JP2022158243A - 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】連写や動画の撮影中においても、フリッカの影響を低減した良好な画質の画像を取得できる撮像装置を提供する。【解決手段】被写体からの光を電気信号に変換する撮像部と、撮像部からの画像を用いて光源のフリッカを検出するフリッカ検出部と、撮像部に、記録用の画像を周期的に撮像させる第1の撮像動作と、撮像部に表示用の画像を周期的に撮像させる第2の撮像動作とを並行して実行させる制御部と、を備え、制御部は、第1の撮像動作において、撮像部にフリッカ検出部により検出されたフリッカのピークタイミングに合わせて撮像を行わせ、第1の撮像動作における撮像部の蓄積時間と第2の撮像動作における撮像部の蓄積時間とが重なる場合に、第2の撮像動作における撮像部の撮像のタイミングを変更させる。【選択図】図6
Description
本発明は、撮像装置に関するものである。
近年、家庭用ビデオカメラやデジタルスチルカメラなどの撮像機器が一般に普及している。これらの撮像機器は連写撮影や動画撮影といった機能を有しており、撮影についてのユーザーの利便性が向上している。またメカシャッタを使用せずに撮像素子のスリットローリング読み出しのみで撮影するモードも提供され、メカシャッタを動作させる撮影よりも連写速度を向上させることができるというメリットもある。
これらの連写や動画の撮影モードで撮影を行う場合に光源にフリッカが存在すると、画像に縞状のノイズが現れ、画像の品位を低下させる。
このフリッカ現象に対して、特許文献1には、蓄積時間を制限した画像を合成することにより、フリッカの影響を低減する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、フリッカの影響を低減することは可能であるが、蓄積時間の自由度が低下するという問題がある。また、画像合成を行うことにより、画質の劣化が生じてしまうという問題もある。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、連写や動画の撮影中においても、フリッカの影響を低減した良好な画質の画像を取得できる撮像装置を提供することである。
本発明に係わる撮像装置は、被写体からの光を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段からの画像を用いて光源のフリッカを検出するフリッカ検出手段と、前記撮像手段に、記録用の画像を周期的に撮像させる第1の撮像動作と、前記撮像手段に表示用の画像を周期的に撮像させる第2の撮像動作とを並行して実行させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の撮像動作において、前記撮像手段に前記フリッカ検出手段により検出されたフリッカのピークタイミングに合わせて撮像を行わせ、前記第1の撮像動作における前記撮像手段の蓄積時間と前記第2の撮像動作における前記撮像手段の蓄積時間とが重なる場合に、前記第2の撮像動作における前記撮像手段の撮像のタイミングを変更させることを特徴とする。
本発明によれば、連写や動画の撮影中においても、フリッカの影響を低減した良好な画質の画像を取得することが可能となる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の撮像装置の一実施形態であるデジタルカメラ100の構成を示す図である。
図1において、デジタルカメラ100は、撮影レンズ10、絞り機能を備える機械式シャッタ12、光学像を電気信号に変換する撮像素子14、撮像素子14のアナログ出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器16を備える。ここで、A/D変換器16は撮像素子14に内蔵されていてもかまわない。
タイミング発生回路18は、撮像素子14、 A/D変換器16にクロック信号や制御信号を供給する回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。なお、撮像素子14の蓄積時間の制御は、通常、機械式シャッタ12により行われるが、機械式シャッタ12を用いる以外の方法でも実行可能である。つまり、撮像素子14のリセットタイミングを制御することにより実現される電子シャッタにより、蓄積時間を制御することが可能であり、動画撮影などに使用可能である。
画像処理回路20は、 A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20によって画像の切り出し、変倍処理を行うことで電子ズーム機能が実現される。
また、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいて、システム制御回路50は露光制御回路40、測距制御回路42を制御し、TTL方式のAF処理、AE処理、EF処理を行う。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16からのデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれる。
画像表示部28は、TFT LCD等から成り、メモリ30に書き込まれた表示用の画像データがメモリ制御回路22を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には、デジタルカメラ100の消費電力を大幅に低減することが出来る。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像を格納するための記憶部であり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
