JP2022507185A - 分注ヘッドおよび飲料分注システム - Google Patents

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Abstract

本発明はバルブを備える抽出管を有する飲料容器に取り付けられる分注ヘッドに関し、分注ヘッドは、飲料容器内の飲料を分注ラインを介して分注可能にし、分注ヘッドは、軸線方向伸長線と、分注ライン/ガス入口を受け入れる第1の開口部を備えかつ第1・第2のポジション間で移動可能な外側シェルと、外側シェル内に配置されて第1の面と第1・第2の端部と壁部分とを有する静止内側部分と、静止内側部分内に延在してバルブの作動のために静止内側部分に対して移動可能なバルブ作動部分と、バルブを作動させるべくバルブ作動部分を非作動ポジションと作動ポジションとの間で移動するハンドルと、静止内側部分の第2の端部に配置され、軸線方向伸長線に沿ってフランジをロックできるよう外側シェルの移動中に半径方向に変位するよう構成されたロッキングユニットと、外側シェルの第2のポジションで静止内側部分に外側シェルを固定する固定ユニットとを備える。

Description

本発明は、飲料容器内に存在する飲料を分注ラインを介して分注することができる、飲料容器に取り付けられる分注ヘッドに関する。
ビールの消費者は、彼らが飲むビールの品質をますます意識するようになっているため、消費者はビールなどの飲料の分注についてよく知っており、また消費者は、彼らのビールのブランドの好みをビールの最終的な印象つまり分注されたビールを基準として用いる傾向がある。
新たに分注されたビールの印象は、味や消費者にどのように見えるかによって影響される。また、ビールの温度が変化すると、ビールの味が変化することがある。この観点において、適切な温度範囲内で、かつビール内のCOの量が適切な状態で分注デバイスがビールを分注するという目的を果たすことが非常に重要となっている。
新たに分注されるビールのCOの量は、製造時点でビールに加えられるCOの量によって、またビールが保管されていた状況によって影響される。ビールがビール樽内で圧力がかけられたまま維持されていない場合、ビールに加えられたCOの量はビールの外へ移行する。そのためCOの圧力は、ビールを分注するのに十分であることに加えて、ビール樽内の圧力バランスを維持するのにも十分であること、それによって分注後のビールの発泡性や泡立ちを維持することが非常に重要となる。
さらにまた、ビール分注デバイスはより多くの消費者に利用可能となっており、ビール分注デバイスは、訓練を受けていない作業者が分注デバイスを操作する個人宅、会社、スポーツ施設などにますます設置されている。そのため分注デバイスのユーザーの安全性および当該デバイスの衛生状態が同様に非常に重要となっている。
バー施設でビールなどの飲料を分注する場合、作業者がデバイスを適切に清掃することが時として困難であるかまたは日常業務においてまったく重視されていないことがある。
さらにまた、従来の飲料分注システムは、飲料容器におけるバルブを作動させるために飲料容器に連結される分注ヘッドを利用する。多くの異なるタイプの分注ヘッドを要求する多くの異なる飲料容器システムが存在しており、その各々は、特定のタイプの飲料容器と相互作用するよう構成されている。したがって、多数の異なる飲料容器に連結することができる、より多くの状況に対応する分注ヘッドを提供することが必要とされている。
本発明の目的は、従来技術の上述の不利な点および欠点を完全にまたは部分的に克服することである。より具体的には、いくつかのタイプの抽出管システムに装着することができ同時に使用が容易である、改善された分注ヘッドを提供することが目的である。
以下の説明から明らかになる多数の他の目的、利点および特徴とともに、上記目的は、バルブを備える抽出管を有する飲料容器に取り付けられる分注ヘッドによる本発明に基づく解決策によって達成され、飲料容器または抽出管は半径方向に延在するフランジを有しており、飲料容器内に存在する飲料を、分注ヘッドに接続される分注ラインを介して分注でき、分注ヘッドは、軸線方向伸長線を有しており:
- 少なくとも分注ラインおよび/またはガス入口を受け入れるよう構成された第1の開口部を備える外側シェルであって、外側シェルは、第1のポジションと第2のポジションとの間で軸線方向伸長線に沿って移動可能である、外側シェルと、
- 外側シェルの内部に配置される静止内側部分であって、静止内側部分の第1の面は、フランジに隣接しかつ当該フランジに対して軸線方向に静止するよう構成されており、静止内側部分は、第1の端部と、飲料容器に面する第2の端部とを有しており、静止内側部分は、第2の端部において壁部分を有する、静止内側部分と、
- 少なくとも部分的に静止内側部分の内部に延在し、かつバルブの作動のために静止内側部分に対して軸線方向伸長線の方向に移動することができる、バルブ作動部分と、
