JP2022158462A - グリース吐出装置 - Google Patents

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Masanori Oshika
秀郁 萩原
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Abstract

【課題】給脂対象部位に供給されるグリースに空気が混入することを抑制すること。【解決手段】グリース吐出装置は、カートリッジの出口から供給されたグリースを吐出するポンプと、ポンプを収容するポンプハウジングと、ポンプハウジングに固定され、カートリッジが連結されるジョイントと、出口の周囲をシールするカートリッジシール部と、を備える。【選択図】図16

Description

本明細書で開示する技術は、グリース吐出装置に関する。
建設機械の給脂対象部位にグリース吐出装置を使ってグリースが供給される。特許文献1に開示されているように、グリースはグリースカートリッジに収容される。グリースカートリッジは、グリース吐出装置に装着される。グリース吐出装置は、グリースカートリッジから供給されたグリースを給脂対象部位に吐出する。
実開昭57-115499号公報
給脂対象部位に供給されるグリースに空気が混入することを抑制する必要がある。
本明細書は、グリース吐出装置を開示する。グリース吐出装置は、カートリッジの出口から供給されたグリースを吐出するポンプと、ポンプを収容するポンプハウジングと、ポンプハウジングに固定され、カートリッジが連結されるジョイントと、出口の周囲をシールするカートリッジシール部と、を備えてもよい。
上記の構成によれば、給脂対象部位に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。
図1は、実施形態に係るグリース吐出装置を示す前方からの斜視図である。 図2は、実施形態に係るグリース吐出装置を示す後方からの斜視図である。 図3は、実施形態に係るグリース吐出装置を示す左側面図である。 図4は、実施形態に係るグリース吐出装置を示す右側面図である。 図5は、実施形態に係るグリース吐出装置を示す平面図である。 図6は、実施形態に係るグリース吐出装置を示す正面図である。 図7は、図5のA-A線断面矢視図である。 図8は、図7のB-B線断面矢視図である。 図9は、図8のC-C線断面矢視図である。 図10は、実施形態に係るカートリッジが接続されたグリース吐出装置を示す右側面図である。 図11は、実施形態に係るカートリッジが接続されたグリース吐出装置を示す断面図である。 図12は、実施形態に係るグリース吐出装置の一部を示す後方からの分解斜視図である。 図13は、実施形態に係るグリース吐出装置の一部を示す前方からの分解斜視図である。 図14は、図12に示した構成要素の一部を更に分解した後方からの斜視図である。 図15は、図13に示した構成要素の一部を更に分解した前方からの解斜視図である。 図16は、実施形態に係るカートリッジの近傍を示す断面図である。 図17は、実施形態の変形例に係るカートリッジの近傍を示す断面図である。
1つ又はそれ以上の実施形態において、グリース吐出装置は、カートリッジの出口から供給されたグリースを吐出するポンプと、ポンプを収容するポンプハウジングと、ポンプハウジングに固定され、カートリッジが連結されるジョイントと、出口の周囲をシールするカートリッジシール部と、を備えてもよい。
上記の構成では、カートリッジの出口の周囲をシールするカートリッジシール部が設けられるので、カートリッジの出口からポンプに供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。そのため、給脂対象部位に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、カートリッジは、出口の周囲に配置される出口端面を有してもよい。カートリッジシール部は、出口端面に接触してもよい。
上記の構成では、カートリッジシール部が出口の周囲の出口端面に接触するので、、カートリッジの出口からポンプに供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、グリース吐出装置は、出口とポンプとを繋ぐ流路を有するアダプタを備えてもよい。カートリッジシール部は、出口端面に接触するアダプタの接触面を含んでもよい。
上記の構成では、カートリッジの出口から出たグリースは、空気の混入が抑制された状態で、アダプタの流路を介してポンプに供給される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ジョイントは、出口端面を含むカートリッジの小径部が配置される接続孔を有してもよい。アダプタの少なくとも一部は、接続孔の内側に配置されてもよい。
上記の構成では、接続孔の内側において、小径部の出口端面とアダプタの接触面とが接触することができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、小径部の外面にねじ山が設けられてもよい。接続孔は、ねじ山が結合されるねじ溝を有してもよい。
上記の構成では、小径部のねじ山と接続孔のねじ溝との結合により、カートリッジがジョイントに固定される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、アダプタは、接続孔の内側に配置されるアダプタ筒部と、アダプタ筒部の周囲に配置されるアダプタフランジ部と、を有してもよい。接触面は、アダプタ筒部の端面を含んでもよい。
上記の構成では、接続孔の内側において、小径部の出口端面とアダプタ筒部の端面とが接触することができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、グリース吐出装置は、ジョイントとポンプハウジングとを固定するねじを備えてもよい。ジョイントは、ねじの軸部が配置されるジョイント透孔を有してもよい。アダプタフランジ部は、ねじの軸部が配置されるアダプタ透孔を有してもよい。ポンプハウジングは、ねじのねじ部が挿入されるねじ孔を有してもよい。
上記の構成では、ジョイントとポンプハウジングとはねじにより固定される。アダプタは、ねじによりジョイント及びポンプハウジングのそれぞれに固定される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、アダプタは、金属製でもよい。
上記の構成では、アダプタの耐久性が向上する。
1つ又はそれ以上の実施形態において、グリース吐出装置は、アダプタ透孔の周囲をシールするアダプタシール部材を備えてもよい。
上記の構成では、ジョイント及びアダプタの周囲の空気がアダプタ透孔を介してポンプに流入することが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、アダプタシール部材は、ジョイントとアダプタフランジ部との間に設けられるシールフランジ部を有してもよい。
上記の構成では、ジョイントとアダプタとの境界がシールフランジ部によりシールされる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、アダプタシール部材は、ジョイントに設けられた凹部に配置される第1シール筒部を有してもよい。第1シール筒部の外面は、凹部の内面に接触してもよい。
