JP2022165048A - ディビジョンカード - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性を高めて、長時間の繰り返し使用が可能なディビジョンカードを提供する。【解決手段】ディビジョンカードS(b)は、紙葉類を処理する紙葉類処理装置の投入口から取り込み可能とされ、少なくとも一枚の処理対象紙葉類と重ねて配置されて前記処理対象紙葉類と共に紙葉類群を構成し、前記紙葉類処理装置の取込センサによって識別情報を読み取らせることが可能なディビジョンカードであって、前記取込センサによって読み取り可能な識別情報を含む識別部81を有し、合成樹脂シートにより形成されたカード本体部80を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、ディビジョンカードに関する。
特許文献1には、バッチ処理単位の処理対象紙葉類群を、ディビジョンカードによって区分けしつつ、二つ以上の処理対象紙葉類群を一括して処理する紙葉類処理装置が記載されている。
この特許文献1に記載されたディビジョンカードにおいては、カード厚さ方向に貫通した識別孔群がカード本体部に形成されている。特許文献1の紙葉類処理装置では、ディビジョンカードの識別孔群を通過したセンサ光の検出パターンに基づいてディビジョンカードを検出するとともに、処理対象紙葉類群を判定している。
特開2017-84036号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなディビジョンカードでは、カード本体部が紙で形成されて、しかも貫通孔が形成されているため、繰り返し使用することで、折れ曲がったり、破れたりして使用不可能になる場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、耐久性を高めて、長時間の繰り返し使用が可能なディビジョンカードを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために以下の構成を採用する。
この発明の第一態様によれば、ディビジョンカードは、紙葉類を処理する紙葉類処理装置の投入口から取り込み可能とされ、少なくとも一枚の処理対象紙葉類と重ねて配置されて前記処理対象紙葉類と共に紙葉類群を構成し、前記紙葉類処理装置の取込センサによって前記紙葉類群の識別情報を読み取らせることが可能なディビジョンカードであって、前記取込センサによって読み取り可能な識別情報を含む識別部を有し、合成樹脂シートにより形成されたカード本体部を備える。
このように構成することで、紙製のカード本体部よりも折れ曲がったり破れたりすることを抑制できる。したがって、耐久性を高めて、長時間の繰り返し使用が可能になる。
この発明の第二態様によれば、第一態様に係る取込センサは、センサ光を用いて識別情報を読み取る透過型のセンサであってもよい。第一態様に係るカード本体部は、前記センサ光を透過させずに遮蔽する遮蔽部と、前記センサ光を透過可能な前記識別部と、を備えていてもよい。
このように構成することで、取込センサによって識別部にて透過したセンサ光を検出することで、識別部の識別情報として、例えば、ディビジョンカードであること等の情報を読み取ることができる。したがって、識別部に貫通孔等を形成する必要が無いため、カード本体部の耐久性を高めることができる。
この発明の第三態様によれば、第二態様に係るカード本体部は、前記センサ光を透過可能な合成樹脂層と、前記センサ光を遮蔽する前記遮蔽部としての遮蔽層と、を備え、前記識別部は、前記遮蔽層に覆われずに露出する露出面を有するようにしてもよい。
このように構成することで、カード本体部のうち識別部ではない部分を遮蔽層で遮蔽するだけでよいため、容易に遮蔽部及び識別部を形成することが可能となる。
この発明の第四態様によれば、第一又は第二態様に係るカード本体部は、前記紙葉類処理装置に取り込まれる第一方向に延びて互いに背合わせとなるように設けられた第一端縁部と第二端縁部とを備え、前記識別部は、前記第一端縁部と第二端縁部との間にわたって設けられていてもよい。
このように構成することで、取込センサの配置を、第一方向に延びる第一端縁部と第二端縁部との間の何れの位置に配置しても識別部から識別情報を読み取ることができる。したがって、取込センサの配置自由度を向上することができる。
この発明の第五態様によれば、第四態様に係るカード本体部は、第一方向と直交する第二方向に延びて互いに背合わせとなるように設けられた第三端縁部と第四端縁部と、を備え、前記カード本体部のうち、前記第三端縁部に近い側に位置し、前記第一端縁部から前記カード本体部の前記第二方向の中間部まで前記第三端縁部に沿って延びる第一識別部と、前記カード本体部のうち、前記第四端縁部に近い側に位置し、前記第二端縁部から前記中間部まで前記第四端縁部に沿って延びる第二識別部と、を備えていてもよい。
