JP2022168452A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧不良の発生率を低減する。【解決手段】電極体は積層体を含む。積層体は正極板とセパレータと負極板とを含む。正極板とセパレータと負極板とは、それぞれ帯状の平面形状を有する。積層体は渦巻状に巻回されている。積層体の巻回軸と直交する断面において、電極体は、第1湾曲部と平坦部と第2湾曲部とを含む。正極板は、第2湾曲部内で巻き終わっている。正極板の巻き終わり位置は、第2湾曲部の頂点を超えている。正極板は遷移金属酸化物を含む。負極板は負極基材と負極活物質層とを含む。負極活物質層は、負極基材の表面に配置されている。負極板の幅方向の両側において、負極基材は露出部を含む。露出部は、負極活物質層の端面よりも外側に突出している。【選択図】図5

Description

本技術は非水電解質二次電池に関する。
特開2015-220216号公報(特許文献1)は、正極活物質中の金属が溶出しないようにエージング工程を実施することを開示する。
特開2015-220216号公報
一般に、非水電解質二次電池(以下「電池」と略記され得る。)の製造方法は、組立工程、注液工程および封止工程を含む。組立工程においては、電極体が形成される。電極体は巻回型であり得る。電極体は外装体に収納され得る。注液工程においては、外装体内に電解液が注入される。封止工程においては、外装体が密封される。注液工程および封止工程は、低水分雰囲気下において実施される。電池内に水分が混入することにより、電池性能が低下し得るためである。
従来、低水分雰囲気として窒素雰囲気が利用されている。窒素雰囲気は低水分雰囲気であると共に、極低酸素雰囲気でもある。例えば製造コスト等の観点から、酸素含有雰囲気下においても、注液工程および封止工程が実施可能であることが望まれる。
例えば、ドライエア雰囲気の利用が考えられる。ドライエア雰囲気は低水分雰囲気であり、かつ酸素含有雰囲気であり得る。しかしながら、酸素含有雰囲気下において、注液工程および封止工程が実施されると、電圧不良の発生率が上昇する傾向がある。
本技術の目的は、電圧不良の発生率を低減することである。
以下、本技術の構成および作用効果が説明される。ただし本明細書の作用メカニズムは推定を含む。作用メカニズムは本技術の範囲を限定しない。
〔1〕非水電解質二次電池は、外装体と電極体と電解液とを含む。
外装体は電極体と電解液とを収納している。外装体は容器と外部端子とを含む。容器は、底部と頂部と側壁とを含む。側壁は底部と頂部とを接続している。外部端子は、頂部に取り付けられている。
電極体は積層体を含む。積層体は、正極板とセパレータと負極板とを含む。正極板とセパレータと負極板とは、それぞれ、帯状の平面形状を有する。正極板とセパレータと負極板とは積層されている。セパレータは、正極板と負極板とを分離している。積層体は渦巻状に巻回されている。積層体の巻回軸と直交する断面において、電極体は、第1湾曲部と平坦部と第2湾曲部とを含む。第1湾曲部および第2湾曲部において、積層体は湾曲している。平坦部において、積層体は平坦である。容器の底部と頂部とを結ぶ方向において、第2湾曲部は、第1湾曲部に比して、底部に近接している。平坦部は、第1湾曲部と第2湾曲部とを接続している。
正極板は、第2湾曲部内で巻き終わっている。正極板の巻き終わり位置は、第2湾曲部の頂点を超えている。正極板は遷移金属酸化物を含む。
負極板は負極基材と負極活物質層とを含む。負極活物質層は、負極基材の表面に配置されている。負極板の幅方向の両側において、負極基材は露出部を含む。露出部は、負極活物質層の端面よりも外側に突出している。
本技術の新知見によると、酸素含有雰囲気下における電圧不良の発生メカニズムは次のとおりであり得る。
図1は、参考形態における電極体を示す第1概略断面図である。
電極体220は巻回型である。電極体220は、第1湾曲部Rp1と平坦部Fpと第2湾曲部Rp2とを含む。
図2は、参考形態における電極体を示す第2概略断面図である。
図2には、Y軸と平行な視線で見た電極体220が示されている。図2の電極体220は放電状態である。