上記の構成では、アダプタシール部材の第1シール筒部がジョイントの凹部に嵌まるので、アダプタシール部材とジョイントとは簡単に位置決めされる。そのため、グリース吐出装置の組立性が向上する。
1つ又はそれ以上の実施形態において、アダプタシール部材は、アダプタ透孔に配置される第2シール筒部を有してもよい。ねじの軸部は、第2シール筒部の内側に配置されてもよい。
上記の構成では、アダプタシール部材の第2シール筒部がアダプタのアダプタ透孔に配置されることにより、アダプタシール部材とアダプタとは簡単に位置決めされる。そのため、グリース吐出装置の組立性が向上する。
1つ又はそれ以上の実施形態において、グリース吐出装置は、カートリッジの出口から供給されたグリースを吐出するポンプと、ポンプを収容するポンプハウジングと、ポンプハウジングに固定され、カートリッジが連結されるジョイントと、ジョイントに設けられている流路をシールするジョイントシール部材と、を備えてもよい。
上記の構成では、ジョイントに設けられている流路をシールするジョイントシール部材が設けられるので、カートリッジの出口からポンプに供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。そのため、給脂対象部位に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、流路は、ジョイントの一端面とポンプ側を向くジョイントの他端面とを繋ぐように形成されてもよい。ジョイントシール部材は、一端面側に配置されてもよい。
上記の構成では、ジョイントシール部材は、ポンプ側とは反対側を向くジョイントの一端面側に配置されるので、グリースに空気が混入することが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、グリース吐出装置は、ジョイントとポンプハウジングとを固定するねじを備えてもよい。ジョイントは、ねじの軸部が配置されるジョイント透孔を有してもよい。ポンプハウジングは、ねじのねじ部が挿入されるねじ孔を有してもよい。流路は、ジョイント透孔を含んでもよい。
上記の構成では、ジョイントとポンプハウジングとはねじにより固定される。ジョイント透孔がジョイントシール部材によりシールされることにより、ジョイント透孔を介してグリースに空気が混入することが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ジョイントシール部材は、一端面側のジョイント透孔の開口に挿入される凸部を有してもよい。
上記の構成では、ジョイントシール部材の凸部がジョイント透孔に挿入されるので、ジョイント透孔を介してグリースに空気が混入することが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ジョイントシール部材は、凸部に接続され一端面に接触するプレート部を有してもよい。
上記の構成では、ジョイントシール部材のプレート部がジョイント透孔を塞ぐようにジョイントの一端面に接触するので、ジョイント透孔を介してグリースに空気が混入することが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ジョイント透孔は、少なくとも2つ設けられてもよい。凸部及びプレート部のそれぞれは、ジョイント透孔の数と同じ数だけ設けられてもよい。ジョイントシール部材は、一対のプレート部を繋ぐ連結部を有してもよい。
上記の構成では、一対のプレート部の分離が連結部により抑制される。そのため、グリース吐出装置の組立性が向上する。
1つ又はそれ以上の実施形態において、一対のプレート部を繋ぐ連結部は、少なくとも2つ設けられてもよい。
上記の構成では、一対のプレート部の分離が連結部により抑制される。そのため、グリース吐出装置の組立性が向上する。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ジョイントは、ポンプハウジングに設けられたハウジング開口に配置されてもよい。グリース吐出装置は、ジョイントとポンプハウジングとの境界をシールするハウジングシール部材を備えてもよい。
上記の構成では、ジョイントとポンプハウジングとの境界をシールするハウジングシール部材が設けられるので、カートリッジの出口からポンプに供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。そのため、給脂対象部位に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。
[実施形態]
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。実施形態においては、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、及び「下」の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、グリース吐出装置1の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。
<グリース吐出装置>
図1は、実施形態に係るグリース吐出装置1を示す前方からの斜視図である。図2は、実施形態に係るグリース吐出装置1を示す後方からの斜視図である。
グリース吐出装置1は、本体ハウジング2と、ポンプハウジング9と、ホースアセンブリ77とを備える。本体ハウジング2は、左ハウジング2a及び右ハウジング2bを含む。本体ハウジング2は、半割れハウジング構造である。左ハウジング2a及び右ハウジング2bのそれぞれは、本体ハウジング2の半割れハウジングである。左ハウジング2aと右ハウジング2bとは、複数のねじ31により固定される。本体ハウジング2は、モータハウジング部3と、グリップ部4と、ホルダ部10とを含む。モータハウジング部3は、筒状である。モータハウジング部3は、前後方向に長い。グリップ部4は、モータハウジング部3よりも上方に配置される。グリップ部4は、前後方向に長い。モータハウジング部3の前端部とグリップ部4の前端部とが接続される。モータハウジング部3の後端部とグリップ部4の後端部とが接続される。モータハウジング部3とグリップ部4とによりループが形成される。ホルダ部10は、タンク12を保持する。ホルダ部10は、モータハウジング部3の下部に設けられる。ホルダ部10は、タンク12の周囲に配置される。ホルダ部10は、環状である。ホルダ部10は、タンク12の前部を保持する前ホルダ部10Fと、タンク12の後部を保持する後ホルダ部10Rとを含む。
ポンプハウジング9は、本体ハウジング2の前部に配置される。ポンプハウジング9は、後述するポンプ70を収容する。ポンプ70は、グリースを吐出する。
ホースアセンブリ77は、ポンプハウジング9に接続される。ホースアセンブリ77は、ホース本体77Aと、ポンプハウジング9に連結されるコネクタ部77Bと、ホース本体77Aの先端部に取り付けられるカプラー部77Cと、ホース本体77Aの周囲に配置されるコイルばね部77Dとを有する。コネクタ部77Bは、ポンプハウジング9の前部に設けられた開口部79に挿入される。開口部79は、ポンプ70に繋がる。ポンプ70から吐出されたグリースは、開口部79を介してホースアセンブリ77に供給される。開口部79から吐出されたグリースは、ホース本体77Aの内部を通った後、カプラー部77Cの吐出口77Eから吐出される。コイルばね部77Dは、ホース本体77Aを保護又は補強する。
