識別経路の製品決済エリアに入る場合、識別された製品の製品検証データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示し、第1の製品識別データ、第2の製品識別データ、および製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するように構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、制御デバイスは、本経路のコア構成要素である。

本開示のいくつかの実施形態では、制御デバイスは、経路の外部に配置された制御キャビネットとして実装され得る。

図3は、本開示の制御デバイスのいくつかの実施形態の概略図である。図3に示すように、制御デバイスは、以下で図3に示すように、製品タグ識別、処理制御、およびデータ処理などの機能を一体化する。

製品識別ユニットは、無線周波数ポートを通してアンテナ1から6に接続され、電磁信号を送信および受信し、データをデータ処理ユニットに送るように構成され、製品識別ユニットは、プロセス制御ユニットの制御信号を受信し、製品識別ユニットの様々なアンテナポートの開放または閉鎖を制御する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別ユニットは、プロセス制御ユニットが、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入ると決定する場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示し、プロセス制御ユニットが、ユーザが製品識別経路の製品識別エリアに入ると決定する場合、識別された製品の第2の製品識別データを収集するように製品識別エリア内のアンテナに指示し、プロセス制御ユニットが、ユーザが製品識別経路の製品決済エリアに入ると決定する場合、識別された製品の製品検証データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示するように構成される。

プロセス制御ユニットは、光電スイッチ1～4のトリガ信号を受信し、関連する制御指示を製品識別ユニットに送るように構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、プロセス制御ユニットは、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入るか、製品識別エリアに入るか、または製品決済エリアに入るかを決定するように構成される。

データ処理ユニットは、製品識別ユニットによって収集された製品データを受信し、一定のアルゴリズムに従って「減算」演算を実行するように構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、データ処理ユニットは、第1の製品識別データ、第2の製品識別データ、および製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するように構成される。

本開示の上記の実施形態によって提供される制御デバイスに基づいて、データ収集、処理制御、およびデータ処理などの機能は、外部制御キャビネットの形で一体化され得る。モジュラー設計が使用される、本開示の上記の実施形態は、デバイスの設置およびデバッグをより促進し、デバイスの開発コストの削減に役立つ。

本開示の上記の実施形態に基づいて提供される製品識別経路は、本開示において初めて記載される、分割されたエリアを備えた開放型製品識別経路である。本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、3つのエリア、すなわち、製品識別エリア、検証エリア、および決済エリアに分割される。本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、製品識別エリアおよび製品検証エリア内で複数回数繰り返して製品を走査することができ、これは、製品の読取り欠如率をある程度低減し得、製品識別エリアのこのアンテナ展開方法は、読取り欠如の確率をさらに低減する。本開示の上記の実施形態の製品検証エリアは、経路の外部で製品を走査することによって誤読の確率を大いに低減する。全体として、本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、製品識別の精度をかなり改善し得る。

図4は、本開示の製品識別方法のいくつかの実施形態の概略図である。好ましくは、この実施形態は、図1または図3の実施形態において説明した制御デバイス、または本開示の図1の実施形態において説明した製品識別経路によって実行され得る。この方法は、以下のステップ401～404を含む。

ステップ401において、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入る場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品検証エリアに入ると決定するステップと、第1の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、製品の識別を開始するように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、第2の光電スイッチのトリガ信号が受信される前に、識別された製品の第1の製品識別データを収集するステップであって、第1の光電スイッチが製品識別経路の入口に配置される、収集するステップとをさらに含み得る。

ステップ402において、ユーザが製品識別経路の製品識別エリアに入る場合、識別された製品の第2の製品識別データを収集するように製品識別エリア内のアンテナに指示する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品識別エリアに入ると決定するステップと、オフになるように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、第2の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、製品の識別を開始するように製品識別エリア内のアンテナに指示するステップと、識別された製品の第2の製品識別データを、第3の光電スイッチのトリガ信号を受信する前に収集するステップであって、第2の光電スイッチが、製品識別経路の製品検証エリアと製品識別エリアの間に配置される、収集するステップとをさらに含み得る。

ステップ403において、ユーザが製品識別経路の製品決済エリアに入る場合、識別された製品の製品検証データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品決済エリアに入ると決定するステップと、オフになるように製品識別エリアのアンテナに指示するステップと、第3の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、製品の識別を開始するように検証エリアのアンテナに指示するステップと、識別された製品の製品検証データを、第4の光電スイッチのトリガ信号を受信する前に収集するステップであって、第3の光電スイッチが、製品識別経路の製品決済エリアと製品識別エリアの間に配置される、収集するステップとをさらに含み得る。

