JP2022163452A - 商品登録装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、期限切れ商品等の不具合商品を購入しようとした顧客が感じる不快感を抑制することが可能な商品登録装置およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の商品登録装置は、商品を識別する商品識別情報、および当該商品識別情報で識別される商品の状態に関連する関連情報が入力される入力部と、前記入力部に入力された商品識別情報に基づいて商品登録を行う登録部と、顧客に対して特典を付与するための特典処理を実行することを示す指示情報を受付ける受付部と、前記入力部に入力された商品識別情報で識別される商品が前記関連情報に基づいて不具合商品と判定される場合、前記受付部が前記指示情報を受付けると、前記特典処理を実行する特典処理部と、を備えたものである。【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、商品登録装置およびプログラムに関する。
従来、期限切れ商品を回収するようにしたセルフチェックアウトシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。このセルフチェックアウトシステムにおける登録装置は、顧客の操作によって商品コードが読取られた商品が期限切れ商品である場合、その旨を表示する。期限切れ商品である旨の表示を見た顧客は、商品登録装置の近傍に設けられた回収ボックスに期限切れ商品を投入する。これにより、商品を販売する店舗は、期限切れ商品を回収することができる。
上記従来の技術では、店舗は期限切れ商品を回収することができるが、顧客は購入しようとしていた商品を購入できず、あるいは、別途購入しなければならない。このため、顧客には何のメリットもなく、場合によっては顧客に不快感を与えかねないものであった。
本発明が解決しようとする課題は、期限切れ商品等の不具合商品を購入しようとした顧客が感じる不快感を抑制することが可能な商品登録装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の商品登録装置は、商品を識別する商品識別情報、および当該商品識別情報で識別される商品の状態に関連する関連情報が入力される入力部と、前記入力部に入力された商品識別情報に基づいて商品登録を行う登録部と、顧客に対して特典を付与するための特典処理を実行することを指示する指示情報を受付ける受付部と、前記入力部に入力された商品識別情報で識別される商品が前記関連情報に基づいて不具合商品と判定される場合、前記受付部が前記指示情報を受付けると、前記特典処理を実行する特典処理部と、を備えたものである。
図1は、第1の実施形態の商品登録装置を含む会計システムの概略を示す図である。 図2は、第1の実施形態の商品登録装置が取り付けられたショッピングカートの外観を示す図である。 図3は、第1の実施形態の商品登録装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態の商品登録装置の商品情報記憶部のデータ構成を示す図である。 図5は、第1の実施形態の商品登録装置の不具合商品記憶部のデータ構成を示す図である。 図6は、第1の実施形態の商品登録装置のメモリ部に記憶される店員マスタのデータ構成を示す図である。 図7は、第1の実施形態で用いられるバーコードが示すデータの内容を示す図である。 図8は、第1の実施形態の商品登録装置における制御部の機能構成を示すブロック図である。 図9は、第1の実施形態の商品登録装置の制御部による処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、第2の実施形態の商品登録装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図11は、第2の実施形態の商品登録装置の商品情報記憶部のデータ構成を示す図である。 図12は、第2の実施形態の商品登録装置のメモリ部に記憶される商品マスタのデータ構成を示す図である。 図13は、第2の実施形態の商品登録装置における制御部の機能構成を示すブロック図である。 図14は、第2の実施形態の商品登録装置の制御部による処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態の商品登録装置およびプログラムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。例えば、以下に説明する実施形態では、商品登録装置を店舗が用意したタブレット端末に適用した例について説明するが、商品登録装置は顧客が所有するスマートフォンなどの携帯端末に適用してもよい。また、商品登録装置を、店員が操作するPOS(Point Of Sales)端末や顧客が操作するセルフPOS端末等に適用してもよい。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態の商品登録装置およびプログラムについて、図面を参照して説明する。図1は、商品登録装置を含む会計システムの概略を示す図である。本実施形態の会計システム1は、商品を販売する店舗、例えばスーパーマーケットなどに適用される。会計システム1は、複数の会計装置2、サーバ3、および複数のショッピングカート10を備える。各ショッピングカート10には、タブレット端末20が取り付けられている。会計装置2およびサーバ3は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。また、各タブレット端末20は、無線LAN等を介して会計装置2およびサーバ3と通信可能に接続されている。
会計装置2は、例えば顧客Cが自身で会計操作を行う、いわゆるセルフ式の会計装置である。会計装置2は、タブレット端末20から受信した会計情報に基づいて、現金決済、あるいはクレジット決済などのキャッシュレス決済による支払に係る会計処理を実行する。会計処理とは、顧客Cが購入する商品の代金の支払を行うための処理である。なお、会計装置2は、店員が操作するPOS端末であってもよい。
サーバ3は、各会計装置2から、会計処理にて支払された商品の商品情報や決済方法等に関する決済情報を受信する。また、サーバ3は、各会計装置2から、所定期間(例えば一日)の売上金額を示した売上情報を受信する。サーバ3は、各会計装置2から受信した商品情報、決済情報、売上情報等を集中的に管理して、一店舗での売上管理等を行う。
また、サーバ3は、商品マスタ31およびポイント管理ファイル32を記憶する。商品マスタ31は、店舗で取り扱っている商品について、商品コードと商品情報(商品名、価格等)とを対応づけたマスタファイルである。店舗で取り扱う商品は日々変化するため、商品マスタ31は適宜更新される。サーバ3は、更新された商品マスタ31をタブレット端末20に送信する。ポイント管理ファイル32は、店舗の会員に付与されたポイントを管理するファイルである。ポイント管理ファイル32は、店舗の会員(顧客)を特定する会員IDとポイントとを対応付けて記憶するファイルであり、各会計装置2からの会計情報等に基づいて適宜更新される。なお、ポイント管理ファイル32は、会員コード、氏名、会員情報、およびポイントを対応づけた会員情報管理ファイルで構成してもよい。ここで、ポイントとは、商品の購入に際して利用できる金銭的価値を有するもので、店舗から顧客Cに対して付与されるものである。サーバ3は、顧客Cごとにポイントを管理するポイント管理装置として機能する。