図3は、実施形態に係るグリース吐出装置1を示す左側面図である。図4は、実施形態に係るグリース吐出装置1を示す右側面図である。図5は、実施形態に係るグリース吐出装置1を示す平面図である。図6は、実施形態に係るグリース吐出装置1を示す正面図である。図7は、図5のA-A線断面矢視図である。図8は、図7のB-B線断面矢視図である。図9は、図8のC-C線断面矢視図である。図3から図9は、本体ハウジング2からホースアセンブリ77が外された状態のグリース吐出装置1を示す。
モータハウジング部3には、DCモータ5が、出力軸6を前向きにした姿勢で収容される。DCモータ5の前方には、動力伝達部としての減速機構8を収容したギヤハウジング7が組み付けられている。ギヤハウジング7の前部には、ポンプハウジング9が配置される。ギヤハウジング7とポンプハウジング9とは固定される。
グリップ部4には、トリガ14を下向きに突出させたトリガスイッチ13が収容される。グリップ部4の前方で本体ハウジング2の前面には、LEDを用いたライト15が設けられる。グリップ部4の前部上面には、ライト15をON/OFF操作するライトスイッチ16が設けられている。
トリガ14の前方でグリップ部4には、トリガ14の押し込み状態を維持できるロックオンボタン17が設けられている。ライト15は、グリースの供給箇所を照明するためのもので、この照明により暗い場所での使い勝手が良好となる。
グリップ部4の後方で本体ハウジング2には、バッテリー装着部18が形成されて、コントローラ19と端子台20とを前後に並べて上下方向の向きで収容している。端子台20には、バッテリーとしてのバッテリーパック21が上方からスライド装着可能となっている。
バッテリー装着部18の左右の側面と、モータハウジング部3の後部及び中間部の左右の側面とには、DCモータ5に設けた図示しないファンの回転により外部の空気を吸い込む複数の吸気口23が形成される。モータハウジング部3における前後の吸気口23の間で左右の側面には、DCモータ5の冷却後の空気を排出する複数の排気口24が形成されている。この空気流によってコントローラ19も冷却される。
本体ハウジング2の上面において、ライト15とライトスイッチ16との間と、グリップ部4とバッテリー装着部18との間で左右方向の中央には、左右の凸部26間に支持される左右方向のピン27からなるショルダーベルト取付け部25が設けられている。ショルダーベルトの取付けによってグリース吐出装置1の可搬性が良好となっている。本体ハウジング2の前面でライト15の上側には、斜め上向きに突出して上面が円弧状となる庇部28が突設されている。庇部28は、前側のショルダーベルト取付け部25に取付けられたカラビナ等が垂れ下がった際に、庇部28の上面に当接することで左右何れかへ偏らせるためのもので、これによってカラビナやショルダーベルトの端部がライト15に被さってライト15から照射される光を遮ることを防止できる。なお、ライト15は、ライトスイッチ16の操作で単独で点消灯可能となっている。
後ホルダ部10Rの側面には、延長ホースを差込収納するためのホースクランプ29が設けられている。ホースクランプ29は、ゴム製の筒状体で、後ホルダ部10Rの側面に設けたねじ孔30にねじ止めすることで、前後方向を向いた姿勢で固定される。ねじ孔30は、後ホルダ部10Rの両側面に設けられて、ホースクランプ29を左右何れにも取付け可能となっている。
減速機構8は、ギヤハウジング7の後部に保持されるインターナルギヤ35内に、複数の遊星ギヤ37をそれぞれ支持するキャリア36を軸方向へ3段並設してなる。最後段の遊星ギヤ37は、3つ設けられる。中段の遊星ギヤ37は、3つ設けられる。最前段の遊星ギヤ37は、5つ設けられる。最後段の遊星ギヤ37は、出力軸6に設けたピニオン38に噛合し、最前段のキャリア36は、ギヤハウジング7内に前後の軸受39によって支持されるスピンドル40と連結されている。スピンドル40の前端には、偏心ピン42を前方へ突出させたクランク盤41が固着されている。クランク盤41の前方には、左右方向の長孔44を備えたスライダ43が、ギヤハウジング7の前部で左右に設けた支持板45の間で上下動可能に設けられている。
スライダ43の前後には、クランク盤41の外周側でギヤハウジング7に固定されたスライダガイド46と、左右の支持板45の前端間にネジ止めされてクランク盤41及びスライダ43を前方から覆うカバー47とが設けられている。スライダ43の後面で左右両端には、後方へ突出する一対の突条48が上下方向に形成されており、スライダガイド46の前面で左右両端には、一対の突条48がそれぞれ左右外側から嵌合する一対のガイド溝49が上下方向に形成されている。また、スライダ43の前面で左右両端には、カバー47に当接する突起50がそれぞれ上下に2つずつ突設されている。
スライダ43は、スライダガイド46とカバー47との間で前後の移動を規制された状態で、スライダガイド46に沿って上下方向へ移動可能に支持される。スライダ43の一対の突条48がスライダガイド46に設けた一対のガイド溝49に左右外側から嵌合しているので、左右方向の寸法をコンパクトにしつつ剛性が高いガイド構造が得られるようになっている。
スライダ43の長孔44に、偏心ピン42が、ローラ51を介して遊挿されている。スライダ43の下端中央に、上下方向に延びる棒状のプランジャ52の上端が連結されている。
左右の支持板45の間には、スピンドル40と共にクランク盤41が回転すると、偏心ピン42の偏心運動により、スライダ43が、偏心ピン42の上下方向の移動分だけ上下に往復動し、プランジャ52を上下動させるクランク機構が形成される。
ポンプハウジング9の内部には、プランジャ52の上下動によってタンク12から供給されるグリースを吐出するポンプ70が設けられている。ポンプ70は、ポンプハウジング9の上側内面から下向きに突出する上筒部71と、ポンプハウジング9の下側内面から上筒部71と同軸で上向きに突出し、上筒部71との間にポンプハウジング9内と連通する隙間73を有する下筒部72とを含む。
プランジャ52は、上筒部71と下筒部72を挿通して上下動する。プランジャ52のの上死点では、プランジャ52の下端が隙間73よりも上方で上筒部71内に略没入し、プランジャ52の下死点では、プランジャ52の下端が下筒部72内の略中間部まで達するようになっている。下筒部72内には、隙間73と連通してプランジャ52が挿通する縦吐出路74が形成されている。
縦吐出路74において、下死点のプランジャ52の下端より下方部分は、プランジャ52の挿通部分より大径となる大径路75となっている。下筒部72には、大径路75と連通する横吐出路76が前向きに形成されいる。大径路75を含む縦吐出路74と横吐出路76とでグリースの吐出路を形成している。横吐出路76の出口となるポンプハウジング9の前面には、ホースアセンブリ77が前向きに連結されている。ホースアセンブリ77の上側でポンプハウジング9の前面には、内部の空気を外部へ逃がしてエア噛みによる吐出不良を解消するための空気弁78が設けられている。