ステップ404において、第1の製品識別データ、第2の製品識別データ、および製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリアは、製品識別経路の入口に配置され、製品決済エリアは、製品識別経路の出口に配置され、製品識別エリアは、製品検証エリアと製品決済エリアの間に配置される。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品決済エリアを去ったと決定するステップと、オフになるように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、第4の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、ユーザ製品データ(第1の製品識別データ、第2の製品識別データ、および製品検証データ)に基づいて製品決済を完了するステップであって、第4の光電スイッチが、製品識別経路の出口に配置される、完了するステップとをさらに含み得る。

本開示のいくつかの実施形態では、ステップ404は、ステップ4041および4042を含み得る。

ステップ4041において、第1の製品識別データおよび第2の製品識別データが和集合に対して計算される。

ステップ4042において、和集合と製品検証データの間の差集合がユーザ製品データと見なされる。

本開示の上記の実施形態によって提供される製品識別方法に基づいて、リーダアンテナは、分離されたエリアを備えた無人スーパーマーケット専用の製品識別経路内の異なるエリア内に合理的に配設され、タグ読取り欠如現象(tag absent reading phenomenon)を低減すると同時に、タグの誤読確率を低減することが可能であるように、「減算」演算を使用することによって経路の外部のタグの誤読が除去される。

図5は、本開示の製品識別方法の他の実施形態の概略図である。好ましくは、本実施形態は、図1または図3の実施形態において説明した制御デバイス、または本開示の図1の実施形態において説明した製品識別経路によって実行され得る。本開示のいくつかの実施形態では、第1の光電スイッチは、第1の光電子センサーユニット1として実装されてよく、第2の光電スイッチは、第2の光電子センサーユニット2として実装されてよく、第3の光電スイッチは、第3の光電子センサーユニット3として実装されてよく、第4の光電スイッチは、第4の光電子センサーユニット4として実装されてよい。

図5の実施形態における方法は、以下のステップ501～514を含み得る。

ステップ500において、本開示の製品識別経路の様々な構成ユニットの準備が所定の位置で整う。

ステップ501において、誰も経路に入らないとき、製品識別経路は待機状態にある。

ステップ502において、第1の光電子センサーユニットは、ユーザが製品識別経路に入るかどうかを感知する。

ステップ503において、顧客が経路に入るとき、第1の光電子センサーユニットは、誰かが迂回することを感知し、次いで、トリガ信号を制御デバイスのプロセス制御ユニットに送り、判定の後、制御デバイスのプロセス制御ユニットは、製品識別ユニットがアンテナ5および6のポートを開放し、次いでアンテナ5および6が製品の識別を開始するように、製品識別ユニットに指示を送る。

ステップ504において、アンテナ5および6は、製品を識別し、第2の光電子センサーユニットの活動の前に、識別された製品、すなわち、製品組合せ、の第1の製品識別データ{a}が収集され、第1の製品識別データが制御デバイスデータの処理ユニットにアップロードされる。

ステップ505において、第2の光電子センサーユニットは、顧客が迂回するかどうかを感知する。

ステップ506において、第2の光電子センサーユニットは、顧客が迂回することを感知し、次いで、トリガ信号を制御デバイスのプロセス制御ユニットに送り、判定の後、制御デバイスは、アンテナ1から4をオンにし、同時にアンテナ5および6をオフにすることを選定する。

ステップ507において、アンテナ1から4は、製品を総合的に識別し、光電子センサーユニット3の活動の前に、識別された製品、すなわち、製品組合せ、の第2の製品識別データ{b}が収集され、第2の製品識別データがデータ処理ユニットにアップロードされる。

ステップ508において、光電子センサーユニット3は、顧客が迂回するかどうかを感知する。

ステップ509において、光電子センサーユニット3は、顧客が迂回することを感知し、次いで、トリガ信号をプロセス制御ユニットに送り、判定の後、アンテナ5および6をオンにし、同時にアンテナ1から4をオフにすることを選定する。

ステップ510において、アンテナ5および6は、製品を識別する。アンテナ5および6は高い前後比を有するため、アンテナ5～6は、アンテナの後ろの製品を読み取ることはできず、経路の周りの製品のみを識別し得る。加えて、アンテナポートの出力電力を制御することによって、アンテナ5～6は、制御可能な識別範囲を有する。第4の光電子センサーユニットの活動の前に、識別された製品、すなわち、製品組合せ、の製品検証データ{c}が収集され、製品検証データが制御デバイスのデータ処理ユニットにアップロードされる。

