JP2002028026A - 収容及びアプリケータ装置 - Google Patents

収容及びアプリケータ装置

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JP2002028026A
JP2002028026A JP2001135179A JP2001135179A JP2002028026A JP 2002028026 A JP2002028026 A JP 2002028026A JP 2001135179 A JP2001135179 A JP 2001135179A JP 2001135179 A JP2001135179 A JP 2001135179A JP 2002028026 A JP2002028026 A JP 2002028026A
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 アプリケータを具備した型式の装置を改善す
ること、及び関連する液体濃度の分配可能な物質を、収
容及び供給できるようにすること。 【解決手段】 塗布部分と閉じることができる容器とを
有するアプリケータを備えた型式の収容及びアプリケー
タ装置１であり、容器が物質用の第一ハウジング２と、
容器をとじた位置で、アプリケータの塗布部分２５を受
ける第二ハウジング６とを画定し、第一及び第二ハウジ
ングが、実質的に第一ハウジングの断面と一致する断面
の開口を介して連絡し、前記開口が塗布部分を物質に接
触させることができる。第二ハウジングが前記開口の少
なくとも一部分の周囲で当接面７を画定して、容器をと
じた時、物質Ｐ上の塗布部分２５によって加えることが
できる圧力を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は物質、特に化粧品ま
たはケア製品を収容及び供給する装置の分野に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】米国特許第1 362 808号がアプリケータ
を備えた装置を開示しており、そのアプリケータは、供
給部分と、閉じることができ且つ物質の供給部分を収納
する容器と、また容器を閉じる時、アプリケータの塗布
部分を受容するハウジングを画定する容器の本体とを備
えている。それらの手段は、物質の供給部分を塗布部分
に対して押して、それを物質で満たすために備えられて
いる。既知の装置において、それらの手段は圧縮動作す
るバネによって構成されており、バネはその一端が容器
の本体の底部に対して当接し、その他端が物質の供給部
分をアプリケータの塗布部分に向かって押す。孔あきデ
ィスクが物質の供給部分と塗布部分との間に介在し、前
記ディスクが単に物質の供給部分上に配置され、それに
よって容器の本体に関して可動である。
【０００３】その様な装置は、物質を収容及び供給する
のに適しており、比較的小型であるが、しかしより高い
液体濃度の物質を収容するにはあまり適していない。な
ぜなら上記のバネによって加えられる圧力により、その
様な物質が塗布部分に接触して流れ得て、不充分な形で
塗布部分を満たし得るからである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特にアプリ
ケータを具備した型式の装置を改善することを目的とし
ており、そのアプリケーターは、塗布部分と、物質用の
第一ハウジング及び、容器が閉鎖位置にした時にアプリ
ケーターの塗布部分を受容する第二ハウジングを画定す
る容器とを備え、第一及び第二ハウジングは、実質的に
第一ハウジングの断面開口と同一の断面開口を介して、
互いに連結しており、前記開口は塗布部分を物質に接触
させることができる。
【０００５】本発明は特に、関連する液体濃度の分配可
能な物質を、収容及び供給できるようにすることを目的
にしている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第二ハウ
ジングが前記開口の少なくとも一部分の周囲に当接面を
画定し、その様な方法で容器が閉じられた時、物質上の
塗布部分によって加えられ得る圧力を制限することによ
って、達成する。
【０００７】従って、本発明は装置が使用されない間、
すなわち容器が閉められる時、塗布部分が物質の供給部
分に押し込まれ得、接触圧力が物質と塗布部分との間で
生じるという範囲に限定する。
【０００８】ゆえに装置の動作は、特に塗布部分が物質
で満たされる際の特性を改善する。
【０００９】加えて本発明は、は容器が閉じられている
間、塗布部分が物質の供給部分に力を加えているので、