縦吐出路74の大径路75には、大径路75からのグリースの逆流を防ぐための逆止弁80が設けられている。逆止弁80は、大径路75の上端内面に設けたフラットワッシャ81と、そのフラットワッシャ81の開口を開閉可能なスチールボール82と、その下方でスチールボール82をフラットワッシャ81の開口を閉塞する閉弁位置に付勢するコイルばね83と、コイルばね83を保持する有底孔85を備えて大径路75下部を閉塞する保持ボルト84とを含んでなる。保持ボルト84の上端部は、横吐出路76の開口部分より上方では大径路75よりも小径に形成されて、大径路75と横吐出路76との連通を妨げないようになっている。
ポンプ70がアルミ製、スチールボール82が鋼製であるため、スチールボール82が下筒部72に直接着座すると下筒部72に傷や凹みが発生するおそれがあることから、弁座として鋼製のフラットワッシャ81を用いて損傷の低減を図っている。こうして別部材のフラットワッシャ81を使用することで、フラットワッシャ81に傷や凹みが生じても容易に交換できる利点もある。
図9に示すように、逆止弁80が設けられる縦吐出路74に直交してポンプハウジング9の左側面には、切換弁95が設けられている。切換弁95は、下筒部72の位置でポンプハウジング9の左側面から螺合されてポンプハウジング9内に突出し、先端が下筒部72の左側面に設けた逃がし凹部96よりやや小径の筒状体となる本体97と、大径の左端部98aが本体97の軸心に外側から螺合されて本体97を閉塞し、本体97内の軸心で右側へ延びるバルブピン98と、バルブピン98に外装されるコイルばね99と、コイルばね99の右側に設けられるスチールボール100とを含む。
本体97の先端には、スチールボール100を本体97の軸線方向へ移動可能に収容する内部流路101と、内部流路101と同軸で連通して先端軸心に開口する小径流路102と、内部流路101と直交状に連通して本体97の側面に開口する横流路103とが設けられている。スチールボール100は、常態ではコイルばね99により小径流路102の開口に着座して小径流路102を閉塞する閉弁位置に付勢されている。
下筒部72には、逆止弁80のスチールボール82よりも上流側で縦吐出路74を逃がし凹部96に連通させる連通路104が左右方向に形成されて、本体97の小径流路102と対向するようになっている。本体97の左端はポンプハウジング9の外側に露出して、大径の操作部105が一体に設けられている。
切換弁95は、操作部105による本体97の回転操作でポンプハウジング9に対してねじ送り移動させて、本体97の先端が逃がし凹部96の底面に当接して連通路104が小径流路102のみと連通する自動切換位置と、本体97の先端が逃がし凹部96の底面から離間して、連通路104が逃がし凹部96内に開放して本体97との隙間からポンプハウジング9内に連通する手動開放位置とを選択することができる。
自動切換位置を選択した場合、縦吐出路74と連通路104を介して連通する小径流路102内の圧力が、コイルばね99による付勢力を下回っていると、小径流路102はスチールボール100によって閉塞される。そして、小径流路102内の圧力がコイルばね99による付勢力を上回ると、スチールボール100がコイルばね99の付勢に抗して小径流路102の開口から離間し、小径流路102を開放する。よって、連通路104から小径流路102を介して流入するグリースは、本体97の内部流路101を通って横流路103からポンプハウジング9内に戻り、縦吐出路74内の圧力を逃がすことになる。
手動開放位置を選択した場合、本体97が逃がし凹部96の底面から離間していることで、常に縦吐出路74内のグリースは、連通路104から逃がし凹部96を介してポンプハウジング9内へ逃げられることになる。
自動切換位置と手動開放位置との何れにおいても、切換弁95によれば、プランジャ52の単位時間当たりの往復動の回数は一定のまま、グリースの吐出量が変更できる(自動切換位置では自動的に、手動開放位置では手動調整により)ことになる。
タンク12は、前面を開口させた有底筒状で、本体ハウジング2の後ホルダ部10Rに後方から貫通させて、前端部をポンプハウジング9に螺合させることで、モータハウジング部3の下方で前向きとなる姿勢で本体ハウジング2に連結される。タンク12内には、前端にピストン111を備えたロッド110が、前後方向へ移動可能に収容されて、タンク12の後端に設けた貫通孔112から突出させたロッド110の後端にハンドル113が設けられている。タンク12内でピストン111の後方には、コイルばね114が設けられて、ピストン111を前方へ付勢している。ロッド110の外周には、所定間隔をおいてくびれ部115が設けられている。ロッド110を後退させてくびれ部115をタンク12の貫通孔112に係止させると、コイルばね114の付勢に抗してピストン111をタンク12内の後方位置に位置決めできる。
グリースのカートリッジがタンク12に収容される。カートリッジは、タンク12に収容された状態で、ポンプハウジング9に連結される。カートリッジからポンプハウジング9のポンプ70にグリースが供給される。
グリース吐出装置1は、異なる種類のカートリッジを装着することができる。カートリッジの種類に合わせて、ジョイント117がポンプハウジング9に接続される。ジョイント117がポンプハウジング9に接続された場合、カートリッジのグリースは、ジョイント117を介してポンプハウジング9のポンプ70に供給される。なお、カートリッジの種類によっては、ジョイント117を用いることなく、カートリッジのグリースは、ポンプハウジング9のポンプ70に供給される。
<カートリッジ及びジョイント>
図10は、実施形態に係るカートリッジ116が接続されたグリース吐出装置1を示す右側面図である。図11は、実施形態に係るカートリッジ116が接続されたグリース吐出装置1を示す断面図である。
グリースは、カートリッジ116に収容される。カートリッジ116は、タンク12に収容される。カートリッジ116は、ジョイント117に連結される。ジョイント117は、タンク12の前部に固定される。ジョイント117の外面にねじ山が設けられる。タンク12の前部の内面にねじ溝が設けられる。ジョイント117のねじ山とタンク12のねじ溝とが結合されることにより、ジョイント117とタンク12とが固定される。また、ジョイント117は、ポンプハウジング9に固定される。ジョイント117とポンプハウジング9とは、後述するねじ131により固定される。ポンプ70は、カートリッジ116から供給されたグリースを吐出する。
カートリッジ116は、本体部116Aと、小径部116Bとを有する。グリースは、本体部116Aに収容される。本体部116Aは、ベローズ状である。本体部116Aは、前後方向に伸縮することができる。小径部116Bは、本体部116Aの前部に設けられる。小径部116Bは、筒状である。小径部116Bは、ジョイント117に接続される。小径部116Bの前端部に、グリースの出口116Cが設けられる。出口116Cから出たグリースは、ジョイント117を介してポンプ70に供給される。ポンプ70は、カートリッジ116の出口116Cから供給されたグリースを吐出する。
