JP2022176462A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】移動手摺をより均等に加熱することができる乗客コンベアを得ることを目的とする。【解決手段】移動手摺加熱装置6は、移動手摺4の移動経路の帰路側部分において移動手摺4を加熱する。移動手摺加熱装置6は、マイクロ波式加熱器11、シールド部材12、第1温度センサー13、及び第2温度センサー14を有している。マイクロ波式加熱器11は、移動手摺4の下方に配置されている。また、マイクロ波式加熱器11は、移動手摺4に対してマイクロ波を放射することにより移動手摺4を加熱する。シールド部材12は、マイクロ波式加熱器11から放射されたマイクロ波の外部への漏洩を抑制する。【選択図】図2

Description

本開示は、乗客コンベアに関するものである。
従来のエスカレーターでは、移動手摺の内部に、金属製のテンションバンドが埋め込まれている。移動手摺の外部には、渦電流発生装置が設けられている。渦電流発生装置は、テンションバンド内に渦電流を発生させる。テンションバンドに渦電流が発生することにより、テンションバンドに熱が発生する。テンションバンドに発生した熱は、移動手摺の表層部に伝わる(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-121691号公報
上記のような従来のエスカレーターでは、移動手摺の表層部の材料として、熱が伝わりにくい材料、例えばゴムが用いられている。このため、表層部のうち、テンションバンドから離れている部分、例えば耳部は、温まりにくい。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、移動手摺をより均等に加熱することができる乗客コンベアを得ることを目的とする。
本開示に係る乗客コンベアは、往路側部分と帰路側部分とを有する移動経路に沿って移動する無端状の移動手摺、及び帰路側部分に設けられており、移動手摺を加熱する移動手摺加熱装置を備え、移動手摺加熱装置は、移動手摺に対してマイクロ波を放射することにより移動手摺を加熱するマイクロ波式加熱器を有している。
本開示の乗客コンベアによれば、移動手摺をより均等に加熱することができる。
実施の形態1によるエスカレーターを示す概略の構成図である。 図1の移動手摺加熱装置を拡大して示す側面図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 図1の加熱制御装置を示すブロック図である。 図1の移動手摺加熱装置による加熱時における移動手摺の温度上昇パターンの第1例を示すグラフである。 図1の移動手摺加熱装置による加熱時における移動手摺の温度上昇パターンの第2例を示すグラフである。 図1の移動手摺加熱装置による加熱開始時における加熱制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1の加熱制御装置の各機能を実現する処理回路の第1例を示す構成図である。 実施の形態1の加熱制御装置の各機能を実現する処理回路の第2例を示す構成図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるエスカレーターを示す概略の構成図である。図1において、トラス1は、上階と下階との間に架設されている。トラス1には、複数の踏段2が支持されている。複数の踏段2は、互いに無端状に連結されている。図1では、複数の踏段2のうちの3つのみが示されている。
トラス1上には、一対の欄干3及び一対の移動手摺4が設けられている。図1では、一対の欄干3のうちの一方、及び一対の移動手摺4のうちの一方のみが示されている。各移動手摺4は、対応する欄干3に設けられている。また、各移動手摺4は、複数の踏段2に同期して移動する。
各移動手摺4の移動経路は、往路側部分4aと帰路側部分4bとを有している。往路側部分4aは、外部に露出している部分であり、図1に実線で示されている部分である。帰路側部分4bは、外部に露出していない部分であり、図1に点線で示されている部分である。
上階におけるトラス1の端部内には、モーター5が設けられている。モーター5は、複数の踏段2及び一対の移動手摺4を移動させる。
トラス1には、移動手摺加熱装置6が設けられている。移動手摺加熱装置6は、帰路側部分4bの中間部において移動手摺4を加熱する。
モーター5及び移動手摺加熱装置6には、加熱制御装置7が接続されている。加熱制御装置7は、移動手摺加熱装置6を制御する。
図2は、図1の移動手摺加熱装置6を拡大して示す側面図である。図3は、図2のIII-III線に沿う断面図である。
移動手摺4は、樹脂部8と、金属製の抗張体9とを有している。抗張体9は、樹脂部8の全長に渡って樹脂部8に埋め込まれている。
移動手摺加熱装置6は、マイクロ波式加熱器11、シールド部材12、第1温度センサー13、及び第2温度センサー14を有している。
マイクロ波式加熱器11は、移動手摺4の下方に配置されている。また、マイクロ波式加熱器11は、移動手摺4に対してマイクロ波を放射することにより、移動手摺4を加熱する。
