JP2022189153A - 物品管理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、物品の状態管理を効率的に行うことができる物品管理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】物品に付された前記物品の品質状態に関係する環境物理量を計測可能な無線タグから、前記無線タグを識別可能な識別情報と、前記環境物理量とを繰り返し取得する取得部と、前記取得部により取得された前記環境物理量が第1閾値を超えた場合に、当該第1閾値を超えた時間を計時する計時処理部と、前記計時処理部が計時した時間を、前記識別情報と関連付けて管理する管理部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、物品管理装置及びプログラムに関する。
従来、物品に物品の状態を把握可能なセンサを取り付け、物品の状態を管理する装置が提案されている。例えば、装置が物品の温度を定期的に計測することで、各計測時における物品の状態を管理する技術が提案されている。
しかしながら、従来の技術では、温度の定期計測により、計測時点での物品の温度を把握することが可能であるものの、例えば、閾値となる温度を超えてからどの程度の時間が経過しているかを把握することが困難である。そのため、物品の状態管理に関して更なる改善の余地があった。
本発明が解決しようとする課題は、物品の状態管理を効率的に行うことができる物品管理装置及びプログラムを提供することである。
本実施形態の物品管理装置は、物品に付された前記物品の品質状態に関係する環境物理量を計測可能な無線タグから、前記無線タグを識別可能な識別情報と、前記環境物理量とを繰り返し取得する取得部と、前記取得部により取得された前記環境物理量が第1閾値を超えた場合に、当該第1閾値を超えた時間を計時する計時処理部と、前記計時処理部が計時した時間を、前記識別情報と関連付けて管理する管理部と、を備える。
図1は、実施形態に係る物品管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る物品管理装置の機能の一例を示す機能構成図である。 図3は、実施形態に係る物品管理装置が物品を読み取る一例を示す概略構成図である。 図4は、実施形態に係る物品管理装置が物品の情報を記録するテーブルの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る物品管理装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、物品管理装置の実施形態を詳細に説明する。本実施形態は、物品管理装置として、バイアル等の容器に収容されたワクチンの状態を管理する装置に適用した例について説明するが、この形態に限定されるものではない。なお、以下では、ワクチンを収容した容器を単にワクチンとも表記する。
(物品管理装置のハードウェア構成)
図1に示すように、物品管理装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、補助記憶装置14、入力装置15、表示装置16、読取装置17、及び外部I/F(Interface)18を有している。
CPU11は、ROM12や補助記憶装置14等に格納されたプログラムやデータをRAM13上に読み出し、処理を実行することで、物品管理装置100の各機能を実現する演算装置である。RAM13は、CPU11のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM12は不揮発性のメモリである。
補助記憶装置14は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の記録装置であり、例えば、OS(Operation System)、アプリケーションプログラム、各種データ等を記録する。入力装置15は、物品管理装置100を使用するユーザが各種の操作を行うためのデバイスである。入力装置15は、例えば、タッチパネル又はハードウェアキーで構成される。
表示装置16は、読取装置17により読み取られた各種情報を表示する表示装置である。表示装置16は、例えば、液晶ディスプレイで構成され、例えばタッチパネルのような形態で、入力装置15と表示装置16とが一体に構成されてもよい。
読取装置17は、管理の対象となる物品、即ちワクチンの各々に付され、物品の品質状態に関係する環境物理量を計測可能な無線タグから、物品の各々を識別可能な識別情報と、環境物理量とを読み取る装置である。環境物理量とは、例えば、温度、湿度、照度等、物品自体又は物品周辺の環境の計測可能な物理量である。一例として、閾値以上の温度下に置かれることで品質が低下又は劣化する可能性のある物品については、環境物理量として温度を計測する無線タグが当該物品に付される。
