JP2022510002A - 製品をパッケージングするためのデバイス - Google Patents

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Abstract

製品(P)、具体的には化粧製品をパッケージングするためのデバイス(1)であって、製品(P)のリザーバ(3)を画定するカップ部材(2)と、弾性的に変形可能であって、製品(P)がそれを通して取り出されるメッシュ(6)と、を備えるデバイスにおいて、メッシュ(6)が、周囲固定ゾーン(12)において取り付けられる支持部品(10)であって、カップ部材(2)に支持部品(10)をスナップ留めすることによる以外の方法で、製品の分配中にカップ部材(2)に対して不動にされる、支持部品(10)と、周囲固定ゾーン(12)の半径方向内側にある少なくとも1つの場所で前記メッシュ(6)を押すことによってメッシュ(6)を伸ばすように構成された伸張部材(16)と、を備えていることを特徴とする、デバイス。

Description

本発明は、製品、詳細には化粧製品またはケア製品、たとえばメイクアップ製品をパッケージングするためのデバイスに関する。
本発明は、より詳細には、限定はしないが、塗布される製品を収納する容器と、容器内に収納されている製品が分配のために通り抜けることができる可撓性多孔質膜とを備えるデバイスに関する。
様々な形状および構成を有する、この種の多数のデバイスが知られている。
たとえば、国際公開第2017/155301号、仏国特許発明第3 027 200号明細書、特開平09-289918号公報が、それを通して製品を取り出すことができる多孔質膜を備えた製品の容器を有するデバイスに関する。
それを通して製品を取り出すことができる多孔質膜を備えた製品の容器の2つのカテゴリを、区別する必要がある。
第1のカテゴリでは、多孔質膜は、従動側(follower)であり、すなわち、製品の量が容器内で減少するにつれて、製品の分配中に容器内で下降し得る。
この第1のカテゴリでは、韓国公開特許第10-1477583号公報が、上側部分が開いていて、内部に収容空間を備えた外容器と、液相またはクリーム相の化粧品を内部に収容するために上側部分が開いている、収容空間に収容される内容器と、内容器に収容された化粧品の上部に取り付けられたメッシュ部分と、メッシュ部分の外周に沿って取り付けられたリング形状のガイド部材と、外容器の開いた上側部分を覆う容器カバーと、内容器に収容された化粧品とからなる、携帯用化粧製品を開示している。外容器の上面に、外周に沿ってリング形状に突き出した第1の容器突出部および第2の容器突出部が形成される。容器カバーの底面に、第1の容器突出部の内側および外側にリング形状に突き出した第1のカバー突出部および第2のカバー突出部が形成される。第1の容器突出部と第2の容器突出部との間に、取付け溝が形成される。第2の容器突出部および取付け溝の各々に、シーリング部材が取り付けられる。ガイド部材は、複数の突出部が上面に半径方向に突き出して形成される、リング形状の下側ガイドと、下側ガイドの側面外周を囲むように結合された上側ガイドとから成り、上側ガイドが下側ガイドの上部に位置している。メッシュ部分の外周は、下側ガイドと上側ガイドとの間に置かれ、固定される。
本発明が属する第2のカテゴリは、多孔質膜が従動側ではない、すなわち、製品の分配中に容器内で下降しないデバイスを含む。
第2のカテゴリでは、仏国特許発明第3 043 896号明細書が、化粧品を保管するための容器本体と、内蓋であって、中空円筒フレーム、および弾力性があり、張力を受けて中空円筒フレームに取り付けられる化粧学的に(cosmetically)透過性の繊維シートを含む内蓋と、内蓋が固定された状態で容器本体を密封するように構成されたシーリングカバーとを備える、デバイスに関する。フレームは、容器本体に嵌められる。繊維シートは、フレームの上側端面、または下側端面のいずれかから、フレームの内側円周面に沿って接着する周縁部を有する。
またこの第2のカテゴリでは、韓国公開特許第2016/0073895号公報が、容器本体部分と、容器本体部分と接合され、その中に化粧品を入れる化粧品含有部分と、化粧品含有部分と接合され、溶接によってメッシュが取り付けられる、メッシュフレーム部分と、メッシュと接合されるメッシュフレーム部分の内側に形成される少なくとも1つの当接部材と、容器本体部分の外周に設けられ、接合部材と接合されている間メッシュを固定するためにメッシュを押し、および引く、固定接合部分とを備える化粧品容器に関し、接合部材は、メッシュと接合されるメッシュフレーム部分の内側底面に突き出して形成される第1の接合部材と、メッシュと接合されるメッシュフレーム部分の内側側面に形成される第2の接合部材とを含む。
国際公開第2017/155301号 仏国特許発明第3027200号明細書 特開平09-289918号公報 韓国公開特許第10-1477583号公報 仏国特許発明第3043896号明細書 韓国公開特許第2016/0073895号公報
それを通して製品を取り出すことができ、従動側ではない可撓性多孔質膜を備えるパッケージングデバイスをさらに改善する必要がある。
一態様によれば、本発明は、製品、具体的には化粧製品またはケア製品をパッケージングするためのデバイスであって、
- 製品のリザーバを画定するカップ部材と、
