JP2022151493A - 情報処理システム、端末装置、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、端末装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】近接無線通信方式による無線通信を介して取得した接続情報を用いて確立された無線通信で、端末装置が情報処理装置で用いる認証情報の送信を行うことが可能な情報処理システム、端末装置、およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理システムは、近接無線通信方式である第1の無線通信方式の無線通信を介して外部の機器と接続した際に、第2の無線通信方式の無線通信を介して自装置と接続するための接続情報を、接続した機器に対して送信する第1のプロセッサを備えた情報処理装置と、第1の無線通信方式の無線通信を介して情報処理装置と接続することにより、接続情報を取得し、取得した接続情報を用いて第2の無線通信方式の無線通信を介して情報処理装置と接続し、情報処理装置が認証処理を実行するための認証情報を送信する第2のプロセッサを備えた端末装置とを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理システム、端末装置、およびプログラムに関する。
特許文献1には、外部装置からの無線通信を介した指示に基づく特定機能の実行とユーザ認証の実行とを共に効率的に行うことが可能な機能実行装置が開示されている。
特許文献2には、端末装置からジョブ処理を指示する際に認証情報の入力の手間を省くことが可能なジョブ処理装置が開示されている。
特許文献3には、スマートデバイスを用いて操作されうる機器の利便性を向上できる情報処理装置が開示されている。
特許第6156024号公報 特許第6366425号公報 特開2020-074107号公報
近年、画像形成装置等の情報処理装置では、例えばNFC(Near field communication)等の近接無線通信方式による無線通信を介して、近接無線通信方式以外の方式の無線通信に接続するための接続情報を端末装置に送信し、送信した接続情報を利用して近接無線通信方式以外の方式の無線通信により端末装置から印刷の処理を実行するための処理情報を受信して、この処理情報に基づく処理を実行することが行われている。
本発明の目的は、近接無線通信方式による無線通信を介して取得した接続情報を用いて確立された無線通信で、端末装置が情報処理装置で用いる認証情報の送信を行うことが可能な情報処理システム、端末装置、およびプログラムを提供することである。
本発明の第1態様の情報処理システムは、第1のプロセッサを備え、前記第1のプロセッサは、近接無線通信方式である第1の無線通信方式の無線通信を介して外部の機器と接続した際に、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式の無線通信を介して自装置と接続するための接続情報を、接続した機器に対して送信する情報処理装置と、第2のプロセッサを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続することにより、接続情報を取得し、取得した接続情報を用いて前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続し、前記情報処理装置が認証処理を実行するための認証情報を送信する端末装置とを備える。
本発明の第2態様の情報処理システムは、第1態様の情報処理システムにおいて、前記第2のプロセッサは、取得した接続情報を用いて前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続し、認証情報に加えて、前記情報処理装置において処理を実行するための処理情報を送信する。
本発明の第3態様の情報処理システムは、第2態様の情報処理システムにおいて、前記第1のプロセッサは、前記端末装置から認証情報および処理情報を受信した場合、受信した認証情報を用いた認証処理を実行した後に、受信した処理情報を用いた処理を実行する。
本発明の第4態様の情報処理システムは、第1態様の情報処理システムにおいて、前記第1のプロセッサは、処理情報を用いた処理を実行した後、前記端末装置に対する認証解除処理を実行する。
本発明の第5態様の情報処理システムは、第1態様から第4態様のいずれか1つの態様の情報処理システムにおいて、前記第1のプロセッサは、受信した処理情報を格納し、格納された処理情報の受信時とは異なるタイミングで、格納された処理情報を用いた処理を実行させるための操作を受け付けた際に、格納された処理情報を用いた処理を実行する。
本発明の第6態様の情報処理システムは、第5態様の情報処理システムにおいて、前記第2のプロセッサは、前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置に対して認証情報および処理情報を送信した後、格納された処理情報を用いた処理を実行させるための前記第1の無線通信方式の無線通信が可能な状態とする。
本発明の第7態様の情報処理システムは、第6態様の情報処理システムにおいて、前記第2のプロセッサは、前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置に対して認証情報および処理情報を送信した後、前記端末装置が備える画面の表示を切り替える。
本発明の第8態様の情報処理システムは、第6態様または第7態様の情報処理システムにおいて、前記第2のプロセッサは、前記情報処理装置において格納される処理情報を用いた処理を実行するように設定されている場合、前記第1の無線通信方式の無線通信を促す画面を表示する。
本発明の第9態様の情報処理システムは、第6態様から第8態様のいずれか1つの態様の情報処理システムにおいて、前記第2のプロセッサは、格納された処理情報を用いた処理を実行するか否かの確認画面を表示するように設定されている場合、前記確認画面を表示し、表示した前記確認画面において格納された処理情報を用いた処理を実行する指示が入力された場合に、格納された処理情報を用いた処理の実行指示が可能な状態にする。
