JP2024006422A - グリース吐出装置用アタッチメント、グリース吐出装置、グリース吐出装置用ホース、グリース吐出装置用カプラユニット - Google Patents

グリース吐出装置用アタッチメント、グリース吐出装置、グリース吐出装置用ホース、グリース吐出装置用カプラユニット Download PDF

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Hidefumi Hagiwara
孝治 田中
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Masanori Oshika
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【課題】吐出口に接続されるホースやカプラユニットの破損を効果的に防止する。【解決手段】グリースガン用アタッチメント40は、ポンプと、ポンプの作動によってグリースが吐出される吐出路と、吐出路に設けられ、吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁と、リリーフ弁よりも下流側に設けられてホース36が接続される吐出口と、を含んでなるグリースガンにおいて、ホース36とホース36に接続されるカプラユニット80との間に接続可能である。そして、グリースガン用アタッチメント40は、内部を通過するグリースの圧力が、リリーフ弁が作動する圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁43と、作動圧を調整可能な調整ツマミ44とを含んでなる。【選択図】図4

Description

本開示は、グリースガン等のグリース吐出装置に用いられるグリース吐出装置用アタッチメント及びグリース吐出装置、グリース吐出装置用ホース、グリース吐出装置用カプラユニットに関する。
グリース吐出装置として、例えば特許文献1には、グリースを貯留するタンクと、タンクに接続されるハウジングと、ハウジングに収容されるモータと、モータによって駆動するポンプとを有するグリースガンが開示されている。このグリースガンでは、モータの駆動によってポンプのプランジャが往復動すると、タンク内のグリースが圧送されて吐出口から吐出される。
また、ポンプには、吐出路内の圧力が所定値以上となると作動してグリースを外部へ逃がすリリーフ弁(逃がし弁)が設けられている。
特開2021-102989号公報
グリースガンによる作業は、吐出口にホースを接続し、又はホースの先端にカプラユニット(パイプの先端に、外部機器のグリース注入口に接続可能なカプラを連結したもの、「アダプタ」ということもある)を接続して、作業者が把持するホース又はカプラユニットの先端から必要箇所にグリースを吐出させて行われる。この場合、ホースやカプラユニットの圧力補償がリリーフ弁の作動圧よりも低いと、リリーフ弁が作動する前にホースやカプラユニットが圧力によって破損してしまうおそれがあった。
そこで、本開示は、吐出口に接続されるホースやカプラユニットの破損を効果的に防止することができるグリース吐出装置用アタッチメント及びグリース吐出装置、グリース吐出装置用ホース、グリース吐出装置用カプラユニットを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本開示の第1の構成は、グリース吐出装置用アタッチメントであって、ポンプと、ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、吐出路に設けられ、吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁と、リリーフ弁よりも下流側に設けられてホース若しくは、パイプの先端にカプラを連結してなるカプラユニットが接続される吐出口と、を含んでなるグリース吐出装置における、吐出口とホース若しくはカプラユニットとの間又は、ホースとホースに接続されるカプラユニットとの間に接続可能であってもよい。
グリース吐出装置用アタッチメントは、内部を通過するグリースの圧力が、リリーフ弁が作動する圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁を備えるものであってもよい。
グリース吐出装置用アタッチメントは、作動圧を調整可能な調整機構を含んでなるものであってもよい。
上記目的を達成するために、本開示の第2の構成は、グリース吐出装置であって、ポンプと、ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、吐出路に設けられ、吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁と、リリーフ弁よりも下流側に設けられてホース若しくは、パイプの先端にカプラを連結してなるカプラユニットが接続される吐出口と、を含むものであってもよい。
グリース吐出装置は、吐出口とホース若しくはカプラユニットとの間又は、ホースとホースに接続されるカプラユニットとの間に、第1の構成の何れかに記載のグリース吐出装置用アタッチメントを接続してなるものであってもよい。
