JP2022504447A - 毛髪切断装置用アタッチメントコーム - Google Patents

毛髪切断装置用アタッチメントコーム Download PDF

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Abstract

Figure 2022504447000001
調整可能な毛髪切断長さを提供する目的で、毛髪切断装置の切断ヘッドに結合するための取り外し可能なアタッチメントコーム(30)が、支持バー(32)の端部に配置されたクランプ要素(34a、34b)を含み、コームの歯(38)のセットが、クランプ要素間で支持バーに沿って整列させられている。位置決め又は保持ノッチ(54)が、互いに対向して、2つのクランプ要素の内面(36)に提供され、切断ヘッドの切断要素(18)が受けられロックされ得る一連のクランプ位置を共に画定している。対向する内面上の位置決めノッチは、それらの間に傾斜面を画定し、切断要素に対するクランプ面を形成する。ノッチは、この面の上下の複数のポイントにおいてクランプ位置を画定する。クランプ要素(34a、34b)は、各クランプ要素のそれぞれのノッチ(54)を互いから離れるように動かすような様式で、互いから離れるように動かすことができるように適応し、それによって、受けた切断要素(18)を解放して、1つのクランプ位置からもう1つのクランプ位置まで前進させるのを可能にする。

Description

本発明は、毛髪切断装置用アタッチメントコームに関する。
毛髪を切断又はトリミングするための毛髪切断装置は、典型的には、切断ヘッド内に取り付けられる切断要素を含み、この切断ヘッドは、ユーザの皮膚の上を摺動して皮膚のレベルで毛髪をスライスするように構成されている。毛髪切断装置は、特に、切断刃、例えば、歯付き切断刃を有し、且つ、要素が皮膚の上を通過するに従い毛髪を切断するように配置される平面状の切断要素を含んでもよい。場合によっては、平面状の切断要素は、静止ブレードと、重ねて配置されるカッターブレードとを含み、往復運動で、カッターブレードが静止ブレードに対して移動するように駆動される場合、ブレードのそれぞれの歯付き切断刃は重なり合い、それらの間に捕捉された毛髪をハサミの作用で切断する。
毛髪が切断される長さを構成するために、毛髪切断装置と組み合わせてアタッチメントコームを使用することは一般的である。特にアタッチメントコームは、典型的には、コームの歯のセットを含み、これは、片側に皮膚係合面を画定し、皮膚係合面から既定の高さにおいて切断要素を受けて支持するように形作られ、それによって、毛髪切断装置によって切断される毛髪の既定の長さを設定する。アタッチメントコームは、切断装置の切断ヘッドから取り外し可能であり、コームなしの切断動作を可能にするか又は異なるアタッチメントコーム間の切り替えを可能にして、異なる毛髪切断設定を提供する。
例示のために、先行技術から既知の例となる毛髪切断装置及びアタッチメントコームが、図1において示されている。毛髪切断装置12は、装置に対するグリップハンドルを提供するように形作られた本体部分13と、本体部分の端部に取り付けられる切断ヘッド16とを有し、切断ヘッドは、この場合は静止ブレードの上に置かれた切断ブレードから形成された平面状のブレードセットの形態の切断要素18を有する。ブレードは、重なり合う両側にそれぞれの歯付き切断刃20a、20bを有する。例となるアタッチメントコーム14が、切断ヘッド16に取り外し可能に結合するように適応して示されている。アタッチメントコームは、端部パネル24の間で整列させられ、且つ、後部パネル26と組み合わせて端部パネルによって部分的に収容されたコームの歯22のセットを有する。コームの歯は、毛髪を切断するために使用中にユーザの皮膚の上を摺動させることができるコーム部分に対する皮膚係合面28を画定する。
図1において示されているもの等、現在の毛髪切断装置及びコームは、典型的には、切断装置又はコームの寸法又は幾何学的形状によって通常定められる1つの固定された長さで毛髪を切断するように構成されている。調整可能な毛髪の長さが設定されるのを可能にする一部の装置又はコームが知られている。しかし、これらは、毛髪の長さの設定における切り替えを容易にするために、複数の部品の複雑な機構を必要とする。
特許文献1、特許文献2、及び特許文献3は、アタッチメントコームを有するヘアクリッパを開示しており、クリッパへのコームの取り付け位置が切断の長さを画定する。残念ながら、これらのコームの調整は簡単ではない。
従って、調整可能な毛髪切断長さを容易にするための改善された手段が望まれる。
欧州特許出願公開第176372(A1) 独国特許出願公開第3623591(A1) 米国特許第481977号
本発明は、特許請求の範囲によって定められる。
本発明の一態様に従った例によると、切断要素を有する毛髪切断装置に取り付けるための取り外し可能なアタッチメントコームが提供され、アタッチメントコームは:
支持バーと、使用中に切断要素の端部の周りにアタッチメントコームをクランプするための、支持バーの両端のそれぞれに位置する第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素とを含む支持フレーム
を含み、
クランプ要素は、互いに対向するそれぞれの内面を有し、対向する内面のそれぞれが位置決めノッチのセットを含み、位置決めノッチの2つのセットがそれらの間にクランプ面を画定し、
アタッチメントコームは、第1のクランプ要素と第2のクランプ要素との間で支持バーに取り付けられたコームの歯のアレイをさらに含み、コームの歯の下縁は、アタッチメントコームに対する皮膚接触領域を画定し、
クランプ面は、皮膚接触領域に対して傾斜しており、
位置決めノッチは、クランプ要素間で、クランプ面に沿った異なるポイントにおいて、切断要素に対する一連のクランプ位置を画定し、
クランプ要素は、使用にあたって切断要素を解放して、クランプ位置間でクランプ面に沿って摺動可能に前進させるのを可能にするために、少なくとも部分的に互いから離れるように動かすことが可能である。
本発明の実施形態は、角度が付けられた傾斜をそれらの間に画定する固定ノッチを有するアタッチメントコームを提供することであって、コームが、傾斜に沿った複数の位置において切断要素に取り付け可能であり、各位置が、角度が付けられた傾斜のために、異なる毛髪切断長さを提供することに基づいている。切断要素は、傾斜に沿って異なる位置まで摺動され、位置決めノッチによって所定の位置に保持されてもよく、この位置決めノッチは、切断要素に対する様々なクランプ位置を画定し、関連する固定された切断の長さを提供する。
異なる長さ設定間の簡単な調整は、位置決めノッチの構成及び動かすことが可能なクランプ要素によって容易にされる。クランプ要素を互いから離れるように動かすことによって、両側のノッチは離され、それによって、クランプされた切断要素が、それが保持されている特定の位置決めノッチの対から解放されるのを可能にするか又は容易にする。次に、切断要素を、対向するノッチのセットの間で画定された傾斜したクランプ面に沿って傾斜に沿った異なる位置まで摺動させ、それによって切断の高さを変えることができる。
例において、コームの歯の上縁も、皮膚接触領域に対して傾斜面を画定することができる。特定の例において、クランプ面は、コームの歯のこの傾斜面に平行に延びてもよい。特定の例では、クランプ要素が、コームの歯の傾斜した上面の頂部上で摺動可能である、すなわち、コームの歯と滑り接触するように構成されてもよい。
例によると、クランプ要素の対向する内面のそれぞれにおける位置決めノッチのセットは、それぞれの列において延びてもよい。クランプ面は、上記のノッチのそれぞれの列間に画定されてもよい。