本発明の第10態様の情報処理システムは、第6態様から第9態様のいずれか1つの態様の情報処理システムにおいて、前記情報処理装置において格納される処理情報を用いた処理を実行しないように設定されている場合、格納された処理情報を用いた処理の実行指示が不可能な状態にする。
本発明の第11態様の情報処理システムは、第6態様から第10態様のいずれか1つの態様の情報処理システムにおいて、前記第2のプロセッサは、格納された処理情報を用いた処理を実行させるための前記第1の無線通信方式の無線通信が行われた後に、前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置に対して認証情報を送信し、前記第1のプロセッサは、認証情報を取得した後、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いた処理を実行する。
本発明の第12態様の情報処理システムは、第11態様の情報処理システムにおいて、前記第1のプロセッサは、認証情報を取得した後、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いた処理の一覧情報を前記端末装置に送信し、前記第2のプロセッサは、受信した一覧情報の中からユーザに指定された処理を、実行する処理として前記情報処理装置に通知する。
本発明の第13態様の情報処理システムは、第11態様の情報処理システムにおいて、前記第1のプロセッサは、認証情報を取得した後、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いた処理の一覧情報を前記端末装置に送信し、前記第2のプロセッサは、受信した一覧情報の全ての処理を、実行する処理として前記情報処理装置に通知する。
本発明の第14態様の情報処理システムは、第11態様の情報処理システムにおいて、前記第2のプロセッサは、格納された処理情報を用いた処理を実行させるための前記第1の無線通信方式の無線通信が行われた後、前記情報処理装置から格納された処理情報を用いた処理の一覧情報を取得することなく、格納された全ての処理情報を用いた処理を、実行する処理として前記情報処理装置に通知する。
本発明の第15態様の情報処理システムは、第1態様から第14態様のいずれか1つの態様の情報処理システムにおいて、前記第2の無線通信方式は、インターネット通信方式であり、接続情報は、IPアドレスを含む。
本発明の第16態様の端末装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、近接無線通信方式である第1の無線通信方式の無線通信を介して外部の情報処理装置と接続することにより、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続するための接続情報を、前記情報処理装置から取得し、取得した接続情報を用いて前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続し、前記情報処理装置が認証処理を実行するための認証情報を送信する。
本発明の第17態様のプログラムは、近接無線通信方式である第1の無線通信方式の無線通信を介して外部の情報処理装置と接続することにより、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続するための接続情報を、前記情報処理装置から取得するステップと、取得した接続情報を用いて前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続し、前記情報処理装置が認証処理を実行するための認証情報を送信するステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明の第1態様の情報処理システムによれば、近接無線通信方式による無線通信を介して取得した接続情報を用いて確立された無線通信で、端末装置が情報処理装置で用いる認証情報の送信を行うことができる。
本発明の第2態様の情報処理システムによれば、近接無線通信方式による無線通信を介して取得した接続情報を用いて確立された無線通信で、端末装置が情報処理装置で用いる認証情報の送信から処理情報の送信までを行うことができる。
本発明の第3態様の情報処理システムによれば、認証処理を実行した後に、指示された処理を実行するため、セキュリティを向上させることができる。
本発明の第4態様の情報処理システムによれば、指示された処理を実行した後、端末装置に対する認証解除処理を実行するため、セキュリティを向上させることができる。
本発明の第5態様の情報処理システムによれば、情報処理装置においてユーザの指示があるまで処理の実行を留め置く、いわゆる留置処理を行うことができる。
本発明の第6態様の情報処理システムによれば、第1の無線通信方式の無線通信を行うことにより、留置処理の解除を行うことができる。
本発明の第7態様の情報処理システムによれば、端末装置が備える画面の表示を切り替えることにより、留置処理の解除のための第1の無線通信方式の無線通信をユーザに促すことができる。
本発明の第8態様の情報処理システムによれば、端末装置側で、情報処理装置において格納される処理情報を用いた処理を実行するように設定されている場合に、留置処理の解除のための第1の無線通信方式の無線通信をユーザに促すことができる。
本発明の第9態様の情報処理システムによれば、留置処理を解除するかユーザに確認させることができる。
本発明の第10態様の情報処理システムによれば、ユーザが誤って留置処理を解除することを防止できる。
本発明の第11態様の情報処理システムによれば、特定のユーザから送信され格納された処理情報の留置処理のみを解除することができる。
本発明の第12態様の情報処理システムによれば、格納された処理情報を用いた処理の中から、ユーザに実行したい処理を任意に選択させることができる。
