JP2022164000A - ブレ補正装置、レンズ本体および撮影装置 - Google Patents

ブレ補正装置、レンズ本体および撮影装置 Download PDF

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正満 大原
Masamitsu Ohara
和範 溝端
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Abstract

【課題】簡素な手法によってブレを低減することができるブレ補正装置、レンズ本体および撮影装置を提供する。【解決手段】ブレ検出手段(ジャイロセンサ184,224)と、ブレ検出手段から出力される信号のオフセットを設定するオフセット設定手段(オフセット処理部311)と、オフセットに基づいた出力を用いてフィルタリングを行うフィルタリング手段(HPF312および積分フィルタ313)と、を備えて成るブレ補正装置であって、フィルタリング手段は、第1カットオフ周波数を用いる第1補正と、第1カットオフ周波数とは異なる第2カットオフ周波数を用いる第2補正と、を実行可能とし、オフセットの設定時におけるブレ検出手段の特性値と、オフセットの設定後におけるブレ検出手段の特性値との差分が許容範囲内にあるときに、第1補正を実行し、差分が許容範囲外にあるときに、第2補正を実行する。【選択図】図2

Description

本開示は、ブレ補正装置、レンズ本体および撮影装置に関する。
撮影装置のブレ補正装置として特許文献1~3が知られている。
特許文献1は、Yaw方向およびPitch方向の振れを検出するジャイロを備え、各ジャイロからの出力に基づいて撮影装置の振れ量を算出し、振れを打ち消す方向に撮影装置のレンズを移動させることによって振れ補正を行う振れ補正装置を開示する。
特許文献2は、振れを検出する振れ検出手段と、振れに起因する画像の振れを補正する振れ補正手段と、振れに伴って発生した画像の振れを補正する方向に振れ補正手段を駆動する駆動手段と、振れ検出手段からの出力に対し特定の周波数成分をカットするフィルタリング手段と、フィルタリング手段の周波数特性を変更する特性変更手段と、振れ検出手段又はその周辺部の温度を検出する温度検出手段とを備えており、特性変更手段は、温度検出手段により検出された温度の変化率によってフィルタリング手段の周波数特性を変更する像振れ補正装置を開示する。
特許文献3は、ブレ検出手段のオフセット値を取得する取得手段と、取得手段により取得されたオフセット値と温度とを関連付けて温度ごとに複数のオフセット値を記憶する記憶手段と、ブレ検出手段の出力信号から温度に対応するオフセット値を減算して補正信号を生成し、該補正信号に基づいて像ブレ補正を行う補正手段と、を有する像ブレ補正装置を開示する。
特開2009-134058号公報 特開2010-112974号公報 特開2018-185499号公報
本開示は、簡素な手法によってブレを低減することができるブレ補正装置、レンズ本体および撮影装置を提供することを目的とする。
本開示にかかるブレ補正装置は、
ブレ検出手段と、
ブレ検出手段から出力される信号のオフセットを設定するオフセット設定手段と、
オフセットに基づいた出力を用いてフィルタリングを行うフィルタリング手段と、を備えて成るブレ補正装置であって、
フィルタリング手段は、
第1カットオフ周波数を用いる第1補正と、
第1カットオフ周波数とは異なる第2カットオフ周波数を用いる第2補正と、を実行可能とし、
オフセットの設定時におけるブレ検出手段の特性値と、オフセットの設定後におけるブレ検出手段の特性値との差分が許容範囲内にあるときに、第1補正を実行し、差分が許容範囲外にあるときに、第2補正を実行する。
本開示にかかるレンズ本体は、上記のブレ補正装置を備えている。
本開示にかかる撮影装置は、上記のブレ補正装置と、レンズ本体を備えている。
本開示では、簡素な手法によってブレを抑えることができるブレ補正装置、レンズ本体および撮影装置を提供できる。具体的には、オフセットの設定時におけるブレ検出手段の特性値と、オフセットの設定後におけるブレ検出手段の特性値との差分を算出するため、少なくともオフセットの設定時と設定後の2点の特性値に基づいて、第1補正を実行するか又は、第2補正を実行するかを判断でき、複雑な制御を要せずにブレを低減することができる。
