JP2022505311A - 損傷したねじ山を修繕するための方法および工具 - Google Patents

損傷したねじ山を修繕するための方法および工具 Download PDF

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Abstract

Figure 2022505311000001
空中停止可能な航空機の伝動装置(1)の損傷したねじ山(8)を修繕するための方法が述べられ、損傷したねじ山(8)は、伝動装置(1)の第1の孔(23a)の内側に配置されており、方法は、i)第1の孔(23a)上で工具(20)を心出しするステップと、ii)第1の孔(23a)上で心出しされた工具(20)の内側に第1の工具(25)を挿入し、第1の工具(25)により、損傷したねじ山(8)を除去するステップと、iii)工具(20)の内側に第2の工具(26)を挿入し、損傷したねじ山(8)のものよりも大きな直径を有する新しいねじ山(16)を、第1の孔(23a)の内側に作り出すステップと、iv)新しいねじ山(16)の内側に、ねじ山を有するインサート(61)を螺合させるステップであって、インサート(61)が、第1の孔(23a)に係合し、修繕されたねじ山(8’)を画定する、ステップと、v)ステップi)、ii)、iii)、iv)中に、伝動装置(1)を、空中停止可能な航空機上に取り付けた状態に保つステップと、を含む。

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、2018年10月17日に出願された欧州特許出願第18201060.3号からの優先権を主張し、その開示全体を、本明細書に参照により組み込むものとする。
本発明は、損傷したねじ山を修繕するための工具に関する。
本発明はさらに、損傷したねじ山を修繕するための方法に関する。
詳細には、修復すべき損傷したねじ山は、例えば、ヘリコプタまたは転換式航空機など、空中停止可能な航空機のための主伝動装置のケーシングの内側に配置される。
1つまたは複数のタービン、主ロータ、および運動をタービンから主ロータへと伝達する主伝動装置を備えるヘリコプタが知られている。
主伝動装置は、例えば、主ロータ駆動シャフトなど、1つまたは複数の回転部材を回転可能に支持するケーシングの内側に収容される。
ケーシングは、伝動装置の動作に追従してケーシングが回転しないようにするために、角度方向で固定されたシェルに接続される。
例としてであるが、ケーシングは、アルミニウムまたはマグネシウム合金から作ることができ、シェルは、伝動装置オイルを冷却するためのファンの、水圧ポンプの、圧縮機の、または任意のタイプの付属物のptoにより画定され得る。
同じ出願人名による特許文献1は、ケーシングおよびシェルを解放可能に接続するためのねじ山付きスタッドの使用を述べている。
具体的には、ねじ山付きスタッドは、基本的に、
- ケーシングの第1のナットねじに螺合させられる第1のねじ山と、
- 例えば、ナットなどの固定要素に螺合させられる第2のねじ山と、
- 第1のねじ山と第2のねじ山との間に介在し、かつ一定の隙間でシェルのハウジングを通過するねじ山のない部分と、
を備える。
より具体的には、ケーシングおよびシェルを接続するために、締め付ける螺合トルクがナットに加えられる。同様に、ケーシングとシェルとの間の接続を外す必要がある場合、緩めるトルクがナットに加えられる。
ナットのねじ山と第2のねじ山との間の摩擦のため、このような螺合、および螺合解除トルクは、ナットの回転に加えて、ケーシングに対するねじ山付きスタッドの望ましくない回転を決定する可能性がある。
ねじ山付きスタッドのこの望ましくない回転を回避するために、カドミウム鋼から作られた歯付き座金を使用することが知られている。
より正確には、歯付き座金は、ケーシングのハウジングの内側に収容され、第1の半径方向内側の面、および第2の半径方向外側の面を備え、それらは、相互に反対側にあり、歯が付けられている。座金の第1の半径方向内側の面は、ねじ付きスタッドの歯部と嵌合する。座金の第2の半径方向外側の面は、歯付き座金が鋼から作られていること、すなわち、ケーシングを構成するアルミニウムまたはマグネシウムよりも硬度のある材料から作られていることのおかげで、ケーシングのハウジングの内側面に歯部を生成する。