様々な種類の物質を収容することができるが、前記の力
は前記当接面によって制限され、塗布部分との接触圧力
の効果により、物質の供給部分が変形する恐れはない。
【００１０】また本発明は、物質を取り上げる時に、塗
布部分と物質との間の接触圧力を正確に制御することが
できる。それは高いレベルの圧力を、使用時にだけ、す
なわちユーザーが所望するときだけ、生じさせることが
できるからである。
【００１１】
【本発明の実施の形態】有利には、本発明は弾性的に変
形可能である。
【００１２】特別な実施例において、前記当接面は環状
形であり、二つのハウジングを連結させる開口を取り囲
んでいる。
【００１３】そして上記の環状当接面は、塗布部分のた
め比較的大きな領域の当接面を得ることができ、それに
よって例えば局所的に塗布部分を、その能力を失わせる
範囲まで圧縮するのを避け、容器から引き出された時に
その最初の形状に戻ることができる。
【００１４】特別な実施例において、問題となる当接面
が容器の本体と一体型に作られており、従って製造が容
易である。
【００１５】有利には、当接面が供給部分に向かって凹
形で、塗布部分が好ましくは外形が凸形をしている。
【００１６】従ってアプリケータが容器の本体上に配置
される時、当接面は、実質的に塗布部分の領域の周囲に
適合することができる。
【００１７】有利には塗布部分が、容器を閉じるカバー
も構成するハンドル部材に固定されている。
【００１８】記載例では、その様なカバーが容器の本体
の外ネジにねじ込むため、内ネジを有することができ
る。
【００１９】物質と塗布部分との間の接触圧力は、種々
の方法で加えることができ、少なくとも使用時に塗布部
分を満たす。
【００２０】有利には装置が、物質と塗布部分との間を
相対的に変位させるような方法で、移動する部材を具備
する。
【００２１】特別な実施例において、問題となる部材は
容器の本体に関して可動であり、物質を塗布部分に向か
って動かす。
【００２２】変形例において、この部材は塗布部分を物
質の向きに動かすため、カバーに関して移動可能であ
る。
【００２３】移動部材は、容器の本体に関して可動で、
且つネジの係合によって本体と共働する駆動部材に固定
することができ、その様な方法で駆動部材を回転させ
て、移動部材を容器の本体内で軸線方向に移動させる。
【００２４】特定の実施例では、前記駆動部材が、容器
の外側からユーザーによって直接利用することが可能
で、例えば可視面で少なくとも一部分が突起したボタン
の形であり得、それを回すことができる。
【００２５】また移動部材は、更に複雑な駆動機構によ
って、軸線方向に動かすことができる。
【００２６】記載例では、その様な駆動機構は、互いに
可動な第一及び第二部分を備え、第一部分は移動部材に
固定され、軸線方向スロットを摺動可能な受容スタッド
を有しており、第二部分は少なくとも一つのネジを有
し、それに前記スタッドが係合し、二つの部分の間の相
対的な移動は、移動部材の軸線方向の変位を伴う。
【００２７】また移動部材は、単にユーザーが昇降部材
に圧力を加えることによって、容器の本体に関して移動
させることができる。
【００２８】その様な状況で、移動部材は有利に、弾力
性戻し手段によって最初の位置に押される。
【００２９】物質に対する塗布部分の接触圧力は、アプ
リケーターによって得ることができる。
【００３０】従って、塗布部分は弾性変形材料から作る
ことができ、塗布部分が容器の本体上の適所にあって、
容器が閉められる時、塗布部分が一定量の接触圧力を物
質に掛ける。
【００３１】また、相対的に剛性の分配面を具備した塗
布部分を作り、塗布部分を物質に向かって押すことがで
きるアプリケータに、弾性変形可能な手段を備えること
ができる。
【００３２】またカバーと塗布部分との間のアプリケー
タ上にバネを備えるか、または塗布部分を、一個の発泡
体のような弾性変形可能な部材上に固定することが可能
である。
【００３３】有利には、容器の本体は装置を詰め替えで
きるように配置される。
【００３４】容器が、物質を供給部分に向かって移動さ
せることができる移動部材を具備しており、前記移動部
材が有利には、取外し可能に容器の本体上に配置され
る。
【００３５】従って特別な実施例において、移動部材が
ユーザーによって、移動部材を容器の本体から解放し
て、新しい物質の供給部分を適所に配置させるため、動
かすことができる少なくとも一つの留め具に固定され
る。
【００３６】装置は、容器の本体上の内ネジに係合し、
且つ移動部材を容器の本体から分離させることが必要な
時、ユーザ−によって動かすのに適した弾力性タブを有
し得る。
【００３７】また容器の本体が、取外し可能または蝶番
