本発明の好ましい実施例について具体的に説明し、その例は添付された図面に示す。添付された図面を参照した下記の詳細な説明は、本発明の実施例により具現され得る実施例のみを示すよりは本発明の好ましい実施例を説明するためのものである。下記の詳細な説明は本発明に対する徹底した理解を提供するために細部事項を含むが、本発明はこのような細部事項をすべて必要とするものではない。本発明は以下で説明される実施例がそれぞれ別途に使われなければならないものではない。複数の実施例またはすべての実施例が共に使われ得、特定の実施例は組み合わせで使われてもよい。
本発明で使われる多くの用語は該当分野で広く使われる一般的なものから選択されるが、一部の用語は出願人によって任意に選択され、その意味は必要に応じて下記で詳細に説明する。したがって、本発明は用語の単純な名称や意味ではなく用語の意図された意味に基づいて理解されるべきである。
本明細書はライティング効果(lighting effect)を演出(producing)するシステムに関する。演出システムは室内/野外/仮想の公演会場/コンサートホールなどで特定形状または色の視覚効果(visual effect)を提供することができる。視覚効果は複数のワイヤレスライティングデバイスのライティングを制御することによって具現され得る。
特に、本明細書はライティング演出システムに含まれたライティング制御デバイス/システムがライティングシステムを制御する方法に関する。また、本発明はライティングシステムのワイヤレスライティングデバイスがライティング制御システムの無線伝送された命令にしたがって動作する方法に関する。ライティング制御システムは無線または有線で命令を伝送してライティングシステムのライティング効果を提供する。ライティングシステムは複数のワイヤレスライティングデバイスを含む。
本発明でライティングシステムの制御方法が説明される。本明細書でライティングシステムは複数のワイヤレスライティングデバイスを含む。それぞれのワイヤレスライティングデバイスは任意の通信プロトコルを使って無線/有線通信が可能である。ライティングシステムは演出の対象となる複数のワイヤレスライティングデバイスを含む。
以下でライティング制御システムはマスターシステムと呼ばれ得る。ライティング制御システムおよび/またはマスターシステムはライティング制御デバイスおよび/またはマスター制御デバイスに該当するか、含まれ得る。ライティングシステムはスレーブシステムと呼ばれ得、ワイヤレスライティングデバイスはスレーブデバイスと呼ばれ得る。本発明のライティング制御システム/デバイスはライティングシステムを制御することによって演出効果を発生させる。ライティング制御システムは座標マッピングシステムを含むことができる。
ワイヤレスライティングデバイスは、LCD、LEDなどのライティング素子/装置を含むか、ライティング素子/装置が連結され、無線通信が可能な任意の電子デバイスを指し示す。実施例として、携帯電話、無線応援棒、ライティングスティック(stick)、ライティングバーなどがこれに該当し得る。本明細書でワイヤレスライティングデバイスはライティングデバイス、受信デバイス、またはスレーブデバイスと呼ばれ得る。ワイヤレスライティングデバイスはBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、LTE(Long Term Evolution)、NR(New Radio)のような多様な通信プロトコルに基づいて無線通信を遂行することができる。
図1は、本発明の実施例に係るライティング効果を演出する演出システムを示す。
本明細書で、演出システム1000はマスターシステム1100およびスレーブシステム1200を含む。
マスターシステム1100は複数のワイヤレスライティングデバイスを制御するライティング制御デバイスに該当するか含まれ得る。
マスターシステム1100は通信ユニット1110、制御ユニット1120、マッピングユニット1130、データ生成ユニット1140、情報ユニット1150または保存ユニット1160のうち、少なくとも一つの論理的ユニットを含む。マスターシステム1100に含まれた下位ユニットについての説明は後述する。
スレーブシステム1200は複数のスレーブデバイス1210-1~1210-nを含む。スレーブデバイス1210は前述したワイヤレスライティングデバイスに該当するかワイヤレスライティングデバイスに含まれ得る。
マスターシステム1100は無線通信を通じてスレーブシステム1200を制御することができる。多様な無線通信プロトコルが無線通信に使われ得る。
図2は、本発明の実施例に係る演出システムに含まれるマスターシステムを示す。
図2のマスターシステム2000は図1のマスターシステム1100に該当し得る。マスターシステム2000は通信ユニット2010、制御ユニット2020、マッピングユニット2030、データ生成ユニット2040、情報ユニット2050、または保存ユニット2060のうち少なくとも一つを含むことができる。
通信ユニット2010は外部デバイスまたはスレーブデバイスと通信を遂行する。制御ユニット2020は演算命令によってマスターシステムまたは他のシステムを制御する。マッピングユニット2030は特定の位置の座標情報を含むデータベースをスレーブシステムに伝達することができる。データ生成ユニット2040はスレーブシステムを制御するための特定命令または特定命令を含むパケットを生成することができる。情報ユニット2050は特定の位置の座標情報を含むデータベースおよび制御のための情報を処理することができる。保存ユニット2060は特定の位置の座標情報を含むデータベースおよび制御のための情報を保存することができる。
マスターシステム2000の動作については以下で詳述する。
図3は、本発明の実施例に係る演出システムに含まれるスレーブデバイスを示す。
図3のスレーブデバイス3000は図1のスレーブデバイス1210に該当し得る。スレーブデバイス3000はワイヤレスライティングデバイスに該当し得る。スレーブデバイス3000は通信ユニット3010、反応ユニット3020、制御ユニット3030、マッピングユニット3040、データ解釈(以下、「解釈」は「解析」ともいう)ユニット3050、情報ユニット3060、または保存ユニット3070のうち少なくとも一つを含むことができる。
通信ユニット3010は外部デバイスまたはマスターデバイスと通信を遂行する。反応ユニット3020はライティング、音響、振動のような反応/リアクション(reaction)/フィードバック(feedback)を提供する。制御ユニット3030は演算命令によってスレーブデバイスまたは他のシステムを制御する。マッピングユニット3040は特定の位置の座標情報を含むデータベースをスレーブシステムまたはマスターシステムに伝達することができる。データ解釈ユニット3050はスレーブシステムを制御するための命令またはパケットを解釈/パーシング(parsing)することができる。情報ユニット3060は特定の位置の座標情報を含むデータベースおよび制御のための情報を処理することができる。保存ユニット3070は特定の位置の座標情報を含むデータベースおよび制御のための情報を保存することができる。
スレーブデバイス3000の動作については以下で詳述する。
本発明で、ライティング演出システムの動作は座標系の使用を前提とする。多様な形状(shape)のライティング効果を生成するために、観客が携帯するワイヤレスライティングデバイスを座標系でマッピング(mapping)し、該当座標系に基づいてライティング効果が演出/制御され得る。
図4は、本発明の実施例に係る座標系を示す。
図4で各ワイヤレスライティングデバイスまたはワイヤレスライティングデバイスの位置が3次元座標値にマッピングされる四角状の座標系を示す。ライティングデバイスまたは観客の座席が1番から400番までナンバリングされる。ただし、座標系のナンバリング、総数、形状は実施例として、多様な形態の座標系が使われ得る。図4はz=1である3次元座標系に含まれる一つの2次元座標系を示すものとみなしてもよい。
ワイヤレスライティングデバイスおよび/またはワイヤレスライティングデバイスの位置は座標系の座標値でマッピングされる。実施例として、ワイヤレスライティングデバイスの位置は座席の位置に基づいてマッピングされてもよい。図4のように、ワイヤレスライティングデバイスが位置する座席番号がそれぞれ座標値でマッピングされ得る。図4で座席番号344位置は(4、5、1)の座標値でマッピングされる。そして、該当座席番号の観客が保有するワイヤレスライティングデバイスも(4、5、1)の座標値でマッピングされる。