図3は、参考形態における電極体を示す第3概略断面図である。
図3の電極体220は充電状態である。集電加工により、負極板222は、X軸方向の一端で固定されている。負極板222は充電時に膨張し得る。負極板222の膨張により、負極板222が固定されていない部分において、電極体220に巻き緩みが生じ得る。巻き緩みは、領域IVにおいて顕著であり得る。領域IVは最外周に含まれる。巻き緩みにより、電極間に隙間が形成される。隙間の形成により、周囲の酸素ガス(O2)が負極板222と接触し得る。
図4は、電圧不良の発生メカニズムを示す概念図である。
図4には、図1~3中の領域IVにおける正極板221と負極板222との位置関係が示されている。負極板222は、負極基材222cと、負極活物質層222aと、負極活物質層222bとを含む。正極板221は、正極基材221cと、正極活物質層221aと、正極活物質層221bとを含む。負極活物質層222a(内周側)は、正極活物質層221b(外周側)と対向している。負極活物質層222b(外周側)は、正極活物質層221a,221bと対向していない。負極活物質層222b(外周側)は、いわば「非対向部」である。
酸素含有雰囲気下において、注液工程および封止工程が実施されることにより、電池内が酸素含有雰囲気となり得る。負極活物質層222bには電解液230が浸透している。(i)酸素ガス(O2)が負極活物質層222bに接触することにより、リチウムイオン(Li+)の一部が消費され得る。これによりLi+の濃度勾配が発生する。(ii)Li+の濃度勾配を緩和するため、負極活物質層222a側からLi+が、負極活物質層222b側へと拡散し得る。以下、本明細書において、該現象が「非対向部へのLi+拡散」とも記される。(iii)負極活物質層222aにおけるLi+の減少を補うため、正極活物質層221bが負極活物質層222aにLi+を供給する。これにより正極活物質層221bの電位が局所的に上昇し得る。(iv)電位の上昇により、正極活物質層221bに含まれる遷移金属酸化物から遷移金属が電解液中に溶出し得る。溶出した遷移金属は、負極活物質層222aの表面に析出し得る。遷移金属の析出により、電圧不良が発生し得る。
図5は、本技術の実施形態における電極体を示す概略断面図である。
本技術においては、正極板121の巻き終わり位置と、負極基材122cの露出部とにより、電圧不良の発生率が低減され得る。
前述の参考形態においては、正極板221が平坦部Fpで巻き終わっている(図1参照)。本技術においては、正極板121が第2湾曲部Rp2内で巻き終わっている。正極板121の巻き終わり位置は、第2湾曲部Rp2の頂点を超えている。これにより、領域VIに張力Tsが加わると考えられる。張力Tsの付与により、巻き緩みが軽減されることが期待される。
図6は、負極基材の露出部の機能を示す概念図である。
図6には、図5中の領域VIにおける正極板121と負極板122との位置関係が示されている。本技術においては、負極基材122cが幅方向(X軸方向)の両側に露出部(第1露出部Ep1、第2露出部Ep2)を含む。第2露出部Ep2は領域VI内に位置し得る。第2露出部Ep2は、負極活物質層122a,122bの端面よりも外側に延びている。第2露出部Ep2は、非対向部へのLi+拡散を物理的に阻害し得る。したがって、遷移金属の析出に至る一連の反応が阻害され得ると考えられる。
以上の作用の相乗により、本技術においては、電圧不良の発生率が低減されることが期待される。
〔2〕露出部の長さは、例えば負極活物質層の厚さに比して大きくてもよい。
露出部が負極活物質層の厚さよりも長いことにより、非対向部へのLi+拡散(図4参照)が起こり難くなることが期待される。
〔3〕露出部の長さは、例えば0.8mm以上であってもよい。
露出部が0.8mm以上であることにより、非対向部へのLi+拡散が起こり難くなることが期待される。
〔4〕容器は密封されている。容器内のガスは、モル分率で1%以上21%以下の酸素ガス濃度を有していてもよい。
