JP2022157762A - 部屋構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】間仕切り壁で仕切られたブース内の音が、ブースから外に伝わることを抑えることができる部屋構造を提供する。【解決手段】部屋構造1は、室内RIの主空間RSとの間に主間仕切り壁11を設けることにより、副空間rsが形成されたブース12を有した部屋構造である。主空間RSには、天井材13が設けられており、天井材13は、天井下地13Aとの間に天井裏空間CSが形成されるように、天井下地13Aに取り付けられており、主間仕切り壁11の高さH1を、室内R1の床面15aから天井材13の天井面13aまでの高さよりも低くすることにより、主空間RSと副空間rsは連通しており、天井材13は、副空間rsが天井裏空間CSに開放された開口部13Bを有するように、配置されている。【選択図】図2
Description
本発明は、室内の主空間との間に間仕切り壁を設けることにより、副空間が形成されたブースを有した部屋構造に関する。
この種の技術として、たとえば、特許文献1には、室内の主空間に間仕切り壁を配置することにより、副空間が形成されたブースを有した部屋構造が開示されている。
しかしながら、特許文献1に示す部屋構造など、間仕切り壁でブースを設けようとした場合、法令上の観点から、室内の床面から間仕切り壁の高さを、室内の床面から天井材の天井面の高さよりも低くすることがある。これにより、間仕切り壁を介して区画されたブースの副空間内の音から、主空間に伝わり易くなることが想定される。
このような点を鑑みて、本発明の目的とするところは、間仕切り壁で仕切られたブース内の音が、ブースから外に伝わることを抑えることができる部屋構造を提供する。
前記課題を鑑みて、本発明に係る部屋構造は、室内の主空間との間に少なくとも1つの主間仕切り壁を設けることにより、副空間が形成されたブースを有した部屋構造であって、前記主空間には、天井材が設けられており、前記天井材は、天井下地との間に天井裏空間が形成されるように、前記天井下地に取り付けられており、前記室内の床面から前記少なくとも1つの主間仕切り壁の高さを、前記室内の床面から、前記天井材の天井面の高さよりも低くすることにより、前記主空間と前記副空間は連通しており、前記天井材は、前記副空間が前記天井裏空間に開放された開口部を有するように、配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ブースの副空間で発生した音は、主間仕切り壁により遮断され、主間仕切り壁の上を通過して主空間に向かう音の一部は、開口部を介して天井裏空間に回り込ませ、天井裏空間を吸音空間として作用させることができる。これにより、主間仕切り壁で仕切られたブース内の音が、ブースの副空間から、室内の主空間に伝わることを低減する。
より好ましい態様としては、前記ブースは、複数並設されており、隣接するブース同士は、副間仕切り壁を設けることにより、前記各ブースを区画しており、前記副間仕切り壁は、前記床面から前記天井裏空間まで、延在している。
この態様によれば、各ブースを区画する副間仕切り壁は、天井裏空間まで延在しているため、ブースの副空間内の音を、天井裏空間まで誘導することができる。これにより、隣接するブースに向かう音も抑えることができるとともに、主空間に向かう音も抑えることができる。
さらに好ましい態様としては、前記天井材の前記天井裏空間に面した表面には、吸音材が敷設されている。この態様によれば、ブースから天井裏空間に伝わった音は、天井材の天井裏空間に面した表面(裏面)に敷設された吸音材により、吸音されるため、天井裏空間内における残響時間を低減させることができる。特に、吸音材に、グラスウールなどの繊維状のシート材を用いることにより、天井裏空間内の吸音性を高めるとともに、室内の断熱性も高めることができる。
さらに好ましい態様としては、前記天井材は、前記開口部が、前記主間仕切り壁よりも前記主空間側まで延在するように、配置されている。この態様によれば、開口部を、主間仕切り壁よりも主空間側まで延在させることにより、主空間に向かう音を、開口部を介して天井裏空間に回り込ませ易くなり、天井裏空間の吸音性を高めることができる
さらに好ましい態様としては、前記床面を形成する床材は、床下地との間に、床下空間が形成されるように、前記床下地に取り付けられており、前記副空間を形成する床材には、前記副空間と前記床下空間と連通する連通部が形成されている。
この態様としては、ブースの副空間で発生した音のうち、下方に向かう音を、連通部を介して、床下空間に向かわせて、床下空間で吸音することができる。
本発明によれば、間仕切り壁で仕切られたブース内の音が、ブースから外に伝わることを低減することができる。
以下に図1~図11を参照しながら、本実施形態に係る部屋構造1を説明する。
図1~図4に示すように、本実施形態に係る部屋構造1は、たとえば、オフィスの執務室、会議室等の室内RIにおける構造である。部屋構造1は、室内RIの主空間RSとの間に主間仕切り壁11を設けることにより、副空間rsが形成されたブース12を有した部屋構造である。本実施形態では、3つのブース12が並設されている。
