JP2022502117A - 骨リーマ及び使用方法 - Google Patents

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Abstract

骨リーマは、第1及び第2の端部を有するシャフトを含む。第2の端部は、回転動力源に接続されるように構成される。リーマのヘッドはシャフトの第1の端部に接続された後面と、後面に対してヘッドの反対側の切断面と、内周径と外周径を有する周縁部を含む。外周径は、後面と切断面の外側境界を画定する。リーマのブレード部材は、切断面に配置され、少なくとも周縁部の内周径に渡って延在する。中心ドリルビットは、切断面に配置される。ドリルビット及び切断ブレードは、リーマの中心軸に同心である。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2018年9月16日に出願され、使い捨て関節窩リーマという名称の米国仮特許出願第62/731,962の米国特許法セクション119(e)の下の優先権利益を主張し、その全てを援用する。
本発明は、一般に整形外科手術、例えば、肩人工装具など、関節の関節表面を置換するために用いられる骨リーマに関する。さらに特には、排他的ではないが、本発明は、肩関節形成のための関節窩リーマ及びその使用方法に関する。
骨リーマは、整形外科のインプラントを受け入れるための骨を準備するために用いられる。例えば、外科医は、肩甲骨の関節窩に対して骨リーマの切断ヘッドを設置する。外科医は、切断歯が回転して関節窩表面から骨を取り除くように外部回転可能な駆動源を用いてリーマを回転する。切断ヘッドは、実質的に一定の均一な直径を有するので、外科医は、通常比較的小さい量の骨を取り除き、切断ヘッドを関節窩表面から離れるように動かし、切断面を検査する。追加の骨が取り除かれなければならないならば、外科医は、再び切断ヘッドを軟組織に形成された開口を通って、切断される関節窩表面に対して挿入する必要がある。
現在、骨リーマは、通常直径のアレイのセットで売られるモジュールユニットとして製造される。これらのリーマツールセットは、ときどき合計で25のサイズを超える20mmから60mmに及んで0.5mmずつ増える孔サイズを提供するリーマ切断ヘッドを使用して製造される。忠実な人工装具フィットを達成することが望ましいので、様々なサイズのリーマツールの様々なアレイが最も精密な切断及び最適な孔直径を提供するために手元にあることが要求される。
リーマは、歴史的に2つの部品、一体のリーマ切断ヘッドと、リーマヘッドアセンブリに接続するリーマシャフトを備えた。一体のリーマ切断ヘッドは、金属の単一のブロックからシリンダの外面から出現する一連の突出するブレードが組み込まれた中空シリンダに機械加工される。
現在、リーマ切断ヘッドは、通常生体適合性金属の単一の部品から製造される。従来のリーマ切断ヘッドは、中心シリンダと一連の突出するリーマブレードを作り出す複雑な精密機械加工技術を用いて製造される。この製造プロセスは、時間がかかり、コスト効果が高くない。
それらの高コストのため、従来のカッタヘッドは、通常複数回再使用される。経時的に、これらのリーマヘッドは、使用され再使用されるので、切断ブレードは、切れなくなる。したがって、リーマ切断ブレードは、研がれる及び/または交換される必要がある。しかしながら、研磨と交換は追加のコストをもたらす。さらに、再使用可能な装置は、感染症の可能性を増加する。滅菌プロセスは、例えばバクテリアなど、全ての可能性のある感染症病原体を取り除かない可能性が高い。
不運なことに、これらのリーマツールが使用され、再使用された後、切断効率を評価する簡単な方法がない。多くの場合、外科医がリーマを再び用いるまで、リーマが不正確に切断していると気付かない。多くの場合、非効率的な、鈍い、または汚染されたリーマツールは、リーマ手順に十分に入るまで、または手順が達成された後でさえ、検出されない。良好な手術結果は、最適な条件である、鋭い無菌のリーマの使用に大きく依存する。例えば損傷したまたはひび割れた関節窩などの良好でない手術結果は、鈍いまたは損傷したリーマの使用の結果として起こる。
整形外科のインプラントを受け入れる骨構造の関節面を準備することは、しばしば少なくとも2ステップ、しばしば3ステップ、リーミング(リーマで穴を広げる)及びドリリング(ドリルで穴を開ける)プロセスを必要とする。これは、多くの整形外科のインプラントが、インプラントが取り付けられる骨構造と確実に係合するための複数の骨固定構造を有するためである。
さらに、外科医は、制限された外科的暴露のため、骨リーマヘッド形態の様々な好みを有する。様々な外科的好みに合わせるため、骨リーミングを実行するキットは、暴露問題及び骨品質に対処するために、様々な外部プロファイルを備える骨リーマを含まなければならないかもしれず、それぞれの追加のリーマヘッドプロファイルは、キットのコストを増す。代わりに、それぞれのキットが特定の形状のリーマ形態を有する、複数のキットが供給され、またそれぞれのキットのコストを増す。
当該技術分野で必要とされているものは、新規なブレードとアセンブリヘッドデザインを備える、コスト効率的な単一の使用の骨リーマである。また、当該技術分野で必要とされているものは、1つのリーミング手順で骨を準備することができる骨リーマである。さらに、当該技術分野で必要とされているものは、様々な外科医の好みに合う調整可能な外部プロファイルを有する骨リーマである。
本発明の態様は、肩の関節形成のための骨リーマを提供する。本発明は、また骨リーマを使用する方法を提供する。
1つの態様において、第1と第2の端部を有するシャフトを含む骨リーマが本明細書で提供される。第2の端部は、動力源に接続されるように構成される。リーマのヘッドは、シャフトの第1の端部に接続された後面と、後面に対してヘッドの反対側の切断面と、内周径と外周径を有する周縁部とを含む。外周径は、後面及び切断面の外側境界を画定する。リーマのブレード部材は、切断面に配置され、少なくとも周縁部の内周径に渡って延在する。ブレード部材は、第1の切断端部を有する第1のブレード部と、第2の切断端部を有する第2のブレード部を備える。第1及び第2の切断端部は、ブレード部材の反対側に配置される。リーマの中央ドリルビットは、ブレード部材の第1及び第2の切断端部の間の切断面に配置される。中央ドリルビット及びブレード部材は、リーマの中心軸と同心である。