- それを通して製品を取り出す、好ましくは弾性的に変形可能なメッシュと、
を備えるデバイスにおいて、
- メッシュが周囲固定ゾーンにおいて取り付けられる支持部品であって、製品の分配中にカップ部材に対して不動にされる支持部品と、
- 上記周囲固定ゾーンの半径方向内側にある少なくとも1つの場所でメッシュを押すことによってメッシュを伸ばすように構成された伸張部材と、
をさらに備えていることを特徴とする、デバイス。
支持部品に取り付けられたメッシュは、従動側ではない。
デバイスを組み立てる前に、メッシュおよび支持部品が互いに取り付けられることにも留意すべきである。
有利には、支持部品は、カップ部材に支持部品をスナップ留めによる以外の方法で不動にされる。
「スナップ留めによる以外の方法で」という用語は、支持部品が摩擦によって、接着によって、溶接によって、または少なくとも1つの軸方向ロッキング要素によって、カップ部材に対して不動にされることを意味する。
そのような場合、支持部品およびカップ部材に、スナップ留めのための対応するレリーフを設ける必要がない。メッシュの張力は、より容易に調整することができ、メッシュの伸張不足または過伸張のリスクが少ない。製作公差はより高くてもよい。
さらにそれは、必要ならば、様々な要素の接合部において密封を行うより大きい可能性をもたらす。
支持部品は、好ましくは、メッシュと接触していない支持部品の少なくとも1つの場所で、不動にされる。それは、固定の上記少なくとも1つの場所では支持部品とメッシュとの間に接触がないので、支持部品をしっかりと固定することを可能にする。
デバイスの組立て中に、支持部品は、実施形態に応じて、カップ部材の表面と当接するようになるまで、または所望の位置に達するまで、カップ部材に挿入されてもよい。支持部品の挿入は、カップ部材の中で支持部品を不動にする摩擦力を生じ得る。メッシュは、実施形態に応じて、支持部品とカップ部材との間で押されても、押されなくてもよい。メッシュが押される場合、メッシュは、カップ部材の中で支持部品を不動にするのに役立ち得る。支持部品は、カップ部材のスカートの上縁部に支持部品が当接するまで、カップ部材に挿入されてもよい。支持部品は、カップ部材に対して摩擦力を生じるのに寄与する1つまたは複数のリブを備えてもよい。1つまたは複数のリブは、好ましくは、カップ部材の円筒形である表面に当接している。有利にはリブは、カップ部材の対応する溝と係合していない。
本発明は、デバイスの組立て中にメッシュの張力または伸張を調整することを可能にする。
支持部品は、有利には硬質ポリマー材料、たとえば硬質熱可塑性材料で作られる。
カップ部材に支持部品のスナップ留めがない場合、これは、支持部品がカップ部材に挿入されるとき、支持部品またはカップ部材は大きく変形する必要がないので、硬質材料を使用して支持部品およびカップ部材を作ることを可能にする。またスナップ留めがないと、スナップ留めの溝を作る必要がないので、支持部品およびカップ部材の成形が容易になり得る。
メッシュは有利には、リザーバ内の製品が使い果たされた時、リザーバの底部と接触することができるように、十分に弾性的に変形可能である。デバイスが組み立てられた後に、メッシュは、弾性の限界まで伸ばされない。本発明によるデバイスは、製品の良好な回復率(restitution rate)を得ることが可能になる。回復率は、たとえば80%よりも大きく、より良くは85%よりも大きくてよい。
伸張部材は、デバイスが組み立てられるとき、メッシュを伸ばすように構成される。メッシュのこの伸張は、デバイスを使用する間、存続する。伸張部材のおかげのメッシュの伸張は、メッシュと伸張部材との間の物理的接触の前には存在しない。支持部品に取り付けられたメッシュは、伸張部材と接触する前は平らであってもよい。支持部品は、伸張部材を含まない。
伸張部材は、内周スカートの一部であってもよい。そのような場合、伸張部材は、たとえば、内周スカートの上側端部によって少なくとも部分的に構成される。変形態では、伸張部材は、スカートの上方または下方の向きに応じて、内周スカートの下側端部によって構成される。
特定の実施形態では、内周スカートは一定の高さを有する。変形態では、内周スカートは変化する高さを有する。
支持部品は、周囲固定ゾーンの半径方向外側にある支持部品の少なくとも1つの場所で不動にされてもよい。
支持部品は、外周スカートとの接触によって、たとえばそのような外周スカートとの摩擦、接着、または溶接によって、不動にされてもよい。
デバイスが内周スカートと、外周スカートとを備えるとき、支持部品は、内周スカートと外周スカートとの間に少なくとも部分的にはさまれてもよい。そのような場合、支持部品は、摩擦によって、接着によって、または溶接によって不動にされてもよい。
存在するとき、内周スカートおよび外周スカートは、同心状に配置される。
支持部品は、少なくとも1つの軸方向ロッキング要素によって、軸方向に移動しないようにされてもよい。少なくとも1つの軸方向ロッキング要素は、支持部品が軸方向に移動しないように支持部品を軸方向に覆ってもよい。
カップ部材は、伸張部材を備えてもよい。
デバイスは、カップ部材と協働するカバーリング部分を備えてもよい。そのような場合、カバーリング部分は、伸張部材を備えてもよい。
デバイスが外周スカートを備えるとき、外周スカートは、カップ部材の一部、またはもしあれば、カバーリング部分の一部であってもよい。