本実施形態の撮影装置の模式図である。 本実施形態のBIS処理部またはOIS処理部の模式図である。 本実施形態のHPFおよび積分フィルタのゲインと周波数との関係を示すグラフである。 BIS処理部またはOIS処理部の変形例の模式図である。 本実施形態のブレ補正のフローを示すフロー図である。 他の実施形態のブレ補正のフローを示すフロー図である。 本実施形態の入力波形および出力波形を示す波形図である。 ジャイロセンサの温度とジャイロセンサの出力信号オフセットとの関係を示すテーブルおよびグラフである。
[本開示の基礎となった知見等]
従前より撮影装置などの光学機器には、画像のブレを補正し高画質の画像を提供するため、ブレ補正装置が搭載されている。ブレ補正装置は、角速度センサ(以下、ジャイロセンサとも記す)を用いてブレ量を検出し、ブレ量をキャンセルするように作用させるものである(特許文献1~3参照)。
ジャイロセンサは、周囲の温度変動によって異なるオフセット(DC値)を出力する。このジャイロセンサから出力されるオフセットを除去し、除去後の出力がHPF(ハイパスフィルタ)および積分フィルタを通過することによって角度信号が得られる。ここで、オフセットとは、ジャイロが静置されていても所定の値が出力されることを指しており、温度変動によってオフセットが変化すると、ブレを誤検出する要因となることが知られている。
そこで、例えば特許文献2では、一定周期T1毎に温度検出を行って温度変化率を算出し、フィルタのカットオフ周波数を設定する技術が開示されている。しかしながら、特許文献2に記載の技術は、ジャイロの温度変化率が少ない場合でも一定周期毎に常に温度変化率を算出するため、温度変化率の算出頻度が多く非効率なものであった。
ところで、ジャイロセンサは、製造上の観点から温度特性に個体差があることが知られている。例えば、図8に示されるように、Gyro1~Gyro3は、同一製造工程によって製造されたものである。これらジャイロセンサの温度特性において、Gyro1およびGyro2は、温度とオフセット(DC値)との間に比例関係が見られるものの、比例係数(直線の傾き)が異なっている。また、Gyro3については、0℃~10℃の間で温度特性が変化する変化点を有している。これら個体差のあるジャイロセンサを用いて特許文献1~3に記載されたブレ補正を実施すること(一例として、Yaw方向,Pitch方向およびRoll方向で互いに個体差のあるジャイロセンサを用いてブレ補正を実施すること)は、各ジャイロセンサで異なるオフセットを除去しなければならず、困難であった。
本願発明者は、従来技術の延長線上で対応するのではなく、新たな方向で対処することによって上記課題の解決を試みた。その結果、上記主たる目的が達成されたブレ補正装置、レンズ本体および撮影装置の発明に至った。
以下、本開示における実施形態を、図面を適宜参照しながら説明する。ただし、詳細な説明において、従来技術および実質的に同一の構成に関する説明のうち不必要な部分は省略されることもある。これは、説明を簡単にするためである。また、以下の説明および添付の図面は、当業者が本開示を充分に理解できるよう開示されるのであって、特許請求の範囲の主題を限定することを意図されていない。以下では、撮像装置の一例としてデジタルカメラを例として用いて説明する。
本実施形態のデジタルカメラは、交換レンズおよび撮影装置本体のそれぞれにおいて、撮像画像への撮影装置のブレの影響を低減するブレ補正装置を備える。具体的には、交換レンズ内においては、ジャイロセンサのようなブレ検出手段により検出されたブレに応じて、ブレ補正用のレンズを光学系の光軸に垂直な面内を移動させることでブレの影響を低減する。一方、撮影装置本体内にブレ検出手段を設け、ブレに応じて、CCD等の撮像素子を光学系の光軸に垂直な面内を移動させることでブレの影響を低減してもよい。以下、本実施の形態の撮影装置の構成および動作を詳述する。なお、以下の説明では、交換レンズ内の補正用レンズをシフトしてブレを補正する機能を「OIS(Optical Image Stabilizer)機能」という。また、撮影装置本体内の撮像素子をシフトしてブレを補正する機能を「BIS(Body Image Stabilizer)機能」という。
1.構成
図1は、本開示における実施形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。撮影装置1は、撮影装置本体100とそれに着脱可能なレンズ本体200とから構成される。
1-1.撮影装置本体
撮影装置本体100は、撮像素子110と、液晶モニタ120と、操作部130と、カメラコントローラ140と、ボディマウント150と、電源160と、カードスロット170とを備えてよい。