このように構成することで、第一識別部と第二識別部とによって識別部を第一端縁部から第二端縁部間にわたって設けつつ、識別部を第一端縁部から第二端縁部の間で分断して形成することができる。そのため、取込センサの配置を、第一方向に延びる第一端縁部と第二端縁部との何れの位置に配置しても識別部から識別情報を読み取ることができる。したがって、取込センサの配置自由度を向上しつつ、カード本体部における識別部の配置自由度を向上することができる。
上記のディビジョンカードによれば、耐久性を高めて、長時間の繰り返し使用が可能となる。
この発明の第一実施形態における紙葉類処理装置の概略構成を示す図である。 この発明の実施形態における紙葉類処理装置で処理される紙葉類を示す斜視図である。 この発明の実施形態における紙葉類処理装置の受付部及びディビジョンカードを示す平面図である。 この発明の実施形態におけるディビジョンカードの平面図である。 図4のV-V線に沿う断面図である。 この発明の実施形態の変形例1におけるディビジョンカードの平面図である。 この発明の実施形態の変形例2におけるディビジョンカードの平面図である。 この発明の実施形態の変形例3におけるディビジョンカードの平面図である。
次に、この発明の実施形態におけるディビジョンカードを図面に基づき説明する。この実施形態におけるディビジョンカードは、紙葉類を処理する紙葉類処理装置の投入口から取り込み可能とされたものである。
〈第一実施形態〉
《紙葉類処理装置の構成》
図1は、この発明の第一実施形態における紙葉類処理装置の概略構成を示す図である。
この第一実施形態の紙葉類処理装置は、紙葉類として紙幣や証券、金券等の紙葉類を計数しつつ分類処理する装置である。紙葉類処理装置1は、投入された紙葉類Sを、計数対象である計数対象紙葉類と計数対象ではないリジェクト紙葉類とに分類し、計数対象紙葉類を更に種類別に計数して種類別に収容し、計数結果と収容先とを関連付けて表示する。なお、図1における左右方向は、紙葉類処理装置1を操作する操作員から見た左右方向である。
図1に示すように、紙葉類処理装置1は、計数ユニット2と、集積ユニット3とを組み合わせて構成されている。計数ユニット2は、紙葉類Sを識別及び計数する。集積ユニット3は、計数ユニット2で識別及び計数されて計数ユニット2から搬送されてきた紙葉類Sを分類し集積して収容する処理を行う。例えば紙葉類Sが紙幣である場合、集積ユニット3は、金種毎に振り分けられた紙葉類Sを所定枚数ずつ集積する処理等を行う。この紙葉類処理装置1は、1台の計数ユニット2に対し所望の台数の集積ユニット3を連設して構成することが可能となっている。この実施形態においては、1台の計数ユニット2に対し1台の集積ユニット3が連設された場合を一例として説明する。
計数ユニット2は、受付部11と、リジェクト部13と、を備えている。受付部11は、計数ユニット2の下部に設けられて外部に常時開口している。受付部11は、紙葉類処理装置1において外部から投入された紙葉類Sを受け付ける。受付部11には、複数枚の紙葉類Sが、その短辺部を左右(図1下部に左右方向を示す)に沿わせ、その長辺部を前後に沿わせて、上下方向に集積された状態でセットされる。受付部11は、このようにセットされた集積状態の紙葉類Sを最下のものから一枚ずつ分離し繰り出して紙葉類処理装置1内に取り込む。受付部11から繰り出された紙葉類Sは、その短辺部の延びる方向に移動する。受付部11には、少なくとも紙葉類Sの取り込みの有無を検出する取込センサ15が設けられている。
計数ユニット2は、その内部に、計数ユニット内搬送部21と、識別計数部22とを有している。計数ユニット内搬送部21は、受付部11に投入され受付部11から繰り出された紙葉類Sを搬送する。識別計数部22は、計数ユニット内搬送部21で搬送中の紙葉類Sを識別しつつ計数する。
計数ユニット内搬送部21は、主搬送路31と、分岐搬送路32とを有している。主搬送路31は、受付部11から計数ユニット2の左側面に向けて延びた後、上方に延びて、更に計数ユニット2の左側面に向け延びて左側面に開口している。分岐搬送路32は、主搬送路31の上部から分岐し、計数ユニット2の右側面に向け延びてリジェクト部13に繋がっている。上記識別計数部22は、主搬送路31における分岐搬送路32の分岐位置よりも受付部11側に設けられている。