クランプ要素は可撓性であり、互いから離れるように対向する位置決めノッチのセットを曲げることを可能にし、それによってクランプ位置の解放及び前進を可能にする。
この場合、クランプ要素は変形可能であり、切断要素の解放は、対向するクランプ要素のノッチを互いから離れるように変形させることによって達成される。これは、ノッチ移動を達成するための非常にシンプルな機構を提供し、さらに、1つの単体構造ピースとして形成されたアタッチメントコームによって提供することができる。
クランプ要素の対向する第2の端部において内向きのピンチ作用を加えることによって、クランプ要素の対向する第1の端部のセットを互いから離れるように曲げることを可能にするために、クランプ要素は、支持バーの周りで可撓性を有している。端部とは、所与のクランプ要素の一番端又は端部から、ある距離だけ内側に延びたクランプ要素の端部の部分を意味してもよい。
第1及び第2の端部は、支持バーの両側にある第1及び第2の端部にあってもよい。
この場合、クランプ要素は、ピンチ及びスナップの取り付け機構を効果的に提供し、クランプ要素は、一組の端部において共にピンチして、それによって別の端部を押し離すことができ、別の端部は、協同する位置決めノッチをそれらの内面に有している。
特に、クランプ要素は、内部のノッチ側及び外部のインターフェース側を有する端部ピースを効果的に形成する。クランプ要素は、この例において、インターフェース側を押すことによってノッチ側がコームの歯から離れる方向に曲がる様式で支持バーに結合されている。両方のクランプ要素に対して、例えばピンチ作用を介して行われると、両側のノッチは互いから離れるように動く。
従って、アタッチメントコームは、各クランプ要素上のインターフェース部分を、ノッチを有する側とは反対の面に配置させている。この構成は、便利なピンチ及びスナップのクランプ機構を可能にする。
有利な例では、クランプ要素に接続する支持バーの少なくとも一部が、細長い断面を有してもよく、上記の断面の長さ寸法は、支持バーの周りのクランプ要素のそれぞれに対する曲げ軸を画定している。細長い断面は、断面の細長い(長さ)寸法に沿った軸である支持バー周りの自然な曲げ軸を画定する、支持バーに対するクランプ要素のそれぞれについての細長い接続点又は結合点を形成する。
断面の長さ寸法は、最長寸法を意味する。細長いとは、幅よりも大きい長さを有することを意味する。細長い断面は、例えば、楕円形、長方形、丸みを帯びた長方形、又は任意の他の細長い形状であってもよい。
特定の例では、支持バー全体が、細長い断面を有してもよい。これは、例えば、細長い断面の長さ寸法と平行に延びる、支持バーに対する実質的に平らな上面を提供することができる。これは、コームの歯のアレイに対する有利な支持表面を提供し得る。コームの歯のアレイは、この上面を介して支持バーに結合することができる。
有利な実施形態によると、支持バーは、クランプ要素が接続する減少した断面の端部を含んでもよい。減少した断面は、減少した断面積の端部を意味する。これは、支持バーが、支持バーの残りの部分に対して減少した断面積を有する端部を含み、クランプ要素が減少した断面の端部を介して支持バーに接続することを意味する。
減少したとは、支持バーの残りの部分に対して、又は少なくともそれぞれの端部に直接隣接する支持バーの一部に対して減少したことを意味する。従って、端部は、支持バーの残りの部分よりも小さな断面積、又は、少なくとも直接隣接するバーの一部よりも小さな断面積を有してもよい。
支持バーの減少した断面又は薄くされた部分により各クランプ要素を支持バーに接続することによって、支持バーの端部の周りのクランプ要素の局所的な曲げが、簡単に促進され得る。これは、例えば、コーム取り付け構造全体を可撓性構造として提供する必要性を回避し、代わりに、材料の可撓性の領域を局所化する。これによって、例えば、アタッチメントコーム構造の残りの部分をより強固にすることが可能となり、構造により頑強性を提供することができる。
アタッチメントコームのノッチは、例えば支持バーと平行に、受けた切断要素をクランプ要素間で垂直に延在させて保持するための、少なくとも一連の直線的なクランプ位置を画定することができる。これは、切断要素がクランプ要素間で垂直に延びる一連の位置において、アタッチメントコームが切断要素に対してクランプ可能であるようにノッチが構成されることを意味する。
従って、2つのクランプ要素上のノッチのセットは、互いに対して垂直に整列されてもよく、すなわち、第1のクランプ要素上の各ノッチは、第2のクランプ要素上のそれぞれのノッチに対して垂直に整列されてもよい。或いは、クランプ要素は共に、互いに対してそのように整列されたノッチのサブセットを少なくとも含んでもよい。
追加的又は代替的に、アタッチメントコームのノッチは、受けた切断要素をクランプ要素間で斜めに延在させて保持するための一連の斜めになったクランプ位置を画定することができる。これは、切断要素がクランプ要素間で斜めに延びる一連の位置において、アタッチメントコームが切断要素に対してクランプ可能であるようにノッチが構成されることを意味する。
斜めの切断要素の配置は、切断された毛髪にフェード又はフェーディングをもたらすことを容易にする。フェーディングは、毛髪トリミングの分野で知られている概念である。フェーディングとは、毛髪の長さに勾配をもたらすことを意味する。このフェード効果によって、毛髪がない所から所定された毛髪の長さまで毛髪の長さにおいて滑らかなオーバーフローが生じる。
最も有利なことに、アタッチメントコームは、直線位置及び斜めになった位置の両方、各々の倍数、及び互いに組み合わされたものを可能にする。このようにして、クランプ要素間の切断要素の並進調整と回転調整の両方を支持するクランプシステムが提供され、異なるフェーディング設定が、(例えば、単一ピースの)アタッチメントコームを用いて、異なるあり得る長さ設定全てと組み合わせて達成されるのを可能にする。
従って、これは、特定の長さに設定され、且つ、異なる長さでトリミングするために使用することができない従来のフェーディングコームに対する改善を提供する。
それぞれの対向する内面上のノッチは、一列に配置されてもよい。
それぞれの対向する内面上のノッチの列は、一方の側で開いていてもよく、これらの側は、ノッチを共に連結する共通のチャネル上に開いている。
各列におけるノッチは、それぞれの上側を横切って開いていてもよく、開いた上側は、ノッチを共に連結する共通のチャネル上に開いていてもよい。チャネルは、ノッチを連続的に共に接続することができる。
これによって、ノッチを連結している上記のチャネルに沿って切断要素を単に摺動させることによって、異なるノッチ間で、従って異なるクランプ位置間で容易に切断要素を摺動させるのが可能になる。
従って、チャネルは摺動チャネルを形成することができる。
さらに、この構成は、切断要素の異なる斜めの位置間の調整も容易にする。切断要素は、2つのチャネルに沿って対向する方向に切断要素の端部を摺動させることによって、クランプ要素間で容易にねじる又は回転させることができる。これによって、異なる斜めの位置間で切断要素を移動させるのが可能になる。従って、異なる斜めの位置が、クランプ要素間から切断要素を除去することなく達成され得る。
連結されたノッチ及び共通チャネルの内部空間は、クランプ要素の内面において連続的なくぼんだ領域を形成するように連結されてもよい。
特定の例において、ノッチのそれぞれは、上記の共通チャネルに向かう少なくとも1つの傾いた内部側壁を有してもよい。
これによって、ノッチの中に、及び、ノッチから共通チャネル内まで切断要素の端部が容易に摺動されるのが促進される。
