JP2022185772A - ネスティングラック - Google Patents

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明彦 藤原
Akihiko Fujiwara
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Abstract

【課題】被収納物を安定良く収納することができるネスティングラックを提供すること。【解決手段】ネスティングラック1は、上下方向に延びた前後左右の支柱11~14に上下方向に離間した複数段の棚枠体2A~2Cが支持されたものであり、各棚枠体2A~2C上に被収納物が載置されて収納される。各棚枠体2A~2Cは、左右方向に離間し且つ前後方向に延びた左右一対のサイドアーム3、3と、左右方向に延び且つ両サイドアーム3、3の後端部間に架設された状態で当該両後端部同士を連結した後ビーム4とからなる。各棚枠体2A~2Cにおいて、両サイドアーム3、3の上面3a、3aと後ビーム4の上面4aとが被収納物が載置される載置面Sとして水平な同一平面内に連続している。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り ・2021年4月5日掲載、https://www.sanshinkinzoku.co.jp/catalog.html ・SANSHIN総合カタログ、vol.14、2021年4月5日、三進金属工業株式会社 企画部
本発明は工場や倉庫などで用いられるネスティングラックに関する。
一般に、工場や倉庫などにおいて被収納物を収納するために用いられるネスティングラック(ネスラック、ネステナー、テナー等とも呼ばれている)は、使用しない時には入れ子式に積み重ねることでコンパクトに保管できるので、被収納物の増減に応じてスペースを有効に利用できるという利点を有する(例えば特許文献1-2参照)。
特開平6-199347号公報 特開2001-213504号公報
さらに、ネスティングラックは被収納物を収納した状態のままでフォークリフト等により移動することができるという利点も有しているが、その際に被収納物が不慮に動かないように被収納物は安定良く収納されることが望ましい。
そこで、本発明の目的は被収納物を安定良く収納することができるネスティングラックを提供することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
1) 上下方向に延びた前後左右の支柱に上下方向に離間した複数段の棚枠体が支持されるとともに、前記各棚枠体上に被収納物が載置されて収納されるネスティングラックであって、
前記各棚枠体は、左右方向に離間し且つ前後方向に延びた左右一対のサイドアームと、左右方向に延び且つ前記両サイドアームの後端部間に架設された状態で当該両後端部同士を連結した後ビームとからなり、
前記各棚枠体において、前記両サイドアームの上面と前記後ビームの上面とが被収納物が載置される載置面として水平な同一平面内に連続しているネスティングラック。
2) 前記左右両後支柱の少なくとも一部がそれぞれ前記後ビームの後面に切欠き形成された嵌合凹部内に嵌合された状態で前記後ビームが前記左右両後支柱に支持されている前項1記載のネスティングラック。
本発明は以下の効果を奏する。
前項1では、ネスティングラックの各棚枠体において、左右両サイドアームの上面と後ビームの上面とが被収納物が載置される載置面として水平な同一平面内に連続しているので、この載置面上に載置された被収納物は高い安定性を有している。そのため、被収納物を安定良く収納することができる。
前項2では、ネスティングラックの左右両後支柱の少なくとも一部がそれぞれ後ビームの後面の嵌合凹部内に嵌合された状態で後ビームが両後支柱に支持されていることにより、後ビームが両後支柱に強固に支持される。これにより、後ビームの強度が向上する。
図1は本発明の第1実施形態に係るネスティングラックの斜視図である。 図2Aは同ラックの正面図である。 図2Bは同ラックの側面図である。 図2Cは同ラックの平面図である。 図3は同ラックの各棚枠体上に被収納物のパレット(二点鎖線で示す)を載置した状態を示す同ラックの斜視図である。 図4は同ラックを入れ子式に積み重ねた状態を示す斜視図である。 図5は本発明の第2実施形態に係るネスティングラックの平面図である。 図6は本発明の第3実施形態に係るネスティングラックの斜視図である。
