JP2022179944A - セル装置、セル運転システム及びセル運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水素の輸送性能及びエネルギー効率が低下することを抑制可能なセル装置を提供する。【解決手段】セル装置は、アノード電極61へ流体を供給する供給流路70と、カソード電極62に発生する発生流体を排出する排出流路33と、排出流路33から分岐し発生流体の一部を電解質膜60とアノード電極61との間に供給する分岐流路35と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、電解質膜の一方の面に積層されるアノード電極から、電解質膜の他方の面に積層されるカソード電極にプロトンを透過させる電気化学セルを有するセル装置、セル運転システム及びセル運転方法に関する。
セル装置として、燃料電池、水電解装置、或いは、電気化学式の水素昇圧装置等がある。水素昇圧装置では、電気化学セルの数が一つでも燃料電池電気自動車等に必要な高圧水素ガスを発生し得るという利点がある。また、水素昇圧装置では、機械式水素圧縮機に比べて小型で作動音が小さいという利点がある。
水素昇圧装置では、電解質膜に水素の差圧が作用する。このため、電解質膜に隣接して電解質膜を支持する支持部材が水素昇圧装置に備えられる場合がある。例えば、特許文献1には、通気孔を有する複数の金属シートを積層してアノード拡散層(支持部材)を構成する水素昇圧装置が開示される。
特開2018-109221号公報
水素イオン伝導性を有する電解質膜では、水分の量が低下すると電気抵抗が増加する。そのため、電気化学セルに供給する水素ガスに水蒸気を含ませる場合がある。
しかし、電気化学セルの運転条件に応じて、電解質膜に水素を通じて供給される水分量が、電解質膜で消費される水分量よりも多くなる場合がある。この場合、水素の差圧により電解質膜のカソード電極側からアノード電極側に戻る水分がアノードの表面等で凝縮した水として滞留する傾向がある。
アノードの表面等で水分が滞留すると、水素等の処理対象と触媒層との反応面積が減少することで、水素の輸送性能及びエネルギー効率が低下することが問題となる。
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
本発明の一態様は、電解質膜の一方の面に積層されるアノード電極と、前記電解質膜の他方の面に積層されるカソード電極との間に電圧が印加されることにより、前記アノード電極から前記カソード電極にプロトンを透過させる電気化学セルを有するセル装置であって、前記アノード電極へ流体を供給する供給流路と、前記カソード電極に発生する発生流体を排出する排出流路と、前記排出流路から分岐し前記発生流体の一部を前記電解質膜と前記アノード電極との間に供給する分岐流路と、を備える。
本発明の別の一態様は、セル運転システムであって、上記のセル装置と、前記分岐流路を開閉する開閉弁と、前記アノード電極と前記カソード電極との間に電圧を印加する電源装置と、前記アノード電極と前記カソード電極との間の電気状態を検出するセンサと、前記電気状態を示す値が所定の閾値を超える場合に、前記電圧の印加を停止するように前記電源装置を制御し、かつ、前記開閉弁を閉状態から開状態に切り替えるように前記開閉弁を制御する制御装置と、を備える。
本発明のさらに別の一態様は、上記のセル装置を運転するセル運転方法であって、前記アノード電極と前記カソード電極との間の電気状態を示す値が所定の閾値を超える場合に、前記アノード電極と前記カソード電極との間に印加される電圧の印加を停止し、前記分岐流路を開閉する開閉弁を閉状態から開状態に切り替える。
上記のセル装置、セル運転システム及びセル運転方法は、電解質膜とアノード電極との間に供給する発生流体で、電解質膜とアノード電極との間に滞留する滞留水を供給流路に押し出すことができる。この結果、上記のセル装置、セル運転システム及びセル運転方法は、水素の輸送性能及びエネルギー効率が低下することを抑制することができる。