- 抽出管のバルブを作動させるためにバルブ作動部分を移動させるべく非作動ポジションと作動ポジションとの間で移動するよう静止内側部分の第1の端部におけるピボット点周りで枢軸回転するハンドルと、
を備えており、
分注ヘッドはさらに、
- 静止内側部分の第2の端部に配置されるロッキングユニットであって、当該ロッキングユニットは、第1の面から距離dをおいて配置され、かつ第1のポジションから第2のポジションへの外側シェルの移動中に半径方向に変位されるよう構成されており、それによって軸線方向伸長線に沿ってフランジをロックすることができる、ロッキングユニットと、
- 少なくとも外側シェルの第2のポジションにおいて、静止内側部分に対して外側シェルを固定するよう構成された固定ユニットと、
を備える。
そのうえ、固定ユニットは、溝と、溝に係合するピンと、を備えてもよく、溝は、静止内側部分または外側シェルの一方に配置されており、かつピンは、静止内側部分および外側シェルのもう一方に接続されている。
付加的に、溝は、第1の頂点と、軸線方向伸長線に沿って軸線方向にずらされた第2の頂点と、を有してもよく、そのため第1の頂点は、第2の頂点よりもハンドルに近接して配置される。
さらにまた、外側シェルが第1のポジションにある場合にピンは第1の頂点にあってもよく、かつ外側シェルが第2のポジションにある場合にピンは第2の頂点にあってもよい。
また、1つ以上のばねが、外側シェルの上側部分と静止内側部分との間に配置されてもよく、そのため外側シェルを第1のポジションから第2のポジションへ移動する場合に1つ以上のばねが圧縮される。
加えて、外側シェルは下側部分を備えてもよく、上側部分および下側部分は締結要素によって接続されており、そのため外側シェルを第1のポジションと第2のポジションとの間で移動する場合に上側部分および下側部分はともに移動する。
さらに、分注ヘッドは多数の固定ユニットを備えてもよい。
そのうえ、溝は無端溝であってもよい。
さらにまた、溝はJスロット、Vスロットなどであってもよい。
付加的に、静止内側部分の壁部分は貫通穴を有してもよく、当該貫通穴の中を、ロッキングユニットが軸線方向伸長線に垂直な半径方向伸長線に沿って変位し、ロッキングユニットは、半径方向伸長線の方向において壁部分の厚さよりも大きい厚さを有する。
また、静止内側部分の壁部分は、周縁部および内径を有する円形の穴を画定してもよい。
さらに、分注ヘッドは、上記周縁部に沿って分配された多数のロッキングユニットを備えてもよい。
加えて、分注ヘッドは、上記周縁部に沿って均等に分配された3~6個のロッキングユニットを備えてもよい。
そのうえ、外側シェルは開口部を有してもよく、当該開口部は、外側シェルのポジションを示すために、第1のポジションでは静止内側部分における第1のインジケータの向かいに配置され、かつ第2のポジションでは第2のインジケータの向かいに配置される。
付加的に、外側シェルは、第1のポジションにおいてロッキングユニットに向かい合って配置される場合に壁部分に対して第1の距離を有する第1のシェル部分と、第2のポジションにおいてロッキングユニットに向かい合って配置される場合に壁部分に対して第2の距離を有する第2のシェル部分と、を有してもよく、第2の距離は第1の距離よりも小さい。
さらにまた、バルブ作動部分は、飲料を飲料容器から分注ラインへ案内するために第1の壁によって提供される軸線方向に延在する貫通穴と、貫通穴を取り囲みかつチャネル壁によって提供される環状ガスチャネル部分を有するガスチャネルと、を有してもよい。
またバルブ作動部分は、環状シーリング要素をさらに備えてもよく、環状シーリング要素は、第1の要素端部分と、中間部分と、第2の要素端部分とを有しており、第1の要素端部分はチャネル壁に接続されており、中間部分は第1の壁の外面に隣接しており、かつ第2の要素端部分は飲料容器へ向けて延在しており、第1の要素端部分は、軸線方向伸長線に沿って圧縮される場合に隆起するよう湾曲可能なように、第2の要素端部分の壁厚さよりも小さい壁厚さを有している。
加えて、第1の要素端部分は、中間部分の内径よりも大きい内径を有してもよい。
さらに、第1の要素端部分は、T字形状部分を用いてチャネル壁に接続されてもよい。
そのうえ、外側シェルは上側部分および基礎部分を備えてもよい。
付加的に、ロッキングユニットは、フランジと係合するよう構成された少なくとも1つの突出部を備えてもよい。
さらにまた、分注ヘッドは、静止内側部分の周縁部の周りに配置される複数の第1の指を、これら指の間に相互に距離を伴うように備えてもよく、これら指の各々は第1の自由端部分を有しており、第1の自由端部分は突出部を備える。
また、1つ以上の突出部は、内側部分から半径方向に突出してもよく、1つ以上の突出部は、外側シェルに配置される1つ以上の受け入れガイドと係合するよう構成される。
加えて、受け入れガイドは、突出部が受け入れガイド内で軸線方向伸長線の方向に移動可能となるように、軸線方向伸長線の方向に所定の延在部を有する溝または開口部であってもよい。
