JP2022167334A - 車両用照明装置、および車両用灯具 - Google Patents

車両用照明装置、および車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP2022167334A
JP2022167334A JP2021073071A JP2021073071A JP2022167334A JP 2022167334 A JP2022167334 A JP 2022167334A JP 2021073071 A JP2021073071 A JP 2021073071A JP 2021073071 A JP2021073071 A JP 2021073071A JP 2022167334 A JP2022167334 A JP 2022167334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light
emitting element
lighting device
socket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021073071A
Other languages
English (en)
Inventor
康弘 渡邉
Yasuhiro Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2021073071A priority Critical patent/JP2022167334A/ja
Publication of JP2022167334A publication Critical patent/JP2022167334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

【課題】多機能化や多目的化を図ることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。【解決手段】実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた発光モジュールと;を具備している。前記発光モジュールは、可視光の波長以下の光を照射可能な発光素子と;赤外線を照射可能な第1の素子、および、超音波を照射可能な第2の素子の少なくともいずれかと;を有する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
省エネルギー化や長寿命化などの観点から、フィラメントを備えた車両用照明装置に代えて発光ダイオードなどの発光素子を備えた車両用照明装置の普及が進んでいる。
この場合、発光素子を備えた車両用照明装置は、フィラメントを備えた車両用照明装置の機能や用途を踏襲したものとなっている。
そのため、近年においては、発光素子を備えた車両用照明装置に、新たな機能や用途を追加して、多機能化や多目的化を図ることが望まれていた。
特開2013-247061号公報
本発明が解決しようとする課題は、多機能化や多目的化を図ることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた発光モジュールと;を具備している。前記発光モジュールは、可視光の波長以下の光を照射可能な発光素子と;赤外線を照射可能な第1の素子、および、超音波を照射可能な第2の素子の少なくともいずれかと;を有する。
本発明の実施形態によれば、多機能化や多目的化を図ることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。
本実施の形態に係る車両用照明装置を例示するための模式斜視図である。 図1における車両用照明装置のA-A線断面図である。 発光モジュールの模式平面図である。 (a)は、発光素子と第1の素子を1つの回路に設けた場合を例示するための回路図である。(b)は、発光素子と第1の素子を別々の回路に設けた場合を例示するための回路図である。 第2の素子を用いた発光モジュールを例示するための模式平面図である。 (a)は、発光素子と第2の素子を1つの回路に設けた場合を例示するための回路図である。(b)は、発光素子と第2の素子を別々の回路に設けた場合を例示するための回路図である。 車両用灯具を例示するための模式部分断面図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(車両用照明装置)
本実施の形態に係る車両用照明装置1は、例えば、自動車や鉄道車両などに設けることができる。自動車に設けられる車両用照明装置1としては、例えば、フロントコンビネーションライト(例えば、デイタイムランニングランプ(DRL:Daytime Running Lamp)、ポジションランプ、ターンシグナルランプなどが適宜組み合わされたもの)や、リアコンビネーションライト(例えば、ストップランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、バックランプ、フォグランプなどが適宜組み合わされたもの)などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
図1は、本実施の形態に係る車両用照明装置1を例示するための模式斜視図である。