ショッピングカート10は、店舗の売り場に設置されて顧客Cが購入する商品の運搬に用いられる。顧客Cは、ショッピングカート10を押して売り場内を移動させながら、ショッピングカート10に購入する商品を収納する。
図2は、タブレット端末20が取り付けられたショッピングカート10の外観を示す図である。ショッピングカート10は、ハンドル11、カゴ載置部12、およびキャスター13を備え、タブレット端末20が取り付けられる。ハンドル11は、顧客Cが把持してショッピングカート10を移動させるためのものである。カゴ載置部12は、上下2段構成となっていて、それぞれ顧客Cが購入する商品を収納するカゴKを載置可能となっている。なお、ショッピングカート10に一体的にカゴKを設けてもよい。キャスター13は、ショッピングカート10の下部の四隅にそれぞれ設けられている。これらキャスター13が個別に回転することで、ショッピングカート10は店内を自由に移動することができる。ショッピングカート10は、タブレット端末20を備える移動体である。
タブレット端末20は、ディスプレイ21、タッチパネル22、スキャナ23、およびカードリーダ24を備える。タブレット端末20は、商品を販売する店舗内を移動する顧客Cによって操作されるもので、商品登録装置の一例である。なお、スキャナ23やカードリーダ24は、商品登録装置を構成せずに、当該商品登録装置に接続される外部装置としてもよい。
ディスプレイ21は、例えば液晶パネルで構成されており、各種情報を表示する表示部として機能する。ディスプレイ21は、例えば商品登録された商品の商品情報や使用者である顧客Cが操作するための操作子等を表示する。
タッチパネル22は、ディスプレイ21の表面に設けられて、触れた位置に応じた情報をタブレット端末20の制御部200(図3参照)に入力するもので、操作入力部として機能する。タッチパネル22は、例えば、会計情報を会計装置2に送信することを指示する会計指示を制御部200に入力する。会計情報とは、顧客Cが購入する商品の代金の支払を行うための会計処理に必要な情報である。
スキャナ23は、ショッピングカート10に着脱自在に設けられている。スキャナ23は、商品に付されたコードシンボルから商品コードおよび当該商品の期限情報を読み取る。具体的には、スキャナ23は、顧客Cが購入する商品に付されたバーコードや二次元コード等のコードシンボルを光学的にまたは撮像して認識する。そして、スキャナ23は、認識したコードシンボルをデコードし、コードシンボルが示す商品コードおよび期限情報を読み取る。本実施形態においては、商品に付されたコードシンボルはバーコードである。商品コードは、商品を識別する商品識別情報の一例である。期限情報は、商品の賞味期限を示す情報であって、商品の状態に関連する関連情報の一例である。なお、期限情報として消費期限、期間限定商品における販売期限等を用いてもよく、どの期限を用いるかは店舗が任意に設定できる。
また、スキャナ23は、店員のネームプレートに印刷されたバーコードから店員コードを読取る。なお、スキャナ23が認識したバーコードのデコードは、タブレット端末20の制御部200で行ってもよい。スキャナ23は、読み取った商品コード、期限情報、および店員コードをタブレット端末20の制御部200に送信する。なお、スキャナ23は、商品に付された無線タグから個品を識別する個品コードあるいは商品コード、および期限情報を読取るRFID(Radio Frequency Identification)読取装置であってもよい。
カードリーダ24は、顧客Cの会員カードあるいはポイントカード等の媒体から会員コードを読み取る。会員コードは、顧客Cを識別する顧客識別情報の一例である。カードリーダ24は、磁気カードから会員情報を読取る磁気カードリーダでもよいし、ICチップを内蔵したカードから情報を読取るICカードリーダでもよい。
なお、ショッピングカート10にクレジット決済等のキャッシュレス決済を行うための決済端末(図示せず)を設けてもよい。この場合、決済端末は、会計装置2を構成し、ネットワークを介して決済を行う企業の決済サーバに接続される。また、タブレット端末20に上記決済サーバと通信してキャッシュレス決済を行うための会計処理部を設けてもよい。この場合、カードリーダ24を、クレジットカードのカード情報や電子マネーカードの電子マネー情報を読取る構成とすることができる。
図3は、タブレット端末20のハードウェア構成を示すブロック図である。タブレット端末20は、制御部200と、メモリ部210と、ディスプレイ21と、タッチパネル22と、スキャナ23と、カードリーダ24と、計時部220と、通信部230と、を備えている。制御部200、メモリ部210、ディスプレイ21、タッチパネル22、スキャナ23、カードリーダ24、計時部220および通信部230は、バス240等を介して互いに接続されている。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を備えたコンピュータで構成されている。CPU201、ROM202、およびRAM203は、互いにバス240を介して接続されている。
CPU201はタブレット端末20の全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用され、ROM202やメモリ部210に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部200は、CPU201がROM202や、メモリ部210に記憶されRAM203に展開された制御プログラムに従って動作することによって、タブレット端末20の各種制御処理を実行する。
また、RAM203は、商品情報記憶部204および不具合商品記憶部205を備える。商品情報記憶部204には、スキャナ23によって商品コードが読取られた商品のうち、不具合商品でない商品、言い換えれば、賞味期限切れ商品でない商品の商品情報が記憶される。商品情報記憶部204に商品情報が記憶されることで商品登録がなされる。図4は、商品情報記憶部204のデータ構成を示す図である。商品情報記憶部204には、商品コード、商品名、価格、および個数を示す各情報が対応づけられて記憶されている。
商品コードの項目には、商品を識別する商品コードが登録される。商品名の項目には、商品の名称を示す情報が登録される。価格の項目には、商品の単価を示す情報が登録される。商品の単価は、商品の本体価格であっても消費税込価格であってもよい。個数の項目には、商品登録された商品の個数を示す情報が登録される。
不具合商品記憶部205には、スキャナ23によって商品コードが読取られた商品のうち、不具合商品、言い換えれば、賞味期限切れ商品を識別する商品コード等が記憶される。図5は、不具合商品記憶部205のデータ構成を示す図である。不具合商品記憶部205には、商品コードおよび不具合コードを示す各情報が対応づけられて記憶されている。
