JP2022502317A - 分配弁を備える分配管を介して飲料を分配するためのキット - Google Patents

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Abstract

分配弁を含む分配管を介して飲料を分配するキットは、ケグ1および閉鎖具2のアセンブリと連結具とを備える。アセンブリは、a閉鎖具に組み込まれた、またはケグと閉鎖具との境界に組み込まれた内部ベント機構であって、所定の値PO0の過圧が柔軟なバッグ内で生じると、内部空間と中間空間とを流体連通するように構成された内部ベント機構と、b閉鎖具2または閉鎖具2とケグ1の境界に組み込まれた安全逃し機構8a,8b,27であって、所定の値PO1の過圧がケグ内で生じると圧力を逃がすように設計され、PO1はPO0よりも大きい安全逃し機構とを備える。連結具は基体を備え、a)ケグ連結具31をケグ1の首部5またはケグの閉鎖具2に接続するための連結手段40と、b)分配先端部38bを含む分配コネクタ38と、c)ガス先端部39bを含むガスコネクタ39aとを備える。連結具は、ガス先端部39b内の過圧が所定の過圧値PO2に達したときに圧力を逃がす過圧逃しベント41と過圧逃し弁(42)を含み、次の条件の少なくとも1つが満たされることを特徴とする。i逃し弁が開く所定の過圧値PO2がPO1よりも小さいこと。iiケグ連結具がケグまたは閉鎖具と連結することにより、閉鎖具内またはケグと閉鎖具との境界において過圧機構を作動させるのに必要な過圧PO1を上げて過圧PO1よりも大きいPO1´とし、PO1′はPO2よりも大きいこと。【選択図】図10

Description

本発明は、分配弁を有する分配管を介して飲料を分配するためのキット、特に、タッピング柱が、オプションで使い捨ての分配管を備えた、バーまたはホテルなど業務用に飲料を分配するためのキットに関する。キットは、特にバッグ・イン・ボトルタイプのケグであって閉鎖具によって閉じられるケグと、分配管に連結されたあるいは連結可能なケグ連結具とを備える。
業務用の飲料ケグにおいて、バッグ・イン・ケグ(bag-in-keg)は、着実に市場シェアを獲得している。そのようなバッグ・イン・ケグタイプは、剛性の外側シェルを備え、その内側には分配される飲料を収容する柔軟な内側バッグが設けられている。バッグ・イン・ケグタイプのケグの最も重要な利点として、炭酸飲料を分配するために、推進剤を内側バッグと外側シェルの間の中間スペースに導入して、炭酸飲料と推進剤との接触を回避することにより、分配サイクル全体にわたって飲料の品質維持の改善ができることがある。費用効果の高いバッグ・イン・ケグとしては複数の例が開発されており、ビール樽、シードル樽などの大量消費製品で広範な使用が可能となっている(EP2146832、EP2148770、WO2010/031764、EP2152494、EP2152494、EP2152486、EP2152486、EP2148771など)。
従来のケグとは異なり、バッグ・イン・ケグの分配管とガス管は、ケグの別々の部分に接続する必要がある。前者は内側のバッグの内部と流体連通し、後者は内側のバッグと外側のケグとの間の中間スペースに連通する。従来のケグとは異なり、バッグ・イン・ケグタイプのケグでは、分配スウォード(sword)の使用は必須ではない。このため、バッグ・イン・ケグタイプのケグは通常、2つの別個の開口部を含む閉鎖具が設けられる。開口部は、内側袋の内部と接触する分配開口部と、内側バッグと外側のケグ間のヘッドスペースと接触するガス開口部である。バッグ・イン・ケグタイプのケグに適した閉鎖具の例は、WO2009/090224、WO2009/090223、WO2012/004223に開示されている。
このようなケグの普及が進むにつれ、所定の安全規制に準拠した正しい使用の管理がより困難になり、サプライチェーンおよびケグの利用において確実に安全を保証する必要が生じる。
前述の閉鎖具は、醸造所から消費地へのケグの輸送中に過圧逃し機構を提供するが、ケグ連結具がケグに連結されている場合、過圧逃し機構は確実な安全の保証を提供しない。
本発明は、添付の独立請求項に定義されている。好ましい実施形態は従属請求項に定義されている。特に、本発明は、分配弁を備える分配管を介して飲料を分配するキットに関し、同キットは以下を備える。
-ケグ(1)と閉鎖具(2)とのアセンブリであって、ケグは、第1アクセス開口部(6)を形成する首部(5)を有する外側シェル(3)と、第2アクセス開口部(13)を形成する首終端部(12)を有する柔軟な内側バッグ(23)とを備え、閉鎖具(2)は、閉鎖具(2)が密封位置でケグ(1)に固定可能であり、閉鎖具(2)は、ケグの第1アクセス開口部(6)および第2アクセス開口部(13)を密封することにより2つの密封空間を形成し、外側シェル(3)と柔軟なバッグ(10)間には中間空間が形成され、柔軟なバッグ(10)の内側には内側空間があり、閉鎖具(2)は、少なくとも2つの別個のアクセスポートを備え、第1アクセスポート(25)は第1アクセス開口部(6)用であり、第2アクセスポート(22)は第2アクセス開口部(13)用であり、
a.閉鎖具に組み込まれた、またはケグと閉鎖具との境界に組み込まれた内部ベント機構であって、所定の値PO0の過圧が柔軟なバッグ内で生じると、内部空間と中間空間とを流体連通させる内部ベント機構と、
b.閉鎖具(2)に組み込まれた、またはケグと閉鎖具との境界に組み込まれた安全逃し機構(8a,8b,27)であって、所定の値PO1の過圧がケグ内で生じると、ケグ内の圧力を逃がすように設計され、PO1はPO0よりも大きい安全逃し機構と、を備えるアセンブリ。
−ケグ(1)の内部を、分配弁に接続された分配管(35)と加圧流体源に接続された圧力ガス管とに流体接続させるためのケグ連結具(38)であって、基体を備え、さらに以下の要素を備えるケグ連結具。
a)ケグ連結具(38)をケグ(1)の首部(5)またはそれ用にケグ連結具が設計されているケグの閉鎖具(2)に強固に解放可能に接続するための連結手段(40)。
b)分配弁(33)と流体連通する分配管(32)に接続または接続可能な第2端部と流体連通する、長手方向軸Zに沿って延びるほぼ直線状の分配先端部(38b)を備える分配コネクタ(38a)。
