JP2022171141A - 液体吐出装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

液体吐出装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ドット抜けの抑制と高速記録とを共に実現する。【解決手段】プリンタのCPUは、記録処理の前に、実際のヘッドの移動速度を取得し(S2)、取得された移動速度の、基準値からの変動量を導出し(S3)、当該変動量に基づいて、移動速度の目標値Vtを決定する(S4)。CPU91は、記録処理において、定速領域における移動速度がS4で決定された目標値Vtとなるように移動機構によりヘッドを走査方向に移動させながら、定速領域においてノズルから用紙に向けてインクを吐出させる。【選択図】図7

Description

本発明は、インク等の液体を吐出する液体吐出装置、その制御方法及びプログラムに関する。
特許文献1に記載のプリンタ(液体吐出装置)は、ノズルが形成されたヘッドと、シート(記録媒体)を搬送する搬送機構と、ヘッドを走査方向に移動させる移動機構とを備え、移動機構によりヘッドを走査方向に移動させながら、ノズルからシートに向けてインクを吐出させることにより、記録処理を実行する。
特開2018-171910号公報
移動機構によりヘッドが移動可能な可動領域は、ヘッドが加速される加速領域と、ヘッドが減速される減速領域と、走査方向において加速領域と減速領域との間にあり、ヘッドが加減速されない定速領域とを含む。定速領域におけるヘッドの移動速度は、一定の目標値となるように制御されるが、移動機構の製品バラつき、環境温度、環境湿度等によって、目標値からの変動量が発生する。当該変動量が大きいと、吐出周期(ノズルから記録媒体に向けて液体を吐出させる周期)毎の信号の転送が正常に実行されず、ある吐出周期において不吐出となり、ドット抜けが生じ得る。
ドット抜けを抑制するため、所定の変動量(例えば±5%)において移動速度が最高値の場合でも吐出周期毎の信号の転送が完了するように、定速領域におけるヘッドの移動速度の目標値を決定することが考えられる。しかしながら、変動量は上記のとおり製品バラつき等に起因するものであり、実際の変動量が所定の変動量よりも小さい場合(例えば±2%)は、目標値を所定の変動量(例えば±5%)に基づく目標値より高くしても、信号の転送を完了することができる。つまり、所定の変動量に基づいて目標値を決定すると、目標値を過度に低くしてしまい、高速記録の妨げになり得る。
本発明の目的は、ドット抜けの抑制と高速記録とを共に実現可能な液体吐出装置、その制御方法及びプログラムを提供することにある。
本発明に係る液体吐出装置は、ノズルが形成されたヘッドと、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、前記ヘッドを前記搬送方向と直交する走査方向に移動させる移動機構と、前記ヘッドの移動速度を検知する速度センサと、制御部と、を備え、前記移動機構により前記ヘッドが移動可能な可動領域は、前記ヘッドが加速される加速領域と、前記ヘッドが減速される減速領域と、前記走査方向において前記加速領域と前記減速領域との間にあり、前記ヘッドが加減速されない定速領域と、を含み、前記制御部は、前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させ、前記速度センサから前記定速領域における前記移動速度を取得する、速度取得処理と、前記速度取得処理で取得された前記移動速度の、基準値からの変動量を導出する、変動量導出処理と、前記変動量導出処理で導出された前記変動量に基づいて、前記移動速度の目標値を決定する、決定処理と、前記定速領域における前記移動速度が前記決定処理で決定された前記目標値となるように前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させながら、前記定速領域において前記ノズルから記録媒体に向けて液体を吐出させる、記録処理と、を実行することを特徴とする。
本発明に係る制御方法は、ノズルが形成されたヘッドと、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、前記ヘッドを前記搬送方向と直交する走査方向に移動させる移動機構と、前記ヘッドの移動速度を検知する速度センサと、制御部と、を備えた液体吐出装置を制御する制御方法であって、前記移動機構により前記ヘッドが移動可能な可動領域は、前記ヘッドが加速される加速領域と、前記ヘッドが減速される減速領域と、前記走査方向において前記加速領域と前記減速領域との間にあり、前記ヘッドが加減速されない定速領域と、を含み、前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させ、前記速度センサから前記定速領域における前記移動速度を取得する、速度取得処理と、前記速度取得処理で取得された前記移動速度の、基準値からの変動量を導出する、変動量導出処理と、前記変動量導出処理で導出された前記変動量に基づいて、前記移動速度の目標値を決定する、決定処理と、前記定速領域における前記移動速度が前記決定処理で決定された前記目標値となるように前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させながら、前記定速領域において前記ノズルから記録媒体に向けて液体を吐出させる、記録処理と、を実行することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、ノズルが形成されたヘッドと、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、前記ヘッドを前記搬送方向と直交する走査方向に移動させる移動機構と、前記ヘッドの移動速度を検知する速度センサと、を備え、前記移動機構により前記ヘッドが移動可能な可動領域は、前記ヘッドが加速される加速領域と、前記ヘッドが減速される減速領域と、前記走査方向において前記加速領域と前記減速領域との間にあり、前記ヘッドが加減速されない定速領域と、を含む、液体吐出装置を、前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させ、前記速度センサから前記定速領域における前記移動速度を取得する、速度取得手段、前記速度取得手段により取得された前記移動速度の、基準値からの変動量を導出する、変動量導出手段、前記変動量導出手段により導出された前記変動量に基づいて、前記移動速度の目標値を決定する、決定手段、及び、前記定速領域における前記移動速度が前記決定手段により決定された前記目標値となるように前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させながら、前記定速領域において前記ノズルから記録媒体に向けて液体を吐出させる、記録手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、記録処理の前に、実際のヘッドの移動速度を取得し、取得された移動速度の、基準値からの変動量を導出し、当該変動量に基づいて移動速度の目標値を決定する。このように、所定の変動量ではなく実際の変動量に基づいて目標値を決定することで、目標値を過度に低くしてしまうことがなく、ドット抜けの抑制と高速記録とを共に実現できる。
本発明の第1実施形態に係るプリンタを示す平面図である。 プリンタに含まれるヘッドの断面図である。 プリンタの電気的構成を示すブロック図である。 ヘッドの可動領域における移動速度の変化を示すグラフである。 波形信号FIREに含まれる4種類の波形データを示す波形図である。 波形信号FIRE及び選択信号SINが転送回路からドライバICに転送される過程を示す説明図である。 プリンタのCPUが実行するプログラムを示すフロー図である。 搬送動作と走査動作とが交互に行われる状況を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係るプリンタを示す平面図である。 本発明の第3実施形態において定速領域を分割した単位領域毎に変動量の導出等を実行することを示す図4に対応するグラフである。化を示すグラフである。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るプリンタ100は、図1に示すように、下面に複数のノズルNが形成されたヘッド10と、ヘッド10を保持するキャリッジ20と、キャリッジ20を走査方向(鉛直方向と直交する方向)に移動させる移動機構30と、用紙Pを下方から支持するプラテン40と、用紙Pを搬送方向(走査方向及び鉛直方向と直交する方向)に搬送する搬送機構50と、制御装置90とを備えている。
移動機構30は、キャリッジ20を支持する一対のガイド31,32と、キャリッジ20に連結されたベルト33とを含む。ガイド31,32及びベルト33は、走査方向に延びている。制御装置90の制御によりキャリッジモータ30m(図3参照)が駆動されると、ベルト33が走行し、ガイド31,32に沿ってキャリッジ20が走査方向に移動する。
プラテン40は、キャリッジ20及びヘッド10の下方に配置されている。プラテン40の上面に、用紙Pが載置される。
搬送機構50は、2つのローラ対51,52を有する。搬送方向においてローラ対51とローラ対52との間に、ヘッド10、キャリッジ20及びプラテン40が配置されている。制御装置90の制御により搬送モータ50m(図3参照)が駆動されると、ローラ対51,52が用紙Pを挟持した状態で回転し、用紙Pが搬送方向に搬送される。
ヘッド10は、図2に示すように、流路ユニット12と、アクチュエータユニット13とを含む。