ワイヤレスライティングデバイスが座標値でマッピングされる動作は多様な方法によって遂行され得る。一実施例として、ワイヤレスライティングデバイスに座標値が既設定されてもよい。他の一実施例として、ワイヤレスライティングデバイスに座標値がインプットされ、該当座標値がワイヤレスライティングデバイスのメモリに保存され得る。例えば、特定のワイヤレスライティングデバイスを保有した観客の座席番号に該当する座標値を、制御システムがワイヤレスライティングデバイスに書き込むことができる。座標マッピングは別途のマッピングシステムによって遂行され、マッピングされた座標系および座標マッピング情報がライティング制御システムに伝達されてもよい。
実施例として、制御システムはワイヤレスライティングデバイスにマッピングのためのパケットを伝送することによって、ワイヤレスライティングデバイスに特定の座標値を保存させることができる。実施例として、座標値マッピングは別途のマッピングシステムによって遂行されてもよい。
図5は、本発明の実施例に係る、ワイヤレスライティングデバイスを特定の座標値でマッピングする情報を示す。
図5の情報はパケット形態で有線または無線伝送されてもよい。図5の情報は座標マッピング情報と呼ばれ得る。
図5の座標マッピング情報はコード情報、デバイスID情報、座標情報、時間情報、またはその他の情報のうち少なくとも一つを含むことができ、各情報についての説明は下記の通りである。
コード情報は製品コードを指示する。コード情報は会社コード(company code)情報、またはアーティスト(artist)コードのうち少なくとも一つを含んでもよい。
デバイスID情報は、対象ライティングデバイスを識別する。デバイスID情報はUID(Uniform ID)、MACアドレスなどを使うことによって該当ライティングデバイスを識別する。
座標マッピング情報は、対象ライティングデバイス/ライティングデバイスの位置がマッピングされる座標系の座標値を指示する。座標情報はx、y、z軸での座標値を含むことができる。ただし、座標値は1次元、2次元、3次元座標値のうちいずれか一つに該当してもよい。
時間情報は、制御のための参照時間を指示する。例えば、時間情報は該当公演に関連した時間情報を指示することができる。
その他の情報は、必要な場合、前述した情報以外の他の情報を提供する。その他の情報は今後使用のために留保される(reserved)情報でもよい。
制御システムは座標マッピング情報を対象ライティングデバイスに伝送することによって、ライティングデバイスを座標値でマッピングすることができる。このような動作は同時に複数のライティングデバイスに対して遂行されてもよい。
前述した通り、ワイヤレスライティングデバイスが座標値とマッピングされると、ライティング制御デバイスはライティング制御情報を伝送することによってワイヤレスライティングデバイスを制御する。ライティング制御デバイスは全体のライティングデバイスのそれぞれに対して別途の制御信号を伝送することができるが、これはデバイスの数が多いほど多くの遅延が発生する。特に、全体のライティングデバイスのそれぞれを識別するためのID情報が要求されるため、制御パケットのデータ量が非常に大きくなり、無線環境でディレイをもたらす。
ライティング制御デバイスはライティングデバイスをグループ化し、グループ単位で制御してもよい。しかし、この場合は事前に定められたグループ単位以外の制御が不可能であり、ライティング効果/パターンが単調になる可能性がある。本発明はデータ量が少ない情報/パケットを伝送しながらも多様なライティング効果/パターンを提供できる、ライティング制御方法について説明する。本明細書でライティング制御情報は制御情報または制御パケットと呼ばれ得る。制御情報は制御パケットに含まれてもよい。
図6は本発明の実施例に係るライティング形状の実施例であって、四角状の特定色のライティング形状を中央部分に演出する実施例である。
一実施例において、演出システムは四角状の赤色のライティング形状を演出しようとする。すなわち、図6で内部の四角状に該当する100個の座席を赤色でライティングするように制御しようとする。
一実施例において、伝送された制御情報に反応しないワイヤレスライティングデバイスは、最後に反応した制御情報による反応状態に留まることを前提とすることができる。すなわち、図6の制御の前に全体のライティングデバイスが黄色にライティングされている場合、図6の制御は黄色のベースに赤色の四角状を演出することができる。他の例として、図6の制御の前に全体のライティングデバイスがターンオフされた場合、図6の制御はターンオフされた黒色のベースに赤色の四角状を演出することができる。
図6のように、四角状の演出のために、座席番号56~60、66~70、76~80、86~90、96~100、106~110、116~120、126~130、136~140、146~150、251~255、261~265、271~275、281~285、291~295、301~305、311~315、321~325、331~335、341~345の座席に該当するライティングデバイスが赤色にライティングされなければならない。
このために、合計100個のライティングデバイスに制御情報が伝送されなければならないこともある。ただし、同時に100個のライティングデバイスをライティングさせるために伝送される制御情報は、100個のライティングデバイスを識別しなければならない。したがって、100個の制御パケットが伝送されるか、100個のライティングデバイス識別情報を含む1個の制御パケットが伝送されなければならない。100個の制御パケットが伝送される場合、時間/周波数ディレイによって同期問題が発生し得る。100個のライティングデバイス識別情報を含む1個の制御パケットが伝送される場合、パケットサイズが大きいためパケット処理にディレイが発生する可能性がある。そして、両方ともデータ量によるディレイは避けられない。
以下ではパケットサイズを減少させながらも高速制御が可能な制御方法について説明する。
図7は、本発明の実施例に係る制御情報を示す。
制御情報はライティング/反応(reaction)制御情報と呼ばれ得、反応/フィードバックはライティング、音響/サウンド(sound)、触感的反応を含むことができる。以下ではライティング反応を中心に説明し、この場合、制御情報はライティング制御情報と呼んでもよい。制御情報は制御パケットに該当するか、制御パケットに含まれて伝送され得る。
図7のように、制御情報は複数の下位情報/データを含み、下位情報/データはフィールドと呼んでもよい。すなわち、図7のコード情報、反応情報、関数情報は、コードフィールド、反応フィールド、関数フィールドと呼んでもよい。図7の下位情報についての説明は下記の通りである。
コード情報:コード情報はワイヤレスライティングデバイスに該当する製品を識別する。コード情報は会社コード情報またはアーティストコード情報のうち少なくとも一つを含むことができる。会社コード情報は発光デバイスの生産者または発光デバイスを使うアーティストの所属会社を識別することができる。アーティストコードは該当種類の発光デバイスを使うアーティストを識別することができる。コード情報に基づいてワイヤレスライティングデバイスの制御情報プロセッシングの有無が決定されてもよい。例えば、ワイヤレスライティングデバイスが受信した制御情報に含まれたコード情報が自分の製品を指示しない場合、ワイヤレスライティングデバイスは該当制御情報を廃棄(discard)するか無視することができる。
反応情報:反応情報はライティングデバイスのライティング反応を指示する。さらに、反応情報は、音響/サウンド動作、触覚動作のうち少なくとも一つの反応をさらに指示してもよい。ライティング反応の場合、反応情報はRGBのようなカラー情報を提供することができる。反応情報は該当パケットによってライティングデバイスが特定色にライティングしながら、特定の音声および/または特定の振動を共に出力することを指示してもよい。本明細書で、ライティング反応はライトターンオン/ターンオフ動作を含む。
関数情報は座標値に基づいてワイヤレスライティングデバイスの反応の有無を指示する。関数情報は各ワイヤレスライティングデバイスの反応の有無を指示するという点で、反応条件情報またはライティング条件情報と呼んでもよい。関数情報はライティング形状の演出のための情報を提供する。関数情報はライティングデバイスの座標値を変数にするライティング形状を示す関数関連情報を含む。したがって、関数情報はライティングシステムのライティング効果を提供することができる。関数情報は関数指示情報および関数関連情報をさらに含むことができる。
関数指示情報は演出されるライティング形状を示す少なくとも一つの関数を指示する。関数関連情報は関数解釈のための付加情報を提供することができる。関数関連情報は関数解釈情報と呼んでもよい。また、関数関連情報は結果として関数によって定められたライティング形状の変形を導き出すため、形状変形(variation)情報またはライティング形状関連情報と呼んでもよい。演出されるライティング形状は、点、線、面のうち少なくとも一つに該当するか、少なくとも一つを含むことができる。関数によって示される多様なライティング形状の実施例を以下で説明する。
