JP2019191867A - 商品販売データ処理装置、システム、方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1では、食材の廃棄ロス削減に貢献できると共に、顧客メリットも実現可能なポイント付与システムであって、ポイント算出端末は、複数のメニューと、各メニューに使用される食材とを関連付けたレシピマスタと、複数の食材と、各食材の消費期限とを関連付けた食材在庫マスタと、レシピマスタに記録されている各メニューについて、当該各メニューがオーダーされた場合に付与されるメニューポイントを、各メニューに使用される1以上の食材と、食材在庫マスタの参照結果である各食材の消費期限とに基づいて算出する手段と、オーダリング端末に入力された1以上のメニューを取得する手段と、取得した1以上のメニューのメニューポイントの合計に基づいて、顧客のオーダーに対して付与されるオーダーポイントを算出するものが提案されている。
また特許文献2では、ポイントカードを利用して商品を購入する時、商品ごとに記憶されているポイントデータと、特定の条件に応じた加算データをポイントカードに記憶させることにより、利用者にさらに得をした感覚を与える装置が提案されている。
本実施形態に係る商品販売データ処理システムは、顧客が購入する購入対象商品の販売処理を実行するシステムであって、所謂会員顧客などの特定の顧客に対し、所定の条件を満たす商品について、複数の優遇サービスを選択的に提供するものである。この商品販売データ処理システムは、スーパーマーケット等で商品販売に伴う商品の登録や管理、精算等を実行する端末又はシステムに組み込まれる。
このディスプレイは、単にデータを表示するだけのディスプレイに限られず、データ入力可能なタッチパネルであってもよく、これにより店員からの操作を受け付けられるようになっていてもよい。
このディスプレイも表示部(店員用)105同様、単にデータを表示するだけのディスプレイに限られず、データ入力可能なタッチパネルであってもよく、これにより顧客からの操作を受け付けられるようになっていてもよい。
ここで、決済媒体とは、クレジットカードや電子マネーカード、デビットカード等であり、外部のサーバと与信等の照会処理を実行し、所定の決済媒体を利用した決済を実行する。
この商品情報記憶部は、POSレジスタ1が備えていてもよいが、外部のデータベースサーバ等が備え、POSレジスタ1がこれを参照するものであってもよいし、外部データベースサーバ等が備えるマスタの情報に基づいて更新されるものであってもよい。
この顧客情報記憶部に登録されている顧客は、所謂会員顧客であり、登録のない一般顧客と区別される。この顧客情報記憶部に登録されている顧客に対しては、所定の顧客識別情報が付与されており、当該顧客識別情報を参照することにより、会員か否かを判別することができる。
なお、この顧客情報記憶部も商品情報記憶部と同様、POSレジスタ1が備えていてもよいが、外部のデータベースサーバ等が備え、POSレジスタ1がこれを参照するものであってもよいし、外部データベースサーバ等が備えるマスタの情報に基づいて更新されるものであってもよい。
また、会計処理部は、必要に応じて、顧客に対して付与されるべきポイントの数量を算出し、算出したポイントを顧客に付与する処理を実行する。
なお、合計金額の算出や付与されるポイントの算出においては、後述する優遇サービスの適用があった場合には、合計金額や付与ポイントに当該優遇サービスを適用し、適用後の合計金額や付与ポイントを算出する。
ここで、優遇サービスとは、一般顧客より会員顧客を優遇するサービスであって、例えば、購入対象商品に対する販売金額からの値引き又は割引である。また、他の例では、ポイント数の付与又はポイント付与率のアップである。
ここで、適用条件の一例は、購入対象商品ごとに設定されている消費期限や賞味期限など、所定の期限日までの残り日数である。
また、適用条件の他の例は、購入対象商品の製造日からの経過日数である。
また、一定の買い上げ額に応じた優遇など、優遇サービスの適用に別途の条件を付与することもできる。
