JP2022186122A - 収納容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】円柱状の収納物を、並べ替えることなく投入した順番で収容でき、本体の姿勢に関わらずその順番を保ち、先に入れた収容物を確実に先に取り出すことができる収納容器を提供する。【解決手段】円柱状の収容物2を横一列に収容する収容空間13を前後方向に上側と下側へ交互に屈折させ、上側のひとつの屈折から次の屈折の間の傾斜部1111と、これに向かい合う、下側の近い方の傾斜部1121との距離34を収容物の直径以上にし、遠い方の傾斜部1122との距離35を収容物の長さ未満にする。また、上側の各屈折部の下向きの頂点1113を結ぶ上側仮線31と、下側の各屈折部の上向きの頂点1123を結ぶ下側仮線32との距離33を収容物の直径未満にする。この設定により収容物の軸方向を規制し、排列を保ったまま移動させることで並べ替えが不要になり、確実な先入れ先出しができる。【選択図】図1
Description
本発明は、乾電池などの円柱状の収容物を収容する収納容器に関する。
充電式乾電池(二次電池とも称される)は、充電後に時間と共に放電が進む。このため、多くの充電式乾電池を使用するユーザは、先に充電した乾電池から先に使用するようにするのが通例である。しかし、単なる箱状の容器に乾電池を収納したのでは、容器を持ち運ぶときに、容器内で乾電池の位置が乱れてしまうため、どれが先に充電したものであるかが分からなくなる。色鉛筆のケースのように波形のケースに入れると、位置は保たれるが、充電した順に電池を入れてゆくと、いずれは、入れるべき空所が無くなり、並べ替えが必要になる。
本発明は、このような問題点を解消することを目的としたもので、円柱状の収容物をいつでも収容することができ、収容空間内で収容物の排列が乱れることなく、先に入れた収容物を確実に先に取り出すことのできる収納容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様によるものは、収納容器であって、円柱状の収容物を横一列に収容し、収容空間が前後方向に上側と下側へ交互に屈折又は屈曲を繰り返している。さらに、前記収容空間の上下の幅、並びに前記屈折又は屈曲の高低差及び繰り返しの周期が、前記収容物が段階的に前後方向に移動することを可能にするとともに、かつ前記収容物の軸方向の向きが反転しないようにその姿勢を規制するように、設定されている。
この構成によれば、円柱状の収容物を収容空間の前後方向の一端から収容することにより、他端から一端へ、収容した順序に沿った排列の順序を保ちつつ、収容物を収納することができる。他端からは、最も早く収容した収容物を取り出すことができる。
本発明のうち第2の態様によるものは、第1の態様による収納容器であって、前後方向両端部に、前記収容空間に連通し、前記収容物が通過可能な一対の開口部が設けられている。
この構成によれば、一方開口部から収容物を収容空間に投入し、他方開口部から取り出すことができ、それにより、他方開口部からは、最も早く収容した収容物を取り出すことができる。
本発明のうち第3の態様によるものは、第2の態様による収納容器であって、前記一対の開口部の各々を形成する上下壁端部は、適度な弾性と剛性とを有している。さらに、前記一対の開口部は、手指により前記収容物を押し込み、又はつまみ出すことにより、前記収容物が通過可能な程度に、上下方向の幅が前記収容物の直径よりも小さく設定されている。
この構成によれば、収容した収容物が一対の開口部から不用意に外部に漏れ出ることを回避できる。
本発明のうち第4の態様によるものは、第2又は第3の態様による収納容器であって、前記一対の開口部の少なくとも一方を形成する上下壁端部は、中央部において前記一対の開口部の他方の側に向かって、前記収容物を手指にてつまみ出すための切り欠きを有する。
この構成によれば、一方開口部を、収容物を容易につまみ出すことのできる出口として利用し、他方開口部を入口として利用することができる。
本発明のうち第5の態様によるものは、第2から第4のいずれかの態様による収納容器であって、前記一対の開口部を着脱自在に覆う一対のキャップを備える。
この構成によれば、一対の開口部から、ちり・ほこり等が収容空間に侵入することを回避できる。
本発明のうち第6の態様によるものは、第1の態様による収納容器であって、前記収容空間を形成する上下壁は、互いに開閉可能である。