流路ユニット12の下面に、複数のノズルN(図1参照)が形成されている。流路ユニット12の上面に、複数の圧力室12pが形成されている。流路ユニット12の内部に、インクタンク(図示略)に連通する共通流路12aと、ノズルN毎に個別の個別流路12bとが形成されている。個別流路12bは、共通流路12aの出口から圧力室12pを経てノズルNに至る流路である。
アクチュエータユニット13は、流路ユニット12の上面に複数の圧力室12pを覆うように配置された金属製の振動板13aと、振動板13aの上面に配置された圧電層13bと、圧電層13bの上面に複数の圧力室12pのそれぞれと対向するように配置された複数の個別電極13cとを含む。
振動板13a及び複数の個別電極13cは、ドライバIC14と電気的に接続されている。ドライバIC14は、振動板13aの電位をグランド電位に維持する一方、個別電極13cの電位を変化させる。具体的には、ドライバIC14は、制御装置90からの制御信号(後述する波形信号FIRE、選択信号SIN、クロック信号CLK等)に基づいて駆動信号を生成し、信号線14sを介して当該駆動信号を吐出周期(ノズルNからインクを吐出させる周期)毎に個別電極13cに供給する。これにより、個別電極13cの電位が所定の駆動電位とグランド電位との間で変化する。このとき、振動板13a及び圧電層13bにおいて各個別電極13cと各圧力室12pとで挟まれた部分(アクチュエータ13x)が変形することにより、圧力室12pの容積が変化し、圧力室12p内のインクに圧力が付与され、ノズルNからインクが吐出される。アクチュエータ13xは、個別電極13c毎(即ち、ノズルN毎)に設けられており、当該個別電極13cに供給される電位に応じて独立して変形可能である。
制御装置90は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)91と、ROM(Read Only Memory)92と、RAM(Random Access Memory)93と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)94とを含む。ROM92には、CPU91やASIC94が各種制御を行うためのプログラムやデータが格納されている。RAM93は、CPU91やASIC94がプログラムを実行する際に用いるデータを一時的に記憶する。制御装置90は、外部装置(パーソナルコンピュータ等)と通信可能に接続されており、当該外部装置や入力部(プリンタ100の筐体の外面に設けられたスイッチやボタン)から入力されたデータに基づいて、CPU91やASIC94により記録処理等を実行する。
ここで、CPU91が本発明の「制御部」に該当し、RAM93が本発明の「記憶部」に該当する。RAM93が記憶するデータには、記録処理の実行回数(1枚の用紙Pに対する記録処理を1回とする。)が含まれる。
記録処理において、制御装置90は、外部装置から受信した記録指令に基づいて、ドライバIC14、キャリッジモータ30m及び搬送モータ50mを制御し、搬送機構50により用紙Pを搬送方向に所定量搬送する搬送動作と、移動機構30によりキャリッジ20を走査方向に移動させながらノズルNからインクを吐出させる走査動作とを、交互に行わせる。走査動作において、制御装置90は、ドライバIC14により駆動信号を個別電極13cに供給することで、ノズルNからインクを吐出させる。これにより、用紙P上に、インクのドットが形成され、画像が記録される。
ヘッド10の走査方向の移動は、図1の右方への移動である往路移動と、図1の左方への移動である復路移動とを含む。往路移動及び復路移動のそれぞれにおいて、ヘッド10の可動領域(各移動の始点から終点までの領域)は、図4に示すように、ヘッド10が加速される加速領域と、ヘッド10が減速される減速領域と、走査方向において加速領域と減速領域との間にあり、ヘッド10が加減速されない定速領域とを含む。定速領域において、インクの吐出が行われる。ここで、定速領域におけるヘッド10の移動速度は、一定の目標値Vtとなるように制御されるが、移動機構30の製品バラつき、環境温度、環境湿度等によって、目標値Vtからの変動量が発生する(図4の破線参照)。この変動量に基づく問題については、後に詳述する。
次いで、ASIC94の構成について説明する。
ASIC94は、図3に示すように、出力回路941及び転送回路942を含む。
出力回路941は、波形信号FIRE、選択信号SIN、クロック信号CLK等を生成し、これら信号を吐出周期毎に転送回路942に出力する。
