JP2022185471A - 吸音材および吸音材の製造方法 - Google Patents

吸音材および吸音材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高い吸音性能を有する吸音材を提供すること。【解決手段】吸音材は、樹脂多孔質体を備える。吸音材は、樹脂多孔質体の表面に配置されている、セルロースナノファイバを含んだ繊維層を備える。【選択図】図2

Description

本明細書では、セルロースナノファイバを含んだ繊維層が表面に配置されている、樹脂多孔質体の吸音材に関する技術を開示する。
特許文献1には、発泡ポリウレタン等の発泡樹脂からなる吸音層にフェルト等の繊維からなる吸音層が積層された吸音材が開示されている。フェルトとしては、例えば、低融点ポリエステル、細綿ポリエステル、ポリエステル、ウール、アクリル、コットン等の繊維類を単独或いは複合したものを用いることができる。
特開2009-226675号公報
発泡樹脂にフェルトが積層された構造では、十分な吸音性能を得ることが困難である。本明細書では、新規な構造を有する吸音材を提案する。
本明細書では、吸音材を開示する。吸音材は、樹脂多孔質体を備える。吸音材は、樹脂多孔質体の表面に配置されている、セルロースナノファイバを含んだ繊維層を備える。
セルロースナノファイバは、フェルトを構成している繊維に比して、繊維径が非常に小さい。そして、樹脂多孔質体にセルロースナノファイバを含んだ繊維層を積層することで、吸音性能を高めることができることを、発明者らは見出した。これにより、高い吸音性能を有する吸音材を作成することが可能となる。
樹脂多孔質体の表面に表出している複数の細孔には、第1種の細孔が含まれていてもよい。第1種の細孔は、開口部が繊維層で塞がれているとともに、開口部を塞いでいる繊維層と第1種の細孔の底面との間に空間が存在している細孔であってもよい。
樹脂多孔質体の表面に表出している複数の細孔には、第2種の細孔が含まれていてもよい。第2種の細孔は、第2種の細孔の底面の表面に繊維層が配置されている細孔であってもよい。
第1種の細孔の平均開口径は、第2種の細孔の平均開口径よりも小さくてもよい。
繊維層の平均厚さは10μm以下であってもよい。
樹脂多孔質体は、熱硬化性のウレタン樹脂を含んでいてもよい。
また本明細書では、吸音材の製造方法を開示する。製造方法は、樹脂多孔質体の表面に、セルロースナノファイバを含んだ溶液を塗布する塗布工程を備える。製造方法は、溶液を乾燥させることで樹脂多孔質体の表面に繊維層を形成する工程を備える。
塗布工程では、溶液から生成された複数の液滴を樹脂多孔質体の表面に吹き付けてもよい。
複数の液滴の少なくとも1つの径は、樹脂多孔質体の表面に表出している複数の細孔の開口径よりも大きくてもよい。
吸音材1の概略断面図である。 吸音材1の表面近傍の断面観察図である。 樹脂多孔質体10の概略断面図である。 繊維層20の表面のSEM観察像である。 CNF水溶液の液滴の状態等を説明する図である。 吸音材1の吸音率を示すグラフである。 比較例の吸音材101の吸音率を示すグラフである。 比較例の吸音材101の表面近傍の断面観察図である。 実施例2における繊維層20の表面のSEM観察像である。
<吸音材の構成>
図1に、本明細書に係る吸音材1の概略断面図を示す。吸音材1は、樹脂多孔質体10および繊維層20が積層された構造を備えている。本実施例では、樹脂多孔質体10は、熱硬化性のウレタン樹脂からなる発泡体である。
繊維層20は、セルロースナノファイバ(Cellulose nanofiber)を含んだ層である。なお、以下において、セルロースナノファイバを「CNF」と省略記載する場合がある。繊維層20に含まれているCNFは、平均繊維径が数百nm以下であり、平均繊維長が数nm以上から数mm以下の範囲である。このようなCNFを用いることにより、後述するように、CNF水溶液を塗布して乾燥させることで、繊維層20を形成することができる。本実施例では、繊維層20に含まれているCNFは、平均繊維径が300nm以下、平均繊維長が3nm以上から3mm以下の範囲である。