このように、ケーシングに対するねじ山付きスタッドの回転は、座金の第2の面とケーシングの座部との間、および座金の第1の面とねじ山付きスタッドの歯部との間に生成される摩擦によって阻止される。
各ねじ山付きスタッドは、座金を外す特定の工具を用いることにより外すことができ、したがって、ねじ山付きスタッドを抜き取ることができる。
ねじ山付きスタッドを外すことは、ケーシングナットにより画定されるねじ山を損傷させるおそれがある。
これらの状況は、
- ヘリコプタから伝動装置全体を取り外す、
- ねじ山を修繕するために、認可された修理センターへそれを送る、
- 伝動装置を完全に分解して、損傷したねじ山を有するケーシングを、歯車、軸受、シャフトなどから解放する、
- 損傷したねじ山を有するケーシングを、修理センターに存在する特別の工作機械上に配置する、
- ねじ山を修理し、歯車、軸受、シャフトなどを用いて伝動装置を再組立し、かつそれを、ヘリコプタが位置する場所に送る、また
- 直されたねじ山を有する伝動装置をヘリコプタに再取付する
ことを必要とするである。
この手順は、伝動装置を、修理センターに移送する必要があることと、ヘリコプタの運用を、長時間停止しなくてはならないことと、の両方に起因して、かなりのコストがかかる。
したがって、ケーシングの損傷したねじ山を修繕するのに必要なコストおよび時間を可能な限り低減することがこの分野で求められていると考えられる。
特許文献2は、請求項1および請求項9のプリアンブルにそれぞれ記載された、損傷したねじ山を修繕するための方法および工具を開示する。
特許文献3は、3つの相互に変位可能な要素を備え、座ぐりされたねじでクランプされた自在心出し(universal centering)を開示する。
欧州特許第29775305号明細書 米国特許第3148562号明細書 独国実用新案第9101752号明細書
本発明の目的は、請求項1による、空中停止可能な航空機の伝動装置ユニットのケーシングの損傷したねじ山を修繕するための方法を提供することである。
本発明は、請求項9による、空中停止可能な航空機の伝動装置の損傷したねじ山を修繕するための工具にさらに関する。
本発明をよく理解するために、以下で、添付図面を参照し、非限定的な例として好ましい実施形態が述べられる。
本発明による工具を使用できる空中停止可能な航空機のための伝動装置のケーシング、およびシェルの斜視図である。 損傷したねじ山がスタッドに結合された図1の伝動装置ユニットのケーシングを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 損傷したねじ山からスタッドが外された図1の伝動装置ユニットのケーシングを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明の指示に従って行われる、空中停止可能な航空機の伝動装置のケーシングの損傷したねじ山を修繕するための工具の斜視図である。 修理すべきねじ山に工具を結合する間における図4の修繕工具の上面図である。 修理すべきねじ山への結合ステップにおける図4および図5の修繕工具の、大幅に拡大した尺度による断面図である。 本発明による修繕方法による心出しステップを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明による修繕方法に従って損傷したねじ山を除去するステップを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明による修繕方法に従って、より大きな直径を有する新しいねじ山を作るための連続するステップを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明による修繕方法に従って、より大きな直径を有する新しいねじ山を作るための連続するステップを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明による修繕方法に従って、より大きな直径を有する新しいねじ山を作るための連続するステップを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明による修繕方法に従って、より大きな直径を有する新しいねじ山を作るための連続するステップを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明による修繕方法に従って、報告されたねじ山を備えたインサートを適用するための連続するステップを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明による修繕方法に従って、報告されたねじ山を備えたインサートを適用するための連続するステップを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明による修繕方法に従って、報告されたねじ山を備えたインサートを適用するための連続するステップを、大幅に拡大した尺度で示す図である。 本発明による修繕方法に従って作られた修繕されたねじ山を、大幅に拡大した尺度で示す図である。 図16のいくつかの細部のさらなる拡大図である。
図1を参照すると、符号1は、空中停止可能な航空機(図示せず)の、特にヘリコプタまたは転換式航空機の主伝動装置を示す。
伝動装置1は、示された事例では、1つまたは複数のタービンと、主ロータ(図示せず)の駆動シャフトと、を接続するのに適している。
軸A回りで回転可能な駆動シャフトを支持するケーシング2だけを通る伝動装置1が、図1に示されている。
図1を参照すると、参照符号3は、伝動装置1を冷却するための、特にオイルである、潤滑流体を冷却するためのptoをさらに示す。
図1に示されたpto3は、軸Aに対して角度方向で静止したシェル4に限定されている。
ケーシング2およびシェル4は、ケーシング2およびシェル4の重ねられた周縁部13、14の間に介在する複数の接続組立体5により接続される。
シェル4は、決して伝動装置1を支持していないことに留意されたい。言い換えると、図1に示されるように、シェル4が除去された後であっても、伝動装置1は、ケーシング2により完全に支持され、かつケーシング2に配置される。
示された事例では、ケーシング2は、アルミニウムまたはマグネシウムから作られる。
ケーシング2およびシェル4は、軸A回りで角度方向に等距離にある複数の接続組立体5により接続される。
すべての接続組立体5は同一なので、以下の記述は、単一の接続組立体5について述べる。より具体的には、接続組立体5は、基本的に、軸Bに沿って延びるねじ山付きスタッド6a、6b、ナット7、および図示されていない保持リングを備える。
スタッド6a、6bは、基本的に、
- ケーシング2に形成された孔23a、23bにより画定される、特にナットねじであるねじ山8に螺合させられるねじ山9と、
- ナット7が、所与の締め付けトルク値で螺合させられるねじ山10(概略的にだけ示されている)と、
- 軸方向においてねじ山9、10の間に介在し、かつシェル4により画定される座部12と半径方向の間隙を備えて係合し、ケーシング2の各孔23a、23bと同軸であるねじ山のない部分11と、
を備える(図1から図4)。
スタッド6a、6bは、ねじ山10と部分11との間に介在する図示されていない歯部をさらに備える。
図2および図3を参照すると、符号15は、修繕すべき、かつ孔23aにより画定される、ねじ山8の損傷した領域を示す。
以下の記述では、修繕すべきねじ山8は、損傷したねじ山8と呼ばれる。
特に、本記述の以下においては、スタッド6aは、各損傷したねじ山8を有する孔23aに関連付けられ、スタッド6bは、孔23aの各向かい側の、かつ孔23aの直ぐ隣にある部分に配置された孔23bに関連付けられる。
図4から図16を参照すると、損傷したねじ山8を修繕するための工具は、符号20で示される。
工具20は、
- 損傷したねじ山8と相互作用するように適合され、かつ孔23aにおいて心出しされるのに適したドリル25により、また雄要素26により係合可能な孔24(図6から図16)を画定する、ケーシング2の孔23aに配置されるブラケット21と、
- ブラケット21上で関節連結され、かつケーシング2の各孔23bに係合する各スタッド6a、6bにより係合可能な各座部19を画定する2つのブラケット22と、
を備える(図4および図5)。
示された事例では、孔24は軸Cに沿って延びる。孔23bは、孔23aに対して向かい側に、かつ孔23aの直ぐ隣にさらに配置される。