c)前記長手方向軸Zに沿って延び、分配先端部(38b)から物理的に分離された、ほぼ直線状のガス先端部(39b)を備えるガスコネクタ(39a)であって、同ガス先端部(38b)は、加圧流体源に接続または接続可能なガス管(34)に接続された第2端部に流体連通する、ガスコネクタ(39a)。
前記連結具は、一方でガス先端部(39b)と流体連通し、他方で大気と流体連通する過圧逃しベント(41)を備え、同ベント(41)内に過圧逃し弁(42)が配され、過圧逃し弁(42)は、ガス先端部(39b)内の過圧が所定の過圧値PO2に達すると圧力を逃すように設計されること、および以下の条件のうちの少なくとも1つが満たされることを特徴とする。
i 逃し弁が開く前記所定の過圧値PO2がPO1よりも小さいこと。
ii ケグ連結具がケグまたは閉鎖具と連結することにより、閉鎖具内またはケグと閉鎖具との境界において過圧機構を作動させるのに必要な過圧PO1を上げて、過圧PO1よりも大きいPO1´となり、PO1´はPO2よりも大きいこと。
O2は、23℃で測定した場合、好ましくは、3.5から6バールの範囲で選択され、好ましくは5.2から5.8バールの範囲で選択される。
閉鎖具の第2アクセスポートは、好ましくは、ケグ連結具をケグに連結する前はくさび部によって閉鎖され、ケグ連結具の分配先端部は貫通作動手段の作動時にくさび部を貫通し、ケグ連結具をケグから分離させても第2アクセスポートは開いたままである。
閉鎖具は、好ましくは、第1および第2の別個の密封部材を備え、第1密封部材は、外側シェルの首部と係合し、外側シェルの内部を大気から密封するように設計され、第2密封部材は、内側バッグの首終端部と係合し、大気、および外側シェルと内側バッグとの間の中間空間から内側バッグの内部を密封し、閉鎖具の第1アクセスポートは、第1密封部材の内側であって第2密封部材の外側に位置し、第2アクセスポートは第2密封部材の内側に位置する。
閉鎖具とケグの境界に組み込まれた過圧逃し機構は、好ましくは、閉鎖具とケグとの間の固定手段を備え、固定手段は2つの位置を備え、閉鎖具は、閉鎖具の第1および第2密封部材がケグに係合する第1密封位置と、少なくとも第1密封部材とケグの外側シェルの首先端部間の密封が破壊される第2密封位置との間を移動可能であり、さらにより好ましい実施形態では、第1密封部材と外側シェルの首部間の密封と、第2密封部材と内側バッグの首終端部間の密封の双方が破壊される。
閉鎖具の第1アクセスポートは、ケグの外側シェルと内側バッグの間の中間空間用であり、好ましくは、ケグにケグ連結具を連結する前は大気から密封されるか、またはケグ連結具の連結前は大気に開放される。
好ましい実施形態によれば、閉鎖具は、ハブ(18)を備えた基部(16)を備え、ハブはスカート(17)に延びる周縁を有し、ハブの内縁は中間壁(20)を介して中央ディスク(19)に延び、中間壁にはハブ(18)に隣接する外向きの第1肩部(21)が設けられ、ディスク(19)上には別の円筒形の壁部(23)が設けられ、別の壁部(23)はスカート(17)と同様に延び、ディスク(19)より小さい径を有することにより第2肩部(24)を形成し、これにより、閉鎖具が前記密封位置においてケグに固定されたとき、第1密封部材(28)は第1肩部(21)に位置し前記肩部(21)と外側シェル(3)の首部(5)の内縁との双方に係合し、第2密封部材(29)は前記第2肩部(24)と内側バッグ(10)の首終端部(12)の内側との間に介在する。
好ましくは、閉鎖具の基部は柔軟であり、所定の過圧PO0がケグ内で生じた場合に基部の膨張を可能にし、それによって第2密封部材と内側バッグのネック終端部間の密封が破壊されて、ケグ連結具がケグと閉鎖具との間の圧力逃し機構に衝撃を与えた場合でも、ケグ連結具の過圧逃し弁を介して内側バッグ内の過圧を開放する。
外側シェルの首部は、好ましくは、外向きに延びるリムを備え、ケグ連結具の連結手段は、リムと協働するラッチを備え、それにより、ケグ連結具をケグの首部に強固に接続する。
本発明の特徴をよりよく説明するために、本発明によるアセンブリの以下の好ましい実施形態は、添付の図面を参照して、限定的ではなく、例示される。
図1は、本発明によるキットのケグと閉鎖具のアセンブリ断面を示す。 図2は、図1と同様のアセンブリの対応する断面を示すが、ケグ上の閉鎖具は別の固定位置にある。 図3は、本発明による閉鎖具の斜視図を示す。 図4および図5は、別の実施形態における図1および2に対応する断面を示す。 図6は、本発明によるキットの代表的な配置を概略的に示す。 図7から図9は、本発明によるキットのケグ連結具のいくつかの代替の実施形態を示す。 図10は、ケグ連結具の一部を示し、本発明による安全逃し弁を示す。
詳細な説明
ケグおよび閉鎖具のアセンブリ
図1は、本発明によるキットの一部としてのケグおよび閉鎖具のアセンブリを示し、アセンブリは、ケグ1およびその上に固定された閉鎖具2を備える。
ケグ1は、空間4を形成し、アクセス開口部6を形成する首部5を備えた外側シェル3を備える。代表的な実施形態では、首部5は、円筒形の壁部7を備え、その上に、少なくとも2組の外向きに延びる突起8aおよび8bが設けられ、両組は、首部5の異なる高さに設けられる。
外側シェル3の首部5はさらに、首部5の内縁に座部を形成する肩部9を備える。
一組における各突起8aまたは8bは、好ましくは、環状の形態で首部5の同じ高さに配置され、互いに離間されていてもよいし、あるいは連続的な環状リムを形成してもよい。
外側シェル3によって形成される空間4には、柔軟性材料で製造された内側バッグ10が設けられている。この内側バッグ10は、内部空間11を包囲し、アクセス開口部13を形成する首終端部12を備えている。その首終端部12において、内側バッグ10の材料の厚みは、その他の部分よりも実質的に厚く、首終端部12をほぼ剛性にする。首終端部12は、基本的に、円筒形の壁部分14を備え、同壁部分は、外側シェル3の首部5に設けられた上記座部9上に配される。
図3に示すように、閉鎖具2は、基部16と、基部16の面全体に対し横切って延びるスカート17とを備える。
