JP2022161204A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷媒の圧力損失を低減することが可能な熱交換器を提供する。【解決手段】熱交換器では、積層して配置される複数の第1アウタープレート62により冷媒流路及び流体流路が形成される。第1アウタープレート62には、冷媒流路81に冷媒を流入させる貫通孔626と、冷媒流路81を流れた冷媒を流出させる貫通孔632と、貫通孔632に隣り合うように配置される凹部633と、貫通孔632と凹部と633を連通させる連通路636と、冷媒流路81と連通路636とを仕切るリブ641と、が形成されている。【選択図】図5

Description

本開示は、熱交換器に関する。
従来、下記の特許文献1に記載の熱交換器がある。この熱交換器はプレート積層体と気液分離部とを有している。プレート積層体は、複数のプレート部材が積層されることにより構成されている。プレート積層体には、冷媒が流れる冷媒流路と、冷却水が流れる冷却水流路とがプレート積層方向に交互に配置されている。プレート積層方向におけるプレート積層体の一端面には冷媒の流入コネクタ及び流出コネクタが設けられている。プレート積層方向におけるプレート積層体の他端面には気液分離部が設けられている。
プレート積層体には凝縮部と過冷却部とが設けられている。凝縮部には、流入コネクタを介して気相冷媒が流入する。凝縮部では、気相冷媒と冷却水との間で熱交換が行われることにより、気相冷媒及び液相冷媒が混合した2相冷媒が生成される。凝縮部で生成される2相冷媒は気液分離部に流入することにより気相冷媒と液相冷媒とに分離される。凝縮部で分離された液相冷媒はプレート積層体の過冷却部に流入する。過冷却部では、液相冷媒と冷却水との間で熱交換が行われることにより液相冷媒が更に冷却される。過冷却部で過冷却された液相冷媒は流出コネクタを通じて外部に排出される。
プレート積層体は、上記のプレート部材として、凝縮部を構成する複数の第1プレート部材と、過冷却部を構成する複数の第2プレート部材とを有している。各第1プレート部材には、流入コネクタに流入した冷媒を第1プレート部材の内部に導くための流入部、第1プレート部材の内部を通過した冷媒を気液分離部に導くための流出部、並びに過冷却部を通過した冷媒を流出コネクタに導くための貫通孔形成部が設けられている。また、各第2プレート部材には、気液分離部から流出した冷媒を第2プレート部材の内部に導くための流入部、第2プレート部材の内部を通過した冷媒を流出コネクタに導くための流出部、並びに凝縮部を通過した冷媒を気液分離部に導くための貫通孔形成部が設けられている。
特開2021-14973号公報
特許文献1に記載されるような熱交換器では、各プレート部材において流入部から流出部に向かって最短の流路で冷媒が流れ易いため、各プレート部材の内部には、冷媒が流れ難い死水域が形成されるおそれがある。このような死水域がプレート部材の内部に形成されると、その他の領域では冷媒の流速が増加する。これは、冷媒の圧力損失を増加させる要因となるため、好ましくない。
本開示は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷媒の圧力損失を低減することが可能な熱交換器を提供することにある。
上記課題を解決する熱交換器は、積層して配置される複数のプレート部材(61~66,70)により冷媒流路及び流体流路が形成され、冷媒流路を流れる冷媒と、流体流路を流れる流体との間で熱交換が行われる熱交換器(10)である。プレート部材(62)には、冷媒流路の一端部に設けられて、冷媒流路に冷媒を流入させる流入部(626)と、冷媒流路の他端部に設けられて、冷媒流路を流れた冷媒を流出させる流出部(632)と、流入部及び流出部のいずれかに隣り合うように配置されて、冷媒流路に連通される凹部(633,637)と、流入部及び流出部のいずれかと凹部とを連通させる連通路(629,636)と、冷媒流路と連通路とを仕切る仕切り壁(640,641)と、が形成されている。
この構成によれば、流入部から冷媒流路に流れる冷媒の一部、あるいは冷媒流路から流出部に流れる冷媒の一部が凹部を流れるようになる。これにより、流入部から流出部に直線的に向かう冷媒の流れとは別の冷媒の流れを形成することができるため、上述した死水域が形成され難くなる。結果として、冷媒の圧力損失を低減することができる。