本発明の幾つかの実施形態について図面を参照して以下に説明する。
本発明の第1実施形態に係るネスティングラック1(以下、単に「ラック1」ともいう)は、工場や倉庫などにおいて複数の被収納物30(図3参照)を収納するために用いられる金属(例:スチール)製のものであり、図1~図2Cに示すように、左右対称に構成されており、互いに平行に上下方向に延びた前後左右の四つの支柱(すなわち左前支柱11、右前支柱12、左後支柱13及び右後支柱14)に、上下方向に離間した複数段の棚枠体2A~2Cがそれぞれ高さ位置変更可能に支持されている。
本第1実施形態では、棚枠体2A~2Cの段数は最下段(底段)、中間段及び最上段からなる三段である。
このラック1は一般に床面40上に設置されるものであり、図3に示すように、各棚枠体2A~2C上にその前側から被収納物30が載置されることでラック1に被収納物30が収納される。本第1実施形態では、被収納物30はパレット30a(二点鎖線で示す)を含むものであり、パレット30a上に被収納物30の本体(図示せず)が搭載されている。
各棚枠体2A~2C上への被収納物30の載置作業は一般にフォークリフト等により行われ、またラック1の移動も一般にフォークリフト等により行われる。
さらに、このラック1では、最下段、中間段及び最上段の棚枠体2A~2Cの高さ位置はそれぞれ被収納物30の高さに応じて変更可能である。
さらに、このラック1は、図4に示すように使用しない時などには入れ子式に積み重ねられて保管される。
このラック1において 図1~図2Cに示すように、各支柱11~14は断面略正方形状の四角パイプ材からなる。各支柱11~14の前後各壁部には複数の係合孔15が上下方向に等間隔に離間して穿設されている。各支柱11~14の左右各壁部には複数の断面円形状の貫通孔16が上下方向に等間隔に離間して穿設されている。
各支柱11~14の下端には下方に開口した凹部を有する接床部材17が固定状態に設けられている。各支柱11~14の上端には上方に突出した凸部を有する受け部材18が固定状態に設けられている。そして、複数のラック1を上方向に段積みする場合は、上段のラック1の各支柱11~14の接床部材17の凹部に下段のラック1の各支柱11~14の受け部材18の凸部が嵌合され、これにより、上段のラック1が下段のラック1に対して位置ずれが生じないように段積みされる。
各棚枠体2A~2Cは左右対称に構成されたものであり、詳述すると、左右方向に離間し且つ互いに平行に前後方向に延びた左右一対のサイドアーム3、3と、両サイドアーム3、3の後端部間において左右方向に延び且つ両サイドアーム3、3の後端部間に架設された状態に配置されるとともに当該後端部同士を連結した後ビーム4とからなる。各サイドアーム3、3と後ビーム4はそれぞれ断面略正方形状の四角パイプ材からなる。そして、両サイドアーム3、3の上面(図1中の斜線ハッチングの部分)3aと後ビーム4の上面(図1中の斜線ハッチングの部分)4aとが水平な同一平面内に連続するように両サイドアーム3、3と後ビーム4とが前方に開口した平面視略コ字枠状に連結(形成)されている。
各棚枠体2A~2Cにおいて、両サイドアーム3、3の上面3aと後ビーム4の上面4aとは被収納物30が載置される載置面Sとされており、すなわち被収納物30はこれらの上面3a、3a、4a上に接触して載置される(図3参照)。
さらに、最下段の棚枠体2Aよりも上段に配置される棚枠体、すなわち中間段の棚枠体2Bと最上段の棚枠体2Cでは、それぞれ、両サイドアーム3、3と後ビーム4とで囲まれる内側空間には棚枠体を構成する他の枠部材(フレーム等)は存在していない。これにより各棚枠体2B、2Cの軽量化が図られている。
最下段の棚枠体2Aでは、両サイドアーム3、3の前端部同士が左右に離間した状態で左右方向に延びた断面略正方形状の四角パイプ材からなる前ビーム5を介して連結されており、これにより両サイドアーム3、3と後ビーム4と前ビーム5とが平面視略ロ字枠状に連結(形成)されている。両サイドアーム3、3と後ビーム4と前ビーム5とで囲まれる内側空間には当該棚枠体2Aを構成する他の枠部材(フレーム等)は存在していない。これにより棚枠体2Aの軽量化が図られている。