特定の実施形態では、デバイスにはカバーリング部分がない。
支持部品は、円周リブを備えてもよく、円周リブがデバイスの別の部分と接触することが、支持部品を不動にすることに関与する。
メッシュは有利には、たとえば超音波または高周波溶接によって、周囲固定ゾーンで支持部品に溶接される。
支持部品は、たとえばリングを備え、周囲固定ゾーンは好ましくはリングの下側端部にある。周囲固定ゾーンは、場合によってはリングの上側端部にあってもよい。支持部品は、有利には単一スカートリングを備える。これは、2つ以上の同心のスカートがないことを意味する。
一実施形態では、支持部品は、支持部品の残部から、具体的にはリングの上側端部から、半径方向外側に広がる外縁部を備える。外縁部は、好ましくは要素上に、たとえばそれの上側端部に載っており、支持部品を不動にすることに関与する。
支持部品は、支持部品の残部から半径方向内側に広がる内縁部を備えてもよく、上記内縁部は、たとえば伸張部材に載っており、メッシュ部分は、内縁部と伸張部材との間にはさまれる。
デバイスまたはデバイスの一部は、補充品であってもよい。そのような場合、補充品は、たとえば密封された袋または箱に、個々にパッケージングされてもよい。
特定の一実施形態では、支持部品およびカップ部材のうちの一方は、少なくとも1つの第1の隔壁を備え、支持部品およびカップ部材のうちの他方は、第1の隔壁を囲む少なくとも2つの隔壁を備え、メッシュが少なくとも1つの第1の隔壁と少なくとも2つの第2の隔壁の各々との間に閉じ込められるようにする。この実施形態は、カップ部材に製品の仕切りを作成することを可能にする。
周囲固定ゾーンは、たとえば、円形形状、楕円形状、および長方形または正方形などの多角形形状の中から選ばれた形状を有するゾーンを画定する。
周囲固定ゾーンは、円環形状を有してもよい。
メッシュは、織物メッシュであってもよく、織布、不織布、または編物を含んでもよい。メッシュは、発泡膜(foam membrane)またはたとえば有孔プラスチックフィルムなどの別の非織物のメッシュであってもよい。
メッシュは、それを通して製品を取り出すことができるように透過性がある。
メッシュは、リザーバ内に含まれている製品の方を向いている下面と、リザーバ内に含まれている製品から離れた上面とを含む。
メッシュの下面と上面との間の最大の厚さが、メッシュの厚さである。メッシュの厚さは0.4~5mmであってもよい。
メッシュの上面の面積は180mm~3800mmであってもよい。メッシュの上面のそのような面積およびそのような厚さにより、必要な織物材料の量および使用の終わりにメッシュ内に閉じ込められたままである製品の量を最小限にしながら、ユーザが製品に到達するために大きな表面を有することが可能になる。
カップ部材の初期充填度に応じて、リザーバ内に含まれている製品は、ユーザによりメッシュに圧力がかけられない場合、メッシュの下面と接触してもしなくてもよい。
メッシュは、製品が取り出されている間、リザーバ内に含まれている前記製品の表面に適合することが好ましい。
メッシュの上面は、使用中に製品が通過するその部分において実質的に平らであってもよい。メッシュの下面は、使用中に製品が通過するその部分において実質的に平らであってもよい。メッシュの上面および下面の面積は、同じであっても、異なっていてもよい。
メッシュの厚さは、使用中に製品が通過するその部分において実質的に一定であってもよい。
支持部品は、メッシュの上面に固定されてもよい。代替的に、支持部品は、メッシュの下面に固定される。
リザーバの底部は、実質的に平らな形状、またはメッシュに向かって凹形状を有してもよい。リザーバの底部は、放物面形状、楕円形状、または球形状を有してもよい。リザーバの底部は、デバイスの下部とおおよそ同じレベルにあってもよい。
化粧製品は有利には、ファンデーション、コンシーラー製品、肌色補正剤、およびケア製品のうちの1つである。
製品は、液状、ペースト状、またはフリー粉末形態のいずれかであってもよい。
製品は流体であってもよい。製品の粘度は、40UD~90UD (偏差単位)、好ましくは55UD~80UD、または366cP~569cP (センチポアズ)、または0.37Pa.s~0.57Pa.sであってもよい。
この粘度は、1分当たり200回転の速度で回転する、製品の低粘度から中粘度までのために選択されたMS-R2スピンドルを備え付けられている Rheomat 180 (Lamy) を用いて、25°Cで測定される。測定は、10分の回転時間の後に行われる。粘度測定は、製造後、直近の1週間で行われる。そのような粘度により、メッシュの上面からの製品の取出しを改善すること、および使用中に製品が流れるのを回避することが可能になる。
デバイスは、製品が取り出されていないときにメッシュを覆う保護蓋を含み得る。保護蓋は、摩擦、ねじ締め、バヨネットロッキング、またはスナップ留めにより固定され得る。変形態では、保護蓋は、関節式連結方法でまたは摺動接続により接続され得る。
製品は、アプリケータの補助で、メッシュの上面から取り出され得る。このアプリケータは、フォーム、ブラシ、スポンジ、不織布、または端部が植毛されている部品などのアプリケータ部材を含んでいても、またはそれで構成されていてもよい。
変形態では、製品は、指でメッシュをなでることにより指で取り出される。