図1は、実施形態のセル運転システムを示す模式図である。 図2は、セル装置の構成を示す断面図である。 図3は、電気化学セルの積層方向から見たセル装置の積層方向視図である。 図4は、電気化学セルの構成を示す図3のIV-IV矢視断面図である。 図5は、電気化学セルの外周部分に着目した電気化学セルの構成を示す図3のV-V矢視断面図である。 図6は、受圧部が発生流体の圧力を受けていない場合の開閉部材の様子を図5と同じ視点で示す図である。 図7は、制御処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、滞留水が除去される様子を図6と同じ視点で示す図である。
図1は、実施形態のセル運転システム10を示す模式図である。セル運転システム10は、流体供給装置12と、セル装置14と、電源装置16と、制御装置18とを有する。
流体供給装置12は、セル装置14に流体を供給する装置である。流体は、本実施形態の場合、水素ガスである。水素ガスには水蒸気が含まれる。流体供給装置12は、流体供給源20と、導入路22とを備える。導入路22は、流体供給源20から出力される流体をセル装置14に導入する。
本実施形態においては、セル装置14は、電力を用いて、水素の酸化還元反応により水素を圧縮する電気化学式の水素昇圧装置である。セル装置14は、電気化学セル24と、導入ポート26と、排出ポート28と、排出ポート30とを備える。電気化学セル24の構成は後述する。導入ポート26には、流体供給装置12の導入路22が接続される。導入路22を流れる流体は、導入ポート26からセル装置14に流入する。
排出ポート28には、導入ポート26から流入する流体のうち、電気化学セル24で消費されなかった流体が排出される。排出ポート28には、返還路32を介して、流体供給装置12が接続されてもよい。これにより、流体供給装置12は、排出ポート28から返還路32を介して流入する流体を、再度、セル装置14に供給することができる。
排出ポート30には、排出流路33の第1排出流路33Aが接続される。第1排出流路33Aは、排出流路33のうち、セル装置14の外部に配置される流路である。排出流路33には、電気化学セル24における電気化学反応により発生する発生流体が流れる。なお、発生流体は、本実施形態の場合、セル装置14に供給される水素ガスよりも高圧の高圧水素ガスである。
第1排出流路33Aには、排出流路33における発生流体の圧力を調整する圧力調整弁34が設けられる。圧力調整弁34の開度は、制御装置18の制御により調整される。なお、圧力調整弁34は、一次側(弁入力側)の圧力が一定となるように発生流体の圧力を調整する背圧弁であってもよい。
また、第1排出流路33Aには、分岐流路35の第1分岐流路35Aが接続される。第1排出流路33Aから分岐する第1分岐流路35Aの分岐部位は、圧力調整弁34よりも上流側に位置する。第1分岐流路35Aは、分岐流路35のうち、セル装置14の外部に配置される流路である。第1分岐流路35Aは、第1排出流路33Aから分流する発生流体をセル装置14に導く。
第1排出流路33Aには、第1分岐流路35Aの分岐部位と圧力調整弁34との間に、排出側開閉弁36が設けられる。また、第1分岐流路35Aには、第1分岐流路35Aの分岐部位とセル装置14との間に、分岐側開閉弁37が設けられる。排出側開閉弁36が開状態、かつ、分岐側開閉弁37が閉状態にされる場合、第1排出流路33Aを流れる発生流体は、排出流路33を通じて排出される。一方、排出側開閉弁36が閉状態、かつ、分岐側開閉弁37が開状態にされる場合、第1排出流路33Aを流れる発生流体は、第1分岐流路35Aを通じて、セル装置14に流入する。
電源装置16は、セル装置14の電気化学セル24に電圧を印加する。セル装置14が複数の電気化学セル24を備える場合、電源装置16は、電気化学セル24の各々に電圧を印加する。
制御装置18は、セル装置14に備えられる1又は複数の電気化学セル24で電気化学反応が行われるように、流体供給装置12、電源装置16及び圧力調整弁34を適宜制御する。
図2は、セル装置14の構成を示す断面図である。なお、図2は、セル装置14が複数の電気化学セル24を備える場合の例である。セル装置14は、セル積層体38を備える。セル積層体38は、複数の電気化学セル24を備える。複数の電気化学セル24は、積層される。
セル積層体38の積層方向の一端には第1端板40が配置され、セル積層体38の積層方向の他端には第2端板42が配置される。セル積層体38は、第1端板40と第2端板42とにより挟持され、所定の締め付け荷重がセル積層体38に付与される。
