JP2022172777A - スパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け時の絶縁体の割れを抑制しつつ、発火部の気密性を向上させることのできるリング状部材を有するスパークプラグを提供する。【解決手段】スパークプラグ1は、略筒状の主体金具30と、少なくとも一部が主体金具30の内部に配置されている絶縁体50と、絶縁体50の先端に配置されている中心電極20と、主体金具30に接合され、中心電極20との間でギャップGを形成する接地電極11とを備えている。主体金具30の棚部38と、絶縁体50の段部55との間には、板パッキン(リング状部材)62が配置されている。板パッキン62は、棚部38のテーパ面38aおよび段部55のテーパ面55aに接触しているとともに、断面視で先端側に開口した凹み62aを有している。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関に用いられるスパークプラグに関する。
自動車用エンジンなどの内燃機関の着火手段として、スパークプラグが用いられている。スパークプラグは、軸状の中心電極と、その中心電極を先端側で保持し軸方向に延びる絶縁体と、その絶縁体を内側に保持する筒状の主体金具とを有している。スパークプラグは、中心電極の先端部と、主体金具の先端部に取り付けられた接地電極との間で火花放電が発生するように構成されている。
近年、エンジンの高効率化や燃費向上のために、エンジンに設けられるバルブ径を拡大したり、水廻り改善のためにエンジンに対してより大きなウォータージャケットを確保したりすることが行われている。これにより、エンジンに取り付けられるスパークプラグの設置スペースが小さくなるため、スパークプラグの小径化が要求される。
スパークプラグを小径化すると、主体金具の筒状部の内径は小さくなる。一方、高電圧が印加される中心電極を保持する絶縁体の肉厚は、電気的あるいは機械的な特性等による制約のため、ある程度の厚さを確保することが望ましい。このような主体金具と絶縁体とを組み付ける場合、互いの軸線が位置ずれした状態で組み付けられると、絶縁体が主体金具の内面に当たり、絶縁体が破損してしまうおそれがある。
特開2007-73224号公報
そのため、スパークプラグには、主体金具と絶縁体とが直接接触することで発生し得る絶縁体の割れを防ぐために、リング状のパッキング部材(板パッキンとも呼ばれる)が設けられている。板パッキンは、主体金具の内面と絶縁体の外面との間に配置されている。
このような板パッキンは、高熱伝導性を有する金属で形成することができる。これにより、絶縁体で発生した熱を、板パッキンを介して主体金具へと放熱させることができる。例えば、特許文献1に開示されているスパークプラグは、主体金具1と絶縁碍子2との間に介挿されたリング状部材30を有している。このリング状部材30は、絶縁碍子2の軸方向に離間した少なくとも2箇所において、絶縁碍子2から主体金具1へ放熱する放熱経路を形成する。
また、スパークプラグは、内燃機関に取り付けられた際に、内燃機関の発火部の気密性を確保できる構造を有していることが求められる。そのため、板パッキンも、主体金具の内面と絶縁体の外面との間の気密性を向上させることのできる構成であることが望ましい。
そこで、本発明では、組み付け時の絶縁体の割れを抑制しつつ、発火部の気密性を向上させることのできるリング状部材を有するスパークプラグを提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかるスパークプラグは、軸線に沿って延びると共に、前記軸線の方向の先端側に向かうにつれて内径が縮経する棚部を有する略筒状の主体金具と、少なくとも一部が前記主体金具の内部に配置され、前記先端側に向かうにつれて外径が縮経する段部を有する絶縁体と、前記棚部と前記段部との間に配置されているリング状部材と、前記絶縁体の先端に配置され、前記軸線に沿って延びる中心電極と、前記主体金具に接合され、前記中心電極との間でギャップを形成する接地電極とを備えている。このスパークプラグにおいて、前記リング状部材は、前記棚部のテーパ面および前記段部のテーパ面に接触しているとともに、前記軸線を含む断面視で、前記先端側に開口した凹みを有している。
上記のスパークプラグにおいては、主体金具と絶縁体とが組み付けられた状態で、主体金具の棚部のテーパ面と絶縁体の段部のテーパ面との間に、リング状部材が介在する。これにより、主体金具と絶縁体との組付け時に主体金具の内周面と絶縁体の外周面とが直接接触することで発生し得る絶縁体の割れを抑制することができる。