ステップ511において、第4の光電子センサーユニットは、顧客が迂回するかどうかを感知する。

ステップ512において、第4の光電子センサーユニットは、顧客が迂回することを感知し、次いで、トリガ信号をプロセス制御ユニットに送り、判定の後、アンテナ5～6をオフにする。

ステップ513において、データ処理ユニットは、受信された製品データ{a}、{b}、{c}を処理し、演算M={a}∪{b}-{c}を実行し、この場合、Mは、経路内の識別された製品と見なされる。

たとえば、{a}={1、2、4、4、5、7}、{b}={2、3、4、2、5、7}、および{c}={1、4}である場合、{a}∪{b}={1、2、2、3、4、4、5、7}、およびM={a}∪{b}-{c}={2、2、3、4、5、7}であり、式中、{1、4}は、経路の周りの誤読製品を表し、{a}∪{b}は、経路内で2度走査された製品を表し、その結果、本開示の上記の実施形態は、一定の範囲まで走査することによって、読取り欠如製品を取得し得る。

ステップ514において、製品識別が完了し、データ処理ユニットによって処理されたデータグループM、およびアイデンティティ検証および決済などの動作に基づいて、製品の決済が完了する。

本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、3つのエリア、すなわち、製品識別エリア、製品検証エリア、および製品決済エリアに分割される。

本開示の上記の実施形態の製品識別エリア内のアンテナは、三次元様式で配設され、これは、デッドスポットなしに識別エリアの完全なカバレージを確実にするのに役立ち、電磁場の分布を効果的に制御し、誤読の確率を低減し得る。

本開示の上記の実施形態は、経路の外部で誤って読み取られる可能性がある製品タグを走査し、誤読の確率をさらに低減するために「減算」処理を実行するように構成された製品検証エリアを創造的に提案する。

柔軟に配設される、本開示の上記の実施形態の光電スイッチの4つのセットは、経路内の異なるエリアの分割に加えて、経路内の順序付けられた識別フローを制御することもできる。

本開示の上記の実施形態の外部制御デバイス内で、データ収集、処理制御、およびデータ処理などの機能は、外部制御キャビネットの形で一体化され、モジュラー設計が使用され、これは、デバイスの設置およびデバッグをより促進し、デバイスの開発コストの削減に役立つ。

本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、製品識別エリアおよび製品検証エリアの中で複数回数繰り返して製品を走査することができ、これは、製品の読取り欠如率をある程度低減し得、製品識別エリアのこのアンテナ展開方法は、読取り欠如の確率をさらに低減する。本開示の上記の実施形態の製品検証エリアは、経路の外部で製品を走査することによって、誤読の確率を大いに低減し得る。全体として、本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、製品識別の精度をかなり改善し得る。

図6は、本開示の製品識別経路の他の実施形態の概略図である。図6に示すように、製品識別経路は、製品検証エリアおよび製品決済エリアが、経路入口から経路出口まで経路壁内に連続して配置されるように、2つの経路壁を備える。

本開示の製品識別経路の様々な構成部分について、添付の図面と併せて以下で説明する。

1.経路壁
本開示の製品識別経路は、開放型経路であり、本開示の製品識別経路の本体構造は、2つの経路壁(図1に示した経路壁1および経路壁2)からなる。

本開示のいくつかの実施形態では、電磁波吸収材が経路壁内に装填される。したがって、経路壁は、余剰の電磁場を吸収し、経路内の電磁反射を低減し、不安定な電磁放射を制限し、経路の電磁環境を浄化する効果を発揮することができる。

本開示のいくつかの実施形態では、ゲートおよびアイデンティティ識別装置が経路出口に設置され得る。本開示の製品識別経路は、ゲートとアイデンティティ識別装置とを組み合わせて、本開示の製品決済経路を集合的に形成する。本開示の上記の実施形態は、製品識別機能に関して主に説明するため、ゲートおよびアイデンティティ識別装置の機能については、ここで詳細に述べない。

2.製品検証エリア内のアンテナ
本開示のいくつかの実施形態では、図6に示すように、製品検証エリア内のアンテナは、経路の内部に配置される。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリア内のアンテナは、それぞれ2つの経路壁上に配置された、製品検証エリア内のアンテナの複数の対を備え得る。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリア内のアンテナは、無線周波数ケーブルを通して経路の外部の制御デバイスに接続される。

本開示のいくつかの実施形態では、製品検証エリア内のアンテナは、図1および図2の実施形態と同様の、第1のアンテナ1、第2のアンテナ2、第3のアンテナ3、および第4のアンテナ4のみを含み得る。