第1端板40及び第2端板42は、セル積層体38より大きな平面形状に形成される。第1端板40の外周部と第2端板42との外周部とを架け渡すように、側壁44が設けられる。側壁44は、セル積層体38の外周部を囲む。第1端板40、第2端板42及び側壁44によって、セル積層体38が配置された内部空間44aが気密に仕切られる。側壁44には、導入ポート26が設けられる。導入ポート26が設けられる側壁44の部位とは反対側の側壁44の部位に、排出ポート28が設けられる。
内部空間44aには、導入ポート26に連通する分配流路46が設けられる。分配流路46は、矢印に示すように、導入ポート26から導入された水素ガスを分配し、各電気化学セル24に導く。
また、内部空間44aには、排出ポート28に連通する集合流路48が設けられる。集合流路48は、矢印に示すように、各電気化学セル24で消費されなかった余分な水素ガスを排出ポート28に導く。
セル積層体38の中央部には、複数の電気化学セル24の積層方向に沿って、排出流路33の第2排出流路33Bが形成される。第2排出流路33Bは、排出ポート30と連通している。第2排出流路33Bは、排出流路33のうち、セル装置14の内部に配置される流路である。第2排出流路33Bは、複数の電気化学セル24を貫通する貫通孔であってもよい。第2排出流路33Bは、各電気化学セル24で発生する発生流体を、排出ポート30を通じて、第1排出流路33A(図1)に導く。
図3は、電気化学セル24の積層方向から見たセル装置14の積層方向視図である。セル装置14のセル積層体38、第1端板40及び第2端板42は、積層方向視図で円形状に形成される。セル装置14は、分岐導入ポート51を備える。分岐導入ポート51は、導入ポート26、排出ポート28及び排出ポート30とは異なる位置に配置される。分岐導入ポート51が配置される位置は、導入ポート26又は排出ポート28に対してセル装置14(セル積層体38)の周方向に略90°ずれていてもよい。分岐導入ポート51には、分岐流路35の第1分岐流路35A(図2)が接続される。
図4は、電気化学セル24の構成を示す図3のIV-IV矢視断面図である。電気化学セル24は、第1セパレータ52と、第2セパレータ54とに挟持される。第1セパレータ52は、複数の電気化学セル24の積層方向の一端側(アノード側)に配置される。第2セパレータ54は、複数の電気化学セル24の積層方向の他端側(カソード側)に配置される。第1セパレータ52及び第2セパレータ54は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、或いは、めっき処理鋼板等で構成される。
電気化学セル24は、電解質膜60と、アノード電極61と、カソード電極62とを備える。
電解質膜60は、例えば、固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)である。電解質膜60は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質を使用することができる。電解質膜60は、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜であってもよい。また、電解質膜60は、繊維状の骨格を含む保護シート(図示せず)をアノード側に有してもよい。
アノード電極61は、電解質膜60の一方の面に積層される電極である。アノード電極61は、アノード給電体63と、アノード触媒層64とを有する。
アノード給電体63は、電解質膜60の一方の面側に積層される。アノード給電体63は、具体的には、アノード触媒層64における電解質膜60側とは逆側の面上に積層される。アノード給電体63は、金属やカーボン等の導電性を有するメッシュ状のシートを複数重ね合わせて形成されてもよい。また、アノード給電体63は、金属やカーボン等の導電性を有する板状の部材で形成されてもよい。
本実施形態においては、アノード給電体63は、給電層63Aと、支持層63Bとの2層構造である。給電層63Aは、電解質膜60側に配置される。給電層63Aは、導電性を有するメッシュ状のシートを複数重ね合わせて形成される。支持層63Bは、電解質膜60側の給電層63Aの面とは逆側の給電層63Aの面上に配置される。支持層63Bは、導電性を有する板状の部材で形成される。支持層63Bには、電気化学セル24の積層方向に貫通する複数の貫通孔63Hが形成される。