より詳細には、工具20は、図1の構成において、修理すべき損傷したねじ山8を有するケーシング2の孔23aに適用される、すなわち、伝動装置1がケーシング2の内側に支持され、かつ収容された状態に保たれたまま、ナット7が外され、シェル4がケーシング2から外された後に適用される。
ブラケット21は、
- 孔23aにおけるケーシング2の周縁部13に対して当接するように適合された表面28を画定するプレート27と、
- 表面28の反対側で、プレート27から突き出ている環状の突起部29と、
を備える(図4および図5)。
突起部29は、軸Cに対して同軸に延びる。軸Cは、工具20が、孔23aに取り付けられたとき、孔23aの軸Bと一致する(図4から図16)。
孔24は特に、
- 工具20が孔23a上に取り付けられたとき、軸方向において孔23aの一側に配置されたナットねじ30と、
- ねじ山が設けられておらず、かつ軸方向においてナットねじ30に対して反対側にある部分39と、
を含む。
突起部29は、部分39を画定し、かつ環状の当接面32を画定する環状の肩部31をさらに画定する。
当接面32は、プレート27の反対側に配置された突起部29の軸方向端部を画定する。
工具20は、
- 孔23aの軸B上での突起部29の軸Cの心出しステップ中に使用される心出しピン33(図7)と、
- 損傷したねじ山8を除去するように適合されたドリル25により係合され得る孔41を画定するブッシュ40(図8)と、
- 損傷したねじ山8のものよりも大きな直径を備える新しいねじ山16を生成するために、雄要素26により係合され得る中空の孔51を画定するブッシュ50(図9から図12)と、
をさらに含む。
さらに詳細には、ピン33は各軸Eを有する。
軸Eは、工具20が孔23a上で心出しされ、かつピン33がブラケット21に結合されたとき、軸B、Cと一致する。
ピン33は、軸Eに関して進むと、
- 工具20の心出しステップ中に、当接面32に対して当接するように適合されたカバー34と、
- 工具20の心出しステップ中に、孔24の部分39に係合するように適合されたねじ山のない部分42と、
- 工具20の心出しステップ中に、ナットねじ30に螺合させられるねじ37を画定する部分35と、
- 本事例における切頭円錐形状を有する接続部分36と、
- 孔23aに係合するように適合されたねじ山のない円筒形セクション38と、
を備える。
図8を参照すると、ブッシュ40は、軸Fに沿った管状の形状を有し、かつブラケット21のナットねじ30に螺合させることのできるねじ山44を備える。
工具20が孔23a上に取り付けられ、かつブッシュ40がブラケット21に結合されたとき、軸Fは、軸B、Cと一致する。
孔41の内径は、ドリル25の直径よりも大きく、したがって、ドリル25を、孔41の中に半径方向に挿入することができる。
図9から図12を参照すると、ブッシュ50は、管状の形状を有し、孔51は、軸Gを有する。
軸Gは、工具20が孔23a上で心出しされ、かつブッシュ50がブラケット21に結合されたとき、軸B、Cと一致する。
ブッシュ50は、
- ブラケット21のナットねじ30に螺合させることのできるねじ53と、
- 雄要素26のねじ山55を螺合させることのできるナットねじ54と、
をさらに備える。
図13から図15を参照すると、工具20は、
- 細長い据え付け器60と、
- ヘリコイル(Heli-coil)としても知られた、報告されたねじ山62を画定する金属インサート61と、
をさらに備える。
より詳細には、据え付け器60は、インサート61に係合するフックの付いた端部63を有するロッドのような形状をしている。
インサート61は、つる巻きばねのような形状のものである。
損傷したねじ山8の修理ステップ中に、据え付け器60およびインサート61は、孔24の内側に、相互に一致する軸B、Cと共に同軸で挿入され、インサート61が、新しいねじ山16の中に螺合させられるようにする。
次に(図15)、据え付け器60は引き抜かれて、インサート61の内径が、修繕されたねじ山8’を画定する。
工具20の動作が、以下で述べられる。
孔23aにより画定されたねじ山8の損傷の場合、スタッド6a、6bのナット7は螺合解除され、シェル4がケーシング2から外されるが、伝動装置1は、ケーシング2の内側で支持され、かつ収容された状態に保たれる(図1)。
