JP2022182386A - シャンプー組成物及び毛髪処理剤キット - Google Patents

シャンプー組成物及び毛髪処理剤キット Download PDF

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Abstract

【課題】酸化染料又は直接染料による染毛処理後に用いるシャンプー組成物であって、泡性能や洗浄性を維持したもとで毛髪からの染料の流出を有効に防止するものを提供する。【解決手段】(A)疎水性アミノ酸残基の構成比率が高いタンパク質加水分解物、(B)両性界面活性剤及び(C)アニオン性界面活性剤を含有し、組成物の全量を100質量%とした場合に(C)成分の含有量が10質量%以下であるシャンプー組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、シャンプー組成物及び毛髪処理剤キットに関する。更に詳しくは、本発明は、シャンプー組成物、及び、このシャンプー組成物と酸化染毛剤組成物又は染毛料組成物とを含んで構成される毛髪処理剤キットに関する。
各種の界面活性剤を含有するシャンプーには、毛髪のコンディショニング効果や損傷した毛髪の修復効果等を目的として種々のタンパク質加水分解物が配合されることも多い。
特開2002-47147号公報 特開昭63-150212号公報 特開2008-280326号公報
上記の特許文献1は、アニオン性界面活性剤および両性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上と、アルギニン及び/又はその塩を含有し、pHが4~7である、染毛した毛髪に使用するシャンプー組成物に関する。実施例5ではケラチン加水分解物の配合例が見られるが、原料ケラチンの由来や種類は不明であり、ケラチン加水分解物の配合効果についても記載・示唆しない。このシャンプー組成物によれば、染毛後の毛髪のコンディションを整え、色調変化の抑制と色持ちの改良が可能である、としている。
上記の特許文献2は、(A)アニオン性または両性界面活性剤、(B)所定のキレート剤、(C)カルシウムの沈着防止剤として用いる平均分子量400~10,000のペプチドもしくはその誘導体を必須成分とするシャンプー組成物に関する。上記の(C)成分として重量平均分子量1500のケラチン加水分解物を配合した実施例を示す(表3)一方、当該ケラチンとして羽毛ケラチンを例示するが、羽毛ケラチンの具体的な種類は不明である。また、このシャンプー組成物は洗浄・起泡性に優れると共に、パーマネントウエーブ処理等により傷んだ毛髪に対するコンディショニング効果も優れるとしている。(C)成分の配合目的は、損傷した毛髪に対する、シャンプー時の水道水由来のカルシウムの沈着防止であり、上記(A)成分との併用下における染毛剤や染毛料との関係の記載は見出せない。
上記の特許文献3は、羽毛を包含する獣毛由来のケラチンを加水分解して得た数平均分子量300~1000のケラチン分解物を液剤として毛髪に浸透させた後、酸含有液剤を塗布してケラチン分解物を再度高分子化する、染毛のための前処理方法に関する。この方法により、毛髪コンディショニング効果を期待できる他、染毛剤による染色性が向上する、としている。従って本発明はシャンプーに関せず、特に染毛処理後に用いるシャンプー組成物とは接点がない。また、上記のケラチン分解物含有液剤や酸含有液剤は任意成分として各種の界面活性剤を含有し得るが、実施例では専らカチオン界面活性剤のみを配合している。
ところで、各種界面活性剤を含有するシャンプー組成物において、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤を併用する場合は多い。これらの両界面活性剤を併用したシャンプーは、洗浄性と共に泡立ち、泡持ち、泡質等も優れるとされる。以下、「泡性能」と言うときは、泡立ち、泡持ち、泡質と言う泡に関する特性を一括して指している。
上記のアニオン性界面活性剤と両性界面活性剤を併用したシャンプーが洗浄性と泡性能に優れる理由は、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤の配合効果に加え、両者間の一定の相互作用に起因すると考えられる。しかし本願発明者の研究によれば、このようなシャンプーを染毛処理後の毛髪に対して用いると、毛髪からの染料の流失(色落ち)や、それに伴う染毛色調の変化(褪色)が無視できない程度に起こると言う問題が判明した。