別の態様において、第1と第2の端部を有するシャフトを含む骨リーマが本明細書で提供される。第2の端部は、動力源と接続するように構成される。リーマのヘッドは、シャフトの第1の端部に接続された後面と、後面に対してヘッドの反対側の切断面と、内周径と外周径を有する周縁部を含む。外周径は、後面及び切断面の外側境界を画定する。周縁部は、また第1の取り外し可能部材を含む。第1の取り外し可能部材は、周縁部の隣接する第1の部分への破壊可能な接続を有する第1の端部を含む。第1の端部は、所定のトルクが第1の取り外し可能部材に加えられたとき、第1の部分から切断されるように構成される。第1の取り外し可能部材は、また周縁部の隣接する第2の部分から離間された第2の端部を含む。周縁部の第2の部分は、ヘッドの後面と切断面の間に配置されたもっぱら丸められた面を有する。リーマのブレード部材は、切断面に配置され、少なくとも周縁部の内周径に渡って延在する。ブレード部材は、第1の切断端部を有する第1のブレード部と、第2の切断端部を有する第2のブレード部を含む。第1及び第2の切断端部は、ブレード部材の反対側に配置される。
別の態様において、骨に滑らかな円形表面と中心切削孔を同時に機械加工するように構成された骨リーマを含む使い捨て可能な外科キットが本明細書で提供される。骨リーマは、第1と第2の端部を有するシャフトを含む。第2の端部は、動力源と接続するように構成される。骨リーマのヘッドは、シャフトの第1の端部に接続された後面と、後面に対してヘッドの反対側の切断面と、内周径と外周径を有する周縁部を含む。外周径は、後面及び切断面の外側境界を画定する。リーマのブレード部材は、切断面に配置され、少なくとも周縁部の内周径に渡って延在する。ブレード部材は、第1の切断端部を有する第1のブレード部と、第2の切断端部を有する第2のブレード部を含む。第1及び第2の切断端部は、ブレード部材の反対側に配置される。リーマの中央ドリルビットは、ブレード部材の第1及び第2の切断端部の間の切断面に配置される。中央ドリルビット及びブレード部材は、リーマの中心軸と同心である。キットのピンは、骨に骨リーマを適切に設置するためにある。キットのインプラントは、骨の滑らかな円形表面と中心切削孔に挿入するためにある。
別の態様において、骨に整形外科のインプラントを外科的に埋め込む方法が本明細書で提供される。本発明の方法は、骨の表面を外科的にさらすステップを含む。寸法測定器は、複数の寸法測定器から選択され、それぞれの寸法測定器は、異なる大きさを有する。ハンドルは、骨の部分に対して寸法測定器を設置し、骨の前記部分の中心を決めるために利用される。ピンは、ハンドルの貫通穴と骨の部分の中心に挿入される。ピンは、骨の部分の中心に送られる。骨リーマは、ピン上で滑らされ、骨の部分の中心に骨リーマを位置合わせする。骨の部分は、骨リーマで機械加工され、骨の部分に同時に滑らかな円形表面をリーミングし、中心切削孔をドリルで穴を開け、円形溝をドリルで穴を開ける。中心切削孔、円形溝、円形表面は、同心である。試験は、ピン上で行われ、インプラントの適合を試験する。挿入ツールは、中心切削孔と円形表面にインプラントを挿入するために用いられる。
本発明のこれらの及び他の目的、特徴、及び利点は、添付された図面と共に解釈される本発明の様々な態様の次の詳細な記載から明白になるであろう。
明細書の一部に組み込まれ、構成する添付された図面は、本発明の実施形態を描き、本明細書の詳細な説明と共に本発明の原理を説明するために役立つ。図は、好ましい実施形態を説明する目的のみであり、本発明を限定すると解釈されるべきでない。工業の標準の実務に従って、様々な特徴は、縮尺通り描かれていないことを強調する。実際に、様々な特徴の大きさは、議論の明確性のために任意に増やされまたは減らされる。本発明の前述の及び他の目的、特徴及び利点は、添付された図面と共に解釈される次の詳細な説明から明白である。
本発明の1つの態様に従う、骨リーマの底面概略斜視図である。 本発明の1つの態様に従う、図1の骨リーマの上面概略斜視図を示す。 本発明の1つの態様に従う、図1の骨リーマの上面図を示す。 本発明の1つの態様に従う、図1の骨リーマの底面図を示す。 本発明の1つの態様に従う、図1の骨リーマの側面図を示す。 本発明の1つの態様に従う、蝶ネクタイ形状の骨リーマを形成するために取り外される2つの取り外し可能部材を備える、図1の骨リーマの底面概略斜視図を示す。 本発明の1つの態様に従う、図6の骨リーマの上面概略斜視図を示す。 本発明の1つの態様に従う、図6の骨リーマの上面図を示す。 本発明の1つの態様に従う、図6の骨リーマの底面図を示す。 本発明の1つの態様に従う、図6の骨リーマの側面図を示す。 本発明の1つの態様に従う、整形外科のインプラントの上面概略斜視図を示す。 本発明の1つの態様に従う、図11の整形外科のインプラントの底面概略斜視図を示す。 本発明に従う、逆インプラントの上面概略斜視図を示す。 本発明に従う、図13の逆インプラントの底面概略斜視図を示す。 本発明の1つの態様に従う、整形外科のインプラントを受け入れるための骨を外科的に準備する方法のブロック図を示す。 本発明に従う、骨リーマの様々な寸法測定器を有するキットの概略斜視図を示す。 本発明に従う、ハンドルの概略斜視図を示す。 本発明に従う、患者の関節窩に設置されるハンドルと寸法測定器の概略斜視図を示す。 本発明に従う、ピンの概略斜視図を示す。 本発明に従う、ハンドルの貫通穴に挿入されるピンの概略斜視図を示す。 本発明に従う、関節窩に係合するためにピン上で滑らされ、及び所定の位置に位置する骨リーマの概略斜視図を示す。 本発明に従う、骨リーマによって関節窩に同心円状に機械加工された滑らかな円形表面、円形溝、及び中心切削孔を有する関節窩の概略斜視図を示す。 本発明に従う、関節窩に挿入するためのピン上に配置された試験インプラントの概略斜視図を示す。 本発明に従う、準備された関節窩の骨に試験インプラントの挿入のために利用される挿入ツールの概略斜視図を示す。 本発明に従う、準備された関節窩の骨に完全に挿入される試験インプラントの概略斜視図を示す。 本発明に従う、関節窩に完全に挿入されるインプラントの側面概略斜視図を示す。 本発明に従う、関節窩の骨に完全に挿入された関節窩のインプラントの側面図を示す。
一般的に述べられるように骨リーマ及びそれを作る方法が、本明細書に開示される。さらに骨リーマを用いる外科的方法が議論される。
この詳細な説明及び次の請求項において、用語、近位、遠位、前、後、内側、外側、上及び下は、自然の骨の相対的な配置または方向性のある参照用語に従って、骨またはインプラントの特定の部分を示すためのそれらの標準の使用法によって定義される。例えば、「近位」は、胴体に最も近い装置またはインプラントの部分を意味する一方で、「遠位」は、胴体から最も離れた装置またはインプラントの部分を示す。方向性のある用語について、「前」は、体の前側に向かう方向であり、「後」は、体の後ろ側に向かう方向であり、「内側」は、体の正中線に向かうことを意味し、「外側」は、体の側面に向かうまたは正中線から離れる方向であり、「上」は、別の対象または構造より上の方向を意味し、「下」は、別の対象または構造より下の方向を意味する。