商品コードの項目には、商品を識別する商品コードが登録される。不具合コードの項目には、商品の不具合を示す情報が登録される。本実施形態においては、賞味期限切れを示す「1」が登録される。店舗が不具合商品を複数設定する場合、例えば、賞味期限切れ商品に加えて、外観に損傷が見られる商品を不具合商品に設定する場合、不具合コードの項目には外観に損傷が見られる商品を示す情報として「2」が登録される。また、賞味期限切れ商品に代えて消費期限切れ商品を不具合商品に設定する場合、不具合コードの項目には消費期限切れ商品を示す情報として「3」が登録される。不具合商品とは、何らかの不具合があって店舗が販売すること意図しない商品であり、例えば、上記した賞味期限切れ商品、消費期限切れ商品、外観に損傷が見られる商品などである。不具合商品は、事情に応じて店舗が任意に設定できるものである。
メモリ部210は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。メモリ部210は、制御プログラム211、商品マスタ212、および店員マスタ213を記憶する。
制御プログラム211は、タブレット端末20を会計システム1における商品登録装置として機能させるためのプログラムや、スキャナ23が商品に付されたバーコードから読取った期限情報に基づいて当該商品が期限切れ商品か否か判断するためのプログラムなどである。
商品マスタ212は、店舗で取り扱っている商品について、商品コードと商品情報(商品名、価格等)とを対応づけたマスタファイルである。商品マスタ212は、サーバ3から通信部230を介して受信したものである。また、商品マスタ212は、サーバ3からの情報に基づいて適宜更新される。
店員マスタ213は、店員の情報を記憶したマスタファイルである。図6は、店員マスタ213のデータ構成を示す図である。店員マスタ213に登録される各データは、店員コードおよび氏名が対応づけられている。
店員コードの項目は、店員を識別する店員コードが登録されている。店員コードは、商品を販売する店舗の店員であることを識別する店員識別情報である。制御部200は、店員コードが入力されると、店員によってタブレット端末20が操作されたこと、言い換えると店員が関与してタブレット端末20に入力がなされたことを認識することができる。氏名の項目には、店員の氏名を示す情報が登録されている。なお、本実施形態においては、メモリ部210に店員マスタ213を記憶して店員コードを店員識別情報としたが、店員識別情報は店員個人を特定する情報でなくてもよい。例えば、メモリ部210に店舗コードと氏名とを対応付けたファイルを記憶して、店舗コードを店員識別情報としてもよい。
図3に戻って説明する。ディスプレイ21、タッチパネル22、スキャナ23、およびカードリーダ24の構成および機能については上述したとおりである。計時部220は、RTC(Real Time Clock)等の計時装置であり、現在の時刻を計時する。通信部230は、会計装置2やサーバ3などの外部装置と通信するためのインターフェイスである。制御部200は、通信部230を介して外部装置と接続されることで、外部装置と情報(データ)の送受信が可能となる。
次に、商品に付されるバーコードの一例について説明する。図7は、第1の実施形態で用いられるバーコードが示すデータの内容を示す図である。バーコード50は、商品コード部51、期限情報部52、日時設定フラグ部53、値引処理フラグ部54、値引金額設定部55、およびチェックデジット部56で構成される。なお、以下の説明において、定価から一定金額を差し引く値引、および定価から一定の割合の金額を差し引く割引を総称して値引きという場合がある。
商品コード部51は、商品を識別する商品コード、例えば13桁からなるJAN(Japanese Article Number)コードを示すデータである。
期限情報部52は、賞味期限または消費期限などの期限を示す6桁からなるデータである。一例として、賞味期限で期限を管理する例を説明する。期限情報部52は、最初の2桁が月を、次の2桁が日を、最後の2桁が時間をそれぞれ示すデータであって、一例として、図7の例では賞味期限が10月27日4時であることを示している。
日時設定フラグ部53は、スキャナ23がバーコード50から情報を読取った時刻(以下、読取時刻ともいう)と期限情報部52で示された賞味期限との対比を日付単位で行うか日時単位で行うかを示すデータである。具体的には、日時設定フラグ部53に「0」が設定されている場合、日時設定フラグ部53は、読取時刻と期限情報部52で示された賞味期限との対比を日時単位で行うことを示している。また、日時設定フラグ部53に「1」が設定されている場合、日時設定フラグ部53は、読取時刻と期限情報部52で示された賞味期限との対比を日単位で行うことを示している。
値引処理フラグ部54は、値引方法を示すデータである。値引処理フラグ部54は、バーコード50を定価から値引きする際に商品に付される値引バーコードとする場合に活用される。具体的には、値引処理フラグ部54に「1」が設定されている場合、値引処理フラグ部54は、値引金額設定部55で示された割引率で割引することを示している。また、値引処理フラグ部54に「2」が設定されている場合、値引処理フラグ部54は、値引金額設定部55で示された金額を値引きすることを示している。値引処理フラグ部54に「3」が設定されている場合、値引処理フラグ部54は、値引金額設定部55で示された金額を販売金額とすることを示している。なお、バーコード50が値引バーコードでない場合、値引処理フラグ部54には、図7に示すように「0」が登録される。
値引金額設定部55は、割引率、値引金額、値引後の販売金額を示すデータである。値引金額設定部55は、値引処理フラグ部54と同様に、バーコード50を値引バーコードとする場合に活用される。バーコード50が値引バーコードでない場合、値引金額設定部55には、図7に示すように「0000」が登録される。
チェックデジット部56は、スキャナ23がバーコードから読取った情報に誤りがないかをチェックするためのデータである。チェックデジット部56には、商品コード部51、期限情報部52、日時設定フラグ部53、値引処理フラグ部54、および値引金額設定部55に登録された数値に基づいて、所定の規則によって計算された値が登録される。
続いて、タブレット端末20の制御部200の機能構成について説明する。図8は、タブレット端末20の制御部200の主要な機能構成を示すブロック図である。制御部200は、CPU201がROM202やメモリ部210に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部2001、登録部2002、判定部2003、受付部2004、特典処理部2005、および出力部2006として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアで構成してもよい。