付けされ、詰め替え容器を設けるか、取り替えることが
できる底部を具備することができ、その様な詰め替え容
器は、例えば物質の供給部分及び物質キャリアユニット
を備え、前記物質キャリアユニットは、物質を塗布部分
に向かって移動させることができる塗布機構を、任意に
具備する。
【００３８】取り外し可能または回動底部には、中心開
口があり得、中心開口はユーザーに物質キャリアユニッ
トに作用させて、塗布部分を物質で満たすため、または
ミラー、物質自体、物質のサンプル或いは、例えば物質
の色に関する情報を見せることができる（reveal）。
【００３９】本発明は、すなわち半固体、ゲル、クリー
ムまたは粉末発泡体の半固体の、全ての型式の分散可能
な物質を収容し且つ利用している。
【００４０】特に物質の供給部分をスティックの形で、
成形することができるか、または容器の本体に直接詰め
るか、或いはそれに適合させることができる。
【００４１】好ましくは容器は、シール方法で閉じられ
る。
【００４２】有利には塗布部分は、容器をシールして閉
じる一助になることができる。
【００４３】塗布部分は、また容器を閉じるためのカバ
ーを構成するハンドル部材に固定することができ、また
は変形例において、塗布部分はカバーに関して移動可能
或いは取り外し可能である。
【００４４】一般的に、容器を閉じるシールは、どの従
来手段、例えばアプリケータ及び（または）容器の本体
に配置するシールリップによって、または弾性ガスケッ
トによって行うことができる。
【００４５】物質は、二つの上記ハウジングを連絡させ
る開口を介して、塗布部分に接触させることができ、有
利には塗布部分が、前記開口の断面よりも大きなベース
断面のドーム形状をしている。
【００４６】特定の実施例において、物質は上記開口に
配置されたスクリーンを介し、塗布部分に向かって送ら
れ、スクリーンは容器の本体に関して移動可能である。
【００４７】塗布部分は、連続気泡または独立気泡（cl
osed cell）を有する発泡体から構成することができ
る。
【００４８】塗布部分は、フロック加工され得、ネット
でまたは、織物或いは不織布で覆うことができる。
【００４９】塗布部分は、複数の種々の要素及び（また
は）構造、例えば異なる硬度、密度、及び（または）多
孔性の発泡体を有することができる。
【００５０】塗布部分は、石鹸または水で洗うことがで
き、それは装置が異なる物質を含む詰め替え容器を使用
する時、有利である。
【００５１】塗布部分は、親水性または疎水性であり得
る。
【００５２】
【実施例】本発明の別の特徴及び利点は、それに限定さ
れない実施例である以下の詳細な説明を読み、添付図面
を参照することによって明らかになる。
【００５３】装置１〜４に示されている装置１は、本体
２及びカバー３を備えた容器を具備している。
【００５４】本体２は、一例としてファウンデーション
のスティックにより構成される、物質の供給部分Ｐを収
納している。
【００５５】図３に見られるように、物質の供給部分Ｐ
は本体２のチムニー５に入っており、チムニーは本軸線
方向Ｘの周囲で実質的に円筒状で、本発明による手段で
は第一ハウジングを構成する。
【００５６】チムニー５は、プラスティック材料を成形
することによって、外部スカート４と一体型に作られて
おり、その頂端部が軸線Ｘ周囲において、本体２の環状
当接面７によって画定されるハウジング６に開いてい
る。その当接面は通常、ハウジング６の内側に向かって
凹状である。
【００５７】ハウジング６は、本発明による手段におい
て第二ハウジングを構成している。
【００５８】チムニー５をハウジング６と連絡させる開
口は、この場合どの補助部材からも独立しており、実質
的にチムニー５の断面に対応する断面を有している。
【００５９】物質の供給部分Ｐは、軸線Ｘに沿ってハウ
ジング６に向かい、移動部材８によって適切に移動さ
れ、例示された移動部材は、径方向に逆向きの二つの弾
力性タブ１１を具備したディスク形状のベース９に固定
されている。
【００６０】各タブ１１は、その放射方向外側に、スタ
ッド１２を有しており、スタッドは外部スカート４の放
射状内面１４で窪んでいるらせん状のネジ１３に適切に
係合する。
【００６１】ユーザーが見て底面に、ベース９は、ユー
ザーが軸線Ｘの周囲で回すことができる径方向のリブ１
６を有し、移動部材８をハウジング６に向かって進める
ようにしている。
【００６２】シールスカート１７が、環状チャンネルを
離れて、チムニー５に連結できる移動部材８を囲んでい
る。
【００６３】シールスカート１７は、ベース９に接続さ
れており、チムニー５に対して漏れ防止方法により当接
している。
【００６４】本体２は、その頂端部分にネジ２０を有し
