JP2022160035A - 商品販売システム、顔認識端末及び顔認識プログラム - Google Patents

商品販売システム、顔認識端末及び顔認識プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】社員食堂等において商品(料理等)の販売効率化を図ることを目的とする。【解決手段】本発明に係る商品販売システムは、操作部と、顔認識端末と、管理サーバを備え、操作部は、商品を購入する購入者が操作可能に配置され、顔認識端末は、顔認識処理と、操作受付処理と、商品購入決定処理を実行可能とし、顔認識処理は、撮像部で撮像された撮像画像に基づき、購入者を特定し、操作受付処理は、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け、商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識処理で特定された購入者の識別情報を含む販売情報を管理サーバに送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、各種施設において、商品を販売可能な商品販売システム、顔認識端末及び顔認識プログラムに関する。
従来、会社、企業、病院等では、社員の食事を提供する社員食堂が設けられている。社員食堂では、決まった食事を提供する方式の他、自分の好みの商品(料理)をトレイに載せて会計を行う方式等、各種方式が採用されている。
特許文献1には、配膳用トレイ上にある食材の内容物に関する情報を、精算所に行かずともその場で確認することができる配膳用トレイが開示されている。
特開2008-34109号公報
特許文献1に記載の配膳用トレイを使用した形態では、配膳用トレイに設置した無線タグリーダを使用して、支払うべき価格を確認することが可能である。価格を確認したユーザは、精算書で料金を支払うことになる。精算書には、POS端末が設置され、レジ担当者の操作により、会計が行われる。
ところで、社員食堂における大きなコストの一つに人件費が挙げられる。特許文献1に記載されるシステムでは、会計のため、POS端末にレジ担当を割り当てておく必要がある。また、会計は、レジ担当者の操作によって行われるため、時間がかかり、精算所に行列ができる可能性もある。行列を解消するため、POS端末を複数台設けることも考えられるが、POS端末の増加に伴い、人件費も増加してしまう。
本発明は、社員食堂等における、このような状況を鑑みたものであって、無人の会計を可能にすることで人件費の削減を行う1つの目的とするものである。また、迅速な会計を可能にすることで、会計のための行列解消を1つの目的とするものである。
そのため、本発明に係る商品販売システムは、以下の構成を採用したことを特徴とするものである。
操作部と、顔認識端末と、管理サーバを備え、
操作部は、商品を購入する購入者が操作可能に配置され、
顔認識端末は、顔認識処理と、操作受付処理と、商品購入決定処理を実行可能とし、
顔認識処理は、撮像部で撮像された撮像画像に基づき、購入者を特定し、
操作受付処理は、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け、
商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識処理で特定された購入者の識別情報を含む販売情報を管理サーバに送信する。
さらに本発明に係る商品販売システムにおいて、
操作受付処理は、少なくとも1つの商品種別を受け付け可能とし、
商品購入決定処理は、操作受付処理で受け付けた商品種別、もしくは、商品種別に設定された価格に関する情報を販売情報に含める。
さらに本発明に係る商品販売システムにおいて、
顔認識端末は、商品毎に設けられており、
商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識端末に対応する商品の識別情報、もしくは、顔認識端末の識別情報を含んだ販売情報を管理サーバに送信する。
さらに本発明に係る商品販売システムは、
第1の顔認識端末と、第2の顔認識端末を備え、
第1の顔認識端末において、
操作受付処理は、少なくとも1つの商品種別を受け付け可能とし、
商品購入決定処理は、操作受付処理で受け付けた商品種別、もしくは、商品種別に設定された価格に関する情報を販売情報に含め、
第2の顔認識端末は、商品毎に設けられており、
商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識端末に対応する商品の識別情報、もしくは、顔認識端末の識別情報を含んだ販売情報を管理サーバに送信する。
さらに本発明に係る商品販売システムは、
顔認識処理で購入者が特定された場合であって、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け無かった場合、不買情報を出力する。
さらに本発明に係る商品販売システムにおいて、
顔認識端末に通信接続された管理端末を備え、
管理端末は、顔認識端末から不買情報を受信した場合、通知を行う。
さらに本発明に係る商品販売システムにおいて、
顔認識端末は、顔認識処理で購入者が特定された場合であって、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け無かった場合、通知を行う。
さらに本発明に係る商品販売システムにおいて、
顔認識端末は、体温を検出する検温処理を実行可能とし、
検温処理により検出された体温より大きい場合、操作受付処理が行われない。
さらに本発明に係る商品販売システムにおいて、
操作部は、非接触で操作可能である。
また本発明に係る顔認識端末は、