関数指示情報は関数インデックス情報またはテキスト関数情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
関数インデックス情報は、ライティングシステムがライティング制御によって提供するライティング形状に該当する複数の関数のうち少なくとも一つの関数を指示する。関数が示すライティング形状の実施例は後述する。関数インデックス情報は複数の関数が既設定/既保存される場合、該当関数のインデックスを指示することができる。制御デバイスおよびワイヤレスライティングデバイスが関数リストを共有する場合、関数インデックスだけで特定の関数が指示され得る。したがって、送受信データ量が減少し得る。
テキスト関数情報はテキスト分析型関数を記述する。テキスト関数情報は特に前述したインデックスで指示可能な関数以外の関数を直接説明/記述することができる。
関数関連情報は関数因子情報、領域インデックス情報、または領域因子情報のうち少なくとも一つを含むことができる。制御システムは関数因子情報、領域インデックス情報、または領域因子情報のうち少なくとも一つを変更することによって、関数が示す座標系上のライティング形状を変更することができる。
関数因子(parameter)情報は関数因子値を指示/提供する。関数因子値は関数の解釈に必要な因子/パラメーター/エレメント(element)値である。関数因子情報は、関数が示すライティング形状または形状の変形の決定に使われ得る。
領域インデックス情報は関数の解釈方式を指示する。領域インデックス情報は関数解釈後に関数の範囲を決定するのに必要な範囲インデックス値であって、関数が示すライティング形状の範囲を決定するのに使われてもよい。実施例として、領域インデックス情報はインデクシングによって、例えば、1(=)、2(≠)、3(<)、4(>)、5(≦)、6(≧)、7(≠≦)、8(≠≧)のような関数範囲を指示することができる。領域インデックス情報は1~8の数字に該当する値を指示し、ライティングデバイスは該当数字に該当する領域インデックス設定に基づいて関数を解釈することができる。他の実施例として、領域インデックス情報はインデックスを使用することなく、すぐに=、≠、<、>などの領域指示を提供することができる。したがって、領域インデックス情報は領域情報と呼んでもよい。領域情報は関数の解釈において真/偽りの判別のための左辺と右辺間の関係を指示する。
領域因子情報は関数解釈後に関数の範囲を決定するのに必要な変数値を指示する。領域因子情報は、関数が示すライティング形状のスケールを指示してもよい。関数のスケーリングがライティング形状のスケーリングと関連することもある。
ライティング制御情報に含まれた関数情報は演出の目標となるライティング形状を示し、同時に座標値を使うことによってライティング形状の演出のためのライティングデバイスの反応の有無を示す。ライティング制御情報による演出方法については以下でさらに詳細に説明する。
図8は、本発明の一実施例に係る、図6で示したライティング形状の演出に使われる制御情報およびそれによるライティング形状を示す。
図8(a)の制御情報についての説明は下記の通りである。
コード情報:コード情報はA1を指示する。これはA社の1番アーティストのコードに該当し得る。
反応情報:反応情報は(255、0、0、0)に該当する。図8の実施例で、反応情報は色相を示し、(255、0、0、0)は赤色を指示する。
関数インデックス情報:関数インデックスは既割当された1番関数を指示する。図8の実施例で、1番関数は下記の通りである。
1番関数:|(x-a)+(y-b)|+|(x-a)-(y-b)|=d
関数名情報:関数名情報はテキスト分析型アルゴリズム関数を使わないことを指示する。関数名情報の値はnull値や任意の値を有することができる。
関数因子情報:関数因子情報は関数の解釈に必要な因子値a=0、b=0であることを指示する。
領域インデックス情報:領域インデックス情報は5(≦)を指示する。関数の範囲はd値より小さいか、同じであれば真である。すなわち、1番関数の左辺の演算値が右辺のdより小さいか同じである場合、該当関数は真と解釈される。
領域因子情報:領域因子であるd値は10である。
ワイヤレスライティングデバイスは、自分の座標値を関数に代入し、該当関数の演算結果が真であれば反応するものと決定する。すなわち、図8(a)の制御情報は1番関数によって下記の条件を提供する。
|(x-0)+(y-0)|+|(x-0)-(y-0)|≦10
図6を参照すると、座席1番は(-10、-10、1)の座標値でマッピングされる。この座標値を1番関数に代入すると、その結果は下記の通りである。
|(-10-0)+(-10-0)|+|(-10-0)-(-10-0)|=20
そして、左辺を1番関数の条件式に比較すると、20≦10は偽り(false)と決定されるので、ワイヤレスライティングデバイスは反応しない。
図6を参照すると、座席301番は(1、1、1)の座標値でマッピングされる。この座標値を1番関数に代入すると、その結果は下記の通りである。
|(1-0)+(1-0)|+|(1-0)-(1-0)|=2
そして、左辺を1番関数の条件式に比較すると、2≦10は真(true)と決定されるので、ワイヤレスライティングデバイスは赤色にライティングされる。
このような方式で、図8の制御情報を受信したすべてのワイヤレスライティングデバイスは自分の座標値を代入して関数情報をプロセッシングし、プロセッシング結果によって、制御情報による対応の有無を決定する。前述した例のように対応を決定したライティングデバイスが同時に対応して、図8(b)のような赤色の四角状のライティング効果を演出することになる。
図9a~図9dは本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図9a~図9dの場合、図8の実施例の制御情報で、反応情報のみが変更される実施例を示す。すなわち、図9aは反応情報が(0、255、0、0)に該当する実施例を、図9bは反応情報が(0、0、255、0)に該当する実施例を、図9cは反応情報が(255、255、0、0)に該当する実施例を、図9dは反応情報が(0、255、255、0)に該当する実施例を示す。それぞれの反応の程度に応じて、図9のように四角状の座標値に該当するライティングデバイスは他の色にライティングされ得る。図9aの実施例で、表示されたライティングデバイスが緑色にライティングされ得る。また、図9bで表示されたライティングデバイスは青色にライティングされ得る。また、図9cで表示されたライティングデバイスは黄色にライティングされ得る。また、図9dで表示されたライティングデバイスは空色にライティングされ得る。
反応情報のフォーマットは実施例に過ぎず、任意のデータフォーマットによって多様な色相の他の情報を提供することができる。例えば、反応情報はビット値であって、ライティングの色相と共に出力音声または出力振動のような反応をさらに指示してもよい。実施例として、反応情報は00010110のような値を有し、前の4ビットは色相を、その次の2ビットは出力音声を、その次の2ビットは出力振動を指示してもよい。
図10a~図10dは、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図10a~図10dは制御情報に含まれた関数情報の、関数因子情報が変更される実施例を示す。すなわち、図10a~図10dは図8の制御情報で、関数因子情報のみが変更される実施例を示す。図10aは図8の関数情報で関数因子情報がa=-5、b=5に該当する場合を示し、図10bは図8の関数情報で関数因子情報がa=5、b=5に該当する場合を示し、図10cは図8の関数情報で関数因子情報がa=-5、b=-5に該当する場合を示し、図10dは図8の関数情報で関数因子情報がa=5、b=-5に該当する場合をそれぞれ示す。
図10bの場合を例にしてワイヤレスライティングデバイスの制御動作について説明する。
関数インデックス情報:関数インデックスは既割当された1番関数を指示する。図8で説明した通り、1番関数は下記の通りである。
1番関数:|(x-a)+(y-b)|+|(x-a)-(y-b)|=d
関数名情報:関数名情報はテキスト分析型アルゴリズム関数を使わないことを指示する。関数名情報の値はnull値や任意の値を有することができる。
関数因子情報:関数因子情報は関数の解釈に必要な因子値a=5、b=5であることを指示する。
領域インデックス情報:関数の範囲はd値より小さいか、同じであれば真である。すなわち、1番関数の左辺の演算値がdより小さいか同じである場合、該当関数は真である。
領域因子情報:領域因子d値は10である。
ライティングデバイスは、自分の座標値を関数に代入し、該当関数の演算結果が真であれば反応するものと決定する。すなわち、図8の制御情報は1番関数によって下記の条件を提供する。
|(x-5)+(y-5)|+|(x-5)-(y-5)|≦10
図10bを参照すると、座席1番は(-10、-10、1)の座標値でマッピングされる。この座標値を1番関数に代入すると、その結果は下記の通りである。