本明細書に用いられるように、用語「例示的に」または「実例となる」は、「例、場合、実例として役立つこと」を意味する。「例示的に」または「実例として」として本明細書に記載された任意の実施は、他の実施を超えて好ましいまたは有利であるとして解釈される必要はない。さらに、本記載において、用語「上」、「下」、「左」、「後」、「右」、「前」、「垂直」、「水平」及びその派生語は、それぞれの実施形態の第1の図に配置されるように本発明に関連する。
同様に、位置または方向は、解剖学の構造または表面を参照して本明細書に用いられる。例えば、現在の骨リーマ、インプラント、装置、システム及び方法が、肩の骨と共に使用を参照して本明細書に記載されるので、肩の骨及び上腕は、骨リーマ、インプラント、装置、システム及び方法の表面、位置、方向、配向を説明するために用いられる。さらに、本明細書に開示された、骨リーマ、インプラント、装置、システム及び方法、並びに態様、構成要素、特徴などは、簡潔さの目的のために体の一側面に関して説明される。しかしながら、人の体は比較的対称であり、対称線(正中線)を中心に線対称にされるので、ここで明示的に、本明細書に記載される及び/または描かれる、骨リーマ、インプラント、装置、システム及び方法並びに態様、構成要素、特徴などは、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、同じまたは同様の目的のために体の別の側面に使用または関連のために、変更され、変えられ、改良され、再構成されるまたはさもなければ修正されることが期待される。例えば右肩に対して、本明細書で記載される骨リーマ、インプラント、装置、システム及び方法並びに態様、構成要素、特徴などは、それらが同様に左肩で機能するように線対称にされるまたはその逆もある。さらに、本明細書に開示される、骨リーマインプラント、装置、システム及び方法並びに態様、構成要素、特徴などは、簡潔さの目的のために肩に関して記載されるが、インプラント、装置、システム及び方法は、同様の構造を有する体の他の骨、例えば下肢、より具体的に足首、足、及び脚の骨で使用できる。
図を参照すると、同様の符号は、いくつかの図の至る所で、同様のまたは類似の構成要素を示すために用いられる。特に、図1−10は、本発明の態様に従う、骨リーマ100の様々な図を描く。さらに、図11−12は、骨リーマ100によって形成される切削孔及び円形溝に挿入されるインプラント200の様々な図を描く。さらに、図13−25は、整形外科のインプラントのために骨を準備する方法で利用される様々なステップ及び装置を示す。
図1−5を参照すると、骨リーマ100の、底面概略斜視図(図1)、上面概略斜視図(図2)、上面図(図3)、底面図(図4)、及び側面図(図5)の例が、本発明の態様に従って示される。骨リーマは、シャフト102及びヘッド104を含む。
シャフト102は、第1の端部106と第2の端部108を有する。シャフト100の第2の端部108は、動力源(図示せず)に接続するように構成される。図1−5に描かれる例において、第2の端部108は、ドリルチャックのあごに適合するように構成された3つの平面110を有する。しかしながら、いくつかの他の形態は、動力源に接続するために用いられる。例えば、第2の端部108は、伝達システムによって遠隔動力源に間接的に接続される。
シャフト102は、中空中心コア105(図2及び3で最も良く観察される)を有する円筒外殻103を含む。中空中心コア105は、リーマ100の全長を通して延在する。金属スリーブ107は、シャフト102内の中空中心コア105内に配置される。金属スリーブ107は、シャフト102に構造的な支持を提供し、例えばステンレス鋼のような金属から構成される。中でより詳細に説明されるように、金属スリーブ107と中空中心コア105は、ピン246(図18及び19参照)を滑り可能に受け入れるような大きさにされ、関節窩準備プロセスの間、リーマ100を正確に配置するために用いられる。
リーマ100の製造コストを減らすためまたはリーマ100を経済的に使い捨て可能にするために、外殻103は、もっぱらプラスチック/ポリマ材料で構成される。そのような材料は、例えば、ナイロン、ポリフェニルスルホン、ポリスルホン、ポリエーテルイミドまたはポリカーボナイトである。
ヘッド104は、後面112、切断面114及び周縁部116を含む。後面112は、シャフト102の第1の端部106に接続される。この例示的な場合において、後面112は、シャフト102に一体的に接続される。切断面114は、後面112に対してヘッド104の反対側にある。
リーマ100を経済的に使い捨て可能にするために、ヘッド104は、もっぱら例えばナイロン、ポリフェニルスルホン、ポリスルホン、ポリエーテルイミドまたはポリカーボナイトなど、プラスチック/ポリマ材料で構成される。上で提供されたように、リーマ100の中空中心コア105は、ヘッド104を通り、使用の間、リーマ100を正確に配置する目的のために、リーマ100がピン246上(図19参照)を滑ることができる。
周縁部116は、内周径118と外周径120(図3及び4参照)を有する。外周径120は、後面112及び切断面114の外側境界を画定する。さらに、周縁部116の上面は、後面112の一部であり、周縁部116の下面は切断面114の一部である。
ブレード部材122は、切断面114に配置される。ブレード部材122は、少なくとも周縁部115の内周径118に渡って延在する。しかしながら、図1−5に描かれた例において、ブレード部材122は、周縁部116の最外側境界と同一平面になるように外周径120の全てに渡って延在する。
ブレード部材122は、第1のブレード部124と第2のブレード部126に分解され、リーマ100の中心軸128(図4参照)から反対の方向に延在する。第1のブレード部126は、第1の切断端部130に対して曲げられ、第2のブレード部128は、第2の切断端部132に対して曲げられる(図1及び4参照)。
第1及び第2の切断端部130,132は、ブレード部材122の反対側に配置される。そのように、(図4の方向性のある矢印134によって示されるように)底面図から見て、骨リーマ100が、反時計方向に回転したとき、両方の切断端部130,132は、ブレード部材122の前縁として回転する。例えば肩甲骨の関節窩など、骨の部分に滑らかな円形表面252(図20参照)を切断するためにリーマ100によって利用されるのは、これらの切断端部である130,132である。