ここで、判別処理部は、購入対象商品が適用条件を満たすか否かを判別する際、賞味期限や品質保持期限、あるいは製造日などを把握する必要がある。これらの期限あるいは日にちに係る情報は例えば、POSレジスタ1が別途備えるCCDカメラ等の撮像手段により、商品そのものや商品に貼られたラベルや商品を撮像し、日付を認識することによって取得することができる。
なお、製造日と賞味・消費期限が同時に撮像される場合には、商品に応じて必ず2つの日時を認識するようにアラートを行うなどしておき、認識した日時から適用条件に応じた日時を判定したり、記載表題(製造日、消費期限、賞味期限等の文言とセットで認識)で判定したりするとよい。また、商品に付されるバーコード等に製造日等の情報を入れておき、これを読み取ることで取得することもできる。そのほか、撮像手段によって商品の変色具合を認識したり、商品に付された所定のシール(「特売」を表すシールなど)を認識したり、電子タグを読み取ったりすることによっても、同様に必要な情報を取得することが可能である。
具体的には、図3に示されるように、表示部(店員用)105及び/又は表示部(客用)106に対し、現在登録している商品の情報と合わせて、複数の優遇サービスを選択可能に表示させる。
図3の例では、優遇サービスとして、値引き又はポイント付与率のアップが提案されており、顧客はどちらかを選択することができる。なお、選択情報の入力は、顧客が行ってもよいし、店員が行ってもよい。
また、現在の買上点数と買上金額が表示することができ、現金値引きサービスを選択した場合には、買上金額にリアルタイムで反映させることもできる。
また、一会計に含まれる購入対象商品について、同一商品がある場合には、2点目以降を合算して表示することも各々表示することもできるが、条件設定により、(1)必ずまとめる、(2)個数入力の場合はまとめる、(3)全て別々にする、といったことが可能である。
具体的に、図3の例において顧客が値引きを選択した場合には、適用対象商品の値段から所定の額を値引きし、当該適用対象商品が値引き後の価格で商品登録される。また、顧客がポイント率のアップを選択した場合には、適用対象商品の購入に伴って付与されるポイントの付与率をアップさせる。
なお、図3の例において顧客が値引きを選択し、優遇サービスが適用された場合には例えば、図4(a)に示す画面により、そのことを顧客又は店員に通知するとよい。また、図3の例において顧客がポイント率のアップを選択した場合には例えば、図4(b)に示す画面により、そのことを顧客又は店員に通知するとよい。
まず、会員の顧客から顧客情報の入力を受け付ける(S101)。顧客情報の入力は、会員顧客用のカードの読み取り、会員顧客が所持する携帯型端末からのデータ取得等の方法による。
一方、当該購入対象商品が適用条件に該当する商品であった場合には、サービス提示部は表示部(店員用)105及び/又は表示部(客用)106に対し、複数の優遇サービスを選択可能に提示させる(S108)。
精算及びポイントの付与が完了すると、印刷部110によってレシートが発行される(S118)。これにより、顧客による商品の購入から精算に至る処理が完了する。
特に、会員へ期限残が少ない商品を特売以外の方法でサービス還元ができる。すなわち、値引額よりも高いポイント還元を行うことで、会員は「すぐに使う商品」特売の値引金額以上の価値を獲得できる。この仕組みにより一般客が会員へシフトし、会員増、ひいては固定客の増加につながる。
さらに、特売品を対象としない場合でも、各商品又は部門やカテゴリ毎に段階的な閾値を設けて「ポイント還元」「値引=あり・なしも設定することで、具体的に牛乳パックなど奥の方から新しい商品を購入するといったことがなくなる。顧客は自己の使用する量、期限を考え、できるだけポイント(又は値引)される商品を購入するので、店舗の商品サイクルに関しても廃棄や格安の値引きも抑制できる。
なお、顧客属性や使用した、又は選択した優遇サービスなどをデータとして蓄積し、分析可能なデータとして出力することができる。