図2は、図1における車両用照明装置1のA-A線断面図である。
図3は、発光モジュール20の模式平面図である。
図1および図2に示すように、車両用照明装置1には、例えば、ソケット10、発光モジュール20、給電部30、および伝熱部40を設けることができる。
ソケット10は、例えば、装着部11、バヨネット12、フランジ13、放熱フィン14、およびコネクタホルダ15を有する。
装着部11は、フランジ13の、放熱フィン14が設けられる側とは反対側の面に設けられている。装着部11の外形形状は、柱状とすることができる。装着部11の外形形状は、例えば、円柱状である。装着部11は、フランジ13側とは反対側の端面に開口する凹部11aを有する。
バヨネット12は、装着部11の外側面に設けられている。バヨネット12は、車両用照明装置1の外側に向けて突出している。バヨネット12は、フランジ13と対峙している。バヨネット12は、複数設けられている。バヨネット12は、車両用照明装置1を車両用灯具100の筐体101に装着する際に用いることができる。バヨネット12は、ツイストロックに用いることができる。
フランジ13は、板状を呈している。フランジ13は、例えば、円板状を呈している。フランジ13の外側面は、バヨネット12の外側面よりも車両用照明装置1の外方に位置している。
放熱フィン14は、フランジ13の、装着部11側とは反対側に設けられている。放熱フィン14は、少なくとも1つ設けることができる。図1および図2に例示をしたソケット10には複数の放熱フィンが設けられている。複数の放熱フィン14は、所定の方向に並べて設けることができる。放熱フィン14は、例えば、板状を呈している。
コネクタホルダ15は、フランジ13の、装着部11側とは反対側に設けられている。コネクタホルダ15は、放熱フィン14と並べて設けることができる。コネクタホルダ15は、フランジ13の周縁近傍に設けることができる。コネクタホルダ15は、筒状を呈し、内部にシール部材105aを有するコネクタ105を挿入することができる。
ソケット10は、発光モジュール20、および給電部30を保持する機能と、発光モジュール20において発生した熱を外部に伝える機能を有する。そのため、ソケット10は、熱伝導率の高い材料から形成するのが好ましい。例えば、ソケット10は、アルミニウム合金などの金属から形成することができる。また、近年においては、ソケット10は、発光モジュール20において発生した熱を効率よく放熱することができ、且つ、軽量であることが望まれている。そのため、ソケット10は、例えば、高熱伝導性樹脂から形成される。高熱伝導性樹脂は、例えば、樹脂と、無機材料を用いたフィラーと、を含む。高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(Polyethylene terephthalate)やナイロン等の樹脂に、炭素や酸化アルミニウムなどを用いたフィラーを混合させたものである。
高熱伝導性樹脂を含み、装着部11、バヨネット12、フランジ13、放熱フィン14、およびコネクタホルダ15が一体に成形されたソケット10とすれば、発光モジュール20において発生した熱を効率よく放熱することができる。また、ソケット10の重量を軽くすることができる。この場合、装着部11、バヨネット12、フランジ13、放熱フィン14、およびコネクタホルダ15は、射出成形法などを用いて、一体成形することができる。また、インサート成形法などを用いて、ソケット10と給電部30を一体成形することもできる。
発光モジュール20は、ソケット10の一方の端部側に設けられている。
図1および図3に示すように、発光モジュール20は、例えば、基板21、発光素子22、枠部23、封止部24、素子25、および第1の素子26を有する。
基板21は、例えば、伝熱部40の上に接着することができる。この場合、接着剤は、熱伝導率の高い接着剤とすることが好ましい。例えば、接着剤は、無機材料を用いたフィラーが混合された接着剤とすることができる。無機材料は、熱伝導率の高い材料(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス)とすることが好ましい。接着剤の熱伝導率は、例えば、0.5W/(m・K)以上、10W/(m・K)以下とすることができる。
基板21は、板状を呈している。基板21の平面形状は、例えば、四角形である。基板21は、例えば、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板21は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したメタルコア基板などであってもよい。発光素子22の発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板21を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、メタルコア基板などを例示することができる。基板21は、単層構造を有するものであってもよいし、多層構造を有するものであってもよい。
また、基板21の表面には、配線パターン21aが設けられている。配線パターン21aは、例えば、銀を主成分とする材料や、銅を主成分とする材料などから形成することができる。