以下で、工具20がケーシング2に適用される。
具体的には、ブラケット21が、損傷したねじ山8を有する孔23aに配置され、またブラケット22が、孔23aの直ぐ隣の各孔23bに配置される。
ブラケット22は、各座部19が、各孔23bの中に螺合させられるスタッド6により係合されるように配置される。
伝動装置1の損傷したねじ山8の修繕は、
- 孔23a上で工具20を心出しするステップ(図7)と、
- 工具20の内側にドリル25を挿入し、ドリル25により損傷したねじ山8を除去するステップ(図8)と、
- 工具20の内側に雄要素26を挿入し、前記損傷したねじ山8のものよりも大きな直径を有する新しいねじ山16を、孔23aの内側に作り出すステップ(図9から図12)と、
- 工具20の内側にインサート61を挿入して、前記インサート61が、損傷したねじ山8のない孔23aに係合し、新しいねじ山16の中に螺合させられて、修繕されたねじ山8’を画定するようにするステップと、
- 前述のステップ中に、前記伝動装置1をヘリコプタ1上に取り付けた状態に保つステップと、
を提供する。
さらに詳細には、図7を参照すると、ブラケット21の孔24の軸Cを、ケーシング2の孔23aの軸Bと同軸にするように、ピン33が、ブラケット21の孔23aの中に挿入される。このように、ブラケット21は、損傷したねじ山8を有する孔23aにおいて「心出しされる」。
ねじ37は、部分38を孔23aの内側に挿入し、カバー34を表面32に対して当接させるように、ブラケット21のナットねじ30に螺合させられる。
この動作の最後に、ブラケット21の孔24の軸Cは、孔23aの軸Bと一致する、すなわち、工具20は、孔23a上で「心出しされた」位置にある。
次いで、工具20を、孔23a上の「心出しされた」位置に固定するために、ナット7が、孔23aの隣の前述のスタッド6bの部分11に螺合させられる。
次に(図8)、ブッシュ40が孔24の中に挿入される。具体的には、ブッシュ40のねじ山44は、ブラケット21のナットねじ30に螺合させられる。この動作の最後に、ブッシュ40の軸Fは、各孔24、23aの軸C、Bと一致する。
その後に、対応する先端70が、ケーシング2の孔23aに係合し、損傷したねじ山8の損傷した領域15に配置されるまで、ドリル25は、ブッシュ40の孔41の中に挿入される。
ドリル25を作動させることは、図9および図10で示されるように、ドリル25の先端71を回転させることにより、損傷したねじ山8を除去できるようにする。
次に、ドリル25は、孔41から引き抜かれ、ブッシュ40は、ブラケット21から螺合解除されて引き抜かれ、また圧縮空気が孔24の中に導入されて、孔23aを正確に清浄にする。
次いで(図9)、ブッシュ50が孔24の中に挿入される。具体的には、ブッシュ50のねじ53は、ブラケット21のナットねじ30に螺合させられる。この動作の最後に、ブッシュ50の軸Gは、各孔24、23aの軸C、Bと一致する。
その後に、雄要素26が、ブッシュ50の孔51の中に挿入され(図10)、対応する先端71が、孔23aに新しいねじ山16を作り出すまで、ブッシュ50のナットねじ54に螺合させられる。この新しいねじ山16は、損傷したねじ山8のものよりも大きな直径を有する(図11)。
次に、雄要素26は、孔51から引き抜かれ、ブッシュ50は、ブラケット21から螺合解除され、圧縮空気が孔24の中に導入されて、孔23aを正確に清浄にする。
次いで(図13)、インサート61が、孔24にすでに形成された新しいねじ山16の中に螺合させられるまで(図14)、据え付け器60および金属インサート61が、ブラケット21の孔24の中に共に挿入される。
据え付け器60は、孔24から引き抜かれ(図15)、またインサート61の内径は、損傷したねじ山8と同じ直径を有する修繕されたねじ山8’を画定する(図16および図17)。
ねじ山8’は、ここで、修繕されたねじ山8を画定する。
次に、ブラケット22の座部19に係合するスタッド6のナット7は外され、工具20は、ケーシング2から外される。
シェル4は、ケーシング2上に再度取り付けられ、各スタッド6a、6b上にナット7を螺合させることによって、ケーシング2にロックされる。
本発明による工具20および方法の特性を調べると、その利点は全く明らかである。