アノード触媒層64は、電解質膜60とアノード給電体63との間に配置される。アノード触媒層64は、電解質膜60の一方の面に接合される。アノード触媒層64は、例えば、白金等の触媒粒子を担持したカーボン多孔質体で構成される。
カソード電極62は、電解質膜60の他方の面に積層される電極である。カソード電極62は、カソード給電体65と、カソード触媒層66とを有する。
カソード給電体65は、電解質膜60の他方の面側に積層される。カソード給電体65は、具体的には、カソード触媒層66における電解質膜60側とは逆側の面上に積層される。カソード給電体65は、金属やカーボン等の導電性を有するメッシュ状のシートを複数重ね合わせて形成されてもよい。また、カソード給電体65は、金属やカーボン等の導電性を有する板状の部材で形成されてもよい。図4は、導電性を有するメッシュ状のシートを複数重ね合わせてカソード給電体65が形成される場合の例である。
カソード触媒層66は、電解質膜60とカソード給電体65との間に配置される。カソード触媒層66は、電解質膜60の他方の面に接合される。カソード触媒層66は、例えば、白金等の触媒粒子を担持したカーボン多孔質体で構成される。
電気化学セル24には、アノード給電体63の支持層63Bと第1セパレータ52との間に、供給流路70が備えられる。供給流路70は、分配流路46(図2)及び集合流路48(図2)と連通する。供給流路70は、第1セパレータ52に向く支持層63Bの面、又は、支持層63Bに向く第1セパレータ52の面に形成される溝であってもよい。なお、支持層63Bには第1セパレータ52と接触する接触部位がある。この接触部位を介して電気化学セル24が第1セパレータ52に支持される。
電気化学セル24には、カソード給電体65と第2セパレータ54との間に、排出流路33の第3排出流路33Cが備えられる。第3排出流路33Cは、排出流路33のうち、セル装置14の内部に配置される流路である。第3排出流路33Cは、第2セパレータ54に向くカソード給電体65の面に形成される溝であってもよい。或いは、第3排出流路33Cは、カソード給電体65に向く第2セパレータ54の面に形成される溝であってもよい。第3排出流路33Cは、カソード電極62で発生する発生流体を第2排出流路33Bに導く。
図5は、電気化学セル24の外周部分に着目した電気化学セル24の構成を示す図3のV-V矢視断面図である。電解質膜60、アノード電極61及びカソード電極62は、電気化学セル24のセル枠部材72の内部に配置される。セル枠部材72は、支持部材74に支持される。支持部材74は、セル枠部材72と電気化学セル24との間に配置される。電気化学セル24のアノード電極61は、支持部材74と接触する。一方、電気化学セル24の電解質膜60及びカソード電極62は、支持部材74と非接触である。
電解質膜60及びアノード電極61の直径はカソード電極62の直径よりも大きい。電解質膜60及びアノード電極61は、カソード電極62より外側に延びる外枠部位を有する。この外枠部位の一部と第2セパレータ54との間には、耐圧壁部材76が設けられる。
耐圧壁部材76と電解質膜60との間には第1シール部材78が設けられる。耐圧壁部材76と第2セパレータ54との間には第2シール部材80が設けられる。耐圧壁部材76の内側では、カソード電極62の外周面と、カソード電極62の第1セパレータ52側の面と、電解質膜60の第1セパレータ52側の面の一部とが、排出流路33の第3排出流路33Cに露出する。
セル枠部材72、第1セパレータ52及び第2セパレータ54には、分岐流路35の第2分岐流路35Bが形成される。第2分岐流路35Bは、分岐導入ポート51を通じて分岐流路35の第1分岐流路35A(図1)と繋がる。第2分岐流路35Bは、第1分岐流路35Aを通じて分岐導入ポート51から流入する発生流体を、分岐流路35の第3分岐流路35Cに導く。なお、第2分岐流路35Bの一部は外部と連通する。
第3分岐流路35Cは、セル枠部材72及び耐圧壁部材76に形成される。第3分岐流路35Cは、分岐流路35の第2分岐流路35Bと繋がる。第3分岐流路35Cは、電解質膜60の外周面に向く流出口を有する。第3分岐流路35Cは、第2分岐流路35Bから流入する発生流体を、電気化学セル24のアノード電極61と電解質膜60との間に導く。