また、配線パターン21aや、後述する膜状の抵抗器などを覆う被覆部を設けることもできる。被覆部は、例えば、ガラス材料を含むことができる。
発光素子22は、可視光の波長以下の光を照射する。可視光の波長は、例えば、360nm以上、830nm以下である。例えば、発光素子22は、紫外線を照射する発光素子であってもよいし、赤色などの可視光を照射する発光素子であってもよい。
発光素子22は、基板21の、ソケット10側(伝熱部40側)とは反対側に設けられている。発光素子22は、配線パターン21aと電気的に接続される。発光素子22は、少なくとも1つ設けることができる。複数の発光素子22を設ける場合には、複数の発光素子22を互いに直列接続することができる。
発光素子22は、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。
発光素子22は、例えば、チップ状の発光素子とすることができる。チップ状の発光素子22は、COB(Chip On Board)により配線パターン21aに実装することができる。チップ状の発光素子22は、例えば、上部電極型の発光素子、上下電極型の発光素子、フリップチップ型の発光素子などとすることができる。図1~図3に例示をした発光素子22は、上下電極型の発光素子である。上部電極型の発光素子の電極、または上下電極型の発光素子の上部電極は、配線21bにより配線パターン21aと電気的に接続することができる。この場合、配線21bは、例えば、ワイヤーボンディング法により接続することができる。フリップチップ型の発光素子22は、配線パターン21aに直接実装することができる。
発光素子22の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。
また、以上においては、発光素子22がチップ状の発光素子である場合を例示したが、発光素子22は、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型などの表面実装型の発光素子や砲弾型などのリード線を有する発光素子とすることもできる。表面実装型の発光素子やリード線を有する発光素子とする場合には、後述する枠部23および封止部24を省くことができる。
ただし、チップ状の発光素子22とすれば、狭い領域に多くの発光素子22を設けることができる。そのため、発光モジュール20の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。
枠部23は、基板21の、ソケット10側(伝熱部40側)とは反対側に設けられている。枠部23は、枠状を呈し、接着層27を介して、基板21の上に設けられている。枠部23は、発光素子22を囲んでいる。枠部23は、樹脂から形成することができる。樹脂は、例えば、PBT(polybutylene terephthalate)、PC(polycarbonate)、PET、ナイロン(Nylon)、PP(polypropylene)、PE(polyethylene)、PS(polystyrene)などの熱可塑性樹脂とすることができる。
枠部23は、封止部24の形成範囲を規定する機能と、リフレクタの機能とを有することができる。そのため、枠部23は、反射率を向上させるために、酸化チタンの粒子などを含んでいたり、白色の樹脂を含んでいたりすることができる。
封止部24は、枠部23の内側に設けることができる。封止部24は、枠部23により囲まれた領域を覆うように設けることができる。封止部24は、発光素子22を覆うように設けることができる。封止部24は、透光性を有する樹脂を含むことができる。封止部24は、例えば、枠部23の内側に樹脂を充填することで形成することができる。樹脂の充填は、例えば、ディスペンサなどを用いて行うことができる。充填する樹脂は、例えば、シリコーン樹脂などとすることができる。
例えば、発光素子22が、紫外線を照射する発光素子である場合には、封止部24に蛍光体を含めることができる。封止部24に蛍光体が含まれていれば、蛍光体により、発光素子22から照射された紫外線を可視光に変換することができる。蛍光体は、例えば、YAG系蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体)などとすることができる。ただし、蛍光体の種類は、車両用照明装置1の用途などに応じて所定の発光色が得られるように適宜変更することができる。
また、封止部24の上には、必要に応じて光学要素を設けることもできる。光学要素は、例えば、凸レンズとすることができる。凸レンズである光学要素は、光を集光して、所定の配光特性が得られるようにする。なお、光学要素は、凸レンズに限定されるわけではなく、例えば、凹レンズなどであってもよい。
素子25は、発光素子22を有する発光回路を構成するために用いられる受動素子または能動素子とすることができる。素子25は、例えば、枠部23の周辺に設けられ、配線パターン21aと電気的に接続される。素子25は、少なくとも1つ設けることができる。
素子25は、例えば、抵抗25a、制御素子25b、コンデンサ25c、およびプルダウン抵抗25dなどとすることができる。