シールド部材12は、移動手摺4に対向している。また、シールド部材12は、マイクロ波を反射する材料により構成されている。これにより、シールド部材12は、マイクロ波式加熱器11から放射されたマイクロ波の外部への漏洩を抑制する。図2では、一部のマイクロ波が点線矢印で示されている。
第1温度センサー13は、マイクロ波式加熱器11に対して、移動手摺4の移動方向における一側に配置されている。図2では、第1温度センサー13は、マイクロ波式加熱器11に対して、上階側に配置されている。
第2温度センサー14は、マイクロ波式加熱器11に対して、移動手摺4の移動方向における他側に配置されている。図2では、第2温度センサー14は、マイクロ波式加熱器11に対して、下階側に配置されている。
エスカレーターが上昇運転しているとき、帰路側部分4bにおいては、移動手摺4は、上階側から下階側へ移動する。このとき、第1温度センサー13は、移動手摺4の温度を検出するセンサーとして使用される。また、第2温度センサー14は、外気温を検出するセンサーとして使用される。外気温は、移動手摺4が接している空間の気温である。
エスカレーターが下降運転しているとき、帰路側部分4bにおいて、移動手摺4は、下階側から上階側へ移動する。このとき、第2温度センサー14は、移動手摺4の温度を検出するセンサーとして使用される。また、第1温度センサー13は、外気温を検出するセンサーとして使用される。
図4は、図1の加熱制御装置7を示すブロック図である。加熱制御装置7は、機能ブロックとして、加熱制御部7a、運転方向判定部7b、外気温測定部7c、手摺温度測定部7d、監視部7e、及び通報部7fを有している。
運転方向判定部7bは、例えばモーター5の回転方向から、エスカレーターの運転方向を判定する。
外気温測定部7cは、第1温度センサー13からの信号又は第2温度センサー14からの信号に基づいて、外気温を測定する。手摺温度測定部7dは、第1温度センサー13からの信号又は第2温度センサー14からの信号に基づいて、移動手摺4の温度を測定する。
加熱制御部7aは、運転方向判定部7bからの情報と、外気温測定部7cからの情報とに基づいて、マイクロ波式加熱器11を制御する。
具体的には、加熱制御部7aは、エスカレーターの運転方向、即ち移動手摺4の移動方向に基づいて、加熱時間を設定する。
加熱制御部7aには、基準温度と、温度差閾値とが設定されている。基準温度は、マイクロ波式加熱器11の出力設定の基準となる温度である。温度差閾値は、基準温度と外気温との差の閾値である。
加熱制御部7aは、基準温度と外気温との差が温度差閾値よりも大きい場合、基準温度と外気温との差に応じて、マイクロ波式加熱器11の出力、即ちマイクロ波式加熱器11による加熱強度を調整する。
このとき、基準温度よりも外気温が高ければ、マイクロ波式加熱器11の出力が低くされる。また、基準温度よりも外気温が低ければ、マイクロ波式加熱器11の出力が高くされる。
監視部7eには、判定基準値が記憶されている。判定基準値は、マイクロ波式加熱器11による加熱によって移動手摺4の温度が正常に上昇したかどうかを判定する基準となる値である。実施の形態1における判定基準値は、設定温度に達するまでに要する加熱時間である。
監視部7eは、判定基準値を用いて、移動手摺4の異常の有無を判定する。具体的には、移動手摺4の温度が実際に設定温度に達するまでに要した時間と、判定基準値との差に基づいて、移動手摺4の異常の有無を判定する。
また、監視部7eは、加熱制御部7aから、エスカレーターの運転方向に関する情報と、外気温の測定値とを取得する。また、監視部7eは、移動手摺4の移動方向に基づいて、判定基準値を変化させる。また、監視部7eは、外気温に基づいて、判定基準値を変化させる。
通報部7fは、監視部7eにより異常があると判定された場合に、監視室に異常を通報する。
ここで、図5は、図1の移動手摺加熱装置6による加熱時における移動手摺4の温度上昇パターンの第1例を示すグラフである。第1例は、エスカレーターの下降運転中に加熱を開始した場合おける温度上昇パターンを示している。この場合、移動手摺4の温度は、第2温度センサー14によって検出されている。
図中、T1は、移動手摺4が一周走行する時間である。実線Aは、標準的な温度上昇パターンである。実線Bは、移動手摺4の走行抵抗が大きい場合における温度上昇パターンである。
標準的な温度上昇パターンAにおいて、最も低い温度は、未加熱の移動手摺4の温度であるが、外気温よりは僅かに高くなっている。これは、移動手摺4は、正常な状態でもある程度の走行抵抗を受け、その走行抵抗により発熱しているためである。
移動手摺4の温度は、移動手摺4が周回を重ねるごとに上昇する。そして、移動手摺4の温度が設定温度に達したら、設定温度を保つようにマイクロ波式加熱器11の出力が制御される。
一方、走行抵抗が大きい場合の温度上昇パターンBにおいて、最も低い温度と外気温との差は、標準的な温度上昇パターンAにおける最も低い温度と外気温との差よりも大きい。これは、移動手摺4の走行抵抗が大きくなっていることにより、移動手摺4に高い摩擦熱が発生しているためである。