さらにまた、外側シェルはポリマー材料または金属から作られてもよい。ポリマー材料は、例えばポリオキシメチレン(POM)または同様の材料であってもよい。外側シェルをポリマー材料で作る場合、外側シェルは射出成形されてもよい。金属は例えばステンレススチールであってもよい。
静止内側部分はポリマー材料から作られてもよい。ポリマー材料は、例えばポリオキシメチレン(POM)または同様の材料であってもよい。静止内側部分をポリマー材料で作る場合、静止内側部分は射出成形されてもよい。
バルブ作動部分もポリマー材料から作られてもよい。ポリマー材料は、例えばポリオキシメチレン(POM)または同様の材料であってもよい。バルブ作動部分をポリマー材料で作る場合、バルブ作動部分は射出成形されてもよい。
そのうえ、圧力除去バルブが、ガス入口と流体接続状態で配置されてもよい。
静止内側部分は、ばねのための支持体を有してもよい。
加えて、一方向バルブが、ガス入口と接続状態で配置されてもよい。
本発明はまた、バルブを備える抽出管を有する飲料容器を備える飲料分注システムに関し、飲料容器または抽出管は、半径方向に延在するフランジを有しており、上述されるような分注ヘッドは、飲料容器と、分注ラインと、分注ヘッドのガス入口と流体連通するガス供給部とに連結される。
さらにまた、本発明は、分注ヘッドの作動方法に関し、当該方法は、
- 上述のような分注ヘッドを提供するステップと、
- ロッキングユニットがフランジの下に配置されるように、飲料容器の抽出管のバルブに対向するよう分注ヘッドを位置付けるステップと、
- ロッキングユニットがフランジをロックすると同時に固定ユニットが外側シェルおよび静止内側部分を互いに固定するように、外側シェルを第1のポジションから第2のポジションへ移動させるステップと、
- ハンドルを非作動ポジションから作動ポジションへ移動させるためにハンドルを作動させるステップであって、これによって、バルブを作動させて飲料容器から飲料を分注することを開始するためにバルブ作動部分が軸線方向に移動される、ステップと、
を含む。
外側シェルを第1のポジションから第2のポジションへ移動させるステップは、外側シェルを下向きの方向に押圧することによって実施される。
最後に、本発明は分注ヘッド非作動化方法に関し、当該方法は、
- ハンドルを作動ポジションから非作動ポジションへ移動させることによってハンドルを作動させるステップであって、これによって、バルブを閉じて飲料容器から飲料を分注することを終結させるためにバルブ作動部分がバルブから軸線方向に離れるよう移動される、ステップと、
- 外側シェルを第2のポジションから第1のポジションにもたらすために固定ユニットを非作動化するステップと、
- 飲料容器から分注ヘッドを取り外すステップと、
を含む。
固定ユニットを非作動化するステップは、外側シェルを下向きの方向に押圧することによって実施される。
本発明およびその多くの利点は、添付の概略図を参照して以下でより詳細に説明されており、これら図面は例示の目的でいくつかの非限定的な実施形態を示している。
分注ヘッドの斜視図である。 飲料容器に取り付けられる分注ヘッドを有する飲料分注システムを示す図である。 本発明に基づく分注ヘッドの分解図である。 第1の非作動ポジションにある分注ヘッドの断面図である。 図4に示される分注ヘッドの一部の拡大図である。 分注ヘッドがその第1のポジションにある状態の、飲料容器のフランジ上に配置される分注ヘッドの断面図である。 静止内側部分をフランジにロックする第2のポジションに外側シェルがある状態の、図5Aの分注ヘッドの断面図である。 ハンドルを作動させ、それによってバルブを作動させてシーリング要素を圧縮し、ガスチャネルとの流体連通を開通させることによって、バルブ作動部分が下向きに移動された状態の、図5Aおよび図5Bの分注ヘッドの断面図である。 外側シェルの斜視図である。 静止内側部分の斜視図である。 図7の静止内側部分を片側から見た図である。 別のロッキングユニットを示す図である。
すべての図面は非常に概略的であり、必ずしも縮尺どおりではなく、これら図面は、発明を説明するために必要な部分のみを示しており、他の部分は省略されているか単に示唆されている。
図1は、図2に示されるように飲料容器75に取り付けられる分注ヘッド1を示しており、飲料容器は、バルブを備える抽出管を有する(抽出管およびバルブは図5Aに示されている)。本実施形態では、飲料容器は、半径方向に延在するフランジを備える(図5Aにも示されている)。分注ヘッドを飲料容器に取り付けると、飲料容器内に存在する飲料を分注ライン39を介して分注できるようになる。分注ヘッドは、図4に示されるように軸線方向伸長線Eを有する。
図1に示されるように、分注ヘッドは、少なくとも分注ライン39および/またはガス入口4を受け入れるよう構成された第1の開口部3を備える外側シェル2を備える。別の実施形態では、分注ラインおよびガス入口は、各々、別個の開口部を有してもよい。外側シェルは、分注ヘッドをフランジに締結するために、第1のポジションと第2のポジションとの間で軸線方向伸長線に沿って移動することができる。分注ヘッド1は、抽出管におけるバルブを作動させるべくバルブ作動部分を下向きに移動させるために、図1に示されるような非作動ポジションと(図5Cに示されるような)作動ポジションとの間で移動するようピボット点の周りで枢軸回転するハンドル15をさらに備える。
