JP2022154518A - モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】モータの振動及び騒音を低減する。【解決手段】本発明に係るモータは、ケースと、ケースに設置され、円環状のステータコアにコイルが巻き付けられたステータと、ステータの径方向内側に回転自在に設置されたロータと、を備える。ケースは、ステータの径方向外側に固定された内側ケースと、内側ケースの径方向外側に配置された外側ケースとを備える。内側ケースは、ステータの径方向外側に配置される円筒部と、円筒部の外縁から、外側ケースの上面上又は底面上に延びる複数の羽部と、を備える。外側ケースと内側ケースとは、羽部の先端部において締結されている。【選択図】図2
Description
本発明は、モータに関する。
例えば、特許文献1には、振動及び騒音を低減させるためのステータの取り付け構造が記載されている。具体的に、特許文献1の取り付け構造によれば、ステータは、モータケースに収容された状態で、ボルトによって、モータケースに結合されている。ステータとケースとの締結点であるボルトの挿入孔の上端部及び下端部には、樹脂で形成されたスリーブが配置されている。
水冷モータ等のモータにおいては、ステータをケースに固定するため、「焼き嵌め」という手法が用いられる。焼き嵌めにより、ステータがケースに密着して固定させることができるため、ステータで発生した熱をケースに効率的に伝達し、高い冷却効率を確保することができる。しかし、焼き嵌めにより、ステータの電磁力による変形がケースに伝わりやすくなる。その結果、ステータとケースとの接触面積が増加して、振動及び騒音が大きくなることが考えられる。
ステータを焼き嵌めたモータでは、ステータのケースを内側ケースと外側ケースとに分割することで、ケースに伝わるステータの振動を低減することが考えられている。このようにケースを内側ケースと外側ケースとに分割した構成の場合、一般には、内側ケースと外側ケースとがボルト等によって締結される。このため、締結部を介してステータコアで発生した振動が外側ケースにまで伝わることが考えられる。この点、例えば、電気自動車等の車室ではより静かな環境となることを考慮すれば、振動及び騒音を更に低減したモータ構造の開発が望まれる。
モータの振動低減のため、例えば、ケースを内側ケースと外側ケースとに分割したモータ構造に特許文献1の締結構造を適用することも考えられる。すなわち、内側ケースと外側ケースとの締結部のボルト挿入孔に、樹脂製のスリーブを配置することで、ケースに伝わる振動を減衰させることも考えられる。しかしながら、締結点に要求される軸力は大きく、樹脂製のスリーブでは締結点に緩みやゆがみが生じる虞がある。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたものであり、振動及び騒音を低減できるように改良されたモータを提供するものである。
本発明に係るモータは、ケースと、ケースに設置され、円環状のステータコアにコイルが巻き付けられたステータと、ステータの径方向内側に回転自在に設置されたロータと、を備える。ケースは、ステータの径方向外側に固定された内側ケースと、内側ケースの径方向外側に配置された外側ケースとを備える。内側ケースは、ステータの径方向外側に配置される円筒部と、円筒部の外縁から、外側ケースの上面上又は底面上に延びる複数の羽部と、を備える。外側ケースと内側ケースとは、羽部の先端部において締結されている。
本発明に係るモータによれば、内側ケースの外縁から外側ケースによって伸びる羽部によって、ステータから伝わる振動が減衰される。従って、外側ケースに伝達される振動を軽減することができ、モータの騒音を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。また、以下の説明で方向について言及する場合、便宜的に、モータの軸方向を上下方向とし、図1において上側に位置する面側を上面側とする。
図1及び図2は、実施の形態1に係るモータの構造を模式的に示す図であり、図1は断面、図2は上面を表している。図1に示されるように、モータ1は、ステータ2、ロータ3、及び、ケース10等によって構成されている。ステータ2は、ケース10に固定された固定子である。ステータ2は、例えば、積層された複数の円環状の電磁鋼板からなるステータコアに、コイルが巻き付けられて形成されている。ステータ2の径方向内側には、回転子であるロータ3が、ロータ軸(図示せず)を中心に回転自在に設置されている。
ケース10は、内側ケース11と外側ケース12とを備えている。ステータ2は、内側ケース11の径方向内側に焼き嵌められ、内側ケース11に固定されている。外側ケース12は、内側ケース11の径方向外側に隙間を開けて配置されている。内側ケース11と外側ケース12との隙間は、Oリング14によってシールされている。内側ケース11と外側ケースとの隙間は、冷却水を流通させるための水路13となっている。
図2に示されるように、内側ケース11は、ステータ2が固定される円筒部15と、複数の羽部である減衰構造部16を有している。減衰構造部16は、内側ケース11の円筒部15の上面側の外縁の複数箇所の集合部16aから径方向外側に伸びた棒状の部材であって、外側ケース12の上面上に配置されている。図2では、一例として、4つの減衰構造部16が配置された構成が示されているが、減衰構造部16の個数に限定はない。