基部16は、スカート17内に延びる周縁を有するハブ18が設けられる。ハブの内縁は、中間壁20によって中央ディスク19内に延びる。図1から理解されるように、中間壁20は、ハブ18に隣接する外向きの肩部21が設けられる。中間壁は、階段状の構成で設計されることが好ましい。
ディスク19は、好ましくは、内側バッグ10への貫通可能なアクセスポートを形成するくさび領域22が設けられ、くさび領域22と同心円状に、別の円筒形壁部23が前記ディスク19上に設けられ、別の壁部23は、スカート17と同様に延び、ディスク19の径よりも小さい径を有し、それによって肩部24を形成する。
閉鎖具2の中間壁20に沿って、内側バッグ10と外側シェル3との間の中間空間4へのアクセスポート25(第1アクセスポート)が設けられる。示された実施形態では、この第1アクセスポート25は、閉鎖具2と同じ長手方向に上記ディスク19まで延びる円筒形の管によって形成される。同管は、ハブの近くの開放端と、前記ディスク19に隣接する横方向の開口部26とを備える。
スカート17については、連続する円筒を備え、その上に一組の内向きの突起27が設けられていることがわかる。
閉鎖具2とケグ1の組み立て位置では、閉鎖具は第1固定位置において固定され、同位置では閉鎖具の突起27は、ケグ1の突起8aの後ろにスナップ固定される。図1に明示されているように、別の壁部23は、首終端部12によって形成されるアクセス開口部13内に部分的に延在する一方で、閉鎖具2のディスク19または少なくとも第2アクセスポート25内の横方向開口部26は、内側バッグ10のアクセス開口部13内ではない、外側シェルのアクセス開口部6内に位置する。
本発明によれば、密封手段は、閉鎖具とケグとの間に設けられ、同密封手段は、少なくとも、閉鎖具2とケグの首部5との間に配置された第1密封部材28を備える。これにより、第1密封部材は、外側シェル3のアクセス開口部6の周囲に配置される。密封手段はさらに、閉鎖具2と内側バッグ10の首終端部12との間に配置された第2の別個の密封部材29を備える。これにより、第2密封部材は、内側バッグ10のアクセス開口部13の周囲に配置される。本発明の趣旨として、「別個の」という用語は、密封部材28〜29が、間隔を空けて異なる位置で作用することを理解されたい。両方の密封部材28〜29が、密封機能を有さない接続部によって相互に接続されている場合、相互に接続された密封部材28〜29は、別個の密封部材と見なされるべきである。
第1密封部材28は、基本的には、弾性のある、好ましくはエラストマーのような材料でできており、閉鎖具2の中間壁20に設けられた肩部21に配置される密封リングである。図1に示すように、この密封部材28は、前記肩部21と外側シェル3の首部5の内縁との両方に係合し、それにより、外側シェル3内の空間4を大気から密封する(ただし、第2アクセスポート25を除く)。
第2密封部材29は、基本的には、開放端を有する略円筒形であり、肩部24と内側バッグ10の首終端部12の内側との間に配され、それにより、外側シェル3内の空間4を内側バッグ10内の空間11から分離する。この空間4および11の分離により、双方により、内側バッグに収容された流体が外側シェル3の空間4に漏れるのを防ぎ、流体、特にOが内側バッグ10に侵入するのを防ぐことができる。第2密封部材29は、好ましくは、第1密封部材28と同じ材料で製造されるが、異なる弾性の、好ましくはエラストマーのような材料で製造することもできる。
好適な実施形態では、図1および図2に示すように、第1密封部材28は、閉鎖具2の中間壁20とケグ1の首部5の半径方向内面との間に設けられ、第2密封部材29は、閉鎖具2の壁部23の半径方向外面と、内側バッグ10の首終端部12の内側の半径方向表面との間に設けられている。
好ましくは、両方の密封部材28および29の高さH1およびH2は、外側シェル3の首部5に設けられた突起8aおよび8bの両組間の距離Dよりも小さい。しかしながら、第2密封部材29は、好ましくは相当の高さH2を有することに留意されたい。さらに、好ましくは、少なくとも第2密封部材29、さらにより好ましくは、両方の密封部材28〜29は、所定の厚みを有する。この厚みは、閉鎖具2が、内側バッグの首終端部12の軸方向熱膨張係数よりも大きい軸方向熱膨張係数を有する材料で製造される場合に特に好ましい。これにより、温度が上昇すると、閉鎖具はケグ1の首部により密接に嵌合し、それにより、閉鎖具と首終端部の半径方向内面との間の第2密封部材29を圧縮し、内側バッグ10からの流体の漏れに対して優れた密封を確実にするこができる。第2密閉部材29の厚みは、圧縮能力を提供するためにここで重要である。そうでないと、閉鎖具の熱膨張が、内側バッグ10の首終端部およびケグ1の首部5に直接作用し、ダメージが生じる。熱膨張係数は、ここで、温度の変化と材料の線寸法の変化との関係として定義される。これは、温度変化ごとの長さの分数変化である。さらに、密封部材28〜29の厚みおよび/または高さにより、それを通る流体の浸透に対して優れた抵抗を可能にする。
本発明によるアセンブリでは、密封手段は、アクセスポート22および25の一部を形成せず、外側シェル3内の空間4または内側バッグ10内の空間11へアクセスするために穴を開ける必要がないことは明らかである。閉鎖具2が図1に示すように配置されている場合、つまり固定位置では、密封手段は実質的に密封機能のみを提供し、アクセスポートとしては機能しない。
好ましい実施形態では、密封部材28および29の両方が閉鎖具2に固定され、それにより、密封部材28および29が正しく配置されることを保証しながら、ケグ1上への閉鎖具2の組み立てを容易にする。固定は、接着、オーバーモールド、または他の公知の固定技術によってなされ、密封部材と閉鎖具との間の良好な接触を確実にする。
ただし、密封部材をケグに固定したり、緩い密封部材を使用したりすることもできる。
過圧逃しシステム
本発明によれば、ケグ1と閉鎖具2のアセンブリは、閉鎖具2とケグ1との間の固定手段を有する過圧逃しシステムを備え、前記固定手段は、閉鎖具2がその間を移動可能な2つの位置を含む。
代表的な実施形態では、過圧逃しシステムは、首部5の突起8aおよび8bの両組、ならびにスカート17および対応する突起の組27を備える。