無線タグリーダライタは、アンテナを有しており、このアンテナの交信領域範囲内に存在する物品に付された無線タグを検出する。すなわち、無線タグリーダライタは、アンテナから周囲の無線タグに対し電波を送信する。無線タグは、アンテナからの電波を受信すると無線タグリーダライタに対し応答信号を送信する。
無線タグリーダライタは、無線タグからの応答信号を受信することにより、無線タグのメモリに記録されているタグ情報を読み取る。タグ情報には上述した識別情報と環境物理量とが含まれる。なお、無線タグリーダライタと無線タグとの交信制御にアンチコリジョン(衝突防止)という方式が用いられている。これにより、アンテナの交信可能領域内に複数の無線タグが存在していた場合には、無線タグリーダライタによって各無線タグのタグ情報が一括して読み取られることとなる。
無線タグは、その内部に不揮発性のメモリを有している。このメモリには、無線タグの製造段階で製造業者により割当て設定された固有のID(Identifier)を記録するIDエリアと、ユーザが任意のデータを書き込むことができるユーザエリアと、が形成されている。
また、無線タグは、物品の環境物理量を計測するセンサが内蔵されている。例えば、センサは物品の温度を計測する温度センサである。本実施形態では、無線タグのユーザエリアは上述した識別情報と、温度センサが計測した環境物理量としての物品の温度を書き込まれる。無線タグリーダライタは、無線タグからIDと識別情報と環境物理量とをタグ情報として読み取る。例えば、無線タグは、RFID(Radio Frequency Identifier)である。
無線タグリーダライタは、読み取ったタグ情報に含まれるIDに基づき、重複チェックを行うことで、同一のIDを含むタグ情報(識別情報)を重複して読み取らないよう制御する。そして、物品管理装置100では、無線タグリーダライタにより読み取られた識別情報に基づき物品の記録処理を行うことができる。
外部I/F18は、物品管理装置100をネットワークに接続するための通信インターフェースである。
次に、実施形態に係る物品管理装置100の機能構成について説明する。図2は、物品管理装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。物品管理装置100は、CPU11がROM12やRAM13に記録された制御プログラムにしたがって動作することで、取得部21、記録部22、判定部23、計時処理部24、管理部25、入力部26、及び整列部27として機能する。なお、上記各機能構成はハードウェアで実現してもよく、物品管理装置100が上記機能を備えていればよい。
取得部21は、取得部の一例である。取得部21は、読取装置17と協働することで、物品に付された物品の品質状態に関する環境物理量を計測可能な無線タグから、無線タグを識別可能な識別情報と環境物理量とを含むタグ情報を繰り返し取得する。例えば、取得部21は、読取装置17が物品を検出すると、読取装置17を動作させることで、無線タグの読み取りを開始し、読取装置17で読み取られた物品の識別情報と、物品の品質状態に関係する環境物理量を取得する。
取得部21は、物品の無線タグに記録される識別情報と、環境物理量とを、所定の時間間隔毎に繰り返し読取装置17から取得する。取得部21は、繰り返し所定の時間間隔で情報を取得することで、物品の状態を適切に把握することができる。なお、所定の時間間隔は、物品の品質状態の特性に応じて予め決められていても良いし、ユーザにより時間間隔を決定されても良いし、これに限定されない。
記録部22は、記録部の一例である。記録部22は、取得部21により取得された識別情報と環境物理量とを、取得日時と関連付けて記録する。ここで、取得日時とは、取得部21により取得された日時を示す。取得日時は、例えば、物品管理装置100が有するRTC(Real-time clock)から取得部21により取得される。
ここで、図3を参照し、物品管理装置100が物品に付された無線タグの情報を取得する方法について説明する。図3は、実施形態に係る物品管理装置100が物品を読み取る概略の一例を示す概略構成図である。図3には物品の一例であるワクチン(31,32,33,34,35)、収容具36、及び載置台37を示す。
ワクチン(31,32,33,34,35)は、ワクチンの各々に、物品の品質状態に関係する環境物理量を計測可能な無線タグ(311,312,313,314,315)が付される。収容具36は、ワクチン(34,35)を収容し、ワクチン(34,35)を適切な品質状態で管理する。例えば、収容具36は冷凍庫である。載置台37は、ワクチン(31,32,33)と、収容具36を載置する。また、載置台37は、読取装置17のアンテナを載置台37の内部又は下部に備える。