本開示の他の実施形態では、製品検証エリア内のアンテナは、図1の実施形態と同様の、第5のアンテナ5および第6のアンテナ6のみを含み得る。

本開示の他の実施形態では、図6に示すように、製品検証エリア内のアンテナは、図1の実施形態と同様の、第1のアンテナ1、第2のアンテナ2、第3のアンテナ3、第4のアンテナ4、第5のアンテナ5、および第6のアンテナ6を含み得る。

本開示の上記の実施形態の製品検証エリア内のアンテナは、三次元様式で配設され、これは、デッドスポットなしに識別エリアの完全なカバレージを確実にするのに役立ち、電磁場の分布を効果的に制御し、誤読の確率を低減し得る。

本開示の上記の実施形態は、経路の外部で誤って読み取られる可能性がある製品タグを走査し、誤読の確率をさらに低減するために「減算」処理を実行するように構成された製品検証エリアを創造的に提案する。

3.光電スイッチ
本開示のいくつかの実施形態では、製品識別経路は、第1の光電スイッチ1、第3の光電スイッチ3、または第4の光電スイッチ4のうちの少なくとも1つをさらに備え得る。

第1の光電スイッチは、製品識別経路の入口に配置され、第1の光電スイッチは、ユーザが製品検証エリアに入るかどうかを検出し、ユーザが製品検証エリアに入る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成される。

図6に示すように、第1の光電スイッチ1は、顧客が経路に入るかどうかを感知するために、経路の入口に設置される。顧客が経路に入るとき、第1の光電スイッチ1は、制御デバイスがトリガ指示をアンテナ1～6に発行し、アンテナ1～6が、顧客が持ち運ぶ製品のタグに対してポーリングおよび走査を実行するように、トリガ信号を制御デバイスにアップロードするようにトリガされる。

第3の光電スイッチ3は、製品検証経路の製品決済エリアと製品検証エリアの間に配置され、第3の光電スイッチは、ユーザが製品決済エリアに入るかどうかを検出し、ユーザが製品決済エリアに入る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成される。

図6に示すように、第3の光電スイッチ3は、アンテナ1～4の後ろに設置される。顧客が光電スイッチ3を迂回するとき、トリガ信号が制御デバイスにアップロードされ、制御デバイスは、アンテナ1～6のポートが開放状態に留まるように、トリガ指示をアンテナ1～6に発行する。

第4の光電スイッチ4は、製品識別経路の出口に配置され、第4の光電スイッチ4は、ユーザが製品決済エリアを去るかどうかを検出し、ユーザが製品決済エリアを去る場合、トリガ信号を制御デバイスに送るように構成される。

図6に示すように、第4の光電スイッチ4は、光電スイッチ3の後ろに設置される。光電スイッチ3および4の間のエリアは、決済エリアを形成し、決済エリアの中にアイデンティティ識別装置が設置され得る。顧客が光電スイッチ4を迂回するとき、トリガ信号が制御デバイスにアップロードされ、制御デバイスは、顧客が持ち運ぶ製品を検査し、バックグラウンドで決済を完了するために、製品を顧客のアイデンティティと結合させる。

本開示のいくつかの実施形態では、光電スイッチは、光電子センサーユニットとして実装され得る。たとえば、第1の光電スイッチは、第1の光電子センサーユニットとして実装されてよく、第2の光電スイッチは、第2の光電子センサーユニットとして実装されてよく、第3の光電スイッチは、第3の光電子センサーユニットとして実装されてよく、第4の光電スイッチは、第4の光電子センサーユニットとして実装されてよい。

本開示の上記の実施形態における光電スイッチの3つのセットは、経路内の異なるエリアを分割するように柔軟に配設され、経路内の順序付けられた識別フローを制御することもできる。

4.制御デバイス
制御デバイスは、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入る場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示し、ユーザが製品識別経路の製品決済エリアに入る場合、識別された製品の製品検証データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示し、第1の製品識別データおよび製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するように構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、制御デバイスは、本経路のコア構成要素である。

本開示のいくつかの実施形態では、制御デバイスは、経路の外部に配置された制御キャビネットとして実装され得る。

図7は、本開示の制御デバイスの他の実施形態の概略図である。図7に示すように、図6の実施形態における制御デバイスは、以下で図7に示すように、製品タグ識別、処理制御、およびデータ処理などの機能を一体化する。