この例では、顧客が優遇サービスを選択していなかった商品の一覧が表示され、当該商品について、選択可能な優遇サービスが提示されている。店員は顧客から優遇サービスの選択に係る情報を受け付け、これを入力することにより、各商品についての優遇サービスが選択される。なお、各商品について、同一の優遇サービスを選択するボタンも合わせて設けられており、このボタンを押下すれば、未選択の商品について、同じ優遇サービスを一括して選択することができる。なお、各商品は通常、同じ商品であっても別々に登録されるため、同一商品についても別々の優遇サービスを選択することができる。
また、商品登録時に既に優遇サービスを選択した商品についても、再設定ボタンを押下することにより、優遇サービスを選択し直すこともできる。
また、優遇サービスが未選択の商品と選択済みの商品の両方を表示しつつ、識別可能な色分け等の表示により、未選択の商品と選択済みの商品を識別可能としてもよい。
また、上記のような優遇サービスの再設定や、登録後の優遇サービスの選択は、店員側のみ有効な設定としてもよい。
POSレジスタ2は、一会計に含まれる購入対象商品のうち、優遇サービスの適用のある全ての適用対象商品について、最初に選択された優遇サービスを適用するものである。
なお、このPOSレジスタ2が備える機能は、上述した第一の実施形態に係るPOSレジスタ1と同様であるため、以下ではPOSレジスタ1の変形例として説明することとし、各機能部についてはPOSレジスタ1の機能部に付した符号と同様とする。ただし、説明の便宜のため、本実施形態では「POSレジスタ2」と称する。
まず、会員の顧客から顧客情報の入力を受け付ける(S201)。顧客情報の入力は、会員顧客用のカードの読み取り、会員顧客が所持する携帯型端末からのデータ取得等の方法による。
一方、まだ登録が済んでいない購入対象商品があった場合には、続けて購入対象商品の入力を受け付けると共に(S215)、優遇サービスの適用のある購入対象商品に対しては、S211の処理において選択された優遇サービスが適用される(S216)。
この第三の実施形態は、購入対象商品の登録と精算が夫々、登録装置3aと精算装置3bという別々の装置によって実行されるシステムとして構成されている。なお、以下においては説明の便宜のため、登録装置3aと精算装置3bによって構成された本実施形態に係る商品販売データ処理システムを「商品販売データ処理システム3」と称する。
また、通信部327は、所定の専用回線やLANなどのネットワークを介して登録装置3a各種のデータの送受信処理を実行する。
一連の処理の流れのうち、登録装置3aによって実行される処理の流れを図12により説明する。
まず、会員の顧客から顧客情報の入力を受け付ける(S301)。顧客情報の入力は、会員顧客用のカードの読み取り、会員顧客が所持する携帯型端末からのデータ取得等の方法による。
一方、当該購入対象商品が適用条件に該当する商品であった場合には、サービス提示部は表示部(店員用)305及び/又は表示部(客用)306に対し、複数の優遇サービスを選択可能に提示させる(S308)。
なお、ここで生成される精算情報には少なくとも、全購入対象商品の情報と全購入対象商品の合計額に係る情報が含まれ、優遇サービスの適用がある場合にはさらに、顧客に対して付与されるべきポイント、顧客の情報、適用があった優遇サービスなどの情報等が含まれる。また、合計額について、登録された全購入対象商品中に割引き等、精算額に関する優遇サービスが適用された購入対象商品があった場合には、当該優遇サービスを反映した額となり、ポイントについて、登録された全購入対象商品中にポイントに関する優遇サービスが適用された購入対象商品があった場合には、当該優遇サービスを反映したポイントとなる。
精算装置3bは、登録装置3aから精算情報を受信すると(S314)、顧客から現金又はクレジットカード等による支払いを受け、精算を完了させる(S315)。さらに、顧客に対して付与されるべきポイントがある場合には(S316)、顧客に対してポイントが付与される(S317)。
精算、及びポイントの付与がある場合のポイント付与が完了すると、印刷部329によってレシートが発行される(S318)。これにより、顧客による商品の購入から精算に至る処理が完了する。
第一の指定態様では、精算処理を実行させる精算装置3bを、店員が登録装置3aにて指定する。