そこで本発明は、酸化染毛剤や染毛料による染毛処理後に用いるシャンプーにおいて、シャンプーとしての優れた泡性能と洗浄性を維持したままで、色落ち等の問題を解消することを、解決すべき技術的課題とする。本願発明者は、上記課題の解決手段を究明する過程で以下の二つの点に着眼し、本願発明を完成するに至った。
第1の着眼点:染毛処理後のシャンプー時における酸化染料重合体や直接染料の色落ちは、基本的に毛髪に付着した埃や皮脂等の汚れ落ちと同列の洗浄現象と考えられる。しかし、酸化染料重合体は毛髪内部に食い込んでおり、直接染料は毛髪表面にイオン結合した状態にあって、単に付着している埃や皮脂等とは毛髪からの落ち難さが異なる。換言すれば、シャンプーの洗浄性を弱めて「毛髪の汚れは十分に落ちるが、染料は色落ちし難い」程度に調節できる可能性がある。そのためには、洗浄性の主力であるアニオン性界面活性剤の配合量を低減させることが考えられる。
第2の着眼点:上記第1の着眼点に従い、アニオン性界面活性剤の配合量を低減させた場合は、シャンプーの優れた泡性能も有意に損なわれる。そこで、アニオン性界面活性剤の配合量の低減を、起泡性を持つアニオン性成分の追加配合により補償することを検討した結果、水鳥の羽毛由来のケラチン加水分解物に辿り着いた。
この加水分解物の追加配合により泡性能が向上した。また、シャンプーの優れた泡性能と洗浄性がバランス良く維持されたので、アニオン性界面活性剤の場合と同様、両性界面活性剤との間での一定の相互作用が生じていると推定される。更にこの加水分解物は通常のタンパク質加水分解物と異なり、疎水性アミノ酸残基の構成比率が高いと言う特長を持ち、従って毛髪との親和性が高く、毛髪中に浸透し易いと言う利点も期待できる。
(第1発明)
上記課題を解決するための本願第1発明は、(A)疎水性アミノ酸残基の構成比率が高いタンパク質加水分解物、(B)両性界面活性剤及び(C)アニオン性界面活性剤を含有し、組成物の全量を100質量%とした場合に(C)成分の含有量が10質量%以下であるシャンプー組成物である。
この第1発明に関し、水鳥の羽毛由来のケラチンは疎水性アミノ酸残基の構成比率が高いタンパク質であることが知られており、この点が水上又は水中での水鳥の自由な活動に関係していると推測される。
(第2発明)
上記課題を解決するための本願第2発明では、前記第1発明のシャンプー組成物における(A)成分が水鳥の羽毛由来のケラチン加水分解物である。
(第3発明)
上記課題を解決するための本願第3発明では、前記第1発明又は第2発明のシャンプー組成物における(C)成分の含有量が0.1質量%以上である。
(第4発明)
上記課題を解決するための本願第4発明では、前記第1発明~第3発明のいずれかに係るシャンプー組成物における(B)成分及び(C)成分の合計含有量に対する(A)成分の含有量の質量比(A)/〔(B)+(C)〕が0.001~1.5の範囲内である。
(第5発明)
上記課題を解決するための本願第5発明では、前記第1発明~第4発明のいずれかに係るシャンプー組成物が更に(D)タウリンを含有する。
(第6発明)
上記課題を解決するための本願第6発明では、前記第1発明~第5発明のいずれかに係るシャンプー組成物のpHが3~7の範囲内である。
(第7発明)
上記課題を解決するための本願第7発明は、酸化染毛剤組成物又は直接染料を含有する染毛料組成物と、第1発明~第6発明のいずれかに係るシャンプー組成物と、を含んで構成される毛髪処理剤キットである。
この第7発明に係るシャンプー組成物は、酸化染毛剤組成物又は染毛料組成物を用いた染毛処理の後のシャンプーに用いるものであるが、酸化染毛剤組成物又は染毛料組成物と、シャンプー組成物との両者が外見上明白なキット商品として包装されることもあるが、外見上両者が別個に包装・販売されつつ、それらの商品説明等においてキットとして関連付けられることもある。
(第1発明の効果)
第1発明のシャンプー組成物では、界面活性剤として(B)両性界面活性剤及び(C)アニオン性界面活性剤を含有し、組成物の全量を100質量%とした場合に(C)成分の含有量が10質量%以下であるので、シャンプーの洗浄性が、埃や皮脂等の汚れは十分に落ちるが、染料の色落ちは有意に抑制される程度に抑えられる。しかも、アニオン性界面活性剤の含有量を10質量%以下としたことによる起泡性等の泡性能の低下は、(A)成分の配合により補償される。
(第2発明の効果)
(A)成分の具体的な種類は限定されないが、水鳥の羽毛由来のケラチン加水分解物が特に好ましい。
(第3発明の効果)
(C)成分の含有量が余りに少ないと、シャンプー組成物における優れた泡性能と洗浄性の両立と言う観点から懸念があるので、(C)成分の含有量が0.1質量%以上であることが、より好ましい。
(第4発明の効果)