上記目的を達成するために、本開示の第3の構成は、グリース吐出装置用ホースであって、ポンプと、ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、吐出路に設けられ、吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁と、リリーフ弁よりも下流側に設けられる吐出口と、を含んでなるグリース吐出装置の吐出口に接続されるものであってもよい。
グリース吐出装置用ホースは、吐出口から吐出されて内部を通過するグリースの圧力が、リリーフ弁が作動する圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁と、作動圧を調整可能な調整機構と、を含んでなるものであってもよい。
上記目的を達成するために、本開示の第4の構成は、グリース吐出装置用カプラユニットであって、ポンプと、ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、吐出路に設けられ、吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁と、リリーフ弁よりも下流側に設けられる吐出口と、を含んでなるグリース吐出装置の吐出口に接続され、パイプの先端にカプラを連結してなるものであってもよい。
グリース吐出装置用カプラユニットは、吐出口から吐出されて内部を通過するグリースの圧力が、リリーフ弁が作動する圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁と、作動圧を調整可能な調整機構と、を含んでなるものであってもよい。
上記目的を達成するために、本開示の第5の構成は、グリース吐出装置用アタッチメントであって、モータと、モータの駆動により作動するポンプと、ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、吐出路よりも下流側に設けられてホース若しくは、パイプの先端にカプラを連結してなるカプラユニットが接続される吐出口と、を含んでなり、モータの電流値が、吐出口からのグリースの所定の吐出圧力に相当する所定の値になるとモータの回転を停止させるグリース吐出装置における、吐出口とホース若しくはカプラユニットとの間又は、ホースとホースに接続されるカプラユニットとの間に接続可能であってもよい。
グリース吐出装置用アタッチメントは、内部を通過するグリースの圧力が、所定の吐出圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁と、作動圧を調整可能な調整機構と、を含んでなるものであってもよい。
上記目的を達成するために、本開示の第6の構成は、グリース吐出装置であって、モータと、モータの駆動により作動するポンプと、ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、吐出路よりも下流側に設けられる吐出口と、吐出口に接続されてグリースを吐出するカプラと、を含むものであってもよい。
グリース吐出装置は、吐出路におけるグリースの吐出圧力が、所定の第1圧力の場合、グリースを外部へ逃がす又はモータの回転を停止させる第1の吐出圧力対応部を含むものであってもよい。
グリース吐出装置は、吐出口とカプラとの間に設けられ、吐出口におけるグリースの吐出圧力が、第1圧力よりも低い所定の第2圧力の場合、グリースを前記カプラへ供給することなく外部へ逃がす第2の吐出圧力対応部を含んでなるものであってもよい。
本開示によれば、ホース若しくはカプラユニットの内圧が高まると、グリース吐出装置のリリーフ弁が作動したりモータの回転が停止したりする前に圧力を逃がすことができる。よって、吐出口に接続されるホースやカプラユニットの破損を効果的に防止することができる。
グリースガンの斜視図である。 グリースガンの中央縦断面図である。 図2のA-A線部分断面図である。 グリースガン用アタッチメント部分の拡大断面図である。 グリースガン用アタッチメントの分解斜視図である。 変更例のグリースガン用アタッチメントを取り付けたグリースガンの斜視図である。 変更例のグリースガン用アタッチメント部分の拡大断面図である。
本開示の一実施形態において、グリース吐出装置用アタッチメントは、圧力逃がし弁によって逃がされたグリースを所定量貯留可能な貯留室を備えることが望ましい。
この構成によれば、グリース吐出装置用アタッチメントで逃がされたグリースを一時的に貯留でき、作動したグリース吐出装置用アタッチメントからのグリースの飛散を抑制することができる。
本開示の一実施形態において、貯留室は、所定量を越えたグリースを外部へ排出する排出部を備えることが望ましい。
この構成によれば、グリース吐出装置用アタッチメントの圧力逃がし弁が作動したことに作業者が気づきやすくなる。
本開示の一実施形態において、貯留室は、圧力逃がし弁を中心としたリング状に形成されていることが望ましい。
この構成によれば、貯留室の容積を大きく確保でき、逃がされたグリースを十分に貯留できる。
本開示の一実施形態において、グリース吐出装置用アタッチメントは、吐出口、ホース、カプラユニットがそれぞれ接続可能な貫通孔と、貫通孔と貯留室とを連通させる連通孔とを含み、圧力逃がし弁は、連通孔内に設けられて貫通孔からのグリースの出口を開閉可能な弁体と、弁体を出口の閉塞側へ付勢する弾性部材とを含んでなることが望ましい。
この構成によれば、グリース吐出装置用アタッチメントをコンパクトに形成することができる。