ており、カバー３は本体２にネジ込んで配置される組立
スカート３１を有し、容器の頂部をシール方法により閉
じている。
【００６５】装置１は、アプリケータを有しており、そ
れは一例としてこの場合、連続気泡発泡体によって構成
されたアプリケータ部分２５を備えている。
【００６６】塗布部分２５は一般的にドーム形をしてお
り、そのベースの直径が、本体２におけるチムニー６の
直径よりも大きい。
【００６７】カバー３が本体２にねじ込まれると、塗布
部分２５が当接面７に対して接する。塗布部分２５の中
心領域２５ａによって物質Ｐに加わる圧力は、当接面７
がない時にそれに加わるであろう圧力よりも小さい。
【００６８】容器が閉じられる時、例えばもし移動部材
８が、後退位置にあれば、塗布部分は物質に必ずしも接
触しない。
【００６９】当接面の底部の近くには環状領域７ａを有
し、それにより典型的に軸線Ｘに対して比較的小さな角
度、すなわち45°よりも小さな角度を作る。
【００７０】チムニー５によって画定される開口を囲む
この環状領域７ａは、塗布部分２５によって軸線方向に
押圧される。
【００７１】前記領域７ａの上に配置する当接面７の領
域７ｂは、そのドームのベースの近くで、塗布部分２５
ｂの形状に実質的に対応する形状をしており、この方法
により、この部分２５ｂが前記領域７ｂによって放射方
向に圧縮されない。
【００７２】装置１を使用するため、ユーザーはカバー
３を回さないで、リブ１６によってベース９を回すこと
により、物質Ｐをハウジング６の外側に上げる。
【００７３】そしてユーザーは、物質で塗布部分２５
を、例えば塗布部分少し回して物質Ｐと接触させること
によって、塗布部分を満たすことができる。
【００７４】移動部材８を容器の本体２から分離させる
必要がある時、ユーザーは移動部材８を低位置に戻すこ
とができ、そして可撓性タブ１１を互いに移動させて、
らせん状ネジ１３からスタッド１２を取り外す。
【００７５】カバー３が本体２にねじ込まれると、塗布
部分２５の中心領域２５ａと物質Ｐとの間に接触部があ
るため、カバー３を回して取っても、それ自体、塗布部
分２５を物質で満たしたままにすることができる。
【００７６】本発明の範囲内で、その方法を変形するこ
とが可能であり、例えばネジ２０を単独の環状ビードに
交換して、そこにカバー３をスナップ留めすることによ
って、カバー３は容器の本体２に固定される。
【００７７】また別の従来型係留手段、例えば差し込み
ピン型の係留具を備えることができる。
【００７８】図５は、本体３１及びカバー３２を備えた
装置３０を示している。
【００７９】本体３１は、頂部３３と、軸線Ｘの周囲を
互いに回転することができる底部分３４を有している。
【００８０】頂部３３は、アプリケータの塗布部分３７
を受けるため、ハウジング３６を画定している。
【００８１】記載例において、塗布部分３７はハンドル
部材として作用するカバー３２に固定される。
【００８２】ハウジング３６は環状当接面３９によって
画定されており、環状当接面はハウジングの内側に向か
って凹状であり、その典型は前記当接面７のように、軸
線Ｘに対して比較的小さな角度を無し、その放射状内縁
部の近くにある。
【００８３】物質Ｐは、昇降部材４０によって支持され
ており、昇降部材はその周縁にチムニー４３の放射状内
面に形成されたネジ４２に係合する、径方向に向かい合
った二つのスタッド４１を備えている。
【００８４】チムニー４３は、外部スカートと一体型に
形成されている。
【００８５】ブッシング４５は、チムニー４３の環状溝
４７でスナップ留めするビード４６を備えており、その
様な方法で、頂部３３及び底部３４を、軸線方向に移動
させることなく、互いに回転させることができる。
【００８６】またブッシング４５は、二つの軸線方向ス
ロット４８を有し、そこをスタッド４１が軸線Ｘと平行
に摺動できる。
【００８７】ユーザーが頂部３３を底部３４に関して回
すと、ブッシング４５が昇降部材４０が回して、昇降部
材を軸線方向に移動させ、スタッド４１がスロット４８
で摺動する。
【００８８】本技術に精通した人には明らかであろう
が、昇降部材４０を駆動する機構が、リップスティック
のケースに使用されるものよりも、かなり小さい。
【００８９】底部分３４は、外部スカート５１にスナッ
プ留めされる底部５０によって閉じられている。
【００９０】装置を使用するためには、ユーザーはカバ
ー３２を回して取り、頂部３３を底部３４に関して回
し、物質Ｐをハウジング３６の内部に移動させる。
【００９１】ユーザーは、塗布部分３７によって、物質
Ｐを移すことができる。
【００９２】図６は、本発明による第三実施例を構成す
