JP2022183842A - 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 検査データの表示の切り替えの直感的な操作を可能にする。【解決手段】 開示の画像処理装置の一つは、患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を表示部に表示させ、検査データを表示するレポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、レポート画面を患者画面に遷移させ、第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、表示される検査データの表示を、表示される検査データの患者を示すデータとは異なる患者を示すデータの検査データの表示に、切り替える。【選択図】 図3

Description

開示の技術は、画像処理装置及び画像処理装置の制御方法に関する。
眼科検査装置によって取得された被検眼の検査データは、検査データを管理するシステムに取り込まれ管理される。検査データを管理するシステムは、患者を示すデータの一覧を管理すると共に、患者を示すデータごとに検査データの一覧を管理する。各患者を示すデータを一覧表示する部分である患者リストの表示、並びに検査データを表示するレポート画面の表示が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示される技術によれば、患者リストを表示する患者画面において、検者が、患者リストから患者を選択することで、選択された患者の過去検査データを過去検査リストとして表示させ、過去検査リストからさらに所望の検査データを選択することで、選択した検査データをレポート画面として表示させることが出来る。そして、別の患者の検査データをレポート画面として表示させる場合には、検者が患者画面に戻って患者リストから別の患者を選択することにより、レポート画面として別の患者の検査データを表示させることが出来る。また、同じ患者の別の検査データをレポート画面として表示させる場合には、検者が過去検査リストから所望の検査データを選択することで、レポート画面として同じ患者の別の検査データを表示させることができる。
特開2014-45862号公報
レポート画面として検査データを表示させている際に、連続して別の患者の検査データを観察したい場合、患者を示すデータを一覧表示する患者リストを表示する画面に一度戻ってから別の患者を示すデータを選択する必要があり、直感的な操作が困難であった。また、同一の患者を示すデータの異なる複数の検査データを連続して表示させたい場合にも、検査リストから検査データを選択する必要があり、直感的な操作が困難であった。
開示の技術は、画像処理装置における検査データの表示の切り替えの直感的な操作を可能にすることを目的の一つとする。
なお、上記目的に限らず、後述する開示の技術を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的の一つとして位置付けることができる。
開示の画像処理装置の一つは、
タッチパネル操作を検知可能な表示部に、患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示させる表示制御部を備え、
前記表示制御部は、
前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させ、
前記検査データを表示する前記レポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、前記第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記表示される検査データの表示を、前記表示される検査データの患者を示すデータとは異なる患者を示すデータの検査データの表示に、切り替える画像処理装置。
開示の技術の一つによれば、検査データの表示の切り替えの直感的な操作を可能にする。
画像処理装置の概略的な機能構成を示す図である。 眼部の構造と断層画像と眼底画像を説明するための図である。 本明細書における画面遷移を説明するための図である。 実施例1において患者画面を説明するための図である。 実施例1においてレポート画面の操作を説明するための図である。 実施例1においてレポート画面を説明するための図である。 実施例1において患者画面を説明するための図である。 実施例2においてレポート画面の操作を説明するための図である。 実施例2においてレポート画面の操作を説明するための図である。 実施例2においてレポート画面の操作を説明するための図である。 実施例2においてレポート画面の操作を説明するための図である。 実施例3において画面遷移の操作を説明するための図である。 実施例3において画面遷移を説明するための図である。 実施例3において画面遷移の操作を説明するための図である。 実施例3において画面遷移の操作を説明するための図である。 実施例3において画面遷移の操作を説明するための図である。 その他の実施例において画面遷移の操作を説明するための図である。
以下、図面を参照して実施例を説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面において説明上重要ではない構成要素、部材、処理の一部は省略して表示する場合がある。
以下、図面を参照しながら、開示の技術の実施例1について説明する。本実施例によれば、検査データである被検眼の画像に関するレポートをタッチパネルにレポート画面として表示させる、表示制御部を備える。タッチパネルは、表示部の一例であり、タッチパネル操作を検知可能な検知面を含む。そして、本実施例の画像処理装置の一例は、タッチパネルに表示されたレポート画面に対するタッチパネル操作に応じて、レポート画面を切り替え、異なる被検者の検査データを含むレポート画面を表示する。
以下、本実施例に係る画像処理装置を備える画像処理システムについて、詳細を説明する。
図1は、本実施例に係る画像処理装置300を備える画像処理システム100の構成を示す図である。図1に示すように、画像処理システム100は、画像処理装置300が、インタフェースを介して眼科検査装置の一例である断層画像撮影装置(OCTとも言う)200、眼科検査装置の別の例である眼底画像撮影装置400、外部記憶部500、表示部600、入力部700と接続されることにより構成されている。なお、画像処理装置300と眼科検査装置とは、常に接続されていなくてもよく、有線または無線で通信接続可能に構成されていればよい。なお、眼科検査装置と画像処理装置300は別の装置でなくてもよく、眼科検査装置が画像処理装置300の機能を備える構成であってもよい。例えば、眼科検査装置の一例である断層画像撮影装置に内蔵されるコンピュータが画像処理装置300の機能を実現してもよい。
断層画像撮影装置(OCT)200は、被検眼からの戻り光と参照光との干渉信号を検出することにより、被検眼の断層画像を撮影する装置である。断層画像撮影装置に用いる装置は、例えばSD-OCTやSS-OCTからなる。なお、断層画像撮影装置200は既知の装置であるため詳細な説明は省略し、ここでは、画像処理装置300からの指示により行われる断層画像の撮影から解析処理について説明を行う。
図1において、ガルバノミラー201は、測定光の眼底における走査を行うためのものであり、OCTによる眼底の撮影範囲を規定する。また、駆動制御部202は、ガルバノミラー201の駆動範囲および速度を制御することで、眼底における平面方向の撮影範囲及び走査線数(平面方向の走査速度)を規定する。ここでは、簡単のためガルバノミラーは一つのユニットとして示したが、実際にはXスキャン用のミラーとYスキャン用の2枚のミラーで構成され、眼底上で所望の範囲を測定光で走査できる。
フォーカス203は被検体である眼の前眼部を介し、眼底の網膜層にフォーカスするためのものである。測定光は、非図示のフォーカスレンズにより、被検体である眼の前眼部を介し、眼底の網膜層にフォーカスされる。眼底を照射した測定光は各網膜層で反射・散乱して戻る。
内部固視灯204は、固視灯表示部241、レンズ242で構成される。固視灯表示部241として複数の発光ダイオード(LD)がマトリックス状に配置されたものを用いる。発光ダイオードの点灯位置は、駆動制御部202の制御により撮影したい部位に合わせて変更される。固視灯の位置は、黄斑部周辺を撮影するための黄斑部固視灯位置、視神経乳頭部周辺を撮影するための視神経乳頭部固視灯位置、黄斑部と視神経乳頭部とを両方含むように撮影するための後極部中心固視灯位置などとする。固視灯表示部241からの光は、レンズ242を介し、被検眼に導かれる。固視灯表示部241から出射される光は520nmで、駆動制御部202により所望のパターンが表示される。
コヒーレンスゲートステージ205は、被検眼の眼軸長の相違等に対応するため、駆動制御部202により制御されている。コヒーレンスゲートとは、OCTにおける測定光と参照光の光学距離が等しい位置を表す。さらには、撮影方法としてコヒーレンスゲートの位置を制御することにより、網膜層側か、あるいは網膜層より深部側とする撮影を行うことを制御する。ここで、画像処理システムで取得する眼の構造と画像について図2を用いて説明する。