タンク12の前端部は、ポンプハウジング9の後部に固定される。カートリッジ116がタンク12に収容された状態で、カートリッジ116の後端部とピストン111とが接触する。上述のように、ピストン111は、コイルばね114より前方に付勢される。カートリッジ116が後方からピストン111に押されることにより、本体部116Aは、前方に押しつぶされるように縮む。本体部116Aが縮むので、カートリッジ116に収容されているグリースは、出口116Cから円滑に出ることができる。
図12は、実施形態に係るグリース吐出装置1の一部を示す後方からの分解斜視図である。図13は、実施形態に係るグリース吐出装置1の一部を示す前方からの分解斜視図である。図14は、図12に示した構成要素の一部を更に分解した後方からの斜視図である。図15は、図13に示した構成要素の一部を更に分解した前方からの解斜視図である。図16は、実施形態に係るカートリッジ116の近傍を示す断面図である。
ポンプハウジング9は、ポンプ70を収容する。ポンプハウジング9の後部にハウジング開口130が設けられる。ジョイント117は、ポンプハウジング9に設けられたハウジング開口130に配置される。
ジョイント117は、接続孔118を有する。接続孔118は、ジョイント117の前部と後部とを繋ぐ貫通孔である。カートリッジ116の小径部116Bは、接続孔118に配置される。カートリッジ116の小径部116Bの外面にねじ山が設けられる。接続孔118の内面にねじ溝が形成される。小径部116Bのねじ山と接続孔118のねじ溝とが結合される。小径部116Bが接続孔118にねじ込まれることによって、カートリッジ116とジョイント117とが固定される。
ジョイント117とポンプハウジング9とは、2本のねじ131により固定される。ジョイント117は、ねじ131の軸部が配置されるジョイント透孔119を有する。ジョイント117の前部に凹部117Aが設けられる。凹部117Aにねじボス119Bが設けられる。ジョイント透孔119は、ねじボス119Bに形成される。ポンプハウジング9は、ねじ孔9Aが形成されたねじボス9Bを有する。ねじ131のねじ部は、ポンプハウジング9のねじ孔9Aに挿入される。
グリース吐出装置1は、カートリッジ116とジョイント117との間をシールするアダプタ121と、ジョイント117とアダプタ121との間をシールするアダプタシール部材122と、ジョイント117に設けられている流路をシールするジョイントシール部材123と、ジョイント117とポンプハウジング9との境界をシールするハウジングシール部材124とを有する。
アダプタ121の少なくとも一部は、接続孔118の内側に配置される。アダプタ121は、金属製である。実施形態において、アダプタ121は、アルミニウム製である。アダプタ121は、アダプタ筒部121Aと、アダプタ筒部121Aの前端部の周囲に配置されるアダプタフランジ部121Bとを有する。
アダプタ筒部121Aは、接続孔118の内側に配置される。アダプタ筒部121Aは、ジョイント117の前方から接続孔118に挿入される。アダプタ筒部121Aの後端面121Cは、接続孔118に配置される。カートリッジ116の小径部116Bは、出口116Cの周囲に配置される出口端面116Dを有する。出口端面116Dを含むカートリッジ116の小径部116Bは、接続孔118に配置される。出口端面116Dは、前方を向く。アダプタ筒部121Aの後端面121Cは、カートリッジ116の出口端面116Dに接触する接触面である。アダプタ筒部121Aの後端面121Cは、出口端面116Dに接触することによって、カートリッジ116の出口116Cの周囲をシールするカートリッジシール部として機能する。
以下の説明において、アダプタ筒部121Aの後端面121Cを適宜、カートリッジシール部121C、と称する。
アダプタ筒部121Aは、カートリッジ116の出口116Cとポンプハウジング9の内部に設けられているポンプ70とを繋ぐ流路121Eを有する。出口116Cから出たグリースは、アダプタ筒部121Aの内側の流路121Eを流れてポンプ70に供給される。
アダプタフランジ部121Bは、ジョイント117よりも前方に配置される。アダプタフランジ部121Bは、ねじ131の軸部が配置されるアダプタ透孔121Dを有する。
アダプタシール部材122は、アダプタ透孔121Dの周囲をシールする。アダプタシール部材122は、ゴム製である。アダプタシール部材122は、第1シール筒部122Aと、第1シール筒部122Aの前端部の周囲に配置されるシールフランジ部122Bとを有する。
第1シール筒部122Aは、ジョイント117に設けられた凹部117Aに配置される。第1シール筒部122Aの外面は、凹部117Aの内面に接触する。なお、第1シール筒部122Aの一部に、ねじボス119Bが配置される凹部122Cが設けられる。シールフランジ部122Bは、ジョイント117よりも前方に配置される。アダプタ121のアダプタ筒部121Aは、第1シール筒部122Aの内側に配置される。
シールフランジ部122Bは、ジョイント117の前端面とアダプタフランジ部121Bの後面との間に設けられる。シールフランジ部122Bは、ジョイント117の前端面及びアダプタフランジ部121Bの後面のそれぞれに密着する。シールフランジ部122Bは、ねじ131の軸部が配置されるシール透孔122Dを有する。
第2シール筒部122Eは、シールフランジ部122Bの前面から前方に突出する。第2シール筒部122Eは、アダプタ透孔121Dの内側に配置される。ねじ131の軸部は、第2シール筒部122Eの内側に配置される。
ジョイントシール部材123は、ジョイント117に設けられている空気の流路をシールする。ジョイントシール部材123は、ゴム製である。ジョイント117の流路は、ジョイント117の後端面とポンプ70側を向くジョイント117の前端面とを繋ぐように形成される。実施形態において、ジョイント117の流路は、ねじ131が配置されるジョイント透孔119を含む。ジョイントシール部材123は、ジョイント117の後端面側に配置される。
ジョイントシール部材123は、プレート部123Aと、凸部123Bと、連結部123Cとを有する。
凸部123Bは、プレート部123Aから前方に突出する。凸部123Bは、ジョイント117の後端面側のジョイント透孔119の開口に挿入される。凸部123Bは、ジョイント117の後方からジョイント透孔119に挿入される。凸部123Bの外面は、ジョイント透孔119の内面に接触する。
プレート部123Aは、凸部123Bに接続される。凸部123Bは、プレート部123Aの前面から前方に突出するように設けられる。プレート部123Aは、ジョイント透孔119の後端面側の開口を塞ぐように、ジョイント117の後端面に接触する。
凸部123B及びプレート部123Aのそれぞれは、ジョイント透孔119と同じ数だけ設けられる。実施形態において、ジョイント透孔119は、2つ設けられる。プレート部123Aは、2つ設けられる。凸部123Bは、1つのプレート部123Aに1つ設けられる。
連結部123Cは、一対のプレート部123Aを繋ぐ。一対のプレート部123Aを繋ぐ連結部123Cは、少なくとも2つ設けられる。連結部123Cは、接続孔118の外側に配置される。
ハウジングシール部材124は、ジョイント117とポンプハウジング9との境界をシールする。ハウジングシール部材124は、ゴム製である。ハウジングシール部材124として、Oリングが例示される。
<動作>
以上のように構成されたグリース吐出装置1において、カートリッジ116を収容したタンク12を本体ハウジング2に連結すると、ピストン111により押し出されたグリースがポンプハウジング9内に充填される。