半径方向に延在するフランジ38は、飲料容器75に配置されてもよく、または半径方向に延在するフランジは、抽出管に配置されてもよい。通常、保護管タイプの抽出管はフランジを有しておらず、そのため、半径方向に延在するフランジは飲料容器に配置される。フラットタイプの抽出管に関して、半径方向に延在するフランジは抽出管に配置される。本実施形態では、半径方向に延在するフランジは飲料容器に配置されている。
図3では、本発明に基づく分注ヘッド1の実施形態が分解図で示されており、当該実施形態は、外側シェル2の内部に配置される静止内側部分7と、フランジに隣接するよう構成された静止内側部分の(図4に示される)第1の面8と、を備える。静止内側部分7は、フランジに対して軸線方向において静止している。静止内側部分7は、図7にも示されており、第1の端部5と第2の端部6とを有しており、第2の端部6は飲料容器に面している。静止内側部分7は、第2の端部6において壁部分11を有する。分注ヘッド1は、静止内側部分の内部に少なくとも部分的に延在するととともにバルブの作動のために静止内側部分に対して移動することができるバルブ作動部分14をさらに備える。ハンドル15は、バルブを作動させるべくバルブ作動部分14を移動させるために非作動ポジションと作動ポジションとの間で移動するよう静止内側部分7の第1の端部5におけるピボット点16の周りで枢軸回転する。分注ヘッド1はまた、静止内側部分7の第2の端部6に配置されるロッキングユニット10を備える。ロッキングユニット10は、外側シェル2が第1のポジションから第2のポジションへ移動する間、半径方向内向きに変位されるよう構成されており、それによって、軸線方向伸長線に沿ったフランジのロックが可能となる。フランジをロックするということは、ロッキングユニットが半径方向伸長線の方向に見てフランジと重なることを意味する。分注ヘッド1は、外側シェル2の第2のポジションにおいて静止内側部分7に対して外側シェル2を固定するよう構成された固定ユニット12をさらに備える。
少なくとも1つのロッキングユニット10を半径方向内向きに移動させることによって、分注ヘッド1は、公知の分注ヘッドよりも多くの多様な抽出管に装着することができる。公知の分注ヘッドは、各々のタイプの抽出管が1つのタイプの分注ヘッドにのみ一致するように作られている。加えて、本発明に基づく分注ヘッド1は分注ヘッド1をフランジにロックするよう構成されているので、飲料容器の抽出管がフラットタイプの抽出管であるかまたは保護管タイプの抽出管であるかどうかに関係なく、分注ヘッドを飲料容器に連結するための一様なアプローチが提供される。本実施形態では、飲料容器にフランジが配置される保護管タイプの抽出管が示されている。なお上述のように、フランジは抽出管に配置されてもよい。
図3に示されるような固定ユニット12は、溝18と、当該溝に係合するピン19と、を備える。本実施形態では、溝18は、静止内側部分7に配置されており、ピン19は、外側シェル2の上側部分24に接続されている。図4に示されるように、分注ヘッド1が組み立てられた状態にある場合、ピン19は溝18に係合する。
溝18は、第1の頂点21と、軸線方向伸長線に沿って軸線方向にずらされた第2の頂点22と、を有しており、そのため第1の頂点21は、第2の頂点22よりもハンドル15に近接して配置される。ピン19は、外側シェル2が第1のポジションにある場合に第1の頂点21に位置し、ピン19は、外側シェル2が第2のポジションにある場合に第2の頂点22に位置する。図3、図7および図8では、溝18は無端溝であるが、別の実施形態では、溝は、Jスロット、Vスロット、または溝の第2の頂点から軸線方向伸長線に沿って軸線方向にずらされた第1の頂点を有する同様の溝とすることができる。
ピン19を第1の頂点21から第2の頂点22に移動させるために、外側シェル2は、図5Aから図5Bに示されるように、静止内側部分7に対して移動される。ピン19を第2の頂点22から第1の頂点21へ再び移動させるために、分注ヘッド1は、外側シェル2の上側部分24と静止内側部分7との間に配置されるばね23を備えており、ばね23は、外側シェル2を第1のポジションから第2のポジションへ移動する場合にばね23が圧縮され、そのため、ユーザーが外側シェルをもう少し下向きに押圧してピン19を溝18に沿ってさらに移動させ再び第1の頂点21へ向けて上向きに移動させる場合に第1のポジションへ戻るよう移動させるためのばね力がもたらされ、外側シェル2を静止内側部分7に対して上向きに移動させることができる。図3の固定ユニットは、おおよそクリックペンのように機能する。
図3に示されるように、静止内側部分7は、4つのばね23と係合するための4つの支持体56を有する。