図2(a)に眼球の模式図を示す。図2(a)において、Cは角膜、CLは水晶体、Vは硝子体、Mは黄斑部(黄斑の中心部は中心窩を表す)、Dは視神経乳頭部を表す。本実施例にかかる断層画像撮影装置200は、主に、硝子体、黄斑部、視神経乳頭部を含む網膜の後極部を撮影する場合について説明を行う。なお、本明細書では説明をしないが、断層画像撮影装置200は、角膜、水晶体の前眼部を撮影することも可能である。
図2(b)に断層画像撮影装置200が取得する網膜を撮影した場合の断層画像の例を示す。図2(b)において、ASはAスキャンというOCT断層画像における画像取得の単位を表す。このAスキャンが複数集まって一つのBスキャンを構成する。そしてこのBスキャンのことを断層画像(あるいは断層像)と呼ぶ。図2(b)において、Vは硝子体、Mは黄斑部、Dは視神経乳頭部、Laは篩状板を表す。を表す。また、L1は内境界膜(ILM)と神経線維層(NFL)との境界、L2は神経線維層と神経節細胞層(GCL)との境界、L3は視細胞内節外節接合部(ISOS)、L4は網膜色素上皮層(RPE)、L5はブルッフ膜(BM)、L6は脈絡膜を表す。断層画像において、横軸(OCTの主走査方向)をx軸、縦軸(深さ方向)をz軸とする。
画像処理装置300は、画像取得部301、記憶部302、画像処理部303、指示部304、表示制御部305を備える。なお、画像処理装置300は一つの独立した装置でなくてもよく、複数の装置から構成されてもよい。例えば、クラウドサーバとパーソナルコンピュータとによって画像処理装置300の機能が実現されてもよい。画像取得部301は、断層画像生成部311からなり、断層画像撮影装置200により撮影された断層画像の信号データを取得し、信号処理を行うことで断層画像の生成を行う。なお、断層画像撮影装置200に内蔵されるコンピュータが断層画像の生成を行ってもよく、断層画像撮影装置200と画像処理装置300とは異なる装置が断層画像の生成を行ってもよい。また、画像取得部301は、眼底画像撮影装置400により撮影された眼底画像データを取得する。そして、記憶部302は、生成された断層画像と眼底画像を記憶する。画像処理部303は、断層画像から各層の境界線を検出し、境界線情報に基づいて各層の厚みを計算し、厚みのマップを生成する。さらに、断層画像あるいは眼底画像の少なくとも一方を用いて、視神経乳頭部や黄斑部中心窩を検出するといった断層画像や眼底画像に対する解析処理を行う。
本実施例では、画像処理装置300の例としてパーソナルコンピュータを説明するが、タッチパネルディスプレイを備えるタブレット端末またはスマートフォンなどであってもよい。画像処理装置300と眼科検査装置との接続は、有線または無線の通信接続によって行われてもよい。また、本実施例では、眼科検査装置の例として、断層画像撮影装置200及び眼底画像撮影装置400を説明するが、眼科検査装置は、眼部の検査が可能な装置であればよい。例えば、走査型レーザ検眼鏡(SLO)、眼底カメラ、スペキュラーマイクロメータなどのいずれかであってもよい。また、眼科検査装置は、断層画像撮影装置200及び眼底画像撮影装置400の役割を兼ねる装置であってよく、例えば、OCTと眼底カメラとの複合機や、OCTとSLOとの複合機であってもよい。
また、本明細書の画像処理装置が処理する画像は、眼科に限られない。例えば、CT、MRI、超音波診断装置、胃カメラなどの医用画像撮影装置によって取得される画像であってもよい。さらに、本明細書の画像処理装置が処理する画像の撮影対象は、眼に限らない。例えば、頭部、頸部、胸部、腹部、脚部のいずれかを撮影対象とする画像であってもよい。
表示制御部305は、表示部600と接続され、表示部600に表示させる画像等の指示を表示部600に入力する。そして、表示制御部305は、接触する物体の位置を検知する表示部である表示部600と接続されている。表示部600は、タッチパネル操作として、表示部600に対して接触する物体の一例である指の位置を検知する。なお、本実施例において、表示部600は多点同時入力が可能なタッチパネルであるため、タップ操作やフリック操作の他にピンチイン操作やピンチアウト操作、回転操作といった2本以上の指でのタッチパネル操作による入力も可能である。なお、本実施例では、表示部600は静電容量型のタッチパネルとしたが、多点同時入力が可能であればよく、例えば赤外線方式のタッチパネルでもよく種類を限定するものではない。
また、以降の説明において、スワイプ操作とは1本の指を画面に触れさせたまま特定の方向に画面をなぞることで画像を特定方向に移動させる操作を指す。フリック操作とは1本の指を画面の特定箇所に触れた後にはじくようにさっと動かすことで指の動く方向に画像を大きく移動させる動作を指す。ドラッグ操作とは、1本の指を画面上の対象物に所定時間内だけ当てた(タップ)後に指を画面から離さずに画面上を移動させることで、対象物を指に従わせて移動させる動作を指す。表示部に対して接触する物体の位置の移動に関する情報を含むタッチパネル操作は、例えば、フリック操作とスワイプ操作とドラッグ操作とのいずれかである。
タップ操作とは、1本の指を画面上の対象物に対して所定の時間内に1回当てることを指す。ダブルタップ操作とは、1本の指を画面上の対象物に対して所定の時間内に2回当てることを指す。ロングタップ操作とは、1本の指を画面上の対象物に所定時間以上当てておくことを指す。表示部に対して接触する物体の位置の移動に関する情報を含まないタッチパネル操作は、例えば、タップ操作とダブルタップ操作とロングタップ操作とのいずれかである。ピンチイン操作及びピンチアウト操作とは、各々2本の指を画面に当て、これらを画面から離さずにその間隔を狭める動作及び広げる動作をすることで、画像を縮小及び拡大させる動作を指す。その他の動作に関しては、以下の説明において個々に述べる。
外部記憶部500は、患者を示すデータ(患者のID、氏名、年齢、性別など)と、撮影した画像データ、撮影パラメータ、画像解析パラメータ、操作者によって設定されたパラメータをそれぞれ関連付けて保持している。さらに、複数の正常眼の情報から生成されたノーマティブデータも保持している。例えば、ノーマティブデータは、視神経乳頭部周囲のNFLの厚みや、黄斑部中心窩周囲のNFLとGCLとIPLの複合層の厚み等である。
入力部700は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、タッチペンなどであり、操作者は、入力部700を介して、画像処理装置300や断層画像撮影装置200、眼底画像撮影装置400へ指示の入力を行う。なお、本実施例において、表示部600をタッチパネルとして説明を行う。そのため、表示部600は入力部700の機能も兼ねている。
次に、図3~図7を参照して本実施例の画像処理装置300の処理を示す。図3は明細書に開示の技術による画面遷移の図の一例である。図3において、ログイン画面361は表示部600に最初に表示される画面であり、操作者はログイン画面361からログインすることで各種操作を行うことが出来る。なお、初期設定画面365はログイン画面からログインすることで各種操作の初期設定を行う事が出来る画面であり、設定画面366とは異なる設定を行う。初期設定画面365では1度設定すれば変更の頻度が低い項目の設定を行うことが出来るものとする。例えば、ログインユーザー管理、データ保存先管理、ライセンス管理などである。設定画面366では、撮影中の設定や表示の設定など操作者ごとや撮影のタイミングに応じて変更したい項目の設定を行うことが出来るものとする。例えば、内部固視灯の表示設定やショートカットキーの設定などである。
患者画面362は患者を示すデータの一覧を表示する画面である。患者を示すデータは、例えば、患者のID、名前、電話番号、住所などの患者を識別可能な情報である。患者画面362で患者を示すデータを選択することにより、選択された患者を示すデータの検査データを表示させるレポート画面363に遷移可能である。
レポート画面363は患者を示すデータごとの検査データ(画像データ)を表示する画面である。レポート画面に表示させる検査データの一例として、断層画像を説明するが、これに限らない。レポート画面に表示させる検査データは、OCTA画像(血管造影画像)や正面画像(眼底写真、輝度の正面画像、SLO画像、蛍光眼底画像など)であってもよく、また、視野計測結果や眼屈折などの測定結果であってもよい。また、検査データは眼科以外の医用画像であってもよく、例えば、CT、MRI、超音波診断装置、胃カメラなどの医用画像撮影装置によって取得される医用画像であってもよい。
撮影画面364は眼科検査装置の一例である断層画像撮影装置200、眼底画像撮影装置400などを操作して撮影をする指示を受け付ける画面である。
次に図4と図5を用いて、表示制御部305がレポート画面363から患者画面362に画面遷移することなく、異なる患者を示すデータの検査データのレポート表示に切り替える例について説明する。
