JP2022167136A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022167136000001
【課題】廃液タンクとキャリッジが装置幅方向において異なる位置にあるため、画像形成装置が装置幅方向に大型化する虞があった。
【解決手段】プリンター10は、ラインヘッド40と、廃液タンク38とを備える。ラインヘッドは、水平方向の成分及び装置高さ方向の成分を有するA方向に移動可能であり、用紙PにインクQを吐出することで記録を行う。廃液タンク38は、ラインヘッド40から吐出されたインクQが回収される。廃液タンク38は、Z方向においてラインヘッド40より下方に位置する。Z方向の上方から下方に向かって見た場合、ラインヘッド40の移動可能領域SAと廃液タンク38の一部とが、Y方向において重なる。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録装置に関する。
特許文献1の画像形成装置は、画像形成部において、記録ヘッドが装着されたキャリッジが移動可能に設けられる。メンテナンスユニットは、画像形成部の下方に配置されている。そして、メンテナンスユニットは、廃液タンクを備える。
特開2014-65293号公報
特許文献1の構成では、廃液タンクとキャリッジが装置幅方向において異なる位置にあるため、画像形成装置が装置幅方向に大型化する虞があった。
上記課題を解決する為の、本発明に係る記録装置は、水平方向の成分及び装置高さ方向の成分を有する第1移動方向に移動可能であり、媒体に液体を吐出することで記録を行う記録部と、前記記録部から吐出された前記液体が回収される回収部と、を備え、前記回収部は、前記装置高さ方向において前記記録部より下方に位置し、前記装置高さ方向の上方から下方に向かって見た場合、前記記録部の移動可能領域と前記回収部の少なくとも一部とが、前記装置高さ方向と交差する装置幅方向において重なることを特徴とする。
実施形態に係るプリンターの全体構成を示す図。 実施形態に係るプリンターの内部を装置高さ方向から見た図。 実施形態に係るプリンターの一部を拡大した図。 実施形態に係るプリンターの内部を装置幅方向から見た図。
以下、本発明について概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、水平方向の成分及び装置高さ方向の成分を有する第1移動方向に移動可能であり、媒体に液体を吐出することで記録を行う記録部と、前記記録部から吐出された前記液体が回収される回収部と、を備え、前記回収部は、前記装置高さ方向において前記記録部より下方に位置し、前記装置高さ方向の上方から下方に向かって見た場合、前記記録部の移動可能領域と前記回収部の少なくとも一部とが、前記装置高さ方向と交差する装置幅方向において重なることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置高さ方向の上方から下方に向かって見た場合、前記移動可能領域と前記回収部の少なくとも一部とが前記装置幅方向において重なる配置となっているので、前記移動可能領域と前記回収部とが前記装置幅方向において重ならない構成に比べて、前記記録装置の前記装置幅方向の大きさを小さくできる。
第2の態様に係る記録装置は、第1の態様において、前記第1移動方向と交差する第2移動方向に移動可能であり、前記記録部のメンテナンスを行うメンテナンス部が設けられ、前記メンテナンス部は、前記装置高さ方向において前記記録部より下方に位置し、前記回収部の少なくとも一部は、前記装置幅方向から見た場合、前記メンテナンス部と前記装置高さ方向において重なることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置幅方向から見た場合、前記記録部の移動可能領域と前記回収部とが前記装置高さ方向において重ならない構成に比べて、前記記録装置の高さを低くできる。
第3の態様に係る記録装置は、第1の態様又は第2の態様において、前記記録部を前記第1移動方向に移動させる移動機構部を備え、前記移動機構部の少なくとも一部は、前記装置高さ方向において前記移動可能領域より下方且つ前記回収部より上方の位置に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置高さ方向における前記移動可能領域と前記回収部との間の空間を有効利用できるので、前記移動機構部を設けることで前記記録装置が前記装置高さ方向に大型化することを抑制できる。
