JP2022180030A - 包装体 - Google Patents

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【課題】振動や衝撃に対する耐性が高く、流通過程における事故が生じ難い包装体であって、電子レンジの加熱によって自動的に通蒸する通蒸機構を備えた包装体を提案するものである。【解決手段】フランジ部3を有する容器本体2のフランジ部に、シーラント層7を有する蓋材4をヒートシールしてなる包装体1であって、水を封入して蓋材で密封した容器本体を電子レンジで加熱した際に、発生する水蒸気によってシールが剥離するフランジ部の部分を優先通蒸領域8と定義したとき、フランジ部の前記優先通蒸領域内に部分的に切削加工が施されており、該切削加工部9は、フランジ部の内側から外側に亘って連通して形成されることはなく、またフランジ部の厚さを貫通する深さではなく、前記切削加工が施された部分の面積の、前記優先通蒸領域の面積に対する割合が、5%以上90%以下であることを特徴とする包装体である。【選択図】図1

Description

本発明は包装体に関し、特に密封された状態のまま電子レンジで加熱した場合に、発生した水蒸気が自動的に抜ける通蒸機構を備えた包装体に関する。
近年、電子レンジを用いた調理方法が普及するのに伴い、内容物を容器から一旦取り出して別の耐熱性の器などに移してから加熱するという煩雑を避けるために、容器のまま加熱することが可能な包装容器が注目されている。
この時、加熱に伴って発生する水蒸気によって容器が爆発したりすることを避けるため、加熱前に、一部のシール部を剥がして開封しておくことが指示されている容器がある。しかし、このような注意書きが守られず、電子レンジ内で爆発や飛散等が生じる事故が後を絶たないのが、実態である。
そこで、事前に開封することなく、そのまま加熱しても、発生した水蒸気が自動的に抜ける、いわゆる通蒸機構を備えた包装体が提案されている。特許文献1に記載された包装材料は、合成樹脂製延伸フィルムに切断線を刻設し、ここに低融点のヒートシール剤を介して未延伸フィルムを貼り合わせた包装材料である。
特許文献1に記載された包装材料を用いた包装体は、未開封の状態で電子レンジで加熱すると、延伸フィルムに刻設した切断線の部分の未延伸フィルムが加熱によって破壊して開口し、ここから発生した水蒸気が逃げるため、爆発等の事故を防止することができるとしたものである。
特許文献1に記載された包装材料を用いた包装体は、包装材料の強度を担う延伸フィルムに切断線を刻設したことにより、この部分の強度が弱くなることが避けられない。このため、例えば包装体を誤って落下させたりした場合に、この切断線の部分が裂けてピンホールが生じたりする恐れがあるばかりでなく、流通過程における振動や荷扱いによってもこのような事故が生じる恐れがあった。
特許第4817583号公報
本発明の解決しようとする課題は、振動や衝撃に対する耐性が高く、流通過程における事故が生じ難い包装体であって、電子レンジの加熱によって自動的に通蒸する通蒸機構を備えた包装体を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、フランジ部を有する容器本体のフランジ部に、シーラント層を有する蓋材をヒートシールしてなる包装体であって、水を封入して蓋材で密封した容器本体を電子レンジで加熱した際に、発生する水蒸気によってシールが剥離するフランジ部の部分を優先通蒸領域と定義したとき、フランジ部の前記優先通蒸領域内に部分的に切削加工が施されており、該切削加工部は、フランジ部の内側から外側に亘って連通して形成されることはなく、またフランジ部の厚さを貫
通する深さではなく、前記切削加工が施された部分の面積の、前記優先通蒸領域の面積に対する割合が、5%以上90%以下であることを特徴とする包装体である。
本発明に係る包装体は、容器本体の形状によって本来的に通蒸し易い部分である優先通蒸領域に切削加工を施したことにより、電子レンジで加熱した際に自動的に通蒸する機能が安定して発揮される。
また、請求項2に記載の発明は、前記蓋材が、合成樹脂延伸フィルム基材と易剥離性シーラント層を有することを特徴とする請求項1に記載の包装体である。
また、請求項3に記載の発明は、前記蓋材が、ガスバリア層を有することを特徴とする請求項2に記載の包装体である。
また、請求項4に記載の発明は、容器本体の形状が長方形状であり、優先通蒸領域が4隅に存在し、そのうちの1箇所以上に切削加工が施されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の包装体である。
