JP2022188474A - 建築物における柱脚部の固定構造 - Google Patents

建築物における柱脚部の固定構造 Download PDF

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陽 遠藤
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Abstract

【課題】柱に作用する荷重に対し、建築物に必要とされる構造性能を、手間をかけることなく持たせることができる建築物における柱脚部の固定構造を提供することにある。【解決手段】建築物における柱脚部の固定構造では、柱3の脚部が鉄筋コンクリート製の床2に埋められている。柱3に風や地震等に伴う荷重が作用すると、その荷重を柱3の脚部が埋められた床2で受けるようになる。床2における脚部の周囲であって同脚部から距離を置いた箇所には、床2の鉄筋とは別に、上記荷重を受ける補強材7a,7b,7cが配置される。柱3に作用する荷重に対し建築物が必要とする構造性能は、上記補強材7a,7b,7cによって確保される。補強材7a,7b,7cは、床2を形成するためにコンクリートを打設する際、予め柱3の脚部の周囲に配置しておくことにより床2に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物における柱脚部の固定構造に関する。
建築物における柱脚部の固定構造として、柱の脚部が鉄筋コンクリート製の床に埋められているものが知られている。
上記床には土間及びスラブが含まれる。スラブは建築物の梁によって支持されるものであり、土間は地盤によって支持されるものである。梁の上には、梁の形成後にコンクリートを打ち増しした打ち増し部が形成される場合がある。この打ち増し部は、床を形成するためのコンクリートの打設と同様に形成される。このことから、上記打ち増し部は、床の一部と見なすことができる。
特許文献1では、床が鉄筋コンクリート製の梁によって支持されており、ナットによって柱の脚部に締結されたアンカーボルトが上記梁に埋め込まれている。この場合、建築物の柱に風や地震等に伴う荷重が作用したとき、その荷重を梁に埋められたアンカーボルトで受けることになる。これにより、柱に作用する荷重に対し、建築物に必要とされる構造性能を確保することができる。
特開2006-194036号公報
特許文献1に示される建築物における柱脚部の固定構造では、柱の脚部に締結されたアンカーボルトを鉄筋コンクリート製の梁に埋め込まなければならず、そうした構造を実現するための手間が多くかかるようになる。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する建築物における柱脚部の固定構造では、柱の脚部が鉄筋コンクリート製の床に埋められている。この床における前記柱の脚部の周囲には、上記荷重を受ける補強材が配置されている。
上記構成によれば、建築物の柱に風や地震等に伴う荷重が作用すると、その荷重を柱の脚部が埋められた床で受けるようになる。床には上記荷重を受けるための補強材が配置されている。このため、従来のようにアンカーボルト等を設けなくても、柱に作用する荷重に対し建築物が必要とする構造性能を上記補強材によって確保することができる。また、上記補強材は、床における脚部の周囲に配置される。このため、床を形成するためにコンクリートを打設する際、上記補強材を予め柱の脚部の周囲に対応する箇所に配置しておくだけで、床における上記箇所に上記補強材を手間なく配置することができる。
上記建築物における柱脚部の固定構造において、補強材は、床の厚さ方向に対し交差する方向に延びるものとすることが考えられる。
上記建築物における柱脚部の固定構造において、補強材は、床の厚さ方向に延びるものとすることが考えられる。
この構成によれば、床における柱の脚部の周りに縁切りが存在する場合に、その縁切りの内側に補強材を配置することができる。
上記建築物における柱脚部の固定構造において、柱は床から立ち上がる腰壁の側方に配置されており、補強材は床の厚さ方向に延びて上記腰壁の内部に至るものとすることが考えられる。
床の端には、外壁を取り付けるための腰壁が床から立ち上がるように形成される。この腰壁の側方に配置された柱は、床の端に近い位置にある。このため、上記柱に荷重が作用するとき、上記荷重に対し建築物に必要とされる構造性能を、床の端部だけでは確保できないおそれがある。しかし、上記構成によれば、補強材が床の端部で厚さ方向に延びて上記腰壁の内部に至るように配置されるため、柱に作用する荷重に対し建築物に必要とされる構造性能を、上記補強材によって確保することができる。
上記建築物における柱脚部の固定構造において、補強材は、柱の脚部を挟むように配置されている複数の補強材であるものとすることが考えられる。
この構成によれば、床には柱の脚部を挟むように複数の補強材が配置されているため、柱に作用する荷重に対し建築物に必要とされる構造性能を、複数の上記補強材によって確保することが容易になる。