デバイスには保護蓋とメッシュとの間に収容されているアプリケータがないことが可能である。これにより、アプリケータが中に組み込まれているデバイスと比較して、製造を簡略化すること、およびユーザに製品の塗布に関するより大きな選択の自由を与えることが可能になる。
一変形態では、デバイスは、ユーザに完全なシステムを提供するためにアプリケータを含んでいる。
デバイスは、具体的には保護蓋に収容されている、鏡を含んでいてもよい。
デバイスは、アプリケータがそれを通り抜けて引き出されるいかなるワイパー部材も与えられていない。
デバイスは、具体的にはカップ部材にベロー(bellow)を含んでいないことがある。
カップ部材は、剛体を含んでいてもよい。剛体は、熱可塑性材料を型で作ることにより作り出されてもよく、空洞部が、製品を入れる空間を画定し、リザーバを構成する。カップ部材は、可撓性シートではない。
カップ部材は、同心状に配置された内周スカートと、外周スカートとを含んでもよく、それらの間に支持部品が挿入される。
支持部品は、カップ部材の一部である、内周スカートまたは外周スカートの上縁部によって支持されてもよく、支持部品は、カップ部材と保持部品との間にはさまれる。
カップ部材が、同心状に配置された内周スカートおよび外周スカートを備えるとき、支持部品は、2つのスカートの間の円筒空間の底部に載っていてもよい。
伸張部材と、半径方向の締付けによる保持力とを備える1つの単一部品があってもよい。
デバイスを組み立てるための方法
本発明のさらなる主題は、上記で定義したデバイスを組み立てるための方法であって、
- カップ部材を製品で満たすステップと、
- 支持部品に取付けメッシュを設けるステップと、
- メッシュを伸張部材と接触させ、メッシュを伸ばすように伸張部材でメッシュを押すステップと、
- カップ部材に対して支持部品を不動にするステップと、
を含んでなる、方法である。
メイクアップ法
本発明のさらなる主題は、メイクアップ方法であって、
- 上記で定義したデバイスを使用することによって、アプリケータに製品を装填するステップと、
- ヒトのケラチン物質に関して処置される領域に製品を塗布するステップと、
を含んでなる、メイクアップ方法である。
アプリケータは、アプリケータを動かしてメッシュと接触させ、次いでメッシュから離すことによるのではなく、アプリケータを動かすことなく装填されてもよく、これにより製品がアプリケータ上に堆積される。
変形態では、製品が取り出される時、ユーザは、メッシュと接触している状態で、アプリケータを回転させるかつ/またはアプリケータを並進移動させることができる。
製品は、摩擦により、またはアプリケータもしくは指をメッシュに軽く当てることにより、捕捉されてもよい。
本発明は、その非限定的な実施形態についての以下の説明を読めば、また添付の図面を検討すれば、よりよく理解され得る。
本発明によるデバイスの一例の、遠近法による下方からの、部分的概略分解図である。 部分的に組み立てられた図1のデバイスの、遠近法による上からの、部分的概略断面分解図である。 部分的に組み立てられた図1および図2のデバイスの部分的概略断面図である。 一度組み立てられた図1、図2、および図3のデバイスの部分的概略断面図である。 本発明によるデバイスの別の例のカップ部材を断面で遠近法により概略的に示す図である。 カップ部材が製品で満たされている、図5の同様の図である。 組立て前の図5および図6のカップ部材を備えるデバイスの一部の概略分解図である。 組立て後の図7のデバイスの部分的概略断面図である。 組立て後の図7と同様の図である。 本発明によるデバイスの別の例のメッシュを備える支持部品を概略的に断面で示す図である。 組立て後の図10の支持部品を備えるデバイスの一部を概略的に断面で示す図である。 組立て後の本発明によるデバイスの別の例の一部を概略的に断面で示す図である。 組立て前の図12のデバイスの部分的概略断面分解図である。 組立て前の本発明によるデバイスの別の例の部分的概略分解図である。 組立て後の図14のデバイスの一部を概略的に断面で示す図である。 組立て前の本発明によるデバイスの別の例の部分的概略断面分解図である。 組立て後の図16のデバイスの一部を概略的に断面で示す図である。 本発明によるデバイスの別の例のためのメッシュを備える支持部品を概略的に断面で示す図である。 組立て後の図18の支持部品を備えるデバイスの一部を概略的に断面で示す図である。 組立て後の本発明によるデバイスの別の例の一部の、遠近法による概略図である。 組立て前の図20のデバイスの、遠近法による上方からの概略分解図である。 組立て前の図20のデバイスの、遠近法による下方からの概略分解図である。 組立て後の図20のデバイスの一部の、遠近法による断面の概略図である。 組立て前の本発明によるデバイスの別の例の、遠近法による上方からの部分的概略分解図である。 組立て後の図24のデバイスの一部の、遠近法による概略図である。 図25の断面図である。 図26の断面図に対して直角をなす、図25の別の断面図である。
残りの説明では、同一要素または同等機能を有する要素が、同じ参照符号をもつ。それらの説明は、図の各々について繰り返されず、実施形態間の主要な違いのみが強調される。