なお、上記手段、特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本開示の熱交換器によれば、冷媒の圧力損失を低減することができる。
図1は、第1実施形態の熱交換器の斜視構造を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態の熱交換器の正面構造を示す正面図である。 図3は、第1実施形態の熱交換器の分解構造を模式的に示す図である。 図4は、第1実施形態の熱交換器の分解構造を模式的に示す図である。 図5は、第1実施形態の第1アウタープレートの平面構造を示す平面図である。 図6は、第1実施形態の第2アウタープレートの平面構造を示す平面図である。 図7は、第1実施形態の第3アウタープレートの平面構造を示す平面図である。 図8は、参考例のアウタープレートの平面構造を示す平面図である。 図9は、第1実施形態の第1変形例の第1アウタープレートの平面構造を示す平面図である。 図10は、第1実施形態の第1変形例の第1アウタープレートの平面構造を示す平面図である。 図11は、第1実施形態の第1変形例の第1アウタープレートの平面構造を示す平面図である。 図12は、第2実施形態の第1アウタープレートの端部の拡大構造を示す拡大図である。 図13は、第2実施形態の連通路の幅と加圧の繰返し回数との関係を示すグラフである。 図14は、第2実施形態のリブの幅と加圧の繰り返し回数との関係を示すグラフである。
以下、熱交換器の一実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
はじめに、図1に示される第1実施形態の熱交換器10について説明する。この熱交換器10は、例えば車両の空調装置の冷凍サイクルにおいて凝縮器として用いられる。冷凍サイクルは、圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器により構成されている。熱交換器10には、圧縮機から吐出される高温及び高圧の気相冷媒が流入する。熱交換器10は、高温及び高圧の気相冷媒と冷却水との間で熱交換を行うことにより冷媒の熱を冷却水に放出して気相冷媒を凝縮させる。熱交換器10は、凝縮された液相冷媒を膨張弁に吐出する。本実施形態では、冷却水が流体に相当する。
図2に示されるように、熱交換器10は、コア部20と、冷媒流入コネクタ30と、冷媒流出コネクタ31と、冷却水流入コネクタ40と、冷却水流出コネクタ41と、レシーバコネクタ50と、気液分離部51とを備えている。
コア部20は、図中に矢印Zで示される方向に積層して配置される複数のプレートにより構成されている。以下では、矢印Zで示される方向を「プレート積層方向Z」と称する。コア部20は、凝縮部20Aと、過冷却部20Bとを備えている。凝縮部20Aは、コア部20において、圧縮機から吐出される気相冷媒と冷却水との間で熱交換を行うことにより気相冷媒を凝縮させる。過冷却部20Bは、コア部20において、気液分離部51から流出する液相冷媒と冷却水との間で熱交換を行うことにより液相冷媒を更に冷却する部分である。
気液分離部51は、プレート積層方向Zにおけるコア部20の一端面21に設けられている。気液分離部51は、レシーバコネクタ50を介してコア部20に連結されている。気液分離部51は、凝縮部20Aから流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するとともに、分離された液相冷媒を過冷却部20Bに流す。
各コネクタ30、31、40、41は、プレート積層方向Zにおけるコア部20の他端面22に設けられている。冷媒流入コネクタ30には入口側冷媒配管が接続される。圧縮機から吐出される気相冷媒は入口側冷媒配管及び冷媒流入コネクタ30を通じて凝縮部20Aに流入する。冷媒流出コネクタ31には出口側冷媒配管が接続される。過冷却部20Bにより過冷却された液相冷媒は冷媒流出コネクタ31及び出口側冷媒配管を通じて膨張弁に吐出される。冷却水流入コネクタ40には入口側冷却水配管が接続される。冷却水は入口側冷却水配管及び冷却水流入コネクタ40を通じてコア部20に流入する。冷却水流出コネクタ41には出口側冷却水配管が接続される。コア部20において冷媒と熱交換を行った冷却水は冷却水流出コネクタ41及び出口側冷却水配管を通じて外部に排出される。
次に、コア部20の構造について詳しく説明する。