不揮発性メモリ31は、FlashROM等で構成された記憶部である。システム制御回路50が実行するプログラムコードは不揮発性メモリ31に記憶されており、逐次読み出されて実行される。また、不揮発性メモリ31内にはシステム情報を記憶する領域や、ユーザー設定情報を記憶する領域が設けられており、さまざまな情報や設定を次回起動時に読み出して、復元することができる。
圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する回路であり、メモリ30に格納された画像を読み出して圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
露光制御回路40は、絞り機能を備えるシャッタ12を制御する回路であり、フラッシュ48と連動することによりフラッシュ調光機能も有する。測距制御回路42は、撮影レンズ10のフォーカシングを制御し、ズーム制御回路44は、撮影レンズ10のズーミングを制御する。
フラッシュ48は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。露光制御回路40、測距制御回路42はTTL方式を用いて露光制御、測距制御を行う。システム制御回路50は、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、露光制御回路40、測距制御回路42に対して制御を行う。システム制御回路50は、デジタルカメラ100全体を制御する。
操作部材60,62,64,66,70,72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチ、ダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。ここで、これらの操作手段について具体的に説明する。
モードダイアルスイッチ60は、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、動画撮影モード、再生モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
シャッタスイッチ62(SW1)は、シャッタボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の動作開始を指示する。
シャッタスイッチ64(SW2)は、シャッタボタンの操作完了でONとなる。フラッシュ撮影の場合、EF(フラッシュプリ発光)処理を行った後に、AE処理で決定された露光時間分、撮像素子14を露光させる。この露光期間中にフラッシュを発光させて、露光期間終了と同時に露光制御回路40によりシャッタ12を閉じて遮光することで、撮像素子14への露光を終了させる。
シャッタスイッチ64(SW2)は、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込む読み出し処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
表示切替スイッチ66は、画像表示部28の表示状態を切り替える。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、消費電力の削減を図ることが可能となる。
操作部70は、各種ボタン、タッチパネル、回転式ダイアル等からなり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン等を備える。また、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動-(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動-(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等も備える。
ズームスイッチ72は、ユーザーが撮像画像の倍率変更指示を行うズーム操作手段として機能する。このズームスイッチ72は、撮像画角を望遠側に変更させるテレスイッチと、広角側に変更させるワイドスイッチとからなる。このズームスイッチ72を用いることにより、ズーム制御回路44に撮影レンズ10の撮像画角の変更を指示し光学ズーム操作を行うことができる。また、画像処理回路20による画像の切り出しや、画素補間処理などによる撮像画角の電子的なズーミング変更を行うこともできる。
サーミスタ74は、カメラ内部の温度を測定する。撮像素子14の欠陥画素は、温度による影響を受けるため、撮影時の温度により傷補正処理を変更する必要がある。サーミスタはデジタルカメラ100内の撮像素子14の近くに配置され、撮像素子14自体の温度を測定する。
インタフェース90は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体202を備える記録部200とのインタフェースであり、コネクタ92は、記録媒体202と接続を行うコネクタである。
バリア102は、デジタルカメラ100のレンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止する保護手段である。光学ファインダ104は、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、被写体を観察することを可能とし、撮影者は、光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことが可能である。
通信部110は、USB、IEEE1394、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。コネクタ112は、通信部110によりデジタルカメラ100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