即ち、店員が、精算装置3bを指定する操作を登録装置3aに対して行うことによって、複数の精算装置3bのうちから精算処理を実行させる精算装置3bを指定する。店員が精算装置3bを指定すると、登録装置3aは、指定された精算装置3bに精算情報を送信して精算処理の実行を指示する。
なお、この場合には、登録装置3aの表示部(店員用)305において各精算装置3bの稼働状況を示した稼働情報を表示するようにし、店員が表示部(店員用)305上で精算装置3bを指定する際に、各精算装置3bの稼働状況を確認できるようにしてもよい。
即ち、顧客が、店員から手渡しされたお会計券を精算装置3bに読み取らせることによって、複数の精算装置3bのうちから精算処理を実行させる精算装置3bを指定する。
お会計券には、発行元の登録装置3aを示す登録装置3a識別情報と精算情報とが、バーコード(一次元コード)または2次元コードのいずれかのコードの形式で印字(印刷)されている。精算装置3bは、お会計券のコードを読み取ると、読み取ったコードにより示される精算情報を取得し、精算処理を実行する。
この際、精算処理実行表示とともに、精算処理実行通知を送信した精算装置3bのサインポール332等を所定のパターンで点灯させたり、精算装置3bから所定の報知音を出力させたりすることで、自己が精算処理を実行することを報知するようにしてもよい。
この場合にも、精算処理を実行することとなった精算装置3bが、サインポール332等の点灯や報知音の出力などにより、自己が精算処理を実行することを報知するようにしてよい。
なお、本例は、精算装置3bが登録処理部、適用条件記憶部、判別処理部、サービス提示部、及び適用処理部を有する以外、各機能部が実行する処理は、第三の実施形態において対応する機能が実行する処理と同様である。
一連の処理の流れのうち、登録装置3aによって実行される処理の流れを図14により説明する。
まず、会員の顧客から顧客情報の入力を受け付ける(S401)。顧客情報の入力は、会員顧客用のカードの読み取り、会員顧客が所持する携帯型端末からのデータ取得等の方法による。
なお、ここで生成される精算情報には、全購入対象商品の情報と全購入対象商品の合計額に係る情報等が含まれる。
精算装置3bは、登録装置3aから精算情報を受信する(S411)。
ここで顧客情報がない場合、例えば精算情報に会員顧客であることを示す顧客識別情報等の情報がない場合には、精算処理部3bによる精算処理へ移行する(S419)
その結果、適用条件を満たす購入対象商品がなかった場合には、購入対象商品の読み込みを終了する(S418)
複数の優遇サービスの中から、顧客が所望の優遇サービスを選択すると、顧客又は店員が当該選択に係る情報を入力し、商品販売データ処理システム4はこれを受け付ける(S416)。これに応じて適用処理部は、選択された優遇サービスの適用を実行すると(S417)、登録装置3aによって登録された全購入対象商品の合計価格やこれに対応するポイントが、優遇サービス適用後の合計価格あるいはポイントとなり、購入対象商品の読み込みも終了する(S418)。
精算、及びポイントの付与がある場合のポイント付与が完了すると、印刷部329によってレシートが発行され(S422)、これにより、顧客による商品の購入から精算に至る処理が完了する。
なお、本例は、登録装置3aと精算装置3bの両方が登録処理部、適用条件記憶部、判別処理部、サービス提示部、及び適用処理部を有する以外、各機能部が実行する処理は、第三の実施形態において対応する機能が実行する処理と同様である。
一連の処理の流れのうち、登録装置3aによって実行される処理の流れを図16により説明する。
まず、会員の顧客から顧客情報の入力を受け付ける(S501)。顧客情報の入力は、会員顧客用のカードの読み取り、会員顧客が所持する携帯型端末からのデータ取得等の方法による。
一方、当該購入対象商品が適用条件に該当する商品であった場合には、サービス提示部は表示部(店員用)305及び/又は表示部(客用)306に対し、複数の優遇サービスを選択可能に提示させる(S508)。
即ち、この時点で顧客が優遇サービスを決めかねる場合には、優遇サービスの選択を後回しにすることができる。