図3に示されるように、コア部20は、凝縮部20Aを構成する部分として、プレート積層方向Zに積層して配置されるトッププレート60、トップアウタープレート61、複数の第1アウタープレート62、第1仕切りアウタープレート63、及び複数の第2アウタープレート64と、各アウタープレート61~64の間に配置されるインナープレート70とを備えている。また、コア部20は、過冷却部20Bを構成する部分として、プレート積層方向Zに積層して配置される第2仕切りアウタープレート65、複数の第3アウタープレート66、ボトムプレート67、及びブラケット68と、各アウタープレート65,66の間に配置されるインナープレート70とを備えている。本実施形態では、これらのプレート61~66,70がプレート部材に相当する。
各アウタープレート61~66の間に形成される隙間はインナープレート70によりプレート積層方向Zにおいて2つの独立した空間80,81に仕切られている。一方の空間80は、冷却水が流れる冷却水流路を構成している。他方の空間81は、冷媒が流れる冷媒流路81を構成している。以下では、空間80,81を「冷却水流路80」及び「冷媒流路81」とそれぞれ称する。冷却水流路80には、冷却水に対する伝熱面積を増加させるための冷却水フィン110が配置されている。冷媒流路81には、冷媒に対する伝熱面積を増加させるための冷媒フィン111が配置されている。本実施形態では冷却水流路80が流体流路に相当する。
コア部20には、その内部に冷媒を流通させるための冷媒タンク孔91~95が形成されている。
具体的には、トッププレート60、トップアウタープレート61、及び複数の第1アウタープレート62のそれぞれの左端部、並びにそれらのアウタープレート61,62の間に配置される複数のインナープレート70のそれぞれの左端部には、それらをプレート積層方向Zに貫通するように第1冷媒タンク孔91が形成されている。第1冷媒タンク孔91の上端部は冷媒流入コネクタ30に連通されている。
複数の第1アウタープレート62、第1仕切りアウタープレート63、及び複数の第2アウタープレート64のそれぞれの右端部、並びにそれらのアウタープレート62~64の間に配置される複数のインナープレート70のそれぞれの右端部には、それらをプレート積層方向Zに貫通するように第2冷媒タンク孔92が形成されている。
複数の第2アウタープレート64、第2仕切りアウタープレート65、複数の第3アウタープレート66、ボトムプレート67、及びブラケット68のそれぞれの左端部、並びにそれらのアウタープレート64~66の間に配置される複数のインナープレート70の左端部には、それらをプレート積層方向Zに貫通するように第3冷媒タンク孔93が形成されている。第3冷媒タンク孔93の下端部はレシーバコネクタ50を介して気液分離部51に連通されている。
複数の第3アウタープレート66、ボトムプレート67、及びブラケット68のそれぞれの左端部、並びに複数の第3アウタープレート66の間に配置される複数のインナープレート70の左端部には、それらをプレート積層方向Zに貫通する第4冷媒タンク孔94が形成されている。第4冷媒タンク孔94の下端部はレシーバコネクタ50を介して気液分離部51に連通されている。
トッププレート60、及び複数のアウタープレート61~66のそれぞれの右端部、並びにそれらのアウタープレート61~66の間に配置される複数のインナープレート70の右端部には、それらをプレート積層方向Zに貫通する第5冷媒タンク孔95が形成されている。
また、図4に示されるように、コア部20には、その内部に冷却水を流通させるための冷却水タンク孔101,102が更に形成されている。
具体的には、トッププレート60、複数のアウタープレート61~66のそれぞれの右端部、並びにそれらのアウタープレート61~66の間に配置されるインナープレート70の右端部には、それらをプレート積層方向Zに貫通する第1冷却水タンク孔101が形成されている。
トッププレート60、及び複数のアウタープレート61~66のそれぞれの左端部、並びにそれらのアウタープレート61~66の間に配置されるインナープレート70の左端部には、それらをプレート積層方向Zに貫通する第2冷却水タンク孔102が形成されている。
この熱交換器10では、図4に示されるように、冷却水流入コネクタ40に接続される入口側冷却水配管から第1冷却水タンク孔101に流入した冷却水が、各アウタープレート61~66の間に形成される複数の冷却水流路80の右端部に分配されて、各冷却水流路80を右端部から左端部に向かって流れる。各冷却水流路80の左端部まで流れた冷却水は第2冷却水タンク孔102において集められた後、冷却水流出コネクタ41に接続される出口側冷却水配管から排出される。