この構成によれば、上下壁を開くことにより、収容物を収容空間に収容し、収容空間から取り出すことができる。
本発明のうち第7の態様によるものは、第1から第6のいずれかの態様による収納容器であって、前記収容空間を形成する上下壁は、厚さが均等であり、それによって、外面においても前後方向に上側と下側へ交互に屈折又は屈曲を繰り返している。
この構成によれば、製造が容易であるとともに、複数の収納容器を互いに前後方向にずれないように重ねておくことができる。
本発明のうち第8の態様によるものは、第7の態様による収納容器であって、前記収容空間は、前後方向に上側と下側へ交互に屈折を繰り返しており、前記収容空間を形成する上下壁も、外面においても前後方向に上側と下側へ交互に屈折を繰り返している。
この構成によれば、複数の収納容器を互いに隙間無く重ねることができる。
本発明のうち第9の態様によるものは、第1から第8のいずれかの態様による収納容器であって、前記収容物は、単3又は単4の充電式乾電池である。
この構成によれば、単3又は単4の充電式乾電池を、先入れ先出し方式で、収容及び取り出しすることができる。
以上のように本発明によれば、円柱状の収容物をいつでも収容することができ、収容空間内で収容物の排列が乱れることなく、先に入れた収容物を確実に先に取り出すことのできる収納容器が実現する。
図1は、本発明の一実施の形態による収納容器の構成を示す。図1(a)は、その概念図であり、図1(b)は側面図であり、図1(c)は斜視図である。
この収納容器1は円柱状の収容物2を横一列に収容する収容空間13を前後方向に上側と下側へ交互に屈折させ、上側のひとつの屈折から次の屈折の間の傾斜部1111と、これに向かい合う下側の傾斜部1121と傾斜部1122のうち、近い方の傾斜部1121との距離34を収容物の直径以上にし、遠い方の傾斜部1122との距離35を収容物の長さ未満にする。また、上側の各屈折部の下向きの頂点1113を結ぶ上側仮線31と、下側の各屈折部の上向きの頂点1123を結ぶ下側仮線32との距離33を収容物の直径未満にする。
この設定の屈折を繰り返す構成により、収納容器本体を傾けるだけで収容物全体を前後に移動させることができて並べ替えが不要になり、かつ、容器の姿勢に関わらず排列の順序を保つ程度に収容物の軸方向を規制することができる。
収容物の投入と取り出しのための構成は図2から図4に示した態様を例とする。
図2(a)は本発明の収納容器で、開口部を有する構成を示す斜視図である。収納容器1の前後方向両端に、収容物が通過可能な一対の開口部14を設ける。
この構成により、一方の開口部を入口とし、他方を出口として、収容物の出し入れを一方向にすることができ、先入れ先出しを容易にする。
図2(b)は本発明の収納容器で、開口部を収容物の直径未満にした構成を示す側面図で、図2(c)は、この構成における収容状態の例を示す斜視図である。開口部を形成する上下壁端部12の上下方向の距離122を収容物の直径未満にする。ただし、収容物を開口部から押し入れようとしたとき、またはつまみ出そうとしたときに上下壁端部が弾性で変形することにより通過が可能で、かつ、収容物が自重で漏れ出ない程度の距離に設定する。また、上下壁端部はこの設定に適した弾性と剛性を有する。
この構成により、容器の姿勢に関わらず収容物が不用意に漏れ出ないようにできる。
図3(a)は本発明の収納容器で、開口部に切り欠きを設けた構成を示す斜視図である。一方の開口部を形成する上下壁端部12の左右方向中央部に、収容物を手指でつまめる大きさの切り欠き121を他方の開口部側に向かって設ける。
この構成により、収容物のつまみ出しを容易にし、この方の開口部を出口、切り欠きがなくつまみ出しが比較的困難な他方を入口とする、収容物の取り出しやすさの意図的な差で出し入れの方向を一方向に制限することができる。
図3(b)は本発明の収納容器で、キャップを備えた構成を示す斜視図である。前後の開口部を覆う着脱自在な一対のキャップ15を備える。
この構成により、収容空間に異物が侵入することを回避する。
図3(c)は、この構成においてキャップを外した状態を示す斜視図である。
図4は、本発明の収納容器で、上下壁を分割する構成を示す斜視図である。収容空間を形成する上下壁を分割して互いに開閉可能にする。
この構成により、収容物を自由に投入・取り出しができる。