一部の例において、各ノッチは平らな基部壁部分を含んでもよく、そこから、傾いた側壁が上方に延びる。この平らな基部部分は、受けた切断要素を安定して既定のクランプ位置において支持し、毛髪を切断するために、クランプ要素間の切断要素のブレードの自由な横方向の摺動も可能にする。平らなとは、ノッチが配置又は整列される列と平行であることを意味し得る。
一部の例において、各列における隣接するノッチの傾いた側壁は、隣接するノッチの隣接する側壁のそれぞれの上端間に延びる連結壁部分によって接続されてもよい。連結壁部分は、さらなる支持点を提供し、その上で、受けた切断要素の適切な部分が静止して、所与のクランプ位置内に安定して受けた切断要素をさらにロックしてもよい。連結壁部分は、例えば、切断要素の平らな部分と係合するように平らであってもよい。平らとは、ノッチ(の列)が配置又は整列される列と平行であることを意味し得る。さらなる例において、連結壁部分は、例えば、切断要素の対応して形作られた部分に係合するようにピークを付けるか又はポイントを付けられてもよい。
ノッチの列は、上記の列のそれぞれの端部において端部ノッチを含み、端部ノッチはそれぞれ、列に対する端部を形成する丸みを帯びた内部側壁を一方の側に有し、傾いた内部側壁を他方の側に有する。端部ノッチは、端部ノッチ間の中間ノッチにおける切断要素の固定を支持するためのものであってもよい。例えば、端部ノッチは、端部ノッチのそれぞれのすぐ隣のノッチにおいて端部を受けたときに、切断要素の固定を支持する(すなわち、切断要素の解放を予防する)ことができる。
丸みを帯びた側壁は、列に沿った切断要素のさらなる摺動を阻止するためのものであってもよい。傾いた側壁は、隣接するノッチ間を容易に摺動するために隣接するノッチに向かって延びている。
本発明のさらなる態様による例は、切断要素を有する毛髪切断装置と、毛髪切断装置用の取り外し可能なアタッチメントコームとの結合を調整する方法を提供し、調整は、毛髪切断装置の切断設定を調整するためのものであり、アタッチメントコームは:
支持バーと、切断要素の端部の周りにコームのユニットをクランプするための、支持バーの両端のそれぞれに位置する第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素とを含む支持フレーム
を含み、
クランプ要素は、互いに対向するそれぞれの内面を有し、対向する内面のそれぞれが位置決めノッチのセットを含み、位置決めノッチの2つのセットがそれらの間にクランプ面を画定し、
アタッチメントコームは、第1のクランプ要素と第2のクランプ要素との間で支持バーに取り付けられたコームの歯のアレイをさらに含み、コームの歯の下縁は、アタッチメントコームに対する皮膚接触領域を画定し、
クランプ面は、皮膚接触領域に対して傾斜しており、
位置決めノッチは、クランプ要素間で、クランプ面に沿った異なるポイントにおいて、切断要素に対する一連のクランプ位置を画定し、
当該方法は:第1のクランプ位置からの切断要素の解放を可能にするように、クランプ要素を互いから離れるように少なくとも部分的に動かすステップ;クランプ面に沿って切断要素を摺動可能に前進させて第2のクランプ位置まで移動させるステップ;及び、クランプ要素を互いに向けて戻すように動かし、それによって第2のクランプ位置において切断要素をロックするステップ;を含む。
切断要素の摺動可能な前進は、クランプ要素間で斜めに延びる切断要素を有する第2のクランプ位置まで切断要素を移動させるように、クランプ面内で切断要素を回転させる(例えば、コームの歯のアレイ上を摺動させる)ことを含んでもよい。このように、異なるフェード設定を切り替えることができる。
本発明のさらなる態様による例は:
上記若しくは以下に記載される例若しくは実施形態のいずれかによる、又は、本願のいずれかの請求項による、取り外し可能なアタッチメントコーム;及び
切断要素を有する毛髪切断装置であって、切断装置は、取り外し可能なアタッチメントコームのノッチと係合する係合部を含み、アタッチメントコームは、上記の係合部を介して切断装置に取り付けられる、毛髪切断装置;
を含む毛髪切断アセンブリを提供する。
本発明の上記及び他の態様は、以下に記載される1つ又は複数の実施形態から明らかになり、以下に記載される1つ又は複数の実施形態を参照して解明される。
本発明をより良く理解するため、及び、どのようにして本発明を実行することができるかをより明確に示すために、次に、添付の図面が単なる例として参照される。
従来技術の切断装置及びアタッチメントコームを示した図である。 1つ以上の実施形態による例となるアタッチメントコームの斜視図である。 図1の例となるアタッチメントコームの背面図である。 アタッチメントコームの背面図の一部の拡大図である。 切断装置の切断要素にクランプされた、使用中の図2~4の例となるアタッチメントコームを示した図である。 切断装置の切断要素にクランプされた、使用中の図2~4の例となるアタッチメントコームを示した図である。 1つ以上の実施形態により達成可能な、切断要素に対する異なるあり得る直線的なクランプ位置間の移動を例示した図である。 1つ以上の実施形態による、アタッチメントコームに対する例となるノッチ構成の側面図である。 切断要素の係合部がノッチのうち1つに受けられている、使用中の図8のノッチ構成の斜視図である。 切断要素の係合部がノッチのうち1つに受けられている、使用中の図8及び9のノッチ構成の真上から見た図である。 1つ以上の実施形態により達成可能な、切断要素に対する異なるあり得る直線的なクランプ位置及び斜めになったクランプ位置間の移動を例示した図である。
本発明は、図を参照して記載される。
詳細な説明及び具体的な例は、装置、システム、及び方法の例証的な実施形態を示しているけれども、例示目的のみを意図しており、本発明の範囲を限定することを意図していないということが理解されるべきである。本発明の装置、システム、及び方法の上記及び他の特徴、態様、及び利点は、以下の説明、付随の特許請求の範囲、及び添付の図面からより良く理解されることになる。図は単なる概略図であり、縮尺通りに描かれていないということが理解されるべきである。同じ又は類似の部分を示すために、図を通して同じ参照番号が使用されているということも理解されるべきである。
毛髪切断装置の切断ヘッドに結合するための取り外し可能なアタッチメントコームは、調整可能な毛髪切断長さを提供するためにある。アタッチメントコームは、支持バーの端部に配置されるクランプ要素を含み、コームの歯のセットが、クランプ要素間で支持バーに沿って整列させられている。位置決め又は保持ノッチは、互いに対向して、2つのクランプ要素の内面に提供され、一連のクランプ位置を共に画定し、このクランプ位置において、切断ヘッドの切断要素を受けてロックすることができる。対向する内面上の位置決めノッチは、それらの間に傾斜面を画定し、切断要素に対するクランプ面を形成している。ノッチは、この面の上下の複数のポイントにおいてクランプ位置を画定する。クランプ要素は、各クランプ要素のそれぞれのノッチを互いから離れるように動かすような様式で、互いから離れるように動かすことができるように適応し、それによって、受けた切断要素の解放、及び、1つのクランプ位置から別のクランプ位置までの前進が可能になる。
図2~4は、一実施形態による例となるアタッチメントコーム30を例示している。
図2は、アタッチメントコーム30の斜視図を示している。
図3は、アタッチメントコーム30の背面図を示している。
図4は、アタッチメントコーム30の後側の1つの部分の拡大図を示している。
アタッチメントコーム30は、第1の端部片34aと第2の端部片34bとの間に延びる支持バー32を含む支持フレームを含み、端部片はクランプ要素を形成している。従って、クランプ要素は、支持バーの両端のそれぞれに位置している。クランプ要素は、使用中に切断要素の端部にクランプして、切断要素をアタッチメントコームに固定するためのものである。クランプ要素の各々は、それぞれの内面(すなわち、内部面)36a、36bを有し、2つのクランプ要素の内面36a、36bは、互いに対向して(すなわち、互いに向いて)配置される。