記録部200は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体202を用いて記録を行う。記録部200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録媒体202、デジタルカメラ100とのインタフェース204、デジタルカメラ100と接続を行うコネクタ206を備えている。
図2は、本実施形態における、デジタルカメラ100の撮像動作を示すフローチャートである。
撮影が開始されると、ステップS101において、システム制御回路50は、光源にフリッカが発生しているか否か、及び、フリッカが発生している場合は、フリッカのピーク時刻を検出する。このフリッカ検出については図3、図4を用いて後述する。
ステップS102では、システム制御回路50は、ステップS101でのフリッカ検出結果に基づいて、フリッカを低減できるタイミングで撮影を行う。このフリッカ低減撮影については、図5を用いて後述する。
ステップS103では、システム制御回路50は、ライブビュー画像を表示タイミングに合わせて表示させる。このライブビュー画像を表示タイミングに合わせて表示させる動作については図6を用いて後述する。
ステップS104では、システム制御回路50は、撮影の継続を判定し、撮影者により撮影継続が指示されている場合はステップS101に処理を戻し、撮影終了が指示されていれば、撮影を終了させる。
図3は、フリッカが存在した場合の蓄積制御と出力測光値との関係を示す図である。
図3において、商用電源が50Hzの周波数の場合、フリッカを検出するためのn回目の蓄積を「蓄積n」とし、蓄積nの結果の読み出しを「読み出しn」とし、読み出しnの結果から得られる測光値を「AE(n)」とする。また、各測光値の取得時刻に関しては、蓄積は有限の時間で行われるため、蓄積期間中の中央値で代表させることとし、測光値AE(n)を取得した時刻を「t(n)」とする。なお、図3では、n=1とn=2の場合のプロットのみ記載したが、n=3~12の場合のプロットに関しても同様である。
ここで、フリッカを検出するための一回の蓄積時間を1.66msecとすると、光源周波数が50Hzの場合のフリッカの発光周期は10msであり、10÷1.66≒6である。そのため、図3に示すように、蓄積のタイミングによらず、6回周期で同じ測光値が得られる。すなわち、AE(n)=AE(n+6)の関係となる。
同様に、光源周波数が60Hzの場合のフリッカの発光周期は8.33msであり、8.33/1.66≒5である。そのため、5回周期で同じ測光値が得られ、AE(n)=AE(n+5)の関係となる。
一方、フリッカが存在しない環境下では、nによらずAE(n)は一定である。以上のことから、評価値F50及び評価値F60をそれぞれ式(1)及び式(2)で定義し、閾値Fthと比較することで、フリッカが存在するか否か、存在する場合には、そのフリッカの周波数(発光周期)を判定することができる。
一方、フリッカが存在しない環境下では、nによらずAE(n)は一定である。以上のことから、評価値F50及び評価値F60をそれぞれ式(1)及び式(2)で定義し、閾値Fthと比較することで、フリッカが存在するか否か、存在する場合には、そのフリッカの周波数(発光周期)を判定することができる。
即ち、F50<FthかつF60<Fthが成り立つ場合は、フリッカが存在しない環境下であると判定することができる。また、F50<FthかつF60≧Fthが成り立つ場合は、発光周期T=10ms(光源周波数50Hz)のフリッカ環境下であると判定することができる。更に、F50≧FthかつF60<Fthが成り立つ場合は、発光周期T=8.33ms(光源周波数60Hz)のフリッカ環境下であると判定することができる。
また、パンニングや被写体が動いてしまったことによって、F50とF60の両方がFthを超えてしまう場合も考えられる。この場合、F50とF60の大きさを比較し、F50の方が小さい場合は、発光周期T=10ms(光源周波数50Hz)のフリッカ環境下と判定し、F60の方が小さい場合は、発光周期T=8.33ms(光源周波数60Hz)のフリッカ環境下と判定する。
即ち、F50≧FthかつF60≧Fthが成り立つ場合、F50≦F60では、発光周期T=10ms(光源周波数50Hz)のフリッカ環境下と判定し、F50>F60では、発光周期T=8.33ms(光源周波数60Hz)のフリッカ環境下と判定する。
また、パンニングや被写体が動いてしまったことによって、F50とF60の両方がFthを超えてしまう場合も考えられる。この場合、F50とF60の大きさを比較し、F50の方が小さい場合は、発光周期T=10ms(光源周波数50Hz)のフリッカ環境下と判定し、F60の方が小さい場合は、発光周期T=8.33ms(光源周波数60Hz)のフリッカ環境下と判定する。
即ち、F50≧FthかつF60≧Fthが成り立つ場合、F50≦F60では、発光周期T=10ms(光源周波数50Hz)のフリッカ環境下と判定し、F50>F60では、発光周期T=8.33ms(光源周波数60Hz)のフリッカ環境下と判定する。
このように、評価値F50とF60を算出することにより、撮影環境にフリッカが存在するか否か、存在するとすれば光源周波数は50Hz、60Hzのいずれであるのか、更にその際の発光周期Tを計算することができる。そして、フリッカが存在する場合、フリッカの光量のピーク位置の同期信号を生成する。基本的には、得られた12個の測光値を補間し、フリッカのピークを取る時刻t(peak)を算出する。
図4は、フリッカのピーク位置を算出する方法の一例を説明する図である。図4(a)において、AE(1)~AE(12)の中で最大の出力を得た点をP2(t(m),AE(m))とし、その1つ前の測光結果の点をP1(t(m-1),AE(m-1))とし、1つ後の測光結果の点をP3(t(m+1),AE(m+1))とする。