質量比(A)/〔(B)+(C)〕が0.001~1.5の範囲内であると、シャンプー組成物における優れた泡性能と洗浄性を両立させ、シャンプー時の染料の色落ちも抑制する上で特に好ましい。
(第5発明の効果)
シャンプー組成物が更に(D)タウリンを含有すると、第1発明の効果が一層向上する。その理由は、タウリンの配合により毛髪の収れん作用が促され、染料の流出(色落ち)を防ぐからである、と考えられる。
(第6発明の効果)
シャンプー組成物のpHが3以上であると、染毛後の毛髪の色変化が起こり難い。また、シャンプー組成物のpHが7以下であると、染毛によって膨潤した毛髪が収れんし、染料の流出を防ぐ。
(第7発明の効果)
酸化染毛剤組成物又は染毛料組成物による染毛処理後に用いるシャンプー組成物を、当該酸化染毛剤組成物又は染毛料組成物と組み合わせて毛髪処理剤キットとして提供すると、顧客にとって便利である。
次に、本発明を実施するための形態を、その最良の形態を含めて説明する。本発明の技術的範囲は、以下の実施形態によって限定されるものではない。
〔シャンプー組成物〕
本発明に係るシャンプー組成物は、(A)成分として疎水性アミノ酸残基の構成比率が高いタンパク質加水分解物を含有し、(B)成分として両性界面活性剤を含有し、(C)成分として、組成物の全量を100質量%とした場合に10質量%以下のアニオン性界面活性剤を含有する。好ましくは、更に(D)成分としてタウリンを含有する。これらの成分については、詳しくは後述する。
シャンプー組成物の使用方法は特段に限定されず、通常のシャンプーとしても使用できるが、好ましくは、酸化染毛剤組成物又は染毛料組成物による染毛処理の直後あるいは一定時間の経過後のシャンプーに用いる。酸化染毛剤組成物又は染毛料組成物による染毛処理の後、リンスやトリートメントを介在させてから用いることもできる。
この場合の染毛料組成物に含有される直接染料の種類は限定されないが、酸性染料や塩基性染料等のイオン性直接染料を含むことが、より好ましい。
シャンプー組成物の剤型は、公知の各種の剤型の内から任意に選択することができる。例えば、液体状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状、噴霧式による霧状、エアゾールフォーム等を例示することができる。とりわけ液体状及びゲル状が好適である。
シャンプー組成物のpHは限定されないが、「第6発明の効果」の欄で述べた理由からpH3~7が好ましく、特にpH4~6が好ましい。シャンプー組成物は、第7発明として前記したように、酸化染毛剤組成物又は直接染料を含有する染毛料組成物と組み合わせた毛髪処理剤キットとして提供することもできる。
〔シャンプー組成物の重要成分〕
((A)成分)
(A)成分である疎水性アミノ酸残基の構成比率が高いタンパク質加水分解物として、特に好ましいものが水鳥の羽毛由来のケラチン加水分解物である。「水鳥」とは、淡水や海水の水上又は水中で行動することがある鳥類を言い、カモ、アヒル、鵜、カイツブリ、白鳥、ペンギン、カモメ等の多様な水鳥が例示される。これらの水鳥は、その行動特性から、羽毛のケラチンにおける疎水性アミノ酸残基の構成比率が高いと言う遺伝的形質を備えたと考えられる。
水鳥の羽毛由来のケラチン加水分解物について、その分子量の程度は特段に限定されないが、平均分子量が10,000を超えるような過大な分子量のものは、「第2の着眼点」の欄で述べた毛髪中への浸透が困難となる恐れがある。好適な分子量としては、例えばゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法による数平均分子量が200~4,000程度、より好ましくは300~3,000程度、特に好ましくは400~2,000程度である。ケラチン加水分解物としては塩形態も含む。
シャンプー組成物中における(A)成分の含有量は限定されないが、組成物の全量を100質量%とした場合に、好ましくは0.01~10質量%の範囲内、特に好ましくは0.3~5質量%の範囲内、より特に好ましくは0.2~1質量%である。
((B)成分)
(B)成分である両性界面活性剤としては、アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤が挙げられる。