図2に、吸音材1の表面近傍の断面観察図を示す。図2は、実際に作製した吸音材1のサンプルを、X-CT(GE社製のphoenix v|tome|x)で観察したものである。X-CTでは、X線を用いて撮影した全体像から、画像処理によって断面図を切り出すことができるため、非破壊での断面観察を行うことができる。従って、繊維層20の膜が観察時に破壊されるおそれがない。また、図2の吸音材1を作製するために用いたCNFは、繊維径が25~65nm、長さ数mm以下であった。またCNF水分散液の透過率は、0.5wt%濃度水溶液、500nm波長で測定した場合に、約65%であった。
図2に示すように、樹脂多孔質体10の表面には、複数の細孔が表出している。そして樹脂多孔質体10の表面には、繊維層20が配置されている。繊維層20の配置態様に応じて、表出している複数の細孔は、第1種の細孔P1および第2種の細孔P2に分類される。
第1種の細孔P1は、開口部が繊維層20で塞がれているとともに、繊維層20と第1種の細孔P1の底面B1との間に空間が存在している細孔である。すなわち第1種の細孔P1では、開口部に繊維層20の膜が張られている状態である。繊維層20の平均厚さT1は、10μm以下である。第2種の細孔P2は、その底面B2の表面に繊維層20が配置されている細孔である。すなわち第2種の細孔P2では、細孔の内壁に繊維層20が配置されており、開口部には繊維層20の膜が張られていない。
また、樹脂多孔質体10の表面に表出している細孔の開口部の開口縁の幅を、開口径PDと定義する。第1種の細孔P1の平均開口径は、第2種の細孔P2の平均開口径よりも小さい。
また図3に、比較例として、樹脂多孔質体10の表面近傍における、X-CTによる断面観察図を示す。すなわち図3は、繊維層20が形成される前の樹脂多孔質体10の観察結果である。樹脂多孔質体10の表面に表出している細孔P0の全てにおいて、開口部には膜が形成されていない。このことからも、第1種の細孔P1では、開口部に繊維層20の膜が張られていることが分かる。
また図4に、吸音材1のサンプルの繊維層20の表面を、SEM観察した像を示す。すなわち図4は、図2において矢印Y1方向から観察している。CNFがランダムに配置されることによってネットワークが形成され、不織布状の層が形成されていることが分かる。
<製造方法>
吸音材1の製造方法を説明する。第1ステップとして、樹脂多孔質体10を形成する。例えば、ポリオールとポリイソシアネートを混合し、所定のモールド(金型)に注入する。発生する炭酸ガスによって発泡させ、その後硬化させることにより、軟質ポリウレタンフォームが完成する。
第2ステップとして、CNFを含んだ溶液を準備する。CNF濃度が高くなるほど、CNFの増粘作用により、溶液の粘度が高くなる。従って、後述するスプレー塗布が可能な粘度範囲に収まるように、CNF濃度を定めればよい。すなわち、スプレーの穴径に応じて粘度を調整すればよい。本実施例では、スプレーの穴径に合わせて、CNF濃度を約1wt%とした。
第3ステップとして、樹脂多孔質体10の表面に、CNFを含んだ溶液を塗布する。本実施例では、スプレー塗布を用いた。スプレー塗布では、CNF水溶液から生成された複数の液滴を、樹脂多孔質体10の表面に吹き付けることで、塗布が行われる。なお、スプレー塗布の方法は様々であってよい。例えば、エアスプレー方式、超音波スプレー方式、静電スプレー方式などを用いてもよい。
第4ステップとして、塗布された溶液を乾燥させる。水の気化と同時に水の表面張力の働きによってCNF同士が互いに引き寄せられる。CNF同士が接近すると、水酸基の間で水素結合が発生し、CNFは強固に凝集する。その結果、膜状の繊維層20が樹脂多孔質体10の表面に形成される。
<第1種の細孔P1および第2種の細孔P2が形成されるメカニズム>
図5(A)の概略図を用いて、スプレー塗布(第3ステップ)における、CNF水溶液の液滴の状態を説明する。図5(A)では、液滴DRが矢印Y2の方向に飛行し、樹脂多孔質体10の表面に付着して液滴DRaとなる様子を示している。CNF水溶液は非常に粘度が高い。よって液滴DRの液滴径DDが細孔の開口径PDよりも大きい場合には、付着後の液滴DRaは細孔Pの内部に侵入せず、開口部を塞ぐように存在する(図5(A)の左側参照)。一方、液滴径DDが細孔の開口径PDよりも小さい場合には、付着後の液滴DRaは細孔Pの内部に侵入し、底面Bの表面に存在する(図5(A)の右側参照)。