本技術の電池においては、容器内が酸素含有雰囲気であっても、電圧不良が発生し難いことが期待される。
図1は、参考形態における電極体を示す第1概略断面図である。 図2は、参考形態における電極体を示す第2概略断面図である。 図3は、参考形態における電極体を示す第3概略断面図である。 図4は、電圧不良の発生メカニズムを示す概念図である。 図5は、本技術の実施形態における電極体を示す概略断面図である。 図6は、負極基材の露出部の機能を示す概念図である。 図7は、本技術の実施形態における非水電解質二次電池の一例を示す概略図である。 図8は、本技術の実施形態における電極体の概略図である。
以下、本技術の実施形態(本明細書においては「本実施形態」とも記される。)が説明される。ただし以下の説明は、本技術の範囲を限定しない。例えば本明細書中の作用効果に関する記載は、当該作用効果が全て奏される範囲内に、本技術の範囲を限定しない。
<用語の定義等>
本明細書において、「備える、含む(comprise, include)」、「有する(have)」およびこれらの変形〔例えば「から構成される(be composed of)」、「包含する(encompass,involve)」、「含有する(contain)」、「担持する(carry, support)」、「保持する(hold)」等〕の記載は、オープンエンド形式である。オープンエンド形式は必須要素に加えて、追加要素をさらに含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。「からなる(consist of)」との記載はクローズド形式である。「実質的に…からなる(consist essentially of)」との記載はセミクローズド形式である。セミクローズド形式は、本技術の目的を阻害しない範囲で、必須要素に加えて追加要素をさらに含んでいてもよい。例えば、本技術の属する分野において通常想定される要素(例えば不可避不純物等)が、追加要素として含まれていてもよい。
本明細書において、「…してもよい(may)、…し得る(can)」等の表現は、義務的な意味「…しなければならない(must)という意味」ではなく、許容的な意味「…する可能性を有するという意味」で使用されている。
本明細書において、単数形(a, an, the)で表現される要素は、特に断りの無い限り、複数形も含む。例えば「粒子」は「1つの粒子」のみならず、「粒子の集合体(粉体、粉末、粒子群)」も意味し得る。
本明細書において、例えば「0.8mmから2.0mm」および「0.8~2.0mm」等の数値範囲は、特に断りのない限り、上限値および下限値を含む。すなわち「0.8mmから2.0mm」および「0.8~2.0mm」は、いずれも「0.8mm以上2.0mm以下」の数値範囲を示す。また、数値範囲内から任意に選択された数値が、新たな上限値および下限値とされてもよい。例えば、数値範囲内の数値と、本明細書中の別の部分、表中、図中等に記載された数値とが任意に組み合わされることにより、新たな数値範囲が設定されてもよい。
本明細書において、全ての数値は用語「約」によって修飾されている。用語「約」は、例えば±5%、±3%、±1%等を意味し得る。全ての数値は、本技術の利用形態によって変化し得る近似値である。全ての数値は有効数字で表示される。全ての測定値等は有効数字の桁数に基づいて、四捨五入により処理され得る。全ての数値は、例えば検出限界等に伴う誤差を含み得る。
本明細書において、例えば「LiCoO2」等の化学量論的組成式によって化合物が表現されている場合、該化学量論的組成式は代表例に過ぎない。組成比は非化学量論的であってもよい。例えば、コバルト酸リチウムが「LiCoO2」と表現されている時、特に断りのない限り、コバルト酸リチウムは「Li/Co/O=1/1/2」の組成比に限定されず、任意の組成比でLi、CoおよびOを含み得る。さらに、微量元素によるドープ、置換も許容され得る。