商品を購入する購入者が操作可能に配置された操作部が接続され、
顔認識処理と、操作受付処理と、商品購入決定処理を実行可能とし、
顔認識処理は、撮像部で撮像された撮像画像に基づき、購入者を特定し、
操作受付処理は、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け、
商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識処理で特定された購入者の識別情報を含む販売情報を管理サーバに送信する。
また本発明に係る顔認識プログラムは、
商品を購入する購入者が操作可能に配置された操作部が接続された情報処理装置で実行される顔認識プログラムであって、
顔認識処理と、操作受付処理と、商品購入決定処理を実行可能とし、
顔認識処理は、撮像部で撮像された撮像画像に基づき、購入者を特定し、
操作受付処理は、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け、
商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識処理で特定された購入者の識別情報を含む販売情報を管理サーバに送信する。
本発明に係る商品販売システム、顔認識端末及び顔認識プログラムによれば、無人の会計による人件費の削減、迅速な会計が可能になり、社員食堂等における商品(料理等)の販売効率化を図ることが可能となる。
本実施形態に係る商品販売システムの構成を示す図 本実施形態に係る顔認識端末の外観を示す図 本実施形態に係る顔認識端末の構成を示すブロック図 本実施形態に係る販売処理のフロー図 本実施形態に係る購入商品決定処理のフロー図 本実施形態に係る各種情報のデータ構成を示す図 本実施形態に係る顔認識端末の画面(アイドリング時)を示す図 本実施形態に係る顔認識端末の画面(体温表示時)を示す図 本実施形態に係る顔認識端末の画面(メニュー表示時)を示す図 本実施形態に係る顔認識端末の画面(メニュー表示時、売切有)を示す図 本実施形態に係る顔認識端末のメニュー表示画面(商品選択時)を示す図 本実施形態に係る管理端末の販売状況確認画面を示す図 本実施形態に係る管理端末の販売状況確認画面を示す図 本実施形態に係る集計処理を示すフロー図 他の実施形態に係る商品販売システムの構成を示す図 他の実施形態に係る購入商品決定処理を示すフロー図 他の実施形態に係る顔認識端末の画面(アイドリング時)を示す図 他の実施形態に係る顔認識端末の購入確認画面を示す図
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る商品販売システムの構成を示す図である。本実施形態の商品販売システムは、会社や病院等、各種施設内の社員食堂において、商品(料理)を販売するシステムである。
本実施形態の商品販売システムは、社員食堂で商品(料理)を販売するシステム(社員食販売システム)であって、顔認識端末1を少なくとも有して構成されている。また、顔認識端末1には、商品の購入者が操作する操作部2が接続されている。顔認識端末1は、管理端末4、管理サーバ3とLANを介して通信接続されている。なお、本実施形態では、通信方式として有線LANを使用しているが、無線LANを使用する携帯であってもよい。
図1に示されるように、本実施形態の社員食堂は、社員である購入者8a~8dは、左から右に列を作る。カウンターには商品6a~6d(料理)が並べられている。これら商品6a~6dは、調理者等によってカウンター上に用意される。
購入者8a~8dは、トレイ7a~7dに、自分の好む商品6a~6dを載せ、会計へと向かう。従来、社員食堂における会計は、従業者によるレジ打ちで行われていた。そのため、会計には従業者を割り当てる必要があった。
本実施形態では、無人で会計を行うことを1つの特徴としている。そのため、会計用の顔認識端末1が設置されている。図1に示されるように顔認識端末1は、カウンターの左端に配置されている。本実施形態では、商品をトレイ7a~7dに載せた購入者8a~8dは、顔認識端末1の前で顔認識を行うことで会計を済ませることが可能である。
また、本実施形態の商品販売システムは、カウンター内等に設置された管理端末4を有している。管理端末4には、調理者等に対して各種情報を提示するためのモニタ40が設けられている。調理者等、商品を販売する側は、管理端末4、モニタ40を使用して、商品販売に関する設定入力、あるいは、情報の確認を行うことが可能である。また、本実施形態の商品販売システムは、管理サーバ3を有している。管理サーバ3は、顔認識端末1から取得した販売情報等を集計することが可能である。
図2は、本実施形態に係る顔認識端末1の外観を示す図であり、図3は本実施形態に係る顔認識端末1の構成を示すブロック図である。顔認識端末1は、スタンド12上に設けられた筐体11を有して構成されている。筐体11には、前面に表示部14、その上方に第1撮像部15a、第2撮像部15bが設けられている。第1撮像部15aには、通常のカメラを使用し、第2撮像部15bには、赤外線カメラ、あるいは、被写体までの距離を計測するデプスカメラを使用することが考えられる。このように、第1撮像部15a、第2撮像部15bといった複数の撮像部を使用することで、顔認識処理の精度向上を図ることが可能となっている。
また、本実施形態の顔認識端末1は、被写体の温度を検知可能な第3撮像部15cを備えて居る。第3撮像部15cとしては、サーマルカメラを使用することが考えられる。商品販売時、第3撮像部15cを使用した体温確認を行うことで、感染拡大の抑制を図ることが可能となっている。