集積ユニット3の内部には、集積ユニット内搬送部41が設けられている。集積ユニット内搬送部41は、計数ユニット2の主搬送路31に接続され、主搬送路31から繰り出された紙葉類Sを搬送する。この集積ユニット内搬送部41は、連結搬送路42と、分岐搬送路43とを有している。連結搬送路42は、集積ユニット3の右側面の上部に開口し、集積ユニット3の左側面に向け水平且つ直線状に延びて、左側面の上部に開口する。分岐搬送路43は、上記連結搬送路42の左側の中間部分から下側に分岐している。
集積ユニット3の分岐搬送路43は、下方延出部44と、複数の側方延出部45,46,47,48とを有している。下方延出部44は、連結搬送路42の左側の中間部分から分岐して鉛直下方に延びている。側方延出部45,46,47,48は、下方延出部44から集積ユニット3の右側面に向けて延びている。
側方延出部45,46,47,48には、それぞれ、紙葉類Sを集積させて収容する第一集積部51、第二集積部52、第三集積部53及び第四集積部54が接続されている。具体的には、最も上側の側方延出部45に最も上側の第一集積部51が接続されている。上から2番目の側方延出部46に上から2番目の第二集積部52が接続されている。上から3番目の側方延出部47に上から3番目の第三集積部53が接続されている。最も下側の側方延出部48に最も下側の第四集積部54が接続されている。
第一から第四集積部51,52,53,54には、識別計数部22で識別及び計数された紙葉類Sのうち、それぞれ収容対象と識別された紙葉類Sが収容される。例えば、集積ユニット3が、金種毎に振り分けられた紙幣を所定枚数ずつ集積する処理を行う場合、第一から第四集積部51,52,53,54に対して、それぞれ収容する金種が予め設定され、第一から第四集積部51,52,53,54が、それぞれ設定された対象金種の紙幣を収容する。第一から第四集積部51,52,53,54は、いずれも、集積ユニット3の前面において外部に常時開口するポケット状をなしている。
連結搬送路42の計数ユニット2とは反対側の端部には、紙葉類Sを収容可能な退避ポケット55が設けられている。退避ポケット55は、第一から第四集積部51~54の何れかが満杯になった場合に、オーバーフローの紙葉類Sを収容する。
互いに接続された計数ユニット内搬送部21と集積ユニット内搬送部41とは、受付部11から繰り出された紙葉類Sを紙葉類処理装置1内で各部に搬送する装置内搬送部58を構成している。
装置内搬送部58は、その搬送中に紙葉類Sが取込センサ15及び識別計数部22で識別されると、識別計数部22よりも下流側の部分が、取込センサ15及び識別計数部22の識別結果に基づいて紙葉類Sを、リジェクト部13、第一から第四集積部51~54及び退避ポケット55のうちの一つに択一的に振り分ける。
リジェクト部13は、計数ユニット2の上部において外部に常時開口している。リジェクト部13は、受付部11で紙葉類処理装置1内に取り込まれた紙葉類Sのうち、識別計数部22によって計数対象紙葉類以外のリジェクト紙葉類と識別された紙葉類Sを集積させて紙葉類処理装置1外に取り出し可能に収容する。
紙葉類処理装置1の計数ユニット2の前面には、操作員による操作入力を受け付けると共に操作員に向け情報の画面表示を行う操作表示部23と、操作員に向け情報の音声出力を行う音声出力部24とが設けられている。計数ユニット2の内部には、計数ユニット2と集積ユニット3とを制御する制御部25と、制御プログラム及び各種パラメータ等を記憶する記憶部26とが設けられている。制御部25は、紙葉類処理装置1の全体を制御する。
識別計数部22は、紙葉類Sの両面の画像データを検出すると共に、それぞれを基準データと比較して、一致すると判定できる基準データの種類を、画像を検出した紙葉類Sの種類と特定する。
図2は、この発明の実施形態における紙葉類処理装置で処理される紙葉類を示す斜視図である。
図2に示すように、上記の紙葉類処理装置1は、識別及び計数を行う処理対象である複数枚の処理対象紙葉類S(a)を厚さ方向に連続的に集積して一纏めにした区分部B(a)を、複数連続して処理するバッチ処理を行うことが可能となっている。このバッチ処理において、各区分部B(a)の境界を判断するためのディビジョンカードS(b)が各区分部B(a)の先頭位置に配置される。言い換えれば各区分部B(a)を区分けするために、紙葉類SとしてのディビジョンカードS(b)が各区分部B(a)の先頭位置に配置される。
図3は、この発明の実施形態における紙葉類処理装置の受付部及びディビジョンカードを示す平面図である。