本開示の一実施形態において、調整機構は、ネジ送り操作で弾性部材を押圧して弁体への付勢力を調整可能な調整ツマミであることが望ましい。
この構成によれば、グリース吐出装置用アタッチメントの作動圧の調整が簡単に行える。
以下、本開示の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、第1の構成に係るグリースガン用アタッチメント(以下単に「アタッチメント」という。)40の斜視図である。また、図1は、第2の構成に係るグリース吐出装置の一例である充電式のグリースガン1の斜視図である。ここではグリースガン1の先端の吐出口35に継ぎ手75Aを介してホース36を接続し、ホース36の先端に、アタッチメント40を介してカプラユニット80を接続した状態を示している。図2は、グリースガン1及びホース36の一部の中央縦断面図である。
まず、グリースガン1について説明する。グリースガン1は、本体ハウジング2を有する。本体ハウジング2の下部には、筒状のモータハウジング部3が前後方向へ延びるように形成されている。本体ハウジング2の上部には、グリップ部4が前後方向へ延びるように形成されている。グリップ部4は、モータハウジング部3とループ状に繋がっている。モータハウジング部3の後端には、バッテリ装着部5が設けられている。バッテリ装着部5には、コントローラ6が収容されている。バッテリ装着部5には、バッテリパック7が上方からスライド装着可能となっている。
グリップ部4内には、スイッチ8が収容されている。スイッチ8は、下向きに突出するトリガ9を備えている。グリップ部4の前面には、ライト10が設けられている。グリップ部4の前部上面には、ライト10をON/OFF操作するライトスイッチ11が設けられている。トリガ9の前方でグリップ部4には、トリガ9の押し込み状態を維持できるロックオンボタン12が設けられている。ロックオンボタン12の下方でトリガ9の前方には、トリガ9の押し込みを規制するロックオフボタン13が設けられている。
モータハウジング部3内には、モータ14が、出力軸15を前向きにした姿勢で収容されている。モータ14の前方には、ギヤハウジング16が組み付けられている。ギヤハウジング16には、減速機構17が収容されている。減速機構17は、出力軸15の回転を減速してスピンドル18に出力する。スピンドル18の前側には、クランク機構19が設けられている。クランク機構19は、スピンドル18の回転をスライダ20の上下動に変換する。スライダ20には、下向きのプランジャ21が一体に設けられている。
ギヤハウジング16の下部には、後方へ開口する円筒状の前ホルダ22が形成されている。前ホルダ22には、後方からタンク23が接続されている。モータハウジング部3の下部で前ホルダ22の後方には、下方へ突出する後ホルダ24が設けられている。後ホルダ24は、タンク23を前後方向に支持する。
前ホルダ22内には、ポンプ25が設けられている。ポンプ25は、プランジャ21の上下動によってタンク23から供給されるグリースを吐出する。ポンプ25は、上筒部26と、下筒部27とを含んでなる。上筒部26は、前ホルダ22の上側内面から下向きに突出する。下筒部27は、前ホルダ22の下側内面から上筒部26と同軸で上向きに突出する。上筒部26と下筒部27との間には、前ホルダ22内と連通する隙間28が形成される。プランジャ21は、上筒部26と下筒部27とを挿通して上下動する。プランジャ21の上死点では、下端が隙間28よりも上方で上筒部26内に入り込む。プランジャ21の下死点では、下端が下筒部27内の略中間部まで達する。下筒部27内には、縦吐出路29が形成されている。縦吐出路29は、隙間28と連通してプランジャ21が挿通する。
下筒部27には、縦吐出路29と連通する横吐出路30が前向きに形成されている。縦吐出路29と横吐出路30とでグリースの吐出路が形成されている。
縦吐出路29の下端には、逆止弁31が設けられている。逆止弁31は、縦吐出路29でのグリースの逆流を防ぐために設けられる。
図3に示すように、横吐出路30には、前ホルダ22の右側面に開口する接続路30aが連通形成されている。接続路30aには、リリーフ弁32が設けられている。リリーフ弁32は、バルブボルト33とバルブカバー34とを備えている。バルブボルト33は、接続路30aにねじ込み接続されている。バルブカバー34は、前ホルダ22の右側面に突出するバルブボルト33の頭部に取り付けられている。
バルブボルト33は、リリーフ流路33aと、バルブピン33bと、ボール33cと、コイルバネ33dと、止めネジ33eとを有している。リリーフ流路33aは、接続路30aと連通して軸方向に延びた後、点線で示すようにバルブボルト33の頭部で径方向に開口している。バルブピン33bは、先端にボール33cを保持して軸方向に移動可能となっている。コイルバネ33dは、ボール33cがリリーフ流路33aを閉塞する図3の閉弁位置にバルブピン33bを付勢している。止めネジ33eは、バルブボルト33の頭部にねじ込まれてコイルバネ33dの端部を受けている。バルブピン33bは、リリーフ流路33aを軸方向に連通させる複数の溝33fを備えている。
このリリーフ弁32では、横吐出路30内のグリースの圧力が高まると、接続路30aに流入したグリースが、コイルバネ33dの付勢に抗してボール33cを押圧し、バルブピン33bを、リリーフ流路33aを開放させる開弁位置に移動させる。すると、リリーフ流路33a内のグリースは、溝33fを通ってバルブピン33bの頭部から外部へ流出するため、圧力を逃がすことができる。