カメラコントローラ140は、シャッターボタンからの指示に応じて、撮像素子110等の構成要素を制御することで撮影装置1全体の動作を制御してよい。カメラコントローラ140は、垂直同期信号をタイミング発生器112に送信してよい。これと並行して、カメラコントローラ140は、露光同期信号を生成してよい。カメラコントローラ140は、生成した露光同期信号を、ボディマウント150及びレンズマウント250を介して、レンズコントローラ240に周期的に送信してよい。カメラコントローラ140は、制御動作や画像処理動作の際に、DRAM(不図示)をワークメモリとして使用してよい。
撮像素子110は、レンズ本体200を介して入射される被写体像を撮像して画像データを生成する素子であってよい。撮像素子110は例えばCCD、CMOSイメージセンサまたはNMOSイメージセンサであってよい。生成された画像データは、ADコンバータ111でデジタル化されてよい。デジタル化された画像データは、カメラコントローラ140により所定の画像処理が施されてよい。所定の画像処理とは、例えば、ガンマ補正処理、ホワイトバランス補正処理、キズ補正処理、YC変換処理、電子ズーム処理および/またはJPEG圧縮処理であってよい。
撮像素子110は、タイミング発生器112により制御されるタイミングで動作してよい。撮像素子110は、記録用の静止画像もしくは動画像またはスルー画像を生成してよい。スルー画像は、主に動画像であり、ユーザが静止画像の撮像のための構図を決めるために液晶モニタ120に表示されてよい。
液晶モニタ120はスルー画像等の画像およびメニュー画面等の種々の情報を表示してよい。液晶モニタに代えて、他の種類の表示デバイス、例えば、有機ELディスプレイデバイスを使用してもよい。
操作部130は、撮影開始を指示するためのシャッターボタン、撮影モードを設定するためのモードダイアル、及び電源スイッチ等の種々の操作部材を含んでよい。操作部130は、液晶モニタ120に重畳して配置されたタッチパネルも含んでよい。
カードスロット170は、メモリカード171を装着可能であり、カメラコントローラ140からの制御に基づいてメモリカード171を制御してよい。撮影装置1は、メモリカード171に対して画像データを格納したり、メモリカード171から画像データを読み出したりすることができる。
電源160は、撮影装置1内の各要素に電力を供給する回路であってよい。
ボディマウント150は、レンズ本体200のレンズマウント250と機械的及び電気的に接続可能であってよい。ボディマウント150は、レンズマウント250を介して、レンズ本体200との間で、データを送受信可能であってよい。ボディマウント150は、カメラコントローラ140から受信した露光同期信号を、レンズマウント250を介してレンズコントローラ240に送信してよい。また、カメラコントローラ140から受信したその他の制御信号を、レンズマウント250を介してレンズコントローラ240に送信してよい。また、ボディマウント150は、レンズマウント250を介してレンズコントローラ240から受信した信号をカメラコントローラ140に送信してよい。また、ボディマウント150は、電源160からの電力を、レンズマウント250を介してレンズ本体200全体に供給してよい。
また、撮影装置本体100は、BIS機能(撮像素子110のシフトにより、手振れを補正する機能)を実現する構成として、撮影装置本体100のブレを検出するジャイロセンサ184(ブレ検出手段)と、ジャイロセンサ184の検出結果に基づきブレ補正処理を制御するBIS処理部183とをさらに備えてよい。さらに、撮影装置本体100は、撮像素子110を移動させる素子駆動部181を備えてよい。素子駆動部181は、例えば、マグネットと平板コイルとで実現可能であってよい。
さらに、図1では不図示であるが、撮像素子110の位置を検出する位置センサを備えてもよい。位置センサは、光学系の光軸に垂直な面内における撮像素子110の位置を検出するセンサであってよい。位置センサは、例えば、マグネットとホール素子で実現可能であってよい。
BIS処理部183は、ジャイロセンサ184からの信号に基づき、素子駆動部181を制御して、撮影装置本体100のブレを相殺するように撮像素子110を光軸に垂直な面内にシフトさせてよい。
1-2.交換レンズ
レンズ本体200は、光学系と、レンズコントローラ240と、レンズマウント250とを備えてよい。光学系は、ズームレンズ210と、OISレンズ220と、フォーカスレンズ230と、絞り260とを含んでよい。
ズームレンズ210は、光学系で形成される被写体像の倍率を変化させるためのレンズであってよい。ズームレンズ210は、1枚又は複数枚のレンズで構成されてよい。ズームレンズ210は、ズームレンズ駆動部211により駆動されてよい。ズームレンズ駆動部211は、使用者が操作可能なズームリングを含んでよい。または、ズームレンズ駆動部211は、ズームレバー及びアクチュエータまたはモータを含んでもよい。ズームレンズ駆動部211は、使用者による操作に応じてズームレンズ210を光学系の光軸方向に沿って移動させてよい。