本発明の第13態様の情報処理システムによれば、ユーザに実行したい処理を選択する手間を与えることなく、格納された処理情報を用いた処理を実行することができる。
本発明の第14態様の情報処理システムによれば、格納された処理情報を用いた処理の一覧情報の取得が不要で、かつ、ユーザに実行したい処理を選択する手間を与えることなく、格納された処理情報を用いた処理を実行することができる。
本発明の第15態様の情報処理システムによれば、第2の無線通信方式をインターネット通信方式とし、接続情報をIPアドレスを含むものとして、一般的に普及した方式を用いることにより、情報処理システムの容易に実現することができる。
本発明の第16態様の端末装置によれば、近接無線通信方式による無線通信を介して取得した接続情報を用いて確立された無線通信で、端末装置が情報処理装置で用いる認証情報の送信を行うことができる。
本発明の第17態様のプログラムによれば、近接無線通信方式による無線通信を介して取得した接続情報を用いて確立された無線通信で、端末装置が情報処理装置で用いる認証情報の送信を行うことができる。
本発明の第1実施形態における画像形成システムのシステム構成を示す図である。 本発明の第1実施形態における画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における画像形成装置の認証情報管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるスマートフォンのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態におけるスマートフォンの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態におけるスマートフォンから送信される認証情報および処理情報の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態における画像形成システムの処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるスマートフォンにおいて表示されるNFCを促す画面の表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるスマートフォンにおいて表示される事前設定画面の表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるスマートフォンにおいて表示され確認画面の表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態における画像形成システムの処理の流れを説明するためのフローチャート(前半部分)である。 本発明の第2実施形態における画像形成システムの処理の流れを説明するためのフローチャート(後半部分)である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態の画像形成システムのシステム構成を示す図である。本実施形態の画像形成システム1は、図1に示すように、情報処理装置としての画像形成装置10と、端末装置としてのスマートフォン20とを備える。
画像形成システム1においては、スマートフォン20の操作画面から、画像形成装置10に対して印刷等の各種のジョブ操作が可能である。なお、画像形成装置10は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。
スマートフォン20の操作画面から画像形成装置10に対して各種の操作を行う際には、画像形成装置10に処理の実行を指示するための処理情報をスマートフォン20から画像形成装置10に送信する前に、画像形成装置10とスマートフォン20との間で、近接無線通信方式の無線通信であるNFC(Near field communication)を用いて、画像形成装置10から接続情報を取得する。
画像形成装置10は、スマートフォン20とNFC接続された場合、インターネット通信方式の無線通信である無線LAN(Local Area Network)を介して自装置と接続するための接続情報を、スマートフォン20に対して送信する。ここで、接続情報は、画像形成装置10のIPアドレスである。なお、接続情報は、画像形成装置10とスマートフォン20とで無線通信するための情報であればどのような情報でもよく、IPアドレスには限定されない。
画像形成装置10は、NFC接続されたスマートフォン20から、無線LANを介して送信された認証情報および処理情報を受け付ける。ここで、認証情報は、画像形成装置10が認証処理を実行するための情報であり、例えば、ユーザIDおよびパスワードである。
また、処理情報は、情報処理装置10においてジョブを実行するための情報である。この処理情報は、画像形成装置10に対するジョブの実行指示を含んでいてもよい。また、例えば、画像形成装置10において処理情報を受信した際に実行するジョブが予め設定されている場合等においては、処理情報は、画像形成装置10に対するジョブの実行指示を含まず、ジョブの実行に必要な情報のみを含んでいてもよい。
具体例として、処理情報は、ジョブ種別が「コピー」等のように、ジョブの実行対象となるデータが不要な場合には、例えば、ジョブ種別と、「部数」、「カラーモード」、「原稿サイズ」等のジョブの実行に必要な付帯情報とを含んでもよい。また、処理情報は、ジョブ種別が「印刷」等のように、ジョブの実行対象となるデータが必要な場合には、例えば、ジョブ種別と、印刷対象のデータと、「部数」、「カラーモード」、「原稿サイズ」等のジョブの実行に必要な付帯情報とを含んでもよい。なお、ジョブの実行対象となるデータが必要な場合であっても、ジョブの実行対象となるデータが、例えば不図示のクラウドサーバ等、スマートフォン20以外の場所に用意されている場合は、処理情報にジョブの実行対象となるデータそのものを含める必要はなく、例えばジョブの実行対象となるデータの取得先の情報やファイル名等、データの取得に必要な情報を含めればよい。すなわち、処理情報は、画像形成装置10においてジョブの実行が可能な最低限の情報を含んでいればよい。