前ホルダ22の前面には、横吐出路30が形成される吐出口35が前向きに突出している。吐出口35には、ホース36の後端に設けた継ぎ手75Aがねじ込み接続されている。ホース36の前後両端には、保護用のスパイラルカバー36a,36aが外装されている。
タンク23は、後ホルダ24を後方から貫通して、前端が前ホルダ22に結合される。タンク23内には、前端にピストン38を備えたロッド37が、前後方向へ移動可能に設けられている。タンク23内には、コイルバネ39が設けられて、ピストン38を前方へ付勢している。
タンク23内に、グリースを充填した図示しないカートリッジを収容すれば、コイルバネ39の付勢によって前進するピストン38に押圧されたカートリッジからグリースが押し出され、ポンプ25に供給されることになる。
アタッチメント40は、図4及び図5にも示すように、連結部41と、グリース貯留部42と、圧力逃がし弁43と、調整ツマミ44を有している。
連結部41は、前後左右方向に延びる筒状のブロック状で、内部には、長手方向に貫通孔45が形成されている。貫通孔45の前後両端には、雌ネジ部46,46が形成されている。連結部41の上面には、平面視円形の受け部47が形成されている。こうして受け部47を除く連結部41の下部が二面幅となることで、いわゆる無駄肉が削除され、軽量化且つコストの低減に繋がる。
グリース貯留部42は、下円盤部50と、中筒部51と、上円盤部52と、連通孔53と、外筒54と、Oリング55とを備えている。下円盤部50は、平面視円形の円盤状で、受け部47の上面に同軸で一体に形成されている。下円盤部50の外周面には、全周に亘って凹溝56が形成されている。Oリング55は、下円盤部50に外装されて凹溝56に嵌合している。中筒部51は、下円盤部50の上面中心から上方に延びる円筒状である。上円盤部52は、下円盤部50と同径となる平面視円形の円盤状で、中筒部51の上端に同軸で一体に形成されている。
連通孔53は、中筒部51内に同軸で形成されて、連結部41と下円盤部50と上円盤部52とに跨がって形成されている。連通孔53は、小径孔部57と、中径孔部58と、大径孔部59と、貫通孔部60とを有している。小径孔部57は、横断面円形の孔で、連結部41内で貫通孔45の長手方向の中心と連通して上方へ延びている。中径孔部58は、小径孔部57よりも大径の横断面円形孔で、連結部41内で小径孔部57と同軸で繋がり、下円盤部50及び中筒部51を貫通して上方へ延びている。大径孔部59は、中径孔部58よりも大径の横断面円形孔で、中筒部51内で中径孔部58と同軸で繋がり、上円盤部52を貫通して上面に開口している。大径孔部59の内面には、雌ネジ部61が形成されている。貫通孔部60は、中筒部51を直径方向に貫通して中径孔部58と連通している。
外筒54は、下円盤部50と上円盤部52とに外装され、連結部41の受け部47上に載置されている。下円盤部50の下部内周には、Oリング55が圧接して全周に亘って下円盤部50と外筒54との間をシールしている。外筒54と上円盤部52とは非接触で、両者の間には、全周に亘ってリング状の排出口62が形成されている。よって、外筒54の内側には、下円盤部50と中筒部51と上円盤部52と外筒54とで囲まれて貫通孔部60及び排出口62と連通するグリースの貯留室63がリング状に形成される。
圧力逃がし弁43は、連通孔53の中径孔部58内に収容されている。圧力逃がし弁43は、弁体65とコイルバネ66とを備えている。
弁体65は、上下方向に延びる軸体で、下端には大径の頭部67が一体に形成されている。頭部67の下面中央には、下方へ開口する円形凹部68が形成されている。円形凹部68には、ボール69が嵌合して下部を頭部67の下面から突出させている。中径孔部58の底面には、小径孔部57の出口70が開口している。頭部67の下面から突出するボール69は、出口70を閉塞可能となっている。
コイルバネ66は、中径孔部58内で弁体65に外装されて、下端を頭部67の上面に当接させている。
調整ツマミ44は、下面中心にネジ部71を備えている。ネジ部71は、下方へ突出して大径孔部59の雌ネジ部61に螺合している。ネジ部71の下面にコイルバネ66の上端が当接している。
よって、弁体65は、コイルバネ66により下方へ付勢されてボール69を小径孔部57の出口70に押圧させる。この押圧力は、調整ツマミ44を回転操作してネジ部71のねじ込み量を変更し、コイルバネ66の軸長を変えることで調整可能である。これにより、弁体65がコイルバネ66の付勢に抗して上方へ移動して小径孔部57の出口70を開放させる作動圧を、例えば15~20MPaの範囲で調整できる。この作動圧は、グリースガン1に設けたリリーフ弁32の作動圧(例えば80Mpa)よりも低くなっている。
カプラユニット80は、パイプ81と、その前端に連結されるカプラ82とを備えている。パイプ81は、前後両端にネジ部83,83を備えている。
カプラ82は、ヘッド84と、キャップ85と、ボール86と、コイルバネ87と、シールスリーブ88と、リジッドスリーブ89と、チャック爪90とを備えている。シールスリーブ88はゴム製で、他は鉄等の金属製である。