アミノ酸型両性界面活性剤としては、N-ラウロイル-N’-カルボキシメチル-N’-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム(ラウロアンホ酢酸Na)、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、パーム油脂肪酸アシル-N-カルボキシエチル-N-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等のグリシン型両性界面活性剤、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤等が例示される。これらの中で、泡性能と洗浄性の観点から、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤等が好ましく、特にラウリルアミノプロピオン酸ナトリウムが好ましい。
ベタイン型両性界面活性剤の具体例としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤等が例示される。これらの中で、泡性能と洗浄性の観点から、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤が好ましく、特にヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタインが好ましい。
シャンプー組成物における両性界面活性剤の含有量は限定されないが、組成物の全量を100質量%とした場合に、好ましくは0.1~30質量%の範囲内、特に好ましくは0.5~20質量%の範囲内、より特に好ましくは1~15質量%の範囲内、とりわけより特に好ましいのは4~12質量%である。
((C)成分)
(C)成分は、アニオン性界面活性剤である。
アニオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(以下POEと略す)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸ナトリウム、高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、硫酸化ヒマシ油、ラウリルリン酸、POEオレイルエーテルリン酸、テトラデセンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、スルホコハク酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン、POEラウリルエーテル酢酸ナトリウム等を例示できる。これらの中で、泡性能と洗浄性の観点から、ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミンが好ましく、特にラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミンが好ましい。
シャンプー組成物におけるアニオン性界面活性剤の含有量は、組成物の全量を100質量%とした場合に10質量%以下であるが、より好ましくは9質量%以下、特に好ましくは8質量%以下である。一方、その含有量の下限値は特に限定されないが、「第3発明の効果」欄で述べた理由から0.1質量%以上であることが好ましく、0.5質量%以上であることがより好ましく、1質量%以上であることが特に好ましく、5質量%以上であることがより特に好ましい。
((A)成分~(C)成分の含有量の質量比)
シャンプー組成物における(B)成分及び(C)成分の合計含有量に対する(A)成分の含有量の質量比(A)/〔(B)+(C)〕は限定されないが、0.001~1.5の範囲内が好ましく、0.003~1の範囲内がより好ましく、0.005~0.7の範囲内が特に好ましい。0.001~1.0の範囲内が好ましく、0.005~0.5の範囲内がより好ましく、0.01~0.07の範囲内が特に好ましい。
((D)成分)
(D)成分は、アミノスルホン酸のタウリンである。シャンプー組成物がタウリンを含有すると、「第4発明の効果」欄で前記した理由から好ましい。シャンプー組成物におけるタウリンの含有量は適宜に決定することができるが、組成物の全量を100質量%とした場合に、例えば、0.01~5質量%の範囲内、より好ましくは0.05~3質量%の範囲内とすることができる。
〔シャンプー組成物におけるその他の成分〕
本発明のシャンプー組成物には、上記の(A)成分~(D)成分の他に、シャンプー組成物としての特質及び本発明の効果を阻害しない限りにおいて、油性成分、(B)、(C)成分以外の界面活性剤、高分子物質、(A)成分以外のタンパク加水分解物、pH緩衝成分、糖類、(C)成分以外のアミノ酸、ビタミン類、セラミド、キレート剤、香料、殺菌・防腐剤、紫外線吸収剤、噴射剤、増粘剤、動植物抽出物等の1種又は2種以上を、必要に応じあるいは任意に配合できる。これらの内の幾つかの成分についての具体例を以下に列挙する。