本発明によるアセンブリの上記形態において、第1固定位置は、スカート17上に配置された突起27の組が、ケグ本体に最も近く配置された突起8aの組の後ろにスナップ固定(すなわちクランプ)され、ここで、閉鎖具2は、外側シェル3の前記開口部6および内側バッグ10の開口部13を密封する。
第2固定位置は、図2に示され、スカート17の突起27の組が、ケグ本体から離れて配置された突起8bの組の後ろにスナップ固定される位置として定義される。この第2固定位置では、開口部6および13の密封が破壊される。密封の破壊は、閉鎖具2がその固定位置を変えて移動する距離Dよりも高さH1およびH2が小さくなるように、密封部材28および29を設計することによって保証される。大気の観点から内側バッグ10内の空間の密封を破壊することにより、過圧の逃しが可能になることは明らかである。
閉鎖具2を第1(密封)固定位置に配置し、ケグ内において閾値PO1を超える過圧(=内側ケグ(Pik)と大気(PAtm)の間の圧力差)が生じると、過圧によって閉鎖具2が上向きに第2固定位置まで押される。このとき、閉鎖具はケグに対し緩められることなく、過圧が逃される。これにより、ケグ1で生じる過圧の安全性の問題に対処できる制御されたシステムを得ることができる。
上記の実施形態では、各突起は、別個に離間した突起であるか、または連続状のリングを形成することができる。
突起27が連続状のリングを形成する場合、およびケグ1から離れて位置する突起8bが連続状のリムを形成する場合、リングまたはリムのいずれかまたは両方において、いくつかの横方向の溝が設けられることが好ましい(図示省略)。この溝は、閉鎖具2が第2固定位置(すなわち、過圧の逃しを可能にする位置)に位置するときに、ケグによって閉じられた空間4,11と周囲との間の接触を確実にする。
外側シェルと閉鎖具の両方に適切な材料、または少なくとも過圧逃しシステムを構成する要素は、ステンレス鋼、または例えばポリエステルおよび/またはポリオレフィンなどの1つまたは複数の合成材料である。
上記の実施形態によれば、首部5は、少なくとも2組の突起8aおよび8bを備え、閉鎖具は、少なくとも1組の突起27を備える。別の実施形態によれば、過圧逃しシステムはまた、閉鎖具2上の少なくとも2組の突起、および首部5上の少なくとも1組の突起を備えることができ、閉鎖具2が第1固定位置から第2固定位置へ移動する間、首部5上の同じ組の突起が、閉鎖具2の第1の組の突起から外れ、続いて、前記閉鎖具2の第2の組の突起と係合する。
ケグ内の圧力がケグや閉鎖具の破裂または閉鎖具の吹き飛ばしが発生する可能性があるレベルまで上昇した場合の安全対策として主に意図される上記過圧逃しシステムとは別に、好適な実施形態で説明される閉鎖具の設計は、より低い圧力レベルで段階的な圧力逃しを可能にする内部ベント機構も備える。実際、PO1より下のレベルPO0まで圧力が高まると、閉鎖具の基部がわずかに変形、つまり外側に膨張する。膨張によって、閉鎖具2は、ケグ1の外の方向に、係合したままの第2密封部材29の高さよりも小さい距離分、軸方向に変位する。閉鎖具2の変位の結果、ケグ内のヘッドスペースは体積が増加し、ケグ内の圧力はわずかに低下する。圧力がさらに増加すると、閉鎖具はさらにある程度膨張し、第2密封部材29は首終端部12の内面から外れる。これにより、アクティブベントが可能となる。圧力が低下すると、閉鎖具は元の形状に戻り、密封部材29が再び係合する。
閉鎖具の膨張、特にそこから生じる軸方向の変位は、この場合、閉鎖具2の中間壁20の階段状の設計によって達成され、ハブ18が大きく変位することなく、よってスナップ固定を緩めることなく、基部16の変位を可能にする。
代替の実施形態
図4および図5は、本発明によるアセンブリの代替の実施形態を示す。アセンブリは、図1〜3を参照して説明したアセンブリに対応する。この代替の実施形態では、閉鎖具とケグとの境界面または閉鎖具内の内部ベント機構は、閉鎖具の基部16によって提供され、基部は、所定の過圧PO0が内側バッグ内で生じるケグ1の密封時に、外向きに膨張する柔軟性を提供するように設計される。
図5から理解されるように、所定の過圧PO0がケグの内側バッグ10に生じた場合、閉鎖具の基部16は外側に膨張し、それによって第2密封部材29を変位させる。その変位により、第2密封部材29は、侵入部30の延長に位置する密封部材29の一部または複数部分が内側バッグの首終端部12から外れるように変位する。したがって、侵入部30は、内側バッグ内の空間11と中間空間4との間に通気路を形成し、次に中間空間4は、第1アクセスポート25を介して環境大気と連通することにより、ケグ上にケグ連結具が固定されていない場合に過圧逃しを可能にする。あるいは、第1密封部材28はまた、第2密封部材29内の侵入部30に対応する侵入部を設けることができ、その結果、閉鎖具2が変形すると、第1密閉部材28も外れる。
上記から、かかる設計のオプションは、製造分野においてよく知られた様々な方法で実現できることは明らかである。
あるいは、図1から図3を参照して説明したように、閉鎖具2と内側バッグ10の首終端部12との間に配置された密封部材29の設計がある。この密封部材29は、開放端を備えた略円筒形であり、シーリングの外縁に沿って位置する少なくとも1つ、好ましくはいくつかの侵入部30を備えている。これらの侵入部30は、密封部材29の高さH2の一部にわたって広がり、その密封部材29の側は、組み立て時に閉鎖具とケグとの間でケグの内側に向けられる。これらの侵入部の延長部に位置する密封部材の一部または複数の部分は、ケグの内側バッグ内の過圧によって生じる変形中の閉鎖具の基部の変位よりも小さい高さH2´を有する。
所定のレベルで圧力が低下すると、閉鎖具は元の形状に戻り、密封部材が再び係合し、内部空間11を中間空間4から再び密封し、中間空間4は環境大気から密封される。
上記から、代替の実施形態では、ケグへの閉鎖具の固定は、いわゆるスナップフィット固定に限定されず、例えば、ねじ山など、様々な多くの固定手段によって実現可能である。
ケグ連結具