第4の態様に係る記録装置は、第1の態様から第3の態様のいずれか1つにおいて、前記記録部に前記液体を供給する液体供給部を備え、前記装置幅方向から見た場合、前記液体供給部の少なくとも一部と前記回収部の少なくとも一部とが前記装置高さ方向において重なることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置幅方向から見た場合、前記液体供給部と前記回収部とが前記装置高さ方向において重ならない構成に比べて、前記記録装置の高さを低くできる。
第5の態様に係る記録装置は、第4の態様において、前記液体供給部の少なくとも一部は、前記装置幅方向から見た場合、前記移動可能領域の少なくとも一部と前記装置高さ方向において重なることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置幅方向から見た場合、前記液体供給部の少なくとも一部と前記移動可能領域の少なくとも一部とが前記装置高さ方向において重ならない構成に比べて、前記記録装置の高さを低くできる。
第6の態様に係る記録装置は、第4の態様又は第5の態様において、前記記録部と対向する位置において前記媒体を搬送する搬送ベルトを備え、前記搬送ベルトの少なくとも一部は、前記装置幅方向から見た場合、前記液体供給部の少なくとも一部と前記装置高さ方向において重なることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置幅方向から見た場合、前記液体供給部の少なくとも一部と前記搬送ベルトの少なくとも一部とが前記装置高さ方向において重ならない構成に比べて、前記記録装置の高さを低くできる。
第7の態様に係る記録装置は、第1の態様から第6の態様のいずれか1つにおいて、前記記録部により記録された前記媒体が載置される載置部であって、前記第1移動方向に延びる前記載置部を備え、前記装置高さ方向から見た場合、前記載置部の少なくとも一部と前記移動可能領域の少なくとも一部とが前記装置幅方向において重なることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置高さ方向から見た場合、前記載置部の少なくとも一部と前記移動可能領域の少なくとも一部とが前記装置幅方向において重ならない構成に比べて、前記記録装置を前記装置幅方向に小型化できる。さらに、前記載置部が前記第1移動方向に延びることで、前記載置部と前記移動可能領域との間に無駄な空間が形成されることを抑制できる。
第8の態様に係る記録装置は、第1の態様から第7の態様のいずれか1つにおいて、前記第1移動方向と前記装置幅方向とが成す角度が10°以上40°以下であることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1移動方向と前記装置幅方向とが成す角度が10°より小さい角度となる構成に比べて、前記記録部の前記移動可能領域が前記装置幅方向に小さくなるので、前記記録装置の前記装置幅方向の幅を小さくできる。
第9の態様に係る記録装置は、第1の態様から第8の態様のいずれか1つにおいて、前記回収部は、前記装置高さ方向から見た場合、前記装置幅方向と交差する交差方向に着脱可能に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記回収部を前記装置高さ方向に着脱させる構成に比べて、前記回収部の着脱経路に存在する部材が少なくなるので、前記回収部を回収し易くなる。
以下、本発明に係る記録装置の一例としてのプリンター10を具体的に説明する。
図1に示されるように、プリンター10は、用紙Pに対してインクQを吐出することで記録を行う記録装置の一例として構成される。なお、各図において表すX-Y-Z座標系は直交座標系である。用紙Pは、媒体の一例である。インクQは、液体の一例である。
X方向は、装置奥行方向であり且つ水平方向である。X方向を示す矢印の基端側を-X方向、X方向を示す矢印の先端側を+X方向とする。また、X方向は、用紙Pの幅方向である。
Y方向は、装置幅方向の一例であり且つ水平方向である。Y方向を示す矢印の先端側を+Y方向、Y方向を示す矢印の基端側を-Y方向とする。
Z方向は、装置高さ方向の一例であり、X方向及びY方向の両方と直交する方向である。Z方向を示す矢印の先端側を+Z方向、Z方向を示す矢印の基端側を-Z方向とする。以後の説明では、+Z方向を上方、-Z方向を下方と称する場合がある。
