JP2022154295A - 充電設備 - Google Patents
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Abstract
【課題】地面下に収納可能な充電設備の電源を容易に確保することである。【解決手段】可動式の充電スタンド300を設置する凹部は、街灯400に隣接する位置に形成されている。充電スタンド300は、街灯用の電力網410の電力線420から電力線330を引き回して電源を確保する。すなわち、充電スタンド300は、街灯用の電力網410の電源450から電力の供給を受ける。【選択図】図1
Description
本開示は、充電設備に関し、特に、地面下に収納可能な充電設備に関する。
車両等に搭載される蓄電装置を充電するための充電設備は、たとえば、駐車場や歩道に設置されるが、設置スペースを占有するため、歩行や車両の走行の妨げになる場合がある。そこで、たとえば、特許第5475407号公報(特許文献1)に開示された充電用ポールのように、充電設備を地面下に収納させる技術が考案されている。
地面下に収納可能な充電設備であれば、市街地等の設置スペースに懸念がある場所にも比較的設置し易い。しかしながら、充電設備を設置するためには、充電設備のための電源を確保するために電力線を新たに配策する作業が必要であり、この作業が容易ではない。地面下に収納可能な充電設備の普及を促進するためには、電源を容易に確保するための対策が望まれる。
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、地面下に収納可能な充電設備の電源を容易に確保することである。
本開示に係る充電設備は、地面に形成された凹部に設置された可動式の充電設備である。この充電設備は、車両の充電口に接続可能な接続機器を含む可動部と、可動部が地面下に収納された状態と、可動部が地面上に露出し、充電口と接続機器との接続が可能な状態との間で可動部を昇降させる昇降装置と、充電設備の外部の機器との通信が可能な通信装置と、外部の機器と通信装置との通信が確立された場合に、可動部を上昇させるように昇降装置を制御する制御装置と、可動部に電力を供給する電源回路とを備える。上記凹部は、街灯付近の地面に形成される。電源回路は、街灯の電源から電力の供給を受ける。
上記構成によれば、街灯付近の地面に凹部が形成され、充電設備が街灯付近に設置される。街灯には、街灯用に確保された電源から電力が供給されている。充電設備を街灯付近に設置することで、街灯の電源から電力線を容易に配策することができる。街灯の電源を活用することで、充電設備の電源を容易に確保することができる。
本開示によれば、地面下に収納可能な充電設備の電源を容易に確保することができる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
以下では、本開示の実施の形態に係る充電設備である充電スタンド300の構成を一例として説明する。図1は、電動車両200と、可動部300a(後述)が地面下に収納された状態の充電スタンド300の構成の一例を示す図である。図2は、電動車両200と、可動部300aが地面上に露出した状態の充電スタンド300の構成の一例を示す図である。
図1および図2に示すように、充電スタンド300は、上端の位置が地面と略同じ位置となり、可動部300aが地面下に収納された第1状態(図1参照)と、上端が地面上の所定位置まで上昇し、可動部300aが露出した第2状態(図2参照)との間で昇降可能に構成される。
充電スタンド300は、たとえば、円筒形状の筐体を有し、地面に形成される凹部の底面に設置される。地面に形成される凹部は、充電スタンド300の筐体の外周面と所定の間隙を有するように形成される。凸部の深さは、第1状態の充電スタンド300の鉛直方向の長さと同程度になるように形成される。
凹部は、歩道や道路等に設置されている街灯400に隣接する位置に形成されている。凹部は、たとえば、歩道、駐車場または道路脇等に形成されている。街灯400には、街灯用の電力網410から電力が供給されている。具体的には、電力網410は、電力線420と、電源450とを含む。電源450は、たとえば、商用電源等によって構成される交流電源である。電力線420の一端は、電源450と電気的に接続され、電力線420の他端は、街灯400と電気的に接続されている。
充電スタンド300は、可動部300aと、固定部300bとを含む。可動部300aの上部には、コネクタ302を収納可能な収納スペースが形成される。コネクタ302には、ケーブル304の一方端が接続される。ケーブル304の他方端は、図示しない電線を介して、電源回路307に接続されている。
電源回路307は、可動部300a(より特定的には、ケーブル304)に電力を供給するように構成される。電源回路307には、電力線330が電気的に接続されている。電力線330は、街灯の電力網410に電気的に接続されている。本実施の形態においては、電力線330は、電力線420に電気的に接続されている。すなわち、電源回路307(充電スタンド300)は、電源450から電力の供給を受ける。