具体的には、本発明による方法は、
- 孔23a上で工具20を心出しするステップと、
- 孔23a上で心出しされた工具20の内側にドリル25を挿入し、損傷したねじ山8を除去するステップと、
- 工具20の内側に雄要素26を挿入し、前記損傷したねじ山8のものよりも大きな直径を有する新しいねじ山16を、孔23aの内側に作り出すステップと、
- 修繕されたねじ山8’を画定するために、前記新しいねじ山16の内側にインサート61を螺合させるステップと、
を含む。
伝動装置1をケーシング2に、したがって、ヘリコプタ1に取り付けた状態を保ちながら、前述の諸ステップが実行される。
本記述の導入部分で述べられた、公知の解決策とは異なり、このものは、ケーシング2をヘリコプタ1に取り付けた状態を保ちながら、損傷したねじ山8を修繕できるようにする。
このおかげで、損傷したねじ山8の修繕には、伝動装置1を外し、それを修理センターに送る必要がない。
したがって、はるかに費用のかからない方法で、かつ既知の、前に示された解決策に必要なものよりも、はるかに短いヘリコプタ運用の中断を必要とする方法で、損傷したねじ山8の修繕が可能になる。
工具20は、
- 損傷したねじ山8の修繕中に、孔23aに配置され、かつドリル25により、雄要素26により、またインサート61により係合される孔24を画定するブラケット21と、
- 孔23aに隣接する孔23bに係合する各スタッド6bのナット17によりロックされる一対のブラケット22と、
をさらに含む。
この方法では、一方で、ブラケット21は、孔24の中に挿入されるブッシュ40、50により、ドリル25の、雄要素26の、かつインサート61の正しい位置決めを可能にし、他方で、ブラケット21はまた、スタッド6bのナット7によるブラケット22の固定を可能にし、かつ損傷したねじ山8を有する、孔23bの軸Bに対する孔24の軸Cの心出しを可能にする。
こうすることは、修繕されたねじ山8’の高い構成の容易さ、および高い最終精度が得られる。
最後に、添付の特許請求の範囲により定義される保護の範囲を逸脱しない修正および変形を、本明細書で述べられ、かつ示された工具20および方法で実施できることは明らかである。
具体的には、スタッド6a、6bは、各ナット7を有する各ボルトで置き換えることもできる。
さらに伝動装置1は、ヘリコプタではなく、転換式航空機に取り付けることもできる。
最後に、シェル4を取り外すことが、伝動装置1がケーシング2によって支持された状態を保つ場合は、シェル4を、pto3とは異なる動作グループによって定義することも可能である。
1 主伝動装置、ヘリコプタ
2 ケーシング
3 pto
4 シェル
5 接続組立体
6 スタッド
6a ねじ山付きスタッド
6b ねじ山付きスタッド
7 ナット
8 損傷したねじ山
8’ 修繕されたねじ山
9 ねじ山
10 ねじ山
11 ねじ山のない部分
12 座部
13 周縁部
14 周縁部
15 損傷した領域
16 新しいねじ山
17 ナット
19 座部
20 工具
21 ブラケット
22 ブラケット
23a 孔
23b 孔
24 貫通孔、孔
25 ドリル
26 雄要素
27 プレート
28 表面
29 環状の突起部
30 ナットねじ
31 環状の肩部
32 環状の当接面
33 心出しピン
34 カバー
35 部分
36 接続部分
37 ねじ
38 ねじ山のない円筒形セクション
39 ねじ山のない部分
40 ブッシュ
41 孔
42 ねじ山のない部分
44 ねじ山
50 ブッシュ
51 中空の孔
53 ねじ
54 ナットねじ
55 ねじ山
60 細長い据え付け器
61 金属インサート
62 ねじ山
63 フックの付いた端部
70 先端
71 先端
A、B、C、E、F、G 軸
欧州特許第2975306号明細書 米国特許第3148562号明細書 独国実用新案第9101752号明細書

Claims (12)

  1. 空中停止可能な航空機の伝動装置(1)の損傷したねじ山(8)を修繕するための方法であって、前記損傷したねじ山(8)は、前記伝動装置(1)の第1の孔(23a)の内側に配置され、前記方法が、
    i)前記第1の孔(23a)上で工具(20)を心出しするステップと、