なお、ここで生成される精算情報には少なくとも、全購入対象商品の情報と全購入対象商品の合計額に係る情報が含まれ、優遇サービスの適用がある場合にはさらに、顧客に対して付与されるべきポイント、顧客の情報、適用があった優遇サービスなどの情報等が含まれる。また、所定の購入対象商品について、優遇サービスが未選択である場合には当該未選択に係る情報も含まれる。
精算装置5bは、登録装置5aから精算情報を受信する(S521)。
ここで優遇サービスの未選択情報がない場合には(S522)、精算処理へ移行する(S528)
複数の優遇サービスの中から、顧客が所望の優遇サービスを選択すると、顧客又は店員が当該選択に係る情報を入力し、商品販売データ処理システム5はこれを受け付ける(S525)。これに応じて適用処理部は、選択された優遇サービスの適用を実行し、優遇サービスが未選択になっていた購入対象商品の合計価格やこれに対応するポイントが、優遇サービス適用後の合計価格あるいはポイントとなる(S526)。
精算、及びポイントの付与がある場合のポイント付与が完了すると、印刷部329によってレシートが発行され(S531)、これにより、顧客による商品の購入から精算に至る処理が完了する。
また、登録装置3aによる商品登録の時点で、顧客が優遇サービスを決めかねる場合には、優遇サービスの選択を後回しにして、精算装置3bによる精算段階で決めることができるので、登録装置3aによる商品登録時に時間がかかって混雑するのを防ぐことができる。また、顧客としても、精算装置3bにおいて、ゆっくり優遇サービスを選択することができる。
<フルセルフPOS>
顧客が商品を登録する端末で、顧客自が優遇サービスを選択する。但し、優遇サービスの選択を行わない場合に現計キーを押下した場合などは、画面に「店員を呼んでください」や、監視モニタなど外部機器(スマートデバイスも含む)へ通知するとよい。通常、フルセルフPOSの場合は、アテンダント店員が近辺にいるので、そこで選択支援を行えばよい。
<対面式セミセルフPOS>
釣銭釣札機など入出金部が顧客側にあり、店員が商品登録中でも現金支払いに限り入金を開始できる機能や、クーポン券や特典などがあれば、商品登録中に客が自ら入力(クーポンバーコードをスキャン)できるPOSである。対面式セミセルフPOSの場合は、通常のPOSと同様の処理を行えばよい。
<対面式セミセルフ方式、フルセルフ方式、セルフ精算機の3機能切替可能なPOS>
この場合は、対面式セミセルフPOSは登録装置と精算装置とが別体のPOSシステムと同様に、他の装置へ登録データを送信する機能を備えている。自装置以外の装置がフルセルフモード、セルフ精算機モードの場合などの場合は、対面精算と他装置での精算を店舗の状況に応じて選択できる。よって、対面精算の場合は、通常POSと同様に未選択がある場合は現計キーが無効であるが、代わりに送信ボタンを押下すると、未選択情報も指定した他の装置へ引き継ぐことが可能となる。フルセルフモードの場合は、他の客が操作中は送信禁止としてもよいし、該取引終了後にフルセルフモードからセルフ精算機モード(つまりは商品登録画面を表示せずに精算画面“未選択報知画面”)に自動的に動作モードを切り替えるとよい。
ここで、ストアコントローラは、登録装置3aや精算装置3bを管理する情報処理装置であり、商品マスタなどの種々の情報を管理する。具体的には、登録装置3a及び精算装置3bに、最新の商品マスタを適宜送信する。商品マスタとは、各商品の商品識別情報(例えば、JANコード)、商品名(品名、アイテム名)、販売価格、値引き情報などの商品情報を格納したファイルである。ストアコントローラは、最新の商品情報が反映された商品マスタを、外部(例えば、本部のサーバ、リムーバブル形式の記憶媒体)から取得する。
この場合、ストアコントローラは、有線又は無線による所定のネットワークを介して登録装置3aや精算装置3bと各種のデータを送受信したりするほか、精算情報を生成する等、本実施形態において登録装置3aが担った機能の一部を有していてもよい。
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 スキャナ部
105 表示部(店員用)
106 表示部(客用)
107 操作部
108 通信部
109 ブザー
110 印刷部
111 釣銭釣札部
112 決済部
Claims (10)