建築物における柱の脚部の周辺を示す断面図。 床を形成するために組まれた補強材を示す斜視図。 床を形成するために組まれた補強材を示す斜視図。 建築物における柱の脚部の周辺を図1の矢印IV-IV方向から見た状態を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を図1の矢印V-V方向から見た状態を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を図6の矢印VII-VII方向から見た状態を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を図6の矢印VIIII-VIIII方向から見た状態を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を図9の矢印X-X方向から見た状態を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を図9の矢印XI-XI方向から見た状態を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を図12の矢印XIII-XIII方向から見た状態を示す断面図。 建築物における柱の脚部の周辺を図12の矢印XIV-XIV方向から見た状態を示す断面図。
[第1実施形態]
以下、建築物における柱脚部の固定構造の一実施形態について、図1~図5を参照して説明する。
図1に示すように、建築物は、梁1と床2と柱3とを備えている。梁1及び床2は鉄筋コンクリートによって形成されている。床2は、地盤によって支持されたり梁1によって支持されたりする。柱3は、例えば鉄骨によって形成されている。柱3を形成する鉄骨としては、H型、I型、角形(四角形状)、溝型、及び等辺山型等の形状のものを採用することが考えられる。また、柱3は、鉄骨以外のもので形成されていてもよい。
柱3の脚部は、床2に埋められている。梁1の上には、梁1の形成後にコンクリートを打ち増しした打ち増し部16が形成される場合がある。打ち増し部16は、床2を形成するためのコンクリートの打設と同様に形成される。このことから、上記打ち増し部16は、床2の一部と見なすことができる。この打ち増し部16に柱3の脚部が埋められている。柱3は、床2から立ち上がる腰壁4の側方に配置されている。腰壁4は、建築物の外壁を取り付けるためのものである。このため、腰壁4及び上記柱3は、床2の端部に位置する。
上記建築物では、鉄筋コンクリートの梁1が形成された後、床2、腰壁4、及び打ち増し部16が形成されるとともに、柱3の脚部が打ち増し部16に埋められる。床2、腰壁4、及び打ち増し部16は、図2及び図3に示すように鉄筋5,6を組んだ後、コンクリートを打設することによって形成される。これにより、鉄筋5は、床2の内部に水平方向に延びるように配置される。また、鉄筋6は、床2及び腰壁4の内部に鉛直方向に延びるように配置される。
床2における上記コンクリートの打設前には、柱3が吊り下げられた状態で柱3の脚部が梁1の上における打ち増し部16(図1)に対応する場所に位置決めされる。柱3の脚部は、上記コンクリートの打設により、打ち増し部16に埋められた状態となる。この柱3には風や地震等による荷重が作用する。このため、床2における柱3の脚部の周囲であって同脚部から距離をおいた箇所には、上記荷重を受けるための補強材7a,7b,7cが、上記鉄筋5,6とは別に配置される。補強材7a,7b,7cは、棒状の鉄によって形成されている。補強材7a,7b,7cは、上記コンクリートの打設前に図2及び図3に示すように配置され、その後に上記コンクリートの打設により床2に埋められた状態となる。
次に、床2における上記補強材7a,7b,7cの配置について説明する。
図4は建築物における柱3の脚部の周辺を図1の矢印IV-IV方向から見た状態を示しており、図5は建築物における柱3の脚部の周辺を図1の矢印V-V方向から見た状態を示している。なお、図1、図4、及び図5では、補強材7a,7b,7cの配置を分かりやすくするため、鉄筋5,6を省略している。
図1、図4、及び図5に示すように、補強材7a,7b,7cは、柱3の脚部を挟むように配置されている複数の補強材である。複数の補強材7a,7b,7cには、床2の厚さ方向(図1及び図4の上下方向)と交差する方向(この例では水平方向)に延びるものと、床2の厚さ方向に延びるものとがある。床2の厚さ方向に延びる補強材7aは、床2から突出して梁1の内部及び腰壁4の内部に至る。床2の厚さ方向と交差する方向に延びる補強材7b,7cは、柱3の幅方向(水平方向)の両側にそれぞれ配置されており、梁1と同じ方向に延びている。
図1に示すように、床2の厚さ方向と交差する方向に延びる補強材7b,7cのうち、補強材7bは柱3に対し腰壁4寄りに位置し、補強材7cは柱3に対し腰壁4と反対側に位置している。風や地震等によって柱3に対し荷重が作用したとき、その荷重に伴って柱3が床2を押す力は、床2における柱3の脚部周りの所定の箇所に集中する。補強材7b,7cは、そうした箇所に配置されている。