図4に本実施例における患者画面362の一例を示す。患者画面362において401は患者タブ、402は撮影タブ、403はレポートタブ、404は設定タブを表し、401の患者タブにおける斜線は患者画面362のアクティブ状態を表している。そして、患者情報入力部410、患者リスト表示部420、検査リスト430を備える。
患者画面362において、操作者は患者リスト420から患者を示すデータを選択し、選択した患者を示すデータのいずれかの検査データを選択する。図4では、患者リスト420から患者ID00005を選択し、検査リスト430から一番上の検査データ(例えば最新の検査結果)を選択する例を示している。患者画面362から選択した検査データのレポート画面363を表示するには、例えば、検査データの上でダブルタップ操作をすることで、表示制御部305は図5(a)に示すようなレポート画面363を表示する。図5(a)において、レポート画面363は、患者情報表示部510、検査結果表示部520、検査リスト表示部530を備える。なお、検査リスト表示部530内の黒枠531は、検査結果表示部520に表示している検査データを表している。なお、検査データを選択する際に行う操作は、ダブルタップ操作の他に、タップ操作、ロングタップ操作などであってもよい。
操作者はレポート画面363において患者ID00005の検査データを観察する。レポート画面363から患者画面362に戻る場合は、患者タブ401に対して第1のタッチパネル操作の一例であるタップ操作をすることで患者画面362に画面遷移させることができる。そして、操作者は検査データの観察後に続けて異なる患者を示すデータの検査データを観察する場合、レポート画面363において、図5(b)の550と551に示すように第2のタッチパネル操作であるスワイプ操作をする。以下、開示の技術において、画面の切り替えを指示するためのタッチパネル操作の例としてスワイプ操作で説明を行うが、フリック操作やドラッグ操作など他の操作でもよい。
本実施例においては、左から右へのスワイプ操作で進む、右から左へのスワイプ操作で戻る動作として説明をする。すなわち、タッチパネルの検査結果表示部520に操作者の指がタッチされた状態で550の位置から551の位置に示すように、画面の左側から右側に移動することで患者IDが連続した次の患者の検査データの表示に切り替える操作を行う。この操作により、表示制御部305は、患者画面362に遷移することなく、異なる患者を示すデータ(例えば、患者ID00006)のレポート画面363を表示する。
表示部に接触した指の位置の移動に関する情報を含むタッチパネル操作である第2のタッチパネル操作の一例であるスワイプ操作で、異なる患者の検査データの表示に切り替える指示を行い、表示部に接触した指の位置の移動に関する情報を含まないタッチパネル操作である第1のタッチパネル操作の一例であるタップ操作によって、レポート画面363から患者画面362への画面遷移を指示する構成によって、直感的な操作による画面の切り替えが可能になる。直感的な操作で、異なる患者を示すデータのレポート画面363に表示を切り替えられることで、例えば、健診結果の読影において、連続して多数の患者を示すデータの検査データの観察を容易に行うことが可能になる。
異なる患者を示すデータの検査データを表示するレポート画面363に表示を切り替える例を図6に示す。図6では表示制御部305が患者ID00006の検査データを表示するレポート画面363の一例を示している。図5(b)では進む操作の例を示したため、患者ID00005に続けて患者ID00006を表示する例を示したが、戻る操作の場合、患者ID00005に続けて患者ID00004を表示することが出来る。
なお、ここでは一連の患者IDで連続して切り替える例について説明をしたがこれに限らない。例えば、図4において条件入力部の一つである患者情報入力部410に絞り込み条件を入力することで、絞り込み条件と一致した患者を示すデータのみを患者リスト420に表示することが出来る。例えば病名の覧に、絞り込み条件として「緑内障」などの疾患名を入力することで、緑内障のタグが付いた患者リストのみを表示することが出来る。この例を図7に示す。その状態で、患者画面362において、任意の患者を示すデータ(例えば、患者ID00001)の検査データを選択してからレポート画面363に遷移をする。そして、操作者はレポート画面363において、スワイプ操作をすることで、緑内障のタグがついた複数の患者を示すデータの検査データを連続して観察することが出来る。すなわち、本実施例の場合、患者ID00001に続けて、患者ID00002、患者ID00006、患者ID00007の検査データを切り替えて表示することが出来る。
なお、ある条件で選択する患者リストは病名に限らず、性別、生年月日、人種、検査日、検査日の期間、コメント、他検査実施の有無など、データベースに登録されている情報であればよい。さらには、検索条件は一つである必要はなく、病名と生年月日と性別を組み合わせて、「緑内障」かつ「男性」かつ「60代」というように複数の条件に一致したリストのみを選択することが出来る。絞り込み条件の入力は文字入力に限らず、予め表示されたタグのリストから選択する操作によって行われてもよい。
さらに、絞り込み条件に該当する検査データを、患者ごとでなく検査ごとに検査リストとして表示させてもよい。絞り込み条件は、患者に関する情報に限らず、例えば読影結果や自動の検出結果として記憶された異常陰影の数や、一定期間の間に撮影された画像の数、撮影部位、撮影の画角などの撮影条件であってもよい。また、絞り込み条件の入力を受け付ける条件入力部をレポート画面363がさらに備えていてもよい。操作者が参照している検査データと同じ条件を入力した後にスワイプ操作をすることで、似た症例や似た患者の検査データを容易に切り替え見比べることができ、例えば、病態の詳しい分析に役立てることができる。
さらに、入力した絞り込み条件をレポート画面に表示してもよい。また、入力した絞り込み条件に該当する検査データまたは患者を示すデータの総数をレポート画面に表示してもよい。絞り込み条件や該当するデータ数を表示させることで、操作者が、観察する検査データの性質や数を容易に把握可能になる。
以上、本実施例で説明したように、異なる患者を示すデータの検査データを連続して観察したい場合、レポート画面363から患者画面362に画面遷移をして異なる患者を示すデータの検査データを選択せずとも、レポート画面363において異なる患者を示すデータの検査データを表示するレポート画面に切り替えて表示することが出来る。
実施例1においては、レポート画面から患者画面に画面遷移することなく、連続して異なる患者を示すデータの検査データを観察することが出来る表示形態について示した。実施例2においては、レポート画面における所定のタッチパネル操作により、患者画面に画面遷移することなく、同一患者を示すデータの異なる検査データを切り替えて表示する例について説明をする。上記実施例1と同様の機能を有するものに関しては、ここでは説明を省略する。
図8~図11を参照して本実施例の画像処理装置300の処理を示す。以下、開示の技術において、画面遷移を指示するための所定のタッチパネル操作の例としてスワイプ操作で説明を行うが、フリック操作や他の操作でもよい。なお、本実施例においては、上から下へのスワイプ操作で進む、下から上へのスワイプ操作で戻る動作として説明をする。
図8(a)では患者ID00005のOCTA画像を表示している例を示している。図8(a)において、レポート画面363は、患者情報表示部510、検査結果表示部520、検査リスト表示部530を備えている。なお、図8(a)の検査データは最新の結果を表示しているものとして説明をする。レポート画面363から患者画面362に戻る場合は、患者タブ401に対して第1のタッチパネル操作の一例であるタップ操作をすることで患者画面362に画面遷移させることができる。操作者は、タッチパネルの検査結果表示部520に操作者の指がタッチされた状態で、850の位置から851の位置に示すように、画面の下側から上側に移動するスワイプ操作によって同一患者を示すデータの検査データの表示を切り替える。この操作により、表示制御部305は、患者画面に画面遷移することなく、同一患者を示すデータの異なる検査データを検査結果表示部520に表示する。表示部に接触した指の位置の移動に関する情報を含むタッチパネル操作である第2のタッチパネル操作の一例であるスワイプ操作で、異なる検査データの表示に切り替える指示を行い、表示部に接触した指の位置の移動に関する情報を含まないタッチパネル操作である第1のタッチパネル操作の一例であるタップ操作によって、レポート画面363から患者画面362への画面遷移を指示する構成によって、直感的な操作による画面の切り替えが可能になる。