クランプ要素34a、34bの各々の内面36a、36aには、使用中の切断要素の端部の係合部を位置決めするための位置決めノッチ54のそれぞれのセットが形成されている。図2では、第1のクランプ要素34a上の位置決めノッチのみが見えているが、各クランプ要素は位置決めノッチのそれぞれのセットを有する。位置決めノッチの2つのセットは、それらの間にクランプ面を画定し、クランプ面は、アタッチメントコームの基部に画定された皮膚接触領域に対して傾斜している。
位置決めノッチ54は、クランプ面に沿った異なるポイントにおいて、切断要素に対する一連のクランプ位置をクランプ要素34a、34bの間に画定する。使用にあたって、クランプ要素は互いから離れるように少なくとも部分的に動かすことができ、切断要素の解放及び異なるクランプ位置間のクランプ面に沿った摺動可能な前進を可能にする。
支持バー32に取り付けられ、第1のクランプ要素34aと第2のクランプ要素34bとの間に整列させられるのは、コームの歯38又はコームフィンガーのアレイである。コームの歯38は、傾斜した又は傾いた面を共に画定する傾斜した上縁37を有する。この例では、各クランプ要素上の位置決めノッチ54は、コームの歯38によって形成された傾斜面の側縁に沿って延びている。従って、この例では、位置決めノッチのセット間に画定されたクランプ面は、コームの歯38の上縁37によって画定された傾斜面と実質的に平行に延びている。この構成は、使用中の受けたクランプ要素の下面が、クランプ面内の異なるクランプ位置間で摺動するときに、コームの歯の傾斜した上縁37上で摺動するようにあってもよい。
しかし、これは、一例を表しているに過ぎず、別の例において、クランプ面は、コームの歯の傾斜面と平行に延びていなくてもよい。コームの歯の上縁は傾斜していてもいなくてもよい。
本例におけるコームの歯の形状は、歯のアレイが全体の楔形状を有し、各コームの歯が、後部39及び下側縁40を有し、これらは、コームアレイの後部の下のコーナーにおいて実質的に直角で会い、上部の傾斜した縁の対向する端部に接合するということを意味する。後部及び下側縁は、湾曲したコーナーにおいて会ってもよい。
この例におけるクランプ要素34a、34bも各々、概ね楔形状である外形又は輪郭を有し、それらの間に整列させられたコームの歯のアレイの輪郭と類似の輪郭に従っている。特に、各々が、ノッチ54のセット間に画定されるクランプ面の傾斜角と平行に従った傾いた又は傾斜した上縁50a、50bを有し、本例では、コームの歯38の上縁37によって画定される傾斜面とも平行に延びている。この例におけるクランプ要素は、本質的には、端部パネル又はタブを形成し、これらは、歯のアレイの周囲に延びるか又は歯のアレイを包囲するようにわずかに大きいけれども、コームの歯のアレイの輪郭形状に実質的に従う(又は類似する)輪郭形状を有している。しかし、クランプ要素のこの特定の形状は、本発明に絶対必要なわけではなく、この例は、1つの有利な構成を提供しているに過ぎない。
この例では、各クランプ要素34a、34bの内面36a、36b上の位置決めノッチは、一列に延びて配置されている。特に、各クランプ要素の内面上のノッチは、(傾斜した)列において延びて配置される。この傾斜は、第1及び第2のクランプ要素のノッチ54のそれぞれのセットの間に画定されるクランプ面の傾斜を効果的に画定する。この例でも、傾斜は、コームの歯38の傾斜と実質的に平行に延びている。このようにして、各クランプ要素の内面には、ノッチの列が、コームの歯38によって形成された傾斜面の側縁に並んで且つ平行に延びている。このようにして、クランプ面は、この例では、コームの歯38のアレイの傾斜した上面と実質的に平行に延びている。
この例におけるノッチは、コームの歯の傾斜面よりもわずかに上方、すなわちコームの歯の傾斜した上縁37よりも上方にある各内面の領域に位置を定めている。これは、それによって、この例におけるノッチが、傾斜した歯の縁37の上部に沿った異なる静止位置における切断要素に対する位置決め位置を画定するということを意味する。しかし、この特定の構成は絶対に必要なわけではない。
使用にあたって、受けた切断要素の解放及びノッチによって画定される異なるクランプ位置間のクランプ面に沿った摺動可能な前進を可能にするために、クランプ要素34a、34bは、少なくとも部分的に互いから離れるように動かすことができる。特に、少なくとも位置決めノッチが置かれるクランプ要素34a、34bの領域は、互いから離れるように動かすことができる。
特に、本例において、クランプ要素34a、34bは、互いから離れるようにクランプ要素の内面36a、36bを曲げることができるように変形可能又は可撓性である。従って、2つのクランプ要素のノッチ54を互いから離れるように変形させ、それによって、位置決めノッチの1つの対から切断要素を解放するのを可能にするように、及び、切断要素を、クランプ面に沿って、コームの歯38の頂部上で、別のクランプ位置における別の対まで前進させるか又はアタッチメントコーム30から取り外して取り除くのを可能にするように、クランプ要素は変形可能である。
より詳細には、本例において、クランプ要素34a、34bは各々、クランプ要素の対向する第2の端部57において内向きのピンチ作用を加えることによって、クランプ要素の対向する第1の端部56のセットを互いから離れるように曲げるのを可能にするために、支持バー32の周りで可撓性又は変形可能である。このようにして、アタッチメントコームは、ピンチ及びスナップのクランプ機構を提供し、第1の端部56(これに沿ってノッチが配置される)は、外向きに曲げられるロックされていない位置と弛緩したロックされた位置との間で操作可能である。線58は、クランプ要素を曲げることができる曲げ軸を示している。この軸は、クランプ要素の第1の端部56と第2の端部57との境界をマークしている。
さらにより詳細には、クランプ要素34a、34bは、支持バーの減少した断面の端部33a、33bを介して支持バー32に接続される。これらの端部は、支持バーの残りの(中央の)部分よりも小さな断面(断面積)を有し、従って、支持バーの残りの部分と比較して薄くされている。これのおかげで、クランプ要素は、支持バーのいずれかの側56、57においてクランプ要素に圧力が加えられると、これらの端部33の周りを自然に曲げるか又は変形する。これらの減少した断面部分は、従って、例えば、コーム取り付け構造14全体を可撓性構造として提供する必要なく、支持バーの周りのクランプ要素の枢軸曲げ(pivotal bending)を容易にする。その代わりに、材料の可撓性は局所化され、支持バーの残りの部分には、より剛性が提供され得るということを意味する。
クランプ要素34a、34bの各々は、クランプ要素の第1の端部56と第2の端部57との間に位置するクランプ要素の内面36上の部位によって支持バー32に取り付けられ、ノッチ54は、上記の第1の端部56内に位置し、第2の端部57にはノッチがない。従って、第2の端部57は、インターフェース部、グリップ部、又はピンチ部を形成することができる。第2の端部57は、互いから離れるような第1の端部56及び保有されているノッチ54の曲げを作動させるためのピンチタブ又はグリップタブを形成してもよい。従って、第2の端部57の外面又は外部面は、インターフェースゾーン又はインターフェース表面若しくは領域を形成してもよい。第2の端部57は、グリップ及びピンチを容易にするために、例えばリブ等のグリップ要素又は表面をそれぞれの外面又は外部面上に含み得る。