入力部2001には、商品を識別する商品識別情報、および当該商品識別情報で識別される商品の状態に関連する関連情報が入力される。具体的には、入力部2001には、商品に付されたバーコード50からスキャナ23が読取った商品コード、および賞味期限を示す期限情報が入力される。なお、入力部2001に入力される期限情報は、期限そのものを示す情報でなく、期限を超過しているか否かを示す情報でもよい。この場合、スキャナ23が、バーコード50から読取った期限情報で示される期限と読取時刻とを比較して、当該読取時刻が当該期限情報に示される期限を過ぎているか否か判断する。また、入力部2001には、顧客Cが所有する会員カードからカードリーダ24が読取った会員コードが入力される。さらに、入力部2001には、タッチパネル22から各種情報が入力される。なお、スキャナ23が認識したバーコード50のデコードを行うデコード部を制御部200に設けた場合、入力部2001にはデコード部から商品コードおよび期限情報が入力されることとなる。
登録部2002は、入力部2001に入力された商品識別情報に基づいて商品登録を行う。具体的には、登録部2002は、スキャナ23によって商品コードが読取られた商品のうち、賞味期限切れ商品でない商品について商品登録を行う。より詳細には、登録部2002は、賞味期限切れ商品でない商品について、入力部2001に入力された商品コードに対応する商品情報(商品名、価格等)を商品マスタ212から取得し、当該商品コードおよび商品情報を商品情報記憶部204に記憶する。商品登録とは、入力部2001に入力された商品コードで識別される商品の商品情報を商品情報記憶部204に記憶(登録)することをいう。また、登録部2002は、スキャナ23によって商品コードが読取られた商品のうち、賞味期限切れ商品の商品コードを不具合商品記憶部205に記憶する。
判定部2003は、入力部2001に入力された期限情報に基づいて、入力部2001に入力された商品識別情報で識別される商品が期限切れの不具合商品であるか否かを判定する。具体的には、判定部2003は、入力部2001に入力された期限情報が示す期限と、計時部220が計時した読取時刻とを比較して、入力部2001に入力された商品コードで識別される商品が期限切れの不具合商品であるか否かを判定する。より詳細には、判定部2003は、計時部220が計時した読取時刻が入力部2001に入力された期限情報が示す期限を過ぎていた場合、入力部2001に入力された商品識別情報で識別される商品を期限切れの不具合商品であると判定する。また、判定部2003は、計時部220が計時した読取時刻が入力部2001に入力された期限情報が示す期限を過ぎていない場合、入力部2001に入力された商品識別情報で識別される商品を不具合商品でないと判定する。なお、商品に付されたバーコード50の日時設定フラグ部53に「1」が設定されている場合、判定部2003は、読取時刻の日とバーコード50の期限情報が示す日とを対比して当該商品が期限切れの不具合商品であるか否かを判定する。
受付部2004は、顧客Cに対して特典を付与するための特典処理を実行することを指示する指示情報を受付ける。具体的には、受付部2004は、店員のネームプレートに印刷されたバーコードからスキャナ23が読取った店員コードを受付ける。入力部2001に入力された商品コードで識別される商品が判定部2003によって期限切れ商品であると判定された後に、受付部2004が店員コードを受付けると、特典処理部2005は後述する特典処理を実行する。受付部2004が受付けた店員コードは、指示情報の一例である。受付部2004は、店員コードに代えて、指示情報として顧客Cに対して特典を付与することを示す情報を受け付けてもよい。例えば、受付部2004は、店員コードに代えて、スキャナ23を介して、付与する特典を示す特典コード(指示情報)を受け付けてもよい。なお、受付部2004はタッチパネル22に入力された店員コードあるいは特典コードを受付けてもよい。
特典処理部2005は、入力部2001に入力された商品識別情報で識別される商品が関連情報に基づいて不具合商品と判定される場合、受付部2004が指示情報を受付けると、顧客Cに特典を付与するための特典処理を実行する。具体的には、特典処理部2005は、入力部2001に入力された商品コードで識別される商品が期限切れ商品と判定される場合、当該期限切れ商品を購入しようとした顧客Cにポイントを付与するための処理を実行する。例えば、特典処理部2005は、予め定められたポイントとポイントを付与する顧客Cの会員コードとを含むポイント情報をサーバ3に出力する。例えば、特典処理部2005は、入力部2001に商品コードが入力された商品が不具合商品であった場合に、指示情報を受け付けると、ポイント付与を要求する要求情報と、顧客Cの会員コードとを含むポイント情報をサーバ3へ出力し、要求情報を受け付けたサーバ3が予め定められたポイントを付与するとしてもよい。以下の説明において、期限切れ商品を購入しようとした顧客Cに付与されるポイントを「期限切れ商品に対するポイント」という場合がある。店舗は、サーバ3がポイント管理ファイル32を更新することで、期限切れ商品に対するポイントを顧客Cに付与することができる。期限切れ商品に対するポイントは、予め定められた一定のポイントとしてもよいし、期限切れ商品の価格に応じたポイントあるいは当該顧客Cが現時点で保有しているポイントに応じたポイントとしてもよく、店舗が任意に設定することができる。
なお、店舗が顧客Cに付与する特典は、ポイント付与に限らず、粗品の提供、割引券の提供などでもよい。上記特典を粗品の提供や割引券の提供とする場合、特典処理部2005は、例えば受付部2004が受付けた特典情報を記憶し、後に当該特典情報を読み出してディスプレイ21に表示する。これにより、顧客Cは、店舗のサービスカウンタでディスプレイ21に特典情報を表示させて粗品や割引券の提供を受けることができる。
出力部2006は、登録部2002で商品登録された商品の代金の支払を行うための会計情報を会計装置2に出力する。出力部2006は、会計情報として、例えば登録部2002によって商品登録された商品の商品コード、商品名、価格などを会計装置2に出力する。出力部2006は、併せて、入力部2001に入力された会員コードを会計装置2に出力する。
また、出力部2006は、会計情報を出力する時点で期限切れ商品に対するポイントが顧客Cに付与されていない場合、当該期限切れ商品に対するポイントを示す情報を会計情報および会員コードと併せて会計装置2に出力する。顧客Cが期限切れ商品に気付かない、あるいは気付いたが売り場で店員を見つけられず、指示情報である店員コードが入力されないまま、顧客Cが会計装置2に至る場合が想定される。このとき、出力部2006は、会計コードおよび会計情報に加えて、期限切れ商品に対するポイントを示す情報として例えば不具合商品記憶部205に記憶された情報を会計装置2に出力する。そして、会計装置2がポイント付与を要求する要求情報と、顧客Cの会員コードとを含むポイント情報をサーバ3へ出力する。これにより、特典処理部2005の処理で顧客Cに対して期限切れ商品に対するポイントを付与できない場合に、会計装置2の処理で当該期限切れ商品に対するポイントを付与することができるようになる。