外側シェル2は、2つの部分、つまり上側部分24および下側部分25から組み立てることができる。上側部分24および下側部分25は、図3に示される締結要素26によって接続され、図6に示されるシェル開口部54で係合し、そのため、上側部分24および下側部分25は、外側シェル2を第1のポジションと第2のポジションとの間で移動させる場合にともに移動する。
図4に見られるように、ロッキングユニット10は、第1の面8から所定の距離dをおいて配置され、かつ第1のポジションから第2のポジションへの外側シェル2の移動中に半径方向内向きに変位するよう構成されており、それによって、軸線方向伸長線に沿ってフランジをロックすることができる。分注ヘッド1は、図4では第1のポジションで示される。
図4では、静止内側部分7の壁部分11は貫通穴27を有しており、当該貫通穴27内でロッキングユニット10が軸線方向伸長線Eに垂直な半径方向伸長線に沿って変位する。ロッキングユニット10は、半径方向伸長線の方向において、壁部分の厚さt2よりも大きい厚さt1を有する。厚さt1と厚さt2との間の厚さの差によって、外側シェル2を下向きに移動させる場合にロッキングユニット10は半径方向内向きに容易に移動することができる。静止内側部分7の壁部分11は、周縁部29と内径ID1とを有する円形の穴28を画定する。分注ヘッド1は、周縁部に沿って均等に分配された多数のロッキングユニット10を備える。図4に示されるような分注ヘッド1は、4つのロッキングユニット10を有するが、別の実施形態では、分注ヘッドは、抽出管または飲料容器のさまざまなタイプのフランジの周りで把持するために、周縁部に沿って均等に分配された3~6個のロッキングユニットを備えてもよい。いくつかの抽出管は面取りされてもよく、いくつかのロッキングユニットを有することによって本発明に基づく分注ヘッドは依然としてこれらの面取りされた抽出管の周りに装着されてロックすることができる。
図6において、外側シェル2は開口部31を有しており、開口部31は、外側シェル2のポジションを示すために、第1のポジションでは静止内側部分7上の(図7に示される)第1のインジケータ32の向かいに配置され、第2のポジションでは(図7に示される)第2のインジケータ33の向かいに配置されている。
図4Aでは、外側シェル2は、第1のポジションにおいてロッキングユニット10に向かい合って配置される場合に壁部分11に対して第1の距離D1を有する第1のシェル部分34を有する。外側シェル2はさらにまた、第2のポジションにおいてロッキングユニットに向かい合って配置される場合に壁部分11に対して第2の距離D2を有する第2のシェル部分35を有する。第2の距離は第1の距離よりも小さく、そのため、外側シェル2が飲料容器へ向けて下向きに移動されると、第2のシェル部分35は、図5Bに示されるように、フランジ38の周りでのロックのためにロッキングユニット10を内向きに押圧する。図5Cでは、ハンドル15は、図5Bの非作動ポジションから図5Cの作動ポジションへの間で移動されており、バルブ作動部分を下向きに動かしてバルブを押圧し、それによってバルブを作動させる。
図4および図4Aでは、バルブ作動部分14は、飲料を容器から分注ラインに案内するために第1の壁42によって提供される貫通穴41を有する。バルブ作動部分14はさらにまた環状ガスチャネル部分44を有するガスチャネル43を有しており、ガスチャネル43は、貫通穴41の一部を取り囲みかつチャネル壁45によって提供される。バルブ作動部分14はさらに、第1の要素端部分51と、中間部分52と、第2の要素端部分53とを有する環状シーリング要素50を備える。第1の要素端部分51はチャネル壁45に接続されており、中間部分は第1の壁42の外面46に隣接しており、第2の要素端部分53は飲料容器へ向けて延在する。第1の要素端部分51は、図5Cに示されるように、軸線方向伸長線に沿って圧縮された場合に隆起するよう湾曲して飲料容器へのガス連通が開通できるように、第2の要素端部分の壁厚さよりも小さい壁厚さt3を有している。第1の要素端部分51は、中間部分の内径ID3よりも大きい内径ID2を有しており、そのため中間部分は、第1の壁42の外面46に接してシーリングし、ハンドルがその作動ポジションへ移動される前にガスが飲料容器に入ることが防止される。
図4Aに見られるように、第1の要素端部分51は、T字形状部分55を用いてチャネル壁45に接続されている。中間部分または第2の要素端部分の厚さと比較して第1の要素端部分の厚さを測定する場合、T字形状部分は第1の要素端部分の一部ではない。第2の要素端部分53の厚さt4は、第1の要素端部分および中間部分の両方の厚さよりもさらに厚く、そのため湾曲しない。
図9は、代替的なロッキングユニット10を示しており、当該ロッキングユニットは、抽出管のフランジまたは飲料容器のフランジと係合するよう構成された少なくとも1つの突出部62を備える。分注ヘッドは、静止内側部分7の周縁部の周りに配置される複数の第1の指63を、これら指の間に相互に距離を伴う状態で備えてもよい。各々の指は第1の自由端部分64を有しており、第1の自由端部分64は突出部62を備える。図9に示されるようなロッキングユニット10は、上記様式と同じ様式で半径方向伸長線の方向に変位されてもよい。