また、上記の構成によれば、リング状部材が先端側に開口した凹みを有していることで、スパークプラグの火花放電時に、燃焼圧によって凹みの端部が主体金具の内周面および絶縁体の外周面に対して押し付けられる。そのため、内燃機関の燃焼時に、主体金具および絶縁体とリング状部材との隙間が燃焼圧によって塞がりやすくなり、非燃焼時(無圧時)と比較してリング状部材周辺の気密性を向上させることができる。
上記の本発明の一局面にかかるスパークプラグにおいて、前記リング状部材は、前記棚部のテーパ面の前記先端側に連続する前記主体金具の内周面と面接触しており、かつ、前記リング状部材は、前記段部のテーパ面の前記先端側に連続する前記絶縁体の外周面と面接触していてもよい。
上記の構成によれば、リング状部材と主体金具の内周面との接触領域、および、リング状部材と絶縁体の外周面との接触領域がより大きくなり、内燃機関の発火部の気密性をより向上させることができる。
上記の本発明の一局面にかかるスパークプラグにおいて、前記リング状部材の前記先端側の端部の位置は、該端部から前記先端側の前記絶縁体の外周面の耐電圧が前記ギャップの耐電圧よりも大きくなるように規定されていてもよい。
上記の構成によれば、スパークプラグの内部フラッシュオーバーによる失火を防ぐことができる。
上記の本発明の一局面にかかるスパークプラグにおいて、前記リング状部材は、前記軸線を含む断面視で、前記凹みの最深部の位置から前記先端側とは反対側の後端部までの長さが、前記段部のテーパ面の長さよりも長くなっていてもよい。
上記の構成によれば、スパークプラグの火花放電時などに絶縁体で発生する熱を、リング状部材を介して主体金具側へ効率的に伝達させることができる。したがって、スパークプラグの熱引き性の低下をより抑えることができる。
上記の本発明の一局面にかかるスパークプラグにおいて、前記リング状部材は、前記軸線を含む断面視で、前記先端側とは反対側の後端側に開口した第2の凹みをさらに有していてもよい。
上記の構成によれば、第2の凹みが設けられていることで、スパークプラグを加熱した時に起こり得る主体金具およびリング状部材の熱圧縮による応力を絶縁体にかかりにくくすることができる。
以上のように、本発明の一局面にかかるスパークプラグは、上記のようなリング状部材を有していることで、組み付け時の絶縁体の割れを抑制しつつ、発火部の気密性を向上させることができる。
一実施形態にかかるスパークプラグの外観および内部構成を示す片側断面図である。 第1の実施形態にかかるスパークプラグの一部分の構成を示す断面模式図である。この図は、図1に示すスパークプラグのAで示す部分を拡大して示す図である。 第1の実施形態にかかるスパークプラグの一部分の構成を示す模式図である。この図は、図1に示すスパークプラグのBで示す部分を拡大して示す図である。 主体金具と絶縁体との間の空間に配置される板パッキンの先端部の断面形状を示す模式図である。 図2に示すスパークプラグの製造に使用される板パッキンの構成を示す模式図である。 第2の実施形態にかかるスパークプラグの一部分の構成を示す断面模式図である。この図は、図1に示すスパークプラグのAで示す部分を拡大して示す図である。 第3の実施形態にかかるスパークプラグの一部分の構成を示す断面模式図である。この図は、図1に示すスパークプラグのAで示す部分を拡大して示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態では、スパークプラグ1を例に挙げて説明する。
(スパークプラグの全体構成)
先ず、スパークプラグ1の全体構成について、図1などを参照しながら説明する。図1には、スパークプラグ1の全体構成を示す。図1では、スパークプラグ1の左側部分の内部構成(すなわち、主体金具30内に配置される絶縁体50の構成)も示す。図2には、図1に示すスパークプラグ1のAで示す部分を拡大して示す。図3には、図1に示すスパークプラグ1のBで示す部分を拡大して示す。
スパークプラグ1は、絶縁体50および主体金具30を備えている。図1では、スパークプラグ1の軸線をOで示す。以下では、この軸線Oと平行な方向を軸線方向と呼び、軸線Oと垂直な平面上に位置し、軸線Oを中心とする円の径方向を、単に径方向と呼ぶ。