ヘッド84は、パイプ81の前端のネジ部83がねじ込まれてパイプ81と結合されるスリーブ状である。キャップ85は、ヘッド84の前端のネジ部がねじ込まれてヘッド84と結合されるスリーブ状である。ボール86は、ヘッド84の前端内で移動可能に保持されてヘッド84内の弁座91を開閉可能となっている。キャップ85内でヘッド84の前方に、コイルバネ87、シールスリーブ88、リジッドスリーブ89、チャック爪90の順に収容されている。キャップ85の前端内周には、チャック爪90を抜け止めするストッパ92が設けられている。コイルバネ87は、ボール86とシールスリーブ88との間に配置されてボール86を閉弁位置に付勢し、ボール86と共に逆止弁を形成している。リジッドスリーブ89は、チャック爪90に当接してシールスリーブ88を位置決めしている。チャック爪90は、キャップ85の前端で弾性的に拡開可能に収容され、常態では収縮付勢されている。
よって、カプラ82は、常態ではコイルバネ87に付勢されるボール86によって弁座91が閉弁される。グリースを供給する際は、キャップ85の先端に、農業機械等の外部機器に設けられたグリース注入口であるニップル93を差し込む。すると、図4に二点鎖線で示すように、ニップル93のボール状の先端部94がチャック爪90を押し広げてチャック爪90内に進入し、シールスリーブ88の前端面に当接する。チャック爪90は、ニップル93の先端部94を相対的に乗り越えると収縮して先端部94を弾性的に把持する。よって、ニップル93はカプラ82に連結されて、逆止弁付きの内部流路がシールスリーブ88内と連通する。
以上の如く構成されたアタッチメント40は、連結部41の貫通孔45の一方の雌ネジ部46に、ホース36の前端に設けた継ぎ手75Bをねじ込んで連結する。また、貫通孔45の他方の雌ネジ部46に、カプラユニット80のパイプ81のネジ部83をねじ込んで連結する。すると、連結部41は、ホース36とカプラユニット80との間で連結され、貫通孔45がホース36及びカプラユニット80内と連通した状態となる。
グリースガン1では、カートリッジを収容したタンク23を前ホルダ22に連結した状態でトリガ9を押し込み操作する。すると、スイッチ8の信号を検出したコントローラ6がモータ14に駆動電流を供給し、出力軸15を回転させる。出力軸15の回転は、減速機構17で減速されてスピンドル18に伝わる。クランク機構19では、スピンドル18の回転がスライダ20の上下動に変換され、プランジャ21が上下に往復動する。よって、ポンプ25では、プランジャ21が上死点に達した際に、上筒部26と下筒部27との隙間28からグリースが下筒部27の縦吐出路29に流れ込む。その後プランジャ21が下死点に移動すると、縦吐出路29内を下方に押し込まれたグリースは、横吐出路30に流入し、そのまま吐出口35を介してホース36に吐出される。この吐出動作は、プランジャ21の往復動に伴って繰り返される。
ホース36を通過したグリースは、アタッチメント40の連結部41で貫通孔45を通過した後、カプラユニット80のパイプ81に流入する。パイプ81からカプラ82に供給されるグリースは、ヘッド84を通過する際にボール86を押圧して弁座91から離間させ、シールスリーブ88内に流入する。前述のようにカプラ82がニップル93に接続されている場合、グリースは、ニップル93を介して外部機器に供給される。
そして、アタッチメント40では、貫通孔45内のグリースの圧力が、調整ツマミ44で設定された作動圧を越えると、前述のように圧力逃がし弁43の弁体65が上方へ動作して小径孔部57の出口70を開放させる。すると、貫通孔45内のグリースが小径孔部57から中径孔部58に流入し、貫通孔部60を介して貯留室63に流れ込む。こうして貫通孔45内の圧力が逃がされることで、ホース36及びカプラユニット80内の過度な圧力上昇が防止される。よって、ホース36及びカプラユニット80の破損のおそれが低減される。また、グリースが貯留室63に貯まることで、リリーフされたグリースが直ちに外部へ飛散することがなくなる。
貯留室63内にグリースが充満すると、上円盤部52と外筒54との間の排出口62を通ってグリースが外部に漏洩する。よって、カプラユニット80を把持する作業者は、アタッチメント40の圧力逃がし弁43が作動したことに気づきやすくなる。
なお、グリースガン1による作業終了後、アタッチメント40の調整ツマミ44を緩めてコイルバネ66への押圧力を低下させると、ホース36及びカプラユニット80に充填したグリースによる圧力が連通孔53から貯留室63に逃がされる。よって、ニップル93からカプラユニット80を取り外しやすくなる。
このように、上記実施例のアタッチメント40は、ポンプ25と、ポンプ25の作動によってグリースが吐出される縦吐出路29及び横吐出路30(吐出路の一例)と、横吐出路30に設けられ、吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁32と、リリーフ弁32よりも下流側に設けられてホース36が接続される吐出口35と、を含んでなるグリースガン1において、吐出口35に接続されるホース36と、ホース36に接続されるカプラユニット80との間に接続可能である。
そして、アタッチメント40は、内部を通過するグリースの圧力が、リリーフ弁32が作動する圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁43と、作動圧を調整可能な調整ツマミ44(調整機構の一例)と、を含んでなる。