図1から図4は、本発明による製品をパッケージングするためのデバイス1の一実施形態を示す。デバイス1は、軸Xに従って組み立てられる。デバイス1は、製品のリザーバ3を画定するカップ部材2を備える。図1から図4では、リザーバ3は、空であると示されている。リザーバ3は、図示のように、円筒形状の内周スカート4と、部分的に平らである底部5とによって画定される。この例では、内周スカート4の直径は、内周スカート4の高さよりも大きい。
デバイス1はまた、弾性的に変形可能、透過性であるメッシュ6を備え、製品はそれを通して取り出されることになる。この例では、メッシュ6は、織布から作られるが、メッシュ6は、本発明の範囲から逸脱することなく、不織布もしくは編物から作られる、または別の非織物材料、たとえば発泡体から作られることがある。
デバイス1はまた支持部品10を備え、メッシュ6が支持部品10に周囲固定ゾーン12において取り付けられる。支持部品10は、円筒形状のリング15、この例では単一スカートリングを備える。この例では、メッシュ6は、支持部品10に溶接される。さらにこの例では、周囲固定ゾーン12は、リング15の下側端部によって構成される。
デバイス1は、上記周囲固定ゾーン12の半径方向内側にある少なくとも1つの場所でメッシュ6を押すことによってメッシュ6を伸ばすように構成された伸張部材16を備える。この例では、伸張部材16は、カップ部材2の内周スカート4の一部であり、それの上側端部によって構成されている。この例では、内周スカート4は一定の高さを有する。
支持部品10は、スナップ留めによる以外の方法でカップ部材2に対して不動にされる。支持部品10は、この例では上記周囲固定ゾーン12の半径方向外側にある場所20でのデバイスの別の部品への摩擦接触によって部分的に不動にされる。この実施形態では、カップ部材2は、内周スカート4の半径方向外側にあり、平行である外周スカート25を備える。内周スカート4と外周スカート25との間に、環状空間26がある。この例では、支持部品10は、摩擦によってカップ部材2に対して不動にされる。
内周スカート4と外周スカート25とによって構成される、カップ部材2の2つの同心の周囲スカートは、カップ部材2の下側端部で壁27によってつながっており、壁27は平らであって、リザーバ3の底部5の下面と一線上にそろえられる。壁27はまた、外周スカート25に対して半径方向外側に広がり、外縁部28を有する。スカート4およびスカート25は、カップ部材と一体である。
支持部品10のリング15は、場所20で外周スカート25と接触している円周リブ29を備える。円周リブ29は、リング15の半径方向外側表面30上に、実質的にそれの真ん中部分に広がる。
支持部品10のリング15はまた、それの上側端部に、リング15の半径方向内側表面32に広がる半径方向内側リブ31を備える。
支持部品10は、支持部品10の残部から、この例ではリング15の上側端部から、半径方向外側に広がる外縁部33を備える。
組立ての前には、支持部品10に取り付けられたメッシュ6は、図3に示すように平らである。
軸Xに従ったデバイスの組立ての間に、支持部品10は、図4に示すようにメッシュ6を伸ばすために、周囲固定ゾーン12の半径方向内側にある1つの環状の場所34で、伸張部材16がメッシュ6を押すように、カップ部材2に組み立てられる。メッシュ6は変形する。その場合、メッシュ6は、溶接された外側ゾーン35と、管形状のゾーン36と、平らな円形の内側ゾーン37とを備える。外側ゾーン35は、周囲固定ゾーン12に対応する。管形状のゾーン36は、周囲固定ゾーン12と環状の場所34との間にある。内側ゾーン37は、環状の場所34の内側にあるメッシュ6のゾーンである。この内側ゾーン37は、メッシュ6のゾーンであり、それを通して製品が取り出されることになる。この例では、内側ゾーン37は、形状が円形であるが、内側ゾーン37は、本発明の範囲から逸脱することなく、正方形の形状であっても、矩形の形状であっても、または別の形状を有してもよい。
デバイス1が組み立てられるとき、支持部品10は、内周スカート4と外周スカート25との間に少なくとも部分的にはさまれてもよい。リブ29および31の存在は、摩擦により支持部品10およびメッシュ6をデバイス1に保持するのに役立つ。支持部品10は、組み立てられると、デバイス1内で動かせない。
外縁部33は、外周スカート25の上側端部40に載っており、当接部(abutment)として働く。このようにして、外縁部33は、外周スカート25の上側端部40に載っている。
カップ部材2、支持部品10、およびメッシュ6に加えて、デバイス1はまた、他の部品を備えてもよい。この例では、デバイス1は、図1に示すように、カップ部材2と、メッシュ6に取り付けられた支持部品10とを受け入れるための実質的に円筒形の開口51を有するケース50を備える。
ケース50は、図には示されていない関節式保護蓋を受け入れるためのヒンジ52の部分を備える。ケース50はまた、この例では、トリム部分53、円筒形開口51の限界の少なくとも一部を形成する周囲スカート54を備える。デバイス1が組み立てられると、周囲スカート54の下側端部は、当接部として働く、カップ部材2の外縁部28に載っている。外周スカート25の外側表面55の少なくとも一部は、周囲スカート54の内側表面56と接触している。この例では、外周スカート25の外側表面55は、周囲スカート54の内側表面56と接触しているように上側円周リブ57および下側円周リブ58を備える。さらにこの例では、周囲スカート54は一定の厚さを持たず、下側端部から上側端部に向かってより厚くなるので、上側円周リブ57は、下側円周リブ58ほど高くない。