波形信号FIREは、アクチュエータ13xの4つの駆動態様をそれぞれ示す4つの波形データF0~F3(図5参照)を直列化したシリアル信号である。波形データF0(図5(a)参照)は、1吐出周期内におけるノズルNからのインクの吐出量が「ゼロ(吐出なし)」に対応するものであり、個別電極13cの電位をグランド電位(0V)に維持する。波形データF1(図5(b)参照)は、1吐出周期内におけるノズルNからのインクの吐出量が「小」に対応するものであり、個別電極13cの電位をグランド電位(0V)と駆動電位(VDD)との間で変化させる1つのパルスを含み、1滴のインクを吐出させる。波形データF2(図5(c)参照)は、1吐出周期内におけるノズルNからのインクの吐出量が「中」に対応するものであり、個別電極13cの電位をグランド電位(0V)と駆動電位(VDD)との間で変化させる2つのパルスを含み、2滴のインクを吐出させる。波形データF3(図5(d)参照)は、1吐出周期内におけるノズルNからのインクの吐出量が「大」に対応するものであり、個別電極13cの電位をグランド電位(0V)と駆動電位(VDD)との間で変化させる4つのパルスを含み、4滴のインクを吐出させる。
波形信号FIREは、上記4つの波形データF0~F3(図5参照)を含むことで、全体としてアクチュエータ13xの4つの駆動態様を示すものである。
アクチュエータ13xの駆動態様とは、個別電極13cの電位の変化に応じた上述のようなアクチュエータ13xの変形の態様のことである。アクチュエータ13xの駆動態様は、個別電極13cの電位の変化に応じて(即ち、波形データF0~F3毎に)異なる。駆動態様によって、圧力室12pの容積の変化、ノズルNに形成されるメニスカスの状態、及び、ノズルNから吐出されるインクの量(ゼロを含む。)が異なる。
選択信号SINは、上記4つの駆動態様の中から1つを選択するための選択データを含むシリアル信号であり、記録指令に含まれる画像データに基づいて、アクチュエータ13x毎、かつ、吐出周期毎に生成される。吐出周期は、単位時間当たりのヘッド10と用紙Pとの相対位置の変化量に応じて規定され、当該変化量が大きくなるほど(具体的には、ヘッド10の移動速度が高速化するほど)、短くなる。
クロック信号CLKは、ASIC94からドライバIC14への各種信号の転送タイミングを示す信号である。クロック信号CLKは、記録指令に含まれる画像データと、キャリッジモータ30mに設けられたロータリエンコーダ61からの信号と、用紙Pの搬送経路に設けられた用紙センサ62からの信号とに基づいて、生成及び出力される。ロータリエンコーダ61は、ヘッド10の移動速度を検知するものであり、本発明の「速度センサ」に該当する。
転送回路942は、出力回路941から受信した波形信号FIRE、選択信号SIN、クロック信号CLK等を、吐出周期毎に、クロック信号CLKと同期して(クロック信号CLKが示す転送タイミングで)ドライバIC14に転送する。転送回路942は、上記各信号に対応するLVDS(Low Voltage Differential Signaling)ドライバを内蔵しており、各信号をパルス状の差動信号としてドライバIC14に転送する。LVDS方式は、2本の信号線にそれぞれ逆位相の信号(H信号及びL信号)を入力する方式であり、1本の信号線だけで信号を入力するシングルエンド方式に比べ、ノイズに強く、信号の振幅を小さくして低電圧で伝送可能という特徴がある。LVDS方式は、信号の振幅を小さくすることができるため、H信号とL信号との間の切り換えに要する時間を短くすることができ、その結果として、信号の周波数を高くして、データを高速に伝送することができる。特に、選択信号SINは、アクチュエータ13xの数(ノズルNの数)の選択データを含むため、データ量が膨大になり得る。当該信号をLVDS方式で転送することで、高速伝送が可能となっている。
次いで、転送回路942からドライバIC14への波形信号FIRE及び選択信号SINの転送について説明する。
図6(a),(b)において、時点t1~t3は、波形信号FIRE及び選択信号SINの転送が開始されるべき時点である。時系列的に隣接する時点t1~t3間の時間が吐出周期に該当し、時点t1が第1吐出周期の開始時点、時点t2が第2吐出周期の開始時点、時点t3が第1吐出周期の開始時点である。
各吐出周期において、選択信号SINの転送は波形信号FIREの転送終了時点以降に終了し、選択信号SINの転送終了時点で選択信号SINがラッチされるように構成されている。
通常は、図6(a)に示すように、1の吐出周期に係る波形信号FIRE及び選択信号SINの転送終了後に、次の吐出周期に係る転送タイミングが発生し、波形信号FIRE及び選択信号SINの転送が開始される。
しかしながら、例えばヘッド10の移動速度が高速化したり、定速領域におけるヘッド10の移動速度の目標値Vtからの変動量(図4に示す目標値Vtと最高値Vmaxとの差)が大きくなると、上記通常時とは異なり、図6(b)に示すように、第1吐出周期に係る波形信号FIRE及び選択信号SINの転送中に、第2吐出周期に係る転送タイミング(時点t2)が発生する。この場合、転送回路942は、第2吐出周期に係る波形信号FIRE及び選択信号SINを正常に取り込むことができず、その結果、第2吐出周期に係る波形信号FIRE及び選択信号SINをドライバIC14に転送することができない。そのため、第2吐出周期において不吐出となり、ドット抜けが生じ得る。
