JP2022176658A - 燃焼プレート - Google Patents

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宏治 矢野
Koji Yano
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Abstract

【課題】セラミック製のプレート本体に、表裏に貫通する多数の炎孔が形成された燃焼プレートであって、輻射熱を高くすることができるようにしたものを提供する。【解決手段】プレート本体31の表面に、格子状に多数の凹溝32が形成される。これら凹溝32で囲われる角形の多数の凸部33の表面は、角錐形の凸面に形成される。各凸部33を囲う各凹溝32の部分に合致するように炎孔341が形成されると共に、各凸部33の角錐形凸面の複数の稜線33aの各々に合致するように炎孔342が形成される。また、各凹溝32の凹溝32,32同士が交差する部分は炎孔が存在しない無炎孔部35にする。【選択図】図4

Description

本発明は、セラミック製のプレート本体に、表裏に貫通する多数の炎孔が形成された燃焼プレートであって、炎孔から噴出する混合気の燃焼でプレート本体の表面が赤熱されるようにしたものに関する。
従来、この種の燃焼プレートとして、プレート本体の表面に、格子状に多数の凹溝が形成され、これら凹溝で囲われるひし形等の角形の多数の凸部の平坦な表面の中央に合致するように炎孔を形成すると共に、各凸部を囲う各凹溝の部分に合致するように炎孔を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このものでは、凸部中央に合致する炎孔上に形成される火炎と凹溝に合致する炎孔上に形成される火炎とで凸部表面が加熱赤熱され、輻射熱が放射される。然し、凸部の表面は、平坦面であって面積が狭く、輻射熱を左程高くすることができない。
特開昭60-202221号公報
本発明は、以上の点に鑑み、輻射熱を高くすることができるようにした燃焼プレートを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、セラミック製のプレート本体に、表裏に貫通する多数の炎孔が形成された燃焼プレートであって、炎孔から噴出する混合気の燃焼でプレート本体の表面が赤熱されるようにしたものにおいて、プレート本体の表面に、格子状に多数の凹溝が形成され、これら凹溝で囲われる角形の多数の凸部の表面は、角錐形の凸面に形成され、各凸部を囲う各凹溝の部分に合致するように炎孔が形成されると共に、各凸部の角錐形凸面の複数の稜線の各々に合致するように炎孔が形成され、各凹溝の凹溝同士が交差する部分は炎孔が存在しない無炎孔部にすることを特徴とする。
本発明によれば、凸部の表面を角錐形凸面に形成することで、凸部表面の面積が増加する。そして、凸部を囲う各凹溝の部分に合致する炎孔上に形成される火炎と凸部の角錐形凸面の各稜線に合致する炎孔上に形成される火炎とで、凸部の角錐形凸面の各斜面が加熱赤熱される。
ここで、凸部を囲う各凹溝の部分に合致する炎孔上に形成される火炎と凸部の角錐形凸面の稜線に合致する炎孔上に形成される火炎とが合体すると、合体した火炎は、凸部の角錐形凸面の斜面上に位置し、斜面を加熱して凸部の赤熱に効率よく寄与する。一方、各凹溝の凹溝同士が交差する部分に合致するように炎孔(以下、この炎孔をコーナー炎孔と記す)を形成した場合、コーナー炎孔上に形成される火炎と凸部の角錐形凸面の稜線に合致する炎孔上に形成される火炎とが合体すると、合体した火炎は、凸部の角錐形凸面の稜線上に位置し、凸部の角錐形凸面の斜面を効果的に加熱できず凸部の赤熱にはうまく寄与しない。本発明では、コーナー炎孔を形成しないため、凸部の角錐形凸面の斜面を加熱して凸部の赤熱に効率よく寄与する凹溝の部分に合致する炎孔と凸部の角錐形凸面の稜線に合致する炎孔とからの混合気の噴出量が増加する。その結果、凸部の角錐形凸面の斜面が効率よく加熱され、即ち、面積を広くした凸部の表面全体が効率よく加熱赤熱され、輻射熱を十分に高くすることができる。
本発明の実施形態の燃焼プレートを具備する上火バーナの斜視図。 図1のII-II線で切断した断面図。 実施形態の燃焼プレートの表面の拡大図。 実施形態の燃焼プレートの表面の拡大斜視図。