図3に示すように、受付部11は、底部60と、壁部61,62,63とを備えている。底部60は、水平に対して若干左下がりに傾斜している。壁部61は、底部60の左側縁部から底部60に対して垂直に延びている。壁部62は、底部60の幅方向Dwの一端縁部から底部60に対して垂直に延びている。壁部63は、底部60の幅方向Dwの他端縁部から底部60に対して垂直に延びている。壁部62と壁部63とは平行に配置されており、これらに対して壁部61は垂直に配置されている。このような受付部11においては、処理対象紙葉類S(a)の区分部B(a)と対応する一枚のディビジョンカードS(b)とで一纏まりとされた紙葉類群Gが、複数重ねられて、壁部62,63間の底部60上に配置される。そして、これら複数重ねられた紙葉類群Gは、少なくとも壁部61に当接するように載置される。
取込センサ15は、受付部11からの紙葉類群Gの取り込みを検出する。図1、図3に示すように、取込センサ15は、受付部11よりも、受付部11の幅方向Dwに垂直な搬送方向の下流側であり、且つ主搬送路31を移動する紙葉類Sが通過する位置に設けられている。取込センサ15は、取込ローラ72との干渉を避けるため、受付部11の幅方向Dwの中央部に対して、この幅方向Dwに所定距離変位した位置に配置されている。具体的には、取込センサ15は、受付部11の幅方向Dwの中央部よりもこの幅方向Dwにおいて壁部63側に所定距離ずれて配置されている。
取込センサ15は、受付部11から取り込まれた紙葉類Sを間に通過させるように配置された発光素子と受光素子とを有するいわゆる透過型センサである。取込センサ15は、発光素子から発せられたセンサ光を受光素子が受光している状態にあると取込センサ15の位置に紙葉類Sがないことを検出し、発光素子から発せられたセンサ光を受光素子が受光しない遮光状態にあると取込センサ15の位置に紙葉類Sがあることを検出する。取込センサ15は、壁部62,63間に配置されて取り込まれるディビジョンカードS(b)及び全金種の処理対象紙葉類S(a)を検出可能な位置に設けられている。
《ディビジョンカードの構成》
図4は、この発明の実施形態におけるディビジョンカードの平面図である。図5は、図4のV-V線に沿う断面図である。
図3から図5に示すように、ディビジョンカードS(b)は、平面視長方形状のシート状に形成されている。ディビジョンカードS(b)は、その長手方向の長さが、処理対象紙葉類S(a)のうち最も長さが長いものの長さと同等で、壁部62,63間の長さより僅かに短く形成されている。つまり、ディビジョンカードS(b)は、処理対象紙葉類S(a)と同等の長さ又は僅かに長い長さを有している。
この実施形態におけるディビジョンカードS(b)は、その長辺を壁部61に沿わせ、短辺を壁部62,63に沿わせた姿勢で受付部11にセットされる。また、ディビジョンカードS(b)は、壁部61及び壁部63に当接するようにして受付部11にセットされる。受付部11は、いずれも紙葉類SであるディビジョンカードS(b)及び処理対象紙葉類S(a)を、それぞれの短手方向のうち壁部61側に搬送して紙葉類処理装置1の内部に取り込む。そして、計数ユニット内搬送部21も、紙葉類SであるディビジョンカードS(b)及び処理対象紙葉類S(a)を、それぞれの短手方向に搬送する。
ディビジョンカードS(b)は、識別部81を有した合成樹脂シートにより形成されたカード本体部80を備えている。この実施形態におけるカード本体部80は、平面視長方形状のシート状に形成されている。この実施形態のカード本体部80は、第一端縁部82、第二端縁部83、第三端縁部84、及び第四端縁部85を備えている。さらに、ディビジョンカードS(b)は、図5に示すように、その厚さ方向Dtの第一側を向く第一面86と厚さ方向Dtの第二側を向く第二面87とを有している。
第一端縁部82と第二端縁部83とは、第一方向Daに延びている。この実施形態における第一方向Daは、上述した紙葉類処理装置1に取り込まれる方向(さらに言い換えれば、搬送方向)である。第一端縁部82と第二端縁部83とは、第一方向Daと垂直な第二方向Dbにおいて互いに背合わせとなるように形成されている。この実施形態における第一端縁部82と第二端縁部83とは、それぞれ上述した平面視長方形状のシート状の短辺をなす直線状に形成されている。
第三端縁部84と第四端縁部85とは、第二方向Dbに延びている。第三端縁部84と第四端縁部85とは、第一方向Daにおいて互いに背合わせとなるように形成されている。この実施形態における第三端縁部84と第四端縁部85とは、それぞれ上述した平面視長方形状のシート状の長辺をなす直線状に形成されている。
カード本体部80は、遮蔽部88と、上記の識別部81と、を備えている。遮蔽部88は、取込センサ15のセンサ光を透過させずに遮蔽する。識別部81は、取込センサ15によって読み取り可能な識別情報を含んでいる。図5に示すように、この実施形態において例示するカード本体部80は、合成樹脂層91と、遮蔽層92と、露出面93とを有している。