この構成によれば、ホース36やカプラユニット80の圧力補償がリリーフ弁32の作動圧よりも低い場合であっても、ホース36若しくはカプラユニット80の内圧が高まると、リリーフ弁32が作動する前に圧力を逃がすことができる。よって、吐出口35に接続されるホース36やカプラユニット80の破損を効果的に防止することができる。
アタッチメント40は、圧力逃がし弁43によって逃がされたグリースを所定量貯留可能な貯留室63を備えている。
よって、アタッチメント40で逃がされたグリースを一時的に貯留でき、作動したアタッチメント40からのグリースの飛散を抑制することができる。
貯留室63は、所定量を越えたグリースを外部へ排出する排出口62(排出部の一例)を備えている。
よって、アタッチメント40の圧力逃がし弁43が作動したことに作業者が気づきやすくなる。
貯留室63は、圧力逃がし弁43を中心としたリング状に形成されている。
よって、貯留室63の容積を大きく確保でき、逃がされたグリースを十分に貯留できる。
アタッチメント40は、ホース36及びカプラユニット80がそれぞれ接続可能な貫通孔45と、貫通孔45と貯留室63とを連通させる連通孔53とを含む。そして、圧力逃がし弁43は、連通孔53内に設けられて貫通孔45からのグリースの出口70を開閉可能な弁体65と、弁体65を出口70の閉塞側へ付勢するコイルバネ66(弾性部材の一例)とを含んでなる。
よって、アタッチメント40をコンパクトに形成することができる。
調整機構は、ネジ送り操作でコイルバネ66を押圧して弁体65への付勢力を調整可能な調整ツマミ44である。
よって、アタッチメント40の作動圧の調整が簡単に行える。
以下、本開示の変更例について説明する。
上記実施例では、アタッチメントをホースとカプラユニットとの間に接続しているが、アタッチメントは、吐出口と、吐出口に接続されるホース若しくはカプラユニットとの間に接続してもよい。図6及び図7は、アタッチメント40を吐出口35とホース36との間に接続した一例を示すものである。
ここでは連結部41の貫通孔45の一方の雌ネジ部46に、吐出口35の先端にねじ込み結合したコネクタ100の後述する第2シリンダ102をねじ込んで結合している。他方の雌ネジ部46に、ホース36の後端に設けた継ぎ手75Aをねじ込んで結合している。ホース36の前端には、カプラ82が連結されている。
コネクタ100は、第1シリンダ101と、第2シリンダ102と、シリンダジョイント103とを有している。第1シリンダ101はスリーブ状で、中間部には、フランジ104が形成されている。フランジ104の後側には、Oリング105が外装されている。第1シリンダ101の前端には、ネジ部106が形成されている。第1シリンダ101の後端には、ネジ部107が形成されている。
第2シリンダ102は、スリーブ状で、後端が第1シリンダ101の前端に同軸で差し込まれる。第2シリンダ102の後部には、第1シリンダ101の前端に当接するフランジ108が形成されている。第2シリンダ102の後端には、Oリング109が外装されている。第2シリンダ102の前端には、ネジ部110が形成されている。
シリンダジョイント103は、第2シリンダ102が貫通可能なスリーブ状で、前端内周には、第2シリンダ102のフランジ108に係止する係止部111が形成されている。シリンダジョイント103の後部内周には、第1シリンダ101のネジ部106が螺合可能となっている。
コネクタ100では、第1シリンダ101の後端のネジ部107が吐出口35にねじ込み結合される。第2シリンダ102を貫通させたシリンダジョイント103が第1シリンダ101の前端のネジ部106にねじ込み結合される。よって、コネクタ100は、吐出口35に同軸で結合される。この状態でOリング105は吐出口35と第1シリンダ101との間をシールする。Oリング109は、第1シリンダ101と第2シリンダ102との間をシールする。第2シリンダ102のネジ部110が連結部41の貫通孔45の雌ネジ部46にねじ込み結合されることでアタッチメント40と連結される。
ここでは第2シリンダのネジ部110と継ぎ手75Aとの径が異なるため、連結部41は、先の実施例よりも上下方向の厚みが大きくなっているが、アタッチメント40の他の構成及び動作は上記実施例と同じである。
但し、コネクタの形態は上記例に限らず、第1、第2シリンダの一方を省略して1つのシリンダのみとして吐出口と連結部とを連結してもよい。吐出口や連結部の形状によってはコネクタを用いずに吐出口に直接連結部を連結してもよい。
アタッチメントは、上記各例のように、ホース及びカブラユニットと別体で設けてねじ込み結合するものに限らない。
例えば、アタッチメントをホースと一体に設けてアタッチメント付きホース(第3の構成に係るグリース吐出装置用ホース)とすることもできる。この場合、アタッチメントの位置は、ホースの前側の端部でもよいし、ホースの中間部位であってもよい。
アタッチメントとホースとの一体化は、連結部をホースにネジ止め等で固定する、連結部をホースと一体形成する、等が考えられる。
同様に、アタッチメントをカブラユニットと一体に設けてアタッチメント付きカブラユニット(第4の構成に係るグリース吐出装置用カブラユニット)とすることもできる。この場合、アタッチメントの位置は、パイプとカブラとの間でもよいし、パイプの後端や中間部位であってもよい。
アタッチメントとカブラユニットとの一体化も、連結部をパイプやカプラにネジ止め等で固定する、連結部をパイプやカプラと一体形成する、等が考えられる。