クランプ要素34a、34bに接続する支持バー32の端部33a、33bは、細長い断面を有する。上記の断面の長さ寸法は、支持バーの周りのクランプ要素の各々について曲げ軸58を画定してもよい。細長い断面は、支持バーの周りの自然な曲げ軸58を画定する支持バーに対するクランプ要素の各々についての細長い接続領域又は結合領域を形成し、軸は断面の細長い(長さ)寸法に沿っている。
支持バー32全体が、この例において、細長い断面を有しているが、これは絶対に必要というわけではない。これは、例えば、細長い断面の長さ寸法と平行に延びる、支持バーに対して実質的に平らな上面を提供することができる。これは、コームの歯38のアレイに対する有利な支持表面を提供する。コームの歯のアレイは、この上面を介して支持バーに結合する。
アタッチメントコームは、単一ピース、すなわち1つの単体構造体として形成されてもよい。クランプ要素の各々は、1つの単体構造ピース又は単体構造体として提供されてもよく、変形効果を提供するように適切に変形可能である。
ノッチ54は、互いに隣接して整列させられ、各ノッチによって形成されるくぼんだ内部空間が、境界の側壁によって隣接するノッチの内部空間から少なくとも部分的に離される。有利な例において、隣接するノッチの内部空間は、接続チャネルによって接続されてもよく、異なるノッチ間での切断要素の係合部のより容易な摺動を可能にしている。場合によっては、各クランプ要素34a、34b上のノッチの列全体の内部が、共通の接続チャネルによって接続されてもよい。これについては、以下においてより詳細に説明される。
図5及び6は、使用中の図2~4のアタッチメントコーム30を例示しており、取り付けられた構成において、毛髪切断装置の切断ヘッド16の切断要素18にクランプされている。
使用にあたって、ユーザは、2つのクランプ要素34a、34bの外面、特に、本例においては第2の端部57の外面、すなわち、インターフェース端部に内向きの圧力を加える。クランプ要素のこれらの領域間にピンチ作用を(図5において大きな矢印によって示されているように)加えることによって、クランプ要素の(ノッチ54を保有する)第1の端部56は離れていく。従って、ノッチは互いから離れるように動かされる。
次に、クランプ要素が依然として開いた位置にある間に、切断装置の切断要素18がクランプ要素34a、34bの間に挿入されてもよい。図2~4の特定の例によると、切断要素の下面、例えば平面が、コームの歯38の傾斜した上縁37と(面する関係で)係合させられてもよい。切断要素は、傾斜したクランプ面に沿って所望の高さ位置まで摺動させてもよく、異なる高さ位置は、対向するノッチ54のそれぞれの対、各クランプ要素上の各対の1つのノッチによって画定される。
例えば摺動させる等、動かす、異なるノッチ対の間で切断要素の端部を係合させる、又は、ノッチの新たな対まで自由に摺動させることができるように係合部を完全にノッチから外すのに十分なだけノッチを動かすことによって、切断要素を、高さ(又はクランプ)位置の間で移動させることができる。必要な位置に達し、切断要素の係合部が適切なノッチのセット内に位置するか又はこれと整列させられると、クランプ要素の第2の端部57は解放され、それによってクランプ要素は互いに向かって戻され、従って、クランプ要素間で切断要素を固定し、それをアタッチメントコーム上の所定の位置において保持することができる。
次に、ユーザは、皮膚の上で切断ヘッド16を摺動させることによって、アタッチメントコームが所望の高さ設定において固定された毛髪切断装置12を作動させることができる。特に、結合されたアタッチメントコームの下方の皮膚係合面60は、皮膚と接触させられ、皮膚の上で摺動させられ、それによって、構成された高さ設定においてユーザの毛髪を横切ってブレードが引かれる。
ユーザが高さ設定を変更することを望む場合、上記のプロセスを繰り返してもよく、クランプ要素の第2の端部57を共にピンチして、切断要素18を解放する、及び、新しい位置まで傾斜した歯38の上で切断要素を摺動様式で前進させることを可能にする。
図7は、アタッチメントコーム30の異なるクランプ位置間の受けた切断要素18の摺動可能な前進を例示している。図の左側は、異なるクランプ位置で受けた切断要素の平面図を示している。図の右側は、斜視図から見た場合の、傾斜したクランプ面を上下する異なるクランプ位置の対応する位置を概略的に描いている。
角度が付けられた傾斜のために、傾斜に沿った各々の異なるクランプ位置は、使用にあたって異なる毛髪切断長さを提供する。見て分かるように、ブレードは、傾斜したクランプ面に沿って異なる位置まで摺動され、位置決めノッチによって所定の位置に保持され、それによって、使用中に異なる切断長さの設定間で切断装置を調整することができる。
上記の例において、クランプ要素34a、34bは、ピンチ作用によって互いから離れるように動かされるけれども、他の例では、他の機構が可能である。一例として、2つのクランプ要素を、互いから離れるように摺動可能に移動させることができ、例えば、クランプ要素の一方又は両方がバーに対して平行に外側に可逆的に摺動するのを可能にするように、クランプ要素の一方又は両方と支持バー32との間に摺動可能な解放機構を提供することができる。他のあり得る機構が、当業者には明らかになる。
アタッチメントコーム30のノッチ54は、それらの間に少なくとも複数の直線的なクランプ位置を画定し、この直線的なクランプ位置は、クランプ要素34a、34bの間で垂直に延びる切断要素を有する。これらの異なる位置は、アタッチメントコーム30に対する異なる高さ設定を画定する。各々の直線的又は垂直なクランプ位置は、それぞれの対のノッチ、すなわち、第1のクランプ要素34a上の対のうちの1つのノッチ、第2のクランプ要素上の対のうちの第2のノッチによって容易にされ、この対のノッチは、例えば、支持バー32に対して平行な、2つのクランプ要素間の垂直軸に沿って互いに整列させられている。従って、この対のノッチは、この2つの間を延びる垂直軸が存在するように、互いに垂直に整列させられるべきであり、これは、各ノッチにおいて直角に、すなわち、ノッチに対して垂直に会う軸を意味する。
有利な実施形態において、アタッチメントコームのノッチ54はそれらの間に、クランプ要素34a、34bの間で斜めに延びる受けた切断要素18を有する一連の斜めになったクランプ位置を画定するようにさらに構成されてもよい。この実施形態のセットでは、クランプ要素間の切断要素の並進調整及び回転調整の両方が可能である。斜めの又は斜めになったクランプ位置において、切断要素は、互いに対して垂直にオフセットされたノッチの対の間で保たれる。切断要素の斜めの又は斜めになった配置によって、毛髪を切断することにおいてフェード又はフェーディングが達成されるのが可能になり、これは、高さ勾配が毛髪のラインに入れられる効果を有する。
この機能性の促進を改善するために、ノッチ54に対する有利な構成を提供することができ、これについては次に記載される。
図8~10は、1つ以上の実施形態による有利なノッチ構成を例示している。
図8は、2つのクランプ要素34のうち1つのノッチの幾何学的形状の側面図を例示している。
図9は、切断要素がノッチのうちの1つに受けられた、使用中のノッチの幾何学的形状の斜視図を例示している。
図10は、切断要素がノッチのうちの1つに受けられた、ノッチの幾何学的形状を有するクランプ要素34の真上から見た図を示している。
図8を参照すると、有利なノッチ構成は、アタッチメントコーム30のクランプ要素34a、34bの各々のそれぞれの内面36内に形成されたノッチ54a、54b、54c、55a、55bのセットを含む。分かりやすくするために、図8は、2つのクランプ要素のうちの1つ34aのみに対するノッチを示している。しかし、対応する、例えば、同一のノッチのセットが、他のクランプ要素34bのそれぞれの内面に提供され得る。