合成樹脂層91は、センサ光を透過可能に形成されている。この実施形態の合成樹脂層91は、透明な合成樹脂により形成されている。
遮蔽層92は、例えば、合成樹脂層91の第一面86側と第二面87側との少なくとも一方を着色等することで形成されている、この遮蔽層92は、センサ光を遮蔽可能に構成されている。より具体的には、取込センサ15の発光素子と受光部素子との間に遮蔽層92が位置する場合には、受光素子でセンサ光を検出することが不能となっている。つまり、第一面86と第二面87とのうち、遮蔽層92が形成されている箇所が上述した遮蔽部88となっている。
識別部81は、取込センサ15によって読み取り可能な識別情報を含んでいる。この実施形態における識別部81は、ディビジョンカードS(b)である旨の情報を含んでいる。この識別部81は、センサ光を透過可能に構成されている。より具体的には、この実施形態の識別部81は、遮蔽層92に覆われずに合成樹脂層91が露出する露出面93により構成されている。識別部81は、着色されていない非着色部と言うこともできる。露出面93は、合成樹脂層91を挟んで対称に配置されるように、第一面86側と第二面87側との両方に形成されている。上述した通り合成樹脂層91がセンサ光を透過可能であるため、取込センサ15の発光素子と受光素子との間に識別部81が配置された状態では、センサ光が識別部81を透過して、受光素子で検出される。言い換えれば、識別部81の有無が、取込センサ15により検出される。そして、取込センサ15によってセンサ光が検出された場合、取り込まれたものがディビジョンカードS(b)であると制御部25により判定される。このようにして、識別部81には、ディビジョンカードS(b)である旨の情報が含まれている。
この実施形態の識別部81は、第一端縁部82と第二端縁部83との間にわたって設けられている。言い換えれば、識別部81は、カード本体部80における第一方向Daの何れの位置にも形成されている。さらに、この実施形態におけるカード本体部80は、識別部81として、第一識別部81Aと第二識別部81Bとを有している。第一識別部81Aは、カード本体部80のうちの第三端縁部84に近い側に位置し、第二識別部81Bは、カード本体部80のうちの第四端縁部85に近い側に位置している。第一識別部81Aは、第一端縁部82からカード本体部80の第二方向Dbの中間部(図4中、一点鎖線で示す位置)まで第三端縁部84に沿って延びている。第二識別部81Bは、第二端縁部83から第二方向Dbの中間部まで第四端縁部85に沿って延びている。この実施形態における中間部は、第二方向Dbにおいて第一端縁部82からの距離と第二端縁部83からの距離とが等しい位置を意味している。すなわち、この実施形態における識別部81は、第一識別部81Aと第二識別部81Bとを有していることで、第一方向Daにおいて分断的に形成されているものの、第一端縁部82と第二端縁部83との間の全域にわたって設けられている。そして、これら識別部81と第二識別部81Bとは、それぞれ第一方向Daに同一の太さを有した直線状に形成されている。更に、この実施形態における第一識別部81Aは、第一方向Daに間隔をあけて形成された二つの直線状部94を有している。同様に、第二識別部81Bは、第一方向Daに間隔をあけて形成された二つの直線状部94を有している。
ディビジョンカードS(b)の第一面86には、ディビジョンカードS(b)の一枚一枚に割り当てられたカード固有の番号であるカード固有番号(固有情報)を含む二次元コード95が印刷されている。言い換えれば、この二次元コード95をコードリーダ(図示せず)で読み取ることで得られる読取情報にカード固有番号が含まれている。カード固有番号はディビジョンカードS(b)に一対一で割り当てられており、少なくとも同一の紙葉類処理装置1用のディビジョンカードS(b)の中には、同じカード固有番号を有する別のディビジョンカードS(b)は存在しないように設定されている。
この実施形態におけるディビジョンカードS(b)においては、第一面86と第二面87との遮蔽部88にそれぞれ二つずつ二次元コード95が印刷されている。第一面86における二つの二次元コード95は、第二方向Dbの中央部よりも第一端縁部82に近い側で且つ第一方向Daにおける第四端縁部85に近い側の位置と、第二方向Dbの中央部よりも第二端縁部83に近い側で且つ第一方向Daにおける第三端縁部84に近い側の位置と、にそれぞれ配置されている。