別の実施形態では、分注ヘッドは、静止内側部分から半径方向に突出する1つ以上の突出部を備えてもよく、1つ以上の突出部は、外側シェル内に配置される1つ以上の受け入れガイド(図示せず)と係合するよう構成されてもよい。受け入れガイドは、外側シェルを第1のポジションと第2のポジションとの間で移動させる場合に突出部が受け入れガイド内で軸線方向伸長線の方向に移動可能なように、軸線方向伸長線の方向に延在部を有する溝または開口部である。
外側シェル2はポリマー材料または金属から作られており、静止内側部分7および/またはバルブ作動部分14は、好ましくはポリマー材料から作られている。なお静止内側部分7および/またはバルブ作動部分14は、金属または複合材料から作られてもよい。
図2には、飲料分注システム100の一部が示されている。飲料分注システム100は、分注ヘッド1が取り付けられる飲料容器75を備える。加えて、分注ライン39は、分注ヘッド1に接続され、かつそこからタッピングヘッドまたはタッピングバルブ(図示せず)まで延在する。ガス入口4は、ガス供給ライン76を介してガス供給部(図示せず)と流体連通されている。
図4に示されるように、圧力除去バルブ60は、ガス入口4と流体連通状態で配置されている。圧力除去バルブ60は、1つのポジションにおいて、圧力が既定のレベルを超えた場合に飲料容器内に存在するガスを周囲環境と圧力が同じになるように構成される。
さらにまた、ガス供給ラインへ液体が戻ることを回避するために、一方向バルブ61がガスチャネル内に配置されてもよい。
上述のように、図5A~図5Cは、本発明に基づく分注ヘッド1の作動を開示する。図5Aでは、分注ヘッド1はフランジ38上に位置付けられており、外側シェル2は第1のポジションにある。フランジ38は飲料容器75の一部である。図5Bでは、外側シェル2を静止内側部分7に対して下向きに押圧することによって、外側シェル2は第2のポジションへ移動されており、これによって、ロッキングユニット10はフランジ38へ向けて半径方向に移動し、そしてフランジ38の下に移動し、それによって静止内側部分7がフランジにロックされる。外側シェル2の第2のポジションにおいて、固定ユニットは、ロッキングユニット10がそれらのロッキングポジションに維持されるように、静止内側部分7に対して外側シェル2を固定するよう構成される。この時、分注ヘッド1は飲料容器75の抽出管に安定した状態でロックされる。分注ヘッド1がフランジに安定した状態で接続されると、分注ヘッド1は抽出管のバルブを作動させる準備が整えられる。
図5Cでは、ハンドル15が非作動ポジションから作動ポジションへ移動されており、これによって、バルブ作動部分14は、バルブを開くために抽出管のバルブへ向けて下方に移動されている。バルブ作動部分14の同一の下方移動中、環状シーリング要素50はバルブに隣接し、そしてその設計および可撓性材料に起因して環状シーリング要素50は上向きに隆起するよう湾曲し始め、それによって飲料容器から飲料を押し出すようにガスが使用されるため、ガスが飲料容器へ解放される。そのため環状シーリング要素50は、分注ヘッドのガスバルブとして機能する。抽出器のバルブは通常、二重バルブとして規定される。
分注ヘッド1が非作動状態にされる場合、ハンドル15が作動ポジションから非作動ポジションへ移動され、これによって、バルブ作動部分14は、バルブを閉じて飲料容器からの飲料の分注を終結させるために、バルブから離れるように軸線方向に移動される。バルブ作動部分14の同一の上方移動中、環状シーリング要素50は、環状シーリング要素50がガスチャネルを密閉するその弛緩ポジションまで戻る。これ以降では、外側シェルを第2のポジションから第1のポジションへもたらすために固定ユニットが非作動状態にされ、これによって、ロッキングユニットがフランジからロック解除される。続いて、分注ヘッド1を飲料容器から離れるよう上向きに引っ張ることによって分注ヘッド1を飲料容器から取り外すことができる。
本発明について本発明の好ましい実施形態に関連して上で説明したが、以下の請求項によって規定されるように本発明から逸脱することなくいくつかの変更が考えられることは当業者には明らかであろう。
1 分注ヘッド
2 外側シェル
3 第1の開口部
4 分注ヘッドのガス入口
5 第1の端部
6 第2の端部
7 静止内側部分
8 第1の面
10 ロッキングユニット
11 壁部分
12 固定ユニット
14 バルブ作動部分
15 ハンドル
16 ピボット点
18 溝
19 ピン
21 第1の頂点
22 第2の頂点
24 外側シェルの上側部分
25 外側シェルの下側部分
26 締結要素
27 貫通穴
28 円形の穴
29 周縁部
31 開口部
32 第1のインジケータ
33 第2のインジケータ
34 第1のシェル部分
35 第2のシェル部分
36 抽出管
37 バルブ
38 フランジ