ケース50は、周囲スカート54の上側端部に円周リップ60を備える。円周リップ60は、上方に広がり、メッシュ6の内側ゾーン37の周囲部分まで、支持部品10および環状の場所34を半径方向に覆う。円周リップ60は、支持部品10の軸方向ロッキング要素として働いてもよい。この例では、支持部品10の上側端部にある環状リブ61が、周囲リップ60の当接部として働く。リップ60は、支持部品10と接触するゾーンの外側は実質的に平らな形状を有し、支持部品10と接触するゾーンの内側は収束する形状を有する。
変形態では、ケース50は、メッシュ6に取り付けられた支持部品10を含む。
デバイス1の異なる要素間の接触のゾーンは、デバイス1の水密性を獲得することを可能にする。
デバイス1は、補充品であってよい。そのような場合、補充品は、たとえば密封された袋または箱に、個々にパッケージングされてもよい。
図5から図9に示す実施形態では、リザーバ3の底部5は円形形状である。この実施形態では、内周スカート4は、同じく外周縁部70を備える外周スカート25ほど高くない。さらにこの実施形態では、外周スカート25および内周スカート4の下からつながっている壁27は平らであり、縁部28がない。リザーバ3の底部5の大部分が、図示のように、壁27のより低いレベルの下にある。支持部品10は、上側端部に外縁部33が付いたリング15を有し、リング15は、単一スカートリングである。支持部品10は、円周内側リブ72を有する。
図5では、リザーバ3は空である。
図6では、カップ部材2のリザーバ3は、この例ではファンデーションである化粧製品Pで満たされている。充填レベル71は、内周スカート4の上側端部を超えない。
図7では、メッシュ6に取り付けられた支持部品10は、組み立てる前に、カップ部材2の上方に示されている。
図8および図9では、支持部品10およびメッシュ6は、カップ部材2に組み立てられている。周囲固定ゾーン12に対応するリング15の下側端部は、この例では、当接部として働く壁27に載っている。円周内側リブ72は、内周スカート4の外側表面と接触している。リング15の外側表面の少なくとも一部は、接触の場所20では外周スカート25の内側半径方向の表面と接触している。この支持部品10は、この例では摩擦によって保持される。
製品Pは、ユーザがアプリケータまたは指を使用して、内側ゾーン37のメッシュ6の上面73を押すことによって、取り出されてもよい。製品Pは、透過性メッシュ6を通り抜け、塗布されるように、またはユーザもしくは別の人物の皮膚などのヒトのケラチン物質をメイクアップするために取り出される。
図10および図11は、本発明の別の実施形態を示す。
図10では、メッシュ6に固定された支持部品10が、単独で示されている。支持部品10は、外縁部のない小さいリング15から成る。
メッシュ6と一緒に支持部品10が、図11に示すように、カップ部材2に組み立てられると、支持部品10は、円筒空間26の下端部と接触して、単にそれの下側部分を占める。
図12および図13に示す実施形態では、デバイス1は、カバーリング部分75を備える。カバーリング部分75は、内側周囲スカート4を備えるが、カップ部材2は、外周スカート25しか備えていない。カバーリング部分75は、カバーリング壁77を有する。内周スカート4は、カバーリング壁77からデバイス1の内側部分に向かって軸Xに垂直に広がる円周壁76によってカバーリング部分75の残部に取り付けられる。内周スカート4は、円周壁76から下方に広がる。
図1から図11の例では、支持部品10は、支持部品10がメッシュ6の上に広がるように、メッシュ6の上面73に取り付けられる。
図12および図13に示す例では、支持部品10は、メッシュ6が支持部品10の上に広がるように、メッシュ6の下面79に取り付けられる。
周囲固定ゾーン12は、正確にはメッシュ6の周囲にはないが、わずかに内側の、メッシュの周囲のある距離にあり、この周囲が、外周スカート25の上側端部にメッシュを固定するゾーンを形成する。外周スカート25の外側半径方向の表面は、カップ部材2およびカバーリング部分75をスナップ留めするように、カバーリング部分75のカバーリング壁77の対応するレリーフに結合することができるレリーフを設けられる。
この例では、支持部品10は、場所20の接着剤組成物のおかげで外周スカート25の内側表面に接着することによって保持される。場合によっては、支持部品10は、溶接によって、または半径方向の締付けによって保持されることがある。
円周壁76は、メッシュ6の上面を覆う。伸張部材16は、円周壁76によって支持される内周スカート4の下側端部によって形成される。円周壁76はまた、支持部品10の軸方向ロッキング要素を形成する。
図14および図15に示す実施形態では、カップ部材2は、2つの同心の周囲スカートを有し、その中に内周スカート4がある。外側に、カップ部材2は、内周スカート4の高さよりも低い高さである別の周囲スカート80を備える。この実施形態では、デバイス1は、カバーリング部分75を備える。カバーリング部分75のカバーリング壁77は、対応するレリーフによって周囲スカート80に結合される。カバーリング壁77は、支持部品10の上側端部を覆う肩部81を内側に示す。支持部品10は、肩部81と、周囲スカート80の上側端部との間に軸方向に閉じ込められる。肩部81は、支持部品10を軸方向に覆い、支持部品10の軸方向ロッキング要素を形成する。支持部品10はまた、軸Xに垂直である軸に従って、内周スカート4とカバーリング壁77との間にはさまれる。メッシュ6の環形状のゾーン36の一部は、肩部81の上のカバーリング壁77と内周スカート4との間に、伸張部材16を構成するそれの上側端部まではさまれる。