さらに、第一面86の遮蔽部88には、カード固有番号のテキスト表示である第1テキスト表示96が第一端縁部82の近傍に印刷されている。また、第一面86の遮蔽部88には、カード固有番号のテキスト表示である第2テキスト表示97が第二識別部81Bに沿うように印刷されている。なお、図示は省略しているが、第二面87の遮蔽部88にも、同様に、二次元コード95と、第1テキスト表示96及び第2テキスト表示97とが印刷されている。さらに、第一面86と同様に、識別部81も第二面87に存在している。同じ一枚のディビジョンカードS(b)においては、第一面86のバーコード90と、第二面87の二次元コード95とは同一コードであり、これらの二次元コード95から取得できるカード固有番号と、第一面86の第1テキスト表示96のカード固有番号と、第一面86の第2テキスト表示97のカード固有番号と、第二面87の第1テキスト表示96のカード固有番号と、第二面87の第2テキスト表示97のカード固有番号とは同一となっている。
《紙葉類処理装置の動作》
紙葉類処理装置1は、バッチ処理の際には、図2に示すように、処理対象紙葉類S(a)の区分部B(a)と対応する一枚のディビジョンカードS(b)とで一纏まりとされた紙葉類群Gが、複数重ねられて、受付部11にセットされる。その際に、各紙葉類群GにおいてディビジョンカードS(b)が下端に位置するようにセットされる。そして、操作表示部23にバッチ処理のスタート操作が入力されると、制御部25は、受付部11によって紙葉類群Gの下端から一枚ずつ紙葉類Sを紙葉類処理装置1内に取り込ませることになり、装置内搬送部58によって搬送する。その際に、制御部25は、取込センサ15及び識別計数部22の識別結果に基づいて、ディビジョンカードS(b)と、処理対象紙葉類S(a)のうち、正常紙葉類以外と識別されたリジェクト紙葉類をリジェクト部13に集積させる。また、制御部25は、取込センサ15及び識別計数部22の識別結果に基づいて、処理対象紙葉類S(a)のうち、正常紙葉類と識別された計数対象紙葉類を、計数しつつ第一から第四集積部51~54に分類して集積させる。このようにして、紙葉類Sを計数しつつ分類する。
《作用効果》
以上に述べた実施形態のディビジョンカードS(b)によれば、取込センサ15によって読み取り可能な識別情報を含む識別部81を有したカード本体部80が合成樹脂シートにより形成されているため、紙製のカード本体部80よりも折れ曲がったり破れたりすることを抑制できる。したがって、耐久性を高めて、長時間の繰り返し使用が可能になる。
さらに、上記実施形態のディビジョンカードS(b)によれば、取込センサ15がセンサ光を用いて識別情報を読み取る透過型のセンサであり、カード本体部80が、センサ光を透過させずに遮蔽する遮蔽部88と、センサ光を透過可能な識別部81と、を備えているため、取込センサ15によって識別部81にて透過したセンサ光を検出することで、識別部81の識別情報を読み取ることができる。したがって、識別部81に貫通孔等を形成する必要が無いため、カード本体部80の耐久性を高めることができる。
また、上記実施形態のディビジョンカードS(b)によれば、カード本体部80が、センサ光を透過可能な合成樹脂層91と、センサ光を遮蔽する遮蔽部88としての遮蔽層92と、を備えており、識別部81が、遮蔽層92に覆われずに露出する露出面93を有している。そのため、カード本体部80のうち識別部81ではない部分を遮蔽層92で遮蔽するだけでよいため、容易に遮蔽部88及び識別部81を形成することが可能となる。
さらに、上記実施形態のディビジョンカードS(b)によれば、カード本体部80が、第一方向Daに延びて互いに背合わせとなるように設けられた第一端縁部82と第二端縁部83とを備えており、識別部81が、第一端縁部82と第二端縁部83との間にわたって設けられているため、取込センサ15の配置を、第一方向Daに延びる第一端縁部82と第二端縁部83との何れの位置に配置しても識別部81から識別情報を読み取ることができる。したがって、取込センサ15の配置自由度を向上することができる。
また、例えば、識別部81を貫通孔で形成した場合には、第一端縁部82や第二端縁部83に至る位置にまで識別部81を形成すると、貫通孔に隣接する第一端縁部82及び第二端縁部83がカード本体部80の厚さ方向Dtに自由に動ける状態となるため、搬送中に段差等に引っ掛かる等してジャムの発生する可能性が有る。これに対し、上記実施形態のディビジョンカードS(b)では、貫通孔を設ける必要が無いため、第一端縁部82や第二端縁部83の位置にまで識別部81を形成しても上記のようなジャムの発生原因とはならず、その結果、取込センサ15の配置自由度を更に向上することが可能となる。