凹部を街灯400に隣接する位置に形成することにより、充電スタンド300を街灯400に隣接する位置に設置することができる。このような位置に充電スタンド300を設置することにより、街灯400の電源450から電力線330を容易に配策することができる。街灯400の電源450を活用することで、充電スタンド300の電源を容易に確保することができる。なお、充電スタンド300は、街灯400に隣接する位置に設置されることに限られるものではなく、街灯400付近に設置されればよい。街灯400付近とは、たとえば、電源450から所定の作業工数で電力線330を配策することができる範囲であってよい。
ケーブル304は、たとえば、カール部を有する形状的な伸縮部あるいは巻き取り構造を有する構造的な伸縮部を有する。ケーブル304は、コネクタ302が持ち出された場合には、駐車スペースに駐車された電動車両200のインレット220まで伸縮可能に構成される。
固定部300bは、地面に形成される凹部の底面に固定される。なお、固定部300bは、地面に形成される凹部内のいずれかに固定されればよく、特に凹部の底面に固定されることに限定されるものではない。
固定部300bは、可動部300aを上下方向に昇降する昇降装置306と、上述の電源回路307と、昇降装置306の動作を制御する制御装置308と、移動量センサ312とを含む。
昇降装置306は、可動部300aを昇降させるアクチュエータを含む。昇降装置306は、たとえば、可動部300aに固定されたラックギヤに噛み合わされたピニオンギヤを電動アクチュエータを用いて回転させることにより可動部300aを昇降させる、ラックピニオン式の機構を有していてもよいし、ピストンに接続されるロッドを可動部300aに固定して、固定部300bに固定されるシリンダ本体に供給される油圧を増減することにより可動部300aを昇降させる、油圧シリンダを用いた機構を有していてもよいし、可動部300aと固定部300bとの間で磁力による反発力を発生させて可動部300aを昇降させる機構を有していてもよい。
昇降装置306は、たとえば、ストッパ機構等により可動部300aが第1状態に相当する位置を超えて下降しないように構成され、また、第2状態に相当する位置を超えて上昇しないように構成される。
移動量センサ312は、可動部300aの移動量を検出する。移動量センサ312は、たとえば、昇降装置306による可動部300aの昇降量を可動部300aの移動量として検出する。移動量センサ312は、検出した可動部300aの移動量を示す信号を制御装置308に送信する。移動量センサ312は、たとえば、アクチュエータの作動量などの昇降量に相当する状態量を検出し、制御装置308は、検出された状態量から昇降量を取得してもよい。
制御装置308は、CPU(Central Processing Unit)308aと、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等によって構成されるメモリ308bと、外部の機器と通信可能な通信部308cとを含む。制御装置308は、メモリ308bに記憶された情報、通信部308cを経由して受信した情報、移動量センサ312から取得した情報、および/または、その他図示しないセンサ類から取得した情報等に基づいて充電スタンド300に設けられる電気機器(たとえば、昇降装置306および電源回路307)を制御する。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理をCPU300aによって実行する構成に限られず、専用ハードウェア(電子回路)で構築する構成とすることも可能である。
通信部308cは、充電スタンド300の外部の機器と各種情報等を通信可能に構成される。本実施の形態においては、通信部308cは、電動車両200の通信装置204(後述)と通信可能に構成される。また、通信部308cは、電動車両200のユーザが所有する通信機器100(後述)と通信可能に構成される。本実施の形態においては、通信部308cは、電動車両200の通信装置204および通信機器100の各々と、近距離通信が可能に構成される。通信部308cと、通信装置204および通信機器100との近距離通信には、たとえばBluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)等の無線通信方式が用いられる。さらに、通信部308cは、たとえば、充電スタンド300を管理する管理サーバ(図示せず)と通信可能に構成されてもよい。また、通信部308cは、たとえば、他の充電スタンドと通信可能に構成されてもよい。
制御装置308は、たとえば、上昇制御の実行条件が成立する場合に、充電スタンド300が第1状態から第2状態に切り替わるように昇降装置306における上昇制御を実行する。上昇制御の実行条件は、たとえば、充電スタンド300が第1状態であるという条件と、通信部308cと外部の機器(通信機器100または電動車両200)との通信が確立したという条件とを含む。
