JP6668810B2 - 検体管理装置、検体管理システム、検体管理方法、および、プログラム - Google Patents

検体管理装置、検体管理システム、検体管理方法、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、検体管理装置、検体管理システム、検体管理方法、および、プログラム、特に、検体の保管期限管理を行う検体管理装置、検体管理システム、検体管理方法、および、プログラムに関する。
特許文献1は、食品に関する情報を管理し、例えば食中毒事故や食品品質の関わる事故が発生した場合の原因究明に必要となる情報や、消費者の消費選択に資する情報を提示する食品情報管理システムを開示する。このシステムは、情報を記録した無線IC(Integrated Circuit)タグを活用し、食品流通の各段階での情報の複製を容易にすることで、当該食品に関する情報を流通の各段階に配布する。
特許文献2は、検体の保管期限管理を行う検体処理システムを開示する。このシステムは、検体の識別子と検体の保管期限を記憶しているサーバコンピュータに接続されている。
このシステムは、検体のバーコードから検体の識別子を読み取り、当該識別子をサーバコンピュータに送信して、検体の保管期限を受信し、保管期限切れであれば警告画面を出力する。
特開2005−107843号公報 特開2010−121936号公報
食品等の検体の保管期限管理を行う装置において、製造日付などの情報を人手で記録する場合、ミスが発生する可能性が存在する。特許文献1のシステムは、保管期限管理のベースとなる日付情報の入力機能を有さず、その入力方法は不明である。特許文献2の検体処理システムにおいては、検体処理システムの供給元の担当者がサーバコンピュータに記録する。
本発明は、上記課題を解決する、検体管理装置、検体管理システム、検体管理方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の1実施の形態の検体管理装置は、ICタグを備えた検体容器内の検体の識別子と、日付とを、関連付けて記憶する検体管理表記憶手段と、保管庫の出入り口近傍に備えられたICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、1)受信した前記検体の前記識別子とその時点の日付を関連付けて前記検体管理表記憶手段に記録する記録処理、または、2)受信した前記検体の前記識別子に関連付けられた日付から前記検体が所定の保管期限を超えているか否かを判定し、超えていれば廃棄可能、超えていなければ保管継続のメッセージを出力する棚卸し処理、を実行する検体管理手段と、を備える。
本発明の1実施の形態の検体管理方法は、保管庫の出入り口近傍に備えられたICタグ読み取り装置から、ICタグを備えた検体容器内の検体の識別子を受信すると、1)受信した前記検体の前記識別子とその時点の日付を関連付けて検体管理表記憶手段に記録する記録処理、または、2)受信した前記検体の前記識別子に関連付けられた日付から所定の保管期限を超えているか否かを判定し、超えていれば廃棄可能、超えていなければ保管継続のメッセージを出力する棚卸し処理、を実行する。
発明の1実施の形態のプログラムは、ICタグを備えた検体容器内の検体の識別子と、日付とを、関連付けて記憶する検体管理表記憶手段を備えたコンピュータに、保管庫の出入り口近傍に備えられたICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、1)受信した前記検体の前記識別子とその時点の日付を関連付けて前記検体管理表記憶手段に記録する記録処理、または、2)受信した前記検体の前記識別子に関連付けられた日付から前記検体が所定の保管期限を超えているか否かを判定し、超えていれば廃棄可能、超えていなければ保管継続のメッセージを出力する棚卸し処理、を実行させる。
本発明にかかる検体管理装置は、製造日付などの情報の入力ミスを防止し、保管期限管理の信頼性を向上させる。
図1は、本実施の形態にかかる検体管理システム50の構成を示す図である。 図2は、検体管理テーブル11の構造を示す図である。 図3は、コンピュータ装置60の構成図である。 図4は、食品検体を保管庫に収納するときの検体管理システム50の手続きフローチャートである。 図5は、食品検体を棚卸しをするときの検体管理システム50の手続きフローチャートである。 図6は、食品事故等が発生した際、事故日の保存食品検体を捜索するときの検体管理システム50の手続きフローチャートである。 図7は、本実施の形態にかかる検体管理サーバ装置1の構成を示す図である。