この例を図8(b)に示す。図8(b)では表示制御部305が検査結果表示部520に表示する画像を切り替えると共に、検査リスト表示部530で選択している検査データを変更している。すなわち、表示制御部305は、検査結果表示部520に最新の検査データを表示している状態から、最新の検査データに連続した検査データである一つ前の時刻に撮影された検査データに切り替えて表示する。なお、図8の例に示すように、検査リスト表示部530により検査データのリストを表示している場合には、検査リストの中から任意の検査をダブルタップで選択することで、検査結果表示部520に選択した検査を表示するようにしてもよい。
次に、図9を用いて同様の操作について説明をする。図9(a)では、レポート画面363として、患者情報表示部510と検査結果表示部920とを備えたレイアウトが表示されている。表示部600のタッチパネルがタブレット端末などの場合、持ち歩くことを想定すると画面サイズが小さくなる。その場合、小さい画面においても検査画像は大きく表示したいため、図9(a)に示すように、レポート画面には患者情報表示部510を表示せずに検査結果表示部920を表示するレイアウトにすることで、検査画像を大きく表示すること出来る。そして、異なる検査結果の切り替えは図8(a)でも説明したように、操作者の指がタッチされた状態で、850の位置から851の位置に示すように、画面の下側から上側に移動することで同一患者を示すデータの検査データの表示を切り替える操作を行う。この操作により、表示制御部305は、同一患者を示すデータの異なる検査結果を検査結果表示部920に表示する。
レポート画面363における検査結果表示部920のレイアウトに関して、必ずしも検査画像を大きく表示することには限らない。例えば、検査結果表示部920が広くなることによって表示する検査画像の数を増やしてもよい。この例に関して図9(b)に示す。表示部600のタッチパネルが大きな画面(例えば10インチ以上)の場合は、一度に表示できる画像を増やすことで、画像の表示を切り替える手間が無く同時に複数の画像を観察することが出来る。図9(b)の例では、異なる深度範囲のOCTA画像を複数枚並べて表示している。異なる検査データの切り替えは図8(a)、図9(a)でも説明したように、操作者のタッチパネル操作に応じて切り替えられるものとする。なお、図8や図9で示したレポート画面のレイアウトの一例のどれを表示するかは、設定画面366で操作者によって設定できてもよい。あるいは、表示部600の画面サイズ(解像度)を自動的に取得し、取得情報に応じて表示制御部305がレイアウトを選択し表示してもよい。
図8、図9ではタッチパネル操作において連続した検査データを一つずつ順番に切り替える例について説明をした。検査データの切り替えに関して、必ずしも一つずつ切り替える必要はなく、指の移動量に応じて切り替えられるデータ数を変えてもよい。例えば、検査データ単位ではなく、検査日単位で切り替えられるようにしてもよい。これに関して、図10を用いて説明をする。図10(a)では、患者ID00005の最新の検査データ(20xx/xx/x1のhh:03)を表示している。この状態において、タッチパネルの検査結果表示部520に操作者の指がタッチされた状態で1050の位置から1051の位置に示すように、下側から上側に向けて移動することで同一患者を示すデータの検査データの表示を切り替える操作を行う。それにより、図10(b)に示すように、表示制御部305は、同一患者を示すデータの異なる日にちに撮影された最新の検査データ(20xx/xx/x0のhh:01)を表示する。本実施例に示したように、例えば、検査結果表示部520に操作者の指がタッチされた状態でのスワイプ操作の移動量が、検査結果表示部520の縦サイズの2/3以上であれば、表示制御部305は検査日単位で検査データを切り替える。そして、スワイプ操作の縦方向の移動量が、検査結果表示部520の縦サイズの2/3未満であれば、表示制御部305は一つずつ検査データを切り替える。なお、スワイプ操作の移動量の数値はこれに限らない。
図8~10では、日付順に検査データを切り替える例について説明をした。次に撮影モード順に検査データを切り替える例について図11を用いて説明をする。図11(a)では検査リスト表示部530のリスト表示を撮影モード順に表示する例を示している。図11(a)では、患者ID00001の広角に3次元を撮影した検査データ(20xx/xx/x7のhh:07)を表示している。このような撮影モード順に表示している例においても同様に、タッチパネル操作で検査データを切り替えて表示することが出来る。なお、図11では図8で説明したように検査を一つずつ切り替えるのではなく、図10で説明したような撮影モード単位で切り替える例について説明する。図11(a)に示すように、タッチパネルの検査結果表示部520に操作者の指がタッチされた状態で1050の位置から1051の位置に示すように、下側から上側に向けて移動することで同一患者を示すデータの検査データの表示を切り替える操作を行う。それにより、図11(b)に示すように、表示制御部305は、同一患者を示すデータの別の撮影モード(ここでは視神経乳頭部を3次元で撮影)の検査データ(20xx/xx/x7のhh:05)を表示する。本実施例に示したように、例えば、検査結果表示部520に操作者の指がタッチされた状態でのスワイプ操作の縦方向の移動量が一定以上、例えば、検査結果表示部520の縦サイズの2/3以上であれば、表示制御部305は撮影モード単位で検査データを切り替える。そして、スワイプ操作の移動量が一定未満、検査結果表示部520の縦サイズの2/3未満であれば、表示制御部305は一つずつ検査データを切り替える。なお、スワイプ操作の移動量の数値はこれに限らない。
なお、図11を用いて検査モード単位で検査データを切り替える例において、分かりやすくするために、検査リスト表示部530を表示して説明をした。しかし、図9で説明したように検査リスト表示部530を必ずしも表示する必要はなく、日付単位で切り替えるか撮影モード単位で切り替えるかを指定出来る非図示の指定部があればよい。
実施例2においては、同一患者を示すデータの検査データ切り替えについて説明をしたが、実施例1で説明をした異なる患者を示すデータの検査データの切り替えとの組み合わせも可能である。タッチパネル操作により入力される移動方向の情報に応じて、検査データの切り替え先を異ならせてもよい。すなわち、レポート画面363において、操作者の指が表示部の横方向、つまり画面の左側から右側に移動するスワイプ操作をすることで次の患者を示すデータの検査データの表示に切り替える操作を行う。この操作により、表示制御部305は、異なる患者を示すデータの検査データをレポート画面363に表示する。そして、操作者の指がタッチされた状態で、表示部の縦方向、つまり画面の下側から上側に移動することで同一患者を示すデータの検査データの表示を切り替える操作を行う。この操作により、表示制御部305は、同一患者を示すデータの異なる検査データを検査結果表示部520に表示する。
以上、本実施例で説明したように、同一患者を示すデータの検査データを連続して観察したい場合、レポート画面における指の操作で検査データを切り替えることが出来る。さらには、操作者のスワイプ操作時の指の移動量によって、切り替える検査データのデータ数を異ならせ、検査単位、検査日単位、あるいは撮影モード単位と自由に検査データを切り替えることが出来る。
また、指の操作で検査データの切り替えが出来るため、レポート画面において検査データを選択する目的で検査リストを表示する必要が無くなる。そのため、検査結果を表示する領域を広くすることが出来るので、表示する内容や画像の表示サイズを変更することも可能になる。
実施例2においては、レポート画面における検査結果表示部520におけるスワイプ操作により、同一患者を示すデータの検査データを切り替えて表示する例について示した。実施例3においては、検査結果表示部520とは異なる領域でのタッチパネル操作に応じて画面を遷移する例について説明をする。以下、開示の技術において、画面遷移を指示するための所定のタッチパネル操作の例としてスワイプ操作で説明を行うが、フリック操作や他の操作でもよい。上記実施例1~2と同様の機能を有するものに関しては、ここでは説明を省略する。
図12~図14を参照して、本実施例の画像処理装置300の処理を示す。図12(a)には患者画面362を示している。図12(a)では患者ID00005が既に選択されている状態である。そして、患者画面362において、図12(a)の1250と1251に示すようにスワイプ操作をする。すなわち、タッチパネルの患者情報入力部410に操作者の指がタッチされた状態で1250の位置から1251の位置に示すように、画面の左側から右側に移動することで、表示制御部305は図12(b)に示すような撮影画面364を表示する。患者情報入力部410は、画面を切り替えるためにスワイプする所定の領域の一例であって、別の領域に設定されてもよい。
なお、患者画面362から撮影画面364に画面遷移する際に、装置本体が無ければ撮影画面を表示することが出来ない。そのため、装置本体が無い、電源が入っていない、本体との接続が不良など、画像処理装置300が断層画像撮影装置200や眼底画像撮影装置400を認識することが出来ない場合は、撮影画面364を表示できない旨の警告メッセージを表示して、画面遷移は行わずに患者画面362の表示を継続する。