次に、本実施形態の建築物における柱脚部の固定構造の作用効果について説明する。
(1)建築物の柱3に地震等に伴う水平方向の荷重が作用すると、そうした荷重を柱3の脚部が埋められた床2で受けるようになる。床2には上記荷重を受けるための補強材7a,7b,7cが配置されている。このため、従来のようにアンカーボルトを設けなくても、柱3に作用する荷重に対し建築物が必要とする構造性能を上記補強材7a,7b,7cによって確保することができる。また、上記補強材7a,7b,7cは、床2における上記脚部の周囲であって同脚部から距離を置いた箇所に、床2の鉄筋5,6とは別に配置される。こうした補強材7a,7b,7cの床2に対する配置は、次のように手間なく行うことができる。すなわち、床2を形成するためにコンクリートを打設する前に、上記補強材7a,7b,7cを予め柱3の脚部の周囲における上記箇所に配置する。その後、上記コンクリートを打設することにより、床2における上記箇所に上記補強材7a,7b,7cを手間なく配置することができる。
(2)床2の端には、外壁を取り付けるための腰壁4が床2から立ち上がるように形成される。この腰壁4の側方に配置された柱3は、床2の端に近い位置にある。このため、上記柱3に荷重が作用するとき、その荷重に対し建築物に必要とされる構造性能を、床2の端部だけでは確保できないおそれがある。しかし、補強材7aが床2の端部で厚さ方向に延びて上記腰壁4の内部に至るように配置されるため、柱3に作用する上記荷重に対し建築物に必要とされる構造性能を、上記補強材7aによって確保することができる。また、こうした効果については、床2の端部に配置された補強材7bによって一層得られやすくなる。
(3)床2には柱3の脚部を挟むように複数の補強材7a,7b,7cが配置されているため、柱3に作用する荷重に対し建築物に必要とされる構造性能を、複数の上記補強材7a,7b,7cによって確保することが容易になる。
(4)風や地震等によって柱3に対し荷重が作用したとき、その荷重に伴って柱3が床2を押す力は、床2における柱3の脚部周りの所定の箇所に集中する。補強材7b,7cは、そうした箇所に配置されている。このため、上記荷重を受けて床2にひび割れ等が生じることを、上記補強材7b,7cによって抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、建築物における柱脚部の固定構造の第2実施形態について、図6~8を参照して説明する。
図6に示すように、この実施形態では、床2における端部から離れた場所に柱3が配置されている。この柱3の脚部は、床2における端部から離れており、且つ、梁1に対応する箇所である打ち増し部16に埋められている。床2における柱3の幅方向の両側には補強材7b,7cが配置されている。
図7は建築物における柱3の脚部の周辺を図6の矢印VII-VII方向から見た状態を示しており、図8は建築物における柱3の脚部の周辺を図6の矢印VIIII-VIIII方向から見た状態を示している。図6~8に示すように、補強材7b,7cは、柱3の脚部を挟むように配置され、床2の厚さ方向と交差する方向(この例では水平方向)に延びている。補強材7b,7cは、柱3の幅方向(水平方向)の両側で、梁1と同じ方向に延びている。
本実施形態によれば、第1実施形態における(1)、(3)、及び(4)と同様の効果が得られる。
[第3実施形態]
次に、建築物における柱脚部の固定構造の第3実施形態について、図9~11を参照して説明する。
図9に示すように、この実施形態では、第1実施形態と同様に床2の端部に位置する打ち増し部16に柱3の脚部が埋められている。床2には、柱3の脚部の周りを囲むように縁切り12が存在している。縁切り12は、床2における柱3の脚部周りとそれ以外とを分割することにより、床2における柱3の脚部周りで生じたひび割れが縁切り12の外に延びることを抑制するためのものである。縁切り12は次のようにして存在するようになる。すなわち、床2における柱3の脚部の周り以外を形成した後、柱3の脚部の周りを形成することにより、それらの境界に縁切り12が存在するようになる。床2における柱3の幅方向の両側には補強材7a,7b,7cが、柱3の脚部を挟むように配置されている。
図10は建築物における柱3の脚部の周辺を図9の矢印X-X方向から見た状態を示しており、図11は建築物における柱3の脚部の周辺を図9の矢印XI-XI方向から見た状態を示している。図9~11に示すように、補強材7a,7bは柱3に対し腰壁4寄りに位置しており、補強材7cは柱3に対し腰壁4と反対側に位置している。