ドット抜けを抑制するため、所定の変動量(例えば±5%)において移動速度が最高値Vmaxの場合でも吐出周期毎の信号の転送が完了するように、定速領域におけるヘッド10の移動速度の目標値Vt(図4参照)を決定することが考えられる。しかしながら、変動量は製品バラつき等に起因するものであり、実際の変動量が所定の変動量よりも小さい場合(例えば±2%)は、目標値Vtを所定の変動量(例えば±5%)に基づく目標値より高くしても、信号の転送を完了することができる。つまり、所定の変動量(例えば±5%)に基づいて目標値Vtを決定すると、目標値Vtを過度に低くしてしまい、高速記録の妨げになり得る。
そこで本実施形態では、ドット抜けの抑制と高速記録とを共に実現するため、プリンタ100の製造時(出荷前)や、プリンタ100の製造後において所定時間の経過後、さらに、図7に示すように記録処理の実行回数Xが所定回数Xtを超えた場合に、CPU91によりS2~S4の処理が実行される。
図7において、CPU91は、先ず、RAM93から取得した情報に基づいて、記録処理の実行回数Xが所定回数Xtを超えたか否かを判断する(S1)。
記録処理の実行回数Xが所定回数Xtを超えていない場合(S1:NO)、CPU91は、S1の処理を繰り返す。
記録処理の実行回数Xが所定回数Xtを超えた場合(S1:YES)、CPU91は、移動機構30によりヘッド10を走査方向に移動させ、ロータリエンコーダ61からの信号に基づいて、定速領域におけるヘッド10移動速度を取得する(S2:速度取得処理)。
S2の後、CPU91は、S2で取得された移動速度の、基準値からの変動量を導出する(S3:変動量導出処理)。基準値は、ROM92に記憶された所定の速度である。
例えば、CPU91は、S2において、往路移動(図1の右方への移動)と復路移動(図1の左方への移動)とからなる往復移動を、計6回程度ヘッド10に行わせ、各移動での定速領域におけるヘッド10の移動速度を時系列的に取得し、S3において、各移動での定速領域におけるヘッド10の移動速度の、基準値からの変動量のうち、最大の変動量を導出する。
S3の後、CPU91は、S3で導出された変動量に基づいて、移動速度の目標値Vtを決定する(S4:決定処理)。
S4の後、CPU91は、当該プログラムを終了する。
S4で決定された目標値Vtは、次回S2~S4の処理が実行されるまで、RAM93に記憶される。CPU91は、記録処理において、定速領域における移動速度がS4で決定された目標値Vtとなるように移動機構30によりヘッド10を走査方向に移動させながら、定速領域においてノズルNから用紙Pに向けてインクを吐出させる。
なお、CPU91は、インクの吐出が行われるヘッド10の移動においては、定速領域における移動速度がS4で決定された目標値Vtとなるように移動機構30を制御するが、それ以外(インクの吐出が実行されないヘッドの移動(例えば、往路移動ではインクの吐出を行うが復路移動ではインクの吐出を行わない片方向記録における、復路移動)や、用紙Pの幅を検知するときの移動や、ノズルNの乾燥防止等のために実行されるメンテナンス動作を上記移動の終点にあるメンテナンス位置において行うための移動)では、定速領域における移動速度がS4で決定された目標値Vtとは別の目標値となるように、移動機構30を制御してよい。
ヘッド10の移動速度に応じて、ノズルNから吐出されるインクの飛翔方向が変化し、用紙P上のインクの着弾位置も変化する。そこで、CPU91は、定速領域におけるノズルNからのインクの吐出タイミング(ASIC94からドライバIC14への各種信号の転送タイミング)を、S4で決定された目標値Vtに基づいて調整する。例えば、目標値Vtが高いほど、吐出タイミングを、画像データに基づいて決定される所定の吐出タイミングよりも前に設定する。ROM92にテーブル(ヘッド10の移動速度と吐出タイミングの調整値との関連を示すテーブル)が記憶されており、CPU91は当該テーブルを参照して吐出タイミングを調整する。或いは、ROM92に導出式(ヘッド10の移動速度から吐出タイミングの調整値を導出する導出式)が記憶されており、CPU91は当該導出式に基づいて吐出タイミングを調整してもよい。