主空間RSには、天井材13が設けられており、天井材13は、天井下地13Aとの間に天井裏空間CSが形成されるように、天井下地13Aに取り付けられている。本実施形態では、天井材13の取付け構造(天井構造)の詳細は図示していないが、室内RIの天井構造は、天井裏空間CSを形成することができるのであれば、特に限定されるものではなく、直天井構造、吊り天井構造、システム天井構造、折上げ天井構造等を挙げることができる。
室内RIには、床材15が敷設されており、床材15は、床材15と床下地15Aとの間に、床下空間FSが形成されるように、床下地15Aに取り付けられている。床材15の取付け構造(床構造)は、図示しないが、床下空間FSを形成することができるのであれば、OAフロアなど、特に限定されるものではない。
天井材13および床材15、室内を形成する壁材は、例えば、木質板、樹脂板、先行ボード、ガラス板、またはケイ酸カルシウム板など、ボード材からなり、これらの表面のうち、室内RI側の表面に、化粧層、化粧シート、仕上げ材がさらに設けられていてもよい。
主間仕切り壁11は、各ブース12の副空間rsに出入りするためのドア11Aと、両側のブース12の副空間rsと、主空間RSとを仕切る袖壁11Bとを有している。本実施形態では、室内RIの床面15aから少なくとも1つの主間仕切り壁11の高さを、室内R1の床面15aから、天井材13の天井面13aの高さよりも低くすることにより、主空間RSと副空間rsは連通している。
具体的には、本実施形態では、室内RIの床面15aからドア11Aの高さH1が、室内R1の床面15aから、天井材13の天井面13aの高さH2よりも低い。これにより、ドア11Aの上端11aと天井面13aとの間に、隙間が形成される。たとえば、ドア11Aの上端11aから天井面13aまでの隙間(開放部)13Cの大きさは、300mm~800mmの範囲である。
本実施形態では、主間仕切り壁11のうち、ドア11Aの高さを、室内R1の床面15aから、天井材13の天井面13aの高さよりも低く、袖壁11Bの高さは、床面15aから天井面13aまでの高さと同じであるが、たとえば、袖壁11Bの高さも、室内R1の床面15aから、天井材13の天井面13aの高さよりも低くしてもよい。
本実施形態では、天井材13は、副空間rsが天井裏空間CSに開放された開口部13Bを有するように、配置されている。開口部13Bは、室内RIの壁面から、水平方向に沿って、ドア11Aまで延在した矩形状の開口である。開口部13Bには、たとえば、ルーバなどが設けられていてもよく、副空間rsの音が天井裏空間CSに伝わることを、妨げるものでなければ、開口部13Bに配置されるものは、特に限定されない。
隣接するブース12、12同士は、副間仕切り壁18を設けることにより、各ブース12を区画している。ここで、図5(a)および(b)の変形例1に示すように、副間仕切り壁18は、天井面13aと同じ高さであってもよいが、本実施形態では、図5に示すように、副間仕切り壁18は、床面15aから天井裏空間CSまで、延在している。具体的には、副間仕切り壁18は、床面15aから天井下地13Aまで、延在している。
本実施形態によれば、ブース12の副空間rsで発生した音は、主間仕切り壁11により遮断され、主間仕切り壁11の上を通過して主空間RSに向かう音の一部は、開口部13Bを介して天井裏空間CSに回り込ませ、天井裏空間CSを吸音空間として作用させることができる。これにより、ドア11Aおよび袖壁11B等の主間仕切り壁11で仕切られたブース12内の音が、ブース12の副空間rsから、室内の主空間RSに伝わることを低減する。
この態様によれば、各ブース12を区画する副間仕切り壁18は、天井裏空間CSまで延在しているため、ブース12の副空間rs内の音を、天井裏空間CSまで誘導することができる。これにより、隣接するブース12に向かう音も抑えることができる。
さらに、図6の変形例2に示すように、天井材13の天井裏空間CSに面した表面には、吸音材19が敷設されていてもよい。ブース12から天井裏空間CSに伝わった音は、天井材13の天井裏空間CSに面した表面(裏面)に敷設された吸音材19により、吸音されるため、天井裏空間内CSにおける残響時間を低減させることができる。
ここで、吸音材19は、繊維状のシート、発泡シート、表面に複数の凸部または凸条が形成されたシートなど、吸音性を有するものであれば、特に限定されるものではないが、好ましくは、吸音材19は、グラスウールである。吸音材19にグラスウールを用いることにより、天井裏空間CS内の吸音性を高めるとともに、室内RIの断熱性も高めることができる。
さらに、図7の変形例3に示すように、副空間rsを形成する床材15には、副空間rsと床下空間RSと連通する連通部15bが形成されていてもよい。具体的には、床材15には、連通部15bとして貫通孔が形成されている。このような床材15は、金属製または樹脂製の板材に、間隔を空けて複数の貫通孔が形成された床材であってもよく、エクスパンドメタルであってもよく、これらの上に、布材またはカーペットなどの通気性を有したシートが敷設されていてもよい。
変形例3によれば、ブース12の副空間rsで発生した音のうち、下方に向かう音を、連通部15bを介して、床下空間RSに向かわせて、床下空間RS内で吸音することができる。また、天井材13と同様に、床材15の表面のうち、床下空間RSに面した表面に、吸音材を敷設してもよい。