る装置６０の一部分を示している。
【００９３】上記装置１及び３０のような、装置６０
は、外部スカート６１と、物質Ｐのスティックを受ける
チムニー６２とを有する本体６３を備えている。
【００９４】装置６０の本体６３は、圧力を制限するの
に適した当接面６５によって画定されたハウジング６４
を有しており、その圧力は、容器が使用しない際に閉じ
られる時、物質Ｐ上の塗布要素（図示せず）によって加
えることができる。
【００９５】装置６０は、物質Ｐをハウジング６４の内
部に向かって移動させることができる昇降部材７０を有
している。
【００９６】記載の実施例において、昇降部材７０が、
チムニー６２で摺動するのに適したピストン形中心部材
７１を有し、且つ前記中心部分７１の周囲で、チムニー
６２の放射状外面に対し、漏れ防止方法により適切に当
接するシールスカート７４を有し、そして外部スカート
６１の底端部において、その内側に形成された環状アバ
ットメント７６により、外部スカート６１の内部に保持
されるベース７５を有している。
【００９７】圧縮動作するバネ７８は、外部スカート６
１とチムニー６２との間で受けられ、その頂端部が、外
部スカート６１とチムニー６２との間に形成されたチャ
ンネルのウエブに対して当接し、その底端部がベース７
５に対し当接している。
【００９８】停止状態で、ベース７５は、バネ７８によ
って環状アバットメント７６に対して押される。
【００９９】物質Ｐをハウジング６４の内部に向かって
移動させるため、ユーザーは中心部分７１の外面を圧迫
（bear）する。
【０１００】図７は、上記装置６０とはバネ７８がない
ことにより、本質的に異なる装置６０´を示している。
【０１０１】図７は、符号シンボル´に関して、図６と
同じ参照符号を使用しており、同一または機能的に類似
の要素を示している。
【０１０２】開口は、そこでチムニーが塗布部分の入っ
たハウジングと連絡しており、図８に示したように、移
動スクリーン９０を受けることができ、前記スクリーン
９０が容器の本体に関して、物質の供給部分に向かい移
動させることができる。
【０１０３】物質Ｐの供給部は、図９に概略的に示され
ている詰め替え容器１００に入れることができ、前記詰
め替え容器は、物質Ｐの供給部だけでなく、任意に物質
Ｐをアプリケータの塗布部分に移動させることができる
駆動機構を具備した物質キャリアユニット１０１を備え
る。
【０１０４】詰め替え容器１００が、容器本体１０２に
配置されると、塗布部分１０４とハンドル部材としても
作用するカバー１０８とを備えたアプリケータ１０３が
収納される。
【０１０５】本体１０２は、蝶番結合された端壁１０５
を有し得、詰め替え容器１００を本体１０２の適所に配
置させるようになっている。
【０１０６】端壁１０５は開口１０６を有し、例えばユ
ーザーが詰め替え容器１００を動かして、物質Ｐを塗布
部分１０４に移動させることができる。
【０１０７】変形例では、開口１０６が詰め替え容器１
００に固定されたミラー１０７、または別の要素、例え
ば物質のサンプルまたはカラーパッチを見せることがで
きる。
【０１０８】図１０〜図１５は、塗布部分及び（また
は）アプリケータ用の別の実施例を示している。
【０１０９】図１０に示されているように、アプリケー
タは相対的に剛性の塗布部分１１０を有することがで
き、それは発泡体１１１に固定されて、その発泡体は次
に剛性ブラスチック材料から作られた支持体１１２に固
定されている。
【０１１０】発泡体１１１は、アプリケータを容器に固
定させる時、塗布部分１１０を物質の供給部分に向かっ
て押すことできる、弾力性戻し部材の様に働く。
【０１１１】また塗布部分を、図１１に示されたような
移動組立体に装着することができる。
【０１１２】この図面では、発泡体によって構成され且
つ、移動組立体１２１に固定された塗布部分１２０が示
されており、移動組立体１２１は、戻しバネ１２３の作
用に対し、支持体１２２に関して可動である。
【０１１３】アプリケーターが容器に配置されると、バ
ネ１２３は、塗布部分１２０を物質の供給部分に対して
押すことができる。
【０１１４】塗布部分は、別の種類の材料及び（また
は）構成物を含むことができる。
【０１１５】一例として、図１２が可撓性の発泡体から
作られる中心部分１３１と、中心部分１３１の周囲で延
び且つ、硬い発泡体から作られた周辺部分１３２とを備
えている。
【０１１６】図１３に示されているように塗布部分が、
その表面上にフロック加工部分１４０を有することがで
きる。
【０１１７】図１４で平面的に示されているように、ま
た塗布部分はネット１５０によってカバーすることがで
きる。