さらに最下段の棚枠体2Aでは、上述したように両サイドアーム3、3と後ビーム4と前ビーム5とが平面視略ロ字枠状に連結(形成)されていることから、ラック1をフォークリフトにより移動する場合において、フォークリフトのフォークを最下段の棚枠体2Aの下側空間にその前側から差し込んで持ち上げるとフォーク上に後ビーム4と前ビーム5が載るので、ラック1をフォークリフトにより確実に且つ安定良く移動することができる。
次に、各棚枠体2A~2Cの構造について以下に詳しく説明する。
各棚枠体2A~2Cにおいて、後ビーム4の左右各端部には上方に開口した断面略コ字状の左右各ブラケット板4b、4bが固定状態に設けられている。
そして、左ブラケット板4b内に左サイドアーム3の後端部が嵌合された状態で左サイドアーム3の後端部が左ブラケット板4bにボルト-ナットb1により結合されており、これにより、左サイドアーム3の後端部と後ビーム4の左端部とが互いに連結されている。
また、右ブラケット板4b内に右サイドアーム3の後端部が嵌合された状態で右サイドアーム3の後端部が右ブラケット板4bにボルト-ナットb1により結合されており、これにより、右サイドアーム3の後端部と後ビーム4の右端部とが互いに連結されている。
以上により、上述したように両サイドアーム3、3と後ビーム4とが前方に開口した平面視略コ字枠状に連結(形成)されている。
次に、最上段の棚枠体2Cと支柱11~14との連結構造について以下に説明する。ここで、最上段の棚枠体2Cと中間段の棚枠体2Bは同じものであり、即ち同一構成である。さらに、最上段の棚枠体2Cと支柱11~14との連結構造と、中間段の棚枠体2Bと支柱11~14との連結構造も同じである。
最上段の棚枠体2Cにおいて、左サイドアーム3の前端部には当該左サイドアーム3の前端部を左前支柱11に着脱可能に取り付けるための左取付け部材3bが固定状態に設けられている。右サイドアーム3の前端部には当該右サイドアーム3の前端部を右前支柱12に着脱可能に取り付けるための右取付け部材3bが固定状態に設けられている。
左右各取付け部材3b、3bは、対応するサイドアーム3の前端部から外側方に突出した断面略正方形状の四角パイプ材からなる支持枠部3cと、支持枠部3cの先端部に形成されるとともに後方に開口した断面略コ字状のブラケット板3dとを備えている。そして、各ブラケット板3d、3d内に対応する前支柱11、12が嵌合されるとともに、各ブラケット板3d、3dに下方突出状に切り起こし形成された複数の係合爪3f(図2A参照)が対応する前支柱11、12の所望する高さ位置に存在する複数の係合孔15に係脱可能に係合することにより、各サイドアーム3、3の前端部が対応する取付け部材3b、3bで対応する前支柱11、12の所望する高さ位置に支持されている。
両支持枠部3c、3cの上面3ca、3caは両サイドアーム3、3の上面3a、3a及び後ビーム4の上面4aと水平な同一平面内に連続しており、支持枠部3cの上面3caも載置面Sとして機能可能である。
さらに、各ブラケット板3d、3dの係合爪3f、3fが対応する前支柱11、12の係合孔15、15から不慮に係合解除しないようにするため、ロックピンr1、r1(図2A参照)が各ブラケット板3d、3dに穿設された貫通孔3g、3gと前支柱11、12の貫通孔16、16とに連通して抜出可能に挿通されている。
後ビーム4の後面4eは左右方向に連続する平坦状に形成されている。そして、後ビーム4の当該後面4eの左右各端部近傍には後方に開口した断面略コ字状の左右各ブラケット板4c、4cが溶接等により固定状態に設けられている。
そして、左ブラケット板4c内に左後支柱13が嵌合されるとともに、左ブラケット板4cに下方突出状に切り起こし形成された複数の係合爪4f(図2A参照)が左後支柱13の所望する高さ位置に存在する複数の係合孔15に係脱可能に係合することにより、後ビーム4の左端部が左後支柱13の所望する高さ位置に左ブラケット板4cを介して支持されている。
また、右ブラケット板4c内に右後支柱14が嵌合されるとともに、右ブラケット板4cに下方突出状に切り起こし形成された複数の係合爪4f(図2A参照)が右後支柱14の所望する高さ位置に存在する複数の係合孔15に係脱可能に係合することにより、後ビーム4の右端部が右後支柱14の所望する高さ位置に右ブラケット板4cを介して支持されている。
さらに、各ブラケット板4c、4cの係合爪4f、4fが対応する後支柱13、14の係合孔15、15から不慮に係合解除しないようにするため、ロックピンr2、r2(図2A参照)が各ブラケット板4c、4cに穿設された貫通孔4g、4gと後支柱13、14の貫通孔16、16とに連通して抜出可能に挿通されている。