絶縁体50は、スパークプラグ1の長手方向に延びる略円筒形状の部材である。絶縁体50内には、軸線Oに沿って延びる軸孔が形成されている。軸孔の一端側には、中心電極20が配置される。スパークプラグ1、主体金具30、および絶縁体50において、中心電極20が設けられている側をスパークプラグ1または絶縁体50の先端側とし、その他端側を後端側とする。絶縁体50の後端部の軸孔内には、端子金具59が取り付けられている。
絶縁体50は、絶縁性、耐熱性、および熱伝導性に優れた材料で形成されている。例えば、絶縁体50は、アルミナ系セラミックなどで形成されている。絶縁体50は、先端側から順に、主として、先端部51、先端側胴部52、ダイヤ部53、および後端側胴部54などを有している。
先端部51は、絶縁体50の最も先端側に位置している。先端部51は、その後端側から先端側に向かって徐々に縮径する外径を有している。先端側胴部52は、先端部51の後端側に位置している。先端側胴部52は、その後端側から先端側の全領域において径方向に略一定の外径を有している。ダイヤ部53は、絶縁体50の径方向に突出し、最大の外径を有する部分である。後端側胴部54は、ダイヤ部53の後端側に位置している。
このような構成を有する絶縁体50において、先端部51と先端側胴部52との間には、先端側に向かうにつれて外径が縮経する段部55が設けられている。段部55の外周面は、テーパ面55aとなっている。
中心電極20は、その先端部が絶縁体50の先端部51から突出した状態で、絶縁体50の軸孔に保持されている。中心電極20は、略円柱形状の本体部と、本体部の先端側に位置し、先端側へ向かってテーパ状に縮径している先端部とを有している。略円柱形状の中心電極20の軸線は、軸線Oと概ね一致するように配置されている。
中心電極20は、例えば、Ni(ニッケル)を主成分として含むNi基合金等の金属材料を母材として形成される。Ni基合金に添加される合金元素としては、Al(アルミニウム)等が挙げられる。中心電極20は、その内部に、熱伝導性に優れた金属、例えば、Cu(銅)又はCu合金等の金属材料等からなる芯材を有していてもよい。
中心電極20の先端には、電極先端部21が設けられている(図3参照)。電極先端部21は、例えば、円柱状に成形された貴金属チップにて構成することができ、溶接等により中心電極20の先端に接合される。貴金属チップは、例えば、Pt、Rh、Ir、およびRuから選ばれる1種の貴金属を50wt%以上の含有割合で含む。
主体金具30は、内燃機関のネジ穴に固定される筒状の部材である。本実施形態では、主体金具30は略円筒形状を有しており、軸線Oに沿って延びている。主体金具30は、絶縁体50を部分的に覆うように設けられている。すなわち、絶縁体50の少なくとも一部(具体的には、先端側の一部)は、略円筒形状の主体金具30の内部に配置されている。
主体金具30は、導電性を有する金属材料で形成されている。このような金属材料としては、低炭素鋼、あるいは、鉄または銅などを主成分とする金属材料などが挙げられる。主体金具30の表面には、メッキ処理が施されている。すなわち、主体金具30の表面には、メッキ膜が形成されている。
主体金具30は、主に、加締め部31、工具係合部32、湾曲部33、座部34、胴部36、および棚部38などを有している。
加締め部31は、主体金具30の後端側において絶縁体50側に屈曲する部位である。主体金具30と絶縁体50とが組み付けられた状態で、加締め部31は、ダイヤ部53の後端側に位置する。加締め部31が位置する主体金具30の内周面と、絶縁体50の外周面との間には、タルク(滑石)61が充填されている。
工具係合部32は、加締め部31の先端側に接続され内燃機関(シリンダヘッド)のネジ穴に主体金具30を取り付けるときに使用されるレンチなどの工具を係合させる部位である。座部34は、工具係合部32より先端側に位置し、主体金具30の径方向外側に張り出している。
湾曲部33は、工具係合部32と座部34とを接続する薄肉の部位である。胴部36は、座部34の先端側に位置し、外周にネジ溝(図示せず)が形成されている。座部34と胴部36のネジ部との間には、環状のガスケット15が配置される。スパークプラグ1が内燃機関に取り付けられる際には、胴部36の外周に形成されたネジ溝が内燃機関のネジ穴に螺合される。このとき、座部34とシリンダヘッドとで環状のガスケット15が挟まれることにより、ネジ穴における気密性が確保される。