筐体11には、スピーカ18が設けられており、購入者に対して音を使用した各種通知を行うことが可能となっている。また、顔認識端末1には、操作部2が有線接続されている。本実施形態の操作部2は、テンキーが使用されている。また、本実施形態の操作部2は、非接触で操作可能な操作部2を使用している。通常のテンキーと同様、接触してキーを押すことでも入力を行うことが可能であるが、キーの上部に指をかざすだけで当該キーの入力を行うことが可能となっている。操作部2は、多数の購入者によって操作されることになる。そのため、操作部2を介したウィルス感染が発生する可能性が考えられる。本実施形態のように、非接触タイプの操作部2を使用することで、接触による感染の抑制を図ることが可能となっている。
なお、非接触タイプの操作部2としては、このようなテンキータイプに限定されるものではない。例えば、センサー上を手でかざした際、そのかざす方向によって、各種操作を行うタイプであってもよい。また、非接触とは手で触らなくても操作可能なものであればよく、フットスイッチ等、足で操作するタイプも、本発明における非接触に属するものである。また、操作部2は、購入者自身による操作で行われるものであるため、表示部14に表示されたインターフェイスを、非接触で指示することで行われるようにしてもよい。具体的には、表示部14の近傍に設けた距離センサ(超音波や赤外線等を使用したセンサ)により、購入者が表示部14のどの位置を指しているかを判別し、対応するボタン等のインターフェイスが操作可能となる。いわば、タッチパネルを非接触で操作する感覚である。
顔認識端末1は、表示部14を認識対象となるユーザ(本実施形態では、購入者)側に向くように設置される。第1撮像部15aには、第1撮像部15aで撮像した映像が表示される。したがって、ユーザは顔認識処理が行われる際、表示部14内に自己の顔が表示されるように移動することで、適切に顔認識処理を行うことが可能となる。なお、表示部14で表示される画像は、左右反転させて表示させることが好ましい。ユーザは鏡を使用する感覚で、顔認識処理を行う適切な位置に移動することが可能となる。
図3のブロック図に示されるように、顔認識端末1は、制御部としてのCPU16a、ROM16b、RAM16c、画像処理部11dを備えて構成されている。画像処理部11dには、液晶表示装置等の表示部14が接続されている。これらの各種構成は、バスを介して互いに通信接続されている。また、インターフェイス16dには、図2で説明した第1撮像部15a、第2撮像部15b、そして、操作部2等、外部機器を接続する接続端子としてUSBポート15dが接続されている。本実施形態の顔認識端末1は、有線LANを使用して、LAN17に通信接続されている。そのため、LAN通信部17を備えている。なお、有線LANを使用することに代え、無線LAN、あるいは、その他の通信手段を使用することも可能である。
本実施形態の顔認識端末1は、社員食堂のようなクローズドな環境下において、そこに属する社員等を識別するものである。したがって、顔認識する必要のある人数も、オープンな環境下における顔認識システムよりも少ない。そのため、顔認識用のデータは、顔認識端末1のRAM16cに全て格納されており、迅速に顔認識処理を行うことが可能となっている。顔認識用のデータは、ユーザID、顔の特徴を規定した特徴データ、氏名等を有して構成される。なお、顔認識用のデータは、その一部、あるいは、全部を管理サーバ3に格納しておき、顔認識端末1と管理サーバ3が連携して顔認識処理を実行することとしてもよい。
図4は、本実施形態に係る販売処理のフロー図である。販売処理は、図1で説明した顔認識端末1で実行される処理である。商品6a~6dをトレイ7a~7dに載せた購入者8a~8dが顔認識端末1の前に位置することで、この販売処理が実行される。
顔認識端末1は、第1撮像部15a、第2撮像部15b、第3撮像部15cで撮像された撮像画像を定期的に取得(S101)する。図7は、本実施形態に係る顔認識端末1の画面(アイドリング時)である。表示部14の画面は、その全体がカメラ映像表示欄14aとなっており、第1撮像部15aで撮像された撮像画像が表示される。また、カメラ映像表示欄14a上には、メッセージ表示欄14bが表示されており、購入者に対して会計のための顔認識を促している。
、撮像画像中から人の顔を検出した場合(S102:Yes)、検温処理を実行する(S103)。検温処理(S103)は、サーマルカメラとしての第3撮像部15cで撮像された撮像画像に基づいて実行される。例えば、第3撮像部15cで撮像された撮像画像中、人の顔のこめかみ部分の温度を体温として検出する。検温処理(S103)の結果は、表示部14に表示される。
図8は、本実施形態に係る顔認識端末の画面(体温表示時)を示す図である。カメラ映像表示欄14aには、第1撮像部15aで撮像された撮像画像が表示されている。また、カメラ映像表示欄14a上には、体温表示欄14dが設けられ、検温結果としての体温が表示されている(S104)。
検温結果表示(S104)の後、顔認識処理ができたか否かが判断される(S105)。本実施形態の顔認識処理は、第1撮像部15a、及び、第2撮像部15bで取得した撮像画像に基づいて、RAM16c内に予め記憶している顔認識用のデータと適合性を判断する処理であり、顔認識処理ができた場合(S105:Yes)、該当する者(この場合、購入者)を特定するユーザIDが特定される。
顔認識できた場合(S105:Yes)であって、検温処理(S103)の結果、発熱が無い、すなわち、体温が閾値以下である場合(S106:No)、表示部14にはメニュー表示が行われる(S107)。