図3の場合、取得部21は、無線タグリーダライタと協働することで、載置台37に載置されたワクチン(31,32,33)と収容具36内にあるワクチン(34,35)との各々に付された無線タグ(311,312,313,314,315)から、識別可能な識別情報と、環境物理量とを繰り返し取得する。例えば、取得部21は、無線タグリーダライタを動作させることで、無線タグの読み取りを開始し、無線タグリーダライタで読み取られたタグ情報(識別情報、環境物理量)を取得する。
この場合、載置台37に載置されたワクチン(31,32,33)と、収容具36内のワクチン(34,35)とでは、置かれた環境が異なるため、各々の無線タグで計測される環境物理量も相違することになる。記録部22は、取得部21がタグ情報を取得する毎に、そのタグ情報に含まれる識別情報と環境物理量とをテーブルに記録する。
図4は、実施形態に係る物品管理装置100が物品を記録するテーブルの一例を示す図である。テーブルは物品管理装置100のRAM13又は補助記憶装置14に保存される。
図4に示すテーブルは、物品の各々を識別可能な識別情報であるIDと、取得部21により取得された時刻を示す取得時刻と、環境物理量を示す温度の値がテーブル内の取得時刻の列毎にID単位で記録される。また、本実施形態の取得部21による取得される所定の時間間隔は1分である。
図2に戻る。判定部23は、判定部の一例である。判定部23は、取得部21により取得された環境物理量が第1閾値を超えているかを判定する。具体的には、判定部23は、予め設定した第1閾値と、取得部21により取得されたワクチンの温度とを比較し、取得されたワクチンの温度が第1閾値を超えているかを判定する。
第1閾値は、ワクチンの品質を管理する上で上限値(又は下限値)となる環境物理量を設定することが好ましい。本実施形態では第1閾値は、ワクチンが解凍された状態となる温度(0度)であるとする。なお、第1閾値は任意に設定できるものであり、これに限定されない。
計時処理部24は、計時処理部の一例である。計時処理部24は、取得部21により取得された環境物理量が第1閾値を超えた場合に、当該第1閾値を超えた時間を計時する。具体的には、計時処理部24は、判定部23が第1閾値を超えていると判定した場合に、当該閾値を超えた時間を計時する。また、計時処理部24は、記録部22が記録した取得日時に基づいて第1閾値を超えた時間を計時する。
ここで、図4を参照し、計時処理部24の動作について説明する。例えば、ワクチン31の無線タグ311(ID:311)から取得されたタグ情報に着目すると、収容具36から取り出された時刻である9時30分から12時30分にかけて温度が上昇している。また、12時29分から12時30分にかけて温度上昇し、12時30分の時点で1度となっている。
上述した通り、第1閾値が0度であることから、判定部23は、12時30分の時点でワクチン31の温度が第1閾値を超えたと判定する。計時処理部24は、判定部23の判定結果に応じて、第1閾値を超えた時間の計時を開始する。
例えば、12時30分から17時30分にかけて温度が上昇したとすると、計時処理部24は、12時30分から17時30分までの5時間を閾値経過時間として計時する。計時処理部24により計時された閾値経過時間は記録部22によりテーブルへ記録される。なお、記録する方法は、テーブル以外に記憶しても良く、これに限定されない。
また、閾値経過時間は、計時処理部24が計時する度に、つまり取得部21によりタグ情報が取得される度に更新される。また、物品の温度が第1閾値を超えた後に、途中で物品の温度が低下したことにより第1閾値以下になった場合は、計時処理は停止してもよい。その場合は、閾値経過時間をリセットしても良いし、累積時間として計時しても良く、これに限定されない。
図2に戻る。管理部25は、管理部の一例である。管理部25は、計時処理部24が計時した時間を、識別情報と関連付けてテーブルで管理する。なお、管理する方法は、テーブル以外に管理しても良く、これに限定されない。また、管理部25は、ユーザによる入力装置15を介した操作に応じて、テーブルを表示装置16へ表示させる。
管理部25は、記録部22が記録した識別情報及び環境物理量の計時的変化を識別情報毎に表示装置16へ表示させる。例えば、管理部25は、計時的変化として、2軸のグラフを例にすると、横軸を取得部21により取得した時刻、縦軸を取得部により取得した温度情報として、識別情報毎に表示装置16へ表示させる。管理部25は、識別情報と閾値経過時間とを関連付けて表示装置16へ表示させる。
また、管理部25は、計時処理部24が計時した時間が第2閾値を超えた場合に表示装置16へ報知を行う。ここで、第2閾値とは、閾値経過時間が物品の品質を維持することが難しい所定の時間を超える値である。例えば、管理部25は、第2閾値を超えた場合、表示装置16へ「閾値経過時間が超えているため、ワクチンを確認してください。」との注意喚起を表示させ、また、表示装置16へ該当するワクチンのIDを強調表示させる。