アタッチメント自体の構造も、上記実施例に限らない。
グリース貯留部の貯留室は、リング状でなくてもよい。貯留室の容積は適宜増減可能である。
貯留室からのグリースの排出部は、上記実施例の排出口に限らない。例えば、上円盤部と外筒との間もOリング等でシールして、上円盤部又は外筒に、貯留室と連通する1又は複数の透孔を形成して排出部とすることもできる。排出部は、アタッチメントの下面に設けてもよい。但し、貯留室は省略して、逃がしたグリースを直ちに外部へ排出させる構成とすることは可能である。
圧力逃がし弁は、弁体に設けるボールに代えて、弁体の下面に半球状の突起を一体に設けてもよい。コイルバネは、1つに限らず、複数(例えば二重に)設けてもよい。
弾性部材は、コイルバネに限らず、皿バネ等も採用できる。
連通孔及び圧力逃がし弁は、上下方向でなく横向きに設けてもよい。
調整機構も、圧力逃がし弁の位置や構造に応じて適宜変更可能である。例えば、圧力逃がし弁が横向きであれば、調整ツマミも横向きに設けることができる。調整機構は、調整ツマミに限らない。例えば調整機構は、六角穴を備えて回転操作可能な止めネジ等も採用できる。
調整機構が調整できる作動圧は、上記実施例に限らず適宜変更可能である。
アタッチメントとホース及びカブラユニットとの接続は、ねじ込みに限らず、差し込み構造等も採用できる。
グリース吐出装置は、上記実施例のグリースガンに限らない。
例えば、モータは、ブラシレスモータを使用することもできる。
グリース吐出装置は、タンクが前後方向でなく上下方向に支持されてモータハウジング部やグリップ部が上下方向に形成される形態とすることもできる。
バッテリパックは、複数であってもよい。グリース吐出装置は、バッテリパックを用いないAC機であってもよい。
グリース吐出装置は、リリーフ弁によって吐出路内の圧力を逃がすものに限らない。例えば、リリーフ弁に代えて、モータに流れる電流をコントローラが監視し、吐出路内の圧力が、リリーフ弁が作動する吐出圧力に相当する所定の電流値に達すると、コントローラがモータの回転を停止させる制御を行うものであってもよい。このグリース吐出装置における、吐出口とホース若しくはコネクタとの間又は、ホースとホースに接続されるカプラユニットとの間に接続されるアタッチメントが、本開示の第5の構成に相当する。
また、上記実施例から、グリース吐出装置として以下の開示も抽出できる。これは本開示の第6の構成に相当する。
モータと、モータの駆動により作動するポンプと、ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、吐出路よりも下流側に設けられる吐出口と、吐出口に接続されてグリースを吐出するカプラと、を含むグリース吐出装置であって、
吐出路におけるグリースの吐出圧力が、所定の第1圧力(例えば80MPa)の場合、グリースを外部へ逃がす又はモータの回転を停止させる第1の吐出圧力対応部(例えばリリーフ弁32又はコントローラ6)と、
吐出口とカプラとの間に設けられ、吐出口におけるグリースの吐出圧力が、第1圧力よりも低い所定の第2圧力(例えば15~20MPa)の場合、グリースをカプラへ供給することなく外部へ逃がす第2の吐出圧力対応部(例えばアタッチメント40)と、を含んでなることを特徴とするグリース吐出装置。
1・・グリースガン、2・・本体ハウジング、3・・モータハウジング部、4・・グリップ部、6・・コントローラ、14・・モータ、15・・出力軸、17・・減速機構、19・・クランク機構、21・・プランジャ、22・・前ホルダ、23・・タンク、25・・ポンプ、29・・縦吐出路、30・・横吐出路、32・・リリーフ弁、35・・吐出口、36・・ホース、40・・グリースガン用アタッチメント、41・・連結部、42・・グリース貯留部、43・・圧力逃がし弁、44・・調整ツマミ、45・・貫通孔、46・・雌ネジ部、50・・下円盤部、51・・中筒部、52・・上円盤部、53・・連通孔、54・・外筒、62・・隙間、63・・貯留室、65・・弁体、66・・コイルバネ、67・・頭部、69・・ボール、70・・出口、71,83・・ネジ部、75A,75B・・継ぎ手、80・・カプラユニット、81・・パイプ、82・・カプラ、93・・ニップル、100・・コネクタ。

Claims (11)

  1. ポンプと、前記ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、前記吐出路に設けられ、前記吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁と、前記リリーフ弁よりも下流側に設けられてホース若しくは、パイプの先端にカプラを連結してなるカプラユニットが接続される吐出口と、を含んでなるグリース吐出装置における、前記吐出口と前記ホース若しくは前記カプラユニットとの間又は、前記ホースと前記ホースに接続される前記カプラユニットとの間に接続可能なグリース吐出装置用アタッチメントであって、
    内部を通過するグリースの圧力が、前記リリーフ弁が作動する圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁と、
    前記作動圧を調整可能な調整機構と、を含んでなることを特徴とするグリース吐出装置用アタッチメント。
  2. 前記圧力逃がし弁によって逃がされたグリースを所定量貯留可能な貯留室を備えることを特徴とする請求項1に記載のグリース吐出装置用アタッチメント。