本明細書における幾何学的な用語(例えば「平行」、「垂直」、「直交」等)は、厳密な意味に解されるべきではない。例えば「平行」は、厳密な意味での「平行」から多少ずれていてもよい。本明細書における幾何学的な用語は、例えば、設計上、作業上、製造上等の公差、誤差等を含み得る。各図中の寸法関係は、実際の寸法関係と一致しない場合がある。本技術の理解を助けるために、各図中の寸法関係(長さ、幅、厚さ等)が変更されている場合がある。さらに一部の構成が省略されている場合もある。
本明細書においては、「容器の底部と頂部とを結ぶ方向(図1、7等のZ軸方向)」が「高さ方向」とも記される。ただし高さ方向と鉛直方向との関係は任意である。高さ方向は、鉛直方向と平行であってもよいし、平行でなくてもよい。
<非水電解質二次電池>
図7は、本技術の実施形態における非水電解質二次電池の一例を示す概略図である。
電池100は、任意の用途で使用され得る。電池100は、例えば電動車両等において、主電源または動力アシスト用電源として使用されてもよい。複数個の電池100が連結されることにより、電池モジュールまたは組電池が形成されてもよい。電池100は、例えば1~200Ahの定格容量を有していてもよい。
《外装体》
電池100は外装体110を含む。外装体110は電極体120を収納している。外装体110は角形(直方体状)である。外装体110は、容器111と外部端子112とを含む。容器111は例えば金属製であってもよい。容器111は、例えばアルミニウム(Al)合金製等であってもよい。容器111は、底部111aと頂部111bと側壁111cとを含む。側壁111cは底部111aと頂部111bとを接続している。
容器111は密封されている。容器111内は酸素含有雰囲気であり得る。例えば容器111内のガスは、モル分率(物質量分率)で1~21%の酸素ガス濃度を有していてもよいし、5~15%の酸素ガス濃度を有していてもよい。酸素ガス濃度は、ガスクロマトグラフィにより測定され得る。酸素ガス濃度は3回以上測定され得る。3回以上の結果の算術平均が採用され得る。
例えばドライエア雰囲気下において、容器111が密封されることにより、容器111内が酸素含有雰囲気となり得る。ドライエア雰囲気は、大気と同程度の酸素ガス濃度を有していてもよい。ドライエア雰囲気は、例えば160mmHgの酸素分圧を有していてもよい。例えば、窒素雰囲気下において容器111が密封された場合、容器111内のガスの酸素ガス濃度は、モル分率で1ppm未満であり得る。なお、容器111内の酸素ガス濃度は、ドライエア雰囲気の酸素ガス濃度よりも低くなり得る。電解液の分解等により、容器111内で各種のガスが発生し得るためである。
外部端子112は、頂部111bに取り付けられている。外部端子112は、正極端子112aと負極端子112bとを含む。正極集電板113aは、正極端子112aと電極体120とを接続している。正極端子112aおよび正極集電板113aの各々は、例えばAl製であってもよい。負極集電板113bは、負極端子112bと電極体120とを接続している。負極端子112bおよび負極集電板113bの各々は、例えば銅(Cu)製、ニッケル(Ni)製等であってもよい。
《電極体》
電池100は電極体120を含む。電池100は、1個の電極体120を単独で含んでいてもよいし、複数個の電極体120を含んでいてもよい。すなわち、外装体110は、複数個の電極体120を収納していてもよい。
図8は、本技術の実施形態における電極体の概略図である。
電極体120は積層体125を含む。積層体125は、正極板121とセパレータ123と負極板122とを含む。積層体125は、1枚のセパレータ123を単独で含んでいてもよい。積層体125は、例えば2枚のセパレータ123を含んでいてもよい。正極板121とセパレータ123と負極板122とは、それぞれ、帯状の平面形状を有している。正極板121とセパレータ123と負極板122とは積層されている。例えば、セパレータ123と、正極板121と、セパレータ123と、負極板122とがこの順序で積層されていてもよい。セパレータ123の少なくとも一部は、正極板121と負極板122との間に介在する。セパレータ123は正極板121と負極板122とを分離している。