一方、この熱交換器10では、図3に示されるように、冷媒流入コネクタ30に接続される入口側冷媒配管から第1冷媒タンク孔91に流入した気相冷媒が、トップアウタープレート61、複数の第1アウタープレート62、及び第1仕切りアウタープレート63の間に形成される冷媒流路81の左端部に分配されて、当該冷媒流路81を左端部から右端部に向かって流れる。このとき、この冷媒流路81を流れる気相冷媒は、当該冷媒流路81に隣接して配置される冷却水流路80を流れる冷却水と熱交換を行うことにより凝縮される。冷媒流路81の右端部まで流れた冷媒は第2冷媒タンク孔92の上部に集められた後、第2冷媒タンク孔92の下部に向かって流れる。
第2冷媒タンク孔92の下部に向かって流れた冷媒は、第1仕切りアウタープレート63、複数の第2アウタープレート64、及び第2仕切りアウタープレート65の間に形成される冷媒流路81の右端部に分配されて、当該冷媒流路81を右端部から左端部に向かって流れる。このとき、この冷媒流路81を流れる気相冷媒は、当該冷媒流路81に隣接して配置される冷却水流路80を流れる冷却水と熱交換を行うことにより更に凝縮される。この冷媒流路81の左端部まで流れた冷媒は第3冷媒タンク孔93の上部に集められる。冷媒が凝縮されることにより、第3冷媒タンク孔93には、気相及び液相が混合した2相冷媒が集められる。第3冷媒タンク孔93に集められた2相冷媒はレシーバコネクタ50を介して気液分離部51に流入する。
気液分離部51は、第3冷媒タンク孔93からレシーバコネクタ50を介して流入する2相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する。気液分離部51により分離された液相冷媒はレシーバコネクタ50を介して第4冷媒タンク孔94の下部に流入する。
第4冷媒タンク孔94の下部に流入した液相冷媒は、第2仕切りアウタープレート65、及び複数の第3アウタープレート66の間に形成される冷媒流路81の左端部に分配されて、当該冷媒流路81を左端部から右端部に向かって流れる。このとき、この冷媒流路81を流れる液相冷媒は、当該冷媒流路81に隣接して配置される冷却水流路80を流れる冷却水と熱交換を行うことにより更に冷却される。この冷媒流路81を右端部まで流れた液相冷媒は第5冷媒タンク孔95の下部に集められた後、第5冷媒タンク孔95の上部から、冷媒流出コネクタ31に接続される出口側冷却水配管を通じて膨張弁に導かれる。
このように、熱交換器10では、コア部20におけるトップアウタープレート61から第2仕切りアウタープレート65までの領域により凝縮部20Aが構成され、コア部20における第2仕切りアウタープレート65から第3アウタープレート66までの領域により過冷却部20Bが構成されている。
次に、本実施形態の第1アウタープレート62、第2アウタープレート64、及び第3アウタープレート66のそれぞれの構造について詳しく説明する。
まず、図5を参照して、第1アウタープレート62の構造について説明する。図5に示されるように、第1アウタープレート62は、板状の部材からなり、底部620と、外壁部621と、左内壁部622と、右内壁部623とを有しており、全体としてカップ状に形成されている。
具体的には、プレート積層方向Zに直交する底部620の断面形状は矩形状に形成されている。図5では、底部620の長手方向が矢印Xで示され、底部620の短手方向が矢印Yで示されている。
左内壁部622及び右内壁部623は、長手方向Xにおける底部620の両端部にそれぞれ設けられている。各内壁部622,623は、底部620よりもプレート積層方向Zに突出するように形成されている。各内壁部622,623の上面にはインナープレート70の底面がろう付けにより接合される。
外壁部621は、底部620及び内壁部622,623のそれぞれの外周に全周に亘って設けられており、それらの外周からプレート積層方向Zに突出するように形成されている。外壁部621の内周面にはインナープレート70の外周面がろう付けにより接合される。
コア部20では、第1アウタープレート62の底部620の上面、内壁部622,623のそれぞれの内面、外壁部621の内面、及びインナープレート70の底面により囲まれる空間が冷媒流路81を形成している。冷媒流路81には、図3に示される冷媒フィン111が配置される。