  3. 前記貯留室は、前記所定量を越えたグリースを外部へ排出する排出部を備えることを特徴とする請求項2に記載のグリース吐出装置用アタッチメント。
  4. 前記貯留室は、前記圧力逃がし弁を中心としたリング状に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のグリース吐出装置用アタッチメント。
  5. 前記吐出口、前記ホース、前記カプラユニットがそれぞれ接続可能な貫通孔と、前記貫通孔と前記貯留室とを連通させる連通孔とを含み、前記圧力逃がし弁は、前記連通孔内に設けられて前記貫通孔からのグリースの出口を開閉可能な弁体と、前記弁体を前記出口の閉塞側へ付勢する弾性部材とを含んでなることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載のグリース吐出装置用アタッチメント。
  6. 前記調整機構は、ネジ送り操作で前記弾性部材を押圧して前記弁体への付勢力を調整可能な調整ツマミであることを特徴とする請求項5に記載のグリース吐出装置用アタッチメント。
  7. ポンプと、前記ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、前記吐出路に設けられ、前記吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁と、前記リリーフ弁よりも下流側に設けられてホース若しくは、パイプの先端にカプラを連結してなるカプラユニットが接続される吐出口と、を含むグリース吐出装置であって、
    前記吐出口と前記ホース若しくは前記カプラユニットとの間又は、前記ホースと前記ホースに接続されるカプラユニットとの間に、請求項1乃至6の何れかに記載のグリース吐出装置用アタッチメントを接続してなることを特徴とするグリース吐出装置。
  8. ポンプと、前記ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、前記吐出路に設けられ、前記吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁と、前記リリーフ弁よりも下流側に設けられる吐出口と、を含んでなるグリース吐出装置の前記吐出口に接続されるグリース吐出装置用ホースであって、
    前記吐出口から吐出されて内部を通過するグリースの圧力が、前記リリーフ弁が作動する圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁と、
    前記作動圧を調整可能な調整機構と、を含んでなることを特徴とするグリース吐出装置用ホース。
  9. ポンプと、前記ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、前記吐出路に設けられ、前記吐出路内の圧力を逃がすためのリリーフ弁と、前記リリーフ弁よりも下流側に設けられる吐出口と、を含んでなるグリース吐出装置の前記吐出口に接続され、パイプの先端にカプラを連結してなるグリース吐出装置用カプラユニットであって、
    前記吐出口から吐出されて内部を通過するグリースの圧力が、前記リリーフ弁が作動する圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁と、
    前記作動圧を調整可能な調整機構と、を含んでなることを特徴とするグリース吐出装置用カプラユニット。
  10. モータと、前記モータの駆動により作動するポンプと、前記ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、前記吐出路よりも下流側に設けられてホース若しくは、パイプの先端にカプラを連結してなるカプラユニットが接続される吐出口と、を含んでなり、前記モータの電流値が、前記吐出口からのグリースの所定の吐出圧力に相当する所定の値になると前記モータの回転を停止させるグリース吐出装置における、前記吐出口と前記ホース若しくは前記カプラユニットとの間又は、前記ホースと前記ホースに接続される前記カプラユニットとの間に接続可能なグリース吐出装置用アタッチメントであって、
    内部を通過するグリースの圧力が、前記所定の吐出圧力よりも低い所定の作動圧を越えるとグリースの圧力を逃がす圧力逃がし弁と、
    前記作動圧を調整可能な調整機構と、を含んでなることを特徴とするグリース吐出装置用アタッチメント。
  11. モータと、前記モータの駆動により作動するポンプと、前記ポンプの作動によって吐出されるグリースの吐出路と、前記吐出路よりも下流側に設けられる吐出口と、前記吐出口に接続されてグリースを吐出するカプラと、を含むグリース吐出装置であって、
    前記吐出路におけるグリースの吐出圧力が、所定の第1圧力の場合、グリースを外部へ逃がす又は前記モータの回転を停止させる第1の吐出圧力対応部と、
    前記吐出口と前記カプラとの間に設けられ、前記吐出口におけるグリースの吐出圧力が、前記第1圧力よりも低い所定の第2圧力の場合、前記グリースを前記カプラへ供給することなく外部へ逃がす第2の吐出圧力対応部と、
    を含んでなることを特徴とするグリース吐出装置。
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