また、請求項5に記載の発明は、容器本体の形状が対向する直線状の2辺を有する小判形形状であり、優先通蒸領域が、直線状の2辺の両端部の計4箇所に存在し、そのうちの1箇所以上に切削加工が施されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の包装体である。
本発明に係る包装体は、容器本体の形状によって本来的に通蒸し易い部分である優先通蒸領域に切削加工を施したことにより、電子レンジで加熱した際に自動的に通蒸する機能が安定して発揮される。
また、切削加工部は、フランジ部を水平方向にも垂直方向にも貫通することなく設けられているため、落下の衝撃や、輸送時の振動に対する必要な耐性が保持されている。
切削加工部の面積を、優先通蒸領域の面積の5%以上90%以下と規定したことにより、通蒸安定性と、落下や振動に対する耐性とが安定して両立する。
請求項2に記載の発明のように、蓋材が、合成樹脂延伸フィルム基材と易剥離性シーラント層を有するものである場合には、安定した通蒸性と落下や振動に対する耐性とをより安定して発揮することができる。
請求項3に記載の発明のように、蓋材が、ガスバリア層を有する場合には、包装体に長期保存性を付与することが可能となる。
請求項4あるいは5に記載の発明のように、容器本体の形状が長方形状や小判形形状である場合には、優先通蒸領域が4隅に存在し、この部分に切削加工を施すことにより、本発明の特徴を最大限に発揮することができる。
図1は、本発明に係る包装体の一実施態様を示した平面説明図であり、容器本体の形状が長方形状の例である。 図2は、図1のA-A´断面の構造を示した断面説明図である。 図3は、本発明に係る包装体の他の実施態様を示した平面説明図であり、容器本体の形状が長方形状で、切削加工部の形状が円形の例である。 図4は、図3のB-B´断面の構造を示した断面説明図である。 図5は、本発明に係る包装体の他の実施態様を示した平面説明図であり、容器本体の形状が小判形形状で、切削加工部の形状が台形類似形状の例である。 図6は、本発明に係る包装体に用いる蓋材の他の実施例を示した断面説明図である。 図7は、実施例の包装体の容器本体の形状を示した平面模式図である。 図8は、図7の容器本体に内容物を収納して蓋材をシールした包装体の断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る包装体について詳細に説明する。図1は、本発明に係る包装体1の一実施態様を示した平面説明図であり、容器本体2の形状が長方形状の例である。図2は、図1のA-A´断面の構造を示した断面説明図である。図3は、本発明に係る包装体の他の実施態様を示した平面説明図であり、容器本体の形状が長方形状で、切削加工部の形状が円形の例である。図4は、図3のB-B´断面の構造を示した断面説明図である。
本発明に係る包装体1は、フランジ部3を有する容器本体2のフランジ部に、シーラント層7を少なくとも有する蓋材4をヒートシールしてなる包装体である。なお図1では、説明の都合上、蓋材4は透明なものとして図では省略されている。
ここで、空の容器本体に水を封入して蓋材で密封した包装体を電子レンジで加熱した際に、発生する水蒸気によってシールが最終的に剥離するフランジ部の部分を優先通蒸領域と定義すると、図1に示したように、容器本体の形状が長方形状あるいは正方形状である場合、優先通蒸領域は、容器本体の4隅に図に示したような形状で出現する。
図5は、本発明に係る包装体1の他の実施態様を示した平面説明図であり、容器本体2の形状が対向する直線状の2辺を有する小判形形状の例である。このような形状の場合、優先通蒸領域は、図に示したように直線状の2辺の両端部の計4箇所に富士山形に出現する。この部分は、曲率が変動する箇所の近傍とも表現できる。
特に図示しないが、容器本体の形状が円形である場合には、フランジ部全域が優先通蒸領域となる。
本発明に係る包装体1においては、フランジ部3の優先通蒸領域8内に部分的に切削加工が施されていることを特徴とする。切削加工部9は、フランジ部3の内側から外側に亘って連通して形成されることはなく、またフランジ部3の厚さを貫通する深さではない。またさらに、切削加工が施された部分の面積の、優先通蒸領域8の面積に対する割合が、5%以上90%以下であることを特徴とする。
切削加工部9の形状としては、図1に示したような、複数の直線でも良いし、図3に示したような円形でも良い。図5の例では、富士山形の優先通蒸領域の頂上部分に設けられている。このように、切削加工部9の形状については、特に制約はないが、例えば直線状
の場合であると、図1のように、容器本体の外側に向かって放射状に形成した場合と、これに垂直な方向に同数形成した場合を比較すると、放射状に形成した場合の方が、通蒸が円滑に行われることが確かめられている。
