JP2022156492A - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】管をニップルに確実に接続することができると共に着脱が容易な管継手を提供する。【解決手段】継手本体10、カバー部材20、ホースクランプ30を備える管継手1は、軸方向の一方側に先端11aを向けて配置されるニップル11を備える継手本体10と、ニップル11の基端に設けられ、縮径方向に付勢されたホースクランプ30の内周面に当接することにより拡径状態でホースクランプ30を保持するホースクランプ保持部12と、を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、管継手に関する。
従来から、ホース等の可撓性を有する管をニップルに接続し、ホースクランプで管を固定する管継手が提案されている。ホースクランプの管への取り付けは、先ず、ツマミ片をペンチ等で挟んでホースクランプの内径部を拡径させておき、拡径させたホースクランプに管を挿通させて、ホースクランプを管に一時待機させておく。そして、管をニップルに接続して、再度ホースクランプを拡径させて管とニップルの接続部にホースクランプを取り付ける。この場合、ホースクランプが斜めに取り付けられてしまうと、ニップルと管の接続部から流体の漏れが生じてしまうことがあり、正確な作業を要するため管の着脱に時間が掛かり、メンテナンスや交換時の時間、コストが増大することがあった。
このような不具合を低減させるため、例えば特許文献1では、係止鍔を設けたニップルと、該係止鍔に係止するフックを備えたホースクランプが設けられた管継手が提案されている。また、特許文献2では、ニップルの先端側でホースクランプを拡径状態で保持する係止部及びニップルの基端側でホースクランプを縮径させる開放部を備えて管の外周に設けられる外筒と、この外筒とニップルとを固定する固定リング等の固定手段とを備える管継手が開示されている。
特許第5641552号公報 特許第5137195号公報
特許文献1に開示される管継手では、管にホースクランプを一時的に待機させる必要があり、このときにホースクランプのフックや管の締め付けにより管に変形や傷を与えてしまうことがある。また、特許文献2に開示される管継手は、管の挿入と共にホースクランプが移動するため、管とニップルとの接続状態に関わらずホースクランプが縮径して取り付けられる。よって、管とニップルとの接続状態を確認してからホースクランプを取り付けたい場合には不便である。
本発明は、管をニップルに確実に接続することができると共に着脱が容易な管継手を提供することを目的とする。
本発明に係る管継手は、軸方向の一方側に先端を向けて配置されるニップルを備える継手本体と、前記ニップルの基端に設けられ、縮径方向に付勢されたホースクランプの内周面に当接することにより拡径状態で前記ホースクランプを保持するホースクランプ保持部と、を有することを特徴とする。
本発明に係る管継手によれば、管をニップルに確実に接続することができると共に着脱が容易な管継手を提供することができる。
本発明の実施形態に係る管継手を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係る管継手の継手本体を示し、(a)は側面図であり、(b)はニップルの先端側から見た斜視図であり、(c)はニップルの基端側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る管継手のカバー部材を示す図であり、(a)は固定部側から見た側面図であり、(b)は固定部側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る管継手のホースクランプを示す斜視図であり、(a)は縮径状態を示し、(b)は拡径状態を示す。 本発明の実施形態に係る管継手の組立手順を示す、図1(a)のA-A断面に相当する断面図であり、(a)は治具にホースクランプを取り付けた状態を示し、(b)はホースクランプを取り付けた治具、カバー部材を継手本体にセットした状態を示し、(c)はカバー部材を継手本体に圧入した状態を示す。 本発明の実施形態に係る管継手の組立手順における治具を取り外した状態を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係る管継手に管を取り付ける手順におけるホースクランプが待機位置で管をニップルに接続した状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係る管継手に管を取り付ける手順におけるホースクランプで管を固定した状態を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1(a)、図1(b)に示すように、管継手1は、継手本体10、カバー部材20、ホースクランプ30を有する。継手本体10は、例えば、真鍮やステンレス等の金属材料あるいは樹脂材料からなる円柱状の材料に切削加工を施して形成される。継手本体10は、略円筒状に形成されて、内部に流体の流通路18(図2(c)参照)が設けられる。継手本体10は、軸線Lで示す軸方向の一方側に先端11aを向けて配置されるニップル11を有する。ニップル11の外表面には、ホース等の管が接続された際に容易に抜けてしまわないための凹凸面11bが形成される。