図9は、本実施形態に係る顔認識端末1の画面(メニュー表示時)を示す図である。図8の画面と同様、表示部14には、カメラ映像表示欄14aに重畳して、体温表示欄14dが表示されている。更に、表示部14には、メニュー表示欄14cが表示される。本実施形態のメニュー表示欄14cは、番号に対応付けて商品名、値段が表示されている。メニュー表示欄14cは、顔認識端末1のRAMに記憶されている商品情報に基づいて表示される。図6(A)は、本実施形態に係る商品情報のデータ構成である。商品情報には、商品情報であることを示すヘッダA、商品名、選択番号、商品価格が含まれている。商品情報の設定は、管理端末4あるいは管理サーバ3から行うことが可能である。あるいは、顔認識端末1にキーボード等の入力部を接続し、顔認識端末1で設定可能としてもよい。
購入者であるユーザは、メニュー表示欄14cを確認し、操作部2を使用して、自分が取った商品6a~6dを選択する。なお、本実施形態では、メニュー表示欄14cにおいて、1の商品6a~6dのみならず、複数の商品6a~6dを選択することが可能となっている。例えば、ラーメンの大盛りを購入する場合、番号「4」と番号「5」を選択することになる。なお、商品6a~6dの選択は、単一であってもよい。その場合、ラーメンの大盛りについては、「麺大盛り80円」に代え「ラーメン(麺大盛り)380円」が設けられる。
また、本実施形態商品販売システムでは、メニューの在庫を管理することも可能である。例えば、商品6c(カレーライス)が品切れた場合、カウンター内の調理者等は、管理端末4を操作して、売り切れとなった商品6cを指定する。指定された商品6cは、メニュー表示欄14cに反映される。図10は、本実施形態に係る顔認識端末の画面(メニュー表示時、売切有)を示す図である。メニュー表示欄14c中、「カレーライス」の欄は網掛け表示となっている。また、操作部2において、番号「3」を選択する操作はできない状態となる。
顔認識できた場合(S105:Yes)であって、検温処理(S103)の結果、発熱があった、すなわち、体温が閾値より大きいである場合(S106:Yes)、顔認識端末1は、発熱情報を出力する(S108)とともに、表示部14に発熱アラート(図示せず)を表示する。購入者は、表示部14に表示された発熱アラートにて自己の発熱を確認することができる。また、発熱ありの場合(S106:Yes)、メニュー表示(S107)以降の処理が行われないため、発熱のあった購入者による食堂内での飲食が行われることがなく、万が一の感染拡大を抑制することが可能となっている。
図6(B)は、発熱ありの場合(S106:Yes)に、顔認識端末1から出力される発熱情報のデータ構成が示されている。発熱情報は、発熱情報であることを示すヘッダB、顔認識された購入者のユーザID、日時、超過体温が含まれている。本実施形態では、この発熱情報を、管理端末4、管理サーバ3に送信している。受信した管理端末4、あるいは、管理サーバ3では、受信した発熱情報に基づく発熱アラートが通知(モニタ40による表示、あるいは、放音等)され、従業者は、発熱のある購入者の対応を行う。発熱アラートは、所定時間経過した後(S110:Yes)、消去される(S111)。
次に、販売開始処理において、メニュー表示(S107)以降に実行される購入商品決定処理(S200)について説明する。図5は、本実施形態に係る購入商品決定処理(S200)のフロー図である。また、図11は、本実施形態に係る顔認識端末のメニュー表示画面(商品選択時)を示す図である。
本実施形態の購入商品処理(S200)時、顔認識端末1には、図11に示されるメニュー表示画面(商品選択時)が表示される。メニュー表示画面には、カメラ映像表示欄14a上に、メニュー表示欄14c、情報表示欄14eが表示される。情報表示欄14eには、顔認識された購入者の氏名、及び、検温処理(S103)で検温された体温、及び、操作部2の操作方法が表示されている。購入者は、数字キー「1~5」を操作することで、購入する商品の「選択」操作を行い、リターンキーを操作することで「確定」操作を行い、バックスペースキーを操作することで「取消」操作を行うことが可能である。なお、本実施形態では、操作部2は、非接触で操作することが可能となっている。
数字キー「1~5」の操作があった場合(S206:Yes)、顔認識端末1は、スピーカ18から、選択した商品名を音声出力する(S207)。例えば、数字キー「1」が操作された場合(S206:Yes)、「A定食ですね?」という音声がスピーカ18から放音(S207)され、選択した商品を聴覚的に確認することが可能となっている。また、音声出力は、購入者のみならず、近くに居る他の購入者にも伝達されるため、異なる商品を選択することの抑制にもつながる。そして、選択された商品は、販売情報に加えられる(S208)。また、選択された商品6a~6dの左隣にはチェックマークが付与される。
図6(C1)は、本実施形態の販売情報を示す図である。販売情報には、販売情報であることを示すヘッダC1、顔認識された購入者のユーザID、日時、体温、商品名、選択番号、商品価格が含められている。販売情報は、管理サーバ3、及び、管理端末4に送信される。複数の商品が選択された場合には、商品名、選択番号、商品価格が選択した商品毎に追加される。
購入者による確定操作が行われた場合(S201:Yes)、選択済みのメニューがあれば(S202)、販売情報が出力される(S203)。本実施形態では、この販売情報を、管理サーバ3、管理端末4に対して出力している。管理サーバ3では、受信した販売情報に基づいて、購入者に対する請求処理等を実行する。一方、管理端末4では、受信した販売情報に基づき、販売状況を表示する。