(油性成分)
油性成分としては、シリコーン誘導体、多価アルコール、油脂、ロウ類、高級アルコール、高級脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル、エステル類等が挙げられる。
シリコーン誘導体としては、ジメチルポリシロキサンやその末端ヒドロキシ変性体(例えばジメチコノール)、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリエーテル変性シリコーン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、アミノ変性シリコーン、ジメチコン/ビニルジメチコンクロスポリマー、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、等が挙げられ、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ジメチコノール又はポリエーテル変性シリコーンが特に好ましい。
多価アルコールとしては、グリコール類、グリセリン類、脂環式ポリオール等が挙げられる。グリコール類としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3-ブチレングリコール等が例示され、グリセリン類としては、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等が例示され、脂環式ポリオールとしては、シクロペンタンのポリオールや、イノシトール等のシクロヘキサンのポリオールが例示される。
油脂としては各種の植物油、動物油等が挙げられる。ロウ類としてはミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油、ラノリン等が挙げられる。
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール(セタノール)、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、2-ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、ラノリンアルコール等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、リノール酸、リシノール酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられる。
アルキルグリセリルエーテルとしては、バチルアルコール(モノステアリルグリセリルエーテル)、キミルアルコール(モノセチルグリセリルエーテル)、セラキルアルコール(モノオレイルグリセリルエーテル)、イソステアリルグリセリルエーテル等が挙げられる。
エステル類としては、任意のモノカルボン酸エステル、ジカルボン酸モノエステル及び前記(B)成分以外のジカルボン酸ジエステルが挙げられる。例えば、シュウ酸、コハク酸、セバシン酸、アジピン酸等のジカルボン酸の各種モノエステルが挙げられる。また、乳酸、酢酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、リシノール酸、オクタン酸、イソオクタン酸等のモノカルボン酸の各種エステルも挙げられる。
(界面活性剤)
界面活性剤としては、前記(B)、(C)成分以外の、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、メチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム、クオタニウム-91(INCI名称)、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、N,N-ジ(アシロキシ)-N-(ヒドロキシエチル)-N-メチルアンモニウムメトサルフェート等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、POEアルキルエーテル類、POEアルキルフェニルエーテル類、POE・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、POEソルビタン脂肪酸エステル類、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド等の脂肪族アルカノールアミド、POEアルキルグルコシド、ポリオキシアルキレンアルキルジエーテル類等が挙げられる。