棚部38は、筒状の主体金具30の内周部において内径を狭めるように形成されている。棚部38は、胴部36の軸線方向における略中央部に位置している。棚部38には、その後端側に、軸線方向の先端側に向かうにつれて内径が縮経するテーパ面38aが設けられている。このテーパ面38aは、絶縁体50の段部55のテーパ面55aと対向するように配置される(図2参照)。
また、主体金具30には、接地電極11が接合されている。接地電極11は、略L字形に屈曲した棒状の形状をなす。接地電極11の基端部は、主体金具30の胴部36の先端面に接合されている。これにより、接地電極11の先端部は、中心電極20の電極先端部21に対向するように配置され、接地電極11の先端部と中心電極20の電極先端部21との間で火花放電が発生するギャップG(図3参照)が形成される。
接地電極11の先端側には、貴金属を含む電極チップで形成された凸部(図示せず)が設けられていてもよい。接地電極11が凸部を有している構成では、この凸部の先端部と中心電極20の電極先端部21との間で火花放電が発生する。
接地電極11は、例えば、Ni(ニッケル)を主成分として含むNi基合金等の金属材料で形成されている。Ni基合金に添加される合金元素としては、例えば、Mn(マンガン)、Cr(クロム)、Al(アルミニウム)、Fe(鉄)等が挙げられる。接地電極11は、その内部に、熱伝導性に優れた金属、例えば、Cu(銅)又はCu合金等の金属材料等からなる芯材を有していてもよい。
上記のような構成を有する絶縁体50および主体金具30は、それぞれ別部材として製造された後に、互いに組み付けられる。組み付けの工程では、略筒状の主体金具30の後端部側から絶縁体50が軸線Oに沿って挿入される。
主体金具30と絶縁体50とが組み付けられた状態で、絶縁体50の後端側胴部54の先端部と、主体金具30の工具係合部32の後端部との間には、タルク(滑石)61が充填される。タルク61の充填の後、主体金具30の後端に加締が施されることにより加締め部31が形成される。このとき、加締め部31の形成に伴ってタルク61が軸線方向に押圧され圧縮される。タルク61が軸線方向に押圧されることにより、絶縁体50は主体金具30内で先端側に向けて押圧される。
以上のようにして、主体金具30と絶縁体50とが組み付けられ、スパークプラグ1が得られる。
なお、スパークプラグ1では、主体金具30と絶縁体50とが組み付けられた状態で、主体金具30の棚部38のテーパ面38aと絶縁体50の段部55のテーパ面55aとの間には、板パッキン(リング状部材)62が介在する。この板パッキン62が設けられていることで、主体金具30の内周面と絶縁体50の外周面とが直接接触することで発生し得る絶縁体50の割れを抑制することができる。
(板パッキンについて)
以下では、スパークプラグ1に設けられている板パッキン(リング状部材)62のより詳細な構成ついて、図2および図3などを参照しながら説明する。
板パッキン62は、主体金具30の棚部38のテーパ面38aと、絶縁体50の段部55のテーパ面55aとの間に配置されている。図2に示すように、板パッキン62は、棚部38のテーパ面38aおよび段部55のテーパ面55aの両方に接触した状態となっている。そして、板パッキン62は、軸線Oを含む断面視(すなわち、スパークプラグ1の縦断面視)で、先端側に開口した凹み62aを有している。
板パッキン62が凹み62aを有していることで、内燃機関の発火部(すなわち、スパークプラグ1の先端部側)の気密性を向上させることができる。この点について、図4を参照しながら説明する。図4には、主体金具30の内周面と絶縁体50の外周面との間の空間Sに配置される板パッキン62または962の先端部の断面形状を模式的に示す。図4では、本実施形態の板パッキン62の先端側の断面形状を模式図Aとして示し、従来のスパークプラグに設けられている板パッキン962の先端側の断面形状を模式図Bとして示す。
上述したように、板パッキン62は、先端側(図4では、下方)に開口した凹み62aを有している。一方、従来の板パッキン962は、先端側(図4では、下方)に突出した凸部962aを有している。このような凸部962aは、主体金具と絶縁体との組み付け時に、略長方形の断面形状を有する板パッキンを主体金具と絶縁体との隙間に挟み込んだ状態で圧縮させることによって形成される。
図4には、スパークプラグの先端側のギャップGにおいて火花放電が発生したときに板パッキンにかかる燃焼圧を矢印で示す。