会計装置2は、出力部2006から会計情報および会員コードを受信すると、会計処理を実行する。会計装置2が実行する会計処理は、顧客Cが購入する商品の代金の支払を行うための処理であって、例えば、合計金額の算出および表示、釣銭の算出および表示、レシートの発行等である。本実施形態における会計処理は、会計処理された金額に応じて付与されるポイントをサーバ3に出力する処理も含まれる。また、会計装置2は、出力部2006から期限切れ商品に対するポイントを示す情報を受信すると、例えば、表示灯を点灯させて店員を呼び出す。店員は、会計装置2を操作して、顧客Cに対して期限切れ商品に対するポイントを付与し、当該期限切れ商品を顧客Cから回収する。
なお、上述したようにショッピングカート10にクレジット決済等のキャッシュレス決済を行うための決済端末を設けた場合、出力部2006は、会計情報を当該決済端末に出力する。また、上述したように、タブレット端末20に決済サーバと通信してキャッシュレス決済を行うための会計処理部を設けた場合、出力部2006は、会計情報を当該会計処理部に出力する。
上記構成の会計システム1の動作の概略について説明する。まず、顧客Cは、タブレット端末20に会員コードを入力する。会員コードの入力は、会員カードをカードリーダ24に読取らせることで行ってもよいし、タッチパネル22に入力することで行ってもよい。顧客Cは、タブレット端末20に会員コードを入力することで、タブレット端末20を商品登録装置として利用して買物を行うことが可能となる。顧客Cは、ショッピングカート10を押して売り場内を移動し、購入しようとする商品に付されたバーコード50が示す商品コードをスキャナ23で読取り、当該商品をカゴKに収納する。顧客Cは購入しようとする商品全てに対して同様の操作を行う。
タブレット端末20は、スキャナ23によって読み取られた商品コードで識別される商品が期限(例えば賞味期限)を過ぎた期限切れ商品であると、不具合商品記憶部205に商品コード等を記憶する。また、タブレット端末20は、ディスプレイ21に情報を表示する。表示される情報は、例えば、顧客Cが購入しようとしている商品が期限切れ商品であることを通知するメッセージ、販売できない期限切れ商品を陳列してしまったことに対するお詫びのメッセージ、店員に期限切れ商品の存在を通知することでポイントが得られることを通知するメッセージ、などである。
ディスプレイ21に表示された情報を確認した顧客Cは、店内にいる店員に期限切れ商品を手渡す。店員は、期限切れ商品を回収するとともに、タブレット端末20へ店員コードを入力する。
タブレット端末20は、店員コードを受付けると、不具合商品記憶部205に商品コードが登録されていることを条件として、顧客Cに期限切れ商品に対するポイントを付与するための情報をサーバ3に出力する。サーバ3は、受信した情報に基づいてポイント管理ファイル32を更新して、顧客Cに期限切れ商品に対するポイントを付与する。
これにより、店舗が商品陳列棚から排除し切れなかった期限切れ商品を顧客Cが購入しようとした場合、店員によって当該期限切れ商品を回収できるばかりでなく、顧客Cにポイントを付与することで顧客Cが感じる不快感を抑制することができる。特に、会計システム1は、賞味期限間近となった商品を値引販売する店舗に有効である。賞味期限を過ぎた時点で全てに期限切れ商品を商品陳列棚から排除することは困難であるからである。
次に、タブレット端末20の制御部200の処理について説明する。図9は、タブレット端末20の制御部200による処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部200は、入力部2001に会員コードが入力されたか否か判断し(S1)、入力されないと(S1のN)、S1の処理に戻って待機する。会員コードが入力されると(S1のY)、制御部200は、入力部2001に商品コードが入力されたか否か判断し(S2)、入力されないと(S2のN)、S2の処理に戻って待機する。言い換えると、制御部200は、スキャナ23が商品に付されたバーコード50から商品コードを読取ったか否か判断する。
入力部2001に商品コードが入力されると(S2のY)、制御部200は、入力された商品コードで識別される商品が値引商品か否か判断する(S3)。言い換えると、制御部200は、スキャナ23が商品コードを読取ったバーコード50が値引バーコードであるか否か判断する。制御部200は、バーコード50の値引処理フラグ部54の値に基づいて、値引商品か否かを判断する。具体的には、制御部200は、値引処理フラグ部54に「1」、「2」、「3」のいずれかが設定されていれば値引商品と判断し、「0」が設定されていれば値引商品でないと判断する。
値引商品であると(S3のY)、判定部2003は、入力部2001に入力された商品コードで識別される商品が賞味期限を過ぎた期限切れ商品であるか否かを判定する(S4)。判定部2003は、計時部220が計時した現時刻とバーコード50の期限情報部52に設定された値が示す賞味期限とに基づいて期限切れ商品であるか否かを判定する。なお、判定部2003は、値引商品でない商品についても期限切れ商品であるか否か判定することも可能である(判定部2003は、値引商品であるか否かにかかわらず、不具合商品かを判断してもよい。)。
期限切れ商品であると(S4のY)、登録部2002は、当該期限切れ商品を不具合商品登録する(S5)。具体的には、登録部2002は、不具合商品記憶部205に期限切れ商品の商品コードと不具合コードとを対応付けて記憶する(S5)。続いて、制御部200は、スキャナ23が読取った商品コードで識別される商品が期限切れ商品である旨をディスプレイ21に表示する(S6)。併せて、制御部200は、販売できない期限切れ商品を陳列してしまったことに対するお詫びのメッセージ、店員に期限切れ商品の存在を通知することでポイントが得られることを通知するメッセージ等をディスプレイ21に表示する。
次いで、制御部200は、受付部2004が店員コードを受付けたか否か判断する(S7)。言い換えると、制御部200は、受付部2004が特典処理を実行することを指示する指示情報を受付けたか否か判断する。
店員コードを受付けると(S7のY)、特典処理部2005は、ポイント情報をサーバ3に出力する(S8)。特典処理部2005が出力するポイント情報は、例えば、会員コードおよび当該会員コードで識別される顧客Cに付与するポイントを含む情報である。続いて、登録部2002は、S5の処理でなされた不具合商品登録をクリアする(S9)。
S9の処理に続いて、制御部200は、入力部2001に会計指示が入力されたか否か判断し(S10)、入力されないと(S10のN)、S2の処理に戻る。会計指示が入力されると(S10のY)、出力部2006は、会員コードおよび会計情報を会計装置2に出力する(S11)。次いで、登録部2002は、商品情報記憶部204に記憶されている商品情報をクリア(S12)する。そして、制御部200は処理を終える。
S3の処理において、入力部2001に入力された商品コードで識別される商品が値引商品でない場合(S3のN)、登録部2002は、当該商品コードに基づいて商品登録を行う(S13)。すなわち、登録部2002は、入力部2001に入力された商品コードに対応する商品情報(商品名、価格等)を商品マスタ212から取得し、これら商品情報を当該商品コードと対応づけて商品情報記憶部204に記憶する。そして、制御部200は、S10の処理に移行する。