図に示した例ではいずれの場合であっても、切削加工部9は、フランジ部3の内側から外側に亘って連通して形成されておらず、またフランジ部3の厚さを貫通する深さではない。またさらに、切削加工が施された部分の面積の、優先通蒸領域8の面積に対する割合が、5%以上90%以下である。
切削加工部9が、フランジ部3の内外を連通して設けられたり、フランジ部3を貫通するような深さであると、密封不良の原因となる恐れがある。また、切削加工が施された部分の面積の、優先通蒸領域8の面積に対する割合が、5%未満であると、切削加工による通蒸促進の効果が薄れてしまうことが実験的に確かめられている。また、この割合が90%を超えるようであると、輸送時の振動や衝撃に対する耐性が不十分となることも同様に判明している。
切削加工部9は、容器本体2を成形した後に後加工として実施しても良いし、成形と同時に行っても良い。切削加工部9を形成する方法としては、文字通り刃物を用いた切削加工でも良いし、刻印のように加熱した治具を押し当てる方法等でも良い。切削加工部9は、優先通蒸領域8が複数箇所ある場合には、そのうちの1箇所以上に設ける。
容器本体2の材質については、特に制約はないが、電子レンジ加熱に対する耐熱性や、成形性、コスト等を考慮すると、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアミド樹脂等の耐熱性汎用樹脂が適している。複層シートとして、内部にガスバリア性の樹脂層を設けても良い。
容器本体2の成形方法については、真空成形法や、真空圧空成形法が最も一般的であるが、特に制約はない。雄型、雌型を用いたプレス成形法や、射出成形法も可能である。
蓋材4については、容器本体2に熱シールして密封する必要性から、シーラント層7は必須である。シーラント層7の材質としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン-αオレフィン共重合体、エチレン-メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン-エチレンランダム共重合体、プロピレン-エチレンブロック共重合体、プロピレン-αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等が使用される。市販のイージーピールシーラントフィルムも好適に用いられる。
シーラント層7を保持するための基材としては、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアミド樹脂、紙等を用いることができる。
蓋材の基材には、印刷加工を伴うことが多いため、印刷加工適性に優れた各種合成樹脂延伸フィルムは好適に用いられる。例を挙げれば、延伸ポリプロピレン樹脂フィルム(OPP)、延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム(PET)、延伸ポリアミドフィルム(Oナイロン)等である。
蓋材4としては、複数のシートを貼り合わせて用いられる場合が多い。貼り合わせには、接着剤を用いたドライラミネートや、溶融押出樹脂によるルーダーラミネート等が用いられる。
蓋材4にガスバリア性が求められる場合には、ガスバリア性を有する層を設けることができる。図6は、本発明に係る包装体1に用いる蓋材4の他の実施例を示した断面説明図である。この例では、合成樹脂延伸フィルム基材5とガスバリア層6とシーラント層7が貼り合わせられている。なお、図では接着層は省略されている。
ガスバリア層6としては、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム、ガスバリア性ナイロンフィルム、ガスバリア性ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等のガスバリア性フィルムや、PETフィルム等にアルミニウム等の金属を蒸着した金属蒸着フィルムや、PETフィルムに酸化アルミニウムや酸化珪素等の無機酸化物を蒸着させた無機酸化物蒸着フィルム、あるいは、ポリ塩化ビニリデンコーティング、水溶性樹脂と無機層状化合物を含有する被膜や金属アルコキシドあるいはその加水分解物とイソシアネート化合物を反応させた被膜からなる樹脂層などのガスバリアコーティング層などを用いることができる。
ガスバリア層として一般的に用いられるアルミニウム箔等の金属箔は、本発明の包装体のように、電子レンジ加熱を前提としたものでは、用いることができない。以下実施例および比較例に基づいて、本発明に係る包装体についてさらに具体的に説明する。
<実施例1>