製品識別ユニットは、無線周波数ポートを通してアンテナ1から6に接続され、電磁信号を送信および受信し、データをデータ処理ユニットに送るように構成され、製品識別ユニットは、プロセス制御ユニットの制御信号を受信し、製品識別ユニットの様々なアンテナポートの開放または閉鎖を制御する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別ユニットは、プロセス制御ユニットが、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入ると決定する場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示し、プロセス制御ユニットが、ユーザが製品識別経路の製品決済エリアに入ると決定する場合、識別された製品の製品検証データを収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示するように構成される。

プロセス制御ユニットは、光電スイッチ1および3～4のトリガ信号を受信し、関連する制御指示を製品識別ユニットに送るように構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、プロセス制御ユニットは、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入るかまたは製品決済エリアに入るかを決定するように構成される。

データ処理ユニットは、製品識別ユニットによって収集された製品データを受信し、一定のアルゴリズムに従って「減算」演算を実行するように構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、データ処理ユニットは、第1の製品識別データおよび製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するように構成される。

本開示の上記の実施形態によって提供される制御デバイスに基づいて、データ収集、処理制御、およびデータ処理などの機能は、外部制御キャビネットの形で一体化され得る。モジュラー設計が使用される、本開示の上記の実施形態は、デバイスの設置およびデバッグをより促進し、デバイスの開発コストの削減に役立つ。

本開示の上記の実施形態に基づいて提供される製品識別経路は、本開示において初めて記載される、分割されたエリアを備えた開放製品識別経路である。本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、2つのエリア、すなわち、製品識別エリアおよび決済エリアに分割される。本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、製品検証エリア内で複数回数繰り返して製品を走査することができ、これは、製品の読取り欠如率をある程度低減し得、製品検証エリアのこのアンテナ展開方法は、読取り欠如の確率をさらに低減する。本開示の上記の実施形態の製品検証エリアは、経路の外部で製品を走査することによって、誤読の確率を大いに低減する。全体として、本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、製品識別の精度をかなり改善し得る。

図8は、本開示の製品識別方法の他の実施形態の概略図である。好ましくは、本実施形態は、本開示の図6または図7の実施形態において説明した制御デバイスまたは本開示の図7の実施形態において説明した製品識別経路によって実行され得る。この方法は、以下のステップ801～803を含む。

ステップ801において、ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入る場合、識別された製品の第1の製品識別データ{a}を収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品検証エリアに入ると決定するステップと、第1の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、製品の識別を開始するように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、第3の光電スイッチのトリガ信号が受信される前に、識別された製品の第1の製品識別データ{a}を収集するステップであって、第1の光電スイッチが製品識別経路の入口に配置され、第3の光電スイッチが、製品識別経路の製品決済エリアと製品検証エリアの間に配置される、収集するステップとをさらに含み得る。

ステップ802において、ユーザが製品識別経路の製品決済エリアに入る場合、識別された製品の製品検証データ{c}を収集するように製品検証エリア内のアンテナに指示する。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品決済エリアに入ると決定するステップと、第3の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、製品の識別を開始するように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、第4の光電スイッチのトリガ信号が受信される前に、識別された製品の製品検証データ{c}を収集するステップであって、第4の光電スイッチが製品識別経路の出口に配置される、収集するステップとをさらに含み得る。

ステップ803において、第1の製品識別データ{a}および製品検証データ{c}に基づいて、ユーザ製品データMを決定する。

本開示のいくつかの実施形態では、ステップ803は、第1の製品識別データ{a}と製品検証データ{c}の間の差集合がユーザ製品データM、すなわち、M={a}-{c}と見なされることを含み得る。

本開示のいくつかの実施形態では、製品識別方法は、ユーザが製品決済エリアを去ったと決定するステップと、オフになるように製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、第4の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、ユーザ製品データ(第1の製品識別データおよび製品検証データ)に基づいて製品決済を完了するステップとをさらに含み得る。

本開示の上記の実施形態によって提供される製品識別方法に基づいて、リーダアンテナは、分割されたエリアを備えた無人スーパーマーケット専用の製品識別経路内の異なるエリア内に合理的に配設され、タグ読取り欠如現象を低減すると同時に、タグの誤読確率を低減することが可能であるように、「減算」演算を使用することによって経路の外部のタグの誤読が除去される。

図9は、本開示の制御デバイスの他の実施形態の概略図である。図9に示すように、制御デバイスは、メモリ91とプロセッサ92とを備え得る。

メモリ91は、命令を記憶するように構成される。

プロセッサ92は、制御デバイスが、上記の実施形態のうちのいずれか(たとえば、図4～図5および図8の実施形態のうちのいずれか)において説明した製品識別方法を実装するための動作を実行するように、命令を実行するように構成される。