この状態でトリガ14を押し込み操作すると、トリガスイッチ13の各信号を検出したコントローラ19がDCモータ5に駆動電流を供給し、出力軸6を回転させる。すると、出力軸6の回転が減速機構8で減速されてスピンドル40に伝わり、スピンドル40と共にクランク盤41を減速回転させる。これにより、偏心ピン42が偏心運動してスライダ43が上下動し、スライダ43と共にプランジャ52を上下に往復動させる。よって、ポンプ70では、プランジャ52が上死点に達した際に、上筒部71と下筒部72との隙間73からグリースが下筒部72の縦吐出路74に流れ込む。その後プランジャ52が下死点に移動することで、縦吐出路74内を下方に押し込まれたグリースが逆止弁80のスチールボール82を押し下げて大径路75から横吐出路76に流入し、そのままホースアセンブリ77を介して吐出される。この吐出動作はプランジャ52の往復動に伴って繰り返される。
プランジャ52が下降する際、偏心ピン42が、上死点からクランク盤41の回転中心の右側真横(上死点から90°移動した位相)に達する中間点では、偏心ピン42の位置がクランク盤41の回転中心から最も遠くなることで、DCモータ5に加わる負荷が最大となる。
そして、ここからさらにプランジャ52が下降して、偏心ピン42が中間点の時の位相よりもやや下側に移動した位相では、プランジャ52の下端が連通路104を越えることで縦吐出路74内のグリースを押圧して逆止弁80を開弁させ、下死点に達するまでグリースを横吐出路76へ押し出すようになっている。すなわち、DCモータ5への負荷が最大となる位相を過ぎてから吐出が行われるので、中間点で吐出が開始される場合と比較してDCモータ5への負荷を軽減させることができる。
なお、切換弁95では、操作部105によって自動切換位置に切り換えられると、吐出動作時の負荷圧力が比較的小さく、本体97の小径流路102内の圧力がコイルばね99による付勢力を下回っている間は、小径流路102がスチールボール100によって閉塞される。よって、ポンプ70から吐出されるグリースは、高吐出量(低圧)となる。
そして、負荷圧力が高まって小径流路102内の圧力がコイルばね99による付勢力を上回ると、コイルばね99の付勢に抗してスチールボール100が小径流路102の開口から離間する。よって、小径流路102から流入するグリースは、本体97の内部流路101を通って横流路103からポンプハウジング9内に戻り、縦吐出路74内の圧力を逃がすことになる。この切換弁95の動作により、プランジャ52のストロークは実質的に半減することになるため、ポンプ70から吐出されるグリースは低吐出量(高圧)となる。
切換弁95が手動開放位置に切り換えられると、連通路104が常に逃がし凹部96を介してポンプハウジング9内と連通している。よって、連通路104から逃がし凹部96を通ってポンプハウジング9内に戻るグリースがあるため、ポンプ70から吐出されるグリースは低吐出量となる。
プランジャ52が上死点に達したとき、ポンプ70の上筒部71と下筒部72との間の空間は、負圧になる。ポンプ70が負圧になると、ポンプ70の外部からポンプ70に空気が流入する可能性がある。例えば、カートリッジ116のグリースが消費され、コイルばね114が伸びると、コイルばね114がカートリッジ116を押しつぶす力が弱くなる。コイルばね114がカートリッジ116を押しつぶす力が弱くなり、出口116Cからポンプ70に供給されるグリースの圧力が低下すると、ポンプ70の外部からポンプ70に空気が流入する可能性が高くなる。ポンプ70の外部からポンプ70に空気が流入する可能性が高くなると、グリースに空気が混入する可能性が高くなる。
実施形態においては、カートリッジ116の出口116Cの周囲が、アダプタ121のカートリッジシール部121C(後端面121C)によりシールされている。そのため、出口116Cから出たグリースに空気が混入することが抑制される。アダプタ121は、出口116Cとポンプ70とを繋ぐ流路121Eを有する。出口116Cから出たグリースは、空気の混入が抑制された状態で、流路121Eを介してポンプ70に供給される。
実施形態において、ジョイント117及びアダプタ121のそれぞれは、金属製である。ジョイント117とアダプタ121との間にゴム製のアダプタシール部材122が配置される。アダプタシール部材122は、少なくともアダプタ121のアダプタ透孔121Dの周囲をシールする。そのため、ジョイント117及びアダプタ121の周囲の空気が、ジョイント117とアダプタフランジ部121Bとの境界及びアダプタ透孔121Dを介してポンプ70に流入することが抑制される。
また、ジョイント透孔119は、ジョイントシール部材123によりシールされる。そのため、ポンプ70の外部の空気がジョイント透孔119を介してポンプ70に流入することが抑制される。
<効果>
以上説明したように、実施形態において、グリース吐出装置1は、カートリッジ116の出口116Cから供給されたグリースを吐出するポンプ70と、ポンプ70を収容するポンプハウジング9と、ポンプハウジング9に固定され、カートリッジ116が連結されるジョイント117と、出口116Cの周囲をシールするカートリッジシール部121Cと、を備える。
上記の構成では、カートリッジ116の出口116Cの周囲をシールするカートリッジシール部121Cが設けられるので、カートリッジ116の出口116Cからポンプ70に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。そのため、給脂対象部位に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。
実施形態において、カートリッジ116は、出口116Cの周囲に配置される出口端面116Dを有する。カートリッジシール部121Cは、出口端面116Dに接触する。
上記の構成では、カートリッジシール部121Cが出口116Cの周囲の出口端面116Dに接触するので、、カートリッジ116の出口116Cからポンプ70に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。
実施形態において、グリース吐出装置1は、出口116Cとポンプ70とを繋ぐ流路121Eを有するアダプタ121を備える。カートリッジシール部121Cは、出口端面116Dに接触するアダプタ121の接触面を含む。
上記の構成では、カートリッジ116の出口116Cから出たグリースは、空気の混入が抑制された状態で、アダプタ121の流路121Eを介してポンプ70に供給される。
実施形態において、ジョイント117は、出口端面116Dを含むカートリッジ116の小径部116Bが配置される接続孔118を有する。アダプタ121の少なくとも一部は、接続孔118の内側に配置される。
上記の構成では、接続孔118の内側において、小径部116Bの出口端面116Dとアダプタ121の接触面とが接触することができる。
実施形態において、小径部116Bの外面にねじ山が設けられる。接続孔118は、ねじ山が結合されるねじ溝を有する。
上記の構成では、小径部116Bのねじ山と接続孔118のねじ溝との結合により、カートリッジ116がジョイント117に固定される。