容器本体として、厚さ600μmのフィラー入りポリプロピレン樹脂シートを真空圧空成形法によって、図7、図8に示したような正方形形状の容器に成形した。縦横幅は185mm、深さ50mm、フランジ幅6.5mmである。
この容器本体に水を入れ、蓋材で密封して電子レンジで加熱すると、図1に示したような形状の優先通蒸領域を4隅に持っていることが分かった。そこで、このうちの1箇所に図1に示したような直線状の切削加工を行って、切削加工部を形成した。切削加工部の面積の優先通蒸領域(1箇所)の面積に対する割合(切削加工面積比)を5%とした。
蓋材としては、次に示した3層構成の蓋材を用いた。
<蓋材の構成>:PET12μm/印刷インキ//ガスバリア性ナイロンフィルム15μm//イージーピールシーラントフィルム30μm(//は、ドライラミネートによる貼り合わせを示す)
<材料>
PET:東洋紡社製 E5100
ナイロンフィルム:三菱ケミカル社製 スーパーニールEPW
イージーピールシーラント:東レフィルム加工社製 CF9501K2
ドライラミネート接着剤:三井化学社製 脂肪族エステル系ウレタン樹脂接着剤
(主剤タケラックA626/硬化剤タケネートA50)
この蓋材のシール開始温度は、160℃であったため、シール温度を170℃とした。容器本体にチルドパスタ200gを充填し、蓋材シール条件として170℃、0.3MPa、1.5秒の条件で蓋材をシールした。
切削加工部の面積の優先通蒸領域(1箇所)の面積に対する割合(切削加工面積比)を10%、30%、50%、70%、90%と変化させて、それぞれ実施例2、3、4、5、6とした。これらの各サンプルについて、電子レンジ加熱時の通蒸性と、耐落下衝撃性を評価した。
<通蒸性評価>
それぞれ3個のサンプルについて1600Wの電子レンジで1分加熱し、切削加工を施した蒸気口からの通蒸の有無を確認した。
〇:蒸気口から通蒸
×:蒸気口以外から通蒸
<耐落下衝撃性評価>
2段重ねて容器底面に対して80cmの高さから垂直に落下し、蓋の材破やフランジ抜けの有無を確認した。それぞれ3回の試験を実施した。
〇:蓋材破、フランジ抜けともなし
×:蓋材破、もしくはフランジ抜けあり
<比較例1>
切削加工部の面積の優先通蒸領域(1箇所)の面積に対する割合(切削加工面積比)を4%とした以外は、実施例1と同様にサンプルを作成し、同様に評価した。
<比較例2>
切削加工部の面積の優先通蒸領域(1箇所)の面積に対する割合(切削加工面積比)を95%とした以外は、実施例1と同様にサンプルを作成し、同様に評価した。
<比較例3>
蓋材に使用した材料を用いて特許文献1に記載された包装体を作成し、同様に評価した。
結果を表1にまとめた。
Figure 2022180030000002
表1の結果から、本発明に係る包装体は、安定した通蒸性と耐落下衝撃性を備えていることが判明した。
1・・・包装体
2・・・容器本体
3・・・フランジ部
4・・・蓋材
5・・・合成樹脂延伸フィルム基材
6・・・ガスバリア層
7・・・シーラント層
8・・・優先通蒸領域
9・・・切削加工部

Claims (5)

  1. フランジ部を有する容器本体のフランジ部に、シーラント層を有する蓋材をヒートシールしてなる包装体であって、
    水を封入して蓋材で密封した容器本体を電子レンジで加熱した際に、発生する水蒸気によってシールが剥離するフランジ部の部分を優先通蒸領域と定義したとき、
    フランジ部の前記優先通蒸領域内に部分的に切削加工が施されており、該切削加工部は、フランジ部の内側から外側に亘って連通して形成されることはなく、またフランジ部の厚さを貫通する深さではなく、
    前記切削加工が施された部分の面積の、前記優先通蒸領域の面積に対する割合が、5%以上90%以下であることを特徴とする包装体。
  2. 前記蓋材は、合成樹脂延伸フィルム基材と易剥離性シーラント層を有することを特徴とする請求項1に記載の包装体。
  3. 前記蓋材は、ガスバリア層を有することを特徴とする請求項2に記載の包装体。
  4. 容器本体の形状が長方形状であり、優先通蒸領域が4隅に存在し、そのうちの1箇所以上に切削加工が施されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の包装体。
  5. 容器本体の形状が対向する直線状の2辺を有する小判形形状であり、優先通蒸領域が、直線状の2辺の両端部の計4箇所に存在し、そのうちの1箇所以上に切削加工が施されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の包装体。
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