フォーカスレンズ230は、光学系で撮像素子110上に形成される被写体像のフォーカス状態を変化させるためのレンズであってよい。フォーカスレンズ230は、1枚又は複数枚のレンズで構成されてよい。フォーカスレンズ230は、フォーカスレンズ駆動部233により駆動されてよい。
OISレンズ220は、OIS機能(OISレンズ220のシフトにより、手振れを補正する機能)において、レンズ本体200の光学系で形成される被写体像のブレを補正するためのレンズであってよい。OISレンズ220は、撮影装置1のブレを相殺する方向に移動することにより、撮像素子110上の被写体像のブレを小さくしてよい。OISレンズ220は1枚又は複数枚のレンズで構成されてよい。OISレンズ220はOIS駆動部221により駆動されてよい。
OIS駆動部221は、OIS処理部223からの制御を受けて、光学系の光軸に垂直な面内でOISレンズ220をシフトしてよい。OIS駆動部221は、例えば、マグネットと平板コイルとで実現可能であってよい。さらに、図1では不図示であるが、OISレンズ220の位置を検出する位置センサを備えてもよい。位置センサは、例えば、マグネットとホール素子で実現可能であってよい。OIS処理部223は、位置センサの出力及びジャイロセンサ224(ブレ検出手段)の出力に基づいてOIS駆動部221を制御してもよい。
絞り260は撮像素子110に入射される光の量を調整してよい。絞り260は、絞り駆動部262により駆動され、その開口の大きさが制御されてよい。絞り駆動部262はモータまたはアクチュエータを含んでよい。
ジャイロセンサ184,224は、撮影装置1の単位時間あたりの角度変化すなわち角速度に基づいて、Yaw方向,Pitch方向およびRoll方向のうちの少なくとも1方向のブレ(振動)を検出してよい。ジャイロセンサ184,224は、検出したブレの量(角速度)を示す角速度信号をOIS処理部223またはBIS処理部183に出力してよい。ジャイロセンサ184,224によって出力された角速度信号は、手ブレやメカノイズ等に起因した幅広い周波数成分を含み得る。ジャイロセンサに代えて、撮影装置1のブレを検出できる他のセンサを使用することもできる。
ジャイロセンサ184,224の近傍には、温度センサ185,225が設けられていてよく、温度センサ185,225は、ジャイロセンサ184,224の温度を測定するものであってよい。なお、ジャイロセンサ184,224の近傍に温度センサ185,225を設けることに代えて、ジャイロセンサ184,224自身に温度センサ185,225が内蔵されていてもよい。
OIS処理部223またはBIS処理部183の構成の詳細は後述するが、処理動作を行うために必要なデータ等を格納するメモリ(不図示)を設けていてよい。当該メモリには、搭載されているジャイロセンサ184,224の温度に対するオフセットのデータ(一例として、図8を参照)が格納されていてよい。
カメラコントローラ140及びレンズコントローラ240は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピュータなどで構成してもよい。例えば、カメラコントローラ140及びレンズコントローラ240は、CPU、MPU、GPU、DSU、FPGAまたはASIC等のプロセッサで実現できる。
なお、本実施形態では、撮影装置本体100およびレンズ本体200の両方にジャイロセンサ184,224を設け、OISレンズ220および撮像素子110を駆動させてブレを補正させる構成を説明したが、この例に限定されず、撮影装置本体100またはレンズ本体200のいずれか一方にジャイロセンサを設ける構成としてもよい。
1-3.BIS処理部およびOIS処理部
図2を用いて、撮影装置本体100におけるBIS処理部183または、レンズ本体200におけるOIS処理部223の構成を説明する。BIS処理部183またはOIS処理部223は、オフセット処理部311(オフセット設定手段)と、HPF(ハイパスフィルタ)312および積分フィルタ313(フィルタリング手段)と、を含んでよい。
オフセット処理部311は、ジャイロセンサ184からの信号のオフセットを除去するものであってよい。オフセットとは、ジャイロが静置されていても出力される信号を指し、オフセット処理部311によって当該オフセットを除去することができる。