|(-10-5)+(-10-5)|+|(-10-5)-(-10-5)|=30
そして、左辺を1番関数の条件式に比較すると、30≦10は偽り(false)と決定されるので、座席番号1のライティングデバイスは反応しない。
図10bを参照すると、座席301番は(1、1、1)の座標値でマッピングされる。この座標値を1番関数に代入すると、その結果は下記の通りである。
|(1-5)+(1-5)|+|(1-5)-(1-5)|=8
そして、左辺を1番関数の条件式に比較すると、8≦10は真(true)と決定されるので、座席番号301のライティングデバイスは赤色にライティングされる。
このような方式で、図10bの制御情報を受信したすべてのライティングデバイスは自分の座標値を代入して関数情報をプロセッシングし、プロセッシング結果によって、制御情報による対応の有無を決定する。前述した例のように対応を決定したライティングデバイスが同時に対応して、図10bのような赤色の四角状のライティング効果が全体座標系の右側の上端に位置するようになる。
図11a~図11hは、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図11a~図11hは関数情報に含まれた領域インデックス情報が変更される実施例を示す。すなわち、図11a~図11hは図8の制御情報で、領域インデックス情報のみが変更される実施例を示す。図11aは図8の関数情報で領域インデックス情報の値が1であって、=(同じである)を指示する場合を示し、図11bは図8の関数情報で領域インデックス情報の値が2であって、≠(同じでない)を指示する場合を示し、図11cは図8の関数情報で領域インデックス情報の値が3であって、<(小さい)を指示する場合を示し、図11dは図8の関数情報で領域インデックス情報の値が4であって、>(大きい)を指示する場合を示し、図11eは図8の関数情報で領域インデックス情報の値が5であって、≦(小さいか同じである)を指示する場合を示し、図11fは図8の関数情報で領域インデックス情報の値が6であって、≧(大きいか同じである)を指示する場合を示し、図11gは図8の関数情報で領域インデックス情報の値が7であって、≠≦(小さいか同じでない)を指示する場合を示し、図11hは図8の関数情報で領域インデックス情報の値が8であって、≠≧(大きいか同じでない)を指示する場合を示す。
図11cの場合は図8で前述したライティング制御方法と同様である。図11a~図11hでのように、領域インデックス情報を互いに異なるように設定することによって、同一の関数タイプで持って多様な形状の変形が演出され得る。関数タイプおよびライティングデバイスのライティング決定方法は前述と同じであるため、重複して説明はしない。
図12a~図12dは、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図12a~図12dは関数情報に含まれた領域因子情報が変更される実施例を示す。すなわち、図12a~図12dは図8の制御情報で、領域因子情報のみが変更される実施例を示す。図12aは図8の関数情報で領域因子情報の値d=2である場合を示し、図12bは図8の関数情報で領域因子情報の値d=6である場合を示し、図12cは図8の関数情報で領域因子情報の値d=6である場合を示し、図12dは図8の関数情報で領域因子情報の値d=6である場合を示す。
図12a~図12dでのように、領域因子情報を互いに異なるように設定することによって、同一の関数タイプで持って多様な形状の変形が演出され得る。特に、領域因子情報を制御することによって関数によるライティング形状の範囲(range)が制御され得る。関数タイプおよびライティングデバイスのライティング決定方法は前述と同じであるため、重複して説明はしない。
図13は、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図13(a)の制御情報についての説明は下記の通りである。
コード情報:コード情報はA1を指示する。これはA社の1番アーティストのコードに該当し得る。
反応情報:反応情報は(255、0、0、0)に該当する。本発明の実施例で、反応情報は色相を示し、(255、0、0、0)は赤色を指示する。
関数インデックス情報:関数インデックスは既割当された2番関数を指示する。図13の実施例で、2番関数は下記の通りである。
関数名情報:関数名情報はテキスト分析型アルゴリズム関数を使わないことを指示する。関数名情報の値はnull値や任意の値を有することができる。
関数因子情報:関数因子情報は関数の解釈に必要な因子値に対してa=0、b=0、m=6、n=4であることを指示する。
領域インデックス情報:関数の範囲はd値より小さいか、同じであれば真である。すなわち、2番関数の左辺の演算値がdより小さいか同じである場合、該当関数は真である。
領域因子情報:領域因子d値は1である。
ライティングデバイスは、自分の座標値を関数に代入し、該当関数の演算結果が真であれば反応するものと決定する。すなわち、図13の制御情報は2番関数によって下記の条件を提供する。
(x-0)2/62+(y-0)2/42≦1
図13を参照すると、座席1番のライティングデバイスは(-10、-10、1)の座標値でマッピングされる。この座標値を1番関数に代入すると、その結果は下記の通りである。
(-10-0)2/62+(-10-0)2/42≒9.028
そして、左辺を1番関数の条件式に比較すると、9.028≦1は偽り(false)と決定されるので、座席1番のライティングデバイスは反応しない。
図13を参照すると、座席301番は(1、1、1)の座標値でマッピングされる。この座標値を1番関数に代入すると、その結果は下記の通りである。
(1-0)2/62+(1-0)2/42≒0.09
そして、左辺を1番関数の条件式に比較すると、0.09≦10は真(true)と決定されるので、座席301番のライティングデバイスは赤色にライティングされる。
このような方式で、図13の制御情報を受信したすべてのライティングデバイスは自分の座標値を代入して関数情報をプロセッシングし、プロセッシング結果によって、制御情報による対応の有無を決定する。前述した例のように対応を決定したライティングデバイスが同時に対応して、図13(b)のような赤色楕円状のライティング効果が演出される。
図14は、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図14(a)の制御情報についての説明は下記の通りである。
コード情報:コード情報はA1を指示する。これはA社の1番アーティストのコードに該当し得る。
反応情報:反応情報は(255、0、0、0)に該当する。本発明の実施例で、反応情報は色相を示し、(255、0、0、0)は赤色を指示する。
関数インデックス情報:関数インデックスは既割当された3番関数を指示する。図14の実施例で、3番関数は下記の通りである。
3番関数:(y-a)=m(x-b)+n
関数名情報:関数名情報はテキスト分析型アルゴリズム関数を使わないことを指示する。関数名情報の値はnull値や任意の値を有することができる。
関数因子情報:関数因子情報は関数の解釈に必要な因子値に対してa=0、b=0、m=1、n=0であることを指示する。
領域インデックス情報:領域インデックス情報は1(=)を指示する。関数は左辺の算出された値と右辺の算出された値が同じであれば真と解釈される。
領域因子情報:領域因子d値はない。実施例として、該当領域因子情報は0またはnull値で伝送されてもよい。
ライティングデバイスは、自分の座標値を関数に代入し、該当関数の演算結果が真であれば反応するものと決定する。すなわち、図14の制御情報は3番関数によって下記の条件を提供する。
(y-0)=1(x-0)+0
図14を参照すると、座席1番のライティングデバイスは(-10、-10、1)の座標値でマッピングされる。この座標値を1番関数に代入すると、その結果は下記の通りである。
(-10-0)=1(-10-0)+0
そして、左辺と右辺を比較すると、-10=-10は真(true)と決定されるので、座席1番のライティングデバイスは赤色にライティングされる。
図14を参照すると、座席2番のライティングデバイスは(-9、-10、1)の座標値でマッピングされる。この座標値を1番関数に代入すると、その結果は下記の通りである。
(-10-0)=1(-9-0)+0
そして、左辺と右辺を比較すると、-10=-9は偽り(false)と決定されるので、座席2番のライティングデバイスは反応しない。
このような方式で、図14の制御情報を受信したすべてのライティングデバイスは自分の座標値を代入して関数情報をプロセッシングし、プロセッシング結果によって、制御情報による対応の有無を決定する。前述した例のように対応を決定したライティングデバイスが同時に対応して、図14(b)のような特定の傾きを有する、対角線方向の赤色の直線状のライティング効果が演出される。