定速領域におけるヘッド10の移動速度に応じて、加速領域及び減速領域の長さが変化し(具体的には、定速領域におけるヘッド10の移動速度が高くなるほど、加速領域及び減速領域の長さが長くなり)、1走査動作におけるヘッド10の移動開始時点からヘッド10が定速領域に到達するまでの時点までの時間が変化する。そこで、CPU91は、S4で決定された目標値Vtに基づいて、搬送動作のタイミングを調整する(図8参照)。図8では、実線が走査動作におけるヘッド10の移動速度、一点鎖線が搬送動作における用紙Pの搬送速度を示す。図8の例では、走査動作におけるヘッド10の移動と搬送動作とが部分的に重複している。具体的には、各走査動作において、ヘッド10の移動終了時点(ヘッド10が図4に示す終点に到達する時点)よりも前の、定速領域におけるインクの吐出の終了時点で、搬送動作が開始される。また、搬送動作の終了時点よりも前に、走査動作におけるヘッド10の移動が開始され、搬送動作の終了時点で、定速領域におけるインクの吐出が開始される。定速領域におけるインクの吐出と、搬送動作とは、重複しない。
以上に述べたように、本実施形態によれば、記録処理の前に、実際のヘッド10の移動速度を取得し(S2)、取得された移動速度の、基準値からの変動量を導出し(S3)、当該変動量に基づいて、移動速度の目標値Vtを決定する(S4)。このように、所定の変動量ではなく実際の変動量に基づいて目標値Vtを決定することで、目標値Vtを過度に低くしてしまうことがなく、ドット抜けの抑制と高速記録とを共に実現できる。
また、上述のように、ヘッド10の移動速度に応じて、インクの飛翔方向が変化し、インクの着弾位置も変化することに鑑みて、CPU91は、移動速度の目標値Vtに基づいて吐出タイミングを調整する。これにより、インクの着弾位置を所望の位置とし、記録品質を保持できる。
さらに、上述のように、定速領域におけるヘッド10の移動速度に応じて、加速領域及び減速領域の長さが変化し(具体的には、定速領域におけるヘッド10の移動速度が高くなるほど、加速領域及び減速領域の長さが長くなり)、1走査動作におけるヘッド10の移動開始時点からヘッド10が定速領域に到達するまでの時点までの時間が変化することに鑑みて、CPU91は、S4で決定された目標値Vtに基づいて、搬送動作のタイミングを調整する(図8参照)。そして、図8のように走査動作におけるヘッド10の移動と搬送動作とを部分的に重複させたり、或いは、走査動作におけるヘッド10の移動の終了時点で搬送動作を開始させたりすることで、高速記録を実現できる。
CPU91は、記録処理の実行回数Xが所定回数Xtを超えた場合(S1:YES)に、S2~S4を実行する。これは、記録処理の実行回数が増えるにつれて、移動機構30の性能等が変化し得る(ひいては、ヘッド10の移動速度の変動量が変化し得る)ことに鑑みたものである。記録処理の実行回数Xが所定回数Xtを超えた場合に、S2~S4を実行し、目標値Vtを更新することで、現状に適合した記録を実現できる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るプリンタ200(図9参照)は、搬送機構50が波形状付与部510を含む点、及び、移動速度の目標値Vtだけでなく、波形状付与部510によって用紙Pに付与される波形状に基づいて、吐出タイミングを調整する点において、第1実施形態に係るプリンタ100(図1参照)と異なる。
波形状付与部510は、用紙Pに走査方向に沿った波形状を付与するものであり、5つのコルゲートプレート511と、4つのリブ512と、拍車ローラ513,514とを含む。
5つのコルゲートプレート511は、走査方向に等間隔に配置されている。各コルゲートプレート511は、ヘッドに10に対して搬送方向上流側のローラ対51の上側ローラを覆う基部と、基部から搬送方向下流側に延びた押圧部とを含む。押圧部とプラテン40の表面との間には、若干の隙間が設けられている。
4つのリブ512は、走査方向に隣接する2つのコルゲートプレート511の間において、それぞれ搬送方向に延びている。各リブ512の上端は、各コルゲートプレート511の押圧部よりも上方にある。このような位置関係において、各リブ512の上端が用紙Pを下方から支持すると共に、各コルゲートプレート511の押圧部が用紙Pを上方から押圧することにより、用紙Pに走査方向に沿った波形状が付与される。
拍車ローラ513,514は、ヘッドに10に対して搬送方向下流側のローラ対52の上側ローラを構成する。拍車ローラ513は、4つのリブ512のそれぞれと搬送方向に重なる位置にある。拍車ローラ514は、5つのコルゲートプレート511のそれぞれと搬送方向に重なる位置にある。拍車ローラ513と、ローラ対52の下側ローラ(図示略)との接触点は、拍車ローラ514の下端よりも上方にある。このような位置関係において、ローラ対52の下側ローラが用紙Pを下方から支持すると共に、拍車ローラ514が用紙Pを上方から押圧することにより、用紙Pに走査方向に沿った波形状が付与される。
波形状付与部510により用紙Pに走査方向に沿った波形状が付与されることで、用紙Pに腰が与えられ、良好な搬送が実現される。