図5には、積層体125の巻回軸と直交する断面が示されている。積層体125は渦巻状に巻回されている。例えば、筒状に巻回された積層体125が扁平状に成形されることにより、電極体120が形成されていてもよい。扁平状になるように、積層体125が巻回されてもよい。積層体125の終端は、例えば粘着テープ126等により固定されていてもよい。
図5のZ軸方向は高さ方向に相当する。「高さ方向」は、容器111の底部111aと頂部111bとを結ぶ方向である。高さ方向において、電極体120は、第1湾曲部Rp1と平坦部Fpと第2湾曲部Rp2とを含む。平坦部Fpにおいて、積層体125は平坦である。第1湾曲部Rp1および第2湾曲部Rp2において、積層体125は湾曲している。第1湾曲部Rp1および第2湾曲部Rp2において、積層体125は円弧を描いていてもよい。例えば、第1湾曲部Rp1および第2湾曲部Rp2の外形が円弧を描く時、円の半径rと電極体120の厚さdとが「2r≒d」の関係を満たしていてもよい。
高さ方向において、第2湾曲部Rp2は、第1湾曲部Rp1に比して底部111a(図7参照)に近接している。平坦部Fpは第1湾曲部Rp1と第2湾曲部Rp2とに挟まれている。平坦部Fpは第1湾曲部Rp1と第2湾曲部Rp2とを接続している。
(正極板)
正極板121は帯状のシートである。正極板121は、第2湾曲部Rp2内で巻き終わっている(図5参照)。正極板121の巻き終わり位置は、第2湾曲部Rp2の頂点を超えている。「頂点」は、第2湾曲部Rp2のうち、最も底部111a側に突出する点を示す。第2湾曲部Rp2の頂点を跨いだ状態で、正極板121が巻き終わっていることより、第1湾曲部Rp1に張力Tsが加わることが期待される。張力Tsの付与により、巻き緩みの軽減が期待される。
例えば、正極板121とセパレータ123との動摩擦係数が大きい程、巻き緩みの軽減が期待される。正極板121とセパレータ123との動摩擦係数は、例えば0.50~1.00であってもよい。本明細書の「動摩擦係数」は、「JIS K 7125」に準拠して測定され得る。
正極板121は、正極基材121cと正極活物質層121aと正極活物質層121bとを含む。正極活物質層121aおよび正極活物質層121bの各々は、正極基材121cの表面に配置されている。正極活物質層121a(内周側)と、正極活物質層121b(外周側)とは表裏の関係にある(図6参照)。
正極基材121cは、例えば10~30μmの厚さを有していてもよい。正極基材121cは、例えばAl箔等であってもよい。正極活物質層121a,121bは、例えば10~200μmの厚さを有していてもよい。正極活物質層121a,121bは、正極活物質を含む。正極活物質層121a,121bは、例えば導電材およびバインダ等をさらに含んでいてもよい。例えば正極活物質層121a,121bは、実質的に、質量分率で0.1~10%のバインダと、0.1~10%の導電材と、残部の正極活物質とからなっていてもよい。導電材は任意の成分を含み得る。導電材は例えばカーボンブラック等を含んでいてもよい。バインダは任意の成分を含み得る。バインダは例えばポリフッ化ビニリデン(PVdF)等を含んでいてもよい。
正極活物質は遷移金属酸化物を含む。すなわち正極板121が遷移金属酸化物を含む。正極活物質は、例えば、LiCoO2、LiNiO2、LiMnO2、LiMn24、Li(NiCoMn)O2、およびLi(NiCoAl)O2からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。
正極活物質は、例えば下記式により表されてもよい。
Li1-aNixCoyMn1-x-y2
上記式中、「a」は「-0.3≦a≦0.3」の関係を満たす。「x」は「0≦x≦1」の関係を満たす。「x」は、例えば「0.5≦x≦0.9」の関係を満たしていてもよい。「y」は「0≦y≦1」の関係を満たす。「y」は、例えば「0.1≦y≦0.5」の関係を満たしていてもよい。
(負極板)
負極板122は帯状のシートである。負極板122は、平坦部Fpで巻き終わっている(図5参照)。負極板122は、直前の第2湾曲部Rp2内で巻き終わっていてもよい。ただし負極板122の巻き終わり位置は、正極板121の巻き終わり位置よりも、積層体125の終端(粘着テープ126)に近接する。