図5に示されるように、短手方向Yにおける左内壁部622の一端部には、それを板厚方向に貫通するように貫通孔624が形成されている。この貫通孔624は第2冷却水タンク孔102を形成している。
短手方向Yにおける左内壁部622の他端部には凹部625が形成されている。凹部625は冷媒流路81に連通するように形成されている。凹部625には、その底面を板厚方向に貫通するように貫通孔626が形成されている。よって、貫通孔626は、短手方向Yにおいて外壁部621に隣接して配置されている。貫通孔626は第1冷媒タンク孔91を構成している。したがって、第1冷媒タンク孔91は凹部625を通じて冷媒流路81に連通されている。第1アウタープレート62では貫通孔626が流入部に相当する。
短手方向Yにおける貫通孔624及び凹部625の間には凹部637が更に形成されている。凹部637は、短手方向Yにおいて外壁部621から、流入部である貫通孔626を挟んで反対側に配置されている。凹部637は冷媒流路81に連通するように形成されている。凹部637には、その底面を貫通するように貫通孔627が形成されるとともに、貫通孔627の外周を囲うように遮蔽壁628が形成されている。遮蔽壁628は、貫通孔627と冷媒流路81とが連通しないように設けられている。なお、第1アウタープレート62では貫通孔627が冷媒の流路として機能していない。
左内壁部622には、凹部625及び凹部637を連通させる連通路629が更に形成されている。左内壁部622における連通路629と冷媒流路81との間に形成される部分は、それらを仕切るリブ640として機能している。第1アウタープレート62ではリブ640が仕切り壁に相当する。
短手方向Yにおける右内壁部623の一端部には、それを板厚方向に貫通するように貫通孔630が形成されている。貫通孔630は第1アウタープレート62において貫通孔624の対角に位置している。この貫通孔630は第1冷却水タンク孔101を形成している。
短手方向Yにおける右内壁部623の他端部には凹部631が形成されている。凹部631は第1アウタープレート62において凹部625の対角に位置している。凹部631は冷媒流路81に連通するように形成されている。凹部631には、その底面を貫通するように貫通孔632が形成されている。よって、貫通孔632は、短手方向Yにおいて外壁部621に隣接して配置されている。貫通孔632は第2冷媒タンク孔92を構成している。したがって、第2冷媒タンク孔92は凹部631を通じて冷媒流路81に連通されている。第1アウタープレート62では貫通孔632が流出部に相当する。このように、第1アウタープレート62では、流入部である貫通孔626と、流出部である貫通孔632とが長手方向Xの両端部にそれぞれ配置されている。また、流入部である貫通孔626と、流出部である貫通孔632とが、第1アウタープレート62の対角に配置されている。
短手方向Yにおける貫通孔630及び凹部631の間には凹部633が更に形成されている。凹部633は、短手方向Yにおいて外壁部621から、流出部である貫通孔632を挟んで反対側に配置されている。凹部633は冷媒流路81に連通するように形成されている。凹部633には、その底面を貫通するように貫通孔634が形成されるとともに、貫通孔634の外周を囲うように遮蔽壁635が形成されている。遮蔽壁635は、貫通孔634と凹部633とが連通しないように、換言すれば貫通孔634と冷媒流路81とが連通しないように設けられている。貫通孔634は第5冷媒タンク孔95を形成している。第1アウタープレート62では、貫通孔634が、冷媒を冷媒流路81に流さずに第1アウタープレート62を通過させる通過流路部に相当する。
右内壁部623には、凹部631及び凹部633を連通させる連通路636が更に形成されている。右内壁部623における連通路636と冷媒流路81との間に形成される部分は、それらを仕切るリブ641として機能している。第1アウタープレート62ではリブ641が仕切り壁に相当する。
この第1アウタープレート62では、第1冷媒タンク孔91から凹部625に流入した冷媒が、矢印W11で示されるようにそのまま冷媒流路81の左端部に流入するか、あるいは矢印W12で示されるように連通路629から凹部637を通じて冷媒流路81の左端部に流入する。一方、冷媒流路81を左端部から右端部まで流れた冷媒は、矢印W21で示されるように凹部631を通じて第2冷媒タンク孔92に流入するか、あるいは矢印W22で示されるように凹部633から連通路636及び凹部631を通じて第2冷媒タンク孔92に流入する。