このような状態で移動手摺4の加熱を行った場合、設定温度に達するまでの時間が短くなる。このため、移動手摺4の温度が実際に設定温度に達するまでに要した時間と、判定基準値との差が、予め設定された時間差閾値以上である場合、監視部7eは、移動手摺4の走行抵抗が過大であると判定、即ち移動手摺4に異常が発生していると判定する。
また、温度上昇パターンBのように、移動手摺4の加熱を開始した時点で、既に移動手摺4の温度が高い場合も、フィードバック制御により、マイクロ波式加熱器11の出力を調整することによって、移動手摺4の温度を設定温度に保つことが可能である。
加えて、外気温が高い場合は、設定温度に達するまでに要する時間は短くなるため、判定基準値は低い値に変えられる。逆に、外気温が低い場合は、設定温度に達するまでの時間は長くなるため、判定基準値は高い値に変えられる。
なお、加熱制御装置7は、外気温に基づいて、判定基準値を変更せず、設定温度に達するまでの時間が一定に保たれるように、マイクロ波式加熱器11の出力を変えてもよい。
また、一般的に、エスカレーターが上昇運転しているときの移動手摺4の走行抵抗は、下降運転しているときの移動手摺4の走行抵抗よりも大きくなる。このため、エスカレーターが上昇運転している場合の判定基準値は、下降運転しているときの判定基準値よりも小さい値に変えられる。又は、上昇運転用の判定基準値と、下降運転用の判定基準値とが、監視部7eに予め記憶されていてもよい。
図6は、図1の移動手摺加熱装置6による加熱時における移動手摺4の温度上昇パターンの第2例を示すグラフである。第2例は、エスカレーターの起動と同時に加熱を開始した場合における温度上昇パターンを示している。加熱開始のタイミングを除く条件は、第1例と同じである。
標準的な温度上昇パターンAにおいて、最も低い温度は、未加熱の移動手摺4の温度であり、移動手摺4が走行抵抗を受けていないため、外気温と同じである。
また、走行抵抗が大きい場合の温度上昇パターンBにおいても、最も低い温度は、外気温と同じである。しかし、温度上昇パターンBにおいて、設定温度に達するまでに要する時間は、標準的な温度上昇パターンAにおいて、設定温度に達するまでに要する時間よりも短くなる。
このため、エスカレーターの起動時に加熱を開始する場合にも、エスカレーターの運転中に加熱を開始する場合と同様に、移動手摺4の異常の有無を判定することができる。
図7は、図1の移動手摺加熱装置6による加熱開始時における加熱制御装置7の動作を示すフローチャートである。加熱制御装置7は、移動手摺4の加熱を開始する際に、図7の処理を実行する。
まず、加熱制御装置7は、ステップS101において、エスカレーターの運転方向を確認する。ここでは、下降運転時の加熱時間が規定値となっている場合を示している。このため、エスカレーターの運転方向が下方向であった場合、加熱時間は規定値のままである。一方、エスカレーターの運転方向が上方向であった場合、加熱制御装置7は、ステップS102において、加熱時間を上昇運転時の加熱時間に切り替える。
この後、加熱制御装置7は、ステップS103において、外気温を測定する。そして、加熱制御装置7は、ステップS104において、基準温度と外気温との差に基づいて、マイクロ波式加熱器11の出力を調整する必要があるかどうかを判定する。
基準温度と外気温との差が温度差閾値以下であれば、加熱制御装置7は、マイクロ波式加熱器11の出力を変更しない。基準温度と外気温との差が温度差閾値よりも大きい場合、加熱制御装置7は、ステップS105において、マイクロ波式加熱器11の出力を調整、即ち変更する。
この後、加熱制御装置7は、ステップS106において、マイクロ波式加熱器11による移動手摺4の加熱を開始する。加熱の開始後、加熱制御装置7は、ステップS107において、移動手摺4の温度が設定温度に達したかどうかを判定する。加熱制御装置7は、移動手摺4の温度が設定温度に達するまで、移動手摺4の加熱を継続する。
移動手摺4の温度が設定温度に達すると、加熱制御装置7は、ステップS108において、移動手摺4の温度が実際に設定温度に達するまでに要した時間、即ち加熱時間が正常であるかどうかを判定する。加熱時間が正常であれば、加熱制御装置7は、その回の処理を終了する。
加熱時間と判定基準値との差が、時間差閾値以上である場合、加熱制御装置7は、加熱時間が正常ではないと判定する。この場合、加熱制御装置7は、ステップS109において、判定結果を監視室に通報し、その回の処理を終了する。
このようなエスカレーターでは、マイクロ波式加熱器11が用いられているため、移動手摺4をより均等に加熱することができる。これにより、冬季における移動手摺4の利用率を向上させることができる。また、低温による移動手摺4の硬化を抑制することができる。また、低温による移動手摺4の凍結を防止することができる。
また、シールド部材12により、マイクロ波式加熱器11から放射されたマイクロ波の外部への漏洩が抑制されている。このため、移動手摺4を、より均等、かつ、より効率的に加熱することができる。