電解質膜60には、少なくとも第3分岐流路35Cの流出口に向く外周面に、斜面60Sが形成されてもよい。斜面60Sは、内側に向かうほど電解質膜60に近づくように傾斜する。これにより、斜面60Sがない場合に比べて、アノード電極61と電解質膜60との間に導かれる発生流体が増量される。
なお、セル装置14の内部では、分岐流路35(第2分岐流路35B及び第3分岐流路35C)と供給流路70とは非連通である。分岐流路35を流通する発生流体の流通方向は、供給流路70を流通する流体の流通方向と異なる。本実施形態の場合、セル装置14の内部では、分岐流路35(第3分岐流路35C)を流通する流体の流通方向と、供給流路70を流通する流体の流通方向とは、セル装置14(セル積層体38)の周方向に略90°ずれている。
第3分岐流路35Cには、開閉部材82が設けられる。開閉部材82は、第3分岐流路35Cを開閉する。開閉部材82は、受圧部84と、弾性支持部86とを有する。
受圧部84には、耐圧壁部材76に形成された圧力付与路76Aを通じて、排出流路33の第3排出流路33Cに放出される発生流体の圧力が付与される。弾性支持部86は、受圧部84を支持する部位であり、弾性を有する。弾性支持部86として、例えば、コイルばねが挙げられる。
受圧部84が発生流体の圧力を受けている場合、図5に示すように、弾性支持部86は、圧縮変形する。この場合、弾性支持部86は、第3分岐流路35Cを閉じるように受圧部84を支持する。
図6は、受圧部84が発生流体の圧力を受けていない場合の開閉部材82の様子を図5と同じ視点で示す図である。受圧部84が発生流体の圧力を受けていない場合、弾性支持部86は、非変形の状態である。この場合、弾性支持部86は、第3分岐流路35Cを開けるように受圧部84を支持する。
次に、セル装置14を運転するセル運転方法に関して説明する。セル運転方法は、制御装置18によって実行される。制御装置18は、セル装置14を運転させて高圧水素ガスを発生させる。すなわち、制御装置18は、セル装置14内の1又は複数の電気化学セル24の各々のアノード電極61とカソード電極62との間に電圧を印加するように、電源装置16を制御する。また、制御装置18は、セル装置14に水素ガスを供給するように流体供給装置12を制御する。さらに、制御装置18は、排出側開閉弁36を開けるとともに、分岐側開閉弁37を閉める。
流体供給装置12からセル装置14に供給された水素ガスは、導入ポート26からセル装置14内部の分配流路46に流入する(図2参照)。分配流路46に流入した水素ガスは、電気化学セル24の供給流路70を流れる(図4参照)。
供給流路70を流れる水素ガスの一部は、アノード電極61に流れる。アノード電極61に流れた水素ガスは、アノード触媒層64の触媒作用によりプロトン(H+イオン)に変換される。プロトンは、アノード電極61とカソード電極62との間に印加される電圧に基づいて、アノード電極61から電解質膜60を通じてカソード電極62に輸送される。カソード電極62に輸送されたプロトンは、カソード触媒層66の触媒作用を受けて電気化学反応により高圧水素ガスに変換される。変換された高圧水素ガスは、カソード給電体65を通じて、排出流路33の第3排出流路33Cに放出される。
第3排出流路33Cに放出された高圧水素ガスは、開閉部材82の受圧部84を押さえ付ける。これにより、開閉部材82の弾性支持部86は、第3分岐流路35Cを閉じるように受圧部84を支持する(図5参照)。
また、第3排出流路33Cに放出された高圧水素ガスは、排出流路33の第2排出流路33B(図2)を通じて、排出ポート30(図1)から排出流路33の第1排出流路33Aに流出する。第1排出流路33Aに流出した高圧水素ガスは、圧力調整弁34を通じて、後段に排出される。
水素ガスに含まれる水蒸気の一部は、電解質膜60の加湿に用いられる。電解質膜60の余剰な水分は、水素ガスの圧力勾配によってアノード側に戻る。アノード側に戻った水分は、電解質膜60とカソード電極62との間に滞留する傾向がある。電解質膜60とカソード電極62との間に滞留する滞留水が発生すると、水素の輸送性能及びエネルギー効率が低下する。