また、S4の処理において、入力部2001に入力された商品コードで識別される商品が期限切れ商品でない場合(S4のN)、制御部200は値引処理を行い(S14)、S13の処理に移行する。値引処理は、バーコード50の値引処理フラグ部54および値引金額設定部55のデータに基づいて、商品の価格を算出する処理である。値引処理によって算出された価格は商品情報の一部である。
S7の処理において、店員コードを受付けない場合(S7のN)、制御部200は、S8およびS9の処理をスキップしてS10の処理に移行する。この場合、S11において、会計コードおよび会計情報に加えて、不具合商品記憶部205に記憶された情報も会計装置2に出力される。これにより、顧客Cが期限切れ商品に気付かない場合、あるいは売り場で店員を見つけられなかった場合などに、会計装置2で期限切れ商品に対するポイントを付与することができるようになる。例えば、会計装置2は、表示灯を点灯させる、あるいは会計装置2を監視するアテンダント装置(不図示)に通知をするなどして店員を呼び出し、店員の操作により顧客Cに対して期限切れ商品に対するポイントを付与するようにすることができる。
なお、上記実施形態では、タブレット端末20は、賞味期限切れか否かを判断するための期限情報を、商品に付されたバーコードから読み取るものとしたがサーバ3から取得するようにしてもよい。言い換えると、期限情報はサーバ3で管理されていてもよい。例えば、商品個品を識別可能な識別コードに商品情報(商品名、価格等)と期限情報とを対応付けた情報をサーバ3に保存する。あるいは、上記識別コードに商品コードと期限情報とを対応付けた情報をサーバ3に保存する。そして、タブレット端末20は、スキャナ23等で読取った上記識別コードに対応する期限情報をサーバ3から取得し、当該識別コードで識別される商品が期限切れ商品か否か判断してもよい。
第1の実施形態によれば、店舗が賞味期限切れ商品を排除しきれず、顧客Cが当該賞味期限切れ商品を購入しようとした場合、タブレット端末20を店員が操作することで顧客Cにポイントを付与する。これにより、期限切れ商品を購入しようとした顧客Cが特典を得ることができ、顧客Cの不快感を抑制することができる。また、店員がタブレット端末20を操作する際に期限切れ商品を回収することができるので、店舗は、期限切れ商品が店舗外に持ち出されることを抑制することができる。
しかも、タブレット端末20は、店員コード(指示情報)を受付けた場合、不具合商品記憶部205に商品コードが登録されていることを条件として、特典処理を実行する。すなわち、タブレット端末20は、単に店員コードを受付ければ特典処理を実行するものではなく、不具合商品を購入しようとして当該不具合商品に付されたバーコードを読取ったことを条件として、特典処理を実行する。これにより、不正なポイント付与を防止することができる。例えば、不正に店員コード(指示情報)を取得した顧客Cによって、タブレット端末20に店員コードが入力されても、それだけでは顧客Cに特典を付与することはないため、不正なポイント付与を防止できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、外観に損傷があると認められる商品(以下、「損傷商品」ともいう)を不具合商品とした点で第1の実施形態と異なる。損傷商品とは、例えば、パッケージが破れた商品やパッケージが折れたりへこんだりした商品などである。また、商品登録装置は、第1の実施形態では不具合商品については商品登録を行わなかったが、第2の実施形態では顧客Cが外観の損傷を認めたうえで購入する場合、商品登録を行う。以下、第1の実施形態と同様の構成については、説明を省略する場合がある。以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。
図10は、第2の実施形態の商品登録装置のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM203は、商品情報記憶部206を備える。商品情報記憶部206には、スキャナ23によって商品コードが読取られた商品の商品情報等が記憶される。図11は、商品情報記憶部206のデータ構成を示す図である。商品情報記憶部206には、商品コード、商品名、価格、個数、および仮登録フラグを示す各情報が対応づけられて記憶されている。
商品コード、商品名、価格、および個数の項目に登録される各情報は、第1の実施形態と同様である。仮登録フラグは、対応する商品情報が仮登録状態であるか否かを示す情報である。仮登録フラグに「1」が登録されている商品情報は、仮登録状態であって、商品登録されていないとみなされて会計情報に含まれない。例えば、スキャナ23が商品コードを読取った商品の外観に損傷があると認められる場合、当該商品の商品情報は仮登録フラグを「1」として商品情報記憶部206に登録される。その後、顧客Cが上記商品を購入する旨の入力があった場合、仮登録フラグが「0」に書き換えられて商品登録がなされる。
メモリ部210には、商品マスタ214が記憶されている。商品マスタ214は、店舗で取り扱っている商品について、商品コードと商品情報とを対応づけたマスタファイルである。図12は、商品マスタ214のデータ構成を示す図である。商品マスタ214は、商品コード、商品名、価格、および特徴量を示す各情報が対応づけられている。
商品コード、商品名、および価格の項目に登録される各情報は商品情報記憶部206に登録される情報と同様である。特徴量の項目に登録される情報は、商品の外観の特徴量を示す照合用の情報である。
図10に戻って説明する。スキャナ23は、撮像部231を備える。スキャナ23は、撮像部231が撮像した画像から商品に付されたバーコード50の画像を抽出し、抽出したバーコード50をデコードしてバーコード50が示す商品コード等を読取る。また、スキャナ23は、撮像部231が撮像した画像から商品の特徴量を抽出して当該特徴量を示す情報を制御部200に出力する。スキャナ23が出力する商品の特徴量を示す情報は、商品の状態に関連する関連情報の一例である。なお、上記商品の特徴量の抽出は制御部200で行ってもよい。この場合、スキャナ23は撮像した画像情報を制御部200に出力し、スキャナ23が出力する画像情報が関連情報となる。制御部200は、撮像部231が撮像した商品画像の特徴量と商品マスタ214に登録された特徴量とを比較することで、当該商品が損傷商品か否か判断する。なお、撮像部231が撮像した商品画像の特徴量の抽出は、一般物体認識(generic object recognition)等の公知の画像認識技術を用いて実現される。
続いて、タブレット端末20の制御部200の機能構成について説明する。図13は、タブレット端末20の制御部200の主要な機能構成を示すブロック図である。制御部200は、CPU201がROM202やメモリ部210に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部2001、登録部2002、判定部2003、受付部2004、特典処理部2005、出力部2006、および類似度算出部2007として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアで構成してもよい。
