JP2022169334A - 多目的車両 - Google Patents

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達也 永冨
Tatsuya Nagatomi
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Abstract

【課題】乗員が前部座席と後部座席との間を容易に移動することができる多目的車両を提供する。【解決手段】多目的車両は、前輪ユニット1と後輪ユニット2によって対地支持された走行車体3と、走行車体3を構成する下部フレームと、下部フレームの後領域の上方に配置された荷台4と、下部フレームの上方に配置された搭乗部6とを備える。搭乗部6は、運転座席71及び助手座席72からなる前部座席7Fと、後部座席7Rと、フロアパネル5とを備え、フロアパネル5は、運転座席71及び助手座席72のための前フットレストパネル5fと、後部座席7Rのための後フットレストパネル5rと、前フットレストパネル5fと後フットレストパネル5rとをつなぐ、乗員の通過が可能な通り抜けパネル5pとからなる。【選択図】図3

Description

本発明は、前部座席と後部座席とを備えた多目的車両に関する。
に関する。
特許文献1には、前部座席と後部座席と荷台とを備えた多目的車両が開示されている。前部座席として、運転座席と助手座席とが設けられている。運転座席と助手座席とは、密接して併設されている。前部座席への乗り込みには、前部座席の側方に形成されている出入口が用いられ、後部座席への乗り込みには、後部座席の側方に形成されている出入口が用いられる。
特許文献2には、前部座席と後部座席と荷台とを備えた多目的車両が開示されている。前部座席として、運転座席と助手座席とが設けられている。運転座席と助手座席との間には大きな隙間が形成されている。この隙間には、エンジンのシリンダヘッドやスロットル機器が座席のシートクッション部より高く突き出しており、センタコンソールによって覆われている。
米国特許9,902,292号公報 米国公開特許2009/0183939号公報
特許文献1による多目的車両では、運転座席と助手座席との間の隙間が狭くて、乗員の通り抜けが不可能なので、一旦車外に出ない限り、乗員は前部座席と後部座席との間を移動することが困難である。また、特許文献2による多目的車両では、運転座席と助手座席との間の隙間は広いが、その隙間に配置されたセンタコンソールがシートクッション部より高く突き出しており、乗員がその隙間を通り抜けることを阻害しており、一旦車外に出ない限り、乗員は前部座席と後部座席との間を移動することができない。いずれの場合でも、前部座席と後部座席との間での乗員の移動が、不自由である。
上記実情に鑑み、本発明の目的は、乗員が前部座席と後部座席との間を容易に移動することができる多目的車両を提供することである。
本発明による多目的車両は、前輪ユニットと後輪ユニットによって対地支持された走行車体と、前記走行車体を構成する下部フレームと、前記下部フレームの後領域の上方に配置された荷台と、前記下部フレームの上方に配置された搭乗部とを備える。前記搭乗部は、運転座席及び助手座席からなる前部座席と、後部座席と、フロアパネルとを備え、前記フロアパネルは、前記運転座席及び前記助手座席のための前フットレストパネルと、前記後部座席のための後フットレストパネルと、前記前フットレストパネルと前記後フットレストパネルとをつなぐ、乗員の通過が可能な通り抜けパネルとからなる。
この構成では、前部座席(運転座席と助手座席)のためのフロアパネルである前フットレストパネルと、後部座席のためのフロアパネルである後フットレストパネルとが乗員の容易な通過を可能にする通り抜けパネルでつながっている。つまり、通り抜けパネルの上方空間が、乗員が前部座席と後部座席との間を移動するための空間として利用できる。
運転座席と助手座席との間が後部座席に対する乗員の移動空間であれば、運転座席と助手座席とのいずれからの後部座席への移動も、または後部座席からいずれへの移動もスムーズに行われるので、好都合である。このため、本発明による好適な実施形態では、前記通り抜けパネルは前記運転座席と前記助手座席との間に配置されている。
本発明による好適な実施形態では、前記フロアパネルは、平坦である。これにより、乗員は、躓いたりすることなく、スムーズに部座席と後部座席との間を移動することができる。
本発明による好適な実施形態では、前記助手座席の幅は、前記運転座席の幅より狭い。この構成によれば、運転座席と助手座席との間の空間が広がっても、助手座席の幅を狭くすることで、車体幅の変更が不要となるか、あるいは車体幅の変更が必要であっても、わずかな車体幅の拡大で対処できる。
本発明による好適な実施形態では、前記荷台に対する荷物の出し入れが前記後部座席から可能である。この構成では、前部座席に座っている乗員は、車外に降りることなしに、後部座席に移動し、そこから荷台にアクセスすることができ、例えば、車外に降りることなしに、後部座席に移動し、荷台から必要な物品を取り出したり、荷台に設置された機器を操作したりした後、再び前部座席に戻ることができる。
多目的車両では、四輪駆動タイプが主流である。このため、フロントエンジンであっても、リアエンジンであっても、前輪ユニットまたは後輪ユニットにエンジン動力を伝達するプロペラシャフトが必要となる。さらに、車体バランスの観点から、プロペラシャフトは、車体の中央領域を前後方向に延びることが好ましい。その場合、プロペラシャフトが通り抜けパネルの下方に位置する可能性がある。プロペラシャフトの存在によってフロアパネルの地上高さが高くなることを回避するため、本発明による好適な実施形態では、エンジン動力を前記前輪ユニットまたは前記後輪ユニットに伝達するために、車体前後方向に延びたプロペラシャフトが、前記下部フレームの上面と同じ地上高さレベルでかつ前記下部フレームの下面から突出しないように配置されている。
多目的車両の側面図である。 多目的車両の平面図である。 前部座席と後部座席とフロアパネルとを示す平面図である。 動力伝達構成を示す平面図である。