補強材7aは、床2の厚さ方向に延びており、床2から突出して梁1の内部及び腰壁4の内部に至る。補強材7bは、床2の厚さ方向と交差する方向、且つ、梁1と同じ方向に延びている。補強材7cは、縁切り12の内側であって、柱3の脚部との間に距離を置いた箇所に配置されている。補強材7cは、互いに平行となるよう床2の厚さ方向に延びる二つの直線部13と、それら直線部13の上端同士を繋ぐ接続部14と、を備えている。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)~(3)と同様の効果に加え、以下の効果が得られる。
(5)補強材7cの直線部13は、床2の厚さ方向に延びている。このため、床2における柱3の脚部の周りに縁切り12が存在する場合に、その縁切り12の内側に補強材7cを配置することができる。
[第4実施形態]
次に、建築物における柱脚部の固定構造の第4実施形態について、図12~14を参照して説明する。
図12に示すように、この実施形態では、第2実施形態と同様に、床2における端部から離れており、且つ梁1に対応する箇所である打ち増し部16に柱3の脚部が埋められている。床2には、柱3の脚部の周りを囲むように縁切り15が存在している。この縁切り15は、第3実施形態の縁切り12と同じ役割を担う。床2における柱3の幅方向の両側には補強材7b,7cが、柱3の脚部を挟むように配置されている。
図13は建築物における柱3の脚部の周辺を図12の矢印XIII-XIII方向から見た状態を示しており、図14は建築物における柱3の脚部の周辺を図12の矢印XIV-XIV方向から見た状態を示している。図12~14に示すように、補強材7b,7cは、第3実施形態の補強材7cと同様に、直線部13と接続部14とを備えている。補強材7b,7cの直線部13は、床2の厚さ方向に延びている。補強材7b,7cは、縁切り15の内側であって、柱3の脚部との間に距離を置いた箇所に配置されている。
本実施形態によれば、第1実施形態における(1)~(4)と同様の効果、並びに、第3実施形態における(5)と同様の効果が得られる。
[その他の実施形態]
なお、上記各実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・柱3に作用する荷重を受ける補強材は、床2における柱3の幅方向両側のうちの片側のみに配置されていてもよい。
・柱3の脚部は、床2における打ち増し部16以外の箇所に埋められていてもよい。
・第1実施形態及び第3実施形態において、補強材7aと補強材7bとの一方を省略してもよい。
・第1実施形態及び第3実施形態において、補強材7aは、必ずしも腰壁4の内部まで延びている必要はない。
・第1実施形態及び第3実施形態の腰壁4は無くてもよい。
・第1実施形態、第2実施形態、及び第3実施形態において、補強材7bの高さ位置を適宜変更してもよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、補強材7cの高さ位置を適宜変更してもよい。
・第1実施形態及び第3実施形態において、床2の厚さ方向に延びる補強材7aは、U字状やL字状であってもよい。
・第3実施形態において、床2の厚さ方向に延びる補強材7cは、直線状やL字状であってもよい。
・第4実施形態において、床2の厚さ方向に延びる補強材7b,7cは、直線状やL字状であってもよい。
・第1~第3実施形態において、床2の厚さ方向と交差する方向に延びる補強材は、必ずしも直線状である必要はなく、適宜屈曲していてもよい。
・第3実施形態及び第4実施形態において、縁切り12,15を省略してもよい。
・第1~第4実施形態において、補強材7b,7cは、柱3の脚部に接していてもよい。
・第1~第4実施形態において、補強材は、棒状である必要はなく、平板状であってもよい。補強材は、鉄で形成されている必要はなく、鉄以外の材料で形成されていてもよい。
・第1~第4実施形態において、補強材の数を適宜変更してもよい。
1…梁
2…床
3…柱
4…腰壁
5,6…鉄筋
7a,7b,7c…補強材
12…縁切り
13…直線部
14…接続部
15…縁切り
16…打ち増し部

Claims (5)

  1. 柱の脚部が鉄筋コンクリート製の床に埋められている建築物における柱脚部の固定構造において、
    前記床における前記柱の脚部の周囲には、前記柱に作用する荷重を受ける補強材が配置されている建築物における柱脚部の固定構造。
  2. 前記補強材は、前記床の厚さ方向に対し交差する方向に延びている請求項1に記載の建築物における柱脚部の固定構造。
  3. 前記補強材は、前記床の厚さ方向に延びている請求項1に記載の建築物における柱脚部の固定構造。
  4. 前記柱は、前記床から立ち上がる腰壁の側方に配置されており、
    前記補強材は、前記床の厚さ方向に延びて前記腰壁の内部に至るものである請求項3に記載の建築物における柱脚部の固定構造。
  5. 前記補強材は、前記柱の脚部を挟むように配置されている複数の補強材である請求項1~4のいずれか一項に記載の建築物における柱脚部の固定構造。
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