入力部2001、登録部2002、判定部2003、受付部2004、特典処理部2005、および出力部2006の機能は、第1の実施形態と同様である。
類似度算出部2007は、商品マスタ214に登録された商品の照合用特徴量と、スキャナ23が抽出した商品の特徴量とを比較することで、撮像部231が撮像した商品の外観と当該商品の本来の外観との類似度を算出する。
判定部2003は、類似度算出部2007で算出された類似度が予め定められた設定値以下である場合、入力部2001に入力された商品コードで識別される商品が損傷商品であると判定する。なお、上記設定値は、商品ごとに任意に設定することができる。
第2の実施形態においては、タブレット端末20は、スキャナ23によって読み取られた商品コードで識別される商品が外観に損傷が認められる損傷商品であると、ディスプレイ21に情報を表示する。表示される情報は、例えば、顧客Cが購入しようとしている商品が損傷商品であることを通知するメッセージ、当該商品を購入するか否かの入力を促すメッセージおよび購入するか否かの選択ボタン、店員に損傷商品の存在を通知することでポイントが得られることを通知するメッセージ、などである。
第1の実施形態と同様に、顧客Cは、店員によってタブレット端末20に店員コードを入力してもらうことにより、ポイントを得ることができる。これにより、損傷商品を購入しようとした顧客Cが感じる不快感を抑制することができる。なお、タブレット端末20は、顧客Cが損傷商品を購入することを条件としてポイントを付与するようにしてもよい。
次に、タブレット端末20の制御部200の処理について説明する。図14は、タブレット端末20の制御部200による処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部200は、入力部2001に会員コードが入力されたか否か判断し(S21)、入力されないと(S21のN)、S21の処理に戻って待機する。会員コードが入力されると(S21のY)、制御部200は、入力部2001に商品コードが入力されたか否か判断し(S22)、入力されないと(S22のN)、S22の処理に戻って待機する。言い換えると、制御部200は、スキャナ23が商品に付されたバーコードから商品コードを読取ったか否か判断する。
入力部2001に商品コードが入力されると(S22のY)、類似度算出部2007は、スキャナ23から撮像部231が撮像した商品画像の特徴量を取得する(S23)。判定部2003は、入力部2001に入力された商品コードで識別される商品すなわち撮像部231で撮像された商品が、損傷商品であるか否かを判定する(S24)。判定部2003は、類似度算出部2007が算出した類似度に基づいて損傷商品であるか否かを判定する。
損傷商品であると(S24のY)、登録部2002は、当該損傷商品の商品情報を仮登録する(S25)。具体的には、登録部2002は、商品情報記憶部206に、仮登録フラグを「1」に設定した商品情報を登録する。このとき、第1の実施形態と同様にRAM203に不具合商品記憶部を設けて、入力部2001に入力された商品コードと不具合コードとを対応付けて当該不具合商品記憶部に記憶してもよい。この場合、不具合コードの項目には外観に損傷が見られる商品であることを示す情報として「2」が登録される。
続いて、制御部200は、スキャナ23が読取った商品コードで識別される商品が損傷商品である旨をディスプレイ21に表示する(S26)。併せて、制御部200は、当該商品を購入するか否かの入力を促すメッセージおよび購入するか否かの選択ボタン、店員に損傷商品の存在を通知することでポイントが得られることを通知するメッセージ等をディスプレイ21に表示する。
次いで、制御部200は、顧客Cによって損傷商品を購入する旨の入力がなされ受付部2004が損傷商品を購入する旨の情報を受付けたか否か判断する(S27)。制御部200は、S26の処理で表示した損傷商品を購入するか否かの選択ボタンに対する入力に基づいて判断する。
購入する旨の入力がなされると(S27のY)、登録部2002は、商品情報記憶部206に仮登録されていた商品情報を本登録する(S28)。具体的には、登録部2002は、顧客Cが購入するとした商品について商品情報記憶部206の仮登録フラグを「1」から「0」に書き換える。損傷商品を購入する旨の情報は、顧客Cに対して特典を付与するための特典処理を実行することを指示する指示情報の一例である。
次いで、特典処理部2005は、ポイント情報をサーバ3に出力する(S29)。特典処理部2005が出力するポイント情報は、会員コードおよび当該会員コードで識別される顧客Cに付与するポイントを含む情報である。制御部200は、入力部2001に会計指示が入力されたか否か判断し(S30)、入力されないと(S30のN)、S22の処理に戻る。
会計指示が入力されると(S30のY)、出力部2006は、会員コードおよび会計情報を会計装置2に出力する(S31)。次いで、登録部2002は、商品情報記憶部206に記憶されている商品情報をクリア(S32)する。そして、制御部200は処理を終える。
S24の処理において、入力部2001に入力された商品コードで識別される商品が損傷商品でない場合(S24のN)、制御部200は、S28の処理に移行して商品登録を行う。
また、S27の処理において、購入入力がなされない場合(S27のN)、制御部200は、受付部2004が店員コードを受付けたか否か判断し(S33)、受付けなければ(S33のN)、S30の処理に移行する。この場合、S31において、会計コードおよび会計情報に加えて、不具合商品に対するポイントを示す情報も会計装置2に出力される。不具合商品に対するポイントを示す情報としては、例えば、商品情報記憶部206において仮登録フラグの値が「1」となっている商品に関する、商品コードと仮登録フラグの値を対応付けた情報を用いることができる。また、第1の実施形態と同様に不具合商品記憶部を設けた場合は、不具合商品に対するポイントを示す情報として、当該不具合情報記憶部に記憶された情報を用いることができる。受付部2004が店員コードを受付けると(S33のY)、登録部2002は、商品情報記憶部206に仮登録された商品情報をクリアする(S34)。その後、制御部200は、S29の処理に移行する。
第2の実施形態によれば、顧客Cが損傷商品を購入しようとした場合、顧客Cにポイントを付与する。これにより、損傷商品を購入しようとした顧客Cが特典を得ることができ、顧客Cが感じる不快感を抑制することができる。
以上説明したとおり、上記実施形態の商品登録装置は、商品を識別する商品識別情報、および当該商品識別情報で識別される商品の状態に関連する関連情報が入力される入力部2001と、入力部2001に入力された商品識別情報に基づいて商品登録を行う登録部2002と、顧客Cに対して特典を付与するための特典処理を実行することを指示する指示情報を受付ける受付部2004と、入力部2001に入力された商品識別情報で識別される商品が前記関連情報に基づいて不具合商品と判定される場合、受付部2004が前記特典付与情報を受付けると、前記特典処理を実行する特典処理部2005と、を備える。