また、制御装置308は、たとえば、下降制御の実行条件が成立する場合に、充電スタンド300が第2状態から第1状態に切り替わるように昇降装置306における下降制御を実行する。下降制御の実行条件は、たとえば、充電スタンド300が第2状態であるという条件と、充電スタンド300の下降要求を受信したという条件とを含む。下降要求は、たとえば、通信機器100または電動車両200から受信してもよい。あるいは、下降要求は、管理サーバから受信してもよい。なお、下降要求を受信するという条件に代えて、電動車両200(具体的には、後述のバッテリ214)の充電が完了したという条件を採用してもよい。充電の完了とは、たとえば、コネクタ302と電動車両200のインレット220との接続が解除され、コネクタ302が所定の位置に戻されたことであってもよい。
図1および図2には、充電スタンド300によって充電が可能な駐車スペースに駐車される電動車両200の構成の一例がさらに示されている。図1および図2に示すように、電動車両200は、たとえば、プラグインハイブリッド自動車および電気自動車などの蓄電装置を搭載した車両が含まれる。なお、電動車両200は、充電スタンド300から電力供給を受けることが可能な構成を有していればよく、特に上述のように列挙した車両に限定されるものではない。たとえば、電動車両200は、外部給電用の蓄電装置を搭載した車両であってもよい。
電動車両200は、ECU(Electronic Control Unit)202と、通信装置204と、充電器212と、バッテリ214と、インバータ216と、モータジェネレータ218と、インレット220とを含む。
ECU202は、CPUと、ROMやRAM等によって構成されるメモリとを含む。ECU202は、メモリに記憶された情報や、図示しないセンサ類から取得した情報に基づいて電動車両200に設けられる電気機器(たとえば、充電器212およびインバータ216)を制御する。
通信装置204は、各種通信I/F(インターフェース)を含んで構成される。通信装置204は、充電スタンド300(通信部308c)と通信可能に構成される。本実施の形態においては、通信装置204は、充電スタンド300の通信部308cと近距離通信が可能に構成される。通信装置204は、通信部308cと通信が可能な距離において、認証や情報交換等の処理を含む第1の処理を実行して通信部308cとの通信を確立する。第1の処理は、たとえば、電動車両200の車室内に設けられたタッチ操作可能な表示画面に対する操作によって実行されてもよい。あるいは、第1の処理は、通信装置204と通信部308cとの距離が所定距離未満になった場合(すなわち、電動車両200が充電スタンド300と通信可能な通信可能範囲まで近づいた場合)に実行されてもよい。また、通信装置204は、ユーザの通信機器100と通信可能に構成されてもよい。
充電器212は、インレット220から交流電力が供給される場合に、供給された交流電力を直流電力に変換してバッテリ214に供給する。充電器212が動作することによってバッテリ214が充電される。充電器212は、たとえば、ECU202からの制御信号により制御される。
バッテリ214は、たとえば、再充電可能に構成された電力貯蔵要素であり、代表的には、ニッケル水素電池あるいは液体または固体の電解質を含むリチウムイオン電池等の二次電池が適用される。なお、バッテリ214は、電力を貯蔵できる蓄電装置であればよく、たとえば、バッテリ214に代えて大容量のキャパシタが用いられてもよい。
インバータ216は、たとえば、バッテリ214の直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータ218に供給する。また、インバータ216は、たとえば、モータジェネレータ218からの交流電力(回生電力)を直流電力に変換してバッテリ214に供給して、バッテリ214を充電する。
モータジェネレータ218は、インバータ216からの電力供給を受けて駆動輪222に回転力を与える。駆動輪222は、モータジェネレータ218によって与えられた回転力によって回転し、電動車両200を走行させる。
インレット220は、電動車両200の外装部分にリッド等のカバー(図示せず)とともに設けられる。インレット220は、外部の充電設備(たとえば、充電スタンド300)から充電電力の供給を受ける受電部である。インレット220は、充電スタンド300のコネクタ302が取り付け可能な形状を有する。インレット220およびコネクタ302の双方には接点が内蔵されており、インレット220にコネクタ302が取り付けられると接点同士が接触して、インレット220とコネクタ302とが電気的に接続される。これにより、電動車両200のバッテリ214は、充電スタンド300から供給される電力を用いた充電が可能な状態になる。
通信機器100は、電動車両200のユーザが所有する携帯端末である。通信機器100としては、スマートフォン、タブレット端末、または、ウェアラブルデバイス(たとえば、スマートウォッチ)を採用することができる。