図12は、本実施形態に係る管理端末4がモニタ40に表示する販売状況確認画面を示す図である。販売状況確認画面には、販売関連表示欄41a~41hが表示される。本実施形態では、8個の販売関連表示欄41a~41hを表示しているが、販売関連表示欄41a~41hの表示個数は、8個より多くする、あるいは、少なくする等、適宜設定することとしてもよい。販売関連表示欄41a~41hには、販売処理時に撮影された撮影画像(あるいは、ユーザIDに対応付けて登録されている顔画像でもよい)上に、氏名、発熱状況(閾値以下の場合「平熱」の表記)、そして、購入した商品名が表示されている。
本実施形態では、新たな購入情報(あるいは不買情報)を受信する毎に、販売関連表示欄41a~41hの表示を更新する。具体的には、上段の販売関連表示欄41a~41dは、左方向にシフトし、最も古い販売関連表示欄41aは消去される。また、下段の販売関連表示欄41e~41hは、左方向にシフトし、左に位置位置する販売関連表示欄41eは、右上に移動する。そして、新たな販売関連表示欄41iが右下に追加される。
また、販売状況確認画面では、カウンター内に居る従業者(調理者)等による操作により、各種処理を実行することが可能である。販売状況確認画面では、販売関連表示欄41aは流動的に変化することになるが、従業者の操作により、前後に移動させることも可能である。管理端末4に接続された操作部(図示せず)を操作することで、過去の販売関連表示欄41が表示される。操作方法表示41pには、各種操作方法が表示されている。
本実施形態では、テンキー「1」を操作することで前方への移動を、テンキー「6」を操作することで公報への移動が可能であり、過去に表示された販売関連表示欄41を確認することも可能となっている。また、テンキー「7」を操作した場合、品切れした商品6a~6dの入力を行うことも可能である。入力に基づいて、図10で説明した「カレーライス」のような表示、及び、選択操作が不可能になる。
顔認識端末1は、販売情報の出力(S203)後、音声出力を実行する(S204)。本実施形態では、「ご利用有り難うございます。」等の音声をスピーカ18から出力している。無人会計におけるこのような音声出力は、S207の音声出力の場合と同様、近くに居る他の購入者に対する購入確認となり、支払を行うことなく商品を持ち去ることの抑制に繋がる音声出力(S204)の後、図7に示されるアイドリング画面に戻り(S205)、次の人の顔の検出を待つ(S102)。
購入商品決定処理(S200)では、顔認識処理が完了しており、購入者の特定が行われた状態にある。本実施形態の購入商品決定処理(S200)では、顔認識処理が行われたにも関わらず、商品購入のための確定操作が行われない状況(不買状況)が発生した際、不買情報を出力することで、購入者の確定操作忘れ、もしくは、商品の持ち去りの抑制を図っている。
具体的には、取消操作が行われる(S209:Yes)、もしくは、確定操作が無く(S201:No)、メニュー選択操作も行われていない状態(S206:No)が一定時間経過した場合(S210)、顔認識端末1は、不買情報を出力する(S211)。図6(D1)には、不買情報のデータ構成が示されている。不買情報は、不買情報であることを示すヘッダD、顔認識処理が行われたにも関わらず、確定操作を行わなかった購入者のユーザID、日時、体温が含まれている。
なお、本実施形態では、取消操作が行われた場合(S209:Yes)、もしくは、所定時間が経過した場合(S210:Yes)に不買情報を出力する(S211)としているが、不買情報の出力は、取消操作が行われた場合(S209:Yes)においては出力しない構成であってもよい。また、本実施形態の購入商品決定処理の期間中は、次の顔認識処理を実行しないこととしている。そのため、所定時間の経過(S210:Yes)を待つことが必要になる。購入商品決定処理においても、次の顔認識処理を継続して行う形態では、確定操作が行われることなく、次の顔認識処理で顔認識が行われた場合、確定操作を行わなかった購入者に関する不買情報を出力することとしてもよい。
本実施形態では、不買情報を本実施形態では、管理サーバ3、管理端末4に対して出力している。管理サーバ3では、受信した不買情報を定期的に集計することで、頻繁に不買情報が発生する購入者を検出することが可能となる。一方、管理端末4では、受信した不買情報を、販売状況確認画面に表示する。
図12で説明した販売状況確認画面中、販売関連表示欄41gは、不買情報に基づく表示である。販売関連表示欄41gには、顔認識の際、販売関連表示欄41gには、販売処理時に撮影された撮影画像(あるいは、ユーザIDに対応付けて登録されている顔画像でもよい)上に、発熱状況(閾値以下の場合「平熱」の表記)、及び、「不買」と表記されたメッセージ欄が表示される。また、不買情報に基づく販売関連表示欄41gは、販売情報に基づく販売関連表示欄41a~41f、41gと、背景色を変化させる、あるいは、縁取り食を変化させる等、表示形態を異ならせることが好ましい。
このように、不買情報に基づく販売関連表示欄41gを表示することで、カウンター内に居る調理者等の従業者は、顔認識されたにも関わらず、購入の操作が無かったユーザ(購入者)を確認することが可能となる。また、モニタ40が、カウンター内等、顔認識端末1の近くに設置されている場合、従業者は直ぐに確認することが可能となる。なお、本実施形態では、管理端末4における不買情報に基づく通知を、販売状況確認画面で行うこととしているが、不買情報に基づく通知は、このような形態に限られるものではなく、例えば、ランプによる通知、音による通知等、各種形態を採用することが可能である。
また、販売状況確認画面では、会計の回転が速い場合、短時間で販売関連表示欄41a~41hが入れ替わってしまうことが考えられる。そのため、会計の回転が速いと、従業者が確認を行う前に、不買情報に基づく販売関連表示欄41gが消去されてしまうことが考えられる。そのため、本実施形態では、不買情報に基づく販売関連表示欄41gを停留させることとしている。具体的には、図13に示されるように、新たな販売関連表示欄41i~41oが追加された場合であっても、不買情報に基づく販売関連表示欄41gは、左上に停留(留まる)ようにしている。したがって、会計の回転が速い場合であっても、従業者は、不買情報に基づく販売関連表示欄41gの発生を確実に確認することが可能である。