同様に、撮影画面364において、タッチパネルの撮影設定部1210に操作者の指がタッチされた状態で1250の位置から1251の位置に示すように、画面の左側から右側に移動することで、表示制御部305は図12(c)に示すようなレポート画面363を表示する。なお、撮影画面364からレポート画面363を表示する画面遷移において、既に撮影済みの検査データが存在する場合には、最新の検査データのレポート画面363を表示することが出来る。しかし、過去も含めて1度も撮影を実施していない患者を示すデータを表示する際に画面遷移の操作を行う場合、検査データが存在しないためレポート画面363を表示することが出来ない。そのため、その場合にはレポート画面363を表示できない旨の警告メッセージを表示して、画面遷移は行わずに撮影画面364の表示を継続する。
レポート画面363においても同様に、タッチパネルの患者情報表示部510に操作者の指がタッチされた状態で1250の位置から1251の位置に示すように、画面の左側から右側に移動することで、表示制御部305は図12(a)の患者画面362を表示する。
これらのタッチパネル操作による画面遷移を図13に示す。図13では、患者画面362、撮影画面364、レポート画面363において、スワイプ操作の方向に応じて順番に遷移する画面を示している。図13の長破線の矢印は、スワイプ操作が左側から右側にされる場合の画面遷移を示している。そして、一点鎖線の矢印は、スワイプ操作が右側から左側にされる場合の画面遷移を示している。図12(a)から(c)では、スワイプ操作が左側から右側にされる場合の画面遷移の例について説明した。それと同様に、スワイプ操作が右側から左側にされる場合、図12で説明したものとは逆の順番で画面遷移を行う。なお、患者画面362において、患者情報入力部410に操作者の指がタッチされた状態で画面の右側から左側に移動することで、表示制御部305は図12(c)で示すようなレポート画面363を表示する。しかし、患者を示すデータは存在していても検査データが存在していない場合は、レポート画面363を表示することが出来ない。そのため、その場合にはレポート画面363を表示できない旨の警告メッセージを表示して、画面遷移は行わずに患者画面362の表示を継続する。
なお、操作者のスワイプ操作の方向に応じた画面遷移は、操作者のスワイプ操作の方向が同じだとしても、操作をする際に表示している画面によって遷移先の画面が異なる。そのため、操作者に対して、現在表示している画面からの遷移先の画面を認識可能なアイコンを表示してもよい。この例について、図14を用いて説明をする。図14(a)には、患者画面362における患者情報入力部410の例を示す。通常、患者情報入力部410には、図4で示したように患者に関する情報を入力する欄を表示するが、入力欄以外の部分を操作者がタッチをすることで、1463と1464に示すようなアイコンを表示してもよい。すなわち、本実施例の場合、スワイプ操作が左側から右側にされる場合は患者画面362から撮影画面364に画面遷移するため、右側に撮影画面アイコン1464を表示する。そして、スワイプ操作が右側から左側にされる場合は患者画面362からレポート画面363に画面遷移するため、左側にレポート画面アイコン1463を表示する。なお、図示はしないが、操作者のタッチした位置に患者画面アイコンを表示してもよい。そして、スワイプ操作に応じて、患者画面アイコンが左あるいは右に動くアニメーションを表示することで、患者画面アイコンがレポート画面アイコン1463、あるいは撮影画面アイコン1464と入れ替わる様子を表示してもよい。なお、上述したように、患者画面362において装置を認識することが出来ない場合には、撮影画面364に遷移することは出来ない。そのため、そのような状態の場合には、撮影画面アイコン1464を半透明やグレー表示のようにして、アイコンを用いて画面遷移することが不可であることを示してもよい。同様に、図14(b)と図14(c)に、撮影画面364における撮影設定部1210と、レポート画面363における患者情報表示部510の例を示す。これらにおいても図14(a)で説明したように、操作者がタッチをすることで、スワイプ操作の移動方向に応じて遷移する画面のアイコンを表示してもよい。なお、検査データが存在しない場合には、患者画面362からレポート画面363への画面遷移と、撮影画面364からレポート画面363への画面遷移は不可である。そのため、そのような状態の場合には、レポート画面アイコン1463を半透明やグレー表示のようにして、アイコンを用いて画面遷移することが不可であることを示してもよい。
本実施例においては、実施例1~2で示した検査結果表示部520とは異なるエリアでのタッチパネル操作に応じて画面遷移をする例を示した。そして、画面遷移させるためにタッチパネル操作を行う所定の領域として、患者画面362においては患者情報入力部410、撮影画面364においては撮影設定部1210、レポート画面363においては患者情報表示部510を例として示した。
しかし、画面遷移を指示するための方法としてはこれに限らない。例えば、2本指を用いて操作者がスワイプ操作をすることで、タッチパネル操作するエリアに依存せずに画面遷移をするようにしてもよい。なお、2本指操作によるスワイプ操作の場合においても、上述したような画面遷移先を認識可能なアイコンを表示してもよい。あるいは、患者タブ401、撮影タブ402、レポートタブ403をタップすることで画面遷移してもよい。なお、これらの画面遷移の操作は共存してもよく、401から403のタブのタップ操作とスワイプ操作のどちらの操作においても画面遷移は出来る。
さらには、実施例1~2で示したタッチパネル操作と本実施例で示したタッチパネル操作とは異なる操作方法であるため、同じ画面においてどちらも操作可能である。そのため、操作者のタッチパネル操作に応じて、患者を示すデータや検査データの切り替えと、画面遷移とをそれぞれ行うことが出来る。
なお、本実施例は、実施例1~2とは、共存してもしなくてもよく、操作者によって設定可能であってよい。本実施例のみを実施する場合には、例えば、スワイプ操作する領域に依存せず、患者画面と撮影画面とレポート画面とを切り替えてもよい。
これまで、異なる画面間での画面遷移について説明をした。次に、同一画面内での画面遷移について図15と図16を用いて説明をする。図15ではレポート画面363における画像の拡大表示について説明をする。図15(a)はレポート画面363の一例である。このレポート画面363において、操作者は、画像1521をダブルタップすることで、表示制御部305は図15(b)に示すようなレポート画面363を表示する。図15(b)に示すレポート画面363の検査結果表示部1520は、特定の画像を拡大表示すると共に、各種解析を行う画面の一例である。例えば、特定の画像がOCTA画像の場合、血管の密度解析や、中心窩の無血管野(FAZ)の面積、画像の輝度やコントラストの調整などを行うことが出来るものとする。図15(b)に示すレポート画面363から図15(a)に示すレポート画面363に戻る場合に、例えば、操作者は閉じるボタン1525をタップする。なお、図15では、OCTA画像を拡大表示する例について示したがこれに限らない。その他の正面画像(眼底写真、輝度の正面画像、SLO画像、蛍光眼底画像など)をダブルタップすることで拡大表示してもよいし、断層画像をダブルタップすることで拡大表示してもよい。
次に、図16のレポート画面363を用いて、異なる種類のレポート表示について説明をする。図16(a)はレポート画面363の一例である。このレポート画面363において、操作者は、3Dタブ1623をタップすることで、表示制御部305は図16(b)に示すようなレポート画面363を表示する。図16(b)に示すレポート画面363の検査結果表示部1620は、撮影データを3次元で表示する。この例では、3次元のOCTAデータ1621を表示する例を示すが、3次元データはOCTAデータに限らず、3次元のOCTデータを表示することとも可能である。3次元表示においては、任意の方向からデータを観察することも可能である。操作者が1本の指を3次元のOCTAデータ1621に所定時間内だけ当てた(タップ)後に指を画面から離さずにドラッグすることで、3次元のOCTAデータ1621の向きを変更することが出来る。図16(b)に示すレポート画面363から図16(a)に示すレポート画面363に戻る場合に、例えば、操作者はSingleタブ1622をタップする。なお、図16では、異なる種類のレポート表示例として3次元データを表示する例について示したがこれに限らない。図示はしないが、レポート表示として、経過観察用のレポートなどを表示してもよい。さらに、3次元データは、OCTAに限られない。CT、MRIなどによって取得される3次元の医用画像であってもよい。
以上、本実施例で説明したように、異なる画面間や同一の画面内での画面遷移を行う場合、画面における指の操作で画面を切り替えることが出来る。
(変形例1)