また、上記実施形態のディビジョンカードS(b)によれば、カード本体部80が、第一方向Daと直交する第二方向Dbに延びて互いに背合わせとなるように設けられた第三端縁部84と第四端縁部85と、を備えている。さらに、カード本体部80は、カード本体部80のうち第三端縁部84に近い側に位置する第一識別部81Aと、第四端縁部85に近い側に位置する第二識別部81Bと、を備えている。そして、第一識別部81Aは、第一端縁部82からカード本体部80の第二方向Dbの中間部まで第三端縁部84に沿って延びており、第二識別部81Bは、第二端縁部83から中間部まで第四端縁部85に沿って延びている。これにより、第一識別部81Aと第二識別部81Bとによって識別部81を第一端縁部82から第二端縁部83間にわたって設けつつ、識別部81を第一端縁部82から第二端縁部83の間で分断して形成することができる。そのため、識別部81を第一端縁部82から第二端縁部83の間で分断していない場合と比較して、遮蔽部88の面積を増大して、例えば、カード本体部80における二次元コード95の配置自由度を向上することができる。また、取込センサ15の配置を、第一方向Daに延びる第一端縁部82と第二端縁部83との何れの位置に配置しても識別部81から識別情報を読み取ることができるため、取込センサ15の配置自由度を向上することができる。
なお、以上に述べた実施形態のディビジョンカードS(b)を、以下の変形例1~4のように変更することも可能である。
<変形例1>
図6は、この発明の実施形態の変形例1におけるディビジョンカードの平面図である。
上記実施形態においては、ディビジョンカードS(b)の短辺である第一端縁部82及び第二端縁部83の延びる第一方向Daを搬送方向とする場合について説明した。しかし、図6に示す変形例1のように、ディビジョンカードS(b)は、長辺である第三端縁部84及び第四端縁部85の延びる第二方向Dbを搬送方向としてもよい。このように第二方向Dbを搬送方向とする場合、第二方向Dbの第一端縁部82に近い側に識別部81(第一識別部81A)を一つ設けるとともに、第二方向Dbの第二端縁部83に近い側にも識別部81(第二識別部81B)を一つ設け、これら識別部81を、搬送方向と直交する第一方向Daの第三端縁部84から第四端縁部85にわたって形成するようにしてもよい。この変形例1によれば、紙葉類の長辺方向を搬送方向とする紙葉類処理装置でもディビジョンカードS(b)を使用することが可能となる。
<変形例2>
図7は、この発明の実施形態の変形例2におけるディビジョンカードの平面図である。
上記実施形態及び変形例1においては、識別部81が、第一方向Daに延びるか、第二方向Dbに延びる場合について説明した。しかし、図7に示す変形例2のように、例えば、複数の識別部81として、第一方向Daの第三端縁部84側に設けられて第二方向Dbで第一端縁部82から中央部まで延びる識別部81と、第一方向Daの第四端縁部85側に設けられて第二方向Dbで第二端縁部83から中央部まで延びる識別部81と、第二方向Dbの第一端縁部82側に設けられて第一方向Daで第三端縁部84から第一方向Daの中央部(図7中、左右方向に延びる一点鎖線で示す)まで延びる識別部81と、第二方向Dbの第二端縁部83側に設けられて第一方向Daで第四端縁部85から第一方向Daの中央部まで延びる識別部81と、をそれぞれ設けるようにしてもよい。この変形例2によれば、紙葉類Sの短辺方向を搬送方向とする紙葉類処理装置1と紙葉類Sの長辺方向を搬送方向とする紙葉類処理装置1との両方で、ディビジョンカードS(b)を兼用することが可能となる。
<変形例3>
図8は、この発明の実施形態の変形例3におけるディビジョンカードの平面図である。
上記実施形態においては、第一識別部81Aを第一端縁部82から中央部まで形成し、第二識別部81Bを第二端縁部83から中央部まで形成して、識別部81を第二方向Dbで分断して設ける場合について説明した。しかし、図8に示す変形例3のように、例えば、第一識別部81Aを、第一端縁部82から第二端縁部83に至るように形成し、第二識別部81Bを、第二端縁部83から第一端縁部82に至るように形成してもよい。このようにすることで、一つの取込センサ15によって第一識別部81Aと第二識別部81Bとを両方とも検出できるため、冗長性を持たせることが可能となる。
<その他変形例>
上記実施形態においては、第一識別部81Aを第一端縁部82から中央部まで形成し、第二識別部81Bを第二端縁部83から中央部まで形成して、識別部81を第二方向Dbで分断して設ける場合について説明したが、第一識別部81A及び第二識別部81Bをそれぞれ中央部以外の特定位置で分断するようにしても良い。更に、第一識別部81Aを第一端縁部82から第一特定位置まで設け、第二識別部81Bを第一特定位置とは異なる第二特定位置から第二端縁部83まで設けるようにしても良い。