<第1の実施の形態>
<構成>
図1は、本実施の形態にかかる検体管理システム50の構成を示す図である。
検体管理システム50は、検体管理サーバ装置1、並びに、検体管理サーバ装置1に接続された無線ICタグ読み取り装置2、および、複数の環境センサ41乃至49を包含する。
無線ICタグ読み取り装置2は、複数の検体容器31乃至39に取り付けられた無線ICタグ301乃至309から当該検体容器内の検体の識別子を読み取り、検体管理サーバ装置1に送信する。無線ICタグ301乃至309は非接触型のRFID(Radio Frequency Identifier )タグである。
無線ICタグ読み取り装置2は、例えば、冷蔵庫などの食品検体の保管庫の出入り口付近に設置されており、例えば、人間が、検体容器31を保管庫に入れたり出したりする際に、当該検体容器31の無線ICタグ301から検体の識別子を読み取る。
無線ICタグ読み取り装置2は、無線ICタグ301乃至309と無線通信する無線ICタグインタフェース装置23、メッセージを表示する表示装置22、検体管理サーバ装置1と通信するサーバインタフェース装置21を備える。
複数の環境センサ41乃至49は、食品検体が取得された食事提供施設、例えば、キッチン、ダイニング、に設置された、温度センサ、湿度センサ、光センサ、風量センサである。複数の環境センサ41乃至49は、食品検体が取得された場所における、食品品質に影響を与える環境条件を測定する。
検体管理サーバ装置1は、無線ICタグ読み取り装置2、および、複数の環境センサ41乃至49から情報を受信して、食品検体の日付等の管理情報を収集管理し、例えば、検体の保管期限管理を行う。
検体管理サーバ装置1は、検体管理テーブル11と検体管理部12を備える。
図2は、検体管理テーブル11の構造を示す図である。検体管理テーブル11は、日付時刻、当該日付時刻から一定期間内に保管庫に入れられた検体の識別子(ID:Identifier )、および、当該日付時刻付近で得られたセンサ測定値を関連付けて記録する。
図2は、例えば、2015年11月13日の12:00時から24H以内に保管庫に入れた検体の識別子が、001乃至007であることを示している。また、図2は、当該時点付近で測定されたセンサの測定値が、湿度1、湿度2、温度1等であることを示している。
検体管理部12は、情報を収集して検体管理テーブル11に登録したり、検体管理テーブル11に登録されている情報に基づいて、検体の棚卸しや捜索をしたりする。検体管理部12は論理回路で構成される。検体管理テーブル11は、半導体記憶装置やディクス記憶装置に格納される。
また、検体管理サーバ装置1は、プログラム63を備えるコンピュータ装置60で実現することも出来る。
図3は、コンピュータ装置60の構成図である。コンピュータ装置60は、バス65で相互に接続されたプロセッサ61、主記憶部62、補助記憶装置64を備える。ここで、例えば、主記憶部62は半導体記憶装置、補助記憶装置64はHDD(Hard Disk Drive)やSDD(Solid State Drive)である。主記憶部62はプログラム63を記憶している。
プログラム63は、プロセッサ61で実行されることにより、プロセッサ61を検体管理部12として機能させる。補助記憶装置64の主記憶部62少なくとも一方は、検体管理テーブル11を記憶する。
なお、図1は、1台の無線ICタグ読み取り装置2、9個の環境センサ41乃至49、9個の環境センサ41乃至49、および、9個の検体容器31乃至39を例示するが、これらの数は、この例に限られない。
<動作>
図4は、食品検体を保管庫に収納するときの検体管理システム50の手続きフローチャートである。
食品検体を保管庫に収納する際、オペレータは、最初に検体記録の開始の操作を行う(S1)。この操作は、無線ICタグ読み取り装置2からのリモート操作でもよいし、検体管理サーバ装置1での直接操作でもよい。
この操作によって、検体管理サーバ装置1では、検体管理部12が起動されて、検体記録を管理する動作を開始する(S2)。検体管理部12は、例えば、検体管理テーブル11を補助記憶装置64から読み込んで主記憶部62に展開する。さらに、検体管理部12は、検体管理サーバ装置1のカレンダ、時計から日付と時刻を読み取って検体管理テーブル11に格納し、環境センサ41乃至49からキッチンやダイニング等の食事提供施設の温度や湿度等の測定値を読み取って検体管理テーブル11に格納する。
上述の準備が整ったかどうかは、無線ICタグ読み取り装置2にある表示装置22、あるいは検体管理サーバ装置1自身が有するコンソール装置等を通じてオペレータに通知される。