39 分注ライン
41 貫通穴
42 第1の壁
43 ガスチャネル
44 環状ガスチャネル部分
45 チャネル壁
46 第1の壁の外面
50 環状シーリング要素
51 第1の要素端部分
52 中間部分
53 第2の要素端部分
54 シェル開口部
55 T字形状部分
56 支持体
60 圧力除去バルブ
61 一方向バルブ
62 突出部
63 第1の指
64 第1の自由端部分
75 飲料容器
76 ガス供給ライン
100 飲料分注システム

Claims (16)

  1. バルブ(37)を備える抽出管(36)を有する飲料容器(75)に取り付けられる分注ヘッド(1)であって、
    前記飲料容器(75)または前記抽出管(36)は、半径方向に延在するフランジ(38)を有しており、
    前記分注ヘッド(1)は、前記飲料容器(75)内に存在する飲料を、前記分注ヘッドに接続された分注ライン(39)を介して分注することができ、
    前記分注ヘッドは、軸線方向伸長線(E)を有しており、かつ、
    - 少なくとも前記分注ラインおよび/またはガス入口(4)を受け入れるよう構成された第1の開口部(3)を備える外側シェル(2)であって、第1のポジションと第2のポジションとの間で前記軸線方向伸長線に沿って移動可能である外側シェル(2)と、
    - 前記外側シェルの内部に配置される静止内側部分(7)であって、前記静止内側部分の第1の面(8)は、前記フランジに隣接しかつ前記フランジに対して軸線方向に静止するよう構成されており、前記静止内側部分は、第1の端部(5)と、前記飲料容器に面する第2の端部(6)と、を有しており、前記静止内側部分は、前記第2の端部において壁部分(11)を有する、静止内側部分(7)と、
    - 少なくとも部分的に前記静止内側部分の内部に延在するバルブ作動部分(14)であって、前記バルブの作動のために前記静止内側部分に対して前記軸線方向伸長線の方向に移動可能なバルブ作動部分(14)と、
    - 前記バルブを作動させるために前記バルブ作動部分を移動させるべく非作動ポジションと作動ポジションとの間で移動するよう前記静止内側部分の前記第1の端部(5)におけるピボット点(16)の周りで枢軸回転するハンドル(15)と、
    を備えており、
    前記分注ヘッドはさらに、
    - 前記静止内側部分の前記第2の端部に配置されるロッキングユニット(10)であって、前記ロッキングユニット(10)は、前記第1の面から距離(d)をおいて配置され、前記第1のポジションから前記第2のポジションへの前記外側シェルの移動中に半径方向に変位するよう構成されており、それによって前記軸線方向伸長線に沿って前記フランジをロックすることができる、ロッキングユニット(10)と、
    - 少なくとも前記外側シェルの前記第2のポジションにおいて前記静止内側部分に対して前記外側シェルを固定するよう構成された固定ユニット(12)と、
    を備えることを特徴とする分注ヘッド。
  2. 前記固定ユニットは、溝(18)と、前記溝に係合するピン(19)とを備えており、
    前記溝は、前記静止内側部分または前記外側シェルに配置され、前記ピンは、前記静止内側部分および前記外側シェルのもう一方に接続されることを特徴とする請求項1に記載の分注ヘッド。
  3. 前記溝は、第1の頂点(21)と、前記軸線方向伸長線に沿って軸線方向にずらされた第2の頂点(22)と、を有しており、そのため前記第1の頂点は、前記第2の頂点よりも前記ハンドルに近接して配置されていることを特徴とする請求項2に記載の分注ヘッド。
  4. 前記ピンは、前記外側シェルが前記第1のポジションにある場合に前記第1の頂点にあり、かつ前記ピンは、前記外側シェルが前記第2のポジションにある場合に前記第2の頂点にあることを特徴とする請求項3に記載の分注ヘッド。
  5. 1つ以上のばね(23)が、前記外側シェルを前記第1のポジションから前記第2のポジションへ移動する場合に1つ以上の前記ばねが圧縮されるように、前記外側シェルの上側部分(24)と前記静止内側部分との間に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の分注ヘッド。
  6. 前記静止内側部分の前記壁部分は、貫通穴(27)を有しており、前記貫通穴(27)内で、前記ロッキングユニットが前記軸線方向伸長線に垂直な半径方向伸長線に沿って変位され、
    前記ロッキングユニットは、前記半径方向伸長線の方向において、前記壁部分の厚さ(t2)よりも大きい厚さ(t1)を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の分注ヘッド。
  7. 前記静止内側部分の前記壁部分は、周縁部(29)と所定の内径(ID1)とを有する円形の穴(28)を画定することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の分注ヘッド。