HPF312は、ドリフト成分を遮断するため、オフセット処理部311から出力された信号に含まれる所定の低周波成分(カットオフ周波数以下の周波数成分)を遮断してよい(図3参照)。本実施形態では、第1カットオフ周波数と、第1カットオフ周波数よりも周波数が高い第2カットオフ周波数と、に設定可能としてよい。そのため、HPF312は、カットオフ周波数を変更するカットオフ周波数変更手段322(図2参照)を設けてよい。ここで、第1カットオフ周波数に設定されたときは、より低い周波数成分をカットする高精度演算(第1補正に対応する演算)を可能とし、第2カットオフ周波数に設定されたときは、ブレ補正を行う周波数成分をある程度限定してブレの誤検出による誤動作を抑制する誤動作抑制演算(第2補正に対応する演算)を可能としてよい。
第1カットオフ周波数の一例として、0.001~0.1Hz程度であり、第2カットオフ周波数は、第1カットオフ周波数の10倍以上であることが好ましい。このように設定することにより、ブレの誤検出が生じても適切にブレ補正を実行し易くする。
積分フィルタ313は、HPF312から出力されたブレ(振動)を示す信号を積分し、ブレ検出信号を生成するものであってよい(図3参照)。本実施形態では、第1カットオフ周波数と第1カットオフ周波数よりも周波数が高い第2カットオフ周波数に設定可能としてよい。そのため、積分フィルタ313は、カットオフ周波数を変更するカットオフ周波数変更手段323(図2参照)を設けてよい。第1カットオフ周波数に設定されたときは高精度演算を可能とし、第2カットオフ周波数に設定されたときは誤動作抑制演算を可能としてよい。
なお、本実施形態では、HPF312および積分フィルタ313の両方にカットオフ周波数を変更する変更手段を設ける態様を説明したが、いずれか一方のフィルタにカットオフ周波数を変更する変更手段を設ける態様としてもよい。このような場合であっても、適切なブレ補正を行い易くなる。
補正制御部314は、積分フィルタ313からの出力に基づいて、OISレンズ220または撮像素子110をシフトさせるための駆動信号を生成してOIS駆動部221または素子駆動部181へ出力してよい。OIS駆動部221は駆動信号に基づいてOISレンズを駆動してよい。また、素子駆動部181は駆動信号に基づいて撮像素子110を駆動してよい。
1-4.変形例
上記説明(図2)ではBIS処理部またはOIS処理部として、1つのHPF312および1つの積分フィルタ313を設け、カットオフ周波数変更手段322,323によって高精度演算可能な第1カットオフ周波数、または、誤動作抑制演算可能な第2カットオフ周波数に変更する態様を説明した。当該構成に代えて、図4に示すBIS処理部またはOIS処理部としてもよい。
図4に示すBIS処理部またはOIS処理部は、高精度演算を実行するHPF312および積分フィルタ313と、誤動作抑制演算を実行するHPF312および積分フィルタ313をそれぞれ設け、高精度演算を実行するか誤動作抑制演算を実行するかを選択する信号セレクタ315を設けてよい。言い換えると、高精度演算を実行するHPF312および積分フィルタ313は、第1カットオフ周波数以下の周波数を遮断するように設定され、誤動作抑制演算を実行するHPF312および積分フィルタ313は、第2カットオフ周波数以下の周波数を遮断するように設定されてよい。そして、信号セレクタ315により所定の条件を満たす場合は、高精度演算に対応する信号を出力し、所定の条件を満たさない場合は、誤動作演算に対応する信号を出力してよい。
このような図4に示す構成によれば、カットオフ周波数を変更する必要がないため、カットオフ周波数の変更後の過渡応答を抑えることができ、高精度なブレ補正を行い易くする。
2.動作
2-1.第1実施形態の動作
以上のように構成される撮影装置の動作について、図5を参照しながら説明する。
撮影装置の電源を入れて起動させた後(S101)に、ジャイロセンサ184,224に対するオフセットの初期設定を行う(S102)。
ジャイロセンサ184,224に対するオフセットの初期設定は、OIS処理部223またはBIS処理部183のメモリに記憶されたジャイロセンサ184,224の温度に対するオフセット値を参照する(S103)。オフセット値の一例である図8には、-10~40℃まで5℃おきにジャイロセンサ184,224のオフセット値が示されている。そして、温度センサ185,225によりジャイロセンサ184,224の温度を測定し、測定された温度に対応するオフセット値が存在する場合は、当該温度に対応するオフセット値をオフセット処理部311に送信し、オフセットとして設定する(S104)。そして、当該温度(例えば、温度A)をメモリに記憶させる(S105)。一方で、温度センサ185,225により測定されたジャイロセンサ184,224の温度に対応するオフセット値が存在しない場合は、所定のデフォルト値をオフセット処理部311に送信する(S106)。