飲料を分配するための本発明によるキット(図6)はケグ連結具31をさらに備え、同連結具は、ケグ1の内部を、分配弁33(またはピンチ弁)に接続された分配管32と、加圧流体35の供給源に接続された圧力ガス管34とに流体的に接続する。
図7に示すように、ケグ連結具は、ケグ1の閉鎖具2と係合するのに適したインターフェースを備えた基体36を備え、以下の要素を含む。
a)ケグ連結具31をケグ1の首部またはケグ連結具31がそれ用に設計されている前記ケグの閉鎖具2に強固且つ解放可能に接続するための結合手段37
b)分配弁33と流体連通している分配管32に接続されているまたは接続可能な第2端部と流体連通している、長手方向軸Zに沿って延びる略真っ直ぐな分配先端部38bを備える分配コネクタ38a
c)前記長手方向軸Zに沿って延び、分配先端部38bから物理的に分離された略真っ直ぐなガス先端部39bを備え、加圧流体35の供給源に接続されているまたは接続可能なガス管に接続された第2端部と流体連通しているガスコネクタ39a
d)連結手段37を非連結位置から連結位置に可逆的に遷移させる連結作動手段40であって、連結位置では、分配先端部38bおよびガス先端部39bがケグ閉鎖具2の対応するアクセスポート22,25にそれぞれ対向してケグ連結具37がケグ首部またはケグ閉鎖具2にしっかりと連結される、連結作動手段
e)分配先端部38bおよびガス先端部39bを長手方向軸Zに沿って所定の距離だけ第1後退位置Z1から第2連結位置Z2まで移動させるための貫通作動手段40であって、前記距離は分配先端部38bおよびガス先端部39bがケグ閉鎖具に設けられた対応するアクセスポート22および25を貫通するのに十分な距離である、貫通作動手段
f)一方ではガス先端部39bと、他方では大気と流体連通しており、過圧逃し弁42が内部に配された過圧逃しベント41であって、ガス先端部39b内の過圧が所定の過圧値PO2に達し、以下の条件のうちの少なくとも1つが満たされるとき、圧力を逃がすように設計された過圧逃しベント41
(i)逃し弁42が開く所定の過圧PO2は、PO1よりも小さいこと
(ii)ケグ連結具31とケグ1または閉鎖具2に連結すると、過圧機構8,27を作動させるのに必要な過圧PO1が増加し、閉鎖具2またはケグと閉鎖具との境界面で、PO1よりも大きくPO2より大きい過圧PO1´となること
図7から図9は、本発明に適用可能なケグ連結具のいくつかの好ましい実施形態を示す。ケグ連結具は、ケグ1の閉鎖具2と係合するのに適したインターフェースを備えた基体36を備える。ケグ連結具31の様々な要素が前記基体36に取り付けられている。連結手段37は、ケグ連結具31をケグ1の首部5または前記ケグの閉鎖具2にしっかりと可逆的に連結するために、前記基体に取り付けられている。ケグ連結具31は、分配管32およびガス管34にそれぞれ接続された分配コネクタ38aおよびガスコネクタ39aを支える。分配コネクタ38aの例を図6に示す。ガスコネクタ39aは同様の形状を有し、分配コネクタ38aに関して説明した特徴は、必要な変更を加えてガスコネクタ39aに適用される。分配コネクタおよびガスコネクタ38a,39aはそれぞれ、長手方向軸Zに沿って略真っ直ぐに延び貫通に適した分配先端部38b,39bを備え、同先端部は、貫通する場合は、ケグ1の閉鎖具2の分配開口部22およびガス開口部25を貫通する。この場合、単一の作動手段40は、単一の動きで、連結手段40を非連結位置から連結位置に可逆的に遷移させることが可能であり、ここでケグ連結具31は、ケグ首部5またはケグ閉鎖具2に強固に連結され、分配先端部38bおよびガス先端部39bは前記ケグ閉鎖具に設けられた対応する分配開口部22およびガス開口部25を貫通せずに対向する。そして、分配先端部38bおよびガス先端部39bを長手方向軸Zに沿って第1後退位置Z0から第2接続位置Z2まで所定の距離だけ可逆的に移動させる。ここで前記距離は、分配先端部38bおよびガス先端部39bが、ケグ閉鎖具2に設けた対応する分配開口部22およびガス開口部25に貫入されてケグ1の内部との流体連通が実現されるのに十分な距離である。
好ましくは、連結手段40は、分配先端部38bおよびガス先端部39bが対応する分配およびガス開口部22,25との係合を完了させる前に連結位置にあるようにする。その係合は、密封状態を引き裂いて開くか、または弾力性のある密封リング(図示省略)に強制的に通過させる任意の相当な力で行われる。連結手段40が連結位置になる前にこれが起こった場合、ケグ連結具は、ケグ首部5またはケグ閉鎖具2から外れる危険性がある。このため、連結手段40が連結位置に達するとき、分配先端部38bおよびガス先端部39bは、長手方向軸Zに沿って中間距離Z1<Z2だけ移動させておくことが好ましい。ここで、前記中間距離Z1は、ケグ連結具がそれ用に設計されたケグ閉鎖具2の対応する分配およびガス開口部22,25を貫通するのに分配先端部38bおよびガス先端部39bが必要な距離よりも短い。その後、連結手段は連結位置を維持し、分配およびガス先端部38b,39bは、中間位置Z1から接続位置Z2へ長手方向Zに沿って引き続き遷移し、ケグ内部との流体連通を実現する。
好ましい実施形態では、連結手段40は、ケグ連結具の基体36の両側に配置されたヒンジ43aに枢動可能に取り付けられた第1および第2ラッチ43を備え、前記ラッチのそれぞれの一方の自由端は、互いに向かって延びる突起43bを終端とする。突起43bは、突起がそれ用に設計されたケグ首部の表面と嵌合するのに適した形状を有する。単一の作動手段40の作動時に、各突起43bの先端を分離する距離Dは、ケグ連結具がそれ用に設計されているケグの首部またはケグの閉鎖具の少なくとも1つの寸法よりも大きい非連結距離D0から変化する。これにより、ケグ連結具は、前記ケグへの連結位置に到達するまで、ケグの首部またはケグ閉鎖具の寸法よりも小さい連結距離D1<D0まで自由に移動でき、これにより、ケグ連結具はケグ首部またはケグ閉鎖具2に強固に固定される。