A方向は、X方向から見た場合、Y方向と交差する方向であり、-Y方向の位置が+Y方向の位置に対して-Z方向に下がる斜め方向である。換言すると、A方向は、水平方向の成分及び装置高さ方向の成分を有する第1移動方向の一例である。A方向を示す矢印の先端側を+A方向、A方向を示す矢印の基端側を-A方向とする。+A方向は、後述するラインヘッド40が搬送ベルト47に近づく方向である。-A方向は、ラインヘッド40が搬送ベルト47から退避する方向である。
B方向は、X方向から見た場合、A方向と直交する方向である。換言すると、B方向は、A方向と交差する第2移動方向の一例である。B方向を示す矢印の先端側を+B方向、B方向を示す矢印の基端側を-B方向とする。+B方向は、ラインヘッド40と搬送ベルト47との間の記録領域における用紙Pの搬送方向である。
プリンター10の装置本体12には、破線で表す搬送経路Tが設けられる。用紙Pは、搬送経路Tを通って搬送される。なお、用紙Pが搬送される搬送方向は、搬送経路Tに沿った方向であるため、搬送経路Tの各部において異なる。なお、プリンター10では、用紙Pの例として、搬送方向の長さが異なる用紙PA、用紙PBを用いることが可能である。用紙PAの搬送方向の長さは、用紙PBの搬送方向の長さより短い。
プリンター10は、装置本体12と、装置本体12に設けられた用紙カセット部16と、ラインヘッド40と、廃液タンク38とを備える。さらに、プリンター10は、排紙トレイ17と、インク供給部30と、搬送ベルト47と、キャップユニット60と、ワイパーユニット64と、移動機構部44と、反転部70と、給送部80と、不図示の制御部とを備える。
装置本体12は、外郭となる筐体が含まれる。装置本体12の-Y方向の端部には、Y方向に開口する開口部14が形成される。後述する搬送経路Tの一部は、開口部14の開放状態において露出可能である。
用紙カセット部16は、用紙Pを収容する。用紙カセット部16は、一例として、第1カセット22と、第2カセット24と、第3カセット26とを有する。
プリンター10において用いられる用紙Pには、一例として、用紙PAと、用紙PAよりサイズが大きい用紙PBとがある。
第1カセット22は、用紙PAを収容する。第2カセット24及び第3カセット26は、それぞれ用紙PBを収容する。用紙Pは、ピックアップローラー19及びローラー対21が回転されることで、搬送経路Tへ送り込まれる。
排紙トレイ17は、装置本体12のZ方向の中央より+Z方向の部位に設けられる。排紙トレイ17は、ラインヘッド40により記録され且つ排出された用紙Pが載置される載置部の一例である。排紙トレイ17は、一例として、A方向に延びる底壁17Aと、底壁17Aの+A方向の端部において+B方向に直立する縦壁17Bとを有する。
複数の用紙Pは、底壁17Aにおいて+B方向に重なった状態で載置される。また、複数の用紙Pの+A方向の端部は、縦壁17Bと接触することで、B方向に沿って整列される。
搬送経路Tは、用紙カセット部16から排紙トレイ17まで延びており、用紙Pが搬送される経路である。搬送経路Tには、ピックアップローラー19、ローラー対21、23、25、搬送ベルト47、駆動ローラー48、従動ローラー49、ローラー対27及び排出ローラー対29が配置される。各ローラー対は、X方向に沿った軸の回りに回転可能に設けられる。駆動ローラー48及び従動ローラー49は、B方向に間隔をあけて配置され、X方向に沿った軸の回りに回転可能である。駆動ローラー48は、不図示のモーターによって回転される。
搬送ベルト47は、筒状に形成されており、駆動ローラー48及び従動ローラー49に巻き掛けられる。また、搬送ベルト47は、ラインヘッド40に対する+A方向に位置する。搬送ベルト47は、駆動ローラー48が不図示のモーターによって回転されることで周回移動される。用紙Pは、搬送ベルト47の外周面と接触した状態において、搬送ベルト47が周回移動されることで、+B方向に搬送される。このように、搬送ベルト47は、ラインヘッド40と対向する位置において用紙Pを搬送する。
インク供給部30は、後述するラインヘッド40にインクQを供給する供給部の一例である。具体的には、インク供給部30は、一例として、4つのインクカートリッジ32と、サブタンク35、リザーバータンク36及び輸送機構部50(図4)と、各部を繋ぐ不図示のチューブとを含んで構成される。4つのインクカートリッジ32には、互いに異なる色のインクQが貯留される。