また、加熱制御装置7は、マイクロ波式加熱器11による移動手摺4の加熱時に、第1温度センサー13又は第2温度センサー14からの信号と、判定基準値とに基づいて、移動手摺4の異常の有無を判定する。このため、移動手摺加熱装置6によって、移動手摺4を加熱するだけではなく、移動手摺4の異常を検出することもできる。
また、加熱制御装置7は、移動手摺4の移動方向に基づいて、判定基準値を変化させる。このため、移動手摺4の異常の有無を、より正確に判定することができる。
また、加熱制御装置7は、外気温に基づいて、判定基準値を変化させる。このため、移動手摺4の異常の有無を、より正確に判定することができる。
また、マイクロ波式加熱器11は、第1温度センサー13と第2温度センサー14との間に配置されている。このため、エスカレーターの上昇運転時にも下降運転時にも、移動手摺4の温度を、より正確に検出することができる。
なお、実施の形態1において、加熱制御装置7は、下降運転と上昇運転とに対応した2つの加熱時間を保持している。しかし、加熱制御装置7は、1つの加熱時間のみを保持し、その加熱時間を運転方向によって補正してもよい。
また、実施の形態1では、第1温度センサー13又は第2温度センサー14により外気温が検出される。しかし、外気温は、専用の外気温センサーによって検出されてもよい。また、外気温は、エスカレーターの外部の装置から取得してもよい。
また、加熱制御装置7は、踏段2の駆動を制御する駆動制御装置の機能の一部としても、駆動制御装置から独立した装置であってもよい。
また、乗客コンベアは、動く歩道であってもよい。
また、実施の形態1の加熱制御装置7の各機能は、処理回路によって実現される。図8は、実施の形態1の加熱制御装置7の各機能を実現する処理回路の第1例を示す構成図である。第1例の処理回路100は、専用のハードウェアである。
また、処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。また、加熱制御装置7の各機能それぞれを個別の処理回路100で実現してもよいし、各機能をまとめて処理回路100で実現してもよい。
また、図9は、実施の形態1の加熱制御装置7の各機能を実現する処理回路の第2例を示す構成図である。第2例の処理回路200は、プロセッサ201及びメモリ202を備えている。
処理回路200では、加熱制御装置7の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ202に格納される。プロセッサ201は、メモリ202に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現する。
メモリ202に格納されたプログラムは、上述した各部の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ202とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリである。また、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等も、メモリ202に該当する。
なお、上述した各部の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述した各部の機能を実現することができる。
4 移動手摺、4a 往路側部分、4b 帰路側部分、6 移動手摺加熱装置、7 加熱制御装置、11 マイクロ波式加熱器、12 シールド部材、13 第1温度センサー、14 第2温度センサー。

Claims (5)

  1. 往路側部分と帰路側部分とを有する移動経路に沿って移動する無端状の移動手摺、及び
    前記帰路側部分において前記移動手摺を加熱する移動手摺加熱装置
    を備え、
    前記移動手摺加熱装置は、前記移動手摺に対してマイクロ波を放射することにより前記移動手摺を加熱するマイクロ波式加熱器を有している乗客コンベア。
  2. 前記移動手摺加熱装置は、
    前記移動手摺に対向しており、前記マイクロ波式加熱器から放射されたマイクロ波の外部への漏洩を抑制するシールド部材
    をさらに有している請求項1記載の乗客コンベア。
  3. 前記マイクロ波式加熱器を制御する加熱制御装置
    をさらに備え、
    前記移動手摺加熱装置は、前記移動手摺の温度を検出する温度センサーをさらに有しており、
    前記加熱制御装置には、前記マイクロ波式加熱器による加熱によって前記移動手摺の温度が正常に上昇したかどうかを判定する基準となる判定基準値が記憶されており、
    前記加熱制御装置は、前記マイクロ波式加熱器による前記移動手摺の加熱時に、前記温度センサーからの信号と、前記判定基準値とに基づいて、前記移動手摺の異常の有無を判定する請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記加熱制御装置は、前記移動手摺の移動方向に基づいて、前記判定基準値を変化させる請求項3記載の乗客コンベア。
  5. 前記加熱制御装置は、外気温に基づいて、前記判定基準値を変化させる請求項3又は請求項4に記載の乗客コンベア。
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