まず、AE(m-1)とAE(m+1)の小さい方の値を取る点(図4(a)の例ではP3)と点P2との2点を通る直線をL1=at+bとして求める。また、AE(m-1)とAE(m+1)の大きい方の値を取る点(図4(a)の例ではP1)を通り、傾き-aの直線をL2とする。そして、直線L1と直線L2との交点を求めると、ピーク位置の時刻t(peak)と、ピーク時の測光値AE(peak)を算出することができる。
まず、AE(m-1)とAE(m+1)の小さい方の値を取る点(図4(a)の例ではP3)と点P2との2点を通る直線をL1=at+bとして求める。また、AE(m-1)とAE(m+1)の大きい方の値を取る点(図4(a)の例ではP1)を通り、傾き-aの直線をL2とする。そして、直線L1と直線L2との交点を求めると、ピーク位置の時刻t(peak)と、ピーク時の測光値AE(peak)を算出することができる。
また、ここまででフリッカの発光周期Tも判明しているため、図4(b)に示すように、t=t(peak)+nT (nは自然数)のタイミング毎にパルスを発生するピーク同期信号を生成する。以上のように、フリッカが存在する場合は、その発光周期、ピーク測光値、及びピーク同期信号を生成する。
図5は、フリッカのピーク位置(ピーク時刻)に合わせたタイミングで静止画像の撮影を行う動作を示した図である。なお、本実施形態では、静止画像は、撮像素子14の電子シャッタ機能を用いて撮影するものとする。
図5は、フリッカのピーク位置(ピーク時刻)に合わせたタイミングで静止画像の撮影を行う動作を示した図である。なお、本実施形態では、静止画像は、撮像素子14の電子シャッタ機能を用いて撮影するものとする。
フリッカのピーク位置(ピーク時刻)t(peak)が検出されたら、撮影指示のタイミングに合わせて静止画像の撮影タイミングを調節する。まず図5において、撮影指示の直後に当たる時刻t(peak)+Tで撮影可能かを判断する。図5の例では、撮影指示時刻Tcapより前のタイミングで蓄積を開始しないと、蓄積中心を時刻t(peak)+Tに合わせることができない。そのため、時刻t(peak)+Tでの撮影は不可能と判断する。
次に、時刻t(peak)+2Tでは、蓄積開始時刻Tstが撮影指示時刻Tcapより後に設定できるので、時刻t(peak)+2Tで撮影可能と判断する。
時刻t(peak)+2Tで静止画像を撮影するために、撮影指示時刻Tcapから垂直同期信号VDの発生タイミングまでの時間であるVDサイズVDTと、撮影指示時刻Tcapから静止画の蓄積を開始する電子シャッタによるリセット開始時刻Tstまでの時間Tesh(電子シャッタ期間)を設定する。これにより、蓄積中心を時刻t(peak)+2Tとした静止画の撮影を行うことが可能となる。これらの時刻及び時間の値は、撮影指示時刻をTcap、フリッカピーク時刻をTp、蓄積開始時刻をTst、蓄積時間をTexp、読み出し時間をTrdとして、以下の式で算出される。
蓄積開始時刻=フリッカピーク時刻 -(読み出し時間+蓄積時間)/2
Tst=Tp -(Trd+Texp)/2
電子シャッタ期間=蓄積開始時刻-撮影指示時刻
Tesh=Tst-Tcap
VDサイズ=電子シャッタ期間+蓄積時間
VDT=Tesh+Texp
図6は、静止画像(記録用の画像)とライブビュー画像(表示用の画像)の撮影タイミングを示した図である。
Tst=Tp -(Trd+Texp)/2
電子シャッタ期間=蓄積開始時刻-撮影指示時刻
Tesh=Tst-Tcap
VDサイズ=電子シャッタ期間+蓄積時間
VDT=Tesh+Texp
図6は、静止画像(記録用の画像)とライブビュー画像(表示用の画像)の撮影タイミングを示した図である。
静止画像1をフリッカピークに合わせて撮影し、直後の表示タイミングに合わせてライブビュー画像1(LV1)を撮影する。静止画像2とライブビュー画像2(LV2)も同様に撮影する。静止画像3では、静止画像3と次の表示周期でのライブビュー画像(LV3)の蓄積時間が重なってしまうため、このタイミングではライブビュー画像の蓄積を行うことはできない。そのため、次の表示周期までライブビュー画像(LV3)の撮影位置(撮影タイミング)をずらす。そのために、ライブビュー画像(LV3)の垂直同期信号の周期を伸ばして(遅延させて)、撮影位置(撮影タイミング)を調整する。
静止画像はフリッカのピークタイミングに合わせて撮影しているので、フリッカの影響を低減可能であるが、ライブビュー画像は表示タイミングに合わせて撮影する必要があるので、フリッカの影響を低減するにはライブビュー画像の蓄積時間を調節して対処する。ライブビュー画像の蓄積時間を、フリッカの周期の整数倍とする。具体的には、光源周波数が50Hzの場合は、ライブビューの蓄積時間を1/50secか1/100secに設定し、光源周波数が60Hzの場合は、ライブビューの蓄積時間を1/60secか1/120secに設定する。
以上のようにして画像の撮影とライブビュー画像の蓄積および表示を行うことにより、連写や動画の撮影中においても、フリッカの影響を低減した良好な画質の画像を取得することが可能となる。また、図6に示すように、静止画像の連写動作(連続的に撮影する動作)である第1の撮像動作と、ライブビュー画像の蓄積および表示を行う第2の撮像動作を、並行して周期的に繰り返すことにより、第1の撮像動作と第2の撮像動作を切り替えながら撮影する場合に比較して、静止画像の連写速度を向上させることができる。
図7は、ライブビュー画像の撮像と表示のタイミング合わせを示した図である。
ライブビュー画像の撮像の周期と表示の周期はおおよそ一致しているが、撮像素子の駆動クロックと、カメラ側の駆動クロックは、それぞれ独立したクロックであるため、微小な誤差を持っていることがあり、誤差が長時間かけて蓄積すると、ライブビュー画像の撮像と表示のタイミングのズレが拡大してしまうことがある。このズレが所定範囲に収まるように、ライブビュー画像の撮像と表示のタイミング合わせを周期的に行う必要がある。