分配およびガスコネクタ38a,39aは、好ましくは、ケグ連結具基体36に対して長手方向Zで移動可能な支持要素44上に支持される。前記支持要素44は、各ラッチ43と相互に接続されており、これにより、支持要素44を長手方向Zに沿って前記後退位置Z0から前記中間位置Z1に移動させることにより、ラッチ43は、それぞれのヒンジ43aを枢動するように駆動され、ラッチ突起43bの先端間の距離が非連結距離D0から連結距離D1まで減少する。支持要素44を長手方向Zに沿ってさらに前記中間位置Z1から前記接続位置Z2に移動させると、ラッチ突起の先端間の距離は、それらの連結距離値D1で実質的に一定のままである。
単一の作動手段40は、好ましくは、ヒンジ40aを備えたケグ連結具基体36に枢動可能に取り付けられたレバーである。レバーは、好ましくは、分配およびガスコネクタ38a,39aを支持する支持要素44と相互接続されることにより、そのヒンジ40aを中心にレバーを上下に回転させると、基体36に対して、長手方向Zに沿ってその後退位置Z0と連結位置Z2の間で中間位置Z1を介して支持要素が上下に駆動される。レバー40と基体36との間の接続は、好ましくは、豆形のスロットに係合するピン44aのタイプであり、その結果、ヒンジ40aの周りのレバーの回動は、Z方向に沿った支持要素44の直線移動に変換される。直線運動を支持要素44に伝達することができる限り、ヒンジ付きロッドなどの他の接続タイプを想定することができる。レールなどの案内手段(図示省略)、または係合突起/溝システムを設けて、基体36に対する支持要素の遷移を長手方向Zに沿って誘導することができる。レバーは、操作者の労力をほとんどかけずに相当な力を加えることができるため有利である。この点は重要である。なぜなら、ケグは加圧され、システムの気密性を維持するためには密閉要素と連結力が必要であることから連結には大きな力が必要になる一方で、操作者はしばしば暗くて騒々しい環境でカウンターの下にかがみこむような無理な姿勢をとるからである。
先に説明したように、そのヒンジ40aを中心とするレバー40の回動により、間の接続44aを介して、基体36に対して支持要素44が軸Zに沿って直線運動するように駆動される。好ましい実施形態では、支持要素44はラッチ40と相互接続されて、支持要素44の後退位置Z0と中間位置Z1との間を長手方向Zに沿った上下の直線移動により、ラッチ40がその非連結位置D0(支持要素がその後退位置Z0にあるとき)から連結位置D1(支持要素がその中間位置Z1にあるとき)に枢動するように駆動される。ラッチ40と支持要素44との間の接続においてはまた、後者をその中間位置Z1とその接続位置Z2との間をZ方向に沿って動かすことは、ラッチ40の位置にもはや影響を及ぼさず、それらの連結構成D1を維持する。
支持要素44とラッチ40との間の相互接続は、以下のいずれかの形態であり得る。
(a)ラッチ40の湾曲した摺動面43bが支持要素44の対応する開口部45に係合する(図6を参照)。
(b)支持要素44に設けられたピン44がラッチ40に設けられた湾曲した豆形スロット形状の開口部45に係合する(図7および8を参照)。または
(c)ラッチ40に設けられたピンが支持要素44に設けられた湾曲した豆形スロット形状の開口部45に係合する(図示省略)。
豆形のスロットまたは摺動面の形状は、長手方向軸Zに沿った基体36に対する支持要素44の直線移動が、ラッチの所望の枢動を生じさせるように形成される。例えば、図6および図7に示す実施形態では、各ラッチ40は、その2つの端部の間に設けられた中間部のヒンジ43aに枢動可能に取り付けられ、これにより、以下を形成する。
(a)ヒンジ43aと突起43bを備えた端部との間に設けられた第1下部ラッチ部、および
(b)ヒンジ43aとラッチの第2端部との間に設けられた第2上部ラッチ部。
図7の実施形態では、各ラッチ43の第2上部は、分配およびガスコネクタ38a,39aを支持する支持要素44上の適切な位置に設けられたスロット45に係合する所定の湾曲形状を有する摺動面43bを備える。これにより、支持要素44がZ方向に沿って移動すると、各ラッチ43の第2部分を受け入れるスロット45は、各ラッチの第2上部の湾曲面43bに沿って摺動する。スロット45および摺動面43bは、支持要素44およびスロット45がラッチに対して後退位置Z0から中間位置Z1に移動したとき、ラッチ突起43bの先端が非連結距離D0から連結距離D1まで互いに近づけられるような形状および寸法を有する。図6に示すように、ラッチのクランプは、図6(a)および図6(b)のスロット45の位置の間に位置する湾曲面43bの第1内側突起に沿ってスロット45が摺動することにより引き起こされる。湾曲面43bの形状は、好ましくは、支持要素が中間位置Z1から接続位置Z2にさらに下に移動するときに、ラッチ43がそれ以上枢動しないような形状である。これは、図6(b)および(c)に示すように、スロット45が自由に移動することができるZ方向に平行に延びる真っ直ぐな表面部分43bを設けることによって容易に実現される。
図8の実施形態は、図6の実施形態と非常に類似しているが、スロット45がラッチ43に設けられ、支持要素44に取り付けられたピン44pがそのスロット45に係合する点において異なる。図7で理解され得るように、スロット45は、湾曲した上部を備えることにより、Z方向に沿ったピン44pの移動がヒンジ43aを中心とするラッチ43の枢動を駆動して、ラッチの突起43bが非連結距離D0から連結距離D1に近づく(図7(a)および(b)を参照)。軸Z上に突出するラッチ43の湾曲した上部の長さは、Z1とZ0の差に等しい。スロット45は、ラッチがその連結位置D1にあるとき、直線でありZ方向に平行に延びる下部を備え、それにより、ピン44pが中間位置Z1と接続位置Z2間をZ方向に沿って移動してもラッチ突起43b間の距離Dに影響を与えない。同時に、支持要素(13)が接続位置Z2に到達したとき、分配およびガス先端部38b,39b)は、閉鎖具2の分配およびガス開口部22,25に係合し、完全に貫通することにより、容器1の内部と分配およびガス管32,34との間の流体連通を実現する。
図6および図7の実施形態では、ラッチ43の上部内面は、レバー40が、支持要素44の接続位置Z2に対応する最も低い位置にあるとき、レバーが前記上部内面に載置されて連結位置にあるラッチをブロックするような形状を有する。これにより、ラッチが突然開いて、ケグ連結具31が閉鎖具2またはケグ首部5から外れてしまうリスクを防止する点で、ある程度の安全性が加えられる。