【０１１８】また塗布部分は、不織布層１６０を、図１
５に示されているように、その表面上に有し得る。
【０１１９】図１６は、アプリケータの可能性を示して
おり、それはカバー１７１の内部に移動する部材１７０
を具備し、カバー１７１が例えば図９における本体１０
２のような容器本体上に固定される時、塗布部分１７２
を物質に向かって移動させることができる。
【０１２０】勿論、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。
【０１２１】特に、分配要素は必要な構成の種類に依存
した、広範囲の種類の組織または構造から成り得、分配
要素は任意に殺菌性薬品、例えば殺菌剤を含むことがで
きる。
【０１２２】物質は、半固体、クリ−ム、ゲルまたは粉
末状であり得、物質はスティック、成形物の形で詰めら
れるか、または直接容器に詰められるか、或いは外部に
分けられて、後にそれに適合させる。
【０１２３】塗布部分は、容器を閉じるカバーに関して
取り外し可能なようにすることができる。
【０１２４】塗布部分は、いかなる物質を取り入れる前
に、湿らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による第一実施例を構成する装置の立面
図。
【図２】図１の装置とねじ込まれていないカバーの図。
【図３】図１及び図２の装置の軸線方向断面図。
【図４】図３の矢印IVに沿って底から見た図。
【図５】本発明による第二実施例を構成する装置の軸線
方向断面図。
【図６】アプリケータを除いた、本発明の第三実施例を
構成する装置の軸線方向断面図。
【図７】本発明による第四実施例を構成する装置の軸線
方向の部分断面図。
【図８】本発明による第五実施例を示す軸線方向の部分
断面図。
【図９】詰め替え容器を具備した装置の斜視図。
【図１０】アプリケータまたは分配要素に関する各形
態。
【図１１】アプリケータまたは分配要素に関する各形
態。
【図１２】アプリケータまたは分配要素に関する各形
態。
【図１３】アプリケータまたは分配要素に関する各形
態。
【図１４】アプリケータまたは分配要素に関する各形
態。
【図１５】アプリケータまたは分配要素に関する各形
態。
【図１６】供給部分を物質の供給部分に向かって移動さ
せることができる移動部材を具備したアプリケータ。
【符号の説明】
１ 装置 ２ 第一ハウジング、本体 ３ カバー ４ 外部スカート ５ チムニー ６ ハウジング ７ 当接面 ７ａ 領域 ７ｂ 領域 ８ 移動部材 ９ 駆動部材、ベース １２ スタッド １３ ネジ １６ 部分、リブ ２０ ネジ ２５ 塗布部分 ２５ａ 中心領域 ２５ｂ 塗布部分 ３０ 装置 ３１ 第一ハウジング、本体、スカート ３２ カバー ３３ 頂部 ３４ 底部 ３６ ハウジング ３７ 塗布部分 ３９ 当接面 ４０ 移動部材、昇降部材 ４１ スタッド ４２ ネジ ４３ チムニー ４５ ハウジング ４６ ビード ４７ 溝 ４８ スロット ５１ 外部スカート ６０ 装置 ６１ 外部スカート ６２ チムニー ６３ 第一ハウジング、本体 ６３´ 第一ハウジング、本体 ６４ ハウジング ６５ 当接面 ７０ 移動部材、昇降部材 ７０´ 移動部材 ７１ 中心部分 ７４ シールスカート ７５ ベース ７６ アバットメント ７８ 弾力性戻し手段、バネ ９０ 移動スクリーン １００ 詰め替え容器 １０２ 第一ハウジング、本体 １０４ 塗布部分 １０６ 開口 １０８ カバー １１０ 塗布部分 １１１ 発泡体 １１２ プラスチック材料 １２０ 塗布部分 １２３ バネ １３０ 塗布部分 １３１ 中心部分 １３２ 周辺部分 １４０ フロック加工部分 １５０ ネット １６０ 不織布層 １７０ 第一ハウジング、本体、部材 １７２ 塗布部分 １７１ カバー Ｐ 表面 Ｘ 軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ４５Ｄ 40/26 Ａ４５Ｄ 40/26 Ｚ Ｂ０５Ｃ 17/00 Ｂ０５Ｃ 17/00 Ｂ６５Ｄ 43/02 Ｂ６５Ｄ 43/02 Ｚ 47/42 47/42 Ｃ 83/00 83/00 Ｊ Ｆターム(参考） 3E014 KA02 KA03 KC05 PA03 PB04 PC12 PC17 PD30 PE17 PF10 3E084 AA02 AA12 AB06 AB09 BA01 BA03 CA01 DB12 DB13 FA03 FA09 FB01 GA04 GA06 GB04 GB06 KB05 LB02 LD01 LD04 LG02 4F042 AA01 FA22 FA26 FA30 FA43