図16および図17に示す例では、カップ部材2は、図5から図9のカップ部材とまったく同様である。違いはデバイス1が、カップ部材2を支持するためのカバーリング支持部85も備えることである。カップ部材2はまた、外周スカート25と一直線になって、壁27の下に広がる下側周囲スカート86を示す。下側周囲スカート86は、カバーリング支持部85の対応する周囲壁87のレリーフと補完関係にあるレリーフを有して、それらをスナップ留めする。
さらにこの例では、支持部品10は、外縁部33の反対側で支持部品10の上側端部から広がる円周リップ88を備える。デバイス1が組み立てられると、この円周リップ88は、メッシュ6の上で環状の場所34を覆い、当接部として働いてもよい。このゾーンでは、メッシュ6は、したがって円周リップ88と、カップ部材2の内周スカート4の上側端部である伸張部材16との間にはさまれる。
図18および図19の例では、伸張部材16は、デバイス1のネック90を備え、ネック90の下に広がる壁91を有し、スナップ留めによってカップ部材2に結合されるカバーリング部分75の一部である。カバーリング部分75はまた、支持部品10を不動にすることに関与する。カップ部材2の上側端部は、この壁91と外周スカート25との間に広がる。外周スカート25は、カバーリング部分75の一部であり、ネック90の下に広がり、摩擦によって支持部品10を不動にするように、場所20において支持部品10と接触している。外周スカート25は、壁27によって内周スカート4につながっており、内周スカート4もまたカバーリング部分75の一部であって、上側端部に伸張部材16を備える。
図20から図23は、内周スカート4が変化する高さを有する実施形態を示す。伸張部材16は、メッシュ4の内側ゾーン37の形状が組立て後に平らではないように、内周スカート4の上側端部によって形成される。この例では、周囲固定ゾーン12も平らではなく、内周スカート4の上側端部の形状と同様の形状を有する。場合によってはカップ部材2および支持部品10は、図1から図4に示すカップ部材2および支持部品10とまったく同様である。
図24から図27に示す実施形態では、支持部品10およびカップ部材2の一方、この例では支持部品10が、第1の隔壁100を備え、支持部品10およびカップ部材2の他方、この例ではカップ部材2が、第1の隔壁100を囲む2つの第2の隔壁101および102を備え、メッシュ6が、第1の隔壁100と2つの第2の隔壁101および102の各々との間に閉じ込められるようにする。メッシュ6は、図26に示すように、周囲において、また隔壁100、101、および102において、伸張部材16によって伸ばされる。1つのメッシュ6、1つの支持部品10、および1つのカップ部材2がある場合でも、第2の隔壁101および102は、カップ部材2の中に製品の2つの区画を提供する。
本発明は、図示した実施形態に限定されない。カップ部材2の中に製品の3つ以上の区画が存在してもよい。
1 デバイス
2 カップ部材
3 リザーバ
4 内周スカート
5 底部
6 メッシュ
10 支持部品
12 周囲固定ゾーン
15 リング
16 伸張部材
20 場所
25 外周スカート
26 環状空間
27 壁
28 外縁部
29 円周リブ
30 半径方向外側表面
31 半径方向内側リブ
33 外縁部
34 環状の場所
35 外側ゾーン
36 管形状のゾーン
37 内側ゾーン
40 上側端部
50 ケース
51 円筒形開口
52 ヒンジ
53 トリム部分
54 周囲スカート
55 外側表面
56 内側表面
57 上側円周リブ
58 下側円周リブ
60 円周リップ
61 環状リブ
70 外周縁部
73 上面
75 カバーリング部分
76 円周壁
77 カバーリング壁
79 下面
80 周囲スカート
81 肩部
85 カバーリング支持部
86 下側周囲スカート
87 周囲壁
88 円周リップ
90 ネック
91 壁
100 第1の隔壁
101 第2の隔壁
102 第2の隔壁

Claims (21)

  1. 製品(P)、具体的には化粧製品をパッケージングするためのデバイス(1)であって、
    - 前記製品(P)のリザーバ(3)を画定するカップ部材(2)と、
    - 弾性的に変形可能であって、前記製品(P)がそれを通して取り出されるメッシュ(6)と、を備え、
    - 前記メッシュ(6)が周囲固定ゾーン(12)において取り付けられる支持部品(10)であって、前記カップ部材(2)に前記支持部品(10)をスナップ留めすることによる以外の方法で、前記製品の分配中に前記カップ部材(2)に対して不動にされる、支持部品(10)と、
    - 前記周囲固定ゾーン(12)の半径方向内側にある少なくとも1つの場所で前記メッシュ(6)を押すことによって前記メッシュ(6)を伸ばすように構成された伸張部材(16)と、
    をさらに備えていることを特徴とする、デバイス。