次に、図6を参照して、第2アウタープレート64の構造について説明する。図6に示されるように、第2アウタープレート64は、第1アウタープレート62と類似の構造を有している。そのため、第2アウタープレート64において第1アウタープレート62と同一の構成要素に関しては同一の符号を付すことにより重複する説明を可能な限り省略する。
図6に示されるように、第2アウタープレート64は、貫通孔626が形成されていない点で第1アウタープレート62と異なる。また、第2アウタープレート64では、遮蔽壁628が形成されていないため、貫通孔627は凹部637を通じて冷媒流路81に連通されている。第2アウタープレート64の貫通孔627は第3冷媒タンク孔93を形成している。第2アウタープレート64では貫通孔627が流出部に相当する。また、貫通孔632が流入部に相当する。さらに、貫通孔634が、冷媒を冷媒流路81に流さずに第2アウタープレート64を通過させる通過流路部に相当する。
この第2アウタープレート64では、第2冷媒タンク孔92から凹部631に流入した冷媒が、矢印W13に示されるようにそのまま冷媒流路81の右端部に流入するか、あるいは矢印W14に示されるように連通路636から凹部633を通じて冷媒流路81の右端部に流入する。一方、冷媒流路81を右端部から左端部まで流れた冷媒は、矢印W23で示されるように凹部637を通じて第3冷媒タンク孔93に流入するか、あるいは矢印W24に示されるように凹部625から連通路629及び凹部637を通じて第3冷媒タンク孔93に流入する。
次に、図7を参照して、第3アウタープレート66の構造について説明する。図7に示されるように、第3アウタープレート66は、第2アウタープレート64を180度だけ回転させた構造を有するものであり、第2アウタープレート64と同様に第1アウタープレート62と類似の構造を有している。そのため、第3アウタープレート66において第1アウタープレート62と同一の構成要素に関しては同一の符号を付すことにより重複する説明を可能な限り省略する。
図7に示されるように、第3アウタープレート66では、貫通孔632が形成されていない点で第1アウタープレート62と異なる。また、第3アウタープレート66では、遮蔽壁635が形成されていないため、貫通孔634は凹部633を通じて冷媒流路81に連通されている。また、第3アウタープレート66では、貫通孔626が第4冷媒タンク孔94を形成するとともに、貫通孔627が第3冷媒タンク孔93を形成している。第3冷媒タンク孔93は遮蔽壁628により冷媒流路81に連通されていない。第3アウタープレート66では、貫通孔626が流入部に相当し、貫通孔634が流出部に相当する。また、貫通孔627が、冷媒を冷媒流路81に流さずに第3アウタープレート66を通過させる通過流路部に相当する。
この第3アウタープレート66では、第4冷媒タンク孔94から凹部637に流入した冷媒が、矢印W15で示されるようにそのまま冷媒流路81の左端部に流入するか、あるいは矢印W16で示されるように連通路629から凹部637を通じて冷媒流路81の左端部に流入する。一方、冷媒流路81を左端部から右端部まで流れた冷媒は、矢印W25で示されるように凹部631を通じて第5冷媒タンク孔95に流入するか、あるいは矢印W27で示されるように凹部633から連通路636及び凹部631を通じて第5冷媒タンク孔95に流入する。
以上説明した本実施形態の熱交換器10によれば、以下の(1)及び(2)に示される作用及び効果を得ることができる。なお、第1アウタープレート62、第2アウタープレート64、及び第3アウタープレート66により得られる作用及び効果は同一又は類似であるため、以下では、第1アウタープレート62の作用及び効果について代表して説明する。
(1)仮に図8に示されるように、第1アウタープレート62に凹部633,637及び連通路629,636が形成されていない場合、冷媒流路81には、例えば矢印W31に示されるような凹部625から凹部631に向かう冷媒の流れや、矢印W32に示されるような凹部625から外壁部621に沿って長手方向Xに流れた後に右内壁部623に沿う冷媒の流れが形成される。そのため、図8に二点鎖線で示される領域A10には、冷媒の流れが形成され難い、いわゆる死水域が形成され易い。この点、図5に示される本実施形態の第1アウタープレート62では、矢印W12で示されるように第1冷媒タンク孔91から連通路629及び凹部637を通じて冷媒流路81に流入する冷媒の流れが形成されるため、矢印W33で示されるような別の冷媒の流れを新たに形成することができる。結果的に、死水域が形成され易い領域が図5に二点鎖線で示される領域A11となり、その領域を狭くすることができる。よって、冷媒の圧力損失を低減することができる。また、死水域が狭くなることにより、冷媒フィン111を流れる冷媒の流量が増加することになるため、熱交換器10の熱交換性能を向上させることもできる。