そして、HPF312および積分フィルタ313による演算の実行に移る(S107)。ここで、静止画による露光が開始されたか否かが判断される(S108)。つまり、シャッターボタンを押下して撮像素子110への露光が開始された際にブレ補正に対する演算が行われる。つまり、静止画像の撮影時にブレ補正に対する演算が行われる。
撮像素子110への露光開始後には、S103で測定された温度に対応するオフセット値が存在したか否かを判断する(S109)。オフセット値が存在していた場合は、露光開始後における現在のジャイロセンサ184,224の温度を温度センサ185,225によって測定する(S110)。測定した温度は、一例として温度Bとして記録される。
そして、オフセットの設定時におけるジャイロセンサ184,224の特性値と、オフセットの設定後におけるジャイロセンサ184,224の特性値との差分を算出する(S111)。本実施形態では、特性値としてジャイロセンサ184,224の「温度の差分」を算出する(温度Bと温度Aとの差分)。当該温度の差分が許容範囲内にあるときは、HPF312および/または積分フィルタ313のカットオフ周波数を第1カットオフ周波数に設定して高精度演算を実行する(S112)。一方、温度の差分が許容範囲外にあるとき、又は、S106で示したオフセットが存在しないときは、HPF312および/または積分フィルタ313のカットオフ周波数を第2カットオフ周波数に設定して誤動作抑制演算を実行する(S113)。
ここで、高精度演算を実行するか誤動作抑制演算を実行するかの判断指標である「許容範囲」とは、オフセット処理部311に設定されたオフセットによってHPF312および積分フィルタ313から出力される出力波形と、HPF312に入力される入力波形との間に波形のドリフトが生じるか否かによって判断される。より詳述すると、図7に示す波形において出力振幅に対して±1%のドリフトを許容するものである。本実施形態において特性値として温度を用いた場合は、上述のドリフトの許容範囲の一例として、1秒程度の露光時間の間に蓄積される誤差量が無視できる程度になることから、温度の差分に対応するオフセット値が±10mdpsの範囲内である場合を許容範囲と設定してよい。なお、上述の許容範囲内の温度は、上述の数値範囲に限定されるものではない。
以上説明したとおり、本実施形態では、オフセットの設定時におけるブレ検出手段の温度(S105)と、オフセットの設定後におけるブレ検出手段の温度(S110)との差分を算出し、当該差分が許容範囲内にあるときに、高精度演算を実行し、差分が許容範囲外にあるときに、誤動作抑制演算を実行する。そのため、一定周期毎に温度検出を行って温度変化率を算出してフィルタのカットオフ周波数を設定する従来のブレ補正装置とは異なり、少なくとも2点の差分に基づいてブレ補正手法を判断するので、常時温度変化率を算出するような複雑な制御を要せずにブレを低減することができる。
さらに、本実施形態では、ジャイロセンサの温度の差分に基づいて高精度演算を実行するか誤動作抑制演算を実行するかを決定するため、従来のブレ補正装置のような、温度変化率に基づいてカットオフ周波数を上げる、下げる、一定にする、の三段階の制御と比較して、簡素な手法でブレ補正を行うことができる。
さらに、本実施形態では、ジャイロセンサに個体差があったとしても、適切なブレ補正を行うことができる。
2-2.第2実施形態の動作
次に、撮影装置の動作における第2実施形態について、図6を参照しながら説明する。上述の第1実施形態では、ブレ検出手段の特性値として温度を用いた態様であるが、第2実施形態では、ブレ検出手段の特性値として「オフセット値」を用いた態様である。
撮影装置の電源を入れて起動させた後(S201)に、ジャイロセンサ184,224におけるオフセットの初期設定を行う(S202)。
ジャイロセンサ184,224におけるオフセットの初期設定は、OIS処理部223またはBIS処理部183のメモリに記憶されたジャイロセンサ184,224の温度に対するオフセット値(一例として、図8に示すデータ)を参照する(S203)。そして、温度センサ185,225によりジャイロセンサ184,224の温度を測定し、測定された温度に対応するオフセット値が存在する場合は、当該温度に対応するオフセット値をオフセット処理部311に送信し、オフセットとして設定する(S204)。その後、設定したオフセット値(一例としてオフセット値A)をメモリに記録する(S205)。一方、対応するオフセット値が存在しない場合は、所定のデフォルト値(一例としてオフセット値A)をオフセット処理部311に送信し、設定したオフセット値Aをメモリに記録する(S206)。