実施例1~3において、患者を示すデータの切り替えや検査データの切り替えをスワイプ操作で行う例を示したがこれに限らない。例えば、レポート画面に患者リストや検査リストを表示して、それをタップ操作で選択することで切り替えてもよい。この例について図17を用いて説明をする。図17(a)のレポート画面363は、患者情報表示部510、検査結果表示部920の他に、患者リストタブ1701と検査リストタブ1702を備えている。このようなレポート画面363において、操作者が患者リストタブ1701をタップすることで、表示制御部305は図17(b)に示すような患者リスト1710を表示する。患者リスト1710において、黒枠1711は表示中の患者を示すデータを示す一例である。太枠に限らず色の変更やアイコンの付与など、表示中であることが分かる指標を提示することが望ましい。なお、図17(b)に示す患者リスト1710では7人分のリストを表示しているが、患者リスト1710上で、操作者が左から右へのスワイプ操作あるいは右から左へのスワイプ操作をすることで、患者リスト1710に表示する患者を示すデータを変更する。例えば、患者ID00001~ID00007を表示している状態から、左から右へスワイプ操作をすることで、患者ID00008~ID00014を表示する。図17(b)で示すような患者リスト1710上で、操作者は任意の患者を示すデータをタップすることで、表示制御部305はタップした患者を示すデータの最新の検査結果を表示する。
次に、操作者が検査リストタブ1702をタップする場合について説明をする。レポート画面363において、操作者が検査リストタブ1702をタップすることで、表示制御部305は図17(c)に示すような検査リスト1730を表示する。検査リスト1730において、黒枠1731は表示中の検査データを示す一例である。なお、レポート画面363における検査リストにおける操作は、上記実施例で説明したものと同様である。患者リスト1710や検査リスト1730は、一定時間(例えば、3秒程度)、操作者による操作が行われなければ、非表示となり図17(a)で示した状態に戻る。あるいは、患者リストタブ1701や検査リストタブ1702をタップすることで、図17(a)で示した状態に戻るようにしてもよい。なお、患者リストタブ1701や検査リストタブ1702をタップする操作の代わりに、ロングタップ操作によって実行出来るようにしてもよい。
(変形例2)
実施例1~3において、レポート画面での患者を示すデータの切り替えは、左から右へのスワイプ操作で進む、右から左へのスワイプ操作で戻る動作として説明をした。さらに、レポート画面での検査データの切り替えは、上から下へのスワイプ操作で進む、下から上へのスワイプ操作で戻る動作として説明をした。しかし、操作方法はこれに限らない。レポート画面での患者を示すデータの切り替えは、左から右へのスワイプ操作で戻る、右から左へのスワイプ操作で進む動作としてもよい。レポート画面での検査データの切り替えは、上から下へのスワイプ操作で戻る、下から上へのスワイプ操作で進む動作としてもよい。さらには、上下のスワイプ操作による患者を示すデータ切り替えと左右のスワイプ操作による検査データの切り替えは、逆でもよい。すなわち、上下のスワイプ操作によって検査データを切り替えて、左右のスワイプ操作によって患者を示すデータを切り替えるようにしてもよい。これらの設定については、設定画面366で操作者によって設定できる。なお、操作系の変更頻度が低いような場合には、初期設定画面365で設定できてもよい。
(変形例3)
実施例1~3において、指でのタッチパネル操作について説明を行ったがこれに限らない。タッチペンや、マウスなどの入力デバイスを用いて操作を行ってもよい。なお、この場合、指でのタッチパネル操作とマウスのクリック操作とどちらも行うことが出来るものであり、どちらからの入力も受け付けることが出来る。また、キーボードや、その他のデバイスによって操作が行われてもよい。第1の入力操作と第2の入力操作として、マウスとキーボードとのいずれかのデバイスによる異なる種類の操作をそれぞれ設定することで、実施例1~3における検査データの表示の切り替えまたは画面遷移のうちいずれか2の動作を第1の入力操作と第2の入力操作とに応じて行う構成にしてもよい。
(変形例4)
実施例1~3において、異なる患者を示すデータの検査データや同一患者を示すデータの検査データを切り替えて表示する際に、切り替えた検査データのみを表示する例を示したが、これに限らない。表示するデータを切り替える際に、メッセージを表示してもよい。例えば、予期せぬタッチパネル操作による患者の取り違えを防ぐために、異なる患者を示すデータの検査データに切り替える時には、異なる患者を示すデータの検査データに切り替えた旨を示すメッセージを表示してもよい。その際には、メッセージボックスを表示して確認済みの選択(例えば、OKボタン)をすることで異なる患者を示すデータの検査データを切り替えて表示するようにしてもよい。メッセージ表示の有無や確認済みの選択は、初期設定画面365で設定できてもよい。
(その他の実施例)
また、本明細書に開示される技術は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、開示の技術は、上述した様々な実施例及び変形例の1以上の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。コンピュータは、一つ又は複数のプロセッサー若しくは回路を有し、コンピュータ実行可能命令を読み出し実行するために、分離した複数のコンピュータ又は分離した複数のプロセッサー若しくは回路のネットワークを含みうる。
このとき、プロセッサー又は回路は、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッシングユニット(MPU)、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又はフィールドプログラマブルゲートウェイ(FPGA)を含みうる。また、プロセッサー又は回路は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、データフロープロセッサ(DFP)、又はニューラルプロセッシングユニット(NPU)を含みうる。

Claims (38)

  1. タッチパネル操作を検知可能な表示部に、患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示させる表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させ、
    前記検査データを表示する前記レポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、前記第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記表示される検査データの表示を、前記表示される検査データの患者を示すデータとは異なる患者を示すデータの検査データの表示に、切り替える画像処理装置。
  2. 前記表示部は、前記第1のタッチパネル操作と前記第2のタッチパネル操作として、前記表示部に接触する物体の位置を検知し、
    前記第2のタッチパネル操作は、前記検知された位置の移動に関する情報を含むタッチパネル操作であり、
    前記第1のタッチパネル操作は、前記検知された位置の移動に関する情報を含まないタッチパネル操作である請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1のタッチパネル操作は、タップ操作とロングタップ操作とダブルタップ操作とのうち少なくとも一つであり、
    前記第2のタッチパネル操作は、スワイプ操作とフリック操作とドラッグ操作とのうち少なくとも一つである請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記患者画面は、前記レポート画面に表示させる検査データの絞り込み条件の入力を受け付ける条件入力部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記絞り込み条件が入力された状態で前記レポート画面に対し前記第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記絞り込み条件に該当する少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データに表示を切り替える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記レポート画面は、前記レポート画面に表示させる検査データの絞り込み条件の入力を受け付ける条件入力部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記絞り込み条件が入力された状態で前記レポート画面に対し前記第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記絞り込み条件に該当する少なくとも一つの前記検査データのいずれかの検査データに表示を切り替える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記絞り込み条件は、病名と性別と生年月日と人種と検査日と検査日の期間とコメントと他検査実施の有無とのうち少なくとも一つである請求項4又は5に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、入力された前記絞り込み条件をさらに前記レポート画面に表示させる請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、入力された前記絞り込み条件に該当する患者を示すデータと入力された前記絞り込み条件に該当する検査データとの少なくとも一方の総数をさらに前記レポート画面に表示させる請求項4乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記表示部に対する前記第2のタッチパネル操作の向きに応じて、前記レポート画面の表示が切り替わる先の検査データが異なる請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記表示制御部は、