通信機器100は、充電スタンド300(通信部308c)と通信可能に構成される。通信機器100には所定のアプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリ」とも称する)がインストールされている。通信機器100は、電動車両200のユーザによって携帯され、上記アプリを通じて充電スタンド300と情報のやり取りを行なうことができる。ユーザは、たとえば通信機器100のタッチパネルディスプレイを通じて、上記アプリを操作できる。
たとえば、ユーザが、通信機器100のアプリを立ち上げ、ユーザ認証を成功させると、通信機器100が表示部110にホーム画面(図示せず)を表示する。たとえば、ユーザは、当該ホーム画面に対する操作によって、複数の充電設備の中から充電スタンド300を選択し、充電スタンド300との間で情報交換等の処理を含む第2の処理を実行させ、通信機器100と充電スタンド300の通信部308cとの通信を確立させることができる。あるいは、第2の処理は、通信機器100と通信部308cとの距離が所定距離未満になった場合(すなわち、通信機器100が充電スタンド300と通信可能な通信可能範囲まで近づいた場合)に実行されてもよい。また、通信機器100は、電動車両200の通信装置204と通信可能に構成されてもよい。
充電スタンド300の通信部308cが、通信機器100または電動車両200の通信装置204と通信を確立すると、充電スタンド300の制御装置308は、昇降装置306を制御して、充電スタンド300を第1状態から第2状態に移行させる。これによって、充電スタンド300が地面から露出した状態になる。ユーザは、露出した可動部300aからコネクタ302を取り出し、電動車両200のインレット220に接続して、バッテリ214を充電することができる。
<充電スタンドの制御装置で実行される処理>
図3は、充電スタンド300の制御装置308により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図3のフローチャートに示される処理は、充電スタンド300が第1状態になった際に、制御装置308により実行される。図3に示すフローチャートの各ステップ(以下ステップを「S」と略す)は、制御装置308によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部が制御装置308内に作製されたハードウェア(電子回路)によって実現されてもよい。
図3は、充電スタンド300の制御装置308により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図3のフローチャートに示される処理は、充電スタンド300が第1状態になった際に、制御装置308により実行される。図3に示すフローチャートの各ステップ(以下ステップを「S」と略す)は、制御装置308によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部が制御装置308内に作製されたハードウェア(電子回路)によって実現されてもよい。
S1において、制御装置308は、外部の機器(通信機器100または電動車両200)との通信が確立したか否かを判断する。具体的には、制御装置308は、通信部308cと通信機器100との通信、および、通信部308cと通信装置204との通信のいずれかが確立したか否かを判断する。外部の機器との通信が確立していない場合(S1においてNO)、制御装置308は、外部の機器との通信が確立されるのを待つ。外部の機器との通信が確立した場合(S1においてYES)、制御装置308は、処理をS3に進める。
S3において、制御装置308は、上昇制御を実行する。制御装置308は、可動部300aが第2状態に相当する位置まで上昇するように昇降装置306を制御する。制御装置308は、充電スタンド300を第1状態から第2状態に移行させ、この処理を終了させる。
以上のように、本実施の形態に係る充電スタンド300は、街灯400に隣接する位置に設置される。充電スタンド300の電源は、街灯用の電力網410の電力線420から電力線330を引き回すことで確保される。すなわち、充電スタンド300は、街灯用の電力網410の電源450から電力の供給を受ける。
充電スタンドを新たに設置する際には、充電スタンドのための電源を確保するために電力線を新たに配策する作業が必要であり、この作業が容易ではない。本実施の形態に係る充電スタンド300によれば、充電スタンド300が街灯400に隣接する位置に設置されることにより、既にある街灯用の電力網410の電源450を充電スタンド300の電源に用いることができる。よって、地面下に収納可能な充電スタンド300の電源を容易に確保することができる。