例えば、負極板122とセパレータ123との動摩擦係数が大きい程、巻き緩みの軽減が期待される。負極板122とセパレータ123との動摩擦係数は、例えば0.40~0.80であってもよい。
負極板122は、負極基材122cと負極活物質層122aと負極活物質層122bとを含む。負極活物質層122aおよび負極活物質層122bの各々は、負極基材122cの表面に配置されている。負極活物質層122a(内周側)と、負極活物質層122b(外周側)とは表裏の関係にある(図6参照)。
負極基材122cは、例えば5~30μmの厚さを有していてもよい。負極基材122cは、例えばCu箔等であってもよい。負極基材122cは、幅方向(X軸方向)の両側に露出部(第1露出部Ep1、第2露出部Ep2)を含む。第1露出部Ep1および第2露出部Ep2の各々は、負極活物質層122a,122bの端面よりも外側に突出している。なお「負極活物質層122a,122bの端面」は傾斜していてもよいし、平滑でなくてもよい。
第1露出部Ep1には、負極集電板113bが接合される。そのため、第1露出部Ep1の長さは、例えば数mmから数cmであり得る。「長さ」はX軸方向の寸法を示す。第1露出部Ep1は十分な長さを有し得る。負極集電板113bの接合により、負極基材122c同士の隙間が閉塞し得る。さらに、負極集電板113bの接合により負極板122が部分的に固定され得る。したがって第1露出部Ep1側においては、非対向部へのLi+拡散が起こり難いと考えられる。
X軸方向において、第2露出部Ep2は、第1露出部Ep1の反対側に位置する。第2露出部Ep2側は、実質的に固定されていない。第2露出部Ep2が設けられていない場合、非対向部へのLi+拡散が起こりやすいと考えられる。
本実施形態における第2露出部Ep2は、非対向部へのLi+拡散を物理的に阻害し得る。第2露出部Ep2の長さは、例えば、負極活物質層122a,122bの厚さに比して大きくてもよい。第2露出部Ep2が負極活物質層122a,122bの厚さよりも長いことにより、非対向部へのLi+拡散が起こり難くなることが期待される。
第2露出部Ep2が長い程、非対向部へのLi+拡散が阻害され得ると考えられる。第2露出部Ep2の長さは、例えば0.8mm以上であってもよい。ただし、第2露出部Ep2が過度に長くなると、例えば正極集電板113aの接合位置等に制約が加わる可能性がある。第2露出部Ep2の長さは、例えば2.0mm以下であってもよい。
負極活物質層122a,122bは、例えば10~200μmの厚さを有していてもよい。負極活物質層122a,122bは、負極活物質を含む。負極活物質層122a,122bは、例えばバインダ等をさらに含んでいてもよい。例えば負極活物質層122a,122bは、実質的に、質量分率で0.1~10%のバインダと、残部の負極活物質とからなっていてもよい。バインダは任意の成分を含み得る。バインダは、例えばカルボキシメチルセルロース(CMC)およびスチレンブタジエンゴム(SBR)からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。
負極活物質は任意の成分を含み得る。負極活物質は、例えば黒鉛、ソフトカーボン、ハードカーボン、珪素、酸化珪素、珪素基合金、錫、酸化錫、錫基合金、およびLi4Ti512からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。
《遷移金属の析出量》
非対向部へのLi+拡散が阻害されることにより、負極板122上における、遷移金属の析出量が低減され得る。遷移金属の析出量は、XRF(X-ray fluorescence)により定量され得る。
電極体120の最外周において、負極板122の巻き終わり位置から一周分の位置までの範囲が、試料片として負極板122から切り出される。試料片は、例えば110mm×100mmの平面サイズを有し得る。XRFの測定条件は、次のとおりであり得る。
スキャンサイズ:4mm×7mm
画像サイズ:80×140pixel