実施形態において、アダプタ121は、接続孔118の内側に配置されるアダプタ筒部121Aと、アダプタ筒部121Aの周囲に配置されるアダプタフランジ部121Bと、を有する。接触面は、アダプタ筒部121Aの端面を含む。
上記の構成では、接続孔118の内側において、小径部116Bの出口端面116Dとアダプタ筒部121Aの端面とが接触することができる。
実施形態において、グリース吐出装置1は、ジョイント117とポンプハウジング9とを固定するねじ131を備える。ジョイント117は、ねじ131の軸部が配置されるジョイント透孔119を有する。アダプタフランジ部121Bは、ねじ131の軸部が配置されるアダプタ透孔121Dを有する。ポンプハウジング9は、ねじ131のねじ部が挿入されるねじ孔9Aを有する。
上記の構成では、ジョイント117とポンプハウジング9とはねじ131により固定される。アダプタ121は、ねじ131によりジョイント117及びポンプハウジング9のそれぞれに固定される。
実施形態において、アダプタ121は、金属製である。
上記の構成では、アダプタ121の耐久性が向上する。
実施形態において、グリース吐出装置1は、アダプタ透孔121Dの周囲をシールするアダプタシール部材122を備える。
上記の構成では、ジョイント117及びアダプタ121の周囲の空気がアダプタ透孔121Dを介してポンプ70に流入することが抑制される。
実施形態において、アダプタシール部材122は、ジョイント117とアダプタフランジ部121Bとの間に設けられるシールフランジ部122Bを有する。
上記の構成では、ジョイント117とアダプタ121との境界がシールフランジ部122Bによりシールされる。
実施形態において、アダプタシール部材122は、ジョイント117に設けられた凹部117Aに配置される第1シール筒部122Aを有する。第1シール筒部122Aの外面は、凹部117Aの内面に接触する。
上記の構成では、アダプタシール部材122の第1シール筒部122Aがジョイント117の凹部117Aに嵌まるので、アダプタシール部材122とジョイント117とは簡単に位置決めされる。そのため、グリース吐出装置1の組立性が向上する。
実施形態において、アダプタシール部材122は、アダプタ透孔121Dに配置される第2シール筒部122Eを有する。ねじ131の軸部は、第2シール筒部122Eの内側に配置される。
上記の構成では、アダプタシール部材122の第2シール筒部122Eがアダプタ121のアダプタ透孔121Dに配置されることにより、アダプタシール部材122とアダプタ121とは簡単に位置決めされる。そのため、グリース吐出装置1の組立性が向上する。
実施形態において、グリース吐出装置1は、カートリッジ116の出口116Cから供給されたグリースを吐出するポンプ70と、ポンプ70を収容するポンプハウジング9と、ポンプハウジング9に固定され、カートリッジ116が連結されるジョイント117と、ジョイント117に設けられている流路をシールするジョイントシール部材123と、を備える。
上記の構成では、ジョイント117に設けられている流路をシールするジョイントシール部材123が設けられるので、カートリッジ116の出口116Cからポンプ70に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。そのため、給脂対象部位に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。
実施形態において、流路は、ジョイント117の一端面とポンプ70側を向くジョイント117の他端面とを繋ぐように形成される。ジョイントシール部材123は、一端面側に配置される。
上記の構成では、ジョイントシール部材123は、ポンプ70側とは反対側を向くジョイント117の一端面側に配置されるので、グリースに空気が混入することが抑制される。
実施形態において、グリース吐出装置1は、ジョイント117とポンプハウジング9とを固定するねじ131を備える。ジョイント117は、ねじ131の軸部が配置されるジョイント透孔119を有する。ポンプハウジング9は、ねじ131のねじ部が挿入されるねじ孔9Aを有する。流路は、ジョイント透孔119を含む。
上記の構成では、ジョイント117とポンプハウジング9とはねじ131により固定される。ジョイント透孔119がジョイントシール部材123によりシールされることにより、ジョイント透孔119を介してグリースに空気が混入することが抑制される。
実施形態において、ジョイントシール部材123は、一端面側のジョイント透孔119の開口に挿入される凸部123Bを有する。
上記の構成では、ジョイントシール部材123の凸部123Bがジョイント透孔119に挿入されるので、ジョイント透孔119を介してグリースに空気が混入することが抑制される。
実施形態において、ジョイントシール部材123は、凸部123Bに接続され一端面に接触するプレート部123Aを有する。
上記の構成では、ジョイントシール部材123のプレート部123Aがジョイント透孔119を塞ぐようにジョイントの一端面に接触するので、ジョイント透孔119を介してグリースに空気が混入することが抑制される。
実施形態において、ジョイント透孔119は、少なくとも2つ設けられる。凸部123B及びプレート部123Aのそれぞれは、ジョイント透孔119の数と同じ数だけ設けられる。ジョイントシール部材123は、一対のプレート部123Aを繋ぐ連結部123Cを有する。
上記の構成では、一対のプレート部123Aの分離が連結部123Cにより抑制される。そのため、グリース吐出装置1の組立性が向上する。
実施形態において、一対のプレート部123Aを繋ぐ連結部123Cは、少なくとも2つ設けられる。
上記の構成では、一対のプレート部123Aの分離が連結部123Cにより抑制される。そのため、グリース吐出装置1の組立性が向上する。
実施形態において、ジョイント117は、ポンプハウジング9に設けられたハウジング開口130に配置される。グリース吐出装置1は、ジョイント117とポンプハウジング9との境界をシールするハウジングシール部材124を備える。
上記の構成では、ジョイント117とポンプハウジング9との境界をシールするハウジングシール部材124が設けられるので、カートリッジ116の出口116Cからポンプ70に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。そのため、給脂対象部位に供給されるグリースに空気が混入することが抑制される。
<変形例>
図17は、実施形態の変形例に係るカートリッジ116の近傍を示す断面図である。上述の実施形態において、カートリッジシール部121Cは、アダプタ121に設けられることとした。図17に示すように、カートリッジシール部121Cは、ジョイント1170に設けられてもよい。また、図17に示すように、アダプタ121及びアダプタシール部材122が省略されてもよい。