ただし、素子25の種類は例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子22を有する発光回路の構成に応じて適宜変更することができる。例えば、素子25は、前述したものの他に、正特性サーミスタ、負特性サーミスタ、インダクタ、サージアブソーバ、バリスタ、FETやバイポーラトランジスタなどのトランジスタ、集積回路、演算素子などであってもよい。
抵抗25aは、基板21の、ソケット10側(伝熱部40側)とは反対側に設けることができる。抵抗25aは、配線パターン21aと電気的に接続される。抵抗25aは、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器(酸化金属皮膜抵抗器)、スクリーン印刷法などを用いて形成された膜状の抵抗器などとすることができる。なお、図1および図3に例示をした抵抗25aは、膜状の抵抗器である。
膜状の抵抗器の材料は、例えば、酸化ルテニウム(RuO)である。膜状の抵抗器は、例えば、スクリーン印刷法および焼成法を用いて形成される。抵抗25aが膜状の抵抗器であれば、抵抗25aと基板21との接触面積を大きくすることができるので、放熱性を向上させることができる。また、複数の抵抗25aを一度に形成することができる。そのため、生産性を向上させることができる。また、複数の抵抗25aにおける抵抗値のばらつきを抑制することができる。
ここで、発光素子22の順方向電圧特性には、ばらつきがあるので、アノード端子とグランド端子との間の印加電圧を一定にすると、発光素子22から照射される光の明るさ(光束、輝度、光度、照度)にばらつきが生じる。そのため、発光素子22から照射される光の明るさが所定の範囲内に収まるように、発光素子22に直列接続された抵抗25aにより、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。この場合、抵抗25aの抵抗値を変化させることで、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。
抵抗25aが表面実装型の抵抗器やリード線を有する抵抗器などの場合には、発光素子22の順方向電圧特性に応じて適切な抵抗値を有する抵抗25aを選択する。抵抗25aが膜状の抵抗器の場合には、抵抗25aの一部を除去すれば、抵抗値を増加させることができる。例えば、膜状の抵抗器にレーザ光を照射すれば、膜状の抵抗器の一部を容易に除去することができる。なお、抵抗25aの数、大きさなどは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子22の数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
制御素子25bは、基板21の、ソケット10側(伝熱部40側)とは反対側に設けることができる。制御素子25bは、配線パターン21aと電気的に接続される。制御素子25bは、例えば、逆方向電圧が発光素子22に印加されないようにするため、および、逆方向からのパルスノイズが発光素子22に印加されないようにするために設けることができる。制御素子25bは、例えば、表面実装型のダイオードや、リード線を有するダイオードなどである。図1および図3に例示をした制御素子25bは、表面実装型のダイオードである。
コンデンサ25cは、基板21の、ソケット10側(伝熱部40側)とは反対側に設けることができる。コンデンサ25cは、配線パターン21aと電気的に接続される。コンデンサ25cは、例えば、ノイズ対策や電圧を平滑化するために設けることができる。コンデンサ25cは、例えば、チップ状のコンデンサ、表面実装型のコンデンサ、リード線を有するコンデンサなどである。図3に例示をしたコンデンサ25cは、表面実装型のコンデンサである。
プルダウン抵抗25dは、基板21の、ソケット10側(伝熱部40側)とは反対側に設けることができる。プルダウン抵抗25dは、配線パターン21aと電気的に接続される。プルダウン抵抗25dは、例えば、発光素子22に関する導通の検出や、誤点灯防止などのために設けることができる。プルダウン抵抗25dは、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器、チップ状の抵抗器などである。図1および図3に例示をしたプルダウン抵抗25dは、表面実装型の抵抗器である。
第1の素子26は、車両用照明装置1の多機能化や多目的化を図るために設けられている。一般的な車両用照明装置は、可視光を照射する機能を有し、可視光を用いる用途に使用される。そのため、第1の素子26は、車両用照明装置1に、新たな機能や用途を追加するために、発光素子22とは別に設けられている。
第1の素子26は、例えば、赤外線を照射する発光素子とすることができる。第1の素子26は、例えば、赤外線を照射する発光ダイオードや、赤外線を照射するレーザダイオードなどとすることができる。
第1の素子26は、基板21の、ソケット10側(伝熱部40側)とは反対側に設けられている。第1の素子26は、枠部23の内側および外側の少なくともいずれかに設けることができる。第1の素子26は、配線パターン21aと電気的に接続される。第1の素子26は、少なくとも1つ設けることができる。複数の第1の素子26を設ける場合には、複数の第1の素子26を互いに直列接続することができる。