図15は、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図15(a)の制御情報についての説明は下記の通りである。
コード情報:コード情報はA1を指示する。これはA社の1番アーティストのコードに該当し得る。
反応情報:反応情報は(255、0、0、0)に該当する。本発明の実施例で、反応情報は色相を示し、(255、0、0、0)は赤色を指示する。
関数インデックス情報:関数インデックスは既割当された4番関数を指示する。図15の実施例で、4番関数は下記の通りである。
4番関数:y=a
関数名情報:関数名情報はテキスト分析型アルゴリズム関数を使わないことを指示する。関数名情報の値はnull値や任意の値を有することができる。
関数因子情報:関数因子情報は関数の解釈に必要な因子値に対してa=5であることを指示する。
領域インデックス情報:領域インデックス情報は1(=)を指示する。関数は左辺の算出された値と右辺の算出された値が同じであれば真と解釈される。
領域因子情報:領域因子d値はない。実施例として、該当領域因子情報は0またはnull値で伝送されてもよい。
ライティングデバイスは、自分の座標値を関数に代入し、該当関数の演算結果が真であれば反応するものと決定する。すなわち、図15の制御情報は4番関数によって下記の条件を提供する。
y=5
図15を参照すると、y軸値が5である座標値が割り当てられたライティングデバイスは関数を真と解釈する。したがって、図15(b)のようにy軸値が5であるライティングデバイスが赤色にライティングする。
換言すると、図15の制御情報を受信したすべてのライティングデバイスは自分の座標値を代入して関数情報をプロセッシングし、プロセッシング結果によって、制御情報による対応の有無を決定する。前述した例のように対応を決定したライティングデバイスが同時に対応して、図15(b)のような赤色の水平方向の直線状のライティング効果が演出される。
図16は、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図16(a)の制御情報についての説明は下記の通りである。
コード情報:コード情報はA1を指示する。これはA社の1番アーティストのコードに該当し得る。
反応情報:反応情報は(255、0、0、0)に該当する。本発明の実施例で、反応情報は色相を示し、(255、0、0、0)は赤色を指示する。
関数インデックス情報:関数インデックスは155を指示する。図16の実施例で、関数インデックス255は既設定された関数ではなく、テキスト分析型アルゴリズム関数の使用を指示する。
関数名情報:関数名情報はテキスト分析型アルゴリズム関数を指示する。図16の実施例でテキスト分析型アルゴリズム関数は下記の関数を示す。
|y|=x
関数因子情報:図16の実施例で関数の解釈に必要な関数因子情報はない。関数因子情報はnull値や特定値であって、関数因子値がないことを指示することができる。
領域インデックス情報:領域インデックス情報は1(=)を指示する。関数は左辺の算出された値と右辺の算出された値が同じであれば真と解釈される。
領域因子情報:領域因子d値はない。実施例として、該当領域因子情報は0またはnull値で伝送されてもよい。領域因子情報の任意の値は領域因子値がないことを指示することができる。
ライティングデバイスは、自分の座標値を関数に代入し、該当関数の演算結果が真であれば反応するものと決定する。すなわち、図16の制御情報はテキスト分析型アルゴリズム関数によって下記の関数/条件を提供する。
|y|=x
テキスト分析型関数を参照すると、自分の座標値のうちy値の絶対値がx値と同じであるライティングデバイスはすべて反応情報にしたがって動作する。
図16の制御情報を受信したすべてのライティングデバイスは自分の座標値を代入して関数情報をプロセッシングし、プロセッシング結果によって、制御情報による対応の有無を決定する。前述した例のように対応を決定したライティングデバイスが同時に対応して、図16(b)のような赤色の対角方向の折れた直線状のライティング効果が演出される。
図17は、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図17(a)の制御情報についての説明は下記の通りである。
コード情報:コード情報はA1を指示する。これはA社の1番アーティストのコードに該当し得る。
反応情報:反応情報は(255、0、0、0)に該当する。本発明の実施例で、反応情報は色相を示し、(255、0、0、0)は赤色を指示する。
関数インデックス情報:関数インデックスは既割当された254番関数を指示する。図17の実施例で、254番関数は下記の通りである。
254番関数:(x、y、z)=(a、b、c)
上記関数は表現方式により次のように表現されてもよい。
(x、y、z):x=a and y=b and z=c
関数名情報:関数名情報はテキスト分析型アルゴリズム関数は使わないことを指示する。関数名情報の値はnull値や任意の値を有することができる。
関数因子情報:関数因子情報は関数の解釈に必要な因子値に対してa=8、b=5、c=1であることを指示する。
領域インデックス情報:領域インデックス情報は1(=)を指示する。関数は左辺の結果値と右辺の結果値が同じであれば真と解釈される。
領域因子情報:領域因子d値はない。実施例として、該当領域因子情報は0またはnull値で伝送されてもよい。
ライティングデバイスは、自分の座標値を関数に代入し、該当関数の演算結果が真であれば反応するものと決定する。すなわち、図17の制御情報は3番関数によって下記の条件を提供する。
(x、y、z)=(8、5、1)
図17を参照すると、該当座標値が(8、5、1)のライティングデバイスのみが関数を真と解釈する。したがって、図17(b)のように座席番号348のライティングデバイスのみが制御情報によって動作することに決定する。
このような方式で、図17(a)の制御情報を受信したすべてのライティングデバイスは自分の座標値を代入して関数情報をプロセッシングし、プロセッシング結果によって、制御情報による対応の有無を決定する。前述した例のように対応を決定したライティングデバイスが同時に対応して、図17(b)のような赤色の特定ポイントのライティング効果が演出される。
図18は、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図18(a)の制御情報についての説明は下記の通りである。
コード情報:コード情報はA1を指示する。これはA社の1番アーティストのコードに該当し得る。
反応情報:反応情報は(255、0、0、0)に該当する。本発明の実施例で、反応情報は色相を示し、(255、0、0、0)は赤色を指示する。
関数インデックス情報:関数インデックスは既割当された101番関数を指示する。図18の実施例で、101番関数は下記の通りである。
101番関数:z=a
関数名情報:関数名情報はテキスト分析型アルゴリズム関数を使わないことを指示する。関数名情報の値はnull値や任意の値を有することができる。
関数因子情報:関数因子情報は関数の解釈に必要な因子値に対してa=1であることを指示する。
領域インデックス情報:領域インデックス情報は1(=)を指示する。関数は左辺の結果値と右辺の結果値が同じであれば真と解釈される。
領域因子情報:領域因子d値はない。実施例として、該当領域因子情報は0またはnull値で伝送されてもよい。
ライティングデバイスは、自分の座標値を関数に代入し、該当関数の演算結果が真であれば反応するものと決定する。すなわち、図18の制御情報は101番関数によって下記の条件を提供する。
z=1
図18を参照すると、該当座標のz値が1であるライティングデバイスのみが関数を真と解釈する。したがって、図18(b)のようにz=1である平面のすべてのライティングデバイスが反応する。
このような方式で、図18の制御情報を受信したすべてのライティングデバイスは自分の座標値を代入して関数情報をプロセッシングし、プロセッシング結果によって、制御情報による対応の有無を決定する。前述した例のように対応を決定したライティングデバイスが同時に対応して、図18(b)のような特定平面の全体のライティングデバイスが赤色にライティングする効果を出すことができる。
実施例として、公演会場を複数の2次元平面に分け、各平面に互いに異なるz値を割り当てることができる。例えば、1階の座席はz=1であるx、y平面に座標が割り当てられ、2階の座席はz=2であるx、y平面に座標が割り当てられ得る。図18の実施例のような方式で、特定平面単位のライティング効果の制御が可能となる。
図19は、本発明の他の一実施例に係る、制御情報に基づくライティング効果の演出を示す。
図19(a)の制御情報についての説明は下記の通りである。
コード情報:コード情報はA1を指示する。これはA社の1番アーティストのコードに該当し得る。