    ii)前記第1の孔(23a)上で心出しされた前記工具(20)の内側に第1の工具(25)を挿入し、前記第1の工具(25)により、前記損傷したねじ山(8)を除去するステップと、
    iii)前記工具(20)の内側に第2の工具(26)を挿入し、前記損傷したねじ山(8)のものよりも大きな直径を有する新しいねじ山(16)を、前記第1の孔(23a)の内側に作り出すステップと、
    iv)前記新しいねじ山(16)の内側に、ねじ山を有するインサート(61)を螺合させるステップであって、前記インサート(61)が、前記第1の孔(23a)に係合し、修繕されたねじ山(8’)を画定する、ステップと、
    を含み、
    前記ステップi)は、
    v)ピン(33)を前記工具(20)の内側に、かつ前記第1の孔(23a)の内側に挿入するステップと、
    vi)前記ピン(33)を取り外すステップと、
    を含み、
    前記ステップi)が、
    vii)前記ピン(33)を前記工具(20)のさらなるねじ山(30)に螺合させるステップと、
    viii)前記ピン(33)を、前記工具(20)の当接面(32)に対して当接するように配置するステップと、
    を含み、
    前記方法が、
    ix)前記伝動装置(1)を、前記ステップi)、ii)、iii)、vii)中に、前記空中停止可能な航空機に取り付けられた状態に保つステップ
    を含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記ステップi)の前に、
    x)ケーシング(2)と前記伝動装置(1)との間に介在し、前記伝動装置(1)の各前記第1の孔(23a)および第2の孔(23b)に係合し、各ナット(7)が螺合させられている複数の接続要素(6a、6b)を取り外すステップであって、前記ケーシング(2)は、前記第1の孔(23a)および前記第2の孔(23b)を画定する、ステップと、
    xi)前記伝動装置(1)を前記ケーシング(2)によって支持された状態に維持しながら、シェル(4)を前記ケーシング(2)から取り外すステップと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップx)、xi)の後に、
    xii)前記ステップi)の前に前記第1の孔(23a)において、前記工具(20)の第1のブラケット(21)を配置するステップと、
    xiii)前記ステップi)の前に、前記伝動装置(1)の各第2の孔(23b)において、前記工具(20)の一対のさらなるブラケット(22)を配置するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. xiv)前記ステップi)の間、前記ナット(7)を、各前記第2の孔(23b)に係合する各前記接続要素(6b)に螺合させるステップ
    を含むことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ステップii)は、
    xv)第1のブッシュ(40)を前記工具(20)の内側に挿入するステップと、
    xvi)前記第1の工具(25)の第1の動作端部(70)が、除去すべき前記ねじ山(8)に対応し、かつ前記第1の孔(23a)の内側に運ばれるまで、前記第1のブッシュ(40)の第3の孔(41)の内側に前記第1の工具(25)を配置するステップと、
    xvii)前記損傷したねじ山(8)を除去するために、前記第1の工具(25)を作動させるステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ステップiii)は、
    xviii)第2のブッシュ(50)を前記工具(20)の内側に挿入するステップと、