    前記第2のタッチパネル操作が前記表示部に対して横方向の場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの患者を示すデータとは異なる患者を示すデータの検査データの表示に切り替え、
    前記第2のタッチパネル操作が前記表示部に対して縦方向の場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの患者を示すデータと同一の患者を示すデータの異なる検査データの表示に切り替える請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記表示制御部は、
    前記第2のタッチパネル操作が前記表示部に対して縦方向の場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの患者を示すデータとは異なる患者を示すデータの検査データの表示に切り替え、
    前記第2のタッチパネル操作が前記表示部に対して横方向の場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの患者を示すデータと同一の患者を示すデータの異なる検査データの表示に切り替える請求項9に記載の画像処理装置。
  12. タッチパネル操作を検知可能な表示部に、患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示させる表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させ、
    前記検査データを表示する前記レポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、前記第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの患者を示すデータと同一の患者を示すデータの異なる検査データの表示に、切り替える画像処理装置。
  13. 前記第2のタッチパネル操作で入力される移動量に応じて、前記レポート画面に表示された前記検査データが切り替わるデータ数が異なる請求項9乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 前記表示制御部は、
    前記移動量が一定以上の場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データが取得された検査日の、次の検査日に取得された前記検査データの表示に切り替え、
    前記移動量が一定未満の場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの、次の前記検査データの表示に切り替える請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記表示制御部は、
    前記移動量が一定以上の場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データが取得された撮影モードとは異なる撮影モードで取得された前記検査データの表示に切り替え、
    前記移動量が一定未満の場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの次の前記検査データの表示に切り替える請求項13に記載の画像処理装置。
  16. 前記表示制御部は、操作者の指示に応じて、前記レポート画面のレイアウトを切り替える請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  17. 前記表示制御部は、表示部の解像度に応じて、前記レポート画面のレイアウトを自動的に設定する請求項1乃至16のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  18. 前記表示制御部は、
    前記レポート画面に表示させる検査データの患者を示すデータのリストを、前記レポート画面にさらに表示させ、
    前記患者を示すデータのリストから前記患者を示すデータを選択する指示に応じて、前記表示される検査データの表示を、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データの表示に切り替える請求項1乃至17のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  19. 前記表示制御部は、
    前記レポート画面に表示させる検査データのリストを、前記レポート画面にさらに表示させ、
    前記検査データのリストから検査データを選択する指示に応じて、前記表示される検査データの表示を、前記選択された検査データの表示に切り替える請求項1乃至18のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  20. 前記画像処理装置は患者の眼を検査する眼科検査装置と接続可能であり、
    前記表示制御部は、
    前記患者画面と前記レポート画面と前記眼科検査装置を制御する指示を受け付ける撮影画面とを、遷移可能に前記表示部に表示させ、
    前記患者画面と前記レポート画面と前記撮影画面とのうち少なくとも一つに対する前記第2のタッチパネル操作に応じて、前記患者画面と前記レポート画面と前記撮影画面とを互いに画面遷移させる請求項1乃至19のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  21. 前記表示制御部は、前記眼科検査装置の接続を確認できず、かつ、前記患者画面と前記レポート画面とのうち少なくとも一方に対して、前記撮影画面に画面遷移させる前記第2のタッチパネル操作がされた場合、画面遷移を行わず、表示されていた画面の表示を継続する請求項20に記載の画像処理装置。
  22. 前記表示制御部は、前記レポート画面に表示させる前記検査データが存在せず、かつ、前記患者画面と前記撮影画面とのうち少なくとも一方に対して、前記レポート画面に画面遷移させる前記第2のタッチパネル操作がされた場合、画面遷移を行わず、表示されていた画面の表示を継続する請求項20又は21に記載の画像処理装置。
  23. 前記表示制御部は、前記患者画面と前記レポート画面と前記撮影画面とのうち少なくとも一つに対する前記第2のタッチパネル操作がされた際に、画面遷移の後に表示される画面を認識可能なアイコンを前記表示部にさらに表示させる請求項20乃至22のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  24. 前記表示制御部は、前記患者画面と前記レポート画面と前記撮影画面とのうちいずれかの所定の領域に対する前記第2のタッチパネル操作がされた際に、前記患者画面と前記レポート画面と前記撮影画面とをそれぞれ認識可能なアイコンが移動するアニメーションを、前記表示部にさらに表示させる請求項20乃至23のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  25. 前記検査データは、患者の眼を検査することで取得される検査データである請求項1乃至24のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  26. 前記検査データは、被検眼の断層画像とOCTA画像と眼底画像とのうち少なくとも一つである請求項1乃至25のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  27. 操作者の操作によって指示の入力が可能な入力部と、
    患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示部に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させ、