オペレータは、準備が整ったことを知ると、最初の保管対象である、例えば、検体容器31の無線ICタグ301を、無線ICタグ読み取り装置2で読み取り、検体容器31を保管庫に保管する(S3)。
無線ICタグ読み取り装置2は、読み取った無線ICタグ301の識別子を無線ICタグ読み取り装置2が備えるサーバインタフェース装置21を介して、検体管理サーバ装置1に送信する(S4)。
検体の識別子を受信した検体管理サーバ装置1の検体管理部12は、その識別子を検体管理テーブル11に記録する(S5)。検体管理部12は、次の検体読み取り準備が整ったことを、無線ICタグ読み取り装置2の表示装置22に表示して、オペレータに通知しても良い。検体管理部12が、読み取りから記録までを十分速い速度で処理できるのであれば、この通知を省略することも可能である。
オペレータは、検体容器の無線ICタグの読み取り操作と保管庫への格納作業を、保管すべき食品検体がなくなるまで繰り返す(S6)。すべての検体の記録と保管が完了すると(S5でYes)、オペレータは検体記録の終了操作を行う(S7)。開始操作と同様、この操作は、無線ICタグ読み取り装置2からのリモート操作でもよいし、検体管理サーバ装置1での直接操作でもよい。
終了操作を受け付けた検体管理サーバ装置1は、保存記録の追加された検体管理テーブル11を補助記憶装置64等に記録し、検体管理部12の実行を終了する(S8)。
図5は、食品検体を棚卸しをするときの検体管理システム50の手続きフローチャートである。
保存期限を過ぎた食品検体を保管庫から取り出そうとする際、オペレータは、最初に検体棚卸しの開始の操作を行う(S11)。この操作は、無線ICタグ読み取り装置2からのリモート操作でもよいし、検体管理サーバ装置1での直接操作でもよい。
この操作によって、検体管理サーバ装置1では、検体管理部12が起動されて、検体記録を棚卸しをする動作を開始する(S12)。検体管理部12は、例えば、検体管理テーブル11を補助記憶装置64から読み込んで主記憶部62に展開する。さらに、検体管理部12は、検体管理サーバ装置1のカレンダ、時計から日付と時刻を読み取とる。
なお、保存期限についての情報、すなわち保管した日から廃棄可能となる日までの経過日数の値は、あらかじめ検体管理サーバ装置1に設定されているものとする。設定は、例えば、検体管理サーバ装置1のインストール時に行われる。
上述の準備が整ったかどうかは、検体管理部12が、無線ICタグ読み取り装置2にある表示装置22、あるいは検体管理サーバ装置1自身が有するコンソール装置等を通じてオペレータに通知する。
オペレータは、準備が整ったことを知ると、最初の保管済みの検体容器、例えば、検体容器31の無線ICタグ301を、無線ICタグ読み取り装置2で読み取る(S13)。
無線ICタグ読み取り装置2は、読み取った無線ICタグ301の識別子を無線ICタグ読み取り装置2が備えるサーバインタフェース装置21を介して、検体管理サーバ装置1に送信する(S14)。
検体の識別子を受信した検体管理サーバ装置1の検体管理部12は、その識別子をキーにして検体管理テーブル11を検索し、その検体が保管された日付情報を検体管理テーブル11から取り出す(S15)。
検体管理部12は、当日の日付と、取り出した保管日付および設定された保管期限情報の加算値を比較し、調査対象の食品検体が保管期限内かそうでないかを判定する(S17)。当該食品検体が保管期限を過ぎている場合は(S17でYes)、検体管理部12は、廃棄可能であることを無線ICタグ読み取り装置2の表示装置22に表示する(S18)。保管期限内である場合は(S17でNo)、検体管理部12は、保管継続が必要なことを表示装置22に表示する(S19)。
オペレータは表示を確認して、廃棄可能である食品検体は廃棄し、保管期限内の食品検体は保管庫に戻して保管を継続する。食品検体を廃棄した場合、オペレータはその旨を、表示装置22等から検体管理部12に通知する。検体の廃棄を通知されたとき、検体管理部12は、その検体の識別子を、検体管理テーブル11から削除する。
検体管理部12は、次の検体読み取り準備が整ったことを、無線ICタグ読み取り装置2の表示装置22に表示して、オペレータに通知しても良い。検体管理部12が、読み取りから記録までを十分速い速度で処理できるのであれば、この通知を省略することも可能である。
オペレータは、検体容器の無線ICタグの読み取り操作と廃棄可否の確認作業を、調査すべき廃棄候補がなくなるまで繰り返す(S20)。すべての廃棄候補の検体の調査が完了すると(S20でYes)、オペレータは検体棚卸しの終了操作を行う(S21)。開始操作と同様、この操作は、無線ICタグ読み取り装置2からのリモート操作でもよいし、検体管理サーバ装置1での直接操作でもよい。