図2に示されるように、減衰構造部16それぞれは、内側ケース11上面の外周円の集合部16aにおける接線16bに対して外側に膨らんだ同一の曲線形状を有している。また、減衰構造部16それぞれは、内側ケース11の中心から見て同一方向に向けて配置されている。即ち、減衰構造部16それぞれの、接線16bに対する角度は同一となっている。そして、集合部16aと減衰構造部16の先端部を結ぶ線は、減衰構造部16それぞれの接線16bに対し概ね平行である。
減衰構造部16それぞれの先端部は、外側ケース12との締結部となっている。内側ケース11と外側ケース12とは、締結部において、ボルト17によって締結されている。
ステータ2は、電磁力を受けて変形する。この変形は内側ケース11に伝わり、ステータ2と内側ケース11との接触面積が大きくなり、ステータ2の振動が内側ケース11に伝わりやすくなる。しかし、本実施の形態では、ケースが水路13を挟んで内側ケース11と外側ケース12とに分割されていることで、振動の伝達経路が少なくなっており、これにより、ステータ2の振動の伝達を軽減することができる。また、内側ケース11と外側ケース12との隙間を水路13としている。これにより、効率的に冷却を行うことができる。
また、内側ケース11と外側ケース12とはボルト17によって締結されており、この締結部から、ステータ2の振動は伝達される。しかしながら、本実施の形態では、ステータ2の変形により内側ケース11にかかる力(図2の矢印参照)を、減衰構造部16において変形し減衰させることができる。従って、ステータ2による振動の外側ケース12への伝達量を少なくすることができ、モータの低騒音及び低振動化を図ることができる。
なお、減衰構造部16の形状は、上述した減衰構造部16の形状に限られない。内側ケース11の外縁部の複数個所から外側ケース12の上面上に延びた棒状の部材であれば、他の形状であってもよい。
図3及び図4に他の減衰構造部の例を示す。図3の例では、減衰構造部20それぞれは、L字型に形成された同一形状の部材である。減衰構造部20それぞれは、内側ケース11の中心からみて同一方向に配置されている。つまり、減衰構造部20それぞれの、集合部20aにおける接線20bに対する角度は同一である。減衰構造部20は内側ケース11の中心から見て同一方向に略90度に屈曲している。減衰構造部16と同様に、ステータ2の変形によってかかる力を減衰構造部20によって変形させて減衰することができ、振動の伝達を低減することができる。
図4の例では、減衰構造部30は、直線形状に形成された部材である。減衰構造部30が延びる方向は、内側ケース11の半径方向と概ね一致するように形成されている。このような形状の減衰構造部30によっても、ステータ2の変形によってかかる力を変形させ減衰することができる。従って、図1~図3により説明した減衰構造部16及び20と同様に、図4の減衰構造部30によっても、振動及び騒音の低減を図ることができる。
1 モータ
2 ステータ
3 ロータ
10 ケース
11 内側ケース
12 外側ケース
13 水路
14 Oリング
15 円筒部
16 減衰構造部
16a 集合部
16b 接線
17 ボルト
20 減衰構造部
20a 集合部
20b 接線
30 減衰構造部
2 ステータ
3 ロータ
10 ケース
11 内側ケース
12 外側ケース
13 水路
14 Oリング
15 円筒部
16 減衰構造部
16a 集合部
16b 接線
17 ボルト
20 減衰構造部
20a 集合部
20b 接線
30 減衰構造部
Claims (1)
- ケースと、
前記ケースに設置され、円環状のステータコアにコイルが巻き付けられたステータと、
前記ステータの径方向内側に回転自在に設置されたロータと、
を備えるモータであって、
前記ケースは、
前記ステータの径方向外側に固定された内側ケースと、
前記内側ケースの径方向外側に配置された外側ケースと、
を備え、
前記内側ケースは、
前記ステータの径方向外側に配置される円筒部と、
前記円筒部の外縁から、外側ケースの上面上又は底面上に延びる複数の羽部と、
を備え、
前記外側ケースと前記内側ケースとは、前記羽部の先端部において締結されている、
ことを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021057593A JP2022154518A (ja) | 2021-03-30 | 2021-03-30 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021057593A JP2022154518A (ja) | 2021-03-30 | 2021-03-30 | モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022154518A true JP2022154518A (ja) | 2022-10-13 |
Family
ID=83557903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021057593A Pending JP2022154518A (ja) | 2021-03-30 | 2021-03-30 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022154518A (ja) |
-
2021
- 2021-03-30 JP JP2021057593A patent/JP2022154518A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231219 |