画像形成装置10は、認証情報に基づいて認証処理を実行した後、処理情報に基づいてジョブを実行する。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける画像形成装置10のハードウェア構成を図2に示す。
画像形成装置10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、ハードディスクドライブ等の記憶装置13と、外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IFと略す。)14と、タッチパネルまたは液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UIと略す。)装置15と、スキャナ16と、プリントエンジン17とを有する。これらの構成要素は、制御バス18を介して互いに接続されている。
通信IF14は、NFCを介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信IF、および無線LANを介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信IFを含む、複数の通信IFを備える。
プリントエンジン17は、帯電、露光、現像、転写、および定着などの工程を経て印刷用紙等の記録媒体上に画像を印刷する。
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御するプロセッサである。なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明するが、当該プログラムをCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置10は、図3に示すように、制御部31と、表示部32と、操作入力部33と、NFC通信部34と、無線LAN通信部35と、画像読取部36と、画像出力部37とを有する。
表示部32は、制御部31により制御され、ユーザに各種情報を表示する。操作入力部33は、ユーザにより行われた各種操作情報を入力する。NFC通信部34は、スマートフォン20等の外部の装置との間で、NFCを介してデータの送受信を行う。無線LAN通信部35は、スマートフォン20等の外部の装置との間で、無線LANを介してデータの送受信を行う。画像読取部36は、制御部31による制御に基づいて、セットされた原稿から原稿画像を読み取る。画像出力部37は、制御部31による制御に基づいて、印刷用紙等の記録媒体上に画像を出力する。
制御部31は、画像形成装置10の全体動作を制御していて、無線LAN通信部35を介してスマートフォン20から受信した印刷ジョブに基づいて印刷データを生成して、生成した印刷データを画像出力部37から出力する制御や、画像読取部36によって原稿画像を読み取る制御等を行う。
また、制御部31は、NFCを介して外部の機器であるスマートフォン20と接続した際に、無線LANを介して自装置である画像形成装置10と接続するための接続情報を、接続したスマートフォン20に対して送信する。また、制御部31は、スマートフォン20から無線LANを介して認証情報および処理情報を受信した場合、受信した認証情報を用いた認証処理を実行した後に、受信した処理情報により指示されたジョブを実行する。また、制御部31は、処理情報により指示されたジョブを実行した後、スマートフォン20に対する認証解除処理を実行する。
本実施形態では、制御部31は、記憶装置13に記憶されている認証情報管理テーブルを参照して、スマートフォン20に対する認証処理を実行する。図4に一例として示す認証情報管理テーブルでは、ユーザIDとパスワードとが関連付けて記録されている。
制御部31は、スマートフォン20から認証情報としてユーザIDおよびパスワードを受信したら、認証処理として、認証情報管理テーブルを参照して、受信したユーザIDおよびパスワードが認証情報管理テーブルの内容と合致しているか判定する。
制御部31は、受信したユーザIDおよびパスワードが認証情報管理テーブルの内容と合致していると判定した場合には、スマートフォン20からのログインを許可し、受信したユーザIDおよびパスワードが認証情報管理テーブルの内容と合致していないと判定した場合には、スマートフォン20からのログインを拒絶する。
次に、本実施形態の画像形成システムにおけるスマートフォン20のハードウェア構成を図5に示す。
スマートフォン20は、図5に示すように、CPU(Central Processing Unit)21と、メモリ22と、フラッシュメモリ等の記憶装置23と、外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IFと略す。)24と、タッチパネルまたは液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UIと略す。)装置25とを有する。これらの構成要素は、制御バス26を介して互いに接続されている。
通信IF24は、NFCを介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信IF、および無線LANを介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信IFを含む、複数の通信IFを備える。
CPU21は、メモリ22または記憶装置23に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、スマートフォン20の動作を制御するプロセッサである。なお、本実施形態では、CPU21は、メモリ22または記憶装置23内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明するが、当該プログラムをSDカード等の記憶媒体に格納してCPU21に提供することも可能である。