そして、HPF312および積分フィルタ313による演算の実行に移る(S207)。ここで、静止画による露光が開始されたか否かが判断される(S208)。つまり、シャッターボタンを押下して撮像素子110への露光が開始された際にブレ補正に対する演算が行われる。
撮像素子110への露光開始後には、OIS処理部223またはBIS処理部183のメモリに記憶されたオフセット値(一例として、図8に示すデータ)を参照し、露光開始後における現在の温度に対応するオフセット値が存在するかを判断する(S209)。S209において、オフセット値が存在する場合、オフセット値(一例として、オフセット値B)を取得する(S210)。
そして、オフセットの設定時におけるジャイロセンサ184,224の特性値と、オフセットの設定後におけるジャイロセンサ184,224の特性値との差分を算出する(S211)。本実施形態では、特性値としてジャイロセンサ184,224の「オフセット値の差分」を算出する(オフセット値Bとオフセット値A,Aの差分)。当該オフセット値の差分が許容範囲内にあるときは、HPF312および/または積分フィルタ313のカットオフ周波数を第1カットオフ周波数に設定して高精度演算を実行する(S212)。一方、温度の差分が許容範囲外にあるとき、又は、S209で示したオフセットが存在しないときは、HPF312および/または積分フィルタ313のカットオフ周波数を第2カットオフ周波数に設定して誤動作抑制演算を実行する(S213)。
ここで、高精度演算を実行するか誤動作抑制演算を実行するかの指標である「許容範囲」の定義は、第1実施形態と同じものである。本実施形態において特性値としてオフセット値を用いた場合は、上述の振幅ズレが起きない範囲の一例として、±10mdps以内である場合を許容範囲と設定している。なお、上述の許容範囲内のオフセット値は、上述の数値範囲に限定されるものではない。
以上説明したとおり、本実施形態では、オフセットの設定時におけるブレ検出手段のオフセット値A,Aと、オフセットの設定後におけるブレ検出手段のオフセット値Bとの差分を算出し、当該差分が許容範囲内にあるときに、高精度演算を実行し、差分が許容範囲外にあるときに、誤動作抑制演算を実行する。そのため、一定周期毎に温度検出を行って温度変化率を算出してフィルタのカットオフ周波数を設定する従来のブレ補正装置とは異なり、少なくとも2点の差分に基づいてブレ補正手法を判断するものであるので、常時温度変化率を算出するような複雑な制御を要せずにブレを低減することができる。
さらに、本実施形態では、ジャイロセンサのオフセット値の差分に基づくため、例えば、ジャイロセンサにおける温度とオフセットとの相関関係が非線形特性のものであっても、適切なブレ補正を行うことができる。また、高精度演算を実行するか誤動作抑制演算を実行するかの指標がブレを誤検出する要因となるジャイロセンサ184,224のオフセット値であるため、取得されたオフセット値を用いてより高精度にブレ補正を行うことができる。
上記実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものである。よって、上記実施の形態は、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置換、負荷および/または省力等が行われてもよい。
(本開示)
上記の実施の形態は、下記の構成を開示している。
(1)ブレ補正装置は、
ブレ検出手段と、
ブレ検出手段から出力される信号のオフセットを設定するオフセット設定手段と、
オフセットに基づいた出力を用いてフィルタリングを行うフィルタリング手段と、
を備えて成るブレ補正装置であって、
フィルタリング手段は、
第1カットオフ周波数を用いる第1補正と、
第1カットオフ周波数とは異なる第2カットオフ周波数を用いる第2補正と、を実行可能とし、
オフセットの設定時におけるブレ検出手段の特性値と、オフセットの設定後におけるブレ検出手段の特性値との差分が許容範囲内にあるときに、第1補正を実行し、差分が許容範囲外にあるときに、前記第2補正を実行する。
(2)(1)において、ブレ検出手段の特性値は、該ブレ検出手段の温度であってよい。
(3)(1)において、ブレ検出手段の特性値は、該ブレ検出手段をオフセットするオフセット値であってよい。
(4)(1)において、第2カットオフ周波数は、第1カットオフ周波数よりも高い周波数であってよい。