なお、停留している販売関連表示欄41gは、管理端末4に対する操作により解除することができる。販売状況確認画面中、操作方法表示41pには、テンキー「1」、「6」により、販売関連表示欄41gを指定した後、テンキー「0」を操作することで、販売関連表示欄41gの停留を解除することが可能である。例えば、従業者による確認が行われた場合、解除操作を行うことで、販売関連表示欄41gの停留は解除され、新たな販売関連表示欄41の追加に伴って消去される。
また、本実施形態では、不買情報の出力と合わせて、顔認識端末1において音声出力(S212)を行うこととしている。顔認識端末1では、スピーカ18から「購入する商品はありませんか?」等の音声出力を行う。不買状況が発生した際、このような通知を行うことで、他の購入者に対し、購入商品決定処理(S200)の実行状況を通知し、例えば、商品6a~6dをトレイ7a~7dに載せているも関わらず、確定操作を行うことなく、商品6a~6dを持ち去る購入者の発生を抑制することが可能となる。購入者は、他人の目を気にして、不正行為を行うことが困難となる。音声出力(S212)の後、図7に示されるアイドリング画面に戻り(S213)、次の人の顔の検出を待つ(S102)。
図14は、本実施形態に係る集計処理を示すフロー図である。顔認識端末1から受信した販売情報、不買情報に基づいて、管理サーバ3は集計処理を実行する。集計処理は、給与計算等が行われる月末等に、従業者の操作によって定期的に実行される。集計処理が開始されると、管理対象となっている1つのユーザIDが設定される(S301)。S302~S307の処理は、当該ユーザIDに関して実行される。
対象としているユーザIDについて、集計期間(例えば、対象月、1ヶ月分)の販売情報が取得される(S302)。販売情報の商品価格を合計し、対象となっているユーザIDの食費が計算される(S303)。計算された食費は、対象となっているユーザIDの給与明細データに反映される(S304)。具体的には、当該ユーザIDのユーザ(購入者)の給与から天引きされる。
また、本実施形態では、集計期間中の不買情報の発生回数を算出している(S305)。不買情報の発生回数は、集計期間中に受信した不買情報の数で算出することが可能である。算出された不買情報の数が閾値以上の場合(S306:Yes)、対象となっているユーザIDを不買リストに出力する(S307)。管理者は、この不買リストを使用することで、状況を確認することが可能である。
S302~S307の処理が、対象となる全てのユーザIDについて完了した場合(S308:Yes)、集計処理は終了する。一方、終了していない場合(S308:No)、まだ処理を行っていないユーザIDを設定(S301)して、S302~S307の処理を実行する。
本実施形態の集計処理では、販売情報に基づく食費の計算、及び、不買情報に基づく不買リストの作成を行っているが、集計処理としては、他の処理を行うことも可能である。例えば、日毎に行われる日計処理として、商品6a~6dを実際に提供した数と、販売情報中の商品6a~6dの数を対比可能に出力してもよい。その際、不買情報の数を合わせて出力することで、不正利用が行われたか否かを客観的に判断することが可能となる。
以上、本実施形態の商品販売システムについて説明したが、本実施形態の商品販売システムによれば、従来のレジ打ちに必要な従業者を配置する必要が無く、人件費コストの削減を図ることが可能となる。また、商品の持ち去り等の不正行為を抑制することも可能となっている。
[第2実施形態]
図15は、他の実施形態に係る商品販売システムの構成を示す図である。図1で説明した実施形態では、購入者8a~8dが好みの商品6a~6dを取りながら列を形成するカフェテリアタイプであったが、図15の実施形態では、商品6a~6d毎に列を形成する販売形態となっている。
このような販売形態において、各商品6a~6dに顔認識端末1a~1dを設置することとしている。例えば、商品6aを購入したい購入者8eは、商品6aの前に列を形成する。そして、商品6aに隣接して配置された顔認識端末1aで顔認識による会計を実行する。
図15の商品販売システム中、顔認識端末1a~1dは、図4で説明した販売処理を実行する。その際、購入商品決定処理(S200)部分において異なっている。図16は他の実施形態に係る購入商品決定処理を示すフロー図である。図15の商品販売システムでは、各顔認識端末1a~1dにおいて購入する商品6a~6dが決まっているため、メニューによる商品選択を行う必要が無い点において、前述の実施形態と異なっている。
図17は、他の実施形態に係る顔認識端末1の画面(アイドリング時)を示す図であって、顔認識端末1aに表示される画面(アイドリング時)を示したものである。アイドリング時の表示部14には、カメラ映像表示欄14aに重畳して顔認識を促すメッセージ表示欄14bが表示される。また、メッセージ表示欄14bの上部位置には、メニュー表示欄14cが重畳表示されている。図17の例は、商品6aに対応して設けられた顔認識端末1aであるため「A定食 350円」と表示されている。
顔認識端末1aにおいて、顔認識処理ができた場合(S105:Yes)、図18に示される確認画面が表示される。第1実施形態では、メニュー表示画面を表示させ、購入者に商品を選択させていたが、第2実施形態では、顔認識端末1a~1d毎に購入する商品が決まっているため、商品を選択する必要は無い。したがって、確認操作を促す確認画面が表示される。