凸部962aを有する板パッキン962では、板パッキン962の外周面(すなわち、主体金具30との接触面)および内周面(すなわち、絶縁体50との接触面)に形成される小さな隙間に、比較的大きな燃焼圧がかかる傾向にある(図4のB参照)。これにより、スパークプラグの火花放電時に、板パッキン962と主体金具30の内周面との間、および、板パッキン962と絶縁体50の外周面との間から、空気が漏れ出しやすくなる。そのため、従来の板パッキン962を備えるスパークプラグでは、火花放電時に内燃機関の燃焼室側から燃焼圧を受けることで、無圧時(非燃焼時)に比べて板パッキン962周辺の気密性が低下する可能性がある。
一方、凹み62aを有する板パッキン62の場合には、凹み62aの湾曲面の各部分に対して垂直な方向に燃焼圧がかかる傾向にある(図4のA参照)。これにより、スパークプラグの火花放電時に、板パッキン62の凹み62aの端部は、燃焼圧によって主体金具30の内周面および絶縁体50の外周面に対して押し付けられる。そのため、主体金具30および絶縁体50と板パッキン62との隙間は、燃焼圧によって塞がりやすくなる。したがって、板パッキン62を備えるスパークプラグ1では、火花放電時に内燃機関の燃焼室側から燃焼圧を受けることで、無圧時(非燃焼時)に比べて板パッキン62周辺の気密性を向上させることができる。
以上より、本実施形態にかかるスパークプラグ1では、火花放電時における内燃機関の発火部の気密性を向上させることができる。したがって、内燃機関の燃焼時の燃焼ガスの漏洩を抑制できるスパークプラグ1を提供することができる。
図2に示すように、板パッキン62は、主体金具30の棚部38のテーパ面38aの全領域Aに接触していることが好ましい。また、板パッキン62は、絶縁体50の段部55のテーパ面55aの全領域Bに接触していることが好ましい。ここで、テーパ面38aの全領域Aとは、テーパ面38aの先端側の端部の曲面のR中心の位置から、テーパ面38aの後端側の端部の曲面のR中心の位置までの領域を意味する。また、ここで、テーパ面55aの全領域Bとは、テーパ面55aの先端側の端部の曲面のR中心の位置から、テーパ面55aの後端側の端部の曲面のR中心の位置までの領域を意味する。
上記の構成によれば、スパークプラグ1の火花放電時などに絶縁体50で発生する熱を、板パッキン62を介して主体金具30側へ効率的に伝達させることができる。すなわち、スパークプラグ1の熱引き性の低下を抑えることができる。
さらに、本実施形態では、板パッキン62は、主体金具30の棚部38のテーパ面38aの先端側に連続する主体金具30の内周面38bと面接触しており、かつ、絶縁体50の段部55のテーパ面55aの先端側に連続する絶縁体50の外周面51aと面接触している。
本実施形態では、軸線Oを含む断面視の状態で、凹み62aを形成している板パッキン62の先端側の各端部を、第1端部62bおよび第2端部62cと呼ぶ。第1端部62bは、主体金具30の内周面と絶縁体50の外周面との間の隙間において主体金具30側に位置している。第2端部62cは、主体金具30の内周面と絶縁体50の外周面との間の隙間において絶縁体50側に位置している。
図2に示す例では、第1端部62bの外面(凹み62aの形成面とは反対側の面)の略全体が、主体金具30の内周面38bと面接触している。また、図2に示す例では、第2端部62cの外面(凹み62aの形成面とは反対側の面)の略全体が、絶縁体50の外周面51aと面接触している。
上記の構成によれば、板パッキン62と主体金具30の内周面との接触領域、および、板パッキン62と絶縁体50の外周面との接触領域がより大きくなり、内燃機関の発火部の気密性をより向上させることができる。また、上記の構成によれば、スパークプラグ1の熱引き性の低下をより抑えることができる。
なお、凹み62aの深さH(図2参照)は、大きいほど気密性を向上させることができる。ここで、深さHは、板パッキン62の第1端部62bおよび第2端部62cの位置(図2の位置F)から凹み62aの最深部(図3の位置D)までの最短距離(互いの垂線の長さ)を意味する。
例えば、深さHは、0.01mm以上とすることができる。言い換えると、板パッキン62の先端部において、0.01mm以上の深さHを有する形状のものを、板パッキン62の凹み62aと呼ぶことができる。