さらに、図2に示す実施形態では、開口部13Bは、室内RIの壁面から、水平方向に沿って、ドア11Aまで延在するように、天井材13が配置されているが、天井材13が、副空間rsが天井裏空間CSに開放された開口部13Bを有するように、配置されているものであれば、これに限定されるものではない。
たとえば、図8の変形例4に示すように、開口部13Bは、室内RIの壁面から、水平方向に沿って、ドア11Aに到達しないように、天井材13が配置されていてもよく、図9の変形例5に示すように、開口部13Bが、主間仕切り壁11よりも主空間RS側まで延在するように、天井材13は、配置されていてもよい。変形例5の如く天井材13を配置すれば、主空間RSに向かう音を、開口部13Bを介して天井裏空間CSに回り込ませ易くなり、天井裏空間CSの吸音性を高めることができる。
以下に、上述した実施形態および変形例1~5および図12に示す比較例となる部屋構造のモデルを作成し、条件0~条件6の音響シミュレーションを行った。
条件0:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを形成していない従来の半個室ブースを有した部屋構造のモデルである(図13参照)。なお、以下の表1~3では、条件0のモデルを「従来の半個室ブース」と表記する。
条件1:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを形成した半個室ブースを有した部屋構造のモデルである(図5(a)、(b)参照)。なお、以下の表1、2では、条件1のモデルを「天井開放」と表記する。
条件2:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを形成し、天井裏空間CSに面した天井材13の表面に吸音材19を敷設したモデルである(図6参照)。なお、以下の表1では、吸音材19を設けた条件2のモデルを「天井開放+吸音材」と表記する。
条件3:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを形成し、天井裏空間CSまで副間仕切り壁18を延在させたモデルである(図4参照)。なお、以下の表1~3では、条件3のモデルを「天井開放+副間仕切り壁延在」と表記する。
条件4:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを副空間rs内に収めたモデルである(図8参照)。なお、以下の表1では、条件4のモデルを「天井開放(範囲縮小)」と表記する。
条件5:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを主空間RSに延ばしたモデルである(図9参照)。なお、以下の表1では、条件5のモデルを「天井開放(範囲縮大)」と表記する。
条件6:図7に対応するモデルに対して、副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを形成していないモデルであり、このモデルでは、床材15に連通部15bを設けたモデルである。なお、以下の表3では、条件6のモデルを「床開放」と表記する。
条件1:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを形成した半個室ブースを有した部屋構造のモデルである(図5(a)、(b)参照)。なお、以下の表1、2では、条件1のモデルを「天井開放」と表記する。
条件2:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを形成し、天井裏空間CSに面した天井材13の表面に吸音材19を敷設したモデルである(図6参照)。なお、以下の表1では、吸音材19を設けた条件2のモデルを「天井開放+吸音材」と表記する。
条件3:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを形成し、天井裏空間CSまで副間仕切り壁18を延在させたモデルである(図4参照)。なお、以下の表1~3では、条件3のモデルを「天井開放+副間仕切り壁延在」と表記する。
条件4:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを副空間rs内に収めたモデルである(図8参照)。なお、以下の表1では、条件4のモデルを「天井開放(範囲縮小)」と表記する。
条件5:副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを主空間RSに延ばしたモデルである(図9参照)。なお、以下の表1では、条件5のモデルを「天井開放(範囲縮大)」と表記する。
条件6:図7に対応するモデルに対して、副空間rsを天井裏空間CSに開放する開口部13Bを形成していないモデルであり、このモデルでは、床材15に連通部15bを設けたモデルである。なお、以下の表3では、条件6のモデルを「床開放」と表記する。
図10に示すように、各条件では、天井高を2700mmの事務所として、個別ブースは幅1800mm、奥行1800mm、一面に入口ドアがあり、天井からドア天端までの高さは、700mmとした。天井裏空間の高さは、800mmである。