中間段の棚枠体2Bと支柱11~14との連結構造は、上述したように最上段の棚枠体2Cと支柱11~14との連結構造と同じである。
次に、最下段の棚枠体2Aと支柱11~14との連結構造について以下に説明する。
最下段の棚枠体2Aでは、左右各サイドアーム3、3の前端部には上方及び前方に開口した断面略L字状の左右各ブラケット板5b、5bが固定状態に設けられている。そして、両ブラケット板5b、5b内に左右方向に延びた上述の前ビーム5がその左右両端部が両サイドアーム3、3よりも外側方に突出するように配置されるとともに、各ブラケット板5b、5bに前ビーム5がボルト-ナットb2、b2により結合されている。これにより、両サイドアーム3、3の前端部同士が前ビーム5を介して連結されている。
前ビーム5の上面5aは両サイドアーム3、3の上面3a、3及び後ビーム4の上面4aと水平な同一平面内に連続しており、前ビーム5の上面5aも載置面Sとして機能可能である。
前ビーム5の左端部には後方に開口した断面略コ字状の左ブラケット板5dが固定状態に設けられている。そして、左ブラケット板5d内に左前支柱11が嵌合されるとともに、左ブラケット板5dに下方突出状に切り起こし形成された複数の係合爪5f(図2A参照)が左前支柱11の所望する高さ位置に存在する複数の係合孔15に係脱可能に係合することにより、前ビーム5の左端部が左前支柱11の所望する高さ位置に支持されている。
さらに、左ブラケット板5dの係合爪5fが左前支柱11の係合孔15から不慮に係合解除しないようにするため、左ブラケット板5dに左前支柱11が左ブラケット板5dに穿設された貫通孔5gと左前支柱11の貫通孔16とを連通したボルト-ナットb3により分離可能に結合されている。
前ビーム5の右端部には後方に開口した断面略コ字状の右ブラケット板5dが固定状態に設けられている。そして、右ブラケット板5d内に右前支柱12が嵌合されるとともに、右ブラケット板5dに下方突出状に切り起こし形成された複数の係合爪5f(図2A参照)が右前支柱12の所望する高さ位置に存在する複数の係合孔15に係脱可能に係合することにより、前ビーム5の右端部が右前支柱12の所望する高さ位置に支持されている。
さらに、右ブラケット板5dの係合爪5fが右前支柱12の係合孔15から不慮に係合解除しないようにするため、右ブラケット板5dに右前支柱12が右ブラケット板5dに穿設された貫通孔5gと右前支柱11の貫通孔16とを連通したボルト-ナットb3により結合されている。
後ビーム4の後面の左右各端部近傍には後方に開口した断面略コ字状の左右各ブラケット板5c、5cが固定状態に設けられている。
そして、左ブラケット板5c内に左後支柱13が嵌合されるとともに、左ブラケット板5cに下方突出状に切り起こし形成された複数の係合爪5h(図2A参照)が左後支柱13の所望する高さ位置に存在する複数の係合孔15に係脱可能に係合することにより、後ビーム4の左端部が左後支柱13の所望する高さ位置に支持されている。
また、右ブラケット板5c内に右後支柱14が嵌合されるとともに、右ブラケット板5cに下方突出状に切り起こし形成された複数の係合爪5h(図2A参照)が右後支柱14の所望する高さ位置に存在する複数の係合孔15に係脱可能に係合することにより、後ビーム4の右端部が右後支柱14の所望する高さ位置に支持されている。
さらに、各ブラケット板5c、5cの係合爪5h、5hが対応する後支柱13、14の係合孔15、15から不慮に係合解除しないようにするため、各ブラケット板5c、5cに対応する後支柱13、14が、各ブラケット板5c、5cに穿設された貫通孔5i、5i(図2B参照)と対応する後支柱13、14の貫通孔16、16とを連通したボルト-ナットb4、b4(図2A参照)により分離可能に結合されている。
さらに、最下段の棚枠体2Aにおいて、左右各サイドアーム3、3の下面には金属板が折曲して形成されたガイドベース部材6、6が固定状態に設けられている。また、左右各サイドアーム3、3の前後方向中間部と左右各前支柱11、12とが各サイドアーム3、3の前後方向中間部から前斜め上方に延びた左右各ガイドステー7、7を介して連結されている。
複数のラック1を入れ子式に積み重ねる際には、図4に示すように、上段のラック1の左右各ガイドベース部材6、6は下段のラック1の最下段の棚枠体2Aの左右各サイドアーム3、3上に載置され、また上段のラック1の左右各ガイドステー7、7は下段のラック1の左右各ガイドステー7、7上に当該ガイドステー7、7と平行に配置される。