(高分子物質)
高分子物質としては、カチオン性ポリマーであるポリクオタニウム-4やポリクオタニウム-10(いずれもINCI名称)等のカチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、カチオン化デンプン、第四級化ポリビニルピロリドン誘導体、ジアリル第四級アンモニウム塩重合物誘導体等が挙げられる。
カルボキシビニルポリマー等のアニオン性ポリマー、ジアリル4級アンモニウム塩/アクリル酸共重合体等の両性ポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース塩等のセルロース誘導体も挙げられる。
(タンパク加水分解物)
前記(A)成分を除くタンパク加水分解物としては、コラーゲン、水鳥の羽毛以外の由来のケラチン、エラスチン、フィブロイン、エッグ、シルク、コンキオリン、カゼイン、ゼラチン等の蛋白質、コメ、コムギ、オオムギ、カラスムギ、ダイズ、エンドウ、アーモンド、ブラジルナッツ、ジャガイモ及びトウモロコシ等の植物から得られるタンパク質を酸、アルカリ、酵素等により加水分解したタンパク加水分解物が挙げられる。
(pH緩衝成分)
pH緩衝成分としては、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、コハク酸、アンモニア、モルフォリン等の揮発性アルカリ成分、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール等のアミノアルコール類、L-アルギニン、L-リジン、L-ヒスチジン等の塩基性アミノ酸等が挙げられる。
以下に本発明の実施例を、対応する比較例と共に説明する。本発明の技術的範囲は、これらの実施例、比較例によって限定されない。
〔実施例及び比較例の調製〕
末尾の表1~表3に示す実施例1~23に係るシャンプー組成物及び末尾の表4に示す比較例1~7に係るシャンプー組成物を常法に従い調製した。各表の「成分名」の欄に記載した成分について、その左側欄外に、本発明の(A)~(D)成分であるものには、それぞれ「(A)」~「(D)」と付記した。
表中に「(A)加水分解ケラチン末」と表記して平均分子量(GPC法による数平均分子量)を付記した成分は、東洋羽毛工業(株)製の商品であって、平均分子量750のものが「ケラタイドTK-B」、平均分子量1440のものが「ケラタイドSH-Q」である。「加水分解ケラチン末(羊毛)」と表記した成分は、(株)成和化成製の商品名「プロモイスWK-HQ」である。成分名「防腐剤」は、具体的にはフェノキシエタノールである。
各表において、成分の含有量を示す数値は質量%単位の表記であり、酒石酸(pH調節剤)又はL-アルギニン(pH調節剤)の「適量」とは、当該実施例又は比較例のシャンプー組成物を「pH」の欄に示すpH値にするのに適宜な量を意味する。なお、pHの測定は、シャンプー組成物の10%水溶液をHORIBA社製pH-METER F-22を用いて測定した。
なお、表1~表3に示す実施例1~23に係るシャンプー組成物について、本願第4発明に記載する質量比(A)/〔(B)+(C)〕の数値を記載していないが、その数値を、各実施例の表記と併せて、順次、以下に述べる。大半の数値は四捨五入の計算処理を含む概数である。
(実施例1:0.031)、(実施例2:0.006)、(実施例3:0.019)、(実施例4:0.06)、(実施例5:0.13)、(実施例6:0.31)、(実施例7:0.63)、(実施例8:0.063)、(実施例9:0.05)、(実施例10:0.042)、(実施例11:0.033)、(実施例12:0.029)、(実施例13:0.023)、(実施例14:0.05)、(実施例15:0.042)、(実施例16:0.036)、(実施例17:0.029)、(実施例18:0.026)、(実施例19:0.031)、(実施例20:0.031)、(実施例21:0.031)。
〔実施例及び比較例の評価〕
(洗浄性)
評価方法
表1~表4に示す実施例1~23及び比較例1~7に係るシャンプー組成物について、それぞれ10名のパネラーが通常通り頭髪に使用し、使用後の「さっぱり感」を指標として洗浄性が良いか否かを評価した。
評価基準
「洗浄性が良い」と回答したパネラーが7名以上であった場合はランク「5」、6名であった場合はランク「4」、5名であった場合はランク「3」、2~4名であった場合はランク「2」、0~1名であった場合はランク「1」とした。その評価の結果を各表の「洗浄性」の欄に示す。
(泡性能)
評価方法