本開示の上記の実施形態によって提供される制御デバイスに基づいて、リーダアンテナは、分割されたエリアを備えた無人スーパーマーケット専用の製品識別経路内の異なるエリア内に合理的に配設され、タグ読取り欠如現象を低減すると同時に、タグの誤読確率を低減することが可能であるように、「減算」演算を使用することによって経路の外部のタグの誤読が除去される。

本開示の別の態様によれば、製品決済経路が提供される。製品決済経路は、上記の実施形態(たとえば、図1または図6の実施形態)のうちのいずれかにおいて説明したような、アイデンティティ識別装置および製品識別経路を備える。

アイデンティティ識別装置は、製品識別経路の製品決済エリア内に配置される。

アイデンティティ識別装置は、ユーザのアイデンティティを識別し、ユーザのアイデンティティ情報を製品識別経路の制御デバイスに送るように構成される。

製品識別経路の制御デバイスは、製品決済を完了するために、ユーザ製品データをユーザアイデンティティと結合させるように構成される。

本開示のいくつかの実施形態では、製品決済経路は、ゲートをさらに備え得る。

ゲートは、製品識別経路の製品決済エリア内に配置される。

製品識別経路の制御デバイスはまた、製品決済が完了した後、ゲートに開放するよう指示するように構成される。

本開示の上記の実施形態の製品決済経路は、製品識別エリアおよび製品検証エリアの中で複数回数繰り返して製品を走査することができ、これは、製品の読取り欠如率をある程度低減し得、製品識別エリアのこのアンテナ展開方法は、読取り欠如の確率をさらに低減する。本開示の上記の実施形態の製品検証エリアは、経路の外部で製品を走査することによって、誤読の確率を大いに低減する。全体として、本開示の上記の実施形態の製品識別経路は、製品識別の精度をかなり改善し得る。

本開示の別の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶し、コンピュータ命令は、プロセッサによって実行されると、上記の実施形態のうちのいずれか(たとえば、図4～図5および図8の上記の実施形態のうちのいずれか)による製品識別方法を実装する。たとえば、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。

本開示の上記の実施形態によって提供されるコンピュータ可読記憶媒体に基づいて、リーダアンテナは、分割されたエリアを備えた無人スーパーマーケット専用の製品識別経路内の異なるエリア内に合理的に配設され、タグ読取り欠如現象を低減すると同時に、タグの誤読確率を低減することが可能であるように、「減算」演算を使用することによって経路の外部のタグの誤読が除去される。

上記で説明した制御デバイスは、本出願で説明した機能を実行するように構成された、汎用プロセッサ、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアアセンブリ、またはそれらの何らかの適切な組合せとして実装され得る。

これまで、本開示の詳細について説明してきた。本発明の概念を曖昧にするのを避けるために、当技術分野で周知のいくつかの詳細は説明されていない。上記の説明に従って、当業者は、本明細書で開示した技術的解決策をどのように実装するかを十分に知ることになる。

当業者は、上記の実施形態におけるステップのすべてまたはいくつかは、ハードウェアによって、またはプログラム命令に関するハードウェアによって、実装され得ることを理解されよう。これらのプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶され得る。上記の記憶媒体は、読取り専用メモリ、磁気ディスクまたは光ディスク、などであってよい。例示および描写のために行われた本開示の説明は、省略を伴うことがあり、本開示を開示したような形態に限定しない。多くの修正または変形態は、当業者に明らかである。

これらの実施形態は、本開示の原理および実際の適用例をより良く説明し、当業者が、特定の目的に適合し、様々な修正を含む、様々な実施形態を設計するために本開示を理解することを可能にするために、選択され説明された。

91 メモリ
92 プロセッサ
L アンテナ間隔
W 経路幅

Claims (24)