このタイミング合わせは、ライブビュー画像の撮像同期信号VDと、表示同期信号VDのズレを検出して、ライブビュー画像のフレームサイズを調整して行われる。具体的には、撮像同期信号VDが立ち下がる時刻と表示同期信号VDが立ち下がる時刻とを計時して、両者のズレが所定値以上になったら、次のライブビュー画像のフレームサイズに加算または減算する。これに合わせて撮像素子の電子シャッタ期間も調整する。この動作により、違和感のないライブビュー画像の表示を行うことができる。
(他の実施形態)
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
10:撮影レンズ、12:シャッタ、14:撮像素子、16:A/D変換器、18:タイミング発生回路、20:画像処理回路、22:メモリ制御回路、28:画像表示部、30:メモリ、32:画像圧縮・伸長回路、40:露光制御回路、42:測距制御回路、44:ズーム制御回路、48:フラッシュ、50:システム制御回路
Claims (15)
- 被写体からの光を電気信号に変換する撮像手段と、
前記撮像手段からの画像を用いて光源のフリッカを検出するフリッカ検出手段と、
前記撮像手段に、記録用の画像を周期的に撮像させる第1の撮像動作と、前記撮像手段に表示用の画像を周期的に撮像させる第2の撮像動作とを並行して実行させる制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第1の撮像動作において、前記撮像手段に前記フリッカ検出手段により検出されたフリッカのピークタイミングに合わせて撮像を行わせ、前記第1の撮像動作における前記撮像手段の蓄積時間と前記第2の撮像動作における前記撮像手段の蓄積時間とが重なる場合に、前記第2の撮像動作における前記撮像手段の撮像のタイミングを変更させることを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の撮像動作は、静止画像を連続的に撮像する動作であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記第1の撮像動作は、動画を撮像する動作であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記第2の撮像動作は、ライブビュー画像を撮像する動作であることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、ライブビューの表示周期に合わせて前記撮像手段に表示用の画像の撮像を行わせることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記第1の撮像動作における前記撮像手段の蓄積時間と前記第2の撮像動作における前記撮像手段の蓄積時間とが重なる場合に、前記第2の撮像動作における前記撮像手段の撮像のタイミングを遅延させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記第2の撮像動作における前記撮像手段の撮像のタイミングを変更させる場合に、撮像の周期が所定の周期より短くなる場合は、次の周期で前記撮像手段に撮像を行わせることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記第1の撮像動作における前記撮像手段の蓄積時間の中心が、前記フリッカのピークタイミングに一致するように、前記撮像手段を制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、垂直同期信号のタイミングの調節と、電子シャッタ機能とを用いて、前記第2の撮像動作における前記撮像手段の撮像のタイミングを変更させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2の撮像動作における撮像の周期と表示の周期のずれを検出する検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記第2の撮像動作における撮像の周期と表示の周期のずれを補正することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記第2の撮像動作において、前記撮像手段に、前記フリッカ検出手段により検出されたフリッカの周期の整数倍の蓄積時間で撮像を行わせることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 被写体からの光を電気信号に変換する撮像手段を備える撮像装置を制御する方法であって、
前記撮像手段からの画像を用いて光源のフリッカを検出するフリッカ検出工程と、
前記撮像手段に、記録用の画像を周期的に撮像させる第1の撮像動作と、前記撮像手段に表示用の画像を周期的に撮像させる第2の撮像動作とを並行して実行させる制御工程と、を有し、
前記制御工程では、前記第1の撮像動作において、前記撮像手段に前記フリッカ検出工程により検出されたフリッカのピークタイミングに合わせて撮像を行わせ、前記第1の撮像動作における前記撮像手段の蓄積時間と前記第2の撮像動作における前記撮像手段の蓄積時間とが重なる場合に、前記第2の撮像動作における前記撮像手段の撮像のタイミングを変更させることを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 請求項13に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項13に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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