別の構成の実施形態は図9に示され、各ラッチは、突起43bを備える端部の反対側の端部でヒンジ43aで留められている。レバー40は、必然ではないが好ましくは、図8に示すラッチの1つ43aと同じヒンジ40aで留められる。前述の実施形態(図6および図7を参照)のように、レバーはまた、そのヒンジ44aを中心にレバーを上下に回動させることにより支持要素44のZ方向に沿った移動を駆動して、支持要素44に連結44aする。支持要素44は、分配およびガス先端部38b,39bがそれらの軸が長手方向Zに平行に延びるように配置されるように、分配およびガスコネクタ38a,39aを支持する。支持要素は、豆形のスロット45に係合するピン44pによってラッチに連結される。図8に示すように、ピン44pは、支持要素44およびラッチ上の豆形スロット45に取り付けることができるが、同じ効果として、ピンがラッチの一部であり、スロットが支持要素の一部であってもよいことは明らかである。後退位置Z0と中間位置Z1との間のZ方向に沿って支持要素44を動かすと、ピン44pは、豆形スロット45の湾曲部分に沿って移動する。スロットは、ラッチがヒンジ44aを中心に、非連結位置D0から連結位置D1まで枢動するように駆動されるような形状を有する(図8(a)および(b)を参照)。支持要素44が中間位置Z1から接続位置Z2にさらに移動すると、ピンは、Z方向に平行に延びる豆形状スロット45の直線部分に対して移動する。このため、ラッチの位置は支持要素44の変位によって影響を受けない(図8(b)および(c)を参照)。
一端が分配管32に接続され、他端に分配先端部38bが設けられた分配コネクタ38aの実施形態を図10に示す。ガスコネクタ39bは、分配コネクタ38aと同様の形状を有し、ガスコネクタ39aの第2の図は不要である。分配およびガスコネクタ38a,39aは、分配先端部38bおよびガス先端部39bが互いに分離され、長手方向Zに沿って延びるように、支持要素44に連結されている。分配およびガス先端部38b,39bは、貫通するのに十分に長く、硬く、鋭利でなければならず、必要に応じて、閉鎖具25の対応する分配およびガス開口部22,25の密封部を貫通する。図2から図9では、分配およびガス先端部38b,39bは、分配およびガス管32,34に対してほぼ垂直に延びるように示している。この構成は利点はあるが、対応する分配およびガス管32,34と同軸に延びる先端部38b,39bを含む他の形状も可能である。衛生上の理由から、分配コネクタ38aは、新しい分配管32やケグ毎に交換可能な分配先端部38bを備え、これにより、ケグから分配管32の分配端38cまでの飲料の全流路が前のケグからのバクテリアや汚染がないようにすることが好ましい。
分配およびガスコネクタ38a,39a)は、迅速で、流体密封性があり、可逆的な任意の手段によって、ケグ連結具31、特に、支持要素44に連結することができる。特に、スナップ固定が好ましいが、バヨネット、スクリューナット、あるいはラッチまたは固定ピンのシステムを使用することもできる。好ましい実施形態では、ケグ基体36も、分配およびガスコネクタ38a,39aも、密封要素を備えない。これは、閉鎖具2が、上記のように、分配およびガス開口部22,25に適切な密封要素を備えれば可能である。
ケグ連結具31のケグ外側シェル3の首部5への連結が、閉鎖具とケグの間の過圧逃し機構(8,27)に影響を及ぼし、その結果、両位置間の閉鎖具のシフトを妨げない場合、閉鎖具が密封位置から逃し位置にシフトする過圧の閾値(PO1´)が増加することは明らかである。ただし、閉鎖具が膨張することにより、内側バッグと閉鎖具間の密封が破壊される可能性がなおある。
ケグ連結具がケグの外側シェル3の首部ではなく閉鎖具2のみに固定するように設計されている場合、閉鎖具とケグの過圧逃し機構(8,27)は影響を受けないままであるか、または影響を受ける可能性がある。結果として、両位置間の閉鎖具のシフトを禁止しない場合、閉鎖具が密封位置から逃し位置にシフトする過圧の閾値(PO1´)が増加する。ただし、閉鎖具が膨張することにより、内側バッグと閉鎖具間の密封が破壊される可能性がなおある。
ケグ連結具31内の過圧逃し弁42は、当業者に周知のいくつかの代替実施形態に従って実施することができる。例えば、ばねによりバイアスされたボール弁または弾性ポリマー弁などである。好ましくは可逆的であり、圧力が十分に低いレベルまで解放されたとき弁が閉じ、その後、過圧逃し弁はその機能を維持することを意味する。
本発明によれば、過圧逃し弁(図10に示す)は、好ましくは、過圧PO2(流体先端部39bと大気圧(Patm)との間の圧力差)が3.5〜6バールの範囲、好ましくは5.2〜5.8バールの範囲(23℃で測定)であるときに作動される(開く)ように設計されている。
記載された実施形態のケグ、閉鎖具およびケグ連結具31のアセンブリは、分配管32およびガス管34のケグ1、特にバッグ・イン・コンテナ(bag-in -container)タイプのケグへの迅速かつ信頼性の高い接続を可能にする。作動手段、特にレバー40の単一の動作により、ケグ連結具31は、ケグ首部5(好ましくはカラー部8bを備えたもの)、またはケグ閉鎖具2に強固に固定される。この使いやすいケグ連結具は、アクセスしにくいカウンターの下やパブのセラーに保管されているケグに特に適しており、特に、50リットルのケグなどの大きなものよりも頻繁に交換する必要がある小さな寸法のケグに保管されるビールに特に適している。

Claims (11)

  1. 分配弁を備える分配管を介して飲料を分配するためのキットであって、
    −ケグ(1)と閉鎖具(2)とのアセンブリであって、ケグは、第1アクセス開口部(6)を形成する首部(5)を有する外側シェル(3)と、第2アクセス開口部(13)を形成するネック終端部(12)を有する柔軟な内側バッグ(10)とを備え、閉鎖具(2)は、密封位置でケグ(1)に固定可能であり、閉鎖具(2)は、ケグの第1アクセス開口部(6)および第2アクセス開口部(13)を密封することにより2つの密封空間を形成し、外側シェル(3)と柔軟なバッグ(10)間には中間空間が形成され、柔軟なバッグ(10)の内側には内側空間があり、閉鎖具(2)は、少なくとも2つの別個のアクセスポートを備え、第1アクセスポート(25)は第1アクセス開口部(6)用であり、第2アクセスポート(22)は第2アクセス開口部(13)用であり、