ただし、用紙Pに波形状を付与する場合に、記録品質を維持するには、ノズルNからのインクの吐出タイミングを、用紙Pに波形状を付与しない場合の吐出タイミングから変更する必要がある。そこで本実施形態では、吐出タイミングを、移動速度の目標値Vtのみでなく、波形状付与部510により付与される波形状に基づいて、調整する。
本実施形態によれば、第1実施形態による効果に加え、用紙Pに波形状が付与された場合において、吐出タイミングを適切に設定することで、インクの着弾位置を所望の位置とし、記録品質を保持できる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態(図10参照)は、CPU91が、定速領域において走査方向に並ぶ3つの単位領域(第1~第3単位領域)毎に、S2~S4の処理を実行する点において、第1実施形態(図4参照)と異なる。
具体的には、CPU91は、S2において単位領域毎のヘッド10移動速度を取得し、S3において単位領域毎の変動量を導出し、S4において、S3で導出された単位領域毎の変動量に基づいて、単位領域毎の目標値Vtを決定する。単位領域毎に、変動量が異なると、目標値Vtも異なることになる。
本実施形態によれば、単位領域毎にS2~S4の処理を実行することで、ある単位領域では他の単位領域よりも目標値Vtを高くすることができる。したがって、定速領域におけるインクが吐出される範囲が上記ある単位領域に該当する場合、高速記録を実現できる。
<変形例>
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
上述の実施形態(図8参照)では、走査動作におけるヘッドの移動と搬送動作とが部分的に重複するが、これに限定されない。例えば、走査動作におけるヘッドの移動の終了時点で搬送動作を開始させたり、搬送動作の終了時点で走査動作におけるヘッドの移動を開始させたりしてもよい。
第3実施形態(図10参照)では、S2において単位領域毎のヘッド10移動速度を取得し、S3において単位領域毎の変動量を導出し、S4において、S3で導出された単位領域毎の変動量に基づいて、単位領域毎の目標値Vtを決定するが、これに限定されない。例えば、S4において、S3で導出された単位領域毎の変動量のうち、最大の変動量に基づいて、定速領域(全ての単位領域を含む。)の目標値Vtを決定してもよい。
片方向記録が実行される場合は、往路移動のみ目標値Vtを決定してよい。例えば、S2において、復路移動の速度を取得せず、S3において、往路移動のみ変動量を導出し、S4において、S3で導出された往路移動の変動量に基づいて、往路移動の目標値Vtを決定してよい。
アクチュエータは、圧電方式に限定されず、その他の方式(例えば、発熱素子を用いたサーマル方式、静電力を用いた静電方式等)であってもよい。
ノズルから吐出される液体は、インクに限定されず、インク以外の液体(例えば、インク中の成分を凝集又は析出させる処理液等)であってもよい。
本発明は、プリンタに限定されず、ファクシミリ、コピー機、複合機等にも適用可能である。また、本発明は、画像の記録以外の用途で使用される液体吐出装置(例えば、基板に導電性の液体を吐出して導電パターンを形成する液体吐出装置)にも適用可能である。
本発明に係るプログラムは、フレキシブルディスク等のリムーバブル型記録媒体やハードディスク等の固定型記録媒体に記録して配布可能である他、通信回線を介して配布可能である。
100;200 プリンタ(液体吐出装置)
10 ヘッド
30 移動機構
50 搬送機構
61 ロータリエンコーダ(速度センサ)
91 CPU(制御部)
93 RAM(記憶部)
N ノズル
P 用紙(記録媒体)

Claims (7)

  1. ノズルが形成されたヘッドと、
    記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、
    前記ヘッドを前記搬送方向と直交する走査方向に移動させる移動機構と、
    前記ヘッドの移動速度を検知する速度センサと、
    制御部と、を備え、
    前記移動機構により前記ヘッドが移動可能な可動領域は、前記ヘッドが加速される加速領域と、前記ヘッドが減速される減速領域と、前記走査方向において前記加速領域と前記減速領域との間にあり、前記ヘッドが加減速されない定速領域と、を含み、
    前記制御部は、
    前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させ、前記速度センサから前記定速領域における前記移動速度を取得する、速度取得処理と、
    前記速度取得処理で取得された前記移動速度の、基準値からの変動量を導出する、変動量導出処理と、
    前記変動量導出処理で導出された前記変動量に基づいて、前記移動速度の目標値を決定する、決定処理と、