1. 製品識別方法であって、
   ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入る場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように前記製品検証エリア内のアンテナに指示するステップと、
   前記ユーザが前記製品識別経路の製品決済エリアに入る場合、識別された製品の製品検証データを収集するように前記製品検証エリア内の前記アンテナに指示するステップと、
   前記第1の製品識別データおよび前記製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するステップと
   を含む、製品識別方法。
2. 前記製品検証エリアが、前記製品識別経路の入口に配置され、前記製品決済エリアが、前記製品識別経路の出口に配置される、請求項1に記載の製品識別方法。
3. 前記第1の製品識別データおよび前記製品検証データに基づいて、前記ユーザ製品データを前記決定するステップが、
   前記第1の製品識別データと前記製品検証データの間の差集合を前記ユーザ製品データと見なすステップ
   を含む、請求項1に記載の製品識別方法。
4. 前記ユーザが前記製品識別経路の製品識別エリアに入る場合、識別された製品の第2の製品識別データを収集するように前記製品識別エリア内のアンテナに指示するステップであって、前記製品識別エリアが、前記製品検証エリアと前記製品決済エリアの間に配置される、指示するステップ
   をさらに含む、請求項2に記載の製品識別方法。
5. 前記第1の製品識別データおよび前記製品検証データに基づいて、前記ユーザ製品データを前記決定するステップが、
   前記第1の製品識別データ、前記第2の製品識別データ、および前記製品検証データに基づいて、前記ユーザ製品データを決定するステップ
   を含む、請求項4に記載の製品識別方法。
6. 前記第1の製品識別データ、前記第2の製品識別データ、および前記製品検証データに基づいて、前記ユーザ製品データを前記決定するステップが、
   前記第1の製品識別データと前記第2の製品識別データの和集合を計算するステップと、
   前記和集合と前記製品検証データの間の差集合を前記ユーザ製品データと見なすステップと
   を含む、請求項5に記載の製品識別方法。
7. 第1の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、前記ユーザが前記製品検証エリアに入ると決定するステップであって、前記第1の光電スイッチが、前記製品識別経路の入口に配置される、決定するステップ
   をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の製品識別方法。
8. 前記ユーザが前記製品識別エリアに入ると決定するステップと、第2の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、オフになるように前記製品検証エリア内の前記アンテナに指示するステップであって、前記第2の光電スイッチが、前記製品識別経路の前記製品検証エリアと前記製品識別エリアの間に配置される、指示するステップと
   をさらに含む、請求項4から6のいずれか一項に記載の製品識別方法。
9. 第3の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、前記ユーザが前記製品決済エリアに入ると決定するステップであって、前記第3の光電スイッチが、前記製品識別経路の前記製品決済エリアの前に配置される、決定するステップ
   をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の製品識別方法。
10. 前記ユーザが前記製品決済エリアを去ったと決定するステップと、オフになるように前記製品検証エリア内の前記アンテナに指示するステップと、第4の光電スイッチのトリガ信号を受信する場合、前記ユーザ製品データに基づいて前記製品決済を完了するステップであって、前記第4の光電スイッチが、前記製品識別経路の出口に配置される、完了するステップと
    をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の製品識別方法。
11. 制御デバイスであって、
    ユーザが製品識別経路の製品検証エリアに入るかまたは製品決済エリアに入るかを決定するように構成されたプロセス制御ユニットと、
    前記プロセス制御ユニットが、前記ユーザが前記製品識別経路の前記製品検証エリアに入ると決定する場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように前記製品検証エリア内のアンテナに指示し、前記プロセス制御ユニットが、前記ユーザが前記製品識別経路の前記製品決済エリアに入ると決定する場合、識別された製品の製品検証データを収集するように前記製品検証エリア内の前記アンテナに指示するように構成された製品識別ユニットと、
    前記第1の製品識別データおよび前記製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するように構成されたデータ処理ユニットと
    を備える、制御デバイス。
12. 前記制御デバイスが、請求項1から10のいずれか一項に記載の製品識別方法を実装するための動作を実行するように構成される、請求項11に記載の制御デバイス。
13. 制御デバイスであって、
    命令を記憶するように構成されたメモリと、
    前記制御デバイスが請求項1から10のいずれか一項に記載の製品識別方法を実装するための動作を実行するように、前記命令を実行するように構成されたプロセッサと