    a.閉鎖具に組み込まれた、またはケグと閉鎖具との境界に組み込まれた内部ベント機構であって、所定の値PO0の過圧が柔軟なバッグ内で生じると、内部空間と中間空間とを流体連通させるように構成された内部ベント機構と、
    b.閉鎖具(2)または閉鎖具(2)とケグ(1)の境界に組み込まれた安全逃し機構(8a,8b,27)であって、所定の値PO1の過圧がケグ内で生じると、圧力を逃がすように設計され、PO1はPO0よりも大きいた安全逃し機構と、
    を備えるアセンブリ、および
    −ケグ(1)の内部を、分配弁に接続された分配管(32)と加圧流体源に接続された圧力ガス管とに流体接続させるためのケグ連結具(38)であって、基体を備え、さらに、
    a)ケグ連結具(31)をケグ(1)の首部(5)またはそれ用にケグ連結具が設計されているケグの閉鎖具(2)に強固に解放可能に接続するための連結手段(40)と、
    b)分配弁(33)と流体連通する分配管(32)に接続または接続可能な第2端部と流体連通する、長手方向軸Zに沿って延びるほぼ真っ直ぐな分配先端部(38b)を備える分配コネクタ(38a)と、
    c)前記長手方向軸Zに沿って延び、分配先端部(38b)から物理的に分離された、ほぼ直線状のガス先端部(39b)を備えガスコネクタ(39a)であって、同ガス先端部(38b)は、加圧流体源に接続または接続可能なガス管(34)に接続された第2端部に流体連通する、ガスコネクタ(39a)と、
    を備えるガス連結具(38)、
    を備えるキットであって、
    前記連結具は、一方でガス先端部(39b)と流体連通し、他方で大気と流体連通する過圧逃しベント(41)を備え、同ベント(41)内に過圧逃し弁(42)が配され、過圧逃し弁(42)は、ガス先端部(39b)内の過圧が所定の過圧値PO2に達すると圧力を開放するように設計されること、および
    i 逃し弁が開く前記所定の過圧値PO2がPO1よりも小さいこと、
    ii ケグ連結具がケグまたは閉鎖具と連結することにより、閉鎖具内またはケグと閉鎖具との境界において過圧機構を作動させるのに必要な過圧PO1を上げて、過圧PO1よりも大きいPO1´となり、PO1´はPO2よりも大きいこと、
    を特徴とする、キット。
  2. 前記PO2は、23℃の温度で3.5から6バールの範囲、好ましくは5.2から5.8バールの範囲で選択される、請求項1に記載のキット。
  3. 前記閉鎖具の第2アクセスポートは、ケグ連結具をケグに連結する前に、くさび部によって閉鎖され、前記ケグ連結具の分配先端部は貫通作動手段の作動時に前記くさび部を貫通し、ケグ連結具をケグから分離させても前記第2アクセスポートは開いたままである、請求項1または2に記載のキット。
  4. 前記閉鎖具は、第1および第2の別個の密封部材を備え、第1密封部材は、外側シェルの首部と係合し、外側シェルの内部を大気から密封するように設計され、第2密封部材は、内側バッグの首終端部に係合し、大気、および外側シェルと内側バッグ間の中間空間から内側バッグの内部を密封し、閉鎖具の第1アクセスポートは、第1密封部材の内側であって第2密封部材の外側に位置し、第2アクセスポートは第2密封部材の内側に位置する、請求項1から4のいずれか一項に記載のキット。
  5. 閉鎖具とケグの境界に組み込まれた過圧逃し機構は、閉鎖具とケグとの間の固定手段を備え、前記固定手段は2つの位置を備え、閉鎖具は、閉鎖具の第1および第2密封部材がケグに係合する第1密封位置と、少なくとも第1密封部材とケグの外側シェルの首終端部間の密封が破壊される第2位置との間を移動可能である、請求項4に記載のキット。
  6. 閉鎖具とケグとの境界に組み込まれる過圧逃し機構は、閉鎖具とケグとの間の固定手段を備え、固定手段は2つの位置を備え、閉鎖具は、閉鎖具の第1および第2密封部材がケグに係合する第1密封位置と、少なくとも第1密封部材と外側シェルの首部間の密封と第2密封部材と内側バッグの首終端部間の密封の双方が破壊される第2位置との間を移動可能である、請求項5に記載のキット。
  7. 閉鎖具の第1アクセスポートは、ケグの外側シェルと内側バッグの間の中間空間用であり、ケグにケグ連結具を連結する前は大気に開放される、請求項5または6に記載のキット。
  8. 閉鎖具の第1アクセスポートは、ケグの外側シェルと内側バッグの間の中間空間用であり、ケグにケグ連結具を連結する前は大気から密封される、請求項5または6に記載のキット。
  9. 前記閉鎖具は、ハブ(18)を設けた基部(16)を備え、ハブはスカート(17)に延びる周縁を有し、ハブの内縁は中間壁(20)を介して中央ディスク(19)に延び、中間壁にはハブ(18)に隣接する外向きの第1肩部(21)が設けられ、前記ディスク(19)上には別の円筒形の壁部(23)が設けられ、別の壁部(23)はスカート(17)と同様に延び、ディスク(19)より小さい径を有することにより第2肩部(24)を形成し、これにより、閉鎖具が前記密封位置においてケグに固定されとき、第1密封部材(28)は第1肩部(21)に位置し前記肩部(21)と外側シェル(3)の首部(5)の内縁との双方に係合し、第2密封部材(29)は前記第2肩部(24)と内側バッグ(10)の首終端部(12)の内側との間に介在する、請求項4に記載のキット。
  10. 前記内部ベント機構は、閉鎖具の基部が柔軟であり、所定の過圧PO0がケグ内で生じた場合に基部の膨張を可能にし、それによって第2密封部材と内側バッグの首終端部間の密封が破壊される機構である、請求項9に記載のキット。
  11. 外側シェルの首部は、外向きに延びるリムを備え、ケグ連結具の連結手段は、リムと協働するラッチを備え、それにより、ケグ連結具をケグの首部に強固に接続する、請求項1から10のいずれか一項に記載のキット。

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