中央ドリルビット136は、ブレード部材122の第1及び第2の切断端部130,132の間のヘッド104の切断面114に配置される。中央ドリルビット136及びブレード部材122は、リーマ100の中心軸128と同心である。この場合において、中央ドリルビット136は、ブレード部材122の中心部をまたぐ。例えば肩甲骨の関節窩など、骨の部分に中心切削孔256(図20に最も良く観察される)をドリルで穴を開けるために骨リーマ100によって利用されるのは、中央ドリルビット136である。
中央ドリルビット136とブレード部材122の両方は、それぞれリーマ100の中空中心コア105の一部である中心貫通穴を一直線に並べる。中心軸128は、中空中心コア105の中心を通って延在する。中でより詳細に説明されるように、中空中心コア105は、ピン246(図19参照)を滑り可能に受け入れるような大きさにされ、骨準備プロセスの間、リーマ100を正確に配置するために用いられる。
有利に、ブレード部材122と中央ドリルビット136の組み合わせにより、リーマ100は、1つの準備ステップで実質的に同時に滑らかな円形表面252(図20参照)を切断し、中心切削孔256(図20参照)をドリルで穴を開けることができる。1つの手順にリーミングとドリリングの両方の骨準備ステップを組み合わせることは、時間と骨への損傷のリスクを減らす。さらに、ドリルビット136によって作り出される中心切削孔256は、両方の手順が同時になされたとき、ブレード部材122によって作り出される滑らかな円形表面252の中心にさらに正確に配置されるであろう。
骨リーマ100は、また切断面114の内周140(図4参照)の周りに対称に配置された複数の切断ペグ138(図4参照)を含む。内周140は、リーマ100の中心軸128と同心であり、周縁部116の外周径120より小さい直径を有する。内周140は、描かれる例において、同様に周縁部116の内周径118より小さい直径を有する。
切断ペグ138は、数において少なくとも2つである。図1−5に描かれる例において、内周140の周りに分布するsizペグ138がある。しかしながら、任意の数のペグ138は、適用パラメータに応じて利用される。
それぞれのペグ138は、上端部142(図1参照)を有するおおよそ円筒体を有し、ヘッド104の切断面114から離れて延在する。それぞれのペグ138は、また上端部142に配置されたペグ切断ブレード144を含む。ペグ切断ブレード144は、骨リーマ100が回転するとき、骨を通って切断するように動作可能である。例えば肩甲骨の関節窩など骨の部分に円形溝254(図20参照)をドリルで穴を開けるために骨リーマ100によって利用されるのは、複数のペグである。
有利に、ブレード部材122、中央ドリルビット136及びペグ138の組み合わせにより、リーマ100は、1つのステップで、実質的に同時に滑らかな円形表面252を切断し、中心切削孔256をドリルで穴を開け、円形溝254を作り出すことができる。1つの手順で3つの骨準備ステップを組み合わせるとこで、時間と骨への損傷のリスクを減らす。さらに、ドリルビット136によって作り出される中心切削孔256とペグ138によって作り出される円形溝254は、全ての3つの手順が同じ骨準備ステップでなされたとき、互いに対して及びブレード部材122によって作り出される滑らかな円形表面252の中心にさらに正確に配置されるであろう。さらに、骨リーマ100は、それらが分離したステップで実行されるときになるより、それらが互いに対してさらに正確に同心であるように中心切削孔256、円形溝254及び滑らかな円形表面252を配置する。
ヘッド104の周縁部116は、第1の取り外し可能部材146と第2の取り外し可能部材148(図3参照)を含む。第1及び第2の取り外し可能部材は、それぞれ30から90度の角度範囲に及ぶ円弧を形成する。しかしながら、他の適切な弧の大きさは、適用パラメータに依存して利用される。
図3に見られるように、第1の取り外し可能部材146は、周縁部の隣接する第1の部分152に破壊可能な接続151を有する第1の端部150を含む。第1の端部150は、所定のトルクまたは力が第1の取り外し可能部材146に加えられたとき、第1の部分152から切断されるように構成される。
図1−5に描かれる例において、切断可能接続151は、周縁部116に形成されるチャネル153を含み、周辺部116の減少した幅を残すように、周縁部116の幅に沿って部分的に延在する。しかしながら、他の破壊可能な接続は、また利用される。例えば、破壊可能な接続151は、周縁部116の幅に沿ってドリルで穴を開けられた1またはそれ以上の貫通穴を含む。
第1の取り外し可能部材146は、また周縁部116の隣接する第2の部分156から離間する第2の端部154を含む。周縁部116の第2の部分156は、ヘッド104の後面112と切断面114の間に配置されたもっぱら丸められた面158を有する。
周縁部116の第2の取り外し可能部材148は、周縁部116の隣接する第3の部分164への破壊可能な接続162を有する第3の端部160を含む。第1の取り外し可能部材146と同じ方法で、第3の端部160は、所定のトルクまたは力が第2の取り外し可能部材148に加えられたとき第3の部分164から切断されるように構成される。
図1−5に描かれる例において、破壊可能な接続162は、周縁部116に形成されたチャネル163を含み、周縁部116の減少した幅を残すように周縁部116の幅に沿って部分的に延在する。しかしながら、他の破壊可能な接続は、また利用される。例えば、破壊可能な接続162は、周縁部116の幅に沿ってドリルで穴を開けられる1またはそれ以上の貫通穴を含む。
周縁部116の第2の取り外し可能部材148は、また周縁部116の隣接する第4の部分168から離間する第4の端部166を含む。周縁部116の第4の部分168は、ヘッド104の後面112と切断面114の間に配置されたもっぱら丸められた面170を有する。
有利に、第1及び第2の取り外し可能部材146,148は、周縁部116から折られ、リーマ100を利用する外科医の好みに応じて、「半月」リーマまたは「蝶ネクタイ」リーマ(図6−10参照)を形成する。骨リーマ100が(図4の方向性のある矢印134によって示されるように)底面図から見て、反時計回り方向に回転されたとき、さらされた隣接する部分156,166の丸められた面158及び170は、周縁部116の前縁として回転する。したがって、任意の囲っている軟組織を切断、引き裂きまたはさもなければ損傷するリスクは、丸められた面158,170の形状によって最小にされる。
さらに、骨リーマが底面図から見て反時計回り方向(図4、方向性のある矢印134)に回転されたとき、第1と第3の部分152,164の端部は、取り外し可能部材146,148の切断によって鋭い角があり、周縁部116の後縁として回転する。これは、また任意の囲っている軟組織への損傷を避けることを助ける。