本第1実施形態のネスティングラック1によれば、図1に示すように、各棚枠体2A~2Cにおいて、左右両サイドアーム3、3の上面3a、3aと後ビーム4の上面4aとが被収納物30が載置される載置面Sとして水平な同一平面内に連続しているので、この載置面S上に載置された被収納物30は高い安定性を有している。そのため、被収納物30を安定良く収納することができる。したがって、例えば、被収納物30を収納した状態のままでラック1をフォークリフト等により移動する際に被収納物30が不慮に動くのを抑制することができる。
本発明の第2実施形態に係るネスティングラック1Aでは、図5に示すように、各棚枠体2A~2Cにおいて、後ビーム4の後面4eの左右各端部近傍には後方に開口した断面略コ字状の嵌合凹部4j、4jが局部的に切欠き形成されている。そして、各嵌合凹部4j、4j内に対応する後支柱13、14の略前半部が対応するブラケット板4c、4cを介して嵌合されるとともに、この状態で上記第1実施形態と同様に後ビーム4が両後支柱13、14の所望する高さ位置にブラケット板4c、4cを介して支持されている。
このラック1Aのその他の構成は上記第1実施形態のラック1と同じである。
本第2実施形態のラック1Aによれば、左右両後支柱13、14の少なくとも一部としての略前半部がそれぞれ後ビーム4の後面4eの対応する嵌合凹部4j、4j内に嵌合された状態で後ビーム4が両後支柱13、14に支持されているので、後ビーム4は両後支柱13、14に強固に支持されている。そのため、後ビーム4の強度が高くなっており、各棚枠体2A~2Cは高い耐荷重を有している。
嵌合凹部4jの深さDは限定されるものではなく、特に、後ビーム4の幅をW(mm)とするときDは15mm~W/2の範囲であることが好ましい。さらに、後ビーム4の幅Wは各後支柱13、14の幅に対して0.8~1.2倍の範囲であることが好ましい。
以上で本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々に変更可能である。
例えば、上記第1実施形態では、ラック1の棚枠体の段数は最下段(底段)、中間段及び最上段からなる三段であるが、本発明では棚枠体の段数は三段に限定されるものではない。例えば、本発明では図6に示す本発明の第3実施形態に係るネスティングラック1Bのように棚枠体の段数は最下段(底段)と上段とからなる二段であってもよいし、図示していないが四段以上であってもよい。
さらに本発明では、使用する支柱の長さも限定されるものではなく、棚枠体の段数、被収納物の高さなどに応じて使用する支柱の長さは選択される。
さらに本発明では、ラックの複数段の棚枠体の全てがそれぞれ高さ位置変更可能に支柱に支持されていることが特に望ましいがこれに限定されるものではなく、その他に例えば、複数段の棚枠体のうち最下段の棚枠体よりも上段に配置される棚枠体(上記第1実施形態では中間段の棚枠体2B及び最上段の棚枠体2C)だけが高さ位置変更可能に支柱に支持されていてもよい。
本発明は工場や倉庫などで用いられるネスティングラックに利用可能である。
1:ネスティングラック
2A~2C:棚枠体
3:サイドアーム
3a:サイドアームの上面
4:後ビーム
4a:後ビームの上面
4j:嵌合凹部
5:前ビーム
11~14:支柱
30:被収納物
30a:パレット
S:載置面

Claims (2)

  1. 上下方向に延びた前後左右の支柱に上下方向に離間した複数段の棚枠体が支持されるとともに、前記各棚枠体上に被収納物が載置されて収納されるネスティングラックであって、
    前記各棚枠体は、左右方向に離間し且つ前後方向に延びた左右一対のサイドアームと、左右方向に延び且つ前記両サイドアームの後端部間に架設された状態で当該両後端部同士を連結した後ビームとからなり、
    前記各棚枠体において、前記両サイドアームの上面と前記後ビームの上面とが被収納物が載置される載置面として水平な同一平面内に連続しているネスティングラック。
  2. 前記左右両後支柱の少なくとも一部がそれぞれ前記後ビームの後面に切欠き形成された嵌合凹部内に嵌合された状態で前記後ビームが前記両後支柱に支持されている請求項1記載のネスティングラック。
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