図4(b)は、この構成において左右どちらかの一辺をヒンジとして開閉可能な態様を示す斜視図である。
図4(c)は、この構成において前後端部のどちらかの一辺をヒンジとして開閉可能な態様を示す斜視図である。
1 収納容器
11 上下壁
111 上壁
1111 傾斜部
1113 頂点
112 下壁
1121 傾斜部
1122 傾斜部
1123 頂点
12 上下壁端部
121 切り欠き
122 距離
13 収容空間
14 開口部
15 キャップ
2 収容物
3 仮線
31 上側仮線
32 下側仮線
33 距離
34 距離
35 距離
11 上下壁
111 上壁
1111 傾斜部
1113 頂点
112 下壁
1121 傾斜部
1122 傾斜部
1123 頂点
12 上下壁端部
121 切り欠き
122 距離
13 収容空間
14 開口部
15 キャップ
2 収容物
3 仮線
31 上側仮線
32 下側仮線
33 距離
34 距離
35 距離
Claims (9)
- 円柱状の収容物を横一列に収容し、収容空間が前後方向に上側と下側へ交互に屈折又は屈曲を繰り返しており、前記収容空間の上下の幅、並びに前記屈折又は屈曲の高低差及び繰り返しの周期が、前記収容物が段階的に前後方向に移動することを可能にするとともに、かつ前記収容物の軸方向の向きが反転せず、その姿勢を規制するように設定されている収納容器。
- 前後方向両端部に、前記収容空間に連通し、前記収容物が通過可能な一対の開口部が設けられている、請求項1に記載の収納容器。
- 前記一対の開口部の各々を形成する上下壁端部は、適度な弾性と剛性とを有しており、手指により前記収容物を押し込み、又はつまみ出すことにより、前記収容物が通過可能な程度に、上下方向の幅が前記収容物の直径よりも小さく設定されている、請求項2に記載の収納容器。
- 前記一対の開口部の少なくとも一方を形成する上下壁端部は、中央部において前記一対の開口部の他方の側に向かって、前記収容物を手指にてつまみ出すための切り欠きを有する、請求項2又は3に記載の収納容器。
- 前記一対の開口部を着脱自在に覆う一対のキャップを備える、請求項2から4のいずれか一つに記載の収納容器。
- 前記収容空間を形成する上下壁は、互いに開閉可能である、請求項1に記載の収納容器。
- 前記収容空間を形成する上下壁は、厚さが均等であり、それによって、外面においても前後方向に上側と下側へ交互に屈折又は屈曲を繰り返している、請求項1から6のいずれか一つに記載の収納容器。
- 前記収容空間は、前後方向に上側と下側へ交互に屈折を繰り返しており、前記収容空間を形成する上下壁も、外面においても前後方向に上側と下側へ交互に屈折を繰り返している、請求項7に記載の収納容器。
- 前記収容物は、単3又は単4の充電式乾電池である、請求項1から8のいずれか一つに記載の収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021094189A JP2022186122A (ja) | 2021-06-04 | 2021-06-04 | 収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021094189A JP2022186122A (ja) | 2021-06-04 | 2021-06-04 | 収納容器 |
Publications (1)
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---|---|
JP2022186122A true JP2022186122A (ja) | 2022-12-15 |
Family
ID=84441887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021094189A Pending JP2022186122A (ja) | 2021-06-04 | 2021-06-04 | 収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022186122A (ja) |
-
2021
- 2021-06-04 JP JP2021094189A patent/JP2022186122A/ja active Pending
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