そこで、本実施形態の制御装置18では、滞留水を除去するための制御処理が備えられる。この制御処理は、セル装置14の運転時に実行される。図7は、制御処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS1において、制御装置18は、センサ88(図1)を用いて、アノード電極61とカソード電極62との間の電気状態を時系列に計測する。
なお、セル装置14に備えられる電気化学セル24が複数備えられる場合、センサ88は、複数の電気化学セル24の各々に対して1つずつ備えられる。この場合、制御装置18は、各センサ88を用いて、各電気化学セル24のアノード電極61とカソード電極62との間の電気状態を時系列に計測する。
センサ88は、アノード電極61とカソード電極62との間の電気状態を検出するセンサである。具体的には、電圧センサ又は電流センサが挙げられる。制御装置18が計測する電気状態は、アノード電極61とカソード電極62との間に印加される電圧値Vであってもよい。また、制御装置18が計測する電気状態は、アノード電極61とカソード電極62との間を流れる電流値Iであってもよい。本実施形態の場合、制御装置18は、アノード電極61とカソード電極62との間に印加される電圧値Vを計測する。なお、センサ88が電流センサであっても、制御装置18は、電流センサから出力される信号に基づいて、アノード電極61とカソード電極62との間に印加される電圧値Vを計測し得る。
ステップS2において、制御装置18は、計測した電圧値Vを所定の閾値と比較する。ここで、電圧値Vが閾値以下である場合、制御装置18は、ステップS1に戻る。一方、電圧値Vが所定の閾値を超える場合、制御装置18は、ステップS3に進む。
なお、セル装置14に備えられる電気化学セル24が複数備えられる場合、電圧値Vが閾値を超える電気化学セル24が、規定数を超えた場合に、制御装置18は、ステップS3に進む。
ステップS3において、制御装置18は、アノード電極61とカソード電極62との間における電圧の印加を停止するように電源装置16を制御し、ステップS4に進む。
ステップS4において、制御装置18は、排出側開閉弁36を閉じるとともに、分岐側開閉弁37を開け、ステップS5に進む。
ステップS5において、制御装置18は、電圧の停止時間を計時するためのタイマのカウント値Tを「0」に設定し、ステップS6に進む。
ステップS6において、制御装置18は、タイマのカウント値Tを所定のカウント閾値と比較する。ここで、タイマのカウント値Tがカウント閾値以下である場合、制御装置18は、ステップS7に進み、タイマのカウント値Tを「1」だけインクリメントした後、ステップS6に戻る。一方、タイマのカウント値Tがカウント閾値を超えた場合、制御装置18は、ステップS8に進む。
ステップS8において、制御装置18は、排出側開閉弁36を開けるとともに、分岐側開閉弁37を閉じ、ステップS9に進む。
ステップS9において、制御装置18は、アノード電極61とカソード電極62との間に電圧の印加を再開するように電源装置16を制御した後、制御処理を終了する。
なお、ステップS9において、制御装置18は、アノード電極61とカソード電極62との間に電圧の印加を再開するように電源装置16を制御した後、ステップS1に戻ってもよい。また、上記の制御処理の順序は変更されてもよい。例えば、ステップS3とステップS4との先後が入れ替わってもよい。また、ステップS8とステップS9との先後が入れ替わってもよい。さらに、制御装置18は、アノード電極61とカソード電極62との間に電圧を停止している停止期間中、流体供給装置12を制御してセル装置14への水素ガスの供給を停止させてもよい。
次に、上記のステップS4において、排出側開閉弁36が閉じられるとともに、分岐側開閉弁37が開けられた場合の高圧水素ガスの流れを説明する。排出側開閉弁36が閉じ、かつ、分岐側開閉弁37が開く場合、排出流路33の第1排出流路33Aを流れる高圧水素ガスは、分岐流路35の第1分岐流路35Aを流れる。第1分岐流路35Aを流れる高圧水素ガスは、分岐導入ポート51(図3)を通じて、分岐流路35の第2分岐流路35B(図5)を流れる。第2分岐流路35Bを流れる高圧水素ガスは、外部に放出される。