- 顧客が購入する購入対象商品の販売処理を実行する商品販売データ処理装置であって、
前記購入対象商品に対し、複数の優遇サービスを選択可能に提供するための適用条件を記憶する適用条件記憶手段と、
前記購入対象商品について、前記適用条件に合致し、前記優遇サービスの適用を受けられる適用対象商品であるか否かを判別する判別処理手段と、
前記適用対象商品について、前記複数の優遇サービスを選択可能に提示するサービス提示手段と、
前記適用対象商品に対し、選択された前記優遇サービスを適用する適用処理手段と、を備える、
ことを特徴とする商品販売データ処理装置。 - 前記適用条件は、前記購入対象商品ごとに設定されている所定の期限日までの残り日数、又は前記購入対象商品の製造日からの経過日数であるである、
請求項1に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記複数の優遇サービスのうちの一つは、販売金額からの値引き又は割引であり、前記複数の優遇サービスの他の一つは、ポイント数の付与又はポイント付与率アップである
請求項1又は2記載の商品販売データ処理装置。 - 前記顧客に対して前記優遇サービスを享受可能とする顧客識別情報を入力する入力手段、をさらに備え、
前記サービス提示手段は、前記顧客識別情報が入力された場合に、前記適用対象商品について、前記複数の優遇サービスを選択可能に提示する、
請求項1乃至3いずれかの項に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記複数の優遇サービスのいずれかが選択されず、小計キーを押下すると未選択情報を表示し、該未選択情報を複数の優遇サービスのいずれかを選択するまでは、現計キーを無効にする、
請求項1乃至4いずれかの項に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記適用手段は、一会計に含まれる全ての前記適用対象商品について、最初に選択された優遇サービスを適用する、
請求項1乃至5いずれかの項に記載の商品販売データ処理装置。 - 購入対象商品を登録する登録装置と、登録された購入対象商品の精算を実行する精算装置によって構成された商品販売データ処理システムであって、
前記購入対象商品に対し、複数の優遇サービスを選択可能に提供するための適用条件を記憶する適用条件記憶手段と、
前記購入対象商品について、前記適用条件に合致し、前記優遇サービスの適用を受けられる適用対象商品であるか否かを判別する判別処理手段と、
前記適用対象商品について、前記複数の優遇サービスを選択可能に提示するサービス提示手段と、
前記適用対象商品に対し、選択された前記優遇サービスを適用する適用処理手段と、を備える、
商品販売データ処理システム。 - 少なくとも前記登録装置が、前記サービス提示手段、を備え、
前記登録装置は、前記精算装置に対し、前記購入対象商品に前記優遇サービスを適用した精算情報を送信する精算情報送信手段、を有する、
請求項7記載の商品販売データ処理システム。 - 前記登録装置は、
前記精算装置に対し、前記複数のサービスのいずれかが選択されていないことを示す未選択情報を送信する未選択情報送信手段、を有し、
前記精算装置は、
前記サービス提示手段有し、
前記精算装置が前記未選択情報を受信したときに、所定の条件に合致した前記購入対象商品について、前記複数の優遇サービスを選択可能に提示する、
請求項7又は8記載の商品販売データ処理システム。 - 顧客が購入する購入対象商品の販売処理を実行するためのコンピュータプログラムであって、
前記購入対象商品に対し、複数の優遇サービスを選択可能に提供するための適用条件を記憶する適用条件記憶手段、を有するコンピュータに対し、
前記購入対象商品について、前記適用条件に合致し、前記優遇サービスの適用を受けられる適用対象商品であるか否かを判別する処理と、
前記適用対象商品について、前記複数の優遇サービスを選択可能に提示する処理と、
前記適用対象商品に対し、選択された前記優遇サービスを適用する処理と、を実行させる、
コンピュータプログラム。
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