図2(a)~(c)に示すように、ニップル11の基端には、ホースクランプ保持部12が設けられる。ホースクランプ保持部12は、ニップル11の基端における外周に環状に形成される。ホースクランプ保持部12の一方側の面12aには、ニップル11に接続される管の端面が当接される。ホースクランプ保持部12の径は、ニップル11に接続される管の径以上に形成される。
ホースクランプ保持部12の軸方向の他方側(換言すれば、ニップル11の先端11aと反対側)には、環状の溝部14が設けられる。溝部14は、軸方向の他方側に設けられる第1鍔部13-1と、第1鍔部13-1よりも一方側に設けられる第2鍔部13-2と、により形成される。溝部14の幅は、後述するカバー部材20の固定部21の板厚と略同じで、若干程度広い。第2鍔部13-2は、ホースクランプ保持部12と隣接する、ホースクランプ保持部12の軸方向の他方側に設けられる。
第1鍔部13-1から軸方向の他方側には、他の配管や流体の吐出口と接続するための雌ねじ部15が形成される。雌ねじ部15に略対応する流通路18における軸方向の他方側には、六角孔部18aが設けられる。六角孔部18aは、軸方向における、継手本体10の後端(雌ねじ部15の後端15a)から第2鍔部13-2の軸方向の一方側の面13-2a近傍までの領域に形成される(図5(b)、図5(c)参照)。雌ねじ部15に対応する流通路18の部分を含む当該領域は、ニップル11に対応する流通路18の部分よりも厚肉に形成されており、ニップル11の先端側から六角レンチを挿入して配管等に接続する際においても継手本体10の変形等を低減することができる。
図3(a)、図3(b)に示すように、カバー部材20は、鉄やステンレス等の板金材料により形成される。カバー部材20は、C環状の固定部21を有する。固定部21は、継手本体10の溝部14に圧入可能に形成される。より詳細には、固定部21のC環状の内径は、溝部14の外径よりも若干程度小さく形成される。また、固定部21のC環状の端部21aは、図3(a)に示すように、C環状の軸心L1よりも下方に延在する。このようにして、カバー部材20の固定部21は、継手本体10の溝部14に強固に圧入され固定される。カバー部材20が継手本体10に固定されるとき、固定部21のC環状の軸心L1は、軸線Lと略一致する。
カバー部材20には、固定部21の上端部から軸心L1に略平行な一方側に延びる案内片22が形成される。案内片22は、継手本体10に取り付けた際には軸方向の一方側に配置される。案内片22には、固定部21側から案内片22の突端に向けてスリット状に形成されるガイド部22aと、ガイド部22aと接続してガイド部22aと略直交する開放部22bが設けられる。ガイド部22aは、継手本体10に取り付けた状態では、ニップル11の基端から軸方向の一方側に向けて設けられる。開放部22bは、第1開放部22b1と第2開放部22b2を有する。第1開放部22b1と第2開放部22b2は、ガイド部22aを挟んで対向して設けられる開口部である。第1開放部22b1は、第2開放部22b2よりも幅広に形成される。
公知のホースクランプ30は、図4(a)、図4(b)に示すように、略環状の鉄やステンレスのばね鋼材等の板金部材により形成される。環状のホースクランプ本体30aからは、外方に向かって2つの対向するツマミ片31,32が立設する。ホースクランプ30は、ツマミ片31と接続するホースクランプ本体30aの一方の端部側の開口部30a1に、ツマミ片32と接続する他方の端部側が配置されて、ホースクランプ本体30aの内径が縮径される方向に付勢されている。従って、この付勢力に抗してツマミ片31,32の対向面が重なるように操作すると、図4(b)に示すようにホースクランプ本体30aの内径が拡径状態とされて、ツマミ片31,32を開放すると、図4(a)に示すように付勢方向に縮径される。また、ツマミ片31とツマミ片31に接続する部位は、ツマミ片32とツマミ片32に接続する部位よりも幅広に形成される。すなわち、ツマミ片32とツマミ片32に接続される部位は、幅狭部30bにおいて幅狭に形成される。
図1(a)、図1(b)に示すように、ホースクランプ30は、拡径状態で継手本体10のホースクランプ保持部12に保持されている。このとき、ホースクランプ保持部12の外周面12bは、ホースクランプ本体30aの内周面と当接している(図2(a)~図2(c)及び図4(a)、図4(b)参照)。また、ホースクランプ30が拡径状態でホースクランプ保持部12に保持されているとき、ツマミ片31,32の対向面は近接し、ガイド部22aに挿通されている。換言すれば、ガイド部22aのスリット状の幅は、ツマミ片31,32が近接した状態と略同等の幅で形成される。すなわち、ツマミ片31,32は、ガイド部22aによっても、ホースクランプ30の縮径方向への移動が規制される。なお、ガイド部22aの幅は、ツマミ片31,32が完全に当接した状態に対して若干のクリアランスを有している。よって、ガイド部22aに位置するツマミ片31,32をペンチ等で挟むことで、ツマミ片31,32(すなわちホースクランプ30)は、ガイド部22aに沿って軸方向の一方側に移動可能とされる。