〈他の実施形態〉
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上記実施形態では、ディビジョンカードS(b)が透明な合成樹脂層91を備える場合について説明したが、センサ光を透過可能であれば良く、透明に限られるものでは無い。
さらに、上記実施形態では、ディビジョンカードS(b)の識別部81が、その厚さ方向Dtに貫通しない露出面93とされる場合について説明したが、識別部81が厚さ方向Dtに貫通するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、二次元コード95を設ける場合について説明したが、二次元コード95と共にバーコードを設けたり、二次元コード95を設けずにバーコートのみを設けたりするようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、識別部81を、太さが一定の直線状部94を有する場合について説明したが、識別部81は、直線状に限られず、例えば、円形状、長孔形状、多角形状等であってもよい。また、識別部81を、円形状、長孔形状、多角形状等の貫通孔としてもよい。
また、上記実施形態では、第一識別部81Aと第二識別部81Bとが、それぞれ二つの直線状部94を有する場合について説明したが、第一識別部81Aと第二識別部81Bは、それぞれ一つの直線状部94を有するようにしてもよい。
1…紙葉類処理装置 2…計数ユニット 3…集積ユニット 11…受付部 13…リジェクト部 15…取込センサ 21…計数ユニット内搬送部 22…識別計数部 23…操作表示部 24…音声出力部 25…制御部 26…記憶部 31…主搬送路 32…分岐搬送路 41…集積ユニット内搬送部 42…連結搬送路 43…分岐搬送路 44…下方延出部 45~48…側方延出部 51…第一集積部 52…第二集積部 53…第三集積部 54…第四集積部 55…退避ポケット 58…装置内搬送部 60…底部 61,62,63…壁部 72…取込ローラ 80…カード本体部 81…識別部 82…第一端縁部 83…第二端縁部 84…第三端縁部 85…第四端縁部 86…第一面 87…第二面 88…遮蔽部 91…合成樹脂層 92…遮蔽層 93…露出面 94…直線状部 95…二次元コード 96…第1テキスト表示 97…第2テキスト表示 B(a)…区分部 G…紙葉類群 S…紙葉類 S(a)…処理対象紙葉類 S(b)…ディビジョンカード

Claims (5)

  1. 紙葉類を処理する紙葉類処理装置の投入口から取り込み可能とされ、少なくとも一枚の処理対象紙葉類と重ねて配置されて前記処理対象紙葉類と共に紙葉類群を構成し、前記紙葉類処理装置の取込センサによって識別情報を読み取らせることが可能なディビジョンカードであって、
    前記取込センサによって読み取り可能な識別情報を含む識別部を有し、合成樹脂シートにより形成されたカード本体部を備える
    ディビジョンカード。
  2. 前記取込センサは、センサ光を用いて識別情報を読み取る透過型のセンサであって、
    前記カード本体部は、
    前記センサ光を透過させずに遮蔽する遮蔽部と、
    前記センサ光を透過可能な前記識別部と、
    を備える請求項1に記載の
    ディビジョンカード。
  3. 前記カード本体部は、
    前記センサ光を透過可能な合成樹脂層と、
    前記センサ光を遮蔽する前記遮蔽部としての遮蔽層と、を備え、
    前記識別部は、前記遮蔽層に覆われずに露出する露出面を有する
    請求項2に記載のディビジョンカード。
  4. 前記カード本体部は、
    前記紙葉類処理装置に取り込まれる第一方向に延びて互いに背合わせとなるように設けられた第一端縁部と第二端縁部とを備え、
    前記識別部は、
    前記第一端縁部と第二端縁部との間にわたって設けられている請求項1又は2に記載のディビジョンカード。
  5. 前記カード本体部は、
    前記第一方向と直交する第二方向に延びて互いに背合わせとなるように設けられた第三端縁部と第四端縁部と、を備え、
    前記識別部として、
    前記カード本体部のうち、前記第三端縁部に近い側に位置し、前記第一端縁部から前記カード本体部の前記第二方向の中間部まで前記第三端縁部に沿って延びる第一識別部と、
    前記カード本体部のうち、前記第四端縁部に近い側に位置し、前記第二端縁部から前記中間部まで前記第四端縁部に沿って延びる第二識別部と、
    を備える請求項4に記載のディビジョンカード。
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