(2)図8に示されるように、第1アウタープレート62に連通路629,636が形成されていない場合、凹部625,631が環状の形状を有することとなる。この場合、凹部631の内部では、流入する冷媒が貫通孔632に向かって渦状に流れ易くなるため、冷媒に渦損失が生じるおそれがある。これも冷媒の圧力損失を増加させる。この点、図5に示されるように、第1アウタープレート62では、凹部631が連通路636を通じて凹部633に連通されているため、凹部631の内部では冷媒が渦状に流れ難くなる。これにより、冷媒に渦損失が発生し難くなるため、冷媒の圧力損失を低減することができる。
(第1変形例)
次に、第1実施形態の熱交換器10の第1変形例について説明する。
第1アウタープレート62の左内壁部622に形成される貫通孔624,626,627のそれぞれの位置、及び右内壁部623に形成される貫通孔630,632,634のそれぞれの位置は適宜変更可能である。
例えば図9に示されるように、左内壁部622の貫通孔624と右内壁部623の貫通孔630とが長手方向Xにおいて対向するように配置され、且つ左内壁部622の貫通孔626と右内壁部623の貫通孔632とが長手方向Xにおいて対向するように配置されていてもよい。
また、図10に示されるように、左内壁部622の貫通孔624と右内壁部623の貫通孔630とが長手方向Xにおいて対向するように配置され、左内壁部622の貫通孔626と右内壁部623の貫通孔632とが長手方向Xにおいて対向するように配置され、さらに左内壁部622の貫通孔627と右内壁部623の貫通孔634とが長手方向Xにおいて対向するように配置されていてもよい。なお、図10に示されるように、左内壁部622には、貫通孔626から貫通孔624の外周部分を通過して冷媒流路81に貫通するように連通路638が更に形成されていてもよい。同様に、右内壁部623には、貫通孔632から貫通孔630の外周部分を通過して冷媒流路81に貫通するように連通路639が更に形成されていてもよい。
さらに、図11に示されるように、左内壁部622における短手方向Yの両端部に貫通孔626,627がそれぞれ配置され、且つ貫通孔626,627の間に貫通孔624が配置されていてもよい。同様に、右内壁部623における短手方向Yの両端部に貫通孔632,634がそれぞれ配置され、且つ貫通孔632,634の間に貫通孔630が配置されていてもよい。
<第2実施形態>
次に、熱交換器10の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態の熱交換器10との相違点を中心に説明する。
図12に示されるように、第1アウタープレート62の右内壁部623に連通路636を形成すると、右内壁部623における連通路636と冷媒流路81との間にリブ641が形成されることになる。したがって、インナープレート70の底面はリブ641において第1アウタープレート62に部分的に接合されることになるため、その構造上、リブ641とインナープレート70との接合部分で強度が弱くなり易い。これを考慮して、発明者らは、連通路636の幅Ha及びリブ641の幅Hbを変化させた際の加圧の繰り返し回数を実験的に求めた。なお、加圧の繰り返し回数とは、コア部20に対して加圧を繰り返し行ったときにリブ641の周辺に最初に損傷が発生したときの回数である。
図13は、発明者らの実験により得られた連通路636の幅Haと加圧の繰り返し回数との関係を示すグラフである。また、図14は、発明者らの実験により得られたリブ641の幅Hbと加圧の繰り返し回数との関係を示すグラフである。
図13に示されるように、連通路636の幅Haが2.8[mm]であるとき、加圧の繰り返し回数は所定回数Naであった。また、連通路の幅Haが2.8[mm]以下に設定されていれば、加圧の繰り返し回数が所定回数Na以上となることが実験により確認できている。