確認画面では、カメラ映像表示欄14a上にメニュー表示欄14c、及び、情報表示欄14eが重畳表示されている。情報表示欄14eには、顔認識された購入者の氏名、及び、検温処理(S103)で検温された体温、及び、操作部2の操作方法が表示されている。購入者は、リターンキーを操作することで「確定」操作を行い、バックスペースキーを操作することで「取消」操作を行うことが可能となっている。なお、本実施形態においても、操作部2は、非接触で操作することが可能となっている。
第2実施形態の購入商品決定処理(S200)では、確定操作が行われた場合(S230:Yes)、顔認識端末1a~1dは、販売情報を出力する(S231)。図6(C2)には、第2実施形態の販売情報のデータ構成が示されている。販売情報は、販売情報であることを示すヘッダC2、顔認識された購入者のユーザID、日時、体温、使用した顔認識端末1a~1dの端末ID、商品名、商品価格が含められている。確定操作の実行時(S230:Yes)には、「ご利用有り難うございます。」等の音声出力が行われ(S232)、購入者本人、あるいは、周囲への通知がなされる。
第1実施形態と同様、販売情報は、管理端末4、管理サーバ3に送信される。管理サーバ3では、販売情報を集計することで、各購入者の請求額を算出する等、集計処理を実行する。一方、取消操作が行われた場合(S233:Yes)、もしくは、確定操作が行われず(S230:No)、所定時間が経過した場合(S236:Yes)、不買情報が出力される(S234)。図6(D2)には、不買情報のデータ構成が示されている。不買情報は、不買情報であることを示すヘッダD、顔認識処理が行われたにも関わらず、確定操作を行わなかった購入者のユーザID、日時、体温、そして、不買情報を出力した顔認識端末1a~1dの端末IDが含まれている。
不買情報も販売情報と同様、管理端末4、管理サーバ3に送信される。管理サーバ3では、販売情報と同様、不買情報の集計を行うことが可能である。また、管理端末4では、不買情報を受信することで、図12、図13で説明した販売状況関連画面における販売関連表示欄41gを表示することが可能である。なお、第2実施形態では、商品6a~6d毎に顔認識端末1a~1dが設置されているため、不買情報に含まれる端末IDに基づき、どの顔認識端末1a~1dで不買状況が発生したかを通知することが好ましい。なお、不買情報には、端末IDに代え(あるいは加え)、商品名を使用してもよい。従業者は、不買状況が発生した商品名を通知することでも、不買状況が発生した場所を特定することが可能である。
確定操作が無い場合においても、音声出力が実行される(S235)。顔認識端末1a~1dは、「購入する商品はありませんか?」等の音声出力を行うことで、不正行為の発生を抑制することが可能となる。音声出力(S232、S235)の後、図17に示されるアイドリング画面表示に戻る(S237)。
以上、本発明の第2の実施形態について説明したが、第2の実施形態においても、顔認識端末1a~1dを使用して会計を行うことで、従来、従業者が行っていた会計処理を、無人で行うことが可能となる。また、第2の実施形態では、商品6a~6d毎に顔認識端末1a~1dを使用した会計を行うことが可能であるため、会計を分散することが可能となり、混雑の抑制にも繋がる。
[第1変形例]
図1を使用して第1実施形態の商品販売システムを、図15を使用して第2実施形態の商品販売システムを説明したが、これらの形態を組み合わせることも可能である。すなわち、複数の商品を選択して会計することのできる第1実施形態の顔認識端末1と、単一の商品の会計を行う第2実施形態の顔認識端末1a~1dを併設してもよい。
例えば、特定のメニューを扱うコーナーには、第2実施形態の顔認識端末1a~1dを設置し、複数のメニューを扱うコーナーには、第1実施形態の顔認識端末1を設置することで、食堂の販売形態に則した商品販売システムを形成することが可能となる。また、会計箇所の分散を図ることができるため、会計時における混雑の緩和にも繋がる。
[第2変形例]
前述の各実施形態では、操作部2のリターンキーを操作することで確定操作を行うこととしていた。このような形態のみならず、確定操作時には、セキュリティーを高めるために、購入者に対してパスワードを入力させてもよい。例えば、予め登録しているパスワード(例えば、4桁の数字)を入力させ、一致を確認することで、商品の販売が確定する。一方、一致しない場合には、商品の販売を確定させず、「パスワードが一致しません。」等の音声出力を行う。
[第3変形例]
前述の各実施形態において、商品の購入を終えた購入者に対しては、購入の証拠となるレシートを付与することとしてもよい。例えば、顔認識端末1の外部機器としてレシートプリンタを接続し、販売情報を出力する段階において、レシートプリンタでレシートを印字することが考えられる。レシートには、購入者の氏名、購入した商品名、購入日時等が印字される。購入者は、商品の持ち去り等の疑いが持たれても、レシートを示すことで商品の購入を証明することが可能となる。
[第4変形例]
図12、図13で説明した販売状況関連画面では、不買情報に基づく販売関連表示欄41gの表示、並びに、停留について説明した。このような表示、もしくは、表示させた際の停留については、発熱情報が出力された際に行うこととしてもよい。モニタ40で状況を確認した従業者(調理者等)は、発熱のあった購入者に対して迅速な対応を取ることができる。
以上、本発明に係る発明について、各種実施形態について説明を行ったが、本発明はこれら各種実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの各種実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した形態も本発明の範疇となるものである。