なお、報知する方法は、表示装置16へ表示する以外に報知しても良く、これに限定されない。また、ユーザが報知する内容を確認した場合は、管理部25は再度ユーザへ報知しなくても良く、報知する回数は別途閾値を設けて設定しても良い。
入力部26は、入力部の一例である。入力部26は、入力装置15と協働して、ユーザがテーブル内で選択する識別情報、環境物理量、取得日時、閾値経過時間の項目を操作する。ユーザは表示装置16へ表示する項目を変更したい場合や、物品管理装置100が設定する閾値を変更したい場合に入力部26を使用する。例えば、ユーザが管理部25により表示装置16へ表示させる項目を変更する際に入力部26に入力する。また、ユーザが閾値を変更したい場合、ユーザは入力部26に変更後の閾値を入力する。
整列部27は、整列部の一例である。整列部27は、ユーザの操作に応じて、記録部22により表示装置16へ表示された識別情報の各々に係る情報(環境物理量、取得日時、閾値経過時間)の表示順序を並び替える。例えば、整列部27は、閾値経過時間の長いものが上位に表示されるように表示順序を並び替える。これにより、閾値経過時間が長い識別情報を、認識し易くすることができるため、物品管理の利便性を向上させることができる。
また、整列部27は、入力部26を介したユーザ操作に応じて、表示装置16に表示された情報の並び替えを行っても良い。例えば、ユーザが第2閾値を超えた時間で並び替えたい場合、整列部27は、第2閾値を超えた時間が長い降順で並び替える。なお、整列する方法は任意に設定できるものであり、これに限定されない。また、整列部27が有する機能は管理部25で実現しても良い。
次に、図5を参照して、上述した構成の物品管理装置100の動作例について説明する。図5は、実施形態の物品管理装置100が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、取得部21は、タグ情報を取得する時間間隔である所定時間(例えば1分)を経過したか判断する。所定時間を経過している場合は(ステップS1:Yes)、ステップS2へ進む。所定時間を経過していない場合は(ステップS1:No)、再びステップS1に処理を戻すことで、所定時間を経過するまで待機する。
続いて、取得部21は、物品の各々に付された無線タグから、識別情報(ID)と、環境物理量(温度)とを含んだタグ情報を取得する(ステップS2)。取得処理が行われると、ステップS3へ進む。
記録部22は、取得したIDがテーブルに記録されていない新規のIDかを判断する。取得したIDが新規の場合(ステップS3:Yes)、記録部22は、新規のIDをテーブルに記録し(ステップS4)、ステップS5へ進む。また、取得したIDがテーブルに登録されている場合は(ステップS3:No)、ステップS5へ進む。
続いて、記録部22は、取得部21により取得されたIDと温度とを、取得日時と関連付けて記録し(ステップS5)、ステップS6へ進む。
続いて、判定部23は、取得部21により取得された温度が第1閾値を超えているかを判定する(ステップS6)。取得された温度が第1閾値を超えている場合(ステップS6:Yes)、ステップS7へ進む。取得された温度が第1閾値を超えていない場合(ステップS6:No)、ステップS1に戻る。
計時処理部24は、判定部23により第1閾値を超えたと判断された場合に、当該第1閾値を超えた時間を計時する(ステップS7)。計時処理が行われると、計時処理部24は、テーブルに計時した時間を記録する。記録処理が行われると、管理部25は、計時した時間を、識別情報と関連付けて管理する。
続いて、管理部25は、計時処理部24により計時した閾値経過時間が第2閾値を経過したか判断する。所定時間を経過している場合は(ステップS8:Yes)、ステップS9へ進む。所定時間を経過していない場合は(ステップS8:No)、再びステップS1に処理を戻すことで、所定時間を経過するまで待機する。
続いて、管理部25は、第2閾値を超えたと判断された場合、当該第2閾値を超えた旨を報知する(ステップS9)。管理部25は、整列部27により閾値経過時間の長いものが上位に表示されるように表示順序を並び替えた識別情報を表示装置16へ報知する。報知処理が行われると、再びステップS1に処理を戻すことで、所定時間を経過するまで待機する。
以上のように、本実施形態に係る物品管理装置は、取得部は、物品に付された無線タグから、識別情報及び環境物理量を繰り返し取得する。また、計時処理部は、第1閾値を超えた場合、第1閾値を超えた時間を計時する。さらに、管理部は、計時した時間を識別情報と関連付けて管理する。