また、図14に示されるように、リブ641の幅Hbが5.0[mm]以上であるとき、加圧の繰り返し回数は所定回数Nbであった。また、リブ641の幅Hbが5.0[mm]以上であれば、加圧の繰り返し回数が所定回数Nbを維持できることが実験により確認できている。
以上説明した本実施形態の熱交換器10によれば、以下の(3)及び(4)に示される作用及び効果を更に得ることができる。
(3)連通路636の幅Hbは2.8[mm]以下に設定されている。また、リブ641の幅Hbが5[mm]以上に設定されている。この構成によれば、コア部20の耐圧強度を確保することができる。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・熱交換器10における冷媒の流れる流路、及び冷却水の流れる流路は適宜変更可能である。
・本開示は上記の具体例に限定されるものではない。上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10:熱交換器
61:トップアウタープレート(プレート部材)
62:第1アウタープレート(プレート部材)
63:第1仕切りアウタープレート(プレート部材)
64:第2アウタープレート(プレート部材)
65:第2仕切りアウタープレート(プレート部材)
66:第3アウタープレート(プレート部材)
70:インナープレート(プレート部材)
626:貫通孔(流入部)
629,636:連通路
632:貫通孔(流出部)
633,637:凹部
634:貫通孔(通過流路部)
640,641:リブ(仕切り壁)

Claims (7)

  1. 積層して配置される複数のプレート部材(61~66,70)により冷媒流路及び流体流路が形成され、前記冷媒流路を流れる冷媒と、前記流体流路を流れる流体との間で熱交換が行われる熱交換器(10)であって、
    前記プレート部材(62)には、
    前記冷媒流路の一端部に設けられて、前記冷媒流路に冷媒を流入させる流入部(626)と、
    前記冷媒流路の他端部に設けられて、前記冷媒流路を流れた冷媒を流出させる流出部(632)と、
    前記流入部及び前記流出部のいずれかに隣り合うように配置されて、前記冷媒流路に連通される凹部(633,637)と、
    前記流入部及び前記流出部のいずれかと前記凹部とを連通させる連通路(629,636)と、
    前記冷媒流路と前記連通路とを仕切る仕切り壁(640,641)と、が形成されている
    熱交換器。
  2. 前記プレート部材には、
    前記凹部に設けられ、冷媒を前記冷媒流路に流さずに当該プレート部材を通過させる通過流路部(634)が更に形成されている
    請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記プレート部材の積層方向に直交する前記プレート部材の断面形状は矩形状に形成されており、
    前記流入部及び前記流出部は、前記プレート部材の長手方向の両端部にそれぞれ形成され、
    前記流入部は、前記プレート部材の短手方向において前記プレート部材の外壁部に隣接して形成され、
    前記凹部(637)は、前記プレート部材の短手方向において前記プレート部材の前記外壁部から前記流入部を挟んで反対側に配置されている
    請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 前記プレート部材の積層方向に直交する前記プレート部材の断面形状は矩形状に形成されており、
    前記流入部及び前記流出部は、前記プレート部材の長手方向の両端部にそれぞれ形成され、
    前記流出部は、前記プレート部材の短手方向において前記プレート部材の外壁部に隣接して形成され、
    前記凹部(633)は、前記プレート部材の短手方向において前記プレート部材の前記外壁部から前記流出部を挟んで反対側に配置されている
    請求項1又は2に記載の熱交換器。
  5. 前記流入部及び前記流出部は、前記プレート部材の対角に配置されている
    請求項3又は4に記載の熱交換器。
  6. 前記連通路の幅は、2.8[mm]以下に設定されている
    請求項1~5のいずれか一項に記載の熱交換器。
  7. 前記冷媒流路から前記連通路までの前記仕切り壁の幅は、5.0[mm]以上に設定されている
    請求項1~6のいずれか一項に記載の熱交換器。
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