反応情報:反応情報は(255、0、0、0)に該当する。本発明の実施例で、反応情報は色相を示し、(255、0、0、0)は赤色を指示する。
関数インデックス情報:関数インデックスは既割当された0番関数を指示する。本発明の実施例で、関数インデックス0番は関数にかかわらず無条件に反応することを指示する。
関数名情報:関数名情報はテキスト分析型アルゴリズム関数を使わないことを指示する。関数名情報の値はnull値や任意の値を有することができる。
関数因子情報:関数因子情報はない。
領域インデックス情報:領域インデックス情報はない。
領域因子情報:領域因子情報はない。
図19の実施例は、関数の条件にかかわらず、公演会場内のすべてのライティングデバイスを一括制御するのに使われる。図19(a)は特定の関数インデックス値が、関数にかかわらず無条件に反応することを指示する。ただし、関数情報に含まれた任意の情報の特定値が、このような全体反応を指示することができる。
このような方式で、図19の制御情報を受信したすべてのライティングデバイスは関数にかかわらず赤色にライティングされる。
実施例として、公演会場を複数の2次元平面に分け、各平面に互いに異なるz値を割り当てることができる。例えば、1階の座席はz=1であるx、y平面に座標が割り当てられ、2階の座席はz=2であるx、y平面に座標が割り当てられ得る。図19の実施例のような方式で、特定平面単位のライティング効果の制御が可能となる。
実施例として、座標マッピングに失敗するか、座標マッピングがないライティングデバイスが存在し得る。このような場合、ライティングデバイスは座標値がないため関数によって反応することができない。しかし、図19の実施例のような全体制御信号によって、座標値にかかわらず動作することによって、公演の演出による最小限の統一性を維持することができる。
例えば、公演の演出が、t1時点では赤色に基づいて色が演出され、t2時点では青色に基づいて色が演出され得る。座標マッピングされていないデバイスはt2時点後にも赤色にライティングされて、演出の統一性を阻害し得る。この場合、本発明はt2時点で全体制御信号を通じてすべてのデバイスのライティング色を青色に変えることができる。その後の関数を使用した制御時には、座標マッピングされていないデバイスも青色にライティングされつつあるので、色演出の不連続性を最小化することができる。
図20は、本発明の実施例に係るライティング制御デバイスのライティング制御方法を示す。
ライティング制御デバイスは座標情報を習得することができる(S20010)。座標情報は前述したワイヤレスライティングデバイスがマッピングされた座標系または座標値を示す。
ライティング制御デバイスは、製品コードすなわちコード情報を生成する(S20020)。ライティング制御デバイスは反応情報を生成する(S20030)。ライティング制御デバイスは関数を決定する(S20040)。ライティングデバイスは関数と関連した変数/因子値を決定する(S20050)。ライティング関数は関数と関連した領域を決定する(S20060)。
ライティング制御デバイスは複数のライティングデバイスを制御するための制御プロトコルを生成する(S200700)。制御プロトコルはライティング制御情報に該当する。ライティング制御デバイスは制御プロトコルを検証する(S20080)。そして、ライティング制御デバイスは制御プロトコルを送信する(S20090)。
図21は、本発明の実施例に係るワイヤレスライティングデバイスのライティング制御方法を示す。
ワイヤレスライティングデバイスは、制御プロトコルすなわちライティング制御情報を受信する(S21010)。ワイヤレスライティングデバイスは受信した制御プロトコルの製品コードを検証する(S21020)。
ワイヤレスライティングデバイスは、製品コードが検証されると制御プロトコルに含まれた関数を適用する(S21030)。ワイヤレスライティングデバイスは制御プロトコルに含まれた変数を適用する(S21040)。ワイヤレスライティングデバイスは制御プロトコルに含まれた領域を適用する(S21050)。
ワイヤレスライティングデバイスは関数を解釈して反応の有無を決定する(S21060)。ワイヤレスライティングデバイスが反応する場合、反応情報を習得し(S21070)、反応情報を実行する(S21080)。
図22は、本発明の実施例に係る、ライティング制御デバイスの複数のワイヤレスライティングデバイスを制御する方法を示すフローチャートである。
制御デバイスは、座標情報を取得することができる(S22010)。
制御デバイスは複数のワイヤレスライティングデバイスのそれぞれが座標系の座標値でマッピングされた座標情報を取得することができる。制御デバイスはマッピングを遂行して座標情報を取得したり、マッピングが既遂行された座標情報を取得してもよい。座標情報は座標系全体に対する座標値、座標値にマッピングされた座席番号またはマッピング関係、またはマッピングされたデバイス情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
制御デバイスは、ライティング制御情報を生成することができる(S22020)。
制御デバイスは、複数のワイヤレスライティングデバイスのうち少なくとも一つのワイヤレスライティングデバイスの反応を指示することによって、座標系のライティング形状を演出するライティング制御情報を生成することができる。ライティング制御情報は反応情報および関数情報を含むことができる。反応情報はワイヤレスライティングデバイスのライティング反応を指示することができる。関数情報は座標値に基づく少なくとも一つのワイヤレスライティングデバイスの反応の有無を指示することができる。
制御デバイスは、ライティング制御情報を伝送することができる(S22030)。
制御デバイスはライティング制御情報をパケット化し、周波数アップコンバーティングしてライティング制御情報を伝送することができる。制御デバイスはライティング制御情報をブロードキャスティング方式で伝送してもよい。ただし、制御デバイスは、周辺のブロードキャスト装置で該当ライティング制御情報を有線/無線伝送することによって、ライティング制御情報をブロードキャストしてもよい。本発明の実施例で、ライティング制御情報は特定のライティングデバイスを対象とせず、信号到達範囲のすべてのライティングデバイスを対象として伝送され得、このような伝送方式をブロードキャストと呼称した。
前述した通り、関数情報はライティング形状を示す少なくとも一つの関数を指示する関数指示情報、または関数の解釈のための付加情報を示す関数関連情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
前述した通り、関数は座標値および関数関連情報の適用によって座標値を有するワイヤレスライティングデバイスの反応の有無として解釈され得る。
前述した通り、関数関連情報は、関数因子情報、領域インデックス情報または領域因子情報のうち少なくとも一つを含むことができる。関数因子情報は関数の因子値を指示することができる。または関数因子情報は関数のパラメーター値を指示することができる。領域インデックス情報は関数の解釈方式を指示することができる。すなわち、領域インデックス情報は関数の左辺および右辺の関係を指示することによって、関数を真と解釈する基準または範囲を提供することができる。領域因子情報は関数のスケーリングを指示することができる。
前述した通り、ライティング制御情報は、関数情報が特定値を含んだり該当する場合、座標値にかかわらず複数のライティングデバイスの全体反応を指示してもよい。すなわち制御デバイスはライティング制御情報に含まれたデータの一値を特定値に設定することによって、通信範囲内のすべてのライティングデバイスの反応(特定色の全体ライティング、特定色の全体ターンオン(turn-on))、全体ターンオフ(turn-off)を指示することができる。
前述した通り、関数指示情報は既保存された複数の関数のうち少なくとも一つの関数のインデックスを示す関数インデックス情報または少なくとも一つの関数を記述するテキスト関数情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
前述した通り、複数のライティングデバイスのそれぞれは、公演会場の座席番号に基づいて座標系の座標でマッピングされ得る。ただし、実施例にしたがって、ライティングデバイスはGPS座標値のような位置情報に基づいて演出座標系でマッピングされ得る。また、演出のために複数のライティングデバイスが一つの座標値でマッピングされたり、一つのライティングデバイスが複数の座標値でマッピングされてもよい。
前述した通り、ライティング制御情報はコード情報をさらに含むことができる。コード情報はワイヤレスライティングデバイスの製品コードを識別することができる。コード情報は会社コード情報またはアーティストコード情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