第1の素子26は、表面実装型の第1の素子26とすることもできるし、砲弾型などのリード線を有する第1の素子26とすることもできるし、チップ状の第1の素子26とすることもできる。チップ状の第1の素子26と配線パターン21aとの電気的な接続は、前述した発光素子22と同様とすることができる。
第1の素子26が枠部23の内側に設けられる場合には、第1の素子26は、チップ状の第1の素子26とすることができる。第1の素子26が枠部23の内側に設けられていれば、発光モジュール20の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。
第1の素子26が枠部23の外側に設けられる場合には、第1の素子26は、表面実装型の第1の素子26、リード線を有する第1の素子26、およびチップ状の第1の素子26のいずれであってもよい。第1の素子26が枠部23の外側に設けられていれば、第1の素子26の数を多くしたり、発光面の大きな第1の素子26を設けたりすることができる。そのため、機能や用途の更なる拡大を図ることができる。なお、チップ状の第1の素子26を枠部23の外側に設ける場合には、前述した封止部24と同様に、透光性を有する樹脂によりチップ状の第1の素子26を覆うことができる。図1および図3に例示をした第1の素子26は、枠部23の外側に設けられた表面実装型の素子である。
また、第1の素子26に直列接続された抵抗26aを設けることができる。抵抗26aは、第1の素子26に過大な電流が流れないようにするための電流制限抵抗とすることができる。抵抗26aは、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器(酸化金属皮膜抵抗器)、スクリーン印刷法などを用いて形成された膜状の抵抗器などとすることができる。なお、図1および図3に例示をした抵抗26aは、膜状の抵抗器である。
図4(a)は、発光素子22と第1の素子26を1つの回路に設けた場合を例示するための回路図である。
図4(b)は、発光素子22と第1の素子26を別々の回路に設けた場合を例示するための回路図である。
なお、繁雑となるのを避けるために、図4(a)、(b)においては、発光素子22と第1の素子26がそれぞれ1つずつ設けられる場合を表している。また、素子25と抵抗26aは省略している。
図4(a)に示すように、発光素子22と第1の素子26を1つの回路に設ける場合には、発光素子22と第1の素子26を直列接続することができる。この様にすれば、1つの点灯回路により、発光素子22と第1の素子26を点灯させることができる。そのため、製造コストの低減を図ることができる。
図4(b)に示すように、発光素子22と第1の素子26を別々の回路に設ければ、例えば、発光素子22が消灯している場合であっても、第1の素子26を点灯させることができる。そのため、機能や用途の更なる拡大を図ることができる。
次に、第1の素子26の作用効果について説明する。
近年においては、車両に、アラウンドモニタ、車載カメラ、バックモニタ、サイドモニタなどが設けられている。これらのモニタやカメラは、赤外線を受光する撮像装置と、赤外線を照射する照射装置とを備えている。一般的には、モニタやカメラに設けられた照射装置から照射され、対象物により反射された赤外線を撮像装置により受光し、光学画像に変換している。この場合、対象物により反射された赤外線の光量が多くなれば、より鮮明な光学画像を得ることができる。
本実施の形態に係る車両用照明装置1には、第1の素子26が設けられているので、対象物に照射する赤外線の光量を増加させることができる。そのため、対象物により反射された赤外線の光量を多くすることができるので、より鮮明な光学画像を得ることが可能となる。
また、赤外線は見えないので、車両用照明装置1から赤外線が照射されたとしても、車内にいる者や車外にいる者が違和感を感じることがない。また、車両用照明装置1から照射される可視光による機能が損なわれることがない。
また、近年においては、車両に、防犯対策として振動センサなどが設けられる場合がある。そのため、振動センサなどがオンとなった際に、車両用照明装置1から赤外線を照射することができる。この様にすれば、異常事態が発生した際の光学画像をより鮮明に撮影することができる。また、振動センサなどがオンとなった際に、車両用照明装置1から可視光と赤外線を照射することができる。この様にすれば、照射された赤外線により鮮明な光学画像を得ることができるとともに、照射された可視光により警告を行うことができる。
次に、図1および図2に戻って、給電部30と伝熱部40とについて説明する。
給電部30は、例えば、複数の給電端子31および保持部32を有する。
複数の給電端子31は、棒状体とすることができる。複数の給電端子31は、所定の方向に並べて設けることができる。複数の給電端子31の一方の端部は、凹部11aの底面11a1から突出している。複数の給電端子31の一方の端部は、配線パターン21aと半田付けされる。複数の給電端子31の他方の端部は、コネクタホルダ15の孔の内部に露出している。コネクタホルダ15の孔の内部に露出する複数の給電端子31には、コネクタ105が嵌め合わされる。複数の給電端子31は、例えば、銅合金などの金属から形成される。なお、複数の給電端子31の形状、配置、材料、数などは例示をしたものに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