外部に放出される高圧水素ガスに応じて、第3排出流路33C(図6)内の高圧水素ガスの圧力が弱まる。第3排出流路33C内の高圧水素ガスの圧力に比べて、開閉部材82における弾性支持部86の弾性力が上回まわると、図6に示すように、弾性支持部86に支持される受圧部84が遷移して第3分岐流路35Cが開く。第3分岐流路35Cが開くと、第2分岐流路35Bを流れる高圧水素ガスの一部は、分岐流路35の第3分岐流路35Cを流れ、アノード電極61と電解質膜60との間に流出する。
図8は、滞留水が除去される様子を図6と同じ視点で示す図である。アノード電極61と電解質膜60との間に流出した高圧水素ガスは、破線で示すように、アノード電極61と電解質膜60との間に滞留する滞留水を供給流路70に押し出す。この結果、滞留水に起因する水素の輸送性能及びエネルギー効率が低下することが抑制される。
上記の実施形態は、下記のように変形してもよい。
例えば、セル装置14は、水を電気分解して水素ガスを発生流体として生成する水分解装置であってもよい。セル装置14が水分解装置である場合、流体供給装置12は、セル装置14に水を供給する。この場合、セル装置14に備えられる電気化学セル24におけるアノード給電体63の支持層63Bは省かれてもよい。
セル装置14が水分解装置であっても、電気化学セル24の運転条件によって、電解質膜60とアノード電極61との間に滞留水が滞留する場合がある。このため、セル装置14が水分解装置であっても、セル装置14が水素昇圧装置である場合と同様に、水素の輸送性能及びエネルギー効率が低下することが抑制され得る。
以上の実施形態の記載から把握し得る本発明として、第1の発明、第2の発明及び第3の発明が挙げられる。
第1の発明は、電解質膜(60)の一方の面に積層されるアノード電極(61)と、電解質膜(60)の他方の面に積層されるカソード電極(62)との間に電圧が印加されることにより、アノード電極(61)からカソード電極(62)にプロトンを透過させる電気化学セル(24)を有するセル装置(14)である。セル装置(14)は、アノード電極(61)へ流体を供給する供給流路(70)と、カソード電極(62)に発生する発生流体を排出する排出流路(33)と、排出流路(33)から分岐し発生流体の一部を電解質膜(60)とアノード電極(61)との間に供給する分岐流路(35)と、を備える。
これにより、セル装置(14)は、電解質膜(60)とアノード電極(61)との間に供給する発生流体によって、電解質膜(60)とアノード電極(61)との間に滞留する滞留水を供給流路(70)に押し出すことができる。この結果、セル装置(14)は、水素の輸送性能及びエネルギー効率が低下することを抑制することができる。
発生流体は、電解質膜(60)及びアノード電極(61)の外周側から供給されてもよい。これにより、発生流体が電解質膜(60)及びアノード電極(61)の内周側から供給される場合に比べて、セル装置(14)の内部で分岐流路(35)が設置し易い。
電気化学セル(24)の積層方向から見た場合に、分岐流路(35)を流通する発生流体の流通方向は、供給流路(70)を流通する流体の流通方向と異なってもよい。これにより、発生流体の流通方向と流体の流通方向とが同じである場合に比べて、セル装置(14)の内部で供給流路(70)に連通しない状態で分岐流路(35)が設置し易い。
分岐流路(35)には、発生流体の圧力によって分岐流路(35)を開閉する開閉部材(82)が設けられてもよい。これにより、セル装置(14)は、運転時にカソード電極(62)で発生する発生流体が分岐流路(35)に流出することを制限することができる。
流体は、水素ガスであり、発生流体は、水素ガスよりも高圧の高圧水素ガスであり、セル装置(14)は、水素の酸化還元反応により水素を圧縮する水素昇圧装置であってもよい。これにより、セル装置(14)は、水素ガスから高圧水素ガスを生成することができる。
第2の発明は、セル運転システム(10)である。セル運転システム(10)は、上記のセル装置(14)と、分岐流路(35)を開閉する開閉弁(37)と、アノード電極(61)とカソード電極(62)との間に電圧を印加する電源装置(16)と、アノード電極(61)とカソード電極(62)との間の電気状態を検出するセンサ(88)と、電気状態を示す値が所定の閾値を超える場合に、電圧の印加を停止するように電源装置(16)を制御し、かつ、開閉弁(37)を閉状態から開状態に切り替えるように開閉弁(37)を制御する制御装置(18)と、を備える。