図6は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現されるスマートフォン20の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態のスマートフォン20は、図6に示すように、制御部41と、表示部42と、操作入力部43と、NFC通信部44と、無線LAN通信部45とを有する。
表示部42は、制御部41により制御され、ユーザに各種情報を表示する。操作入力部43は、ユーザにより行われた各種操作情報を入力する。表示部42および操作入力部43は、例えばタッチパネルのように、同一のハードウェアにより実現してもよい。NFC通信部44は、画像形成装置10等の外部の装置との間で、NFCを介してデータの送受信を行う。無線LAN通信部35は、画像形成装置10等の外部の装置との間で、無線LANを介してデータの送受信を行う。制御部41は、スマートフォン20の全体動作を制御している。
また、制御部41は、NFCを介して画像形成装置10と接続することにより、接続情報を取得する。また、制御部41は、取得した接続情報を用いて無線LANを介して画像形成装置10と接続し、画像形成装置10が認証処理を実行するための認証情報、および画像形成装置10にジョブの実行を指示するための処理情報を送信する。これらの処理は、スマートフォン20において、画像形成装置10の制御用のアプリケーションを用いて行われる。また、認証情報および処理情報の取得についても、スマートフォン20において、アプリケーションを用いて行われる。
制御部41は、画像形成装置10の制御用のアプリケーションを介して、ユーザに対して認証情報としてユーザIDおよびパスワードを入力させる。また、制御部41は、画像形成装置10の制御用のアプリケーションを介して、ユーザに対して画像形成装置10にジョブの実行を指示するための処理情報を入力させる。
図7は、認証情報および処理情報の一例を示す図である。図7に示すように、認証情報としては、ユーザIDと、パスワードとが取得される。また、処理情報としては、ジョブ種別と、ジョブ種別毎に設定された付帯指示が取得される。例えば、ジョブ種別として「コピー」が設定された場合、付帯指示として「部数」、「カラーモード」、「原稿サイズ」等が設定される。
次に、本実施形態における画像形成システム1の処理の流れについて、図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザは、ステップSU001において、スマートフォン20において画像形成装置10の制御用のアプリケーションを起動する。これを受けて、スマートフォン20の制御部41は、ステップST001において、画像形成装置10の制御用のアプリケーションを起動する。
次に、ユーザは、ステップSU002において、アプリケーション上で、図7に示すような認証情報および処理情報を入力する。これを受けて、スマートフォン20の制御部41は、ステップST002において、認証情報および処理情報を取得する。
次に、ユーザは、ステップSU003において、スマートフォン20を画像形成装置10のNFC読取部にタップする。
これを受けて、画像形成装置10の制御部31は、ステップSM001において、NFCによる接続を検知したら、ステップSM002において、NFCにより接続情報をスマートフォン20に送信する。
スマートフォン20の制御部41は、接続情報を受信したら、ステップST003において、接続情報である画像形成装置10のIPアドレスに基づいて、無線LANにより認証情報および処理情報を画像形成装置10に送信する。
画像形成装置10の制御部31は、認証情報および処理情報を受信したら、ステップSM003において、認証情報に基づいて認証処理を実行する。
認証処理が成功した場合、制御部31は、ステップSM004において、処理情報に基づいてジョブを実行する。なお、認証処理が成功しなかった場合は、制御部31は、処理を中断し、エラー通知をスマートフォン20に送信する。
制御部31は、ジョブを実行した後、ステップSM005において、認証解除処理を実行し、ステップSM006において、ジョブ完了通知を送信する。
スマートフォン20の制御部41は、ジョブ完了通知を受信したら、ステップST004において、アプリケーション上でジョブ完了表示を行う。
[第2実施形態]
第1実施形態では、ユーザがスマートフォン20を画像形成装置10のNFC読取部に1回タップするだけで、画像形成装置10おける認証処理からジョブの実行まで行われる画像形成システムについて説明した。
本実施形態では、画像形成装置10において認証情報および処理情報を取得した際に、ジョブの留置処理を行う態様について説明する。
なお、本実施形態おける画像形成装置10およびスマートフォン20のハードウェア構成は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態において、画像形成装置10の制御部31は、受信した処理情報を格納し、格納された処理情報の受信時とは異なるタイミングで、格納された処理情報を用いたジョブを実行させるための操作を受け付けた際に、格納された処理情報を用いたジョブを実行する。なお、処理情報は、一例として、記憶装置13に格納される。
このような構成とすることにより、画像形成装置10において、受信した処理情報が留め置きされ、処理の実行が保留される留置処理が行われる。本実施形態においては、画像形成装置10において留置処理が行われた状態で、スマートフォン20を画像形成装置10のNFC読取部にタップしたことを契機として留置処理が解除され、格納された処理情報を用いたジョブが実行される。