終了操作を受け付けた検体管理サーバ装置1は、廃棄された検体の記録が削除された検体管理テーブル11を補助記憶装置64等に記録し、検体管理テーブル11格納域を主記憶部62等から削除し、検体管理部12の実行を終了する(S22)。
図6は、食品事故等が発生した際、事故日の保存食品検体を捜索するときの検体管理システム50の手続きフローチャートである。
食品事故等が発生した際、当該事故日に保存した食品検体を保管庫から捜索して取り出そうとする際、オペレータは、最初に検体捜索の開始の操作を行う(S31)。この操作は、無線ICタグ読み取り装置2からのリモート操作でもよいし、検体管理サーバ装置1での直接操作でもよい。
この操作によって、検体管理サーバ装置1では、検体管理部12が起動されて、対象日付の食品検体を捜索する動作を開始する(S32)。検体管理部12は、例えば、検体管理テーブル11を補助記憶装置64から読み込んで主記憶部62に展開する。さらに、検体管理部12は、検体管理サーバ装置1のカレンダ、時計から日付と時刻を読み取とる。
さらに、検体管理部12は、捜索対象の日付情報の入力をオペレータに求める。検体管理部12は、この動作を、無線ICタグ読み取り装置2を介したリモートでの表示と入力、検体管理サーバ装置1での直接の表示と入力、両者の組み合わせ等、適宜の方法で行えば良い。
上述の準備が整ったかどうかは、検体管理部12が、無線ICタグ読み取り装置2にある表示装置22、あるいは検体管理サーバ装置1自身が有するコンソール装置等を通じてオペレータに通知する。さらに、検体管理部12は、記録されている捜索対象日付の環境情報、すなわち環境センサ41乃至49の測定値、を表示装置22に表示する、あるいは、印字装置に印刷するなどしてオペレータに通知する。
オペレータは、準備が整ったことを知ると、最初の調査対象である、例えば、検体容器31の無線ICタグ301を、無線ICタグ読み取り装置2で読み取る(S33)。
無線ICタグ読み取り装置2は、読み取った無線ICタグ301の識別子を無線ICタグ読み取り装置2が備えるサーバインタフェース装置21を介して、検体管理サーバ装置1に送信する(S34)。
検体の識別子を受信した検体管理サーバ装置1の検体管理部12は、その識別子をキーにして検体管理テーブル11を検索し、その検体が保存された日付情報を検体管理テーブル11から取り出す(S35)。
検体管理部12は、取り出した保管日付情報と、入力された捜索対象日付情報を比較し、調査対象の食品検体が捜索対象かそうでないかを判定する(S37)。当該食品検体が捜索対象である場合は(S37でYes)、検体管理部12は、捜索対象であることを無線ICタグ読み取り装置2の表示装置22に表示する(S38)。捜索対象でない場合は(S37でNo)、検体管理部12は、捜索対象でないことを表示装置22に表示する(S39)。
オペレータは表示を確認して、捜索対象である食品検体は適切な温度環境の検体移動容器に移すなどして後の検体の詳細の調査に備え、捜索対象でない食品検体は保管庫に戻して保管を継続する。検体移動容器に移した場合、オペレータはその旨を表示装置22等から検体管理部12に通知する。検体移動容器に移したことを通知されたとき、検体管理部12は、その検体の識別子を、検体管理テーブル11から削除する。
検体管理部12は、次の検体読み取り準備が整ったことを、無線ICタグ読み取り装置2の表示装置22に表示して、オペレータに通知しても良い。検体管理部12が、読み取りから記録までを十分速い速度で処理できるのであれば、この通知を省略することも可能である。
オペレータは、検体容器の無線ICタグの読み取り操作と捜索対象か否かの確認作業を、調査すべき候補検体がなくなるまで繰り返す(S40)。すべての検体の調査が完了すると(S40でYes)、オペレータは検体捜索の終了操作を行う(S41)。開始操作と同様、この操作は、無線ICタグ読み取り装置2からのリモート操作でもよいし、検体管理サーバ装置1での直接操作でもよい。
終了操作を受け付けた検体管理サーバ装置1は、検体移動容器に移された検体の記録が削除された検体管理テーブル11を補助記憶装置64等に記録し、検体管理テーブル11格納域を主記憶部62等から削除し、検体管理部12の実行を終了する(S42)。
<変形例>
オペレータが、検体管理サーバ装置1からの廃棄可否や捜索対象か否かなどの情報を確認するための表示装置22は、必ずしも無線ICタグ読み取り装置2と一体である必要はない。保管庫での作業を中断することなく手元で確認できるようであれば、表示装置22が別筐体の装置となっても良い。