前述した通り、反応情報はワイヤレスライティングデバイスの音響反応情報または触覚反応情報のうち少なくとも一つを選択的にさらに指示してもよい。
図22の制御方法に対して、図1~図21で前述した説明が適用され得る。例えば、座標情報と関連して、図4~図5および該当関連説明が適用され、ライティング制御情報に関連して図7~図19の説明が適用され得る。
前述した関数情報は各ワイヤレスライティングデバイスの反応の有無を指示するという点で、反応条件情報と呼んでもよい。すなわち、反応条件は、ワイヤレスライティング装置が受信した後、処理する際に、自分の座標値を適用して反応するかどうかを決定するようにする。したがって、制御デバイスは一つのライティング形状を演出するために、ライティングシステムの全体受信ライティングデバイスに同一の一つの関数情報/反応条件情報を伝送する。したがって、形状演出のために一部ライティングデバイス識別のための識別情報が省略され得るため、伝送データ量が低減される。
本発明は、特定の位置のワイヤレスライティングデバイスを制御するために各ワイヤレスライティングデバイスに特定の座標値をマッピングする。そして、制御アルゴリズムプロトコルによって少ない量のパケットで全体ワイヤレスライティングデバイスを制御することができる。関数やデバイス識別情報、または座標値は制御情報に含まれなくてもよい。ワイヤレスライティングデバイスは特定の関数および関数関連情報によって関数、インデックス、媒介変数/パラメーター、因子値/アーギュメント(argument)を分析して制御情報をプロセッシングし、その結果によって、反応する。固有の座標値、関数および変数を使用するので、リアルタイムで望むライティング形状を少ない量のパケットで制御できるようになる。
図23は、本発明の実施例に係る複数のライティングデバイスを制御するライティング制御デバイスを示す。
メモリ23010はプロセッサ23020と連結され、プロセッサ23020を駆動するための多様なデータ/情報を保存する。メモリ23010はプロセッサ23020の内部に含まれるかまたはプロセッサ23020の外部に設置されてプロセッサ23020と公知の手段によって連結され得る。メモリ23010は揮発性および不揮発性メモリを通称する。本発明でメモリ23010は前述したライティング制御方法を実施するためのプログラム、アプリケーション、またはプログラムコードを保存することができる。
プロセッサ23020はメモリ23010と連結されて本発明の複数のライティングデバイスの制御方法を遂行することができる。前述した本発明の多様な実施例に係るシステム23000の動作を具現するモジュール、データ、プログラムまたはソフトウェアのうち少なくとも一つがメモリ23010に保存され、プロセッサ23020によって実行され得る。プロセッサ23020は本発明の方法を遂行するためのアプリケーション/ソフトウェアを駆動することによって、本発明の方法を実施することができる。プロセッサ23020は一つまたは複数のプロセッシングチップとして備えられ得る。
通信ユニット23030はシステムの外部機器と有線通信または無線通信を遂行することができる。通信ユニット23030は一つまたは複数の通信チップセットで構成されてもよい。通信ユニット23030は通信モジュールを具備し、有線、3G、4G(LTE)、5G、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC、ZigBee(登録商標)等の多様な通信プロトコルに基づいて通信を遂行することができる。通信ユニットは各通信プロトコルにより動作する複数の下位通信素子をさらに含んでもよい。
実施例として、制御デバイス23000はコンピューティングシステムとして、任意の電子機器に含まれてもよい。制御デバイス23000または制御デバイスのプロセッサ23020は図1~図22で前述した本発明の複数のワイヤレスライティングデバイスに対する制御方法を遂行することができる。
例えば、複数のワイヤレスライティングデバイスを制御する制御デバイスは、データを保存するメモリ、外部デバイスと通信を遂行する通信ユニットおよびメモリおよび通信ユニットと連結され、制御デバイスを動作させるプロセッサを含む。制御デバイス/プロセッサは、前記複数のワイヤレスライティングデバイスのそれぞれが座標系の座標値でマッピングされた座標情報を取得し、前記複数のワイヤレスライティングデバイスのうち少なくとも一つのワイヤレスライティングデバイスの反応を指示することによって、前記座標系のライティング形状を演出するライティング制御情報を生成し、および前記ライティング制御情報を伝送し、前記ライティング制御情報は反応情報および関数情報を含み、前記反応情報は前記ワイヤレスライティングデバイスのライティング反応を指示し、前記関数情報は前記座標値に基づく前記少なくとも一つのワイヤレスライティングデバイスの反応の有無を指示することができる。
図24は、本発明の実施例に係る、ライティングの演出を提供するワイヤレスライティングデバイスの動作方法を示すフローチャートである。
ワイヤレスライティングデバイスは、座標情報を取得することができる(S24010)。
ワイヤレスライティングデバイスは座標系の座標値でマッピングされた座標情報を取得することができる。ワイヤレスライティングデバイスは制御デバイスから座標情報を取得することができる。座標情報はワイヤレスライティングデバイスに既設定されてもよい。座標情報は座標系全体に対する座標値、座標値にマッピングされた座席番号またはマッピング関係、またはマッピングされたデバイス情報のうち少なくとも一つを含むことができる。実施例として、ワイヤレスライティングデバイスは自分の座席または位置に対する座標系の座標値を取得してもよい。
ワイヤレスライティングデバイスは、ライティング制御情報を受信することができる(S24020)。
ワイヤレスライティングデバイスは座標系のライティング形状を演出するライティング制御情報を受信することができる。ライティング制御情報は反応情報および関数情報を含むことができる。反応情報はワイヤレスライティングデバイスのライティング反応を指示することができる。関数情報は座標値に基づいてワイヤレスライティングデバイスの反応の有無を指示することができる。
ワイヤレスライティングデバイスは座標情報を使ってライティング制御情報をプロセッシングすることによって、反応の有無を決定することができる(S24030)。
ワイヤレスライティングデバイスは前述した通り、ライティング制御情報に含まれた関数情報に座標情報を適用することによって、反応の有無を決定することができる。ライティング制御情報をプロセッシングすることは、ライティング制御情報をパーシングし、座標情報を適用して関数情報を解釈することを意味し得る。
ワイヤレスライティングデバイスは、ライティング反応が決定された場合、ライティング反応を遂行できる(S24040)。ライティング反応しないものと決定された場合、ワイヤレスライティングデバイスはライティング状態を維持することができる。ライティング反応は前の状態の維持を除いた任意の反応を含む。
前述した通り、関数情報はライティング形状を示す少なくとも一つの関数を指示する関数指示情報、または関数の解釈のための付加情報を示す関数関連情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
前述した通り、関数は座標値および関数関連情報の適用によって座標値を有するワイヤレスライティングデバイスの反応の有無として解釈され得る。
前述した通り、関数関連情報は、関数因子情報、領域インデックス情報または領域因子情報のうち少なくとも一つを含むことができる。関数因子情報は関数の因子値を指示することができる。または関数因子情報は関数のパラメーター値を指示することができる。領域インデックス情報は関数の解釈方式を指示することができる。すなわち、領域インデックス情報は関数の左辺および右辺の関係を指示することによって、関数を真と解釈する基準または範囲を提供することができる。領域因子情報は関数のスケーリングを指示することができる。
前述した通り、ライティング制御情報は、関数情報が特定値を含んだり該当する場合、座標値にかかわらずライティングデバイスの反応を指示してもよい。すなわち制御デバイスはライティング制御情報に含まれたデータの一値を特定値に設定することによって、通信範囲内のすべてのライティングデバイスの反応(特定色の全体ライティング、特定色の全体ターンオン(turn-on)、全体ターンオフ(turn-off))を指示することができる。ワイヤレスライティングデバイスはライティング制御情報の関数情報が特定値を含んだり該当する場合、段階(S22030)で座標情報を使わずに、反応の有無を決定することができる。
前述した通り、関数指示情報は既保存された複数の関数のうち少なくとも一つの関数のインデックスを示す関数インデックス情報または少なくとも一つの関数を記述するテキスト関数情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