  2. 前記伸張部材(16)が、内周スカート(4)の一部であることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記伸張部材(16)が、前記内周スカート(4)の上側端部によって少なくとも部分的に構成されていることを特徴とする、請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記内周スカート(4)が一定の高さを有することを特徴とする、請求項2または3に記載のデバイス。
  5. 前記内周スカート(4)が変化する高さを有することを特徴とする、請求項2または3に記載のデバイス。
  6. 前記支持部品(10)が、前記周囲固定ゾーン(12)の半径方向外側にある前記支持部品の少なくとも1つの場所(20)で不動にされていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のデバイス。
  7. 前記支持部品(10)が、外周スカート(25)との接触によって不動にされていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のデバイス。
  8. 前記支持部品(10)が、内周スカート(4)と外周スカート(25)との間に少なくとも部分的にはさまれていることを特徴とする、請求項2または7に記載のデバイス。
  9. 前記支持部品(10)が、少なくとも1つの軸方向ロッキング要素(60、76、81)によって軸方向に移動しないようにされていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のデバイス。
  10. 前記カップ部材(2)が前記伸張部材(16)を備えていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のデバイス。
  11. 前記カップ部材(2)と協働するカバーリング部分(75)を備え、前記カバーリング部分(75)が前記伸張部材(16)を備えていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のデバイス。
  12. 前記支持部品(10)が、円周リブ(29)を備え、前記円周リブ(29)が前記デバイスの別の部分と接触することが、前記支持部品(10)を前記不動にすることに関与していることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載のデバイス。
  13. 前記メッシュ(6)が、前記周囲固定ゾーン(12)で前記支持部品(10)に溶接されていることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載のデバイス。
  14. 前記支持部品(10)が、リング(15)、好ましくは単一スカートリングを備え、前記周囲固定ゾーン(12)が前記リング(15)の下側端部にあることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 前記支持部品(10)が、前記支持部品(10)の残部から、具体的にはリング(15)の上側端部から、半径方向外側に広がる外縁部(33)を備えていることを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載のデバイス。
  16. 前記支持部品(10)が、前記支持部品(10)の残部から半径方向内側に広がる内縁部(31)を備え、前記内縁部(31)が、前記伸張部材(16)に載っており、前記メッシュ(6)の一部分が前記内縁部(31)と前記伸張部材(16)との間にはさまれていることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載のデバイス。
  17. 前記メッシュ(6)が繊維メッシュであり、織布、不織布、または編物を含むことを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載のデバイス。
  18. 補充品であることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載のデバイス。
  19. 前記支持部品(10)および前記カップ部材(2)の一方が、少なくとも1つの第1の隔壁(100)を備え、前記支持部品(10)および前記カップ部材(2)の他方が、前記第1の隔壁(100)を囲む少なくとも2つの第2の隔壁(101、102)を備え、前記メッシュ(6)が前記少なくとも1つの第1の隔壁(100)と前記少なくとも2つの第2の隔壁(101、102)の各々との間に閉じ込められるようにされていることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項に記載のデバイス。
  20. 前記製品(P)が、ファンデーション、コンシーラー製品、肌色補正剤、およびケア製品のうちの1つであることを特徴とする、請求項1から19のいずれか一項に記載のデバイス。
  21. 前記周囲固定ゾーン(12)が、円形形状、楕円形状、および長方形または正方形などの多角形形状の中から選ばれた形状を有するゾーンを画定していることを特徴とする、請求項1から20のいずれか一項に記載のデバイス。
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