    前記検査データを表示する前記レポート画面が前記表示部に表示されている際に、第1の操作が前記入力部に対し行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、
    前記第1の入力操作とは異なる第2の入力操作が前記入力部に対し行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させず、前記表示される検査データの表示を、前記表示される検査データとは異なる検査データの表示に切り替える画像処理装置。
  28. 患者の眼を検査する眼科検査装置であって、
    タッチパネル操作を検知可能な表示部に、患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示させる表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させ、
    前記検査データを表示する前記レポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、前記第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記表示される検査データの表示を、前記表示される検査データの患者を示すデータとは異なる患者を示すデータの検査データの表示に、切り替える眼科検査装置。
  29. 患者の眼を検査する眼科検査装置であって、
    タッチパネル操作を検知可能な表示部に、患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示させる表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させ、
    前記検査データを表示する前記レポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、前記第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの患者を示すデータと同一の患者を示すデータの異なる検査データの表示に、切り替える眼科検査装置。
  30. 患者の眼を検査する眼科検査装置であって、
    操作者の操作によって指示の入力が可能な入力部と、
    患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示部に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させ、
    前記検査データを表示する前記レポート画面が前記表示部に表示されている際に、第1の操作が前記入力部に対し行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、
    前記第1の入力操作とは異なる第2の入力操作が前記入力部に対し行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させず、前記表示される検査データの表示を、前記表示される検査データとは異なる検査データの表示に切り替える眼科検査装置。
  31. タッチパネル操作を検知可能な表示部に、患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示させる工程と、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させる工程と、
    前記検査データを表示する前記レポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、前記第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記表示される検査データの表示を、前記表示される検査データの患者を示すデータとは異なる患者を示すデータの検査データの表示に、切り替える工程と、
    を含む画像処理装置の制御方法。
  32. タッチパネル操作を検知可能な表示部に、患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示させる工程と、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させる工程と、
    前記検査データを表示する前記レポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、前記第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの患者を示すデータと同一の患者を示すデータの異なる検査データの表示に、切り替える工程と、
    を含む画像処理装置の制御方法。
  33. 患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示部に表示させる工程と、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させる工程と、
    前記検査データを表示する前記レポート画面が前記表示部に表示されている際に、第1の操作が操作者の操作によって指示の入力が可能な入力部に対し行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させる工程と、
    前記第1の入力操作とは異なる第2の入力操作が前記入力部に対し行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させず、前記表示される検査データの表示を、前記表示される検査データとは異なる検査データの表示に切り替える工程と、
    を含む画像処理装置の制御方法。
  34. 請求項31乃至33のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  35. タッチパネル操作を検知可能な表示部に、患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示させる工程と、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させる工程と、
    前記検査データを表示する前記レポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、前記第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記表示される検査データの表示を、前記表示される検査データの患者を示すデータとは異なる患者を示すデータの検査データの表示に、切り替える工程と、
    を含む眼科検査装置の制御方法。
  36. タッチパネル操作を検知可能な表示部に、患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示させる工程と、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させる工程と、
    前記検査データを表示する前記レポート画面に対し、第1のタッチパネル操作が行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させ、前記第1のタッチパネル操作の種類とは異なる種類の第2のタッチパネル操作が行われた場合、前記表示される検査データの表示を、表示されている前記検査データの患者を示すデータと同一の患者を示すデータの異なる検査データの表示に、切り替える工程と、
    を含む眼科検査装置の制御方法。
  37. 患者を示すデータを表示する患者画面と、患者を示すデータごとに管理される少なくとも一つの検査データを表示するレポート画面とを、遷移可能に表示部に表示させる工程と、
    前記患者画面に表示された患者を示すデータのいずれかを選択する指示に応じて、前記選択された患者を示すデータの少なくとも一つの検査データのいずれかの検査データを表示するレポート画面を前記表示部に表示させる工程と、
    前記検査データを表示する前記レポート画面が前記表示部に表示されている際に、第1の操作が操作者の操作によって指示の入力が可能な入力部に対し行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させる工程と、
    前記第1の入力操作とは異なる第2の入力操作が前記入力部に対し行われた場合、前記レポート画面を前記患者画面に遷移させず、前記表示される検査データの表示を、前記表示される検査データとは異なる検査データの表示に切り替える工程と、
    を含む眼科検査装置の制御方法。
  38. 請求項35乃至37のいずれか1項に記載の眼科検査装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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