<効果>
本実施の形態にかかる検体管理サーバ装置1は、製造日付などの情報の入力ミスを防止し、保管期限管理の信頼性を向上させる。その理由は、検体管理部12が、検体の識別子を検体管理テーブル11に登録した日付を自動的に記録するからである。オペレータによる日付入力は不要であり、操作性も向上する。
さらに、本実施の形態にかかる検体管理サーバ装置1は、保存期限確認作業を効率化でき、かつ、保存期限内の検体を誤って廃棄する可能性を低減できる。その理由は、無線ICタグ読み取り装置2と検体管理サーバ装置1により、食品検体の保存期限の確認を自動化したからである。
さらに、本実施の形態にかかる検体管理サーバ装置1は、食品事故発生時に、原因究明の手がかりとなる情報を簡易にかつ容易に提供出来る。その理由は、検体管理部12が、食品の保存と同時に環境情報を自動的に取得保管し、自動的に表示するからである。
<第2の実施形態>
図7は、本実施の形態にかかる検体管理サーバ装置1の構成を示す図である。
検体管理サーバ装置1は、検体管理テーブル11と、検体管理部12とを備える。検体管理テーブル11は、ICタグを備えた検体容器内の検体の識別子と、日付とを、関連付けて記憶する。
検体管理部12は、保管庫の出入り口近傍に備えられた無線ICタグ読み取り装置2から検体の識別子を受信すると、受信した検体の識別子とその時点の日付を関連付けて検体管理表記憶手段に記録する記録処理を実行する。または、検体管理部12は、検体の識別子を受信すると、受信した検体の識別子に関連付けられた日付から所定の保管期限を超えているか否かを判定し、超えていれば廃棄可能、超えていなければ保管継続のメッセージを出力する棚卸し処理を実行する。
本実施の形態にかかる検体管理サーバ装置1は、製造日付などの情報の入力ミスを防止し、保管期限管理の信頼性を向上させる。その理由は、検体管理部12が、検体の識別子を検体管理テーブル11に登録した日付を自動的に記録するからである。オペレータによる日付入力は不要であり、操作性も向上する。
さらに、本実施の形態にかかる検体管理サーバ装置1は、保存期限確認作業を効率化でき、かつ、保存期限内の検体を誤って廃棄する可能性を低減できる。その理由は、無線ICタグ読み取り装置2と検体管理サーバ装置1により、食品検体の保存期限の確認を自動化したからである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 検体管理サーバ装置
2 無線ICタグ読み取り装置
11 検体管理テーブル
12 検体管理部
21 サーバインタフェース装置
22 表示装置
23 無線ICタグインタフェース装置
31 検体容器
41 環境センサ
50 検体管理システム
60 コンピュータ装置
61 プロセッサ
62 主記憶部
63 プログラム
64 補助記憶装置
65 バス
301 無線ICタグ

Claims (7)

  1. ICタグを備えた検体容器内の検体の識別子と、日付とを、関連付けて記憶する検体管理表記憶手段と、
    保管庫の出入り口近傍に備えられたICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、1)受信した前記検体の前記識別子とその時点の日付を関連付けて前記検体管理表記憶手段に記録する記録処理、または、2)受信した前記検体の前記識別子に関連付けられた日付から前記検体が所定の保管期限を超えているか否かを判定し、超えていれば廃棄可能、超えていなければ保管継続のメッセージを出力する棚卸し処理、を実行する検体管理手段と、を備える検体管理装置であって、
    前記検体管理表記憶手段は、前記検体の前記識別子と、日付と、測定値とを、関連付けて記憶し、
    前記検体管理手段は、1)記録の開始指示を受信すると、センサから測定値を読み取って、日付と、当該測定値とを、関連付けて前記検体管理表記憶手段に記憶し、その後、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記記録処理を実行し、2)指定日付を伴う捜索の開始指示を受信すると、前記検体管理表記憶手段から前記指定日付に関連付けられた測定値を出力し、その後、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、受信した前記検体の前記識別子に関連付けられた日付と前記指定日付が一致しているかどうかを判定し、判定結果を出力し、3)棚卸し開始指示を受信後に、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記棚卸し処理を実行する、検体管理装置