また、板パッキン62は、軸線Oを含む断面視で、凹み62aの最深部の位置から先端側とは反対側の後端部までの長さ(すなわち、図2における矢印Kの長さ)が、段部55のテーパ面55aの長さ(すなわち、図2における領域Bの長さ)よりも長くなっていることが好ましい。なお、ここで矢印Kは、段部55のテーパ面55a(すなわち、矢印B)と平行な関係にある。このようにすることで、スパークプラグ1の熱引き性の低下をさらに抑えることができる。
また、本実施形態では、板パッキン62の先端側の端部の位置は、この端部から先端側の絶縁体50の外周面51aの耐電圧がギャップGの耐電圧よりも大きくなるように規定されている。この点について、図3を参照しながら説明する。
図3では、板パッキン62の先端側の第2端部62cの位置をFとする。この位置Fは、接地電極11の先端部と中心電極20の電極先端部21との間のギャップGの耐電圧に基づいて決めることができる。すなわち、絶縁体50における段部55より先端側の耐電圧がギャップGの耐電圧よりも大きくなるように、板パッキン62の配置位置が決められることが好ましい。これにより、スパークプラグ1の内部フラッシュオーバーによる失火を防ぐことができる。
ここで、絶縁体50における段部55より先端側の耐電圧は、絶縁体50の先端部51側における板パッキン62が設けられていない領域(すなわち、図3に示す位置Fから先端部51の最端部までの領域)における絶縁体50の表面(外周面51a)の耐電圧となる。
なお、耐電圧の試験は、例えば、エアー圧を0.5~1.0MPaとし、温度20~30℃の環境下において、スパークプラグの放電を、例えば、500回程度繰り返すことによって行うことができる。その結果、いずれの試験においてもギャップG側で放電が起こる(すなわち、絶縁体50の外周面51a側で放電が起こらない)場合に、絶縁体50における段部55より先端側の耐電圧がギャップGの耐電圧よりも大きいと判断することができる。
続いて、上記のような板パッキン62を有するスパークプラグ1を製造する方法について説明する。本実施形態にかかるスパークプラグ1において、主体金具30および絶縁体50の構成については、従来公知の構成が適用できる。そのため、主体金具30および絶縁体50の製造方法については、説明を省略する。
図5には、主体金具30と絶縁体50とを組み付ける際に使用される板パッキン62の外観構成を示す。また、図5の破線枠内には、板パッキン62のX-X線部分の断面構成を示す。
スパークプラグ1に組み付けられる前の板パッキン62は、略円筒形状を有している。板パッキン62は、主体金具30を形成している金属材料(例えば、Cu、Feなど)よりも柔らかい材料で形成されている。これにより、絶縁体と主体金具とを組み付けた際に起こり得る絶縁体の割れを抑制することができる。より具体的には、板パッキン62は、アルミニウム(Al)などの比較的柔らかい金属材料で形成することができる。また、板パッキン62の表面は、めっき層で被覆されていてもよい。
図5の破線枠内に示すように、板パッキン62は、筒状部分の内周面に凹部62Aを有している。このような凹部62Aを有する板パッキン62を絶縁体50と主体金具30との間に挟み込んだ状態で、筒状の主体金具30内に絶縁体50を挿入して押し込むことで、板パッキン62は圧縮されて変形する。これにより、例えば、図2に示すような凹み62aを有する板パッキン62が形成される。
なお、めっき層を有する板パッキン62の場合には、内部の母材自体に凹部62Aが設けられている。これにより、組み付け後のスパークプラグ1において、凹み62aを有する板パッキン62を形成することができる。
また、板パッキン62の寸法は、絶縁体50および主体金具30の寸法に応じて適宜変更される。一例では、板パッキン62の厚さt(図5参照)は、約0.4mm程度とすることができる。この場合、板パッキン62の幅w(図5参照)は、0.4mm以上とすることができる。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態のスパークプラグ1は、軸線Oに沿って延びる略筒状の主体金具30と、少なくとも一部が主体金具30の内部に配置されている絶縁体50と、絶縁体50の先端に配置されている中心電極20と、主体金具30に接合され、中心電極20との間でギャップGを形成する接地電極11とを備えている。主体金具30は、軸線Oの方向の先端側に向かうにつれて内径が縮経する棚部38を有している。絶縁体50は、先端側に向かうにつれて外径が縮経する段部55を有している。主体金具30の棚部38と、絶縁体50の段部55との間には、板パッキン(リング状部材)62が配置されている。板パッキン62は、棚部38のテーパ面38aおよび段部55のテーパ面55aに接触しているとともに、断面視で先端側に開口した凹み62aを有している。