本実施形態において、スマートフォン20のNFC通信機能は、制御部41によりオン/オフが切り替えられる。制御部41は、無線LANを介して画像形成装置10に対して認証情報および処理情報を送信した後、格納された処理情報を用いたジョブを実行させるためのNFCが可能な状態とする。ここで「NFCが可能な状態」とは、NFC通信機能がオン状態であり、画像形成装置10とスマートフォン20との間のNFCが可能な状態を意味する。
また、制御部41は、無線LANを介して画像形成装置10に対して認証情報および処理情報を送信した後、スマートフォン20の表示部42の表示を切り替える。なお、表示部42の表示を何らかの形で切り替えることにより、ユーザにスマートフォン20を画像形成装置10のNFC読取部にタップさせる気付きを与えられるが、例えば図9に示すように、NFCを促す画面を表示することが好ましい。NFCを促す画面は、一例として図9に示すように、絵や文章により、NFCを促す内容が明示された画面である。
このとき、制御部41は、画像形成装置10において格納される処理情報を用いたジョブを実行するように設定されている場合に、NFCを促す画面を表示することが好ましい。具体的には、例えば図10に示す設定画面において、格納される処理情報を用いたジョブを実行するための設定として、留置解除表示スイッチSW1がオンに設定されている場合に、制御部41は、図9に示すようなNFCを促す画面を表示する。
また、制御部41は、格納された処理情報を用いたジョブを実行するか否かの確認画面を表示するように設定されている場合、確認画面を表示し、表示した確認画面において格納された処理情報を用いたジョブを実行する指示が入力された場合に、格納された処理情報を用いたジョブの実行指示が可能な状態にしてもよい。
具体的には、例えば図10に示す設定画面において、確認画面表示スイッチSW2がオンに設定されている場合に、図11に示すような確認画面を表示する。確認画面には留置処理されているジョブを実行するか否かを確認するための文章として、例えば「留め置きプリントをいますぐ実行しますか?」等の文章が表示され、この確認画面において「はい」が選択されると、制御部41は、図9に示すようなNFCを促す画面を表示するとともに、格納された処理情報を用いたジョブの実行指示が可能な状態にする。
ここで、「格納された処理情報を用いたジョブの実行指示が可能な状態」とは、少なくともNFCが可能な状態であり、かつ、留置処理の解除に何らかの指示の送信が必要な場合には、必要なタイミングで留置処理の解除指示を送信可能とすることを意味する。
なお、確認画面において「いいえ」が選択された場合には、NFC通信機能をオフにしてもよいし、NFC通信機能がオンのまま、留置処理の解除指示の送信を禁止してもよい。
また、留置解除表示スイッチSW1がオンに設定され、かつ、確認画面表示スイッチSW2がオフに設定されている場合には、制御部41は、無線LANを介して画像形成装置10に対して認証情報および処理情報を送信した後、確認画面を表示せずに、図9に示すようなNFCを促す画面を表示する。
また、制御部41は、画像形成装置10において格納される処理情報を用いたジョブを実行しないように設定されている場合、格納された処理情報を用いたジョブの実行指示が不可能な状態にしてもよい。
具体的には、例えば図10に示す設定画面において、格納される処理情報を用いたジョブを実行するための設定として、留置解除表示スイッチSW1がオフに設定されている場合に、制御部41は、格納された処理情報を用いたジョブの実行指示が不可能な状態にする。
ここで、「格納された処理情報を用いたジョブの実行指示が不可能な状態」とは、例えば、NFC通信機能をオフにするか、NFC通信機能がオンのまま、留置処理の解除指示の送信を禁止する等、何らかの形でジョブの実行指示を不可能とすることを意味する。
また、スマートフォン20の制御部41は、格納された処理情報を用いたジョブを実行させるためのNFCが行われた後に、無線LANを介して画像形成装置10に対して認証情報を送信し、画像形成装置10の制御部31は、認証情報を取得した後、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いたジョブを実行するようにしてもよい。
画像形成装置10には、複数のユーザがアクセスする可能性があり、また、同じユーザから留置処理を解除するまでに複数の処理情報が送信される可能性がある。そのため、画像形成装置10において、留置処理の解除の際に認証情報を取得し、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いたジョブのみを実行することにより、他のユーザのジョブが実行されるのを防ぐことができる。
この場合、画像形成装置10の制御部31は、認証情報を取得した後、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いたジョブの一覧情報をスマートフォン20に送信し、スマートフォン20の制御部41は、受信した一覧情報の中からユーザに指定された処理を、実行する処理として画像形成装置10に通知するようにしてもよい。
次に、本実施形態における画像形成システムの処理の流れについて、図12および図13のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザは、ステップSU101において、スマートフォン20において画像形成装置10の制御用のアプリケーションを起動する。これを受けて、スマートフォン20の制御部41は、ステップST101において、画像形成装置10の制御用のアプリケーションを起動する。
次に、ユーザは、ステップSU102において、アプリケーション上で、認証情報および処理情報を入力する。これを受けて、スマートフォン20の制御部41は、ステップST102において、認証情報および処理情報を取得する。
次に、ユーザは、ステップSU103において、スマートフォン20を画像形成装置10のNFC読取部にタップする。
これを受けて、画像形成装置10の制御部31は、ステップSM101において、NFCによる接続を検知したら、ステップSM102において、NFCにより接続情報をスマートフォン20に送信する。