図4に示されるように、インクカートリッジ32は、Y方向から見た場合、装置本体12における中央部に対する-X方向且つ+Z方向の位置にある。
サブタンク35は、インクカートリッジ32に対する-Z方向の位置にある。サブタンク35は、インクカートリッジ32から供給されたインクQが一時的に貯留されるタンクである。サブタンク35内のインクQは、後述する吐出部42(図1)に送られる。
リザーバータンク36は、サブタンク35に対する+X方向の位置にある。リザーバータンク36は、サブタンク35と同様にインクQを貯留する。リザーバータンク36は、後述するラインヘッド40(図1)における吐出部42のメニスカスを保つために用いられる。
輸送機構部50は、装置本体12の内部において、インクカートリッジ32に対する+X方向の位置であり且つリザーバータンク36に対する+Z方向の位置にある。輸送機構部50は、切替バルブ52及び不図示のポンプモーターを含んで構成される。輸送機構部50は、サブタンク35内のインクQ及びリザーバータンク36内のインクQを、不図示のチューブ及びポンプを用いてラインヘッド40(図1)へ輸送する。
図1に示されるように、キャップユニット60から送られる廃インクQW及びワイパーユニット64から送られる廃インクQWは、輸送機構部50(図4)によって、後述する廃液タンク38に輸送される。
廃液タンク38は、装置本体12のY方向及びZ方向のほぼ中央部に交換可能に設けられる。廃液タンク38は、後述するラインヘッド40よりZ方向の下方に位置する。廃液タンク38は、ラインヘッド40から吐出されたインクQが回収される回収部の一例である。ラインヘッド40から吐出されたインクQとは、ラインヘッド40から吐出されたインクQのうち、用紙Pに付着しなかったインクQであり、記録に用いられなかったインクQを意味する。すなわち、ラインヘッド40から吐出されたインクQは、廃インクQWである。
廃液タンク38では、既述の通り、キャップユニット60において回収されたインクQと、ワイパーユニット34において回収されたインクQとが回収される。
図2に示されるように、廃液タンク38は、Z方向から見た場合、Y方向と交差する交差方向の一例であるX方向に着脱可能に設けられる。具体的には、廃液タンク38は、-X方向に移動されることで装置本体12から離脱される。廃液タンク38は、装置本体12に対して+X方向に移動されることで、装置本体12に装着される。
なお、インクカートリッジ32、第1カセット22、第2カセット24、及び第3カセット26も、Z方向から見た場合、Y方向と交差する交差方向の一例であるX方向に着脱可能に設けられている。
図1に示されるように、ラインヘッド40は、動作前にホームポジションに位置する。ラインヘッド40のホームポジションは、一例として、装置本体12内におけるインクカートリッジ32に対する-Y方向の位置であり、排紙トレイ17に対するZ方向の下方の位置であり、且つ用紙カセット部16及び廃液タンク38に対するZ方向の上方の位置である。
ラインヘッド40は、用紙カセット部16から搬送経路Tに沿って搬送される用紙Pに、インクQを吐出することで記録を行う記録部の一例である。ラインヘッド40は、後述する移動機構部44によって駆動されることで、+A方向及び-A方向、つまり、A方向に移動可能である。ラインヘッド40は、具体的には、移動機構部44によって駆動されるキャリッジ41と、キャリッジ41に支持される吐出部42とを備える。
吐出部42は、不図示の複数のノズルを有しており、インク供給部30から供給されたインクQを用紙Pに向けて吐出する。
移動機構部44は、ラインヘッド40をA方向に移動させる機構部である。移動機構部44は、Z方向において、後述する移動可能領域SA(図3)より下方且つ廃液タンク38より上方の位置に設けられる。移動機構部44は、一例として、ラック部45と、ピニオン46と、不図示のモーターとを含んで構成される。
ラック部45は、キャリッジ41の-Z方向の底部に取り付けられる。ラック部45は、不図示の複数の歯部を有する。
ピニオン46は、不図示のモーターによって正方向又は逆方向に回転される。ピニオン46の外周部には、ラック部45の複数の歯部と噛み合う不図示の複数の歯部が形成される。