前述したように、ソケット10は熱伝導率の高い材料から形成することが好ましい。ところが、熱伝導率の高い材料は導電性を有している場合がある。例えば、アルミニウム合金などの金属や、炭素からなるフィラーを含む高熱伝導性樹脂などは、導電性を有している。そのため、保持部32は、複数の給電端子31と、導電性を有するソケット10との間を絶縁するために設けられている。また、保持部32は、複数の給電端子31を保持する機能をも有する。なお、ソケット10が絶縁性を有する高熱伝導性樹脂(例えば、酸化アルミニウムからなるフィラーを含む高熱伝導性樹脂など)から形成される場合には、保持部32を省くことができる。この場合、ソケット10が複数の給電端子31を保持する。保持部32は、絶縁性を有する樹脂から形成することができる。保持部32は、例えば、ソケット10に設けられた孔10aに圧入したり、孔10aの内壁に接着したりすることができる。
伝熱部40は、ソケット10と、発光モジュール20(基板21)との間に設けられる。伝熱部40は、例えば、板状を呈している。
図2に示すように、伝熱部40は、インサート成形法により、凹部11aの底面11a1に埋め込むことができる。また、伝熱部40は、凹部11aの底面11a1に開口する凹部の内部に、熱伝導率の高い接着剤を用いて接着したり、熱伝導グリス(放熱グリス)からなる層を介して取り付けたりすることもできる。
また、伝熱部40は、例えば、熱伝導率の高い接着剤を用いて凹部11aの底面11a1に接着することができる。また、伝熱部40は、熱伝導グリスからなる層を介して、凹部11aの底面11a1に取り付けることもできる。
伝熱部40は、発光モジュール20において発生した熱が、ソケット10に伝わりやすくするために設けられる。そのため、伝熱部40は、熱伝導率の高い材料から形成されている。伝熱部40は、例えば、アルミニウム合金などの金属から形成することができる。
なお、ソケット10がアルミニウム合金などの金属から形成されていたり、発光モジュール20において発生する熱が少なかったりする場合には、伝熱部40を省くこともできる。
次に、第2の素子126について説明する。
第2の素子126は、車両用照明装置1の多機能化や多目的化を図るために設けられている。一般的な車両用照明装置は、可視光を照射する機能を有し、可視光を用いる用途に使用される。そのため、第2の素子126は、車両用照明装置1に、新たな機能や用途を追加するために、発光素子22とは別に設けられている。
図5は、第2の素子126を用いた発光モジュールを例示するための模式平面図である。
第2の素子126は、超音波を照射する素子とすることができる。第2の素子126は、例えば、超音波センサとすることができる。なお、超音波の周波数は、例えば、40kHz以上、200kHz以下とすることができる。
第2の素子126は、基板21の、ソケット10側(伝熱部40側)とは反対側に設けられている。第2の素子126は、枠部23の外側に設けることができる。第2の素子126は、配線パターン21aと電気的に接続される。第2の素子126は、少なくとも1つ設けることができる。
図6(a)は、発光素子22と第2の素子126を1つの回路に設けた場合を例示するための回路図である。
図6(b)は、発光素子22と第2の素子126を別々の回路に設けた場合を例示するための回路図である。
なお、繁雑となるのを避けるために、図6(a)、(b)においては、発光素子22と第2の素子126がそれぞれ1つずつ設けられる場合を表している。また、素子25は省略している。
図6(a)に示すように、発光素子22と第2の素子126を1つの回路に設ける場合には、発光素子22と第2の素子126を直列接続することができる。この様にすれば、1つの点灯回路により、発光素子22を点灯させ、且つ、第2の素子126を動作させることができる。そのため、製造コストの低減を図ることができる。
図6(b)に示すように、発光素子22と第2の素子126を別々の回路に設ければ、例えば、発光素子22が消灯している場合であっても、第2の素子126を動作させることができる。そのため、機能や用途の更なる拡大を図ることができる。
次に、第2の素子126の作用効果について説明する。
前述したように、車両には、アラウンドモニタ、車載カメラ、バックモニタ、サイドモニタなどが設けられている。そのため、これらのモニタやカメラにより対象物の光学画像を撮影し、第2の素子126により対象物までの距離を検出することができる。そのため、より詳細な対象物の把握が可能となる。
また、超音波は聞こえないので、車両用照明装置1から超音波が照射されたとしても、車内にいる者や車外にいる者が違和感を感じることがない。また、車両用照明装置1から照射される可視光による機能が損なわれることがない。
また、前述したように、車両に、防犯対策として振動センサなどが設けられる場合がある。そのため、振動センサなどがオンとなった際に、車両用照明装置1から超音波を照射させることができる。この様にすれば、異常事態が発生した際の光学画像と対象物までの距離を知ることができる。そのため、より詳細な異常事態の把握が可能となる。