    xix)前記第2の工具(26)の第2の動作端部(71)が、前記第1の孔(23a)の内側に入るまで、前記第2の工具(26)を、前記第2のブッシュ(50)のさらなる第4のねじ山付き孔(51)の内側に配置されたナットねじ(54)に螺合させるステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ステップiii)は、前記新しいねじ山(16)の内側に、前記インサート(61)を螺合させるさらなるステップxx)を含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ステップii)は、前記当接面(32)に接触して前記第1のブッシュ(40)を配置するさらなるステップxxi)を含み、かつ/または前記ステップiii)は、前記当接面(32)に接触して前記第2のブッシュ(50)を配置するさらなるステップxxii)を含むことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 空中停止可能な航空機の伝動装置(1)の損傷したねじ山(8)を修繕するための工具(20)であって、
    - 前記損傷したねじ山(8)を画定する前記伝動装置(1)の第1の孔(23a)に配置され、また前記損傷したねじ山(8)と相互作用するのに適した1つまたは複数の工具(25、26、60)により係合可能な第2の貫通孔(24)を画定するように適合され、かつ前記第1の孔(23a)上で心出しするのに適合された第1のブラケット(21)と、
    - 前記第1のブラケット(21)上で関節連結され、かつ前記損傷したねじ山(8)を画定する前記第1の孔(23a)の隣の、前記伝動装置(1)の各第3の孔(23b)に係合する各接続要素(6b)によって係合可能な各座部(19)を画定する少なくとも2つの第2のブラケット(22)であって、前記第2の貫通孔(24)は、ナットねじ(30)を画定する、少なくとも2つの第2のブラケット(22)と、
    - 心出しピン(33)であって、前記心出し動作する間、前記第1の孔(23a)に係合するように適合された端部(38)を備える、心出しピン(33)と、
    を備え、
    前記心出しピン(33)が、
    - 前記第1の孔(23a)上で前記第1のブラケット(21)の心出し動作を行う間、前記ナットねじ(30)に螺合させることのできるねじ(37)を備え、
    前記心出しピン(33)が、
    - 前記工具(20)の心出しステップ中に、前記第1のブラケット(21)の当接面(32)に対して当接するように適合されたカバー(34)と、
    - 前記工具(20)の心出しステップ中に、前記第2の貫通孔(24)の前記ねじ(37)に対して軸方向の反対側のねじ山のない部分(39)に係合するように適合されたねじ山のない部分(42)と、
    - 前記ねじ(37)を画定する部分(35)と、
    - 切頭円錐形状を有する接続部分(36)と、
    - 前記第1の孔(23a)に係合するように適合されたねじ山のない円筒形セクション(38)と、
    をさらに備えることを特徴とする、工具(20)。
  10. 前記工具は、前記第2の貫通孔(24)の中に挿入することができ、前記ナットねじ(30)に螺合することができ、かつ第4の孔(41)を画定する第1のブッシュ(40)を備え、
    前記第4の孔(41)は、前記損傷したねじ山(8)を除去するように適合された第1の工具(25)により係合可能であることを特徴とする、請求項9に記載の工具。
  11. 前記工具は、前記第2の貫通孔(24)の中に挿入でき、前記ナットねじ(30)に螺合することができ、かつ第5の孔(51)を画定する第2のブッシュ(50)を備え、
    前記第5の孔(51)は、さらなるねじ山(54)を画定し、前記さらなるねじ山に第2の工具(26)を螺合させ、前記損傷したねじ山(8)のものよりも大きな直径を有する新しいねじ山(16)を前記第1の孔(23a)の内側に作り出すことができることを特徴とする、請求項9または10に記載の工具。
  12. 前記第1のブラケット(21)は、
    - 前記伝動装置(1)のケーシング(2)に対して当接することができ、かつ前記第1の孔(23a)にある第1の表面(28)を画定する主本体(27)と、
    - 前記第1の表面(28)の反対側で前記主本体(27)から片持ちはり状に突き出ており、かつ前記第2の貫通孔(24)の中に挿入できる第1のブッシュ(40)または第2のブッシュ(50)に対する当接面(32)を有する環状の肩部(31)を画定する突起部(29)と、
    を備えることを特徴とする、請求項9から11のいずれか一項に記載の工具。
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