キャップユニット60は、不図示の駆動機構部によって駆動されることで、B方向に往復移動が可能である。キャップユニット60は、ラインヘッド40のメンテナンスを行うメンテナンス部の一例である。キャップユニット60は、ホームポジションに位置するとき、Z方向においてラインヘッド40より下方に位置する。なお、キャップユニット60のホームポジションは、X方向から見た場合、ワイパーユニット64に対する-B方向に設定されている。
キャップユニット60は、-A方向に開口する箱状に構成されている。キャップユニット60は、ラインヘッド40のメンテナンスを行う場合、+B方向に移動されることで吐出部42を覆い、吐出部42からインクQの吸引を行う。キャップユニット60は、ラインヘッド40による記録が行われる場合、ホームポジションに退避される。
ワイパーユニット64は、インクQを収容可能なユニット本体66と、ユニット本体66に設けられ、吐出部42に付着したインクQを拭き取るワイパーブレード68とを有する。ワイパーユニット64は、不図示の駆動機構部によって駆動されることで、X方向に沿った往復移動が可能である。ワイパーユニット64は、ラインヘッド40のメンテナンスを行う場合、+X方向に移動されながら吐出部42の表面を拭き取ることでインクQを回収する。ワイパーユニット64は、ラインヘッド40による記録が行われる場合、-X方向のホームポジションに退避される。
不図示の制御部は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びストレージを含んで構成され、プリンター10における用紙Pの搬送や、ラインヘッド40を含む各部の動作を制御する。
反転部70は、一例として、反転路Rと、4つのローラー対72と、4つのローラー対72を駆動する不図示のモーターとを有する。そして、反転部70は、ラインヘッド40によって記録された用紙Pの表裏を反転させてから、用紙Pを搬送経路Tに再び送り込む。
給送部80は、一例として、給送トレイ82と、給送ローラー84と、分離ローラー86とを備える。給送部80は、給送ローラー84及び分離ローラー86が配置された給送路Kを有する。そして、給送部80は、給送トレイ82から給送路Kを介して搬送経路Tへ用紙Pを給送する。
図3に示されるように、ラインヘッド40がA方向に往復移動されるときにラインヘッド40が通過する領域を、ラインヘッド40の移動可能領域SAとする。移動可能領域SAの外形は、二点鎖線SAで示される。また、ラインヘッド40の中心を通りA方向に延びる線を中心線CLとして、一点鎖線CLで表す。
一点鎖線CLとY方向に沿った線分CAとが成す角の角度θは、10°以上40°以下で設定されることが好ましい。換言すると、A方向とY方向とが成す角度θは、10°以上40°以下で設定されることが好ましい。本実施形態では、一例として、角度θが概ね15°に設定されている。
Z方向から見た場合、ラインヘッド40の移動可能領域SAと廃液タンク38の一部とが、Y方向において重なる。移動可能領域SAと廃液タンク38の一部とが重なる範囲は、Y方向の範囲L1〔mm〕である。なお、本実施形態において、Z方向から見た場合とは、プリンター10に対する+Z方向の位置において-Z方向を向いた状態で、対象物をZ方向に見た場合を意味する。また、Z方向から見た場合とは、+Z方向から-Z方向に向かって、プリンター10を上面から見た場合、すなわち上面視した場合ということもできる。
なお、ラインヘッド40がホームポジションに位置するときに、Z方向から見た場合、ラインヘッド40の一部と廃液タンク38の一部とが、Y方向において範囲L1で重なる。
Y方向から見た場合、廃液タンク38の一部は、キャップユニット60とZ方向において重なる。廃液タンク38の一部とキャップユニット60とが重なる範囲は、Z方向の範囲H1〔mm〕である。範囲H1の下端の位置は、一例として、廃液タンク38のZ方向の下端の位置である位置Z1に対応している。範囲H1の上端の位置は、一例として、廃液タンク38のZ方向の上端の位置である位置Z2に対応している。
本実施形態において、Y方向から見た場合とは、プリンター10に対する+Y方向の位置において-Y方向を向いた状態またはプリンター10に対する-Y方向の位置において+Y方向を向いた状態で、対象物をY方向に見た場合を意味する。また、Y方向から見た場合とは、+Y方向から-Y方向に向かって、もしくは-Y方向から+Y方向に向かって、プリンター10を側面から見た場合、すなわち側面視した場合ということもできる。