ホースクランプ30のツマミ片31,32は、ガイド部22aにより、ニップル11の基端から軸方向の一方側に向けて拡径状態を維持してガイドされる。そして、ツマミ片31,32が開放部22bに到達すると、幅の広いツマミ片31は、第1開放部22b1でツマミ片31,32の離反方向に開放(付勢)され、幅の狭いツマミ片32は、第2開放部22b2でツマミ片31,32の離反方向に開放(付勢)される。
このように形成される管継手1の組み立て手順を図5(a)~図5(c)、図6(a)、図6(b)に基づいて説明する。先ず、図5(a)に示すように、バンド挿入用の治具40にホースクランプ30を取り付ける。治具40は、略円筒状に加工された金属材料や樹脂材料により形成される。治具40の一方端の外周面には、テーパ部41と、テーパ部41の基端に段部42が形成される。そして、円筒内周面におけるテーパ部41が設けられている側は、大径部43とされて、段部44を介して小径部45に接続されている。ホースクランプ30は、先ず、ツマミ片31,32をペンチ等で接近させて拡径状態として、ホースクランプ本体30aの内周面に治具40のテーパ部41を挿入して、ホースクランプ30を治具40に取り付ける。
次にホースクランプ30を取り付けた治具40の段部44に対して、ニップル11の先端11aを当接させる。このとき、図5(b)に示すように、ツマミ片31,32と反対側の部位(図5(b)の下側の部位)の先端11aと段部44とを当接させる。このように、先端11aと段部44とを下側の部位で当接しておけば、カバー部材20の固定部21を継手本体10の溝部14に合わせると、ツマミ片31,32は開放部22bに対応する位置となり、ツマミ片31,32が開放部22bから露出する。すなわち、先端11aと段部44の当接時に、ツマミ片31,32が開放部22bから露出する状態となるように、大径部43の軸方向長さが設定される。
次に、図5(c)に示すように、カバー部材20を継手本体10に対して押し込んで、カバー部材20の固定部21を溝部14に圧入する。具体的には、カバー部材20のC環状の固定部21が弾発して拡径されて、その復元力により固定部21が溝部14に取り付けられる。カバー部材20が固定されたら、図6(a)、図6(b)に示すように、治具40を引き抜く。このとき、ツマミ片31,32は、それぞれ、開放部22bの第1開放部22b1、第2開放部22b2により軸線Lの軸方向の移動が規制されている。そして、管60の取付け状態にセットする時はペンチ等の工具でツマミ片31,32を挟んでホースクランプ30を拡径状態とし、接近させたツマミ片31,32をガイド部22aに沿って、軸方向の他方側(ニップル11の基端側)に移動させる。すると、第2鍔部13-2の軸方向の一方側の面13-2aにホースクランプ30の軸方向の他方側の端面が当接し傾きなく位置が規制される。そして、ペンチ等で挟んでいたツマミ片31,32を離すと、ホースクランプ30のホースクランプ本体30aの内周面と、ホースクランプ保持部12の外周面12bとが当接して、ホースクランプ30は拡径状態で保持され、図1(a)、図1(b)の状態となる。
ホース等の管60の取り付けは、図7(a)に示すように、先ず、ニップル11の先端11a側から管60を差し込む。管60の差し込みは、管60の先端面がホースクランプ保持部12の軸方向の一方側の面12aに当接するまで行うことができる。管60の差し込み完了後、ツマミ片31,32をペンチ等で挟み、ツマミ片31,32(ホースクランプ30)を開放部22bに位置するまで、ガイド部22aに沿って移動させる。そして、ツマミ片31,32を挟んでいたペンチ等を離せば、ツマミ片31,32は縮径方向に移動して、ホースクランプ30により管60が締め付けられて固定される。
よって、継手本体10とカバー部材30を組み上げた状態で後からホースクランプ30を脱着できないようにする構成とすることで、施工者が簡単にホースクランプ30を脱着することができない。よって、ホースクランプ30の紛失防止や誤ってペンチ等からツマミ片31,32が外れてしまっても、飛んでしまうことがなく安全に作業ができる。
また、管60の管継手1からの取り外しは、ホースクランプ30のツマミ片31,32をペンチ等で挟んでガイド部22aに沿って軸方向の他端側に移動させて、ホースクランプ保持部12でホースクランプ30を保持させておけば、容易に管60をニップル11から脱することができる。
このように、管継手1は、軸方向の一方側に先端11aを向けて配置されるニップル11を備える継手本体10と、ニップル11の基端に設けられ、縮径方向に付勢されたホースクランプ30のホースクランプ本体30aの内周面に当接することにより拡径状態でホースクランプ30を保持するホースクランプ保持部12と、を有する。これにより、ホースクランプ30は、ホースクランプ保持部12に一時的に待機させた状態で管60をニップル11に差し込んで、その後、ホースクランプ30をニップル11の先端側に移動させて、ホースクランプ30を取り付けることができる。よって、予め管60にホースクランプ30を取り付けておく必要が無いので、ホースクランプ30で管60を損傷してしまうことも無く、管60の取り外しにおいてもホースクランプ30を一時的にホースクランプ保持部12に待機させておくことができ、紛失等の恐れもない。従って、管60をニップル11に確実に接続することができると共に着脱が容易な管継手1を提供することができる。そして、管60のニップル11への差し込み作業が容易となり、また、ニップル11の差し込み状態も目視確認できるので、メンテナンスや交換作業も容易に時間を掛けずに行うことができる。