  8. 前記分注ヘッドは、前記周縁部に沿って分配された複数のロッキングユニットを備えることを特徴とする請求項7に記載の分注ヘッド。
  9. 前記外側シェルは開口部(31)を有しており、前記開口部(31)は、前記外側シェルのポジションを示すために、前記第1のポジションでは前記静止内側部分における第1のインジケータ(32)の向かいに配置され、かつ前記第2のポジションでは第2のインジケータ(33)の向かいに配置されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の分注ヘッド。
  10. 前記外側シェルは、前記第1のポジションにおいて前記ロッキングユニットに向かい合って配置される場合に前記壁部分に対して第1の距離(D1)を有する第1のシェル部分(34)を有しており、かつ、
    前記外側シェルは、前記第2のポジションにおいて前記ロッキングユニットに向かい合って配置される場合に前記壁部分に対して第2の距離(D2)を有する第2のシェル部分(35)を有しており、
    前記第2の距離は前記第1の距離よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の分注ヘッド。
  11. 前記バルブ作動部分は、飲料を前記飲料容器から前記分注ラインへ案内するために第1の壁(42)によって提供される軸線方向に延在する貫通穴(41)を有しており、かつ、
    前記バルブ作動部分はさらにまた、前記貫通穴を取り囲みかつチャネル壁(45)によって提供される環状ガスチャネル部分(44)を有するガスチャネル(43)を有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の分注ヘッド。
  12. 前記バルブ作動部分はさらに、環状シーリング要素(50)を備えており、前記環状シーリング要素は、第1の要素端部分(51)と、中間部分(52)と、第2の要素端部分(53)とを有しており、
    前記第1の要素端部分は前記チャネル壁に接続されており、前記中間部分は前記第1の壁の外面(46)に隣接しており、かつ前記第2の要素端部分は前記飲料容器へ向けて延在しており、
    前記第1の要素端部分は、前記軸線方向伸長線に沿って圧縮された場合に湾曲できるように、前記第2の要素端部分の壁厚さよりも小さい壁厚さ(t3)を有することを特徴とする請求項11に記載の分注ヘッド。
  13. 前記第1の要素端部分は、前記中間部分の内径(ID3)よりも大きな内径(ID2)を有することを特徴とする請求項12に記載の分注ヘッド。
  14. バルブ(37)を備える抽出管(36)を有する飲料容器(75)を備える飲料分注システム(100)であって、前記飲料容器(75)または前記抽出管(36)は、半径方向に延在するフランジ(38)を有しており、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の分注ヘッド(1)が、前記飲料容器と、分注ラインと、前記分注ヘッドのガス入口(4)と流体連通するガス供給部とに連結されていることを特徴とする飲料分注システム(100)。
  15. 分注ヘッドの作動方法であって、
    - 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の分注ヘッド(1)を提供するステップと、
    - 前記ロッキングユニットが前記フランジの下に配置されるように、前記分注ヘッド(1)を前記飲料容器の前記抽出管の前記バルブに向かい合うよう位置付けるステップと、
    - 前記ロッキングユニットが前記フランジをロックすると同時に前記固定ユニットが前記外側シェル(2)と前記静止内側部分(7)とを互いに固定するように、前記外側シェル(2)を前記第1のポジションから前記第2のポジションへ移動させるステップと、
    - 前記ハンドルを非作動ポジションから作動ポジションへ移動するために前記ハンドルを作動するステップであって、これによって、前記バルブを作動させかつ前記飲料容器から飲料を分注することを開始するために前記バルブ作動部分が軸線方向に移動される、ステップと、
    を含むことを特徴とする分注ヘッドの作動方法。
  16. 分注ヘッドの非作動化方法であって、
    - 前記ハンドルを前記作動ポジションから前記非作動ポジションへ移動させることによって前記ハンドルを作動するステップであって、これによって、前記バルブを閉じかつ前記飲料容器から飲料を分注することを終結すると同時にガスの供給を遮断するために前記バルブ作動部分が前記バルブから離れるよう軸線方向に移動される、ステップと、
    - 前記外側シェル(2)を前記第2のポジションから前記第1のポジションへもたらすために、前記分注ヘッドの前記固定ユニットを非作動化するステップと、
    - 前記分注ヘッド(1)を前記飲料容器から取り外すステップと、
    を含むことを特徴とする分注ヘッドの非作動化方法。
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