ノッチ54、55のセットは、内面36を横切る斜めになった軸に沿って延びる列に並んで整列させられている。2つのノッチのセットが、それらの間に、使用中の切断要素に対するクランプ面を形成する傾斜面を画定するように、反対側のクランプ要素34b(図示せず)上のノッチ54、55のセットも、平行な整列させられた斜めになった軸に沿って延びる列に並んで整列させられている。
さらに、本例において、ノッチ54、55の列の斜めになった軸は、斜めになったコームの歯38(図8には示されていない)の上縁37によって画定される斜めになった面に実質的に平行に延びるように配置されている。従って、クランプ面がコームの歯の傾斜した上面と平行に向けられるように、コームの歯の傾斜した上縁37に沿って実質的に平行に延びるようにノッチは配置される。しかし、この特定の構成は絶対に必要というわけではない。
ノッチは、対向するノッチのセット間で画定されるクランプ面に沿った様々な位置において切断要素を有する切断要素18に対するクランプ位置のセットを画定する。本例において、有利には、様々なクランプ位置が、上記のコームの歯38の上の様々な位置において切断要素を静止させている。コームの歯38のうちの1つを通る断面の輪郭が図8において示されており、ノッチに対する歯の位置が例示されている。
ノッチ54、55の各々は、実質的に平らな後壁表面を有し、後壁は、それらが形成されるクランプ要素34の面と実質的に平行である。ノッチの各々は、ノッチの深さ方向に後壁から外側に向かって立ち上がる側壁74a、74bをさらに含み、側壁の内面は、ノッチが配置される上記の列に対して傾いて(ノッチの内側に面して)延びている。側壁の内面の各々は、ノッチの下側の基部壁76から傾斜し、これもまた、深さ方向に背面から外側に向かって立ち上がっている。
ノッチ54、55の各々は、1つの側、特に上部又は上側で開いており、開いた上側は全て、ノッチの全ての頂部を横切って延び、それらを共に連結する共通のチャネル又は経路72上に直接開いている。接続チャネル72は斜めになっており、傾斜角はノッチ54、55が整列させられる傾斜に平行であり、すなわち、チャネルはノッチの列に平行に延びている。チャネルは、切断要素をノッチから完全に又はクランプ要素34a、34b間から除去する必要なく、異なるノッチ位置間のアタッチメントコーム内に受けた切断要素18の受けた係合縁部の摺動を可能にする摺動チャネルを形成する。
さらに、接続チャネル72は、コームを上下するクランプ位置間の切断要素18の係合端部の並進摺動を容易にするだけでなく、1つ以上の斜めのクランプ位置間の移動を可能にするクランプ要素間の切断要素の回転移動も容易にする。
受けた切断要素自体の(例えば、平面体等の)本体は、コームの歯の上縁37とノッチ54、55との間のクランプ要素34aの領域と平行に摺動させることができる。次に、上述の接続チャネル72が、ノッチ間の切断要素の係合端部の同時の摺動可能な割出しを容易にし、それによって、切断要素本体のこの摺動を容易にする。
ノッチ54、55及び接続チャネル72は、連続したくぼんだ領域を共に画定又は結合することができ、その周りを切断要素18の係合端部は自由に摺動することができ、直線的(垂直)なクランプ位置及び斜めになった(斜めの)クランプ位置の両方の間の容易な調整を可能にしている。
ノッチ54の各々の後壁は、さらに、へこんだパネル53又はストリップの境界を定め、これは、上記の後壁内に埋め込まれ、各ノッチ内で実質的に中央に配置される。このへこんだ領域53は、例えば、寸法が細長く、例えば、ノッチ54、55の整列の軸に対して垂直な細長い軸を有する。へこんだパネルは、さらに、切断要素の係合部の適切に形作られた縁又は突起のロック係合を支持して、受けた切断要素をノッチにおいてより確実に位置決めすることができる。
さらに、ノッチ54、55の各々は、少なくとも1つの傾いた内部側壁74を含み、これは、上方に延びる接続チャネル72に向かっている。斜めになった側壁は、ノッチから摺動チャネルへの、又はその逆への切断要素の係合縁部の容易な摺動を促進する。従って、斜めになった側壁は、段階的に変わる様式でそれぞれのノッチの内外に切断要素の係合縁部を滑らかに案内するガイド機能を提供することができる。従って、側壁は、それぞれのノッチの基部内壁から共通チャネルに通じるランプ壁を効果的に形成することができる。
側壁は堅固な支持壁も提供し、これに対して、受けた切断要素の係合部の対応して形作られた縁をしっかりと静止させて、所定の位置にロックすることができる。
ノッチの構成は、主要なノッチ54a、54b、54cのセットと、端部ノッチ55a、55bの対とを含み、主要なノッチは、端部ノッチ間で整列させられている。
主要なノッチ54a、54b、54cは、クランプ位置を形成するためのものであり、すなわち、使用中の切断要素の係合端部を受けて位置決めして、クランプ位置を画定するためのものである。端部ノッチ55a、55bは、ノッチ54a及び54cによって画定される、ノッチが最小及び最大の主要なノッチ位置にあるときに、所定の位置における切断要素18の保持を支持するものである。例えば、切断要素係合端部の適した支持テール又は周辺部分が端部ノッチ55において静止して、切断要素がノッチから動くことに対するしっかりとしたロック支持を提供することができる。
主要なノッチの各々が、傾いた内部側壁74a、74bの対を含み、各々が共通の接続チャネル72に通じている。従って、これは、受けた切断要素18の係合端部をノッチ内外にいずれかの方向から又はいずれかの方向において容易に摺動させることを促進する。
傾いた内部側壁74a、74bは、好ましくは、各主要なノッチ54によって含まれる平らな基部壁76の両端から上向きに従属している。基部壁は、有利に、使用中の受けた切断要素の係合部に対してしっかりとした支持を提供する。
端部ノッチ55a、55bは、主要なノッチ54a、54b、54cの列のいずれかの端部に配置される。端部ノッチは、ノッチの列の端部を形成する。端部ノッチの各々は、1つの側に丸みを帯びた又は湾曲した内部側壁82を含み、湾曲した側壁は連続的に接続したノッチの列に対する端部境界を画定している。湾曲した形状によって、端部ノッチに入る任意の切断要素の係合部が主要なノッチに戻るのが奨励され、すなわち、湾曲した側壁が、隣接する主要なノッチに戻る方向に、受けた係合部をガイドするように形作られる。
各端部ノッチ55は、湾曲した側壁とは反対側に傾いた内部側壁を含み、傾いた側壁は、接続チャネル72に向かって傾いている。
主要なノッチ54及び/又は端部ノッチ55のいずれかである隣接するノッチの傾いた内部側壁74は、隣接する側壁の上端を共に結合する連結壁部分78の両端のそれぞれに向かって傾いている。連結壁部分は、2つの側壁のすぐ上に配置され、且つ、それらにまたがる押出又は部分押出領域の上面又は縁によって形成されてもよい。連結壁部分はさらなる支持点を提供し、その上で、受けた切断要素の適切な部分が静止して、所与のクランプ位置内に安定してそれをさらにロックすることができる。連結壁部分は、例えば、平らであってもよく、又は、概ねピークに達した壁の最上点において平らな部分を含んでもよい。
このノッチ構成における傾いた壁及び平らな壁の配置は、特に効率的な支持縁部の幾何学的形状を提供し、この上で、切断要素の適切に形作られた係合部の協同する縁部が静止して所定の位置においてロックされ得る。