1…グリース吐出装置、2…本体ハウジング、2a…左ハウジング、2b…右ハウジング、3…モータハウジング部、4…グリップ部、5…DCモータ、6…出力軸、7…ギヤハウジング、8…減速機構、9…ポンプハウジング、9A…ねじ孔、9B…ねじボス、10…ホルダ部、10F…前ホルダ部、10R…後ホルダ部、12…タンク、13…トリガスイッチ、14…トリガ、15…ライト、16…ライトスイッチ、17…ロックオンボタン、18…バッテリー装着部、19…コントローラ、20…端子台、21…バッテリーパック、23…吸気口、24…排気口、25…ショルダーベルト取付け部、26…凸部、27…ピン、28…庇部、29…ホースクランプ、30…ねじ孔、31…ねじ、35…インターナルギヤ、36…キャリア、37…遊星ギヤ、38…ピニオン、39…軸受、40…スピンドル、41…クランク盤、42…偏心ピン、43…スライダ、44…長孔、45…支持板、46…スライダガイド、47…カバー、48…突条、49…ガイド溝、50…突起、51…ローラ、52…プランジャ、70…ポンプ、71…上筒部、72…下筒部、73…隙間、74…縦吐出路、75…大径路、76…横吐出路、77…ホースアセンブリ、77A…ホース本体、77B…コネクタ部、77C…カプラー部、77D…コイルばね部、77E…吐出口、78…空気弁、79…開口部、80…逆止弁、81…フラットワッシャ、82…スチールボール、83…コイルばね、84…保持ボルト、85…有底孔、95…切換弁、96…逃がし凹部、97…本体、98…バルブピン、98a…左端部、99…コイルばね、100…スチールボール、101…内部流路、102…小径流路、103…横流路、104…連通路、105…操作部、110…ロッド、111…ピストン、112…貫通孔、113…ハンドル、114…コイルばね、115…くびれ部、116…カートリッジ、116A…本体部、116B…小径部、116C…出口、116D…出口端面、117…ジョイント、117A…凹部、118…接続孔、119…ジョイント透孔、119B…ねじボス、121…アダプタ、121A…アダプタ筒部、121B…アダプタフランジ部、121C…後端面(カートリッジシール部)、121D…アダプタ透孔、121E…流路、122…アダプタシール部材、122A…第1シール筒部、122B…シールフランジ部、122C…凹部、122D…シール透孔、122E…第2シール筒部、123…ジョイントシール部材、123A…プレート部、123B…凸部、123C…連結部、124…ハウジングシール部材、130…ハウジング開口、131…ねじ、1170…ジョイント。

Claims (20)

  1. カートリッジの出口から供給されたグリースを吐出するポンプと、
    前記ポンプを収容するポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングに固定され、前記カートリッジが連結されるジョイントと、
    前記出口の周囲をシールするカートリッジシール部と、を備える、
    グリース吐出装置。
  2. 前記カートリッジは、前記出口の周囲に配置される出口端面を有し、
    前記カートリッジシール部は、前記出口端面に接触する、
    請求項1に記載のグリース吐出装置。
  3. 前記出口と前記ポンプとを繋ぐ流路を有するアダプタを備え、
    前記カートリッジシール部は、前記出口端面に接触する前記アダプタの接触面を含む、
    請求項2に記載のグリース吐出装置。
  4. 前記ジョイントは、前記出口端面を含む前記カートリッジの小径部が配置される接続孔を有し、
    前記アダプタの少なくとも一部は、前記接続孔の内側に配置される、
    請求項3に記載のグリース吐出装置。
  5. 前記小径部の外面にねじ山が設けられ、
    前記接続孔は、前記ねじ山が結合されるねじ溝を有する、
    請求項4に記載のグリース吐出装置。
  6. 前記アダプタは、前記接続孔の内側に配置されるアダプタ筒部と、前記アダプタ筒部の周囲に配置されるアダプタフランジ部と、を有し、
    前記接触面は、前記アダプタ筒部の端面を含む、
    請求項4又は請求項5に記載のグリース吐出装置。
  7. 前記ジョイントと前記ポンプハウジングとを固定するねじを備え、
    前記ジョイントは、前記ねじの軸部が配置されるジョイント透孔を有し、
    前記アダプタフランジ部は、前記ねじの軸部が配置されるアダプタ透孔を有し、
    前記ポンプハウジングは、前記ねじのねじ部が挿入されるねじ孔を有する、
    請求項6に記載のグリース吐出装置。
  8. 前記アダプタは、金属製である、
    請求項7に記載のグリース吐出装置。
  9. 前記アダプタ透孔の周囲をシールするアダプタシール部材を備える、
    請求項7又は請求項8に記載のグリース吐出装置。
  10. 前記アダプタシール部材は、前記ジョイントと前記アダプタフランジ部との間に設けられるシールフランジ部を有する、
    請求項9に記載のグリース吐出装置。
  11. 前記アダプタシール部材は、前記ジョイントに設けられた凹部に配置される第1シール筒部を有し、
    前記第1シール筒部の外面は、前記凹部の内面に接触する、
    請求項9又は請求項10に記載のグリース吐出装置。
  12. 前記アダプタシール部材は、前記アダプタ透孔に配置される第2シール筒部を有し、
    前記ねじの軸部は、前記第2シール筒部の内側に配置される、
    請求項9から請求項11のいずれか一項に記載のグリース吐出装置。
  13. カートリッジの出口から供給されたグリースを吐出するポンプと、
    前記ポンプを収容するポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングに固定され、前記カートリッジが連結されるジョイントと、
    前記ジョイントに設けられている流路をシールするジョイントシール部材と、を備える、
    グリース吐出装置。
  14. 前記流路は、前記ジョイントの一端面と前記ポンプ側を向く前記ジョイントの他端面とを繋ぐように形成され、
    前記ジョイントシール部材は、前記一端面側に配置される、
    請求項13に記載のグリース吐出装置。
  15. 前記ジョイントと前記ポンプハウジングとを固定するねじを備え、
    前記ジョイントは、前記ねじの軸部が配置されるジョイント透孔を有し、
    前記ポンプハウジングは、前記ねじのねじ部が挿入されるねじ孔を有し、
    前記流路は、前記ジョイント透孔を含む、
    請求項14に記載のグリース吐出装置。
  16. 前記ジョイントシール部材は、前記一端面側の前記ジョイント透孔の開口に挿入される凸部を有する、
    請求項15に記載のグリース吐出装置。
  17. 前記ジョイントシール部材は、前記凸部に接続され前記一端面に接触するプレート部を有する、
    請求項16に記載のグリース吐出装置。
  18. 前記ジョイント透孔は、少なくとも2つ設けられ、
    前記凸部及び前記プレート部のそれぞれは、前記ジョイント透孔の数と同じ数だけ設けられ、
    前記ジョイントシール部材は、一対の前記プレート部を繋ぐ連結部を有する、
    請求項17に記載のグリース吐出装置。
  19. 一対の前記プレート部を繋ぐ前記連結部は、少なくとも2つ設けられる、
    請求項18に記載のグリース吐出装置。
  20. 前記ジョイントは、前記ポンプハウジングに設けられたハウジング開口に配置され、
    前記ジョイントと前記ポンプハウジングとの境界をシールするハウジングシール部材を備える、
    請求項1から請求項19のいずれか一項に記載のグリース吐出装置。
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