次に第4ステップにおいて乾燥されると、CNF水溶液中のCNFがネットワークを形成することで繊維層20が形成される。図5(B)に、乾燥後の樹脂多孔質体10の表面状態を示す概略図を示す。開口部を塞ぐように付着していた液滴DRaは、開口部に張られるような膜状の繊維層20となる(図5(B)の左側参照)。よって第1種の細孔P1が形成される。一方、底面Bに付着していた液滴DRaは、底面を覆う繊維層20となる(図5(B)の右側参照)。よって第2種の細孔P2が形成される。
以上より、第1種の細孔P1を形成するためには、複数の液滴の少なくとも1つの径が、樹脂多孔質体10の表面に表出している複数の細孔の開口径よりも大きくなるように、スプレー塗布の条件を設定すればよい。例えば、液滴の平均径が、樹脂多孔質体10の細孔の平均径よりも大きくなるように、スプレー塗布の条件を決定してもよい。
なお、液滴径DDおよび細孔の開口径PDは、それぞればらつきを有する。従って、第1種の細孔P1の開口径の分布と第2種の細孔P2の開口径の分布とは、重複する領域が存在する。しかし平均値で見れば、第1種の細孔P1の平均開口径は第2種の細孔P2の平均開口径よりも小さくなっている。
<吸音率の測定結果および吸音率向上モデル>
図6に、本実施例の吸音材1の吸音率を示す。測定周波数範囲は、200~4000Hzである。測定方法は、JIS A 1405規格に基づいた垂直入射吸音率測定である。グラフG1は、繊維層20が形成されていない、樹脂多孔質体10単体の場合の吸音特性を示している。グラフG2は、繊維層20を備えた樹脂多孔質体10(吸音材1)を用いた場合の吸音特性を示している。繊維層20を備えることで、約1000~3500Hzの広範囲の周波数に亘って、吸音率を上昇させることができることが分かる。特に、自動車などの車両で用いる場合に吸音する必要がある1000~2800Hzの範囲では、吸音率を約2倍以上に高めることができる。
また、比較例の吸音材101での吸音率について説明する。比較例の吸音材101は、樹脂多孔質体110(熱硬化性の発泡ウレタン)の表面に、樹脂層120(PVA:ポリビニルアルコール)が配置されている構造を有する。図8に、実際に作製した吸音材101のサンプルの、表面近傍の断面観察図(X-CT)を示す。樹脂層120はPVAを塗布して形成された層であり、その平均厚さT101は約50μmである。また比較例の吸音材101では、前述した第1種の細孔P1は形成されていない。すなわち、細孔の開口部には、樹脂層120の膜が張られていない。
図7に、比較例の吸音材101における、吸音率のグラフを示す。測定方法は、図6のグラフと同様である。グラフG101は、樹脂層120が形成されていない、樹脂多孔質体110単体の場合の吸音特性を示している。グラフG102は、樹脂層120を備えた樹脂多孔質体110(吸音材101)を用いた場合の吸音特性を示している。樹脂層120を備えることで、約1800~3800Hzの周波数範囲で、吸音率が上昇している。しかしその上昇率は最大で30%程度であり、本実施例の繊維層20を用いる場合(図6参照)に比して上昇率が低い。
なお、図6のグラフG1と図7のグラフG101とでは、グラフの形状が異なっている。これは、図6の測定で用いた樹脂多孔質体10と、図7の測定で用いた樹脂多孔質体110とは、共に材料は同一(発泡ポリウレタン)であるが、吸音材における測定部位や空隙率などが異なるためである。従って本明細書では、図6において繊維層20を備えない場合と備える場合とを比較するとともに、図7において樹脂層120を備えない場合と備える場合とを比較することで、グラフ形状の差の影響を排除している。
本実施例の繊維層20を用いることで、比較例の樹脂層120を用いる場合よりも吸音率を高めることができるモデルを説明する。第1に、繊維層20では、CNFの増粘作用により、細孔の開口部に膜が張られた構造(第1種の細孔P1)を形成することができる。これにより、膜を振動させることで音のエネルギーを吸収する膜振動型吸音体を、吸音材1の表面に多数配置することが可能となる。一方、樹脂層120を形成しているPVAでは、CNFに比して増粘作用が低いため、第1種の細孔P1を形成することができない。
第2に、繊維層20を薄膜化することができる。前述した膜振動型吸音体では、振動膜は、数十μm以下と薄いことが好ましい。そして繊維層20では、CNFの強固な凝集力により、10μm以下であっても膜を形成することができるとともに、十分な強度を維持することが可能となる。一方、樹脂層120を形成しているPVAでは、CNFに比して凝集力が低いため、10μm以下の薄膜は形成が困難である。図8に示すように、PVAは50μm程度までしか薄膜化できない。