図6−10を参照すると、2つの取り外し可能部材146,148が取り外された骨リーマ100の底面概略斜視図(図6)、上面概略斜視図(図7)、上面図(図8)、底面図(図9)及び側面図(図10)の例が、本発明の態様に従って示される。図6−10に示される実施形態において、両方の取り外し可能部材146,148は、取り外され、リーマ100の蝶ネクタイ形状形態(図8及び9参照)を形成する。
図6−10に描かれるようにリーマ100の全ての他の態様は、図1−5に描かれるようにリーマ100と同じままである。したがって、図1−5に対する議論は、また図6−10に適用し、簡潔にする目的のためにここで繰り返さない。
第1の取り外し可能部材146の除去によって、第1の周縁凹面174が形成される。第2の取り外し可能部材148の除去によって、第2の周縁凹面176が形成される。図6−10に描かれる例において、第1及び第2の凹面174,176は、リーマ100の蝶ネクタイ形状形態を形成する。しかしながら、取り外し可能部材146,148の1つのみが取り外されたならば、単一の周縁凹面174,176は、リーマ100の半月形状形態を形成するであろう。
図9をさらに特に参照すると、第2の部分158の丸められた面158及び第4の部分168の丸められた面170が明確に観察される。骨リーマ100が、(図9の方向性のある矢印172によって示されるように)底面図から見て、反時計回り方向に回転されたとき、さらされた隣接する部分156,168の丸められた面158及び170は、周縁部116の前縁として回転する。したがって、任意の囲っている軟組織を切断し、引き裂きまたはそうでなければ損傷するリスクは、丸められた面158,170の形状によって最小にされる。
さらに、骨リーマ100が、底面図から見て反時計回り方向(図9、方向性のある矢印172)に回転されたとき、第1及び第3の部分152,164は、取り外し可能部材146,148の切断ことによって鋭い角があり、周縁部116の後縁として回転する。これは、また任意の囲っている軟組織への損傷を避けることを助ける。
図11及び12を参照すると、骨リーマ100と共に使用するための整形外科のインプラント200の上面概略斜視図(図11)及び底面概略斜視図(図12)は、本発明の態様に従って、示される。この例において、インプラント200は、準備された関節窩の骨に埋め込まれる特定の関節窩インプラントとして構成される。しかしながら、インプラントの他の形態は、また用いられる。本発明の範囲内であるインプラントのいくつかの例は、2019年7月29日に出願された国際特許出願PCT/US2019/043983号、2019年7月29日に出願された国際特許出願PCT/US2019/043986号、及び国際特許出願PCT/US2019/043990号に開示され、その全てを本明細書に援用する。
インプラント200は、外側部202、中間リング部204及び内側ポスト部206を含む。外側部202は、上腕骨インプラント構造の上腕骨頭に一致するように構成された凹状の上面208を有する。外側部202は、また肩甲骨の関節窩の滑らかな円形表面252(図20参照)と係合するように構成された先細りされた下面210を含む。滑らかな円形表面252は、関節窩のリーマ100の使用と共に準備される。外側部は、また第1と第2のリム212,214を含み、その間にチャネル216を画定する。
中間リング部204は、外側部202の先細りされた下面210に接触し、そこから延在する基礎部材218を含む。一対のフィン220は、リング部204の円周の周りに延在する。フィン220は、一対として示されるが、適用パラメータに応じて任意の数のフィンがあってもよい。フィン220は、リーマ100によって関節窩に配置された円形溝254に適合し、係止係合するように構成される。フィン220及び基礎部218は、凹部底面226を有する円形の凹部領域224を形成する。
内側ポスト部206は、凹部領域224に延在し、部分204の底面226に当接する軸222を含む。ポスト部206は、また軸222の円周の周りに延在する1またはそれ以上のフィン228を含む。フィン228は、リーマ100によって関節窩に配置された中心切削孔256に適合し、係止係合するように構成される。
さらにリーマ100は、また逆肩インプラントシステムが用いられた場合に関節窩を準備するために用いられることが期待される。さらに特に、図13及び14を参照して骨リーマ100と共に使用するための整形外科のインプラント270の代わりの実施形態の上面概略斜視図(図13)及び底面概略斜視図(図14)が示される。この実施形態において、整形外科のインプラントは、逆インプラント270である。逆インプラント270は、ベースプレート272、中央ねじ274、グレノスフィア278及びグレノスフィア278をベースプレート272に接続するためのポスト280を含む。中央ねじ274は、リーマ100によって関節窩に配置される中心切削孔256に適合し、係止係合するように構成される。少なくとも1つの周縁ねじ276は、リーマ100によって関節窩に作り出された円形溝254に適合し、係止係合するように構成される。
図15−27を参照すると、本発明の態様に従って、骨に整形外科のインプラントを外科的に埋め込む方法が示される。この特定の場合において、方法は、肩甲骨の関節窩に整形外科のインプラントを埋め込むために用いられる。しかしながら、方法は、同様に他の骨に他の整形外科のインプラントを埋め込むために用いられてもよい。図15は、本発明に従う方法ステップのブロック図を示す。図16−27は、方法の様々なステップを支持する。
図16を参照すると、本発明に従うキットにある寸法測定器230の選択の概略斜視図が示される。患者の関節窩242(図16、18及び19参照)の面を外科的に曝した(図13の符号300)後、1つの寸法測定器230は、複数の寸法測定器230A,B,C,D,E(集合的に230)から選択される(図13の符号302)。寸法測定器230は、一般的に円盤形状であり、極小230Aから極大230Eの大きさに及ぶ。寸法測定器230は、患者の関節窩242の大きさを測定し検証するために用いられる。それぞれの寸法測定器230は、中心孔238を有する。
図17を参照すると、本発明に従うハンドル232の概略斜視図が示される。ハンドル232は、選択された寸法測定器230を係合するために用いられる。ハンドルは、鋭角に曲がる又のある端部234を含む。端部234は、寸法測定器230の中心孔238と係合し、揃えられるための枝分かれしたもの236を有する。
ハンドルは、また貫通孔240(図18参照)を含む。貫通孔240は、枝分かれしたもの236が寸法測定器230の中心孔238と係合するとき、寸法測定器230の中心孔238と揃えられる。