図9及び10は、クランプ位置における、図8において記載及び例示されたノッチ幾何学的形状を有する例となるアタッチメントコーム30の1つのクランプ要素34aの斜視図及び平面図を示しており、例となる切断要素18の係合端部86がノッチの1つの54b内に受けられている。この例では、切断要素の端部における係合端部86は、一般的なU字形の輪郭を有しており、沈んだ部分88が中央に向かって下方に延び、接続された第1の湾曲した壁部分90及び第2の湾曲した壁部分91が、この沈んだ部分の両側に延びている。第1の湾曲した壁部分90は隆起し、第2の湾曲した壁部分91は、この隆起した部分から下方に降下する。係合端部86のこの形状は、ノッチ54の構成の傾いた壁の幾何学的形状と相補的に係合する。
クランプ要素18の異なる壁の部分は、クランプ要素が受けられるノッチ54bの表面、及び、このノッチの両側の隣接するノッチ54a、54bの表面の両方と様々に係合する。このようにして、アタッチメントコームへの切断要素の特に確実なロックアタッチメントが提供される。
特に、沈んだ部分88の両側における第1の湾曲した壁部分90の下面は、受けるノッチ54bの両側における連結壁部分78a、78bに対して係合する。沈んだ部分88の両側の第2の湾曲した壁部分91は、両側において、受けるノッチ54bに隣接するノッチ54a、54bの傾いた側壁74b、74aそれぞれに対して係合する。このようにして、湾曲した壁部分90、91は、クランプ要素が受けられるノッチ54の側面、及び、このノッチの両側の隣接するノッチ54a,54cの側面に効果的に係合して、受けるノッチ54b内にしっかりとクランプ要素を保持する。
沈んだ部分88は、ノッチ内に下方に延びており、沈みの自由空間内部の境界を定め、ここでは、カッター駆動バーが、(切断要素のカッターブレードの相対的な切断運動を駆動するために)前後に振動様式で自由に摺動することができる。ノッチの後壁のへこんだパネル53は、例えば、使用中に切断バーの端部を受けることができる。沈みの基部は、ノッチの平らな基部壁76と係合する。
切断要素係合部86が受けられるノッチに隣接するノッチ54a、54cの平らな基部壁76は、有利に、切断要素18の係合部86のテール部分93に対する支持表面として作用する。テール部分は、上記の基部壁に対して係合して静止し、受けるノッチ54bにおける切断要素のロック係合をさらに支持する。
図10は、ノッチ54b内に位置している切断要素18の係合部86の真上から見た図を示している。水平線94は、切断要素の縦の切断を示しているため、切断要素の2つの端部領域のみが示されている。
切断要素18の係合部86の第1の湾曲した壁部分90及び第2の湾曲した壁部分91及び沈んだ部分88が示されている。
切断要素18の係合部86について記載される幾何学的形状は、例えば、既存の装置の既知の切断要素:Philips(登録商標)OneBlade(登録商標)トリマーに見られる幾何学的形状である。この場合の沈んだ部分88は、横方向スロットを収容するためのものであり、これに沿って、切断要素のブレードは、例えば使用中に振動する等、横方向に摺動する。
上述したように、図8~10において例示されている上記の有利なノッチ構成は、切断要素18がクランプ要素34a、34bの間で垂直に延びるクランプ位置を提供するだけでなく、クランプ要素間の斜めのクランプ位置における切断要素のクランプも提供する。これは、ノッチ54内の傾いた内部側壁74の組み合わせが、斜めに配置された切断要素の受けた縁部によって及ぼされる対向力に対して、強い横向きの(すなわち、クランプ要素と平行に向けられた)支持を提供するためである。
内部側壁74及び基部壁76の配置によって、斜めに配置された切断要素を確実に固定するのを可能にする強いロック幾何学的形状が提供される。加えて、接続スロット72は、ノッチ構成54、55から切断要素を除去することなく、クランプ要素間に受けた切断要素の向きの調整を可能にする。これによって、斜めの位置間の適当な移動が可能になる。さらに、隣接するノッチの基部壁76はさらなる支持面を提供し、これに対して、切断要素係合部86のテール部分93はさらにしっかりと係合して、所定の位置においてロックされたクランプ要素をさらに支持することができる。
斜めの切断要素の配置は、切断される毛髪においてフェード又はフェーディングを作り出すのを容易にする。フェーディングは、毛髪トリミングの分野で知られている概念である。フェーディングとは、毛髪の長さに勾配を作り出すことを意味する。このフェード効果によって、毛髪がない所から設定された毛髪の長さまで毛髪の長さにおいて滑らかなオーバーフローが生じる。従って、異なるあり得る斜めのクランプ位置は、使用にあたって異なるあり得る毛髪長さ勾配効果の実現を可能にする。これは、ノッチ間の傾斜したクランプ面によって提供される調整可能な毛髪長さ設定と組み合わせて、多数のあり得る毛髪切断設定を可能にすることができる。
図11は、異なるあり得る直線的(すなわち垂直)なクランプ位置と斜めのクランプ位置間の使用中の切断要素18の調整を例示している。見て分かるように、切断要素のあり得る斜めの傾斜角ごとに、複数のあり得る高さ設定が達成可能である。本例では、各クランプ要素上に3つの主要なノッチ54a、54b、54cを有して、各斜めの傾斜設定を、2つの異なるあり得る高さ設定間で移動させることができる。3つの直線的なクランプ位置設定と組み合わせることで、これは、全体で7つのあり得るクランプ位置をもたらす。
一般に、あり得る切断設定の総数は、あり得る長さ設定の数、すなわち、あり得る垂直又は直線的なクランプ位置の数に関連づけられる。あり得る直線的なクランプ位置の数をnと示すことによって、クランプ位置の総数は、直線的なクランプ位置及び斜めのクランプ位置の両方で:n+2*(n-1)又は同等に3n-2として表すことができる。
図8~11の例示された例では、この場合の設定の総数が7であるように、3つの異なる長さ設定が定められている。
本発明の任意の実施形態によると、アタッチメントコームは、有利に、単一部品として、すなわち、1つの単体構造体として、例えば射出成形によって形成されてもよい。そのような単一ピースユニットは、低コストで製造することができる。特に、そのようなユニットは、一般に、標準的な高さ調整不可能なアタッチメントコームと同じコストで製造することができる。しかし、それは、複数の異なる(固定された)設定のコームを含む、アタッチメントコームのセット全体を効果的に置き換えることができるため、消費者に対する総等価原価(total equivalent cost price)は低減される。
本発明の実施形態は、単一部品要素を使用することによって、複数の長さでのトリミングを可能にする。一部の実施形態では、コームの歯のセットにわたって異なる斜めの位置に切断要素をクランプするのを、及び、異なるロック位置間での切断要素の係合縁部の容易な摺動移動も可能にする有利なロックノッチ幾何学的形状を使用することによって、異なるフェード効果が可能である。
本発明のさらなる態様は:切断要素を有する毛髪切断装置;及び、上記の実施形態又は例のいずれかによる、又は本願のいずれかの請求項による、毛髪切断要素に取り付けるための取り外し可能なアタッチメントコーム;を含む毛髪切断アセンブリを提供する。
切断装置は、取り外し可能なアタッチメントコームのノッチと係合するための係合部を含んでもよく、アタッチメントコームは、上記の係合部を介して切断装置に取り付けられる。
開示された実施形態に対する変更は、請求された発明を実行する際に、図面、明細書、及び付随の特許請求の範囲の調査から当業者により理解する及びもたらすことができる。特許請求の範囲において、「含む」という用語は、他の要素又はステップを除外せず、不定冠詞はその複数形を除外しない。1つのプロセッサ又は他のユニットが、特許請求の範囲において列挙されたいくつかの項目の機能を満たすことができる。特定の手段が互いに異なる従属項において記載されているという単なる事実は、これらの手段の組合せを役立つよう使用することができないと示しているわけではない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に若しくはその一部として供給される、光記憶媒体又は固体記憶媒体等、適したメディア上に記憶/分散させてもよいが、インターネット又は他の有線若しくは無線の通信システムを介して等、他の形態で分散させてもよい。特許請求の範囲におけるいかなる参照番号も、その範囲を限定するとして解釈されるべきではない。