表1~4に示す実施例1~23及び比較例1~7に係るシャンプー組成物について、それぞれ10名のパネラーが通常通り頭髪に使用し、泡立ち、泡持ち、泡質の総合評価としての泡性能が良いか否かを評価した。
評価基準
「泡性能が良い」と回答したパネラーが7名以上であった場合はランク「5」、6名であった場合はランク「4」、5名であった場合はランク「3」、2~4名であった場合はランク「2」、0~1名であった場合はランク「1」とした。その評価の結果を各表の「泡性能」の欄に示す。
(色持ち:酸化染料)
評価方法
長さ約10cmの黒髪毛束を準備し、各黒髪毛束をホーユー(株)製の脱色剤「ビューティーン ベースアップブリーチを用いて常法により脱色処理を2回繰り返した後、ホーユー(株)製のヘアカラー剤「プロマスター R9/8」を用いて染色することで、試験用の毛束サンプルを作成した。
表1~4に示す実施例1~23及び比較例1~7に係るシャンプー組成物を用いて試験用の毛束サンプルを常法に従って洗浄した後に温水で洗い流す工程を5回繰り返した。その後、毛束サンプルをドライヤーで乾燥させる乾燥処理を行った。
評価基準
シャンプーを5回行った各実施例及び比較例に係る上記毛束サンプルについて、それぞれ10名のパネラーがシャンプー前との比較で色持ちが良いか否かを評価した。「色持ちが良い」と回答したパネラーが7名以上であった場合はランク「5」、6名であった場合はランク「4」、5名であった場合はランク「3」、2~4名であった場合はランク「2」、0~1名であった場合はランク「1」とした。その評価の結果を各表の「色持ち(酸化染料)の欄に示す。
(色持ち:染毛料)
評価方法
長さ約10cmの黒髪毛束を準備し、各黒髪毛束をホーユー(株)製の脱色剤「ビューティーン ベースアップブリーチを用いて常法により脱色処理を2回繰り返した後、酸性染料を配合したホーユー(株)製の染毛料「グラマージュ ヘアマニキュア ストロベリーレッド」と、塩基性染料を配合したホーユー(株)製の染毛料「ビューティーン ポイントカラークリーム ファイアレッド」とをそれぞれ用いて染色することで、2通りの試験用毛束サンプルを作成した。
表5に示すように、実施例1及び比較例1に係るシャンプー組成物を用いて2通りの試験用毛束サンプルを常法に従い洗浄した後に温水で洗い流す工程を5回繰り返した。その後、毛束サンプルをドライヤーで乾燥させる乾燥処理を行った。
評価基準
実施例1、比較例1に係るシャンプー組成物でそれぞれ洗浄した上記2通りの毛束サンプルについて、それぞれ10名のパネラーがシャンプー前との比較で色持ちが良いか否かを評価した。「色持ちが良い」と回答したパネラーが7名以上であった場合はランク「5」、6名であった場合はランク「4」、5名であった場合はランク「3」、2~4名であった場合はランク「2」、0~1名であった場合はランク「1」とした。その評価の結果を表5の「色持ち(酸性染料)」及び「色持ち(塩基性染料)」の欄に示す。
Figure 2022182386000001
Figure 2022182386000002
Figure 2022182386000003
Figure 2022182386000004
Figure 2022182386000005
本発明によれば、酸化染料又は直接染料による染毛処理後に用いるシャンプー組成物であって、泡性能や洗浄性を維持したもとで毛髪からの染料の流出を有効に防止するものが提供される。

Claims (7)

  1. (A)疎水性アミノ酸残基の構成比率が高いタンパク質加水分解物、(B)両性界面活性剤及び(C)アニオン性界面活性剤を含有し、組成物の全量を100質量%とした場合に(C)成分の含有量が10質量%以下であるシャンプー組成物。
  2. 前記(A)成分が水鳥の羽毛由来のケラチン加水分解物である請求項1に記載のシャンプー組成物。
  3. 前記(C)成分の含有量が0.1質量%以上である請求項1又は請求項2に記載のシャンプー組成物。
  4. 前記(B)成分及び(C)成分の合計含有量に対する(A)成分の含有量の質量比(A)/〔(B)+(C)〕が0.001~1.5の範囲内である請求項1~請求項3のいずれかに記載のシャンプー組成物。
  5. 更に、(D)タウリンを含有する請求項1~請求項4のいずれかに記載のシャンプー組成物。
  6. pHが3~7の範囲内である請求項1~請求項5のいずれかに記載のシャンプー組成物。
  7. 酸化染毛剤組成物又は直接染料を含有する染毛料組成物と、請求項1~請求項6のいずれかに記載のシャンプー組成物と、を含んで構成される毛髪処理剤キット。
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