図18を参照すると、本発明に従う、患者の関節窩242に設置されたハンドル232及び寸法測定器230の概略斜視図が示される。ハンドル232は、患者の肩甲骨244の関節窩242に対して選択された寸法測定器230を設置し、関節窩242の大きさを測定し、関節窩242(図13の符号304)の中心243を決めるために利用される。関節窩242の大きさが選択された寸法測定器230に一致しないならば、他の寸法測定器230は、一致があるまでキットから選択される。一致がされるとすぐに、寸法測定器230の中心孔238は、関節窩242の中心243(図21参照)と揃えられる。
図19を参照すると、本発明に従うピン246の概略斜視図が示される。ピン246は、関節窩の骨を貫通するように動作可能な尖った先端248を含む。
図20を参照すると、本発明に従う、ハンドル232の貫通孔240に挿入されたピン246の概略斜視図が示される。選択されたピン246は、次にハンドル232の貫通孔240に挿入され、先端248は、関節窩242(図15の符号306)の中心243に当接される。その後ピン246は、肩甲骨244(図15の符号308)に送られる。先端248は、関節窩242の中心243において肩甲骨244を貫通し、肩甲骨の首領域250から突き出る。そのように、ピン246は、これから肩甲骨244に堅く付けられ、関節窩242の中心と揃えられる。
図21を参照すると、本発明に従う、ピン246上を滑らされ所定の位置に位置し、関節窩242と係合する骨リーマ100の概略斜視図が示される。次に、ハンドル232と寸法測定器230は、ピン246から滑り落ちる。その後、リーマ100は、関節窩242の中心243とリーマを揃えるためにピン246上を滑らされる(図15の符号310)。
図22を参照すると、本発明に従う、骨リーマ100によって関節窩に同心円状に機械加工される滑らかな円形表面252、円形溝254及び中心切削孔256を有する関節窩242の概略斜視図は、示される。リーマ100は、同時に滑らかな円形表面252を切断し、円形溝254をドリルで穴を開け、中心切削孔256をドリルで穴を開ける(図15の符号312)。その後、リーマ100は、ピン246から滑り落ち、準備された関節窩242をさらす。
図23を参照すると、本発明に従う、関節窩242に挿入するためのピン246に配置された試験インプラント258の概略斜視図が示される。試験インプラント258は、同じ形状構造を有し、実際のインプラント200として適合するように構成される。しかしながら、試験インプラント258は、インプラント200がするように、円形溝254及び中心切削孔256に固定しない。したがって、試験インプラント258は、ピン246に沿って滑らされ、溝254及び切削孔256に挿入され(図15の符号314)、対になるであろう上腕骨頭インプラント(図示せず)を備える実際のインプラント200の適合と大きさを試験する。ピン246を利用することによって、試験258は、円形溝254と中心切削孔256と正確に及び簡単に揃えられる。
図24を参照すると、本発明に従う、関節窩に試験インプラントを挿入するために利用される挿入ツール260の概略斜視図が示される。図23に描かれるようにピン246を備える試験インプラント258の位置決めの代わりに、試験は、挿入ツール260によって挿入するために位置決めされる。この代わりの方法において、ピン246は、挿入ツール260を用いる前に肩甲骨244から引き抜かれなければならない。
図25を参照すると、本発明に従う、関節窩に完全に挿入された試験インプラント258の概略斜視図が示される。試験インプラント258が関節窩に挿入されるとすぐに、ピン246は、肩甲骨244から取り外される。その後、試験インプラント258は、対になるであろう上腕骨頭(図示せず)と関節窩インプラント200の適合を試験するために利用される。
図26及び27を参照すると、本発明に従う、関節窩242に完全に挿入される関節窩インプラント200の側面概略斜視図(図26)と前面概略斜視図(図27)が示される。関節窩インプラント200の適合が試験インプラント258によって検証されるとすぐに、試験インプラントは、取り除かれ、実際の関節窩インプラント200が関節窩242に挿入される。関節窩インプラント200は、試験インプラント258を挿入するために用いられる同じ挿入ツール260を用いて挿入される(図15の符号316)。
有利に、滑らかな円形表面252、円形溝254及び中心切削孔256を同時に機械加工するためにリーマ100を利用することによって、関節窩インプラント200は、関節窩242の中心243と正確に揃えられる。配置は、骨準備ステップが分離してなされるときより正確である。
骨に整形外科のインプラントを埋め込むための使い捨て可能な外科キットは、本明細書に描かれたツール及び装置から組み立てられる。例えば、キットは、骨リーマ100、ピン246、及び関節窩インプラント200を含む。キットの骨リーマ100は、骨の滑らかな円形表面252及び中心切削孔256を同時に機械加工するように構成される。骨リーマ100は、第1の端部106及び第2の端部108を有するシャフト102を含む。第2の端部108は、動力源に接続されるように構成される。骨リーマ100のヘッド104は、シャフト102の第1の端部106に接続された後面112、後面に対してヘッドの反対側の切断面114及び内周径118と、外周径120を有する周縁部116を含む。外周径120は、後面と切断面の外側境界を画定する。リーマのブレード部材122は、切断面に配置され、少なくとも周縁部の内周径に渡って延在する。ブレード部材は、第1の切断端部130を有する第1のブレード部124と第2の切断端部132を有する第2のブレード部126を含む。第1及び第2の切断端部は、ブレード部材の反対側に配置される。リーマの中央ドリルビット136は、ブレード部材の第1及び第2の切断端部の間の切断面に配置される。中央ドリルビット及びブレード部材は、リーマの中心軸128と同心である。
キットのピン246は、骨に骨リーマを適切に設置するためにある。キットのインプラント200は、骨の滑らかな円形表面252と中心切削孔256に挿入するためにある。
外科キットは、また骨の中心切削孔256にインプラント200を挿入することに用いられる挿入ツール260を含む。外科キットは、また骨内にピン246を設置することに用いられる寸法測位器230及びハンドル232を含む。外科キットは、また骨の滑らかな円形表面252及び中心切削孔256内の関節窩インプラント200の適合を試験するための試験インプラント258を含む。
外科キットは、また骨の滑らかな円形表面252、中心切削孔256及び円形溝254を同時に機械加工するように構成される骨リーマを含む。その場合において、骨リーマ100は、また切断面114の内周140の周りに対称に配置された少なくとも2つの切断ペグ138を含む。内周140は、中心軸128と同軸であり、周縁部116の外周径120より小さい直径を有する。