  2. 前記検体管理手段は、1)記録の開始指示を受信後に、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記記録処理を実行し、2)棚卸し開始の指示を受信後に、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記棚卸処理を実行する、請求項1の検体管理装置。
  3. 前記検体は食品検体であり、前記センサは、食事提供施設に設置された、温度センサ、および、湿度センサである、請求項の検体管理装置。
  4. 請求項または請求項の何れか1項の検体管理装置と、
    前記ICタグ読み取り装置と、
    前記センサと、を包含する検体管理システム。
  5. コンピュータが、保管庫の出入り口近傍に備えられたICタグ読み取り装置から、ICタグを備えた検体容器内の検体の識別子を受信すると、前記コンピュータに具備された検体管理手段が、1)受信した前記検体の前記識別子とその時点の日付を関連付けて検体管理表記憶手段に記録する記録処理、または、2)受信した前記検体の前記識別子に関連付けられた日付から所定の保管期限を超えているか否かを判定し、超えていれば廃棄可能、超えていなければ保管継続のメッセージを出力する棚卸し処理、を実行する、検体管理方法であって、
    前記検体管理手段は、1)記録の開始指示を受信すると、センサから測定値を読み取って、日付と、当該測定値とを、関連付けて前記検体管理表記憶手段に記憶し、その後、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記記録処理を実行し、2)指定日付を伴う捜索の開始指示を受信すると、前記検体管理表記憶手段から前記指定日付に関連付けられた測定値を出力し、その後、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、受信した前記検体の前記識別子に関連付けられた日付と前記指定日付が一致しているかどうかを判定し、判定結果を出力し、3)棚卸し開始指示を受信後に、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記棚卸し処理を実行する、検体管理方法
  6. 前記検体管理手段は、1)記録の開始指示を受信後に、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記記録処理を実行し、2)棚卸し開始の指示を受信後に、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記棚卸処理を実行する、請求項の検体管理方法。
  7. ICタグを備えた検体容器内の検体の識別子と、日付と、測定値と、を、関連付けて記憶する検体管理表記憶手段を備えたコンピュータに、
    保管庫の出入り口近傍に備えられたICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、1)受信した前記検体の前記識別子とその時点の日付を関連付けて前記検体管理表記憶手段に記録する記録処理、または、2)受信した前記検体の前記識別子に関連付けられた日付から前記検体が所定の保管期限を超えているか否かを判定し、超えていれば廃棄可能、超えていなければ保管継続のメッセージを出力する棚卸し処理、を実行させるプログラムであって、
    1)記録の開始指示を受信すると、センサから測定値を読み取って、日付と、当該測定値とを、関連付けて前記検体管理表記憶手段に記憶させ、その後、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記記録処理を実行させ、2)指定日付を伴う捜索の開始指示を受信すると、前記検体管理表記憶手段から前記指定日付に関連付けられた測定値を出力させ、その後、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、受信した前記検体の前記識別子に関連付けられた日付と前記指定日付が一致しているかどうかを判定して、判定結果を出力させ、3)棚卸し開始指示を受信後に、前記ICタグ読み取り装置から前記検体の前記識別子を受信すると、前記棚卸し処理を実行させるプログラム
JP2016030698A 2016-02-22 2016-02-22 検体管理装置、検体管理システム、検体管理方法、および、プログラム Active JP6668810B2 (ja)

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