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 塗布部分と閉じることができる容器とを
    有するアプリケータを備えた型式の収容及びアプリケー
    タ装置であり、容器が物質用の第一ハウジング（２；３
    １；６３；６３´；１０２；１７０）と、容器をとじた
    位置で、アプリケータの塗布部分を受ける第二ハウジン
    グとを画定し、第一及び第二ハウジングが、実質的に第
    一ハウジングの断面と一致する断面の開口を介して連絡
    し、前記開口が塗布部分を物質に接触させることがで
    き、第二ハウジングが前記開口の少なくとも一部分の周
    囲で当接面（７；３９；６５）を画定して、容器をとじ
    た時、物質（Ｐ）上の塗布部分（２５；３７；１０４；
    １２０；１３０）によって加えることができる圧力を制
    限するようにすることを特徴とする装置。
  2. 【請求項２】 当接面（７；３９；６５）の形が、環状
    であることをことを特徴とする請求項１に記載の装置。
  3. 【請求項３】 当接面（７；３９；６５）が容器の本体
    （２；３１；６３；６３´；１０２；１７０）と一体型
    に作られることを特徴とする請求項１または２に記載の
    装置。
  4. 【請求項４】 当接面（７；３９；６５）が供給部分
    （２５；３７；１０４；１２０；１３０）に向かって凹
    形で、塗布部分が好ましくは外形が凸形でることを特徴
    とする請求項１〜３のいずれか一項に記載の装置。
  5. 【請求項５】 アプリケータが容器の本体上に配置され
    る時、当接面（７；３９；６５）の形状が、塗布部分の
    領域の形状に実質的に適合することができるように選択
    されることを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に
    記載の装置。
  6. 【請求項６】 塗布部分（２５；３７；１０４；１２
    ０；１３０）が、容器を閉じるカバー（３；３２；１０
    ８）も成すハンドル部材に固定されることを特徴とする
    請求項１〜５のいずれか一項に記載の装置。
  7. 【請求項７】 物質と塗布部分との間に関連して動かす
    ような方法で、動かすことが可能な移動部材（８；４
    ０；７０；７０´；１７０）を具備することを特徴とす
    る請求項１〜６のいずれか一項に記載の装置。
  8. 【請求項８】 移動部材が、容器に関して可動で、物質
    を塗布部分の方向に動かすことを特徴とする請求項７に
    記載の装置。
  9. 【請求項９】 移動部材（１７０）が、カバーに関して
    可動で、塗布部分を物質の方向に運ぶことを特徴とする
    請求項７に記載の装置。
  10. 【請求項１０】 移動部材（８）が、容器の本体に関し
    て移動可能な駆動部材（９）にネジによって固定され、
    互いに共働し、駆動部材（９）を回して容器の本体にお
    いて、移動部材（８）を軸線方向に変位させて上げるこ
    とを特徴とする請求項８に記載の装置。
  11. 【請求項１１】 駆動部材（９）が、容器の外側からユ
    ーザーによって直接利用することが可能であることを特
    徴とする請求項１〜１０のいずれか一項に記載の装置。
  12. 【請求項１２】 駆動部材（９）が、可視面上で少なく
    とも一部分（１６）に突起があるボタン形であり、それ
    を回すことができることを特徴とする請求項１〜１１の
    いずれか一項に記載の装置。
  13. 【請求項１３】 駆動機構は移動部材（４０）を、軸線
    変位方向に動かすことができ、前記駆動機構は、互いに
    可動な第一及び第二部分を備え、第一部分は移動部材に
    固定され、軸線方向スロットを摺動可能な受容スタッド
    （４１）を有しており、第二部分は少なくとも一つのネ
    ジを有し、それに前記スタッドが係合し、二つの部分の
    間の相対的な移動は、移動部材を軸線方向に変位させる
    ことを特徴とする請求項８に記載の装置。
  14. 【請求項１４】 移動部材（７０、７０´）は、単にユ
    ーザーが昇降部材に圧力を加えることによって、容器の
    本体に関して適切に移動することを特徴とする請求項７
    に記載の装置。
  15. 【請求項１５】 移動部材は有利に、弾力性戻し手段
    （７８）によって最初の位置に押されることを特徴とす
    る装置。
  16. 【請求項１６】 塗布部分が、可撓変形可能な材料によ
    り作られることを特徴とする請求項１〜１５のいずれか
    一項に記載の装置。