<効果>
多孔質体に繊維材料を積層した構造を採用することで、低い周波数帯(例:1000~3000Hz)の吸音率を向上できることが知られている。しかし、不織布を多孔質体の表面に貼り付ける構造では、製造コストが高い。また複雑な曲面構造を有する多孔質体には、不織布の貼り付けが困難である。本明細書の技術では、ウレタン発泡体にCNF水溶液を塗布することで、ウレタン発泡体の表面に繊維層20を形成することができる。不織布を貼り付けるという工程を必要とせず、塗布するだけで繊維層20を形成できるため、製造コスト削減が可能である。また複雑な曲面構造を有するウレタン発泡体であっても、繊維層20を容易に形成することが可能である。
実施例1のCNFとは種類の異なるCNFを用いて、吸音材1を作製した。使用したCNFは、重合度が約600、分子量が約100000である。また、CNF水分散液の透過率は、0.1wt%濃度水溶液、400nm波長で測定した場合に、約70%であった。
このCNF水溶液を用いた場合においても、膜状の繊維層20を樹脂多孔質体10の表面に形成することができた。図9に、実施例2で作製した繊維層20の表面を、SEM観察した像を示す。膜状の繊維層20が形成されていることが分かる。また、実施例1の繊維層20の表面(図4)に比して、表面粗さが小さいことが分かる。
<変形例>
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
樹脂多孔質体は、ウレタン樹脂に限られず、様々な材料であってよい。例えば、熱可塑層樹脂の発泡粒子を焼結して形成したものであってもよい。
第3ステップにおける塗布方法はスプレーに限られず、様々であってよい。例えばCNF溶液に含浸する方法や、ローラ等を用いて塗り付ける方法であってもよい。
CNFの原料となるセルロース原料は、特に限定されるものではない。また、酸加水分解などの化学処理によって精製されたものであってもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:吸音材 10:樹脂多孔質体 20:繊維層 P1:第1種の細孔 P2:第2種の細孔 PD:開口径

Claims (11)

  1. 樹脂多孔質体と、
    前記樹脂多孔質体の表面に配置されている、セルロースナノファイバを含んだ繊維層と、
    を備える吸音材。
  2. 前記樹脂多孔質体の表面に表出している複数の細孔には、第1種の細孔が含まれており、
    前記第1種の細孔は、開口部が前記繊維層で塞がれているとともに、前記開口部を塞いでいる前記繊維層と前記第1種の細孔の底面との間に空間が存在している細孔である、請求項1に記載の吸音材。
  3. 前記樹脂多孔質体の表面に表出している前記複数の細孔には、第2種の細孔が含まれており、
    前記第2種の細孔は、前記第2種の細孔の底面の表面に前記繊維層が配置されている細孔である、請求項2に記載の吸音材。
  4. 前記第1種の細孔の平均開口径は、前記第2種の細孔の平均開口径よりも小さい、請求項3に記載の吸音材。
  5. 前記繊維層の平均厚さは10μm以下である、請求項1~4の何れか1項に記載の吸音材。
  6. 前記樹脂多孔質体は、熱硬化性のウレタン樹脂を含んでいる、請求項1~5の何れか1項に記載の吸音材。
  7. 樹脂多孔質体の表面に、セルロースナノファイバを含んだ溶液を塗布する塗布工程と、
    前記溶液を乾燥させることで前記樹脂多孔質体の表面に繊維層を形成する工程と、
    を備える、吸音材の製造方法。
  8. 前記塗布工程では、前記溶液から生成された複数の液滴を前記樹脂多孔質体の表面に吹き付ける、請求項7に記載の吸音材の製造方法。
  9. 前記複数の液滴の少なくとも1つの径は、前記樹脂多孔質体の表面に表出している前記複数の細孔の開口径よりも大きい、請求項8に記載の吸音材の製造方法。
  10. 前記繊維層の平均厚さは10μm以下である、請求項7~9の何れか1項に記載の吸音材の製造方法。
  11. 前記樹脂多孔質体は、熱硬化性のウレタン樹脂を含んでいる、請求項7~10の何れか1項に記載の吸音材の製造方法。
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