これにより、店舗が販売を意図していない期限切れ商品や損傷商品等の不具合商品を陳列してしまい、顧客Cが当該不具合商品を購入しようとした場合、顧客Cに特典を付与することができる。このため、実施形態の商品登録装置を採用した店舗は、不具合商品を購入しようとした顧客Cの店舗に対する不快感を抑制することができる。
また、上記実施形態の商品登録装置は、顧客Cの操作によって商品登録を行う商品登録装置であって、指示情報は、商品を販売する店舗の店員であることを示す店員識別情報である。
これにより、顧客によって操作される商品登録装置は、店員が関与することで特典処理を実行することになる。このため、例えば期限切れ商品等の不具合商品を店員が回収することが可能である。言い換えると、顧客によって操作される商品登録装置は、店員が関与して特典処理を実行することになるので、店員に不具合商品を回収する機会を与えることができる。したがって、店舗は、顧客Cが感じる不快感を抑制できるばかりでなく、回収が必要な不具合商品を確実に回収することができる。
また、商品登録装置が上記実施形態のように店舗内を移動する顧客Cによって操作されるものである場合、会計前の店舗内を移動しながらの買物中に顧客Cに対して特典を付与することができる。このため、不具合商品を購入しようとした顧客Cに対して迅速な対応が可能となるので、顧客Cの不快感をより抑制することができる。
さらに、上記実施形態の商品登録装置は、関連情報は商品の期限に関する情報であり、前記関連情報に基づいて、入力部2001に入力された商品識別情報で識別される商品が期限切れの不具合商品であるか否かを判定する判定部2003をさらに備える。
これにより、顧客Cが例えば賞味期限や消費期限などを過ぎた不具合商品を購入しようとした顧客Cが感じる不快感を抑制することができる。上記商品登録装置は、期限間近に値引販売を行う場合に特に有効である。店舗は期限経過後直ちに期限切れ商品全てを売り場から排除することが困難であるため、顧客Cが期限切れ商品を購入しようとする機会が多いからである。
また、上記実施形態の商品登録装置は、関連情報が商品の外観に関する情報であり、前記関連情報に基づいて、入力部2001に入力された商品識別情報で識別される商品が外観に損傷が認められる不具合商品であるか否かを判定する判定部2003をさらに備える。
これにより、顧客Cが商品の外観に損傷が認められる不具合商品を購入しようとした顧客Cが感じる不快感を抑制することができる。
さらに、上記実施形態の商品登録装置は、特典処理部2005が、商品の購入に利用可能なポイントを顧客毎に管理するサーバに、顧客Cを識別する顧客識別情報および当該顧客識別情報で識別される顧客Cに付与するポイントを示すポイント情報を出力する。
これにより、店舗は、顧客Cに対する特典としてポイントを付与することができる。店舗が顧客Cに付与する特典としては粗品の提供等でもよいが、商品登録装置の操作のみでポイントを付与できるようにしたので、店舗は容易に顧客Cに対して特典を付与することができる。
なお、上記実施形態において、商品登録装置であるタブレット端末20で実行される制御プログラムは、CD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上記実施形態のタブレット端末20で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良く、さらには、インターネット等のネットワーク経由で提供するように構成しても良い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、店舗内を移動する商品登録装置に自己位置を特定する手段を設け、当該商品登録装置が商品コードを読取った商品を不具合商品と判定したときに、自己位置を示す情報を店員が認識できる装置に出力するようにしてもよい。例えば、商品登録装置は、GPS(Global Positioning System)受信機や店舗内に複数設けられたビーコン発信機から出力される基準信号を受信する受信機を備えることによって自己位置を特定することができる。また、商品登録装置は、店内の表示機に接続されるサーバ3や店員が携帯する端末装置に自己位置を示す情報を出力することができる。これにより、店員は、不具合商品と判定した商品登録装置の位置を認識することができ、不具合商品を購入しようとした顧客Cに対して迅速な対応をとることができる。
20 タブレット端末(商品登録装置)
2001 入力部
2002 登録部
2003 判定部
2004 受付部
2005 特典処理部
特開2010-157048号公報

Claims (6)

  1. 商品を識別する商品識別情報、および当該商品識別情報で識別される商品の状態に関連する関連情報が入力される入力部と、
    前記入力部に入力された商品識別情報に基づいて商品登録を行う登録部と、
    顧客に対して特典を付与するための特典処理を実行することを指示する指示情報を受付ける受付部と、
    前記入力部に入力された商品識別情報で識別される商品が前記関連情報に基づいて不具合商品と判定される場合、前記受付部が前記指示情報を受付けると、前記特典処理を実行する特典処理部と、
    を備える商品登録装置。
  2. 前記顧客の操作によって商品登録を行う商品登録装置であって、
    前記指示情報は、前記商品を販売する店舗の店員であることを示す店員識別情報である、
    請求項1に記載の商品登録装置。
  3. 前記関連情報は、前記商品の期限に関する情報であり、
    前記関連情報に基づいて、前記入力部に入力された商品識別情報で識別される商品が期限切れの不具合商品であるか否かを判定する判定部をさらに備える、
    請求項1または請求項2に記載の商品登録装置。
  4. 前記関連情報は、前記商品の外観に関する情報であり、
    前記関連情報に基づいて、前記入力部に入力された商品識別情報で識別される商品が外観に損傷が認められる不具合商品であるか否かを判定する判定部をさらに備える、
    請求項1または請求項2に記載の商品登録装置。
  5. 前記特典処理部は、商品の購入に利用可能なポイントを顧客毎に管理するサーバに、顧客を識別する顧客識別情報および当該顧客識別情報で識別される顧客に付与するポイントを示すポイント情報を出力する、
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の商品登録装置。
  6. 顧客が購入する商品を商品登録する商品登録装置をコンピュータで制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    商品を識別する商品識別情報、および当該商品識別情報で識別される商品の状態に関連する関連情報が入力される入力部と、
    前記入力部に入力された商品識別情報に基づいて商品登録を行う登録部と、
    顧客に対して特典を付与するための特典処理を実行することを指示する指示情報を受付ける受付部と、
    前記入力部に入力された商品識別情報で識別される商品が前記関連情報に基づいて不具合商品と判定される場合、前記受付部が前記指示情報を受付けると、前記特典処理を実行する特典処理部と、
    して機能させるプログラム。
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