なお、以上においては、第1の素子26と発光素子22が設けられる場合、および、第2の素子126と発光素子22が設けられる場合を例示したが、第1の素子26、第2の素子126、および発光素子22が設けられるようにしてもよい。すなわち、第1の素子26および第2の素子126の少なくともいずれかと、発光素子22が設けられるようにすることができる。
例えば、発光モジュール20は、発光素子22と、第1の素子26および第2の素子126の少なくともいずれかと、が設けられた第1の回路を有することができる。
例えば、発光モジュール20は、発光素子22が設けられた第2の回路と、第1の素子26および第2の素子126の少なくともいずれかが設けられた第3の回路と、を有することができる。
(車両用灯具)
次に、車両用灯具100について例示する。
なお、以下においては、一例として、車両用灯具100が自動車に設けられるフロントコンビネーションライトである場合を説明する。ただし、車両用灯具100は、自動車に設けられるフロントコンビネーションライトに限定されるわけではない。車両用灯具100は、自動車や鉄道車両などに設けられる車両用灯具であればよい。
図7は、車両用灯具100を例示するための模式部分断面図である。
図7に示すように、車両用灯具100には、例えば、車両用照明装置1、筐体101、カバー102、光学要素部103、シール部材104、およびコネクタ105が設けられている。
筐体101には車両用照明装置1が取り付けられる。筐体101は、装着部11を保持する。筐体101は、一方の端部側が開口した箱状を呈している。筐体101は、例えば、光を透過しない樹脂などから形成することができる。筐体101の底面には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分が挿入される取付孔101aが設けられている。取付孔101aの周縁には、装着部11に設けられたバヨネット12が挿入される凹部が設けられている。なお、筐体101に取付孔101aが直接設けられる場合を例示したが、取付孔101aを有する取付部材が筐体101に設けられていてもよい。
車両用照明装置1を車両用灯具100に取り付ける際には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分を取付孔101aに挿入し、車両用照明装置1を回転させる。すると、取付孔101aの周縁に設けられた嵌合部にバヨネット12が保持される。この様な取り付け方法は、ツイストロックと呼ばれている。
カバー102は、筐体101の開口を塞ぐように設けられている。カバー102は、透光性を有する樹脂などから形成することができる。カバー102は、レンズなどの機能を有することもできる。カバー102は、発光モジュール20から出射した可視光と赤外線とを透過させることができる。また、カバー102には、第2の素子126から出射した超音波を透過させるための孔などを設けることもできる。
光学要素部103には、主に、発光モジュール20から出射した可視光が入射する。光学要素部103は、発光モジュール20から出射した可視光の反射、拡散、導光、集光、所定の配光パターンの形成などを行う。例えば、図7に例示をした光学要素部103はリフレクタである。この場合、光学要素部103は、発光モジュール20から出射した可視光を反射して、所定の配光パターンが形成されるようにする。
シール部材104は、フランジ13と筐体101の間に設けられている。シール部材104は、環状を呈するものとすることができる。シール部材104は、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。
コネクタ105は、コネクタホルダ15の内部に露出している複数の給電端子31の端部に嵌め合わされる。コネクタ105は、電源などと電気的に接続されている。また、コネクタ105には、環状を呈するシール部材105aが設けられている。コネクタ105がコネクタホルダ15の内部に挿入された際に、シール部材105aによりコネクタホルダ15の内部が、水密となるように密閉される。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 車両用照明装置、10 ソケット、11 装着部、20 発光モジュール、21 基板、22 発光素子、26 第1の素子、100 車両用灯具、101 筐体、第2の126 素子

Claims (4)

  1. ソケットと;
    前記ソケットの一方の端部側に設けられた発光モジュールと;
    を具備し、
    前記発光モジュールは、
    可視光の波長以下の光を照射可能な発光素子と;
    赤外線を照射可能な第1の素子、および、超音波を照射可能な第2の素子の少なくともいずれかと;
    を有する車両用照明装置。
  2. 前記発光モジュールは、前記発光素子と、前記第1の素子および前記第2の素子の少なくともいずれかと、が設けられた第1の回路を有する請求項1記載の車両用照明装置。
  3. 前記発光モジュールは、前記発光素子が設けられた第2の回路と、前記第1の素子および前記第2の素子の少なくともいずれかが設けられた第3の回路と、を有する請求項1記載の車両用照明装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1つに記載の車両用照明装置と;