さらに管60の取付け時には、カバー部材20の開放部22bにホースクランプ30のツマミ片31,32が突出し配置することで、管60の使用時に、管60に圧力がかかり管生60が抜ける方向に力が働くと両者が接触することで抜けや水漏れの性能の向上につながる効果がある。
なお、ホースクランプ保持部12は、本実施形態においては環状に形成したが、ホースクランプ30を拡径状態で保持できればよく、例えば、環状の間欠的に配置される突起や2点か3点程度の突起によりホースクランプ30を拡径状態で保持するように構成してもよい。
また、ホースクランプ30は、ニップル11に接続される管60の径(外径)以上の内径の拡径状態でホースクランプ保持部12により保持される。これにより、ホースクランプ保持部12からニップル11に挿入された管60への移動をスムーズに行うことができる。
また、管継手1は、ガイド部22aと開放部22bとを備えるカバー部材20を有する。これにより、ニップル11に差し込んだ管60へのホースクランプ30の着脱に際してツマミ片31,32をペンチ等で挟み、誤ってペンチ等からツマミ片31,32が外れてしまっても、ホースクランプ30が飛んでしまうことが無く、紛失を防止でき安全に作業ができる。
また、カバー部材20は、固定部21と溝部14との圧入により固定される。溝部14は、ホースクランプ保持部12よりも軸方向の他方側に設けられる。これにより、管継手1の製造も容易とすることができ安価に提供できる。
また、溝部14は、第1鍔部13-1と第2鍔部13-2とにより形成される。そして、第2鍔部13-2の一方側の面は、ホースクランプ30の他方側の端面と当接可能に形成される。これにより、溝部14に圧入された固定部21の軸方向の移動が第1鍔部13-1、第2鍔部13-2により規制され、第2鍔部13-2によりホースクランプ30の他方側への移動を規制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることは無く、種々の変更を加えて実施することができる。
1 管継手 10 継手本体
11 ニップル 11a 先端
11b 凹凸面 12 ホースクランプ保持部
12a 面 12b 外周面
13-1 第1鍔部 13-2 第2鍔部
13-2a 面 14 溝部
15 雌ねじ部 15a 後端
18 流通路 18a 六角孔部
20 カバー部材 21 固定部
21a 端部 22 案内片
22a ガイド部 22b 開放部
22b1 第1開放部 22b2 第2開放部
30 ホースクランプ 30a ホースクランプ本体
30a1 開口部 30b 幅狭部
31 ツマミ片 32 ツマミ片
40 治具 41 テーパ部
42 段部 43 大径部
44 段部 45 小径部
60 管

Claims (5)

  1. 軸方向の一方側に先端を向けて配置されるニップルを備える継手本体と、
    前記ニップルの基端に設けられ、縮径方向に付勢されたホースクランプの内周面に当接することにより拡径状態で前記ホースクランプを保持するホースクランプ保持部と、
    を有することを特徴とする管継手。
  2. 前記ホースクランプは、前記ニップルに接続される管の径以上の内径の拡径状態で前記ホースクランプ保持部により保持されることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記ホースクランプのツマミ片を挿通可能に形成されて前記ニップルの前記基端から前記一方側に向けて前記ホースクランプの拡径状態を維持して前記ホースクランプをガイドするガイド部と、前記ホースクランプの前記ツマミ片を挿通可能に形成されて前記ガイド部と前記一方側で接続して前記ホースクランプを拡径状態から縮径するよう開放する開放部と、を備えるカバー部材を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の管継手。
  4. 前記カバー部材は、C環状に形成される固定部を備え、
    前記固定部は、前記ホースクランプ保持部よりも前記軸方向の他方側に設けられる溝部に圧入して固定されることを特徴とする請求項3に記載の管継手。
  5. 前記溝部は、前記他方側に設けられる第1鍔部と、前記第1鍔部よりも前記一方側に設けられる第2鍔部と、により形成され、
    前記第2鍔部は、前記ホースクランプ保持部と隣接して設けられると共に、前記一方側の面が前記ホースクランプの前記他方側の端面と当接可能に形成されることを特徴とする請求項4に記載の管継手。
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