スマートフォン20の制御部41は、接続情報を受信したら、ステップST103において、接続情報である画像形成装置10のIPアドレスに基づいて、無線LANにより認証情報および処理情報を画像形成装置10に送信する。
画像形成装置10の制御部31は、認証情報および処理情報を受信したら、ステップSM103において、認証情報に基づいて認証処理を実行する。
認証処理が成功した場合、制御部31は、ステップSM104において、ジョブの留置処理を実行する。なお、認証処理が成功しなかった場合は、制御部31は、処理を中断し、エラー通知をスマートフォン20に送信する。
ジョブの留置処理が実行された状態で、ユーザは、ステップSU104において、ジョブの留置処理を解除するために、スマートフォン20を画像形成装置10のNFC読取部にタップする。
これを受けて、画像形成装置10の制御部31は、ステップSM105において、NFCによる接続を検知したら、ステップSM106において、NFCにより接続情報をスマートフォン20に送信する。
スマートフォン20の制御部41は、接続情報を受信したら、ステップST104において、接続情報である画像形成装置10のIPアドレスに基づいて、無線LANにより認証情報を画像形成装置10に送信する。
画像形成装置10の制御部31は、認証情報を受信したら、ステップSM107において、受信した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いたジョブの一覧情報をスマートフォン20に送信する。
スマートフォン20の制御部41は、一覧情報を受信したら、ステップST105において、一覧情報をアプリケーション上で表示する。
ユーザは、ステップSU105において、アプリケーション上で一覧情報の中から実行するジョブを指定して入力する。これを受けて、スマートフォン20の制御部41は、ステップST106において、ユーザが指定したジョブを画像形成装置10に通知する。
画像形成装置10の制御部31は、ステップSM108において、ユーザが指定したジョブの留置解除処理を実行し、ステップSM109において、処理情報に基づいてユーザが指定したジョブを実行する。
制御部31は、ジョブを実行した後、ステップSM110において、認証解除処理を実行し、ステップSM111において、ジョブ完了通知を送信する。
スマートフォン20の制御部41は、ジョブ完了通知を受信したら、ステップST107において、アプリケーション上でジョブ完了表示を行う。
なお、本実施形態において、画像形成装置10の制御部31は、認証情報を取得した後、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いたジョブの一覧情報をスマートフォン20に送信し、スマートフォン20の制御部41は、受信した一覧情報の全ての処理を、実行する処理として画像形成装置10に通知するようにしてもよい。このとき、制御部41は、一覧情報をユーザに通知してもよいし、通知しなくてもよい。
また、制御部41は、格納された処理情報を用いたジョブを実行させるためのNFCが行われた後、画像形成装置10から格納された処理情報を用いたジョブの一覧情報を取得することなく、格納された全ての処理情報を用いたジョブを、実行する処理として画像形成装置10に通知するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、スマートフォン20のNFC通信機能は、制御部41によりオン/オフが切り替えられる態様について説明したが、スマートフォン20のNFC通信機能は常にオンの状態であってもよい。
[変形例]
以上、本発明の好ましい実施形態の画像形成システムについて説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されず、適宜変更することもできる。
例えば、上記実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
また、上記実施形態では、情報処理装置を画像形成装置とした場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パーソナルコンピュータや携帯端末装置等、他の装置としてもよい。
また、上記実施形態では、端末装置をスマートフォンとした場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パーソナルコンピュータや携帯端末装置等、他の装置としてもよい。
また、上記実施形態では、第2の無線通信方式の無線通信を無線LANとした場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の無線通信方式の無線通信としてもよい。
1 画像形成システム
10 画像形成装置
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 通信インタフェース
15 ユーザインタフェース装置
16 スキャナ
17 プリントエンジン
18 制御バス
20 スマートフォン
21 CPU
22 メモリ
23 記憶装置
24 通信インタフェース
25 ユーザインタフェース装置
26 制御バス
31 制御部
32 表示部
33 操作入力部
34 NFC通信部
35 無線LAN通信部
36 画像読取部
37 画像出力部
41 制御部
42 表示部
43 操作入力部
44 NFC通信部
45 無線LAN通信部

Claims (17)

  1. 第1のプロセッサを備え、
    前記第1のプロセッサは、
    近接無線通信方式である第1の無線通信方式の無線通信を介して外部の機器と接続した際に、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式の無線通信を介して自装置と接続するための接続情報を、接続した機器に対して送信する
    情報処理装置と、
    第2のプロセッサを備え、
    前記第2のプロセッサは、