本実施形態のスパークプラグ1においては、主体金具30と絶縁体50とが組み付けられた状態で、主体金具30の棚部38のテーパ面38aと絶縁体50の段部55のテーパ面55aとの間に、板パッキン62が介在する。これにより、主体金具30と絶縁体50との組付け時に、主体金具30の内周面と絶縁体50の外周面とが直接接触することで発生し得る絶縁体50の割れを抑制することができる。
また、本実施形態のスパークプラグ1は、板パッキン62が凹み62aを有していることで、スパークプラグ1が備えられている内燃機関の燃焼時の圧力によって凹み62aが押されることにより、板パッキン62周辺の気密性を向上させることができる。したがって、内燃機関の燃焼時の燃焼ガスの漏洩を抑制できるスパークプラグ1が得られる。
〔第2の実施形態〕
続いて、第2の実施形態にかかるスパークプラグ1について説明する。スパークプラグ1全体の概略構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。図6には、第2の実施形態にかかるスパークプラグ1の一部分の構成を示す。この図は、図1に示すスパークプラグのAで示す部分を拡大して示す図である。
本実施形態にかかるスパークプラグ1は、板パッキン(リング状部材)162を備えている。図6に示すように、板パッキン162は、主体金具30の棚部38のテーパ面38aと、絶縁体50の段部55のテーパ面55aとの間に配置されている。板パッキン162は、棚部38のテーパ面38aおよび段部55のテーパ面55aの両方に接触した状態となっている。そして、板パッキン162は、軸線Oを含む断面視(すなわち、スパークプラグ1の縦断面視)で、先端側に開口した凹み62aを有している。
上述した第1の実施形態の板パッキン62では、第1端部62bの外面の略全領域が、主体金具30の内周面38bと面接触しており、第2端部62cの外面の略全領域が、絶縁体50の外周面51aと面接触している(図2参照)。
これに対して、本実施形態の板パッキン162では、第1端部62bの外面(凹み62aの形成面とは反対側の面)と、主体金具30の内周面38bとの間には、空間s1が形成されている。また、本実施形態の板パッキン162では、第2端部62cの外面(凹み62aの形成面とは反対側の面)と、絶縁体50の外周面51aとの間には、空間s2が形成されている。
なお、第1端部62bの先端部は、主体金具30の内周面38bと接触している。また、第2端部62cの先端部は、絶縁体50の外周面51aと接触している。これにより、スパークプラグの火花放電時に、板パッキン162の凹み62aを形成している第1端部62bおよび第2端部62cの先端部は、燃焼圧によって主体金具30の内周面38bおよび絶縁体50の外周面51aに対して押し付けられる。そのため、板パッキン162を備えるスパークプラグ1では、燃焼時の圧力によって、無圧時(非燃焼時)に比べて板パッキン62周辺の気密性を向上させることができる。
なお、第1の実施形態と同様に、本実施形態においても、板パッキン162は、主体金具30の棚部38のテーパ面38aの全領域Aに接触していることが好ましい。また、板パッキン162は、絶縁体50の段部55のテーパ面55aの全領域Bに接触していることが好ましい。
これにより、スパークプラグ1の火花放電時などに絶縁体50で発生する熱を、板パッキン162を介して主体金具30側へ効率的に伝達させることができる。すなわち、スパークプラグ1の熱引き性の低下を抑えることができる。
本実施形態にかかるスパークプラグ1を製造する方法は、第1の実施形態で説明したスパークプラグ1を製造する方法と同様の方法が適用できる。
〔第3の実施形態〕
続いて、第3の実施形態にかかるスパークプラグ1について説明する。スパークプラグ1全体の概略構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。図7には、第3の実施形態にかかるスパークプラグ1の一部分の構成を示す。この図は、図1に示すスパークプラグのAで示す部分を拡大して示す図である。
本実施形態にかかるスパークプラグ1は、板パッキン(リング状部材)262を備えている。図7に示すように、板パッキン262は、主体金具30の棚部38のテーパ面38aと、絶縁体50の段部55のテーパ面55aとの間に配置されている。板パッキン262は、棚部38のテーパ面38aおよび段部55のテーパ面55aの両方に接触した状態となっている。