(5)(4)において、第2カットオフ周波数は、第1カットオフ周波数の10倍以上であってよい。
(6)(1)において、補正手段は、第1補正または第2補正の実行を切り替える切替部を備えてよい。
(7)(1)において、補正手段は、第1補正手段と、第2補正手段とを備えており、第1補正手段は、第1補正を実行し、第2補正手段は、第2補正を実行してよい。
(8)(1)において、オフセットの設定時におけるブレ検出手段の特性値は、撮影装置起動時に取得されてよい。
(9)(8)において、オフセットの設定後におけるブレ検出手段の特性値は、撮影装置の撮像素子の露光開始時に取得されてよい。
(10)(9)において、撮像素子の露光時は、撮影装置の静止画像の撮影時であってよい。
(11)(1)に記載のブレ補正装置を備えている、レンズ本体。
(12)(1)に記載のブレ補正装置を有する撮影装置。
本開示の思想は、手ぶれ補正機能を備えた撮像機能を有する電子装置(デジタルカメラやカムコーダ等の撮像装置、携帯電話、スマートフォン等)に適用することができる。
1 撮影装置
100 撮影装置本体
110 撮像素子
111 ADコンバータ
112 タイミング発生器
120 液晶モニタ
130 操作部
140 カメラコントローラ
150 ボディマウント
160 電源
170 カードスロット
171 メモリカード
181 素子駆動部
183 BIS処理部
184 ジャイロセンサ
185 温度センサ
200 レンズ本体
210 ズームレンズ
211 ズームレンズ駆動部
220 OISレンズ
221 OIS駆動部
222 位置センサ
223 OIS処理部
224 ジャイロセンサ
225 温度センサ
230 フォーカスレンズ
233 フォーカスレンズ駆動部
240 レンズコントローラ
250 レンズマウント
262 駆動部
311 オフセット処理部
313 積分フィルタ
314 補正制御部
315 信号セレクタ
322,323 カットオフ周波数変更手段

Claims (12)

  1. ブレ検出手段と、
    前記ブレ検出手段から出力される信号のオフセットを設定するオフセット設定手段と、
    前記オフセットに基づいた出力を用いてフィルタリングを行うフィルタリング手段と、
    を備えて成るブレ補正装置であって、
    前記フィルタリング手段は、
    第1カットオフ周波数を用いる第1補正と、
    前記第1カットオフ周波数とは異なる第2カットオフ周波数を用いる第2補正と、を実行可能とし、
    前記オフセットの設定時における前記ブレ検出手段の特性値と、前記オフセットの設定後における前記ブレ検出手段の特性値との差分が許容範囲内にあるときに、前記第1補正を実行し、前記差分が許容範囲外にあるときに、前記第2補正を実行する、
    ブレ補正装置。
  2. 前記ブレ検出手段の特性値は、該ブレ検出手段の温度である、請求項1に記載のブレ補正装置。
  3. 前記ブレ検出手段の特性値は、該ブレ検出手段をオフセットするオフセット値である、請求項1に記載のブレ補正装置。
  4. 第2カットオフ周波数は、前記第1カットオフ周波数よりも高い周波数である、請求項1~3のいずれか1項に記載のブレ補正装置。
  5. 前記第2カットオフ周波数は、前記第1カットオフ周波数の10倍以上である、請求項4に記載のブレ補正装置。
  6. 前記フィルタリング手段は、前記第1補正または前記第2補正の実行を切り替える切替部を備えている、請求項1~5のいずれか1項に記載のブレ補正装置。
  7. 前記フィルタリング手段は、第1補正手段と、第2補正手段とを備えており、
    前記第1補正手段は、前記第1補正を実行し、
    前記第2補正手段は、前記第2補正を実行する、請求項1~5のいずれか1項に記載のブレ補正装置。
  8. 前記オフセットの設定時における前記ブレ検出手段の特性値は、撮影装置の起動時に取得される、請求項1~7のいずれか1項に記載のブレ補正装置。
  9. 前記オフセットの設定後における前記ブレ検出手段の特性値は、前記撮影装置の撮像素子の露光開始時に取得される、請求項8に記載のブレ補正装置。
  10. 前記撮像素子の露光時は、前記撮影装置の静止画像の撮影時である、請求項9に記載のブレ補正装置。
  11. 請求項1~10のいずれか1項に記載のブレ補正装置を備えている、レンズ本体。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載のブレ補正装置またはレンズ本体を有する撮影装置。
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