Y方向から見た場合、インク供給部30の一部と廃液タンク38とがZ方向において重なる。インク供給部30の一部と廃液タンク38とが重なる範囲は、Z方向の範囲H2〔mm〕である。範囲H2の下端の位置は、一例として、既述の位置Z1に対応している。範囲H2の上端の位置は、一例として、既述の位置Z2に対応している。本実施形態では、一例として、範囲H1の下端と範囲H2の下端が、Z方向における同程度の高さの位置にある。また、本実施形態では、一例として、範囲H1と範囲H2が同程度の大きさの範囲となっている。
Y方向から見た場合、インク供給部30の一部は、移動可能領域SAとZ方向において重なる。インク供給部30の一部と移動可能領域SAとが重なる範囲は、Z方向の範囲H3〔mm〕である。範囲H3の下端の位置は、一例として、移動可能領域SAのZ方向の下端の位置である位置Z4に対応している。範囲H3の上端の位置は、一例として、移動可能領域SAのZ方向の上端の位置である位置Z6に対応している。範囲H3は、一例として、範囲H1、範囲H2のそれぞれよりも広い。
Y方向から見た場合、搬送ベルト47は、インク供給部30の一部とZ方向において重なる。搬送ベルト47とインク供給部30の一部とが重なる範囲は、Z方向の範囲H4〔mm〕である。範囲H4の下端の位置は、一例として、搬送ベルト47のZ方向の下端の位置である位置Z3に対応している。範囲H4の上端の位置は、一例として、搬送ベルト47のZ方向の上端の位置である位置Z5に対応している。なお、位置Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6は、Zに添えた数字が大きいほど、高い位置にあることを意味する。範囲H4は、一例として、範囲H3より狭い。
Z方向から見た場合、排紙トレイ17の一部と移動可能領域SAの一部とは、Y方向において重なる。排紙トレイ17の一部と移動可能領域SAの一部とが重なる範囲は、Y方向の範囲L2〔mm〕である。範囲L2は、範囲L1より広い。
次に、プリンター10の作用について説明する。なお、プリンター10の各部の構成については、図1から図4までを参照することとし、個別の図番の記載を省略する。
プリンター10によれば、Z方向から見た場合、移動可能領域SAと廃液タンク38の一部とがY方向において重なる配置となっているので、移動可能領域SAと廃液タンク38とがY方向において重ならない構成に比べて、プリンター10のY方向の大きさを小さくできる。
プリンター10によれば、Y方向から見た場合、ラインヘッド40の移動可能領域SAと廃液タンク38とがZ方向において重ならない構成に比べて、プリンター10の高さを低くできる。
プリンター10によれば、Z方向における移動可能領域SAと廃液タンク38との間の空間を有効利用できるので、移動機構部44を設けることでプリンター10がZ方向に大型化することを抑制できる。
プリンター10によれば、Y方向から見た場合、インク供給部30と廃液タンク38とがZ方向において重ならない構成に比べて、プリンター10の高さを低くできる。
プリンター10によれば、Y方向から見た場合、インク供給部30の一部と移動可能領域SAとがZ方向において重ならない構成に比べて、プリンター10の高さを低くできる。
プリンター10によれば、Y方向から見た場合、インク供給部30の一部と搬送ベルト47とがZ方向において重ならない構成に比べて、プリンター10の高さを低くできる。
プリンター10によれば、Z方向から見た場合、排紙トレイ17の一部と移動可能領域SAの一部とがY方向において重ならない構成に比べて、プリンター10をY方向に小型化できる。さらに、排紙トレイ17がA方向に延びることで、排紙トレイ17と移動可能領域SAとの間に無駄な空間が形成されることを抑制できる。
プリンター10によれば、A方向とY方向とが成す角度が10°より小さい角度となる構成に比べて、ラインヘッド40の移動可能領域SAがY方向に小さくなるので、プリンター10のY方向の幅を小さくできる。
この様な構成により、ラインヘッド40の移動に必要なスペースの、水平方向と鉛直方向の大きさのバランスをとることができ、水平方向と鉛直方向に装置が極端に大型化することを抑制できる。
プリンター10によれば、廃液タンク38をZ方向に着脱させる構成に比べて、廃液タンク38の着脱経路に存在する部材が少なくなるので、廃液タンク38を回収し易くなる。
本発明の実施形態に係るプリンター10は、以上のべたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略などを行うことも勿論可能である。