これにより、セル運転システム(10)は、電解質膜(60)とアノード電極(61)との間に供給する発生流体によって、電解質膜(60)とアノード電極(61)との間に滞留する滞留水を供給流路(70)に押し出すことができる。この結果、セル運転システム(10)は、水素の輸送性能及びエネルギー効率が低下することを抑制することができる。
第3の発明は、上記のセル装置(14)を運転するセル運転方法である。セル運転方法は、アノード電極(61)とカソード電極(62)との間の電気状態を示す値が所定の閾値を超える場合に、アノード電極(61)とカソード電極(62)との間に印加される電圧の印加を停止し、分岐流路(35)を開閉する開閉弁(37)を閉状態から開状態に切り替える。
これにより、セル運転方法は、電解質膜(60)とアノード電極(61)との間に供給する発生流体によって、電解質膜(60)とアノード電極(61)との間に滞留する滞留水を供給流路(70)に押し出すことができる。この結果、セル運転方法は、水素の輸送性能及びエネルギー効率が低下することを抑制することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を取り得る。
10:セル運転システム 12:流体供給装置
14:セル装置 16:電源装置
18:制御装置 24:電気化学セル
33:排出流路 35:分岐流路
36:排出側開閉弁 37:分岐側開閉弁
60:電解質膜 61:アノード電極
62:カソード電極 70:供給流路
82:開閉部材 88:センサ

Claims (7)

  1. 電解質膜の一方の面に積層されるアノード電極と、前記電解質膜の他方の面に積層されるカソード電極との間に電圧が印加されることにより、前記アノード電極から前記カソード電極にプロトンを透過させる電気化学セルを有するセル装置であって、
    前記アノード電極へ流体を供給する供給流路と、
    前記カソード電極に発生する発生流体を排出する排出流路と、
    前記排出流路から分岐し前記発生流体の一部を前記電解質膜と前記アノード電極との間に供給する分岐流路と、
    を備えるセル装置。
  2. 請求項1に記載のセル装置であって、
    前記発生流体は、前記電解質膜及び前記アノード電極の外周側から供給される、セル装置。
  3. 請求項1又は2に記載のセル装置であって、
    前記電気化学セルの積層方向から見た場合に、前記分岐流路を流通する前記発生流体の流通方向は、前記供給流路を流通する前記流体の流通方向と異なっている、セル装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のセル装置であって、
    前記分岐流路には、前記発生流体の圧力によって前記分岐流路を開閉する開閉部材が設けられる、セル装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のセル装置であって、
    前記流体は、水素ガスであり、前記発生流体は、前記水素ガスよりも高圧の高圧水素ガスであり、前記セル装置は、水素の酸化還元反応により水素を圧縮する水素昇圧装置である、セル装置。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載のセル装置と、
    前記分岐流路を開閉する開閉弁と、
    前記アノード電極と前記カソード電極との間に電圧を印加する電源装置と、
    前記アノード電極と前記カソード電極との間の電気状態を検出するセンサと、
    前記電気状態を示す値が所定の閾値を超える場合に、前記電圧の印加を停止するように前記電源装置を制御し、かつ、前記開閉弁を閉状態から開状態に切り替えるように前記開閉弁を制御する制御装置と、
    を備えるセル運転システム。
  7. 請求項1~5のいずれか1項に記載のセル装置を運転するセル運転方法であって、
    前記アノード電極と前記カソード電極との間の電気状態を示す値が所定の閾値を超える場合に、前記アノード電極と前記カソード電極との間に印加される電圧の印加を停止し、前記分岐流路を開閉する開閉弁を閉状態から開状態に切り替える、セル運転方法。
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