    前記定速領域における前記移動速度が前記決定処理で決定された前記目標値となるように前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させながら、前記定速領域において前記ノズルから記録媒体に向けて液体を吐出させる、記録処理と、
    を実行することを特徴とする、液体吐出装置。
  2. 前記制御部は、
    前記決定処理で決定された前記目標値に基づいて、前記定速領域における前記ノズルからの液体の吐出タイミングを調整することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記制御部は、
    前記記録処理において、前記搬送機構により記録媒体を前記搬送方向に所定量搬送する搬送動作と、前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させながら前記ノズルから記録媒体に向けて液体を吐出させる走査動作とを、交互に行わせ、
    前記決定処理で決定された前記目標値に基づいて、前記搬送動作のタイミングを調整することを特徴とする、請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記記録処理の実行回数を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記記憶部に記憶された前記実行回数が所定回数を超えた場合に、前記速度取得処理、前記変動量導出処理及び前記決定処理を実行することを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記制御部は、
    前記定速領域において前記走査方向に並ぶ複数の単位領域毎に、前記変動量導出処理、前記決定処理及び前記記録処理を実行することを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  6. ノズルが形成されたヘッドと、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、前記ヘッドを前記搬送方向と直交する走査方向に移動させる移動機構と、前記ヘッドの移動速度を検知する速度センサと、制御部と、を備えた液体吐出装置を制御する制御方法であって、
    前記移動機構により前記ヘッドが移動可能な可動領域は、前記ヘッドが加速される加速領域と、前記ヘッドが減速される減速領域と、前記走査方向において前記加速領域と前記減速領域との間にあり、前記ヘッドが加減速されない定速領域と、を含み、
    前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させ、前記速度センサから前記定速領域における前記移動速度を取得する、速度取得処理と、
    前記速度取得処理で取得された前記移動速度の、基準値からの変動量を導出する、変動量導出処理と、
    前記変動量導出処理で導出された前記変動量に基づいて、前記移動速度の目標値を決定する、決定処理と、
    前記定速領域における前記移動速度が前記決定処理で決定された前記目標値となるように前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させながら、前記定速領域において前記ノズルから記録媒体に向けて液体を吐出させる、記録処理と、
    を実行することを特徴とする、制御方法。
  7. ノズルが形成されたヘッドと、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、前記ヘッドを前記搬送方向と直交する走査方向に移動させる移動機構と、前記ヘッドの移動速度を検知する速度センサと、を備え、前記移動機構により前記ヘッドが移動可能な可動領域は、前記ヘッドが加速される加速領域と、前記ヘッドが減速される減速領域と、前記走査方向において前記加速領域と前記減速領域との間にあり、前記ヘッドが加減速されない定速領域と、を含む、液体吐出装置を、
    前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させ、前記速度センサから前記定速領域における前記移動速度を取得する、速度取得手段、
    前記速度取得手段により取得された前記移動速度の、基準値からの変動量を導出する、変動量導出手段、
    前記変動量導出手段により導出された前記変動量に基づいて、前記移動速度の目標値を決定する、決定手段、及び、
    前記定速領域における前記移動速度が前記決定手段により決定された前記目標値となるように前記移動機構により前記ヘッドを前記走査方向に移動させながら、前記定速領域において前記ノズルから記録媒体に向けて液体を吐出させる、記録手段、
    として機能させることを特徴とする、プログラム。
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