また、本実施の形態に係る充電スタンド300によれば、通信部308cが、外部の機器(通信機器100または電動車両200)と通信を確立すると、上昇制御が実行されて、充電スタンド300が第1状態から第2状態に移行される。ユーザは、露出した可動部300aからコネクタ302を取り出し、電動車両200のインレット220に接続して、バッテリ214を充電することができる。ユーザは、自身が所有する外部の機器を用いて充電スタンド300を第2状態に移行させることができるので、電動車両200のバッテリ214の充電に関するユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、外部の機器(通信機器100または電動車両200)が充電スタンド300(通信部308c)と通信可能な距離まで近づくと、通信部308cと外部の機器との通信が確立する構成を採用すれば、通信を確立するためのユーザ操作を省くことができるので、電動車両200のバッテリ214の充電に関するユーザの利便性をさらに向上させることができる。
[変形例]
実施の形態では、コネクタ302が可動部300aの上部の収納スペースに収納される構成を一例として説明したが、たとえば、可動部300aの上部側面には、ソケットが露出して設けられてもよい。このようにすると、ユーザは、別途用意した充電ケーブルを用いて充電スタンド300のソケットと電動車両200のインレット220とを接続することによって電動車両200に搭載されたバッテリ214を充電することができる。あるいは、可動部300aの上部には、電動車両200の底面に設けられるインレットに接続可能な端子部が設けられる構成であってもよい。このようにすると、電動車両200を適切な位置に停車させ、充電スタンド300を第2状態にすることで、可動部300aの上部に設けられた端子部がインレットに電気的に接続された状態になる。よって、ユーザが電動車両200のインレットと充電スタンド300とを接続する作業をすることなく、電動車両200に搭載されたバッテリ214の充電を行なうことができる。
実施の形態では、コネクタ302が可動部300aの上部の収納スペースに収納される構成を一例として説明したが、たとえば、可動部300aの上部側面には、ソケットが露出して設けられてもよい。このようにすると、ユーザは、別途用意した充電ケーブルを用いて充電スタンド300のソケットと電動車両200のインレット220とを接続することによって電動車両200に搭載されたバッテリ214を充電することができる。あるいは、可動部300aの上部には、電動車両200の底面に設けられるインレットに接続可能な端子部が設けられる構成であってもよい。このようにすると、電動車両200を適切な位置に停車させ、充電スタンド300を第2状態にすることで、可動部300aの上部に設けられた端子部がインレットに電気的に接続された状態になる。よって、ユーザが電動車両200のインレットと充電スタンド300とを接続する作業をすることなく、電動車両200に搭載されたバッテリ214の充電を行なうことができる。
さらに実施の形態では、充電スタンド300の筐体は、円筒形状を有する場合を一例として説明したが、特に昇降動作が可能な形状であればよく、特に円筒形状に限定されるものではない。たとえば、充電スタンド300の筐体は、直方形状を有していてもよい。
なお、上記した変形例は、その全部または一部を適宜組み合わせて実施してもよい。
今回開示された実施の形態および変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
今回開示された実施の形態および変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 通信機器、110 表示部、200 電動車両、202 ECU、204 通信装置、212 充電器、214 バッテリ、216 インバータ、218 モータジェネレータ、220 インレット、222 駆動輪、300 充電スタンド、300a 可動部、300b 固定部、302 コネクタ、304 ケーブル、306 昇降装置、307 電源回路、308 制御装置、308a CPU、308b メモリ、308c 通信部、312 移動量センサ、330 電力線、400 街灯、410 電力網、420 電力線、450 電源。
Claims (1)
- 地面に形成された凹部に設置された可動式の充電設備であって、
車両の充電口に接続可能な接続機器を含む可動部と、
前記可動部が地面下に収納された状態と、前記可動部が地面上に露出し、前記充電口と前記接続機器との接続が可能な状態との間で前記可動部を昇降させる昇降装置と、
前記充電設備の外部の機器との通信が可能な通信装置と、
前記外部の機器と前記通信装置との通信が確立された場合に、前記可動部を上昇させるように前記昇降装置を制御する制御装置と、
前記可動部に電力を供給する電源回路とを備え、
前記凹部は、街灯付近の地面に形成されており、
前記電源回路は、前記街灯の電源から電力の供給を受ける、充電設備。
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