Claims (13)

  1. 切断要素を有する毛髪切断装置に取り付けるための取り外し可能なアタッチメントコームであって、前記アタッチメントコームは、
    支持バーと、使用中に前記切断要素の端部の周りに前記アタッチメントコームをクランプするための、前記支持バーの両端のそれぞれに位置する第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素とを含む支持フレーム
    を含み、
    前記クランプ要素は、互いに対向するそれぞれの内面を有し、前記対向する内面の各々が位置決めノッチのセットを含み、前記位置決めノッチの2つのセットがそれらの間にクランプ面を画定し、
    前記アタッチメントコームは、前記第1のクランプ要素と前記第2のクランプ要素との間で前記支持バーに取り付けられたコームの歯のアレイをさらに含み、前記コームの歯の下縁は、前記アタッチメントコームに対する皮膚接触領域を画定し、
    前記クランプ面は、前記皮膚接触領域に対して傾斜しており、
    前記位置決めノッチは、前記クランプ要素間で、前記クランプ面に沿った異なるポイントにおいて、前記切断要素に対する一連のクランプ位置を画定し、
    使用にあたって前記切断要素を解放して、前記クランプ位置間で前記クランプ面に沿って摺動可能に前進させるのを可能にするために、前記クランプ要素は、少なくとも部分的に互いから離れるように動かすことが可能であり、
    前記クランプ要素は、前記支持バーの周りで可撓性を有し、前記クランプ要素の対向する第2の端部において内向きのピンチ作用を加えることによって、前記クランプ要素の対向する第1の端部のセットを互いから離れるように曲げるのを可能にしている、取り外し可能なアタッチメントコーム。
  2. 前記クランプ要素に接続する前記支持バーの少なくとも一部が、細長い断面を有し、前記断面の細長い長さ寸法は、前記支持バーの周りの前記クランプ要素の各々に対して曲げ軸を画定している、請求項1に記載の取り外し可能なアタッチメントコーム。
  3. 前記支持バーは、前記クランプ要素が接続された減少した断面の端部を含む、請求項1又は2に記載の取り外し可能なアタッチメントコーム。
  4. 前記アタッチメントコームのノッチは、受けた切断要素を前記クランプ要素の間で垂直に延在させて保持するための一連の直線的なクランプ位置を画定している、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の取り外し可能なアタッチメントコーム。
  5. 前記アタッチメントコームのノッチは、受けた切断要素を前記クランプ要素の間で斜めに延在させて保持するための一連の斜めになったクランプ位置を画定している、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の取り外し可能なアタッチメントコーム。
  6. 各々の対向する内面上のノッチは、一列に配置されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の取り外し可能なアタッチメントコーム。
  7. 各列におけるノッチは、それぞれ上側にわたって開いており、開いた上側は、前記ノッチを共に連結する共通のチャネル上に開いている、請求項6に記載の取り外し可能なアタッチメントコーム。
  8. 前記ノッチの各々は、前記共通のチャネルに向かう少なくとも1つの傾いた内部側壁を有している、請求項7に記載の取り外し可能なアタッチメントコーム。
  9. 各列における隣接するノッチの傾いた側壁は、前記隣接するノッチの傾いた側壁の上端間に延びる平らな連結壁部分によって接続されている、請求項8に記載の取り外し可能なアタッチメントコーム。
  10. 前記ノッチの列は、前記列のそれぞれの端部に端部ノッチを含み、前記端部ノッチの各々は、一方の側に、前記列に端部を形成する丸みを帯びた内部側壁を有し、もう一方の側に、傾いた内部側壁を有する、請求項6乃至9のいずれか一項に記載の取り外し可能なアタッチメントコーム。
  11. 切断要素を有する毛髪切断装置と、前記毛髪切断装置用の取り外し可能なアタッチメントコームとの結合を調整する方法であって、前記調整は、前記毛髪切断装置の切断設定を調整するためのものであり、前記アタッチメントコームは、
    支持バーと、前記切断要素の端部の周りに前記コームのユニットをクランプするための、前記支持バーの両端のそれぞれに位置する第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素とを含む支持フレーム
    を含み、
    前記クランプ要素は、互いに対向するそれぞれの内面を有し、前記対向する内面の各々が位置決めノッチのセットを含み、前記位置決めノッチの2つのセットがそれらの間にクランプ面を画定し、
    前記アタッチメントコームは、前記第1のクランプ要素と前記第2のクランプ要素との間で前記支持バーに取り付けられたコームの歯のアレイをさらに含み、前記コームの歯の下縁は、前記アタッチメントコームに対する皮膚接触領域を画定し、
    前記クランプ面は、前記皮膚接触領域に対して傾斜しており、
    前記位置決めノッチは、前記クランプ要素間で、前記クランプ面に沿った異なるポイントにおいて、前記切断要素に対する一連のクランプ位置を画定し、
    使用にあたって前記切断要素を解放して、前記クランプ位置間で前記クランプ面に沿って摺動可能に前進させるのを可能にするために、前記クランプ要素は、少なくとも部分的に互いから離れるように動かすことが可能であり、
    前記クランプ要素は、前記支持バーの周りで可撓性を有し、前記クランプ要素の対向する第2の端部において内向きのピンチ作用を加えることによって、前記クランプ要素の対向する第1の端部のセットを互いから離れるように曲げるのを可能にし、
    前記方法は、第1のクランプ位置からの前記切断要素の解放を可能にするように前記クランプ要素の対向する第2の端部において内向きのピンチ作用を加えることによって、前記クランプ要素を互いから離れるように少なくとも部分的に動かすステップと、前記クランプ面に沿って前記切断要素を摺動可能に前進させて第2のクランプ位置まで移動させるステップと、前記クランプ要素を互いに向けて戻すように動かし、それによって前記第2のクランプ位置において前記切断要素をロックするステップとを含む、方法。
  12. 前記切断要素の摺動可能な前進は、第2のクランプ位置まで前記切断要素を移動させて、前記クランプ要素間で斜めに延びる前記切断要素を有するように、前記クランプ面と平行に前記切断要素を回転させることを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の取り外し可能なアタッチメントコームと、
    切断要素を有する毛髪切断装置であって、前記切断装置は、前記取り外し可能なアタッチメントコームのノッチと係合するための係合部を含み、前記アタッチメントコームは、前記係合部を介して前記切断装置に取り付けられる、毛髪切断装置と、
    を含む毛髪切断アセンブリ。
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