1点のサイズ:50μm/pixel
1点の測定時間:20.00ms
フレーム加算枚数:3
マッピング所要時間:13.4min
管電圧:45kV
管電流:900μA
フィルタ:OFF
コリメータ:なし
複数種の遷移金属が検出される場合、析出量は、各遷移金属の合計量を示す。析出量は、例えば100cps未満であってもよい。析出量は、例えば1~90cpsであってもよいし、83~90cpsであってもよい。
《セパレータ》
セパレータ123は多孔質シートである。セパレータ123は電気絶縁性である。セパレータ123は、例えばポリオレフィン系樹脂等を含んでいてもよい。セパレータ123は、例えば、実質的にポリオレフィン系樹脂からなっていてもよい。ポリオレフィン系樹脂は、例えばポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。セパレータ123は、例えば単層構造を有していてもよい。セパレータ123は、例えば、実質的にPE層からなっていてもよい。セパレータ123は、例えば多層構造を有していてもよい。セパレータ123は、例えばPP層とPE層とPP層とがこの順序で積層されることにより形成されていてもよい。セパレータ123の表面に、例えば耐熱層(セラミック粒子層)等が形成されていてもよい。
《電解液》
電解液の少なくとも一部は、電極体120に含浸されている。電解液の一部が、容器111の底部111aに貯留されていてもよい。
電解液は溶媒と支持電解質とを含む。溶媒は非プロトン性である。溶媒は任意の成分を含み得る。溶媒は、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)およびジエチルカーボネート(DEC)からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。支持電解質は溶媒に溶解している。支持電解質は、例えばLiPF6等を含んでいてもよい。支持電解質は、例えば0.5~2.0mоl/Lのモル濃度を有していてもよい。電解液は、溶媒および支持電解質に加えて、任意の添加剤をさらに含んでいてもよい。
以下、本技術の実施例(本明細書においては「本実施例」とも記される。)が説明される。ただし以下の説明は、本技術の範囲を限定しない。
<非水電解質二次電池の製造>
No.1~7に係る試験電池が製造された(下記表1参照)。No.1~6に係る試験電池の製造過程では、ドライエア雰囲気下(酸素分圧 160mmHg)において、注液工程と封止工程とが実施された。No.7に係る試験電池の製造過程では、窒素雰囲気下(酸素ガス濃度 1ppm以下)において、注液工程と封止工程とが実施された。
<評価>
XRFにより、負極板上における遷移金属の析出量が測定された。本実施例における正極活物質は、Li(NiCoMn)O2を含んでいた。そのため負極板から3種の遷移金属(Ni、Co、Mn)が検出された。下記表1における「遷移金属の析出量」は、Ni、CoおよびMnの合計量である。
試験電池の製造後、電圧不良の発生率が求められた。電圧不良の発生率は、不良個数が製造個数で除されることにより求められた。
Figure 2022168452000002
<結果>
上記表1において、遷移金属の析出量が多い程、電圧不良の発生率が上昇する傾向がみられる。
正極板の巻き終わり位置が第2湾曲部内にある試験電池(No.1~3)は、正極板の巻き終わり位置が平坦部内にある試験電池(No.4~6)に比して、遷移金属の析出量が少ない傾向がみられる。巻き緩みが発生し難いためと考えられる。
第2露出部の長さが0mmを超えることにより、遷移金属の析出量が低減する傾向がみられる。正極板の巻き終わり位置が第2湾曲部内にあり、かつ第2露出部の長さが0mmを超える試験電池(No.1、2)においては、遷移金属の析出量が顕著に低減している。
<付記>
本技術は、非水電解質二次電池の製造方法も提供する。
〔5〕非水電解質二次電池の製造方法は、下記(a)~(d)を含む。
(a)上記〔1〕に記載される電極体を組み立てる。
(b)外装体に電極体を収納する。