プリンター10において、Z方向から見た場合、移動可能領域SAと廃液タンク38の全体とが重なってもよい。Y方向から見た場合、廃液タンク38の全体とキャップユニット60とが重なってもよい。
移動機構部44の一部が、Z方向において、移動可能領域SAより下方且つ廃液タンク38より上方の位置に設けられてもよい。
Y方向から見た場合、インク供給部30の全体と廃液タンク38とがZ方向において重なってもよい。
プリンター10において、Y方向から見た場合、インク供給部30の一部が移動可能領域SAの一部とZ方向において重なってもよい。また、Y方向から見た場合、インク供給部30の全体が移動可能領域SAの全体とZ方向において重なってもよい。
Y方向から見た場合、搬送ベルト47の一部がインク供給部30の一部とZ方向において重なってもよい。また、Y方向から見た場合、搬送ベルト47の全体がインク供給部30の全体とZ方向において重なってもよい。
Z方向から見た場合、排紙トレイ17の一部と移動可能領域SAの全体、又は排紙トレイ17の全体と移動可能領域SAの一部とが、Y方向において重なってもよい。あるいは、Z方向から見た場合、排紙トレイ17の全体と移動可能領域SAの全体とが、Y方向において重なってもよい。
プリンター10において、Y方向から見た場合、廃液タンク38の一部がキャップユニット60とZ方向において重ならなくてもよい。
移動機構部44は、移動可能領域SAより下方且つ廃液タンク38より上方の位置に設けられていなくてもよい。この場合、プリンター10において、Y方向から見た場合、廃液タンク38の一部が、移動可能領域SAとZ方向において重なってもよい。例えば、ラインヘッド40が記録位置に位置するときに、Y方向から見た場合、廃液タンク38の一部がラインヘッド40とZ方向において重なってもよい。
Y方向から見た場合、インク供給部30の一部と廃液タンク38とがZ方向において重ならなくてもよい。インク供給部30の一部は、移動可能領域SAとZ方向において重ならなくてもよい。
プリンター10において、Y方向から見た場合、搬送ベルト47は、インク供給部30の一部とZ方向において重ならなくてもよい。Z方向から見た場合、排紙トレイ17の一部と移動可能領域SAの一部とが、Y方向において重ならなくてもよい。
角度θは、10°以上40°以下で設定されることが好ましい。この様な構成により、ラインヘッド40の移動に必要なスペースを確保しつつ、ラインヘッド40よりZ方向の下方において廃液タンク38の配置に必要なスペースを確保できる。結果として、プリンター10のY方向の大きさをより小さくできる。
なお、角度θは、0°より大きく10°未満であってもよい。また、角度θは、40°よりも大きく80°以下であっても良い。
廃液タンク38は、X方向に着脱可能に設けられていなくてもよい。
回収部は、廃液タンク38のようにタンク状のものに限らず、一部が開放された箱状又は皿状の部材で構成されてもよい。
なお、図3に示されるように、ラインヘッド40が移動可能領域SAにおいて最も+Y方向に位置する際、ラインヘッド40は上方に引き抜くことができるように構成されている。これにより、ラインヘッド40を交換することができる。以下、ラインヘッド40の最も+Y方向の位置をラインヘッド40の交換ポジションと称する。排紙トレイ17は、装置本体12に着脱可能に設けられている。排紙トレイ17を取り外すことで、交換ポジションにあるラインヘッド40を露呈させることができ、そしてラインヘッド40を取り外して交換できる。
ここで、ラインヘッド40を交換する際、ラインヘッド40からインクQが流れ落ちる虞があるが、図3に示されるように、交換ポジションにあるラインヘッド40の直下には、廃液タンク38が位置する。これにより、ラインヘッド40から流れ落ちたインクQを廃液タンク38で受け、回収するように構成することもできる。例えば、廃液タンク38の上面をトレイ状に形成するとともに、廃液タンク38の上面から廃液タンク38内にインクQを導く孔を設けることで、ラインヘッド40から流れ落ちたインクQを廃液タンク38内に回収することができる。
10…プリンター、12…装置本体、14…開口部、16…用紙カセット部、
17…排紙トレイ、17A…底壁、17B…縦壁、19…ピックアップローラー、
21…ローラー対、22…第1カセット、23…ローラー対、24…第2カセット、