これにより、物品が環境物理量の第1閾値を超えた場合、超えた時間を計時し、計時した時間を識別情報と関連付けて管理される。物品管理装置は、当該管理された情報から、物品の状態を把握することができるため、物品の状態管理を効率的に行うことができる。
なお、上述した実施形態は、上述した装置が有する構成又は機能の一部を変更することで、適宜に変形して実施することも可能である。そこで、以下では、上述した実施形態に係るいくつかの変形例を他の実施形態として説明する。なお、以下では、上述した実施形態と異なる点を主に説明することとし、既に説明した内容と共通する点については詳細な説明を省略する。また、以下で説明する変形例は、個別に実施されてもよいし、適宜組み合わせて実施されてもよい。
(変形例1)
上述の実施形態では、管理対象の物品をワクチンとしたが、これに限らないものとする。例えば、管理対象の物品は、生鮮食品等であっても良い。また、例えば、収容具は冷蔵庫であっても良く、収容する物品を適切な環境で管理ができるものであれば良い。
(変形例2)
上述の実施形態では、管理対象の物品であるワクチンに無線タグを付したが、例えば、収容具に無線タグを付しても良い。
(変形例3)
例えば、無線タグが記憶する識別情報を、ワクチンに表記しておいても良い。これにより、第1閾値を超過した状態のワクチンを容易に確認することができる。
(変形例4)
上述の実施形態では、第1閾値以下の場合もテーブルに記録したが、例えば、テーブルに記録する内容は第1閾値以上の場合を記録しても良い。
(変形例5)
上述の実施形態では、報知する内容は物品管理装置100の表示装置16へ報知したが、例えば、ユーザが所有する情報処理端末へ報知しても良い。これにより、ユーザは物品が監理されている場所から離れていても、物品を管理することができる。
なお、本実施形態の物品管理装置100で実行されるコンピュータプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の物品管理装置100で実行されるコンピュータプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の物品管理装置100で実行されるコンピュータプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の物品管理装置100で実行されるコンピュータプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 補助記憶装置
15 入力装置
16 表示装置
17 読取装置
18 外部I/F
21 取得部
22 記録部
23 判定部
24 計時処理部
25 管理部
26 入力部
27 整列部
100 物品管理装置
特開2005-265302号公報

Claims (6)

  1. 物品に付された前記物品の品質状態に関係する環境物理量を計測可能な無線タグから、前記無線タグを識別可能な識別情報と、前記環境物理量とを繰り返し取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記環境物理量が第1閾値を超えた場合に、当該第1閾値を超えた時間を計時する計時処理部と、
    前記計時処理部が計時した時間を、前記識別情報と関連付けて管理する管理部と、
    を備える物品管理装置。
  2. 前記取得部は、前記無線タグで計測される前記環境物理量として、温度又は湿度を取得する、
    請求項1に記載の物品管理装置。
  3. 前記取得部により取得された前記識別情報と前記環境物理量とを、前記取得部が取得した取得日時と関連付けて記録する記録部を更に備え、
    前記計時処理部は、前記記録部が記録した前記取得日時に基づいて前記第1閾値を超えた時間を計時する、
    請求項1又は2に記載の物品管理装置。
  4. 前記管理部は、前記記録部が記録した前記識別情報及び前記環境物理量の計時的変化を前記識別情報毎に表示させる、
    請求項3に記載の物品管理装置。
  5. 前記管理部は、前記計時処理部が計時した時間が第2閾値を超えた場合に報知を行う、
    請求項1~3の何れか一項に記載の物品管理装置。
  6. 物品管理装置のコンピュータに、
    物品に付された前記物品の品質状態に関係する環境物理量を計測可能な無線タグから、前記無線タグを識別可能な識別情報と、前記環境物理量とを繰り返し取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記環境物理量が第1閾値を超えた場合に、当該第1閾値を超えた時間を計時する計時処理ステップと、
    前記計時処理ステップが計時した時間を、前記識別情報と関連付けて管理する管理ステップと、
    を実行させるプログラム。
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