(c)酸素含有雰囲気下において、外装体内に電解液を注入する。
(d)酸素含有雰囲気下において、外装体を密封することにより、非水電解質二次電池を製造する。
〔6〕酸素含有雰囲気は、例えばドライエア雰囲気であってもよい。ドライエア雰囲気は、例えば-80~0℃の露点温度を有していてもよいし、-70~-20℃の露点温度を有していてもよい。
本実施形態および本実施例は、全ての点で例示である。本実施形態および本実施例は、制限的ではない。本技術の範囲は、特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内における全ての変更を包含する。例えば、本実施形態および本実施例から、任意の構成が抽出され、それらが任意に組み合わされることも当初から予定されている。
100 電池(非水電解質二次電池)、110 外装体、111 容器、111a 底部、111b 頂部、111c 側壁、112 外部端子、112a 正極端子、112b 負極端子、113a 正極集電板、113b 負極集電板、120,220 電極体
121,221 正極板、121a,121b,221a,221b 正極活物質層、121c,221c 正極基材、122,222 負極板、122a,122b,222a,222b 負極活物質層、122c,222c 負極基材、123 セパレータ、125 積層体、126 粘着テープ、230 電解液、Ep1 第1露出部、Ep2 第2露出部、Fp 平坦部、Rp1 第1湾曲部、Rp2 第2湾曲部、Ts 張力、d 厚さ、r 半径。

Claims (4)

  1. 外装体と電極体と電解液とを含み、
    前記外装体は、前記電極体と前記電解液とを収納しており、
    前記外装体は容器と外部端子とを含み、
    前記容器は、底部と頂部と側壁とを含み、
    前記側壁は、前記底部と前記頂部とを接続しており、
    前記外部端子は、前記頂部に取り付けられており、
    前記電極体は積層体を含み、
    前記積層体は、正極板とセパレータと負極板とを含み、
    前記正極板と前記セパレータと前記負極板とは、それぞれ、帯状の平面形状を有し、
    前記正極板と前記セパレータと前記負極板とは積層されており、
    前記セパレータは、前記正極板と前記負極板とを分離しており、
    前記積層体は渦巻状に巻回されており、
    前記積層体の巻回軸と直交する断面において、前記電極体は第1湾曲部と平坦部と第2湾曲部とを含み、
    前記第1湾曲部および前記第2湾曲部において、前記積層体は湾曲しており、
    前記平坦部において、前記積層体は平坦であり、
    前記容器の前記底部と前記頂部とを結ぶ方向において、前記第2湾曲部は、前記第1湾曲部に比して、前記底部に近接しており、
    前記平坦部は、前記第1湾曲部と前記第2湾曲部とを接続しており、
    前記正極板は、前記第2湾曲部内で巻き終わっており、
    前記正極板の巻き終わり位置は、前記第2湾曲部の頂点を超えており、
    前記正極板は、遷移金属酸化物を含み、
    前記負極板は、負極基材と負極活物質層とを含み、
    前記負極活物質層は、前記負極基材の表面に配置されており、
    前記負極板の幅方向の両側において、前記負極基材は露出部を含み、
    前記露出部は、前記負極活物質層の端面よりも外側に突出している、
    非水電解質二次電池。
  2. 前記露出部の長さは、前記負極活物質層の厚さに比して大きい、
    請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記露出部の前記長さは、0.8mm以上である、
    請求項2に記載の非水電解質二次電池。
  4. 前記容器は密封されており、
    前記容器内のガスは、モル分率で1%以上21%以下の酸素ガス濃度を有する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の非水電解質二次電池。
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