板パッキン262は、第1の実施形態の板パッキン62などと同様に、軸線Oを含む断面視(すなわち、スパークプラグ1の縦断面視)で、先端側に開口した凹み62aを有している。板パッキン262が凹み62aを有していることで、内燃機関の発火部(すなわち、スパークプラグ1の先端部側)の気密性を向上させることができる。
さらに、本実施形態の板パッキン262は、軸線Oを含む断面視で、先端側とは反対側の後端側に開口した第2の凹み262dを有している。このような第2の凹み262dが設けられていることで、スパークプラグ1を加熱した時に起こり得る主体金具30および板パッキン262の熱圧縮による応力を絶縁体50にかかりにくくすることができる。そのため、スパークプラグ1の加熱時に起こり得る絶縁体50の破損の可能性を低減させることができる。
ここで、板パッキン262において、軸線Oを含む断面視で、凹み62aの最深部の位置から第2の凹み262dの最深部の位置までの長さをK2とする。スパークプラグ1の火花放電時に絶縁体50において発生する熱をより効率的に外部へ放出するためには、K2の長さはできるだけ長くすることが好ましい。例えば、長さK2は、絶縁体50の段部55のテーパ面55aの長さ(すなわち、図2における領域Bの長さ)よりも長くなっていることが好ましい。
本実施形態にかかるスパークプラグ1を製造する方法は、第1の実施形態で説明したスパークプラグ1を製造する方法と同様の方法が適用できる。なお、第2の凹み262dを有する板パッキン262を形成するためには、図5に示す板パッキン62において、筒状部分の内周面に加えて、外周面にも凹部62Aを形成しておくことが好ましい。これにより、凹み62aおよび第2の凹み262dを有する板パッキン262を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :スパークプラグ
11 :接地電極
20 :中心電極
30 :主体金具
38 :(主体金具の)棚部
38a :(棚部の)テーパ面
38b :(主体金具の)内周面
50 :絶縁体
51a :(絶縁体の)外周面
55 :(絶縁体の)段部
55a :(段部の)テーパ面
62 :板パッキン(リング状部材)
62a :凹み
162 :板パッキン(リング状部材)
262 :板パッキン(リング状部材)
262d:第2の凹み
G :ギャップ
O :軸線

Claims (5)

  1. 軸線に沿って延びると共に、前記軸線の方向の先端側に向かうにつれて内径が縮経する棚部を有する略筒状の主体金具と、
    少なくとも一部が前記主体金具の内部に配置され、前記先端側に向かうにつれて外径が縮経する段部を有する絶縁体と、
    前記棚部と前記段部との間に配置されているリング状部材と、
    前記絶縁体の先端に配置され、前記軸線に沿って延びる中心電極と、
    前記主体金具に接合され、前記中心電極との間でギャップを形成する接地電極と
    を備えているスパークプラグであって、
    前記リング状部材は、前記棚部のテーパ面および前記段部のテーパ面に接触しているとともに、前記軸線を含む断面視で、前記先端側に開口した凹みを有している、スパークプラグ。
  2. 前記リング状部材は、前記棚部のテーパ面の前記先端側に連続する前記主体金具の内周面と面接触しており、かつ、
    前記リング状部材は、前記段部のテーパ面の前記先端側に連続する前記絶縁体の外周面と面接触している、
    請求項1に記載のスパークプラグ。
  3. 前記リング状部材の前記先端側の端部の位置は、該端部から前記先端側の前記絶縁体の外周面の耐電圧が前記ギャップの耐電圧よりも大きくなるように規定されている、
    請求項1または2に記載のスパークプラグ。
  4. 前記リング状部材は、
    前記軸線を含む断面視で、前記凹みの最深部の位置から前記先端側とは反対側の後端部までの長さが、前記段部のテーパ面の長さよりも長くなっている、
    請求項1から3の何れか1項に記載のスパークプラグ。
  5. 前記リング状部材は、前記軸線を含む断面視で、前記先端側とは反対側の後端側に開口した第2の凹みをさらに有している、
    請求項1から4の何れか1項に記載のスパークプラグ。
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