室内の内装材は、天井材は、岩綿吸音板(吸音率0.5、透過損失4000m/s)とし、床材は、タイルカーペット(吸音率0.2、透過損失3000m/s)とし、ブースのドアは、ガラス(透過損失4000m/s)とし、条件2の吸音材は、グラスウール(吸音率0.6)とした。
発生音は、真ん中のブースにおいてリモート会議を行っていると想定し、床から1100mmの高さで、音圧レベル65dBの音が発生していると想定し、測定ポイントは、主空間(執務空間側)の12点、ブースから距離500~3000mmを500mmピッチで6種、高さは床面から1100mm(椅子座)と1600mm(立位)との2種とした。また、隣り合うブースの2点は、左右のブースの平面中央、高さは床面から1100mm(椅子座)とした。この結果を、表1~表3に示す。なお、図11には、条件1に相当する部屋構造の音響シミュレーションの結果を示し、図12(a)~(c)では、条件0、条件1、条件3の部屋構造の音響シミュレーションの結果を示す。
表1に示すように、条件0と条件1を比較すると、条件1の如く、ブースの天井を、天井裏空間に開放した方が、主空間で5.5dB以上音が低減されたことがわかった。条件1では、ブースの副空間で発生した音を、開口部を介して、天井裏空間に逃がすことができたからであると考えられる。
条件1と条件2を比較すると、吸音材による効果は、それほど期待できないように見えるが、しかしながら、条件1に比べて、条件2では、ブースの副空間で発生した音は、開口部を介して、天井裏空間に伝播し、この伝播した音を、吸音材により、天井裏空間の音を減衰させることができると考えられる。
条件1と条件3を比較すると、副間仕切り壁を、天井裏空間まで延在させた方が、主空間での音が低減されていることがわかった。条件1に比べて、条件3では、ブースの副空間で発生した音は、副間仕切り壁により、天井裏空間まで、案内され易くなり、天井裏空間内で、ブースの副空間で発生した音を吸音し易くなると考えられる。
条件1、4および5を比較すると、条件5に示すように、副空間を天井裏空間に開放する開口部を主空間にまで延ばした方が、主空間での音が低減されていることがわかった。条件1、4に比べて、条件5では、ブースの副空間で発生した音のうち、条件1、4では、天井面を反射する音は、開口部の拡張により、天井裏空間に導かれ易くなり、この結果、天井裏空間内で、ブースの副空間で発生した音を吸音し易くなると考えられる。
さらに、表2に示すように、条件3の方が、条件1に比べて、両側のブースの音が、2.5dB低くかった。副間仕切り壁を、天井裏空間まで延在させた方が、真ん中のブースの音が、天井裏空間を介して、両側のブースに伝わることを抑えることができると考えられる。なお、条件0は、天井に開口部を有していないため、真ん中のブースの音が、天井裏空間を介して、両側のブースに伝わり難いことで、他の条件よりも、両側のブースの音が小さいと考えられる。
さらに、表3に示すように、条件6のモデルのごとく、副空間を天井裏空間に開放する開口部を形成しなくても、床材に連通部を設ければ、連通部を介して、ブース内の音を、床下空間に逃がすことができると考えられる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
1:部屋構造、11:主間仕切り壁、11A:ドア、11B:袖壁、12:ブース、13:天井材、13a:天井面、13A:天井下地、13B:開口部、15:床材、15a:床面、15A:床下地、15B:連通部、18:副間仕切り壁、19:吸音材、RI:室内、CS:天井裏空間、FS:床下空間、RS:主空間、rs:副空間
Claims (5)
- 室内の主空間との間に少なくとも1つの主間仕切り壁を設けることにより、副空間が形成されたブースを有した部屋構造であって、
前記主空間には、天井材が設けられており、
前記天井材は、天井下地との間に天井裏空間が形成されるように、前記天井下地に取り付けられており、
前記室内の床面から前記少なくとも1つの主間仕切り壁の高さを、前記室内の床面から、前記天井材の天井面の高さよりも低くすることにより、前記主空間と前記副空間は連通しており、
前記天井材は、前記副空間が前記天井裏空間に開放された開口部を有するように、配置されていることを特徴とする部屋構造。 - 前記ブースは、複数並設されており、
隣接するブース同士は、副間仕切り壁を設けることにより、前記各ブースを区画しており、
前記副間仕切り壁は、前記床面から前記天井裏空間まで、延在していることを特徴とする請求項1に記載の部屋構造。 - 前記天井材の前記天井裏空間に面した表面には、吸音材が敷設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の部屋構造。
- 前記天井材は、前記開口部が、前記主間仕切り壁よりも前記主空間側まで延在するように、配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の部屋構造。
- 前記床面を形成する床材は、床下地との間に、床下空間が形成されるように、前記床下地に取り付けられており、
前記副空間を形成する床材には、前記副空間と前記床下空間と連通する連通部が形成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の部屋構造。
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