1(1a~1d):顔認識端末 14e:情報表示欄
2:操作部 15a:第1撮像部
3:管理サーバ 15b:第2撮像部
4:管理端末 15c:第3撮像部
6a~6d:商品 15d:USBポート
7a~7d:トレイ 16a:CPU
8a~8e:購入者 16b:ROM
11:筐体 16c:RAM
11d:画像処理部 16d:インターフェイス
12:スタンド 17:LAN通信部
14:表示部 18:スピーカ
14a:カメラ映像表示欄 40:モニタ
14b:メッセージ表示欄 41(41a~41o):販売関連表示欄
14c:メニュー表示欄 41p:操作方法表示
14d:体温表示欄

Claims (11)

  1. 操作部と、顔認識端末と、管理サーバを備え、
    操作部は、商品を購入する購入者が操作可能に配置され、
    顔認識端末は、顔認識処理と、操作受付処理と、商品購入決定処理を実行可能とし、
    顔認識処理は、撮像部で撮像された撮像画像に基づき、購入者を特定し、
    操作受付処理は、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け、
    商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識処理で特定された購入者の識別情報を含む販売情報を管理サーバに送信する
    商品販売システム。
  2. 操作受付処理は、少なくとも1つの商品種別を受け付け可能とし、
    商品購入決定処理は、操作受付処理で受け付けた商品種別、もしくは、商品種別に設定された価格に関する情報を販売情報に含める
    請求項1に記載の商品販売システム。
  3. 顔認識端末は、商品毎に設けられており、
    商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識端末に対応する商品の識別情報、もしくは、顔認識端末の識別情報を含んだ販売情報を管理サーバに送信する
    請求項1に記載の商品販売システム。
  4. 第1の顔認識端末と、第2の顔認識端末を備え、
    第1の顔認識端末において、
    操作受付処理は、少なくとも1つの商品種別を受け付け可能とし、
    商品購入決定処理は、操作受付処理で受け付けた商品種別、もしくは、商品種別に設定された価格に関する情報を販売情報に含め、
    第2の顔認識端末は、商品毎に設けられており、
    商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識端末に対応する商品の識別情報、もしくは、顔認識端末の識別情報を含んだ販売情報を管理サーバに送信する
    請求項1に記載の商品販売システム。
  5. 顔認識処理で購入者が特定された場合であって、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け無かった場合、不買情報を出力する
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の商品販売システム。
  6. 顔認識端末に通信接続された管理端末を備え、
    管理端末は、顔認識端末から不買情報を受信した場合、通知を行う
    請求項5に記載の商品販売システム。
  7. 顔認識端末は、顔認識処理で購入者が特定された場合であって、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け無かった場合、通知を行う
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載の商品販売システム。
  8. 顔認識端末は、体温を検出する検温処理を実行可能とし、
    検温処理により検出された体温より大きい場合、操作受付処理が行われない
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の商品販売システム。
  9. 操作部は、非接触で操作可能である
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の商品販売システム。
  10. 商品を購入する購入者が操作可能に配置された操作部が接続され、
    顔認識処理と、操作受付処理と、商品購入決定処理を実行可能とし、
    顔認識処理は、撮像部で撮像された撮像画像に基づき、購入者を特定し、
    操作受付処理は、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け、
    商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識処理で特定された購入者の識別情報を含む販売情報を管理サーバに送信する
    顔認識端末。
  11. 商品を購入する購入者が操作可能に配置された操作部が接続された情報処理装置で実行される顔認識プログラムであって、
    顔認識処理と、操作受付処理と、商品購入決定処理を実行可能とし、
    顔認識処理は、撮像部で撮像された撮像画像に基づき、購入者を特定し、
    操作受付処理は、操作部による購入者による商品購入に対する確定操作を受け付け、
    商品購入決定処理は、操作受付処理で確定操作を受け付けた場合、顔認識処理で特定された購入者の識別情報を含む販売情報を管理サーバに送信する
    顔認識プログラム。
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