以下、本発明による多目的車両の実施形態の一つについて説明する。図1は多目的車両の側面図であり、図2は、多目的車両の平面図である。なお、以下の説明では、多目的車両に関し、図1と図2に示される矢印Fの方向を「車体前方」、矢印Bの方向を「車体後方」(車体前後方向)、図1に示される矢印Uの方向を「車体上方」(車体上下方向)、矢印Dの方向を「車体下方」、さらに、図2に示される矢印Lの方向を「車体左方」、矢印Rの方向を「車体右方」とする(車体横断方向)。
多目的車両は、左前輪1aと右前輪1bとを有する前輪ユニット1と、左後輪2aと右後輪2bとを有する後輪ユニット2とによって対地支持された走行車体3を、備えている。前輪ユニット1は駆動可能かつ操向操作可能であり、後輪ユニット2は駆動可能である。この多目的車両は、後輪ユニット2のみが駆動する二輪駆動状態と、前輪ユニット1と後輪ユニット2とが駆動する四輪駆動状態とに切り替え可能に構成されている。
走行車体3は車体フレーム30を備えている。車体フレーム30は、形材からなるフレーム構造体であり、車体フレーム30の最下層を構成する下部フレーム31と、下部フレーム31の後領域の上方に配置された後部フレーム32とを含んでいる。走行車体3の中央領域に搭乗部6が形成されている。搭乗部6には、前部座席7Fと後部座席7Rとが配置されている。搭乗部6は、ロプス(ROPS:Roll-Over Protective Structure)8によって包囲されている。後部フレーム32には、荷台4が支持されている。荷台4の下方には、エンジンE、無段変速装置V、後トランスミッションRTが配置されている。
図3に示すように、前部座席7Fは、運転座席71と助手座席72とからなる。運転座席71と助手座席72との間には、前部座席7Fと後部座席7Rとの間で乗員の通行を可能にする隙間SSが形成されている。運転座席71の前方には、ステアリングホイール11などの操作具や計器パネルが設けられている。後部座席7Rはワンシートタイプの長座席73である。乗員は、荷物の出し入れや器具の操作などのために、後部座席7Rから荷台4にアクセス可能である。
この実施形態では、搭乗部6のフロアを形成するフロアパネル5は、図2に示すように、実質的にほぼ同じ水平面に、敷設されており、その表面は実質的に平坦である。前フットレストパネル5fと、後フットレストパネル5rと、通り抜けパネル5pとからなる。前フットレストパネル5fは、前部座席7Fの運転座席71及び助手座席72の前端から前方に敷設されている。後フットレストパネル5rは、後部座席7Rの前端から前方に敷設されている。通り抜けパネル5pは、運転座席71と助手座席72との間に敷設され、前フットレストパネル5fと後フットレストパネル5rとを接続している。この実施形態では、運転座席71と助手座席72との間の隙間SSを拡げるために、運転座席71の幅より狭い幅の助手座席72が用いられている。これにより、通り抜けパネル5pの上を歩くことで、乗員は、前部座席7Fと後部座席7Rとの間をスムーズに通り抜ける。
図4に示すように、後トランスミッションRTは、エンジンEからのエンジン動力を無段階に変速する無段変速装置Vからの動力を分配する。無段変速装置Vは、HST(油圧式無段変速装置)、ベルト式変速装置、チェイン式変速装置などで構成することができる。後トランスミッションRTは、ギヤ変速機能及び差動機能が備えられている。左後車軸21aと右後車軸21bが後トランスミッションRTに接続され、後トランスミッションRTからの動力が左後輪2aと右後輪2bとに伝達される。
さらに、後トランスミッションRTからの動力が前輪ユニット1に伝達されるように、プロペラシャフト15が前トランスミッションFTに接続されている。図1において点線で示されているように、プロペラシャフト15は、車体フレーム30の最下層のフレーム部分である下部フレーム31に沿って、車体前後方向でほぼ水平に延びている。より詳しくは、プロペラシャフト15は、下部フレーム31の上面と同じ地上高さレベルでかつ下部フレーム31の下面から突出しないように配置されている。これにより、フロアパネル5の地上高さも低くすることができ、快適なフットレスト空間が確保される。
プロペラシャフト15の前端は、前トランスミッションFTに接続されている。前トランスミッションFTは、ギヤ伝動装置16とフロント差動装置17とからなる。ギヤ伝動装置16は、プロペラシャフト15からの動力をフロント差動装置17に伝達する。フロント差動装置17には、左前車軸18aと右前車軸18bとが接続され、これにより、ギヤ伝動装置16からの動力は左前輪1aと右前輪1bとに伝達される。
〔別実施の形態〕
(1)上述の実施形態では、フロアパネル5は、実質的に平坦であったが、部分的に突起した部分や凹んだ部分があってもよい。また、傾斜面が存在してもよい。
(2)上述の実施形態では、通り抜けパネル5pは運転座席71と助手座席72との間に配置されていたが、助手座席72の外側、つまり走行車体3の側面と助手座席72との間に配置されてもよい。運転中での移動を考慮しない場合、運転座席71の外側、つまり走行車体3の側面と運転座席71との間に配置されてもよい。
(3)上述の実施形態では、多目的車両は四輪駆動タイプであったが、二輪駆動タイプの多目的車両にも本願発明は適用可能である。
(4)フロアパネル5は、板状部材であってもよいし、網状部材であってもよい。あるいは、板状部材と網状部材との組み合わせであってもよい。
本発明は、前部座席と後部座席とを備えた走行車両に適用可能である。
1 :前輪ユニット
2 :後輪ユニット
3 :走行車体
15 :プロペラシャフト
30 :車体フレーム
31 :下部フレーム
32 :後部フレーム
4 :荷台
5 :フロアパネル
5f :前フットレストパネル
5p :通り抜けパネル
5r :後フットレストパネル
6 :搭乗部
7F :前部座席
7R :後部座席
71 :運転座席(前部座席)
72 :助手座席(前部座席)
73 :長座席(後部座席)
SS :隙間