    前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
    を具備した車両用灯具。
JP2021073071A 2021-04-23 2021-04-23 車両用照明装置、および車両用灯具 Pending JP2022167334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021073071A JP2022167334A (ja) 2021-04-23 2021-04-23 車両用照明装置、および車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021073071A JP2022167334A (ja) 2021-04-23 2021-04-23 車両用照明装置、および車両用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022167334A true JP2022167334A (ja) 2022-11-04

Family

ID=83852754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021073071A Pending JP2022167334A (ja) 2021-04-23 2021-04-23 車両用照明装置、および車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022167334A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6905687B2 (ja) 車両用照明装置および車両用灯具
JP2019217872A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP6880507B2 (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2020187837A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
US20210364143A1 (en) Vehicle Luminaire and Vehicle Lighting Tool
JP2018160412A (ja) 車両用照明装置および車両用灯具
JP2022167334A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP7112675B2 (ja) 車両用照明装置、車両用灯具、および車両用照明装置の製造方法
JP2020087738A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2019220425A (ja) 車両用照明装置および車両用灯具
US11821603B1 (en) Vehicle lighting device and vehicle lamp
JP7526386B2 (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2019061791A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2024031398A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2023157065A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2023175148A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2023044765A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2023028283A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2022045647A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2024100158A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2023165118A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2022074314A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2023173053A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2023065773A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2021182522A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240906