本明細書での教示に基づいて当業者によって認識されるように、多くの変更及び改良が開示の範囲から逸脱することなく本開示の上記された及び他の実施形態になされる。添付された要約及び図面を含む明細書に開示されたようなリーマ、インプラント、装置及び/またはシステムの構成要素は、意図された目的のための同様な機能を提供するように、当業者によって知られているのと同じ、均等なまたは同様の目的を供給する例えば別の実施形態に開示されたそれらなど、代わりの構成要素または特徴によって置換され、そのような代わりの構成要素または特徴によって同じ、均等なまたは同様な結果を達成する。さらに、リーマ、インプラント、装置及び/またはシステムは、本明細書に記載され、描かれるような実施形態より多いまたは少ない構成要素または特徴を含む。例えば、リーマ100の構成要素及び特徴は、当業者によって変更され、修正されるように、互いに交換可能であり、代わりの組み合わせで用いられることができる。さらにリーマ100と関連する外科的な方法のステップは、当業者によって変更され、修正されるように、互いに交換可能であり、代わりの組み合わせで用いられることができる。したがって、現在の好ましい実施形態のこの詳細な説明は、本開示の限定と対照的に例示として理解されるべきである。
本明細書で用いられる用語は、特定の実施形態を記載する目的のためであり、本発明を限定する意図はない。本明細書で用いられるように、単数形「1つの」(a)、「1つの」(an)、及び「その」(the)は、文脈が明確に別のことを指していない限り、同様に複数形を含む。さらに用語「備える」(comprise)(及び例えば「備える」(comprises)及び「備える」(comprising)など、compriseの任意の形態)、「有する」(have)(及び例えば「有する」(has)及び「有する」(having)などhaveの任意の形態)、「含む」(include)(及び例えば「含む」(includes)及び「含む」(including)のincludeの任意の形態)及び「含む」(contain)(及び例えば「含む」(contains)及び「含む」(containing)などのcontainの任意の形態)は、オープンエンド結合動詞であることが理解されるであろう。結果として、1またはそれ以上のステップまたは要素を「備える」、「有する」、「含む」、または「含む」方法と装置は、それらの1またはそれ以上のステップまたは要素を所有するが、それらの1またはそれ以上のステップまたは要素のみを所有することに限定されない。同様に、1またはそれ以上の特徴を「備える」、「有する」、「含む」、「含む」方法のステップまたは装置の要素は、それら1またはそれ以上の特徴を所有するが、それらの1またはそれ以上の特徴のみ所有することに限定されない。さらに、特定の方法で構成される装置または構造は、少なくともその方法で構成されるが、また記載されてない方法で構成される。
本発明は、好ましい実施形態を参照して説明された。本明細書に記載された動作可能な実施形態は、同じ一般の特徴、特性及び一般のシステム動作を提供するために複数の可能性のあるアレンジの例であると理解されるであろう。前の詳細な説明の読解と理解の際に、他に変更と修正が発生するであろう。本発明は、そのような全ての変更と修正を含むと見なされることを意図する。

Claims (20)

  1. 骨リーマであって、
    第1と第2の端部を有するシャフトであって、前記第2の端部は、動力源と接続するように構成された、シャフトと、
    ヘッドであって、
    前記シャフトの前記第1の端部に接続された後面と、
    前記後面に対して前記ヘッドの反対側の切断面と、内周径と外周径を有する周縁部であって、前記外周径は、前記後面及び前記切断面の外側境界を画定する、周縁部と、を備えるヘッドと、
    前記切断面に配置され、少なくとも前記周縁部の前記内周径に渡って延在するブレード部材であって、前記ブレード部材は、
    第1の切断端部を有する第1のブレード部と、
    第2の切断端部を有する第2のブレード部であって、前記第1及び第2の切断端部は、前記ブレード部材の反対側に配置される、第2のブレード部と、
    前記ブレード部材の前記第1及び第2のブレード部の間の前記切断面に配置された中央ドリルビットであって、前記中央ドリルビット及び前記ブレード部材は、前記リーマの中心軸と同心である、中央ドリルビットと、を備えるブレード部材と、を備える骨リーマ。
  2. 前記切断面の内円周の周りに対称に配置された少なくとも2つの切断ペグであって、前記内円周は、前記中心軸と同心であり、前記周縁部の前記外周径より小さい直径を有する、切断ペグを備える、請求項1に記載の骨リーマ。
  3. 2つの前記切断ペグのそれぞれは、
    前記ヘッドの切断面から離れて延在する上端部を有するペグ本体と、
    前記上端部に配置されたペグ切断ブレードであって、前記ペグ切断ブレードは、前記骨リーマが回転するときに骨を通って切断するように動作可能である、ペグ切断ブレードと、
    を備える、請求項2に記載の骨リーマ。
  4. 少なくとも2つの前記切断ペグは、少なくとも6つのペグを備える、請求項2に記載の骨リーマ。
  5. 前記周縁部は、第1の取り外し可能部材を含み、
    前記第1の取り外し可能部材は、
    前記周縁部の隣接する第1の部分への破壊可能な接続を有する第1の端部であって、前記第1の端部は、所定のトルクが前記第1の取り外し可能部材に加えられたとき、前記第1の部分から切断されるように構成される、第1の端部と、
    前記周縁部の隣接する第2の部分から離間された第2の端部であって、前記周縁部の前記第2の部分は、前記ヘッドの前記後面と前記切断面の間に配置された丸められた面を有する、第2の端部と、を備える、請求項1に記載の骨リーマ。
  6. 前記周縁部は、第2の取り外し可能部材を含み、
    前記第2の取り外し可能部材は、
    前記周縁部の隣接する第3の部分への破壊可能な接続を有する第3の端部であって、前記第3の端部は、所定のトルクが前記第2の取り外し可能部材に加えられたとき、前記第3の部分から切断されるように構成される、第3の端部と、
    前記周縁部の隣接する第4の部分から離間された第4の端部であって、前記周縁部の前記第4の部分は、前記ヘッドの前記後面と前記切断面の間に配置された丸められた面を有する、第4の端部と、を備える、請求項5に記載の骨リーマ。
  7. 前記第1及び第2の取り外し可能部材は、それぞれ30から45度の角度範囲に及ぶ円弧を形成する、請求項6に記載の骨リーマ。