Claims (6)

  1. 前輪ユニットと後輪ユニットによって対地支持された走行車体と、
    前記走行車体を構成する下部フレームと、
    前記下部フレームの後領域の上方に配置された荷台と、
    前記下部フレームの上方に配置された搭乗部と、を備え、
    前記搭乗部は、運転座席及び助手座席からなる前部座席と、後部座席と、フロアパネルとを備え、
    前記フロアパネルは、前記運転座席及び前記助手座席のための前フットレストパネルと、前記後部座席のための後フットレストパネルと、前記前フットレストパネルと前記後フットレストパネルとをつなぐ、乗員の通過が可能な通り抜けパネルとからなる、多目的車両。
  2. 前記通り抜けパネルは前記運転座席と前記助手座席との間に配置されている請求項1に記載の多目的車両。
  3. 前記フロアパネルは、平坦である請求項1または2に記載の多目的車両。
  4. 前記助手座席の幅は、前記運転座席の幅より狭い請求項1から3のいずれか一項に記載の多目的車両。
  5. 前記荷台に対する荷物の出し入れが前記後部座席から可能である請求項1から4のいずれか一項に記載の多目的車両。
  6. エンジン動力を前記前輪ユニットまたは前記後輪ユニットに伝達するために、車体前後方向に延びたプロペラシャフトが、前記下部フレームの上面と同じ地上高さレベルでかつ前記下部フレームの下面から突出しないように配置されている請求項1から5のいずれか一項に記載の多目的車両。
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