図1、図2を参照して、1は、グリルの上火バーナである。この上火バーナ1は、バーナボディ2を備えている。バーナボディ2の後部には、側方にのびる混合管部21が設けられている。また、バーナボディ2の下面には、横方向にのびる前側部分と前側部分の横方向両側から後方にのびる部分とを有するコ字状の開口部22が設けられている。この開口部22には、本発明の実施形態の燃焼プレート3がパッキン4を介して装着されている。
燃焼プレート3は、セラミック製のプレート本体31に、表裏に貫通する多数の炎孔を形成したものである。そして、混合管部21からの混合気(燃料ガスと一次空気との混合ガス)がバーナボディ2内の分布室23を介して燃焼プレート3の炎孔から噴出して燃焼するようにしている。
ところで、最近では、上蓋付きのグリルプレートを用いてグリル調理を行うことが多くなっている。この場合、上火バーナ1の燃焼プレート3からの輻射熱が上蓋により部分的に遮られて、焼き色が付きにくくなる。そのため、燃焼プレート3からの輻射熱を十分に高くすることが望まれる。本実施形態の燃焼プレート3は、かかる要望を充足できるように構成されている。
以下、図3、図4を参照して、本実施形態の燃焼プレート3について詳述する。プレート本体31の表面には、格子状に多数の凹溝32が形成され、これら凹溝32で夫々四角形たるひし形の凸部33が囲われるようにしている。各凸部33の表面(下面)は、四角錐形の凸面に形成されている。そして、各凸部33を囲う各凹溝32の部分に合致するように一対の第1炎孔34,34を形成すると共に、各凸部33の四角錐形凸面の4本の稜線33aの各々に合致するように第2炎孔34を形成している。また、各凹溝32の凹溝32,32同士が交差する部分は、炎孔が存在しない無炎孔部35にしている。尚、図1,図2では、凹溝32、凸部33、炎孔34,34を省略している。
これによれば、凸部33の表面を平坦面にするものに比し、凸部33の表面の面積が増加する。そして、凸部33を囲う各凹溝32の部分に合致する第1炎孔34上に形成される火炎と凸部33の四角錐形凸面の各稜線33aに合致する第2炎孔34上に形成される火炎とで、凸部33の四角錐形凸面の斜面33bが加熱赤熱される。
ここで、第1炎孔34上に形成される火炎と第2炎孔34上に形成される火炎とが合体すると、合体した火炎は、凸部33の四角錐形凸面の斜面33b上に位置し、斜面33bを加熱して凸部33の赤熱に効率よく寄与する。一方、各凹溝32の凹溝32,32同士が交差する部分に合致するようにコーナー炎孔を形成した場合、各コーナー炎孔上に形成される火炎と第2炎孔34上に形成される火炎とが合体すると、合体した火炎は、凸部33の四角錐形凸面の稜線33a上に位置し、凸部33の四角錐形凸面の斜面33bを効果的に加熱できず凸部33の赤熱にはうまく寄与しない。本実施形態では、コーナー炎孔を形成しないため、凸部33の四角錐形凸面の斜面33bを加熱して凸部33の赤熱に効率よく寄与する第1炎孔34と第2炎孔34とからの混合気の噴出量が増加する。その結果、凸部33の四角錐形凸面の斜面33bが効率よく加熱され、即ち、面積を広くした凸部33の表面全体が効率よく加熱赤熱され、輻射熱を十分に高くすることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、凸部33の形状を、上記実施形態のひし形以外の四角形や、三角形や、五角形以上の多角形にすることも可能である。また、上記実施形態では、各凸部33を囲う各凹溝32の部分に合致する第1炎孔34の数を2個にしているが、凸部33の大きさに応じて第1炎孔34の数を1個或いは3個以上にしてもよい。
3…燃焼プレート、31…プレート本体、32…凹溝、33…凸部、33a…稜線、34…第1炎孔(凸部を囲う凹溝の部分に合致する炎孔)、34…第2炎孔(凸部の角錐形凸面の稜線に合致する炎孔)、35…無炎孔部。

Claims (1)

  1. セラミック製のプレート本体に、表裏に貫通する多数の炎孔が形成された燃焼プレートであって、炎孔から噴出する混合気の燃焼でプレート本体の表面が赤熱されるようにしたものにおいて、
    プレート本体の表面に、格子状に多数の凹溝が形成され、これら凹溝で囲われる角形の多数の凸部の表面は、角錐形の凸面に形成され、各凸部を囲う各凹溝の部分に合致するように炎孔が形成されると共に、各凸部の角錐形凸面の複数の稜線の各々に合致するように炎孔が形成され、各凹溝の凹溝同士が交差する部分は炎孔が存在しない無炎孔部にすることを特徴とする燃焼プレート。
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