  8. 前記ヘッドは、もっぱらポリマ材料からなり、
    前記シャフトは、
    中空中心コアを有する円筒外殻であって、前記外殻は、もっぱらポリマ材料からなる、円筒外殻と、
    前記中空中心コア内に配置された金属スリーブと、を備える、請求項1に記載の骨リーマ。
  9. 骨リーマであって、
    第1と第2の端部を有するシャフトであって、前記第2の端部は、動力源と接続するように構成された、シャフトと、
    ヘッドであって、
    前記シャフトの前記第1の端部に接続された後面と、
    前記後面に対して前記ヘッドの反対側の切断面と、内周径と外周径を有する周縁部であって、前記外周径は、前記後面及び前記切断面の外側境界を画定し、前記周縁部は、また第1の取り外し可能部材を含み、前記第1の取り外し可能部材は、
    前記周縁部の隣接する第1の部分への破壊可能な接続を有する第1の端部であって、前記第1の端部は、所定のトルクが前記第1の取り外し可能部材に加えられたとき、前記第1の部分から切断されるように構成される、第1の端部と、
    前記周縁部の隣接する第2の部分から離間された第2の端部であって、前記周縁部の前記第2の部分は、前記ヘッドの前記後面と前記切断面の間に配置された丸められた面を有する、第2の端部と、を備える、周縁部と、を備えるヘッドと、
    前記切断面に配置され、少なくとも前記周縁部の前記内周径に渡って延在するブレード部材であって、前記ブレード部材は、
    第1の切断端部を有する第1のブレード部と、
    第2の切断端部を有する第2のブレード部であって、前記第1及び第2の切断端部は、前記ブレード部材の反対側に配置される、第2のブレード部と、を備えるブレード部材と、を備える骨リーマ。
  10. 前記周縁部は、第2の取り外し可能部材を含み、
    前記第2の取り外し可能部材は、
    前記周縁部の隣接する第3の部分への破壊可能な接続を有する第3の端部であって、前記第3の端部は、所定のトルクが前記第2の取り外し可能部材に加えられたとき、前記第3の部分から切断されるように構成される、第3の端部と、
    前記周縁部の隣接する第4の部分から離間された第4の端部であって、前記周縁部の前記第4の部分は、前記ヘッドの前記後面と前記切断面の間に配置された丸められた面を有する、第4の端部と、を備える、請求項9に記載の骨リーマ。
  11. 前記第1及び第2の取り外し可能部材は、それぞれ30から45度の角度範囲に及ぶ円弧を形成する、請求項10に記載の骨リーマ。
  12. 前記ブレード部材の前記第1及び第2の切断端部の間の前記切断面に配置された中央ドリルビットであって、前記中央ドリルビット及び前記ブレード部材は、前記リーマの中心軸と同心である、中央ドリルビットと、を備える、請求項10に記載の骨リーマ。
  13. 前記切断面の内円周の周りに対称に配置された少なくとも2つの切断ペグであって、前記内円周は、中心軸と同心であり、前記周縁部の外周径より小さい直径を有する、切断ペグを備える、請求項10に記載の骨リーマ。
  14. 外科キットであって、
    骨に円形表面と中心切削孔を同時に機械加工するように構成された使い捨て骨リーマであって、前記骨リーマは、
    第1と第2の端部を有するシャフトであって、前記第2の端部は、動力源と接続するように構成された、シャフトと、
    ヘッドであって、
    前記シャフトの前記第1の端部に接続された後面と、前記後面に対する前記ヘッドの反対側の切断面と、内周径と外周径を有する周縁部であって、前記外周径は、前記後面及び前記切断面の外側境界を画定する、周縁部と、を備えるヘッドと、
    前記切断面に配置され、少なくとも前記周縁部の前記内周径に渡って延在するブレード部材であって、前記ブレード部材は、
    第1の切断端部を有する第1のブレード部と、
    第2の切断端部を有する第2のブレード部であって、前記第1及び第2の切断端部は、前記ブレード部材の反対側に配置される、第2のブレード部と、
    前記ブレード部材の前記第1及び第2の切断端部の間の前記切断面に配置された中央ドリルビットであって、前記中央ドリルビット及び前記ブレード部材は、前記リーマの中心軸と同心である、中央ドリルビットと、を備えるブレード部材と、
    前記骨に前記骨リーマを設置するためのピンと、
    前記骨の前記円形表面と前記中心切削孔に挿入するためのインプラントと、を備える外科キット。
  15. さらに、前記骨の前記中心切削孔に前記インプラントを挿入する使用のための挿入ツールを備える、請求項14に記載の外科キット。
  16. さらに、前記骨内に前記ピンを設置する使用のための少なくとも1つの寸法測定器とハンドルを備える、請求項14に記載の外科キット。
  17. さらに、前記骨の前記円形表面と前記中心切削孔内の前記インプラントの大きさを試験するために少なくとも1回の試験を備える、請求項14に記載の外科キット。
  18. 前記骨リーマは、骨に円形表面、中心切削孔、及び円形溝を同時に機械加工するように構成され、
    前記骨リーマは、
    前記切断面の内円周の周りに対称に配置された少なくとも2つの切断ペグであって、前記内円周は、前記中心軸と同心であり、前記周縁部の前記外周径より小さい直径を有する、切断ペグを備える、請求項14に記載の骨リーマ。
  19. 骨に整形外科のインプラントを外科的に埋め込む方法であって、
    前記骨の表面を外科的にさらすステップと、
    複数の寸法測定器から1つの寸法測定器を選択するステップであって、それぞれの寸法測定器は、異なる外部プロファイルを有する選択するステップと、
    ハンドルを利用して前記骨の部分に対して前記寸法測定器を設置し、前記骨の前記部分の中心を決めるステップと、
    前記ハンドルの貫通穴と前記骨の前記部分の前記中心にピンを挿入するステップと、
    前記骨の前記部分の前記中心にピンを送るステップと、
    前記ピン上で骨リーマを滑らせ、前記骨の前記部分の前記中心に前記骨リーマを位置合わせするステップと、
    前記骨リーマで前記骨の前記部分を機械加工して、前記骨の前記部分に同時に円形表面を広げ、中心切削孔をドリルで穴を開け、円形溝を切断するステップであって、前記中心切削孔、前記円形溝、前記円形表面は、同心である、切断するステップと、
    前記ピン上で試験を行い、インプラントの適合を試験するステップと、
    挿入ツールを用いて前記中心切削孔と前記円形表面に前記インプラントを挿入するステップと、を備える方法
  20. 前記骨の前記部分は、肩甲骨の関節窩である、請求項19に記載の方法。
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