前述した通り、ワイヤレスライティングデバイスは公演会場の座席番号に基づいて座標系の座標でマッピングされ得る。ただし、実施例にしたがって、ワイヤレスライティングデバイスはGPS座標値と同一の位置情報に基づいて演出座標系でマッピングされ得る。また、演出のために複数のライティングデバイスが一つの座標値でマッピングされたり、一つのワイヤレスライティングデバイスが複数の座標値でマッピングされてもよい。
前述した通り、ライティング制御情報はコード情報をさらに含むことができる。コード情報はワイヤレスライティングデバイスの製品コードを識別することができる。コード情報は会社コード情報またはアーティストコード情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
前述した通り、反応情報はワイヤレスライティングデバイスの音響反応情報または触覚反応情報のうち少なくとも一つを選択的にさらに指示してもよい。
図24の制御方法に対して、図1~図21で前述した説明が適用され得る。例えば、座標情報と関連して、図4~図5および該当関連説明が適用され、ライティング制御情報に関連して図7~図19の説明が適用され得る。
前述した関数情報は各ワイヤレスライティングデバイスの反応の有無を指示するという点で、反応条件情報と呼んでもよい。すなわち、反応条件情報はワイヤレスライティングデバイスが受信した後、処理時に、自分の座標値を適用することによって反応の有無を決定するようにする。したがって、制御デバイスは一つのライティング形状を演出するためにライティングシステムの全体受信ライティングデバイスに同一の一つの関数情報/反応条件情報を伝送する。したがって、形状演出のために一部のライティングデバイスの識別のための識別情報が省略され得、伝送データ量が低減される。
本発明は特定の位置のワイヤレスライティングデバイスを制御するために各ワイヤレスライティングデバイスが特定の座標値でマッピングされる。そして、制御アルゴリズムプロトコルによって少ない量のパケットで全体ワイヤレスライティングデバイスを制御することができる。関数やデバイス識別情報、または座標値は制御情報に含まれなくてもよい。ワイヤレスライティングデバイスは特定の関数および関数関連情報によって関数、インデックス、媒介変数/パラメーター、因子値/アーギュメント(argument)を分析して制御情報をプロセッシングし、その結果によって、反応する。固有の座標値、関数および変数を使用するので、リアルタイムで望むライティング形状を少ない量のパケットで制御できるようになる。
図25は、本発明の実施例に係るワイヤレスライティングデバイスを示す。
メモリ25010はプロセッサ25020と連結され、プロセッサ25020を駆動するための多様なデータ/情報を保存する。メモリ25010はプロセッサ25020の内部に含まれたりまたはプロセッサ25020の外部に設置されてプロセッサ25020と公知の手段によって連結され得る。メモリ25010は揮発性および不揮発性メモリを通称する。本発明でメモリ25010は前述したライティング制御方法を実施するためのプログラム、アプリケーション、またはプログラムコードを保存することができる。反応ユニット25040は視覚/聴覚/触覚フィードバックを提供したりコントロールすることができる。
プロセッサ25020はメモリ25010と連結されて本発明のワイヤレスライティングデバイスの制御方法を遂行することができる。前述した本発明の多様な実施例に係るシステム25000の動作を具現するモジュール、データ、プログラムまたはソフトウェアのうち少なくとも一つがメモリ25010に保存され、プロセッサ25020によって実行され得る。プロセッサ25020は本発明の方法を遂行するためのアプリケーション/ソフトウェアを駆動することによって、本発明の方法を実施することができる。プロセッサ25020は一つまたは複数のプロセッシングチップとして備えられ得る。
通信ユニット25030はシステムの外部機器と有線通信または無線通信を遂行することができる。通信ユニット25030は一つまたは複数の通信チップセットで構成されてもよい。通信ユニット25030は通信モジュールを具備し、有線、3G、4G(LTE)、5G、Wi-Fi(登録商標)、Blutooth(登録商標)、NFC、ZigBee(登録商標)等の多様な通信プロトコルに基づいて通信を遂行することができる。通信ユニットは各通信プロトコルにより動作する複数の下位通信素子をさらに含んでもよい。
反応ユニット25040は視覚的、聴覚的または触覚的フィードバックのうち少なくとも一つを提供したり、制御することができる。実施例として、反応ユニット25040はライティング制御情報の処理結果に基づいてライティング効果を提供することができる。反応ユニット25040はLED、LCDのようなライティング素子を含んだり、ライティング素子と連結され得る。反応ユニット25040がライティング素子に該当してもよい。特に、反応ユニット25040はライティング反応ユニットと呼んでもよい。
実施例として、反応ユニット25040がワイヤレスライティングデバイス25000に含まれず、デバイスの外部に備えられ得る。ワイヤレスライティングデバイスは決定されたライティング反応を指示するライティング反応命令を別途の反応ユニットに伝送してもよい。
実施例として、ワイヤレスライティングデバイス25000はコンピューティングシステムとして、任意の電子機器に含まれてもよい。ワイヤレスライティングデバイス25000またはワイヤレスライティングデバイスのプロセッサ25020は、図1~図22で前述した本発明のワイヤレスライティングデバイスに対する制御方法を遂行することができる。
例えば、ワイヤレスライティングデバイスは、座標系の座標値でマッピングされた座標情報を取得し、座標系のライティング形状を演出するライティング制御情報を受信し、座標情報を使ってライティング制御情報をプロセッシングすることによってライティング反応の有無を決定し、このような決定に基づいてライティング反応を遂行し、ライティング制御情報は反応情報および関数情報を含み、反応情報はワイヤレスライティングデバイスのライティング反応を指示し、関数情報は座標値に基づいてワイヤレスライティングデバイスの反応の有無を指示することができる。
以上で説明された実施例は本発明の構成要素と特徴が所定の形態で結合されたものである。各構成要素または特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものと考慮されるべきである。各構成要素または特徴は他の構成要素や特徴と結合されない形態で実施され得る。また、一部の構成要素および/または特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更され得る。ある実施例の一部の構成や特徴は他の実施例に含まれ得、または他の実施例の対応する構成または特徴と取り替えられ得る。特許請求の範囲で明示的な引用関係がない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項として含ませ得ることは自明である。
本発明に係る実施例は多様な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などによって具現され得る。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は一つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロ・プロセッサなどによって具現され得る。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は以上で説明された機能または動作を遂行するモジュール、手続き、関数などの形態で具現され得る。ソフトウェアコードはメモリに保存されてプロセッサによって駆動され得る。前記メモリは前記プロセッサの内部または外部に位置して、すでに公知とされている多様な手段によって前記プロセッサとデータをやり取りすることができる。
本発明は本発明の必須の特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態で具体化され得ることは当業者に自明である。したがって、前述した詳細な説明はすべての面で制限的に解釈されてはならず、例示的なものと考慮されるべきである。本発明の範囲は添付された請求項の合理的な解釈によって決定されるべきであり、本発明の等価的範囲内でのすべての変更は本発明の範囲に含まれる。
多様な実施例が本発明を実施するための最善の形態で説明された。
本発明は一連の公演の演出分野で利用される。
本発明の思想や範囲を逸脱することなく本発明で多様な変更および変形が可能であることは当業者に自明である。したがって、本発明は添付された請求項およびその同等の範囲内で提供される本発明の変更および変形を含むものと意図される。