    を備える、制御デバイス。
14. 製品識別経路であって、
    その中に製品検証エリアおよび製品決済エリアが配置される、2つの経路壁と、
    制御デバイスと、
    前記製品検証エリア内のアンテナと
    を備え、
    前記制御デバイスが、ユーザが前記製品識別経路の前記製品検証エリアに入る場合、識別された製品の第1の製品識別データを収集するように前記製品検証エリア内の前記アンテナに指示し、前記ユーザが前記製品識別経路の前記製品決済エリアに入る場合、識別された製品の製品検証データを収集するように前記製品検証エリア内の前記アンテナに指示し、前記第1の製品識別データおよび前記製品検証データに基づいて、ユーザ製品データを決定するように構成される
    製品識別経路。
15. 前記制御デバイスが、請求項11から13のいずれか一項に記載の制御デバイスである、請求項14に記載の製品識別経路。
16. 製品識別エリアと、前記製品識別エリア内のアンテナとをさらに備え、
    前記製品識別エリアが、前記製品検証エリアと前記製品決済エリアの間に配置され、
    前記制御デバイスが、前記ユーザが前記製品識別経路の前記製品識別エリアに入る場合、識別された製品の第2の製品識別データを収集するように前記製品識別エリア内の前記アンテナに指示し、前記第1の製品識別データ、前記第2の製品識別データ、および前記製品検証データに基づいて、前記ユーザ製品データを決定するようにさらに構成される
    請求項14または15に記載の製品識別経路。
17. 前記製品識別エリア内の前記アンテナが、前記製品識別エリア内の複数のアンテナを含み、前記製品識別エリア内の前記複数のアンテナが、以下の設定、すなわち、
    前記製品識別エリア内の前記複数のアンテナの間に所定の高さ間隔が置かれる設定、
    前記製品識別エリア内の前記複数のアンテナのアンテナ面が前記経路壁に対して所定の角度で設置される設定、
    前記製品識別エリア内の前記複数のアンテナが前記制御デバイスによってポーリング動作を制御させる設定、または
    前記製品識別エリア内の前記複数のアンテナがすべて同じタイプの円偏波アンテナである設定
    のうちの少なくとも1つを有する、請求項16に記載の製品識別経路。
18. 前記製品識別エリア内の前記複数のアンテナが、第1のアンテナ、第2のアンテナ、第3のアンテナ、および第4のアンテナを含み、前記第1のアンテナが、同じ高さで前記第3のアンテナと逆方向にあり、前記第2のアンテナが、同じ高さで前記第4のアンテナと逆方向にある、請求項16に記載の製品識別経路。
19. 前記製品検証エリア内の前記アンテナが、前記経路の外部で可読タグを読み取るようにさらに構成される、請求項14または15に記載の製品識別経路。
20. 前記製品検証エリア内の前記アンテナが、以下の設定、すなわち、
    前記製品検証エリア内の前記アンテナのパターンが所定の値よりも大きな前後比を有する設定、または
    前記製品検証エリア内の前記アンテナが製品識別エリア内のアンテナのポート出力電力よりも低いポート出力電力を有する設定
    のうちの少なくとも1つを有する、請求項14または15に記載の製品識別経路。
21. 第1の光電スイッチ、第2の光電スイッチ、第3の光電スイッチ、または第4の光電スイッチのうちの少なくとも1つをさらに備え、
    前記第1の光電スイッチが、前記製品識別経路の入口に配置され、前記ユーザが前記製品検証エリアに入るかどうかを検出し、前記ユーザが前記製品検証エリアに入る場合、トリガ信号を前記制御デバイスに送るように構成され、
    前記第2の光電スイッチが、前記製品識別経路の前記製品検証エリアと前記製品識別エリアの間に配置され、前記ユーザが前記製品識別エリアに入るかどうかを検出し、前記ユーザが前記製品識別エリアに入る場合、トリガ信号を前記制御デバイスに送るように構成され、
    前記第3の光電スイッチが、前記製品識別経路の前記製品決済エリアの前に配置され、前記ユーザが前記製品決済エリアに入るかどうかを検出し、前記ユーザが前記製品決済エリアに入る場合、トリガ信号を前記制御デバイスに送るように構成され、
    前記第4の光電スイッチが、前記製品識別経路の出口に配置され、前記ユーザが前記製品決済エリアを去るかどうかを検出し、前記ユーザが前記製品決済エリアを去る場合、トリガ信号を前記制御デバイスに送るように構成される
    請求項16に記載の製品識別経路。
22. 製品決済経路であって、
    制御デバイスを含む、請求項14から21のいずれか一項に記載の製品識別経路と、
    前記製品識別経路の前記製品決済エリア内に配置され、ユーザのアイデンティティを識別し、前記ユーザのアイデンティティ情報を前記製品識別経路の制御デバイスに送るように構成されたアイデンティティ識別装置と
    を備え、
    前記製品識別経路の前記制御デバイスが、製品決済を完了するために、ユーザ製品データを前記ユーザの前記アイデンティティと結合させるように構成される
    製品決済経路。
23. 前記製品識別経路の前記製品決済エリア内に配置されたゲートをさらに備え、前記製品識別経路の前記制御デバイスはまた、前記製品決済が完了した後、前記ゲートに開放するよう指示するように構成される
    請求項22に記載の製品決済経路。
24. コンピュータ命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ命令が、プロセッサによって実行されると、請求項1から10のいずれか一項に記載の製品識別方法を実装する、コンピュータ可読記憶媒体。

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