  17. 【請求項１７】 塗布部分が、相対的に剛性の分配面を
    具備して作られ、アプリケータが塗布部分を物質に向か
    って押すことができる、弾性変形可能な手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項１〜１５のいずれか一項に記載の
    装置。
  18. 【請求項１８】 アプリケータが、カバーと塗布部分と
    の間にバネ（１２３）を具備することを特徴とする請求
    項１〜１７のいずれか一項に記載の装置。
  19. 【請求項１９】 塗布部分が、一個の発泡体のような弾
    性変形可能な部材に固定することが可能であることを特
    徴とする請求項１〜１８のいずれか一項に記載の装置。
  20. 【請求項２０】 容器の本体が、装置を詰め替えできる
    ような方法で配置されることを特徴とする請求項１〜１
    ９のいずれか一項に記載の装置。
  21. 【請求項２１】 移動部材が、容器の本体上に動くこと
    が可能なように配置されることを特徴とする請求項１〜
    ２０のいずれか一項に記載の装置。
  22. 【請求項２２】 移動部材が、移動部材を容器の本体か
    ら解放し且つ、新しい物質の供給部分を入れるため、ユ
    ーザーによる移動させることができる、少なくとも一つ
    の留め具に固定されることを特徴とする請求項１〜２１
    のいずれか一項に記載の装置。
  23. 【請求項２３】 容器の本体における内ネジに係合する
    弾力性タブを具備し、タブが、容器の本体から移動部材
    を分離することが必要な時、ユーザーによって移動させ
    ることができる適切なタブであることを特徴とする請求
    項１〜２２のいずれか一項に記載の装置。
  24. 【請求項２４】 容器の本体が、取外し可能または蝶番
    付けされ、詰め替え容器を配置するか、取り替えること
    ができる底部を具備することができることを特徴とする
    請求項１〜２３のいずれか一項に記載の装置。
  25. 【請求項２５】 取外しまたは回動壁端部が、中心開口
    を有することを特徴とする請求項１〜２４のいずれか一
    項に記載の装置。
  26. 【請求項２６】 詰め替え容器が、物質の供給部分及び
    物質キャリアユニットとを備えることを特徴とする請求
    項２４または２５に記載の装置。
  27. 【請求項２７】 物質キャリアユニットが、物質を塗布
    部分に向かって移動させることができる分配機構を具備
    することを特徴とする請求項１〜２６のいずれか一項に
    記載の装置。
  28. 【請求項２８】 半固体、ゲル、クリームまたは粉末発
    泡体の型式の分配可能な物質を収容することを特徴とす
    る請求項１〜２７のいずれか一項に記載の装置。
  29. 【請求項２９】 物質の供給部分をスティックの形で、
    成形するか、または容器の本体に直接詰めるか、或いは
    それに適合させることを特徴とする請求項１〜２８のい
    ずれか一項に記載の装置。
  30. 【請求項３０】 容器が、シール方法で閉じることを特
    徴とする請求項１〜２９のいずれか一項に記載の装置。
  31. 【請求項３１】 塗布部分が、容器をシール閉鎖するた
    めの一助になることを特徴とする請求項１〜３０のいず
    れか一項に記載の装置。
  32. 【請求項３２】 塗布部分が、前記開口の断面よりも大
    きなベース断面のドーム形状をしていることを特徴とす
    る請求項１〜３１のいずれか一項に記載の装置。
  33. 【請求項３３】 物質が上記開口に配置された移動スク
    リーン（９０）を介し、塗布部分に向かって分配される
    ことを特徴とする請求項１〜３２のいずれか一項に記載
    の装置。
  34. 【請求項３４】 塗布部分が、連続気泡または独立気泡
    を有する発泡体を具備することを特徴とする請求項１〜
    ３３のいずれか一項に記載の装置。
  35. 【請求項３５】 塗布部分が、フロック加工され、ネッ
    トでまたは、編物或いは不織布で覆われることを特徴と
    する請求項１〜３４のいずれか一項に記載の装置。
  36. 【請求項３６】 塗布部分が、複数の種々の要素及び
    （または）構造体、特に異なる硬度、密度、及び（また
    は）多孔性の発泡体を具備することを特徴とする請求項
    １〜３５のいずれか一項に記載の装置。
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