25…ローラー対、26…第3カセット、27…ローラー対、29…排出ローラー対、
30…インク供給部、32…インクカートリッジ、34…ワイパーユニット、
35…サブタンク、36…リザーバータンク、38…廃液タンク、40…ラインヘッド、
41…キャリッジ、42…吐出部、44…移動機構部、45…ラック部、46…ピニオン、
47…搬送ベルト、48…駆動ローラー、49…従動ローラー、50…輸送機構部、
52…切替バルブ、60…キャップユニット、64…ワイパーユニット、
66…ユニット本体、68…ワイパーブレード、70…反転部、72…ローラー対、
80…給送部、82…給送トレイ、84…給送ローラー、86…分離ローラー、
CA…線分、CL…中心線、H1…範囲、H2…範囲、H3…範囲、H4…範囲、
K…給送路、L1…範囲、L2…範囲、P…用紙、PA…用紙、PB…用紙、
Q…インク、QW…廃インク、SA…移動可能領域、T…搬送経路、
Z1…位置、Z2…位置、Z3…位置、Z4…位置、Z5…位置、Z6…位置

Claims (9)

  1. 水平方向の成分及び装置高さ方向の成分を有する第1移動方向に移動可能であり、媒体に液体を吐出することで記録を行う記録部と、
    前記記録部から吐出された前記液体が回収される回収部と、
    を備え、
    前記回収部は、前記装置高さ方向において前記記録部より下方に位置し、
    前記装置高さ方向の上方から下方に向かって見た場合、前記記録部の移動可能領域と前記回収部の少なくとも一部とが、前記装置高さ方向と交差する装置幅方向において重なる、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記第1移動方向と交差する第2移動方向に移動可能であり、前記記録部のメンテナンスを行うメンテナンス部が設けられ、
    前記メンテナンス部は、前記装置高さ方向において前記記録部より下方に位置し、
    前記回収部の少なくとも一部は、前記装置幅方向から見た場合、前記メンテナンス部と前記装置高さ方向において重なる、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の記録装置において、
    前記記録部を前記第1移動方向に移動させる移動機構部を備え、
    前記移動機構部の少なくとも一部は、前記装置高さ方向において前記移動可能領域より下方且つ前記回収部より上方の位置に設けられる、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記記録部に前記液体を供給する液体供給部を備え、
    前記装置幅方向から見た場合、前記液体供給部の少なくとも一部と前記回収部の少なくとも一部とが前記装置高さ方向において重なる、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4に記載の記録装置において、
    前記液体供給部の少なくとも一部は、前記装置幅方向から見た場合、前記移動可能領域の少なくとも一部と前記装置高さ方向において重なる、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の記録装置において、
    前記記録部と対向する位置において前記媒体を搬送する搬送ベルトを備え、
    前記搬送ベルトの少なくとも一部は、前記装置幅方向から見た場合、前記液体供給部の少なくとも一部と前記装置高さ方向において重なる、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記記録部により記録された前記媒体が載置される載置部であって、前記第1移動方向に延びる前記載置部を備え、
    前記装置高さ方向から見た場合、前記載置部の少なくとも一部と前記移動可能領域の少なくとも一部とが前記装置幅方向において重なる、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記第1移動方向と前記装置幅方向とが成す角度が10°以上40°以下である、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記回収部は、前記装置高さ方向から見た場合、前記装置幅方向と交差する交差方向に着脱可能に設けられる、
    ことを特徴とする記録装置。
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