    前記第1の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続することにより、接続情報を取得し、
    取得した接続情報を用いて前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続し、前記情報処理装置が認証処理を実行するための認証情報を送信する
    端末装置と
    を備える情報処理システム。
  2. 前記第2のプロセッサは、
    取得した接続情報を用いて前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続し、認証情報に加えて、前記情報処理装置において処理を実行するための処理情報を送信する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1のプロセッサは、前記端末装置から認証情報および処理情報を受信した場合、受信した認証情報を用いた認証処理を実行した後に、受信した処理情報を用いた処理を実行する
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1のプロセッサは、処理情報を用いた処理を実行した後、前記端末装置に対する認証解除処理を実行する
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記第1のプロセッサは、受信した処理情報を格納し、格納された処理情報の受信時とは異なるタイミングで、格納された処理情報を用いた処理を実行させるための操作を受け付けた際に、格納された処理情報を用いた処理を実行する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記第2のプロセッサは、前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置に対して認証情報および処理情報を送信した後、格納された処理情報を用いた処理を実行させるための前記第1の無線通信方式の無線通信が可能な状態とする
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記第2のプロセッサは、前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置に対して認証情報および処理情報を送信した後、前記端末装置が備える画面の表示を切り替える
    請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記第2のプロセッサは、前記情報処理装置において格納される処理情報を用いた処理を実行するように設定されている場合、前記第1の無線通信方式の無線通信を促す画面を表示する
    請求項6または7に記載の情報処理システム。
  9. 前記第2のプロセッサは、格納された処理情報を用いた処理を実行するか否かの確認画面を表示するように設定されている場合、前記確認画面を表示し、表示した前記確認画面において格納された処理情報を用いた処理を実行する指示が入力された場合に、格納された処理情報を用いた処理の実行指示が可能な状態にする
    請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記第2のプロセッサは、前記情報処理装置において格納される処理情報を用いた処理を実行しないように設定されている場合、格納された処理情報を用いた処理の実行指示が不可能な状態にする
    請求項6から9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 前記第2のプロセッサは、格納された処理情報を用いた処理を実行させるための前記第1の無線通信方式の無線通信が行われた後に、前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置に対して認証情報を送信し、
    前記第1のプロセッサは、認証情報を取得した後、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いた処理を実行する
    請求項6から10のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  12. 前記第1のプロセッサは、認証情報を取得した後、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いた処理の一覧情報を前記端末装置に送信し、
    前記第2のプロセッサは、受信した一覧情報の中からユーザに指定された処理を、実行する処理として前記情報処理装置に通知する
    請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 前記第1のプロセッサは、認証情報を取得した後、取得した認証情報により特定されるユーザから送信され格納された処理情報を用いた処理の一覧情報を前記端末装置に送信し、
    前記第2のプロセッサは、受信した一覧情報の全ての処理を、実行する処理として前記情報処理装置に通知する
    請求項11に記載の情報処理システム。
  14. 前記第2のプロセッサは、格納された処理情報を用いた処理を実行させるための前記第1の無線通信方式の無線通信が行われた後、前記情報処理装置から格納された処理情報を用いた処理の一覧情報を取得することなく、格納された全ての処理情報を用いた処理を、実行する処理として前記情報処理装置に通知する
    請求項11に記載の情報処理システム。
  15. 前記第2の無線通信方式は、インターネット通信方式であり、
    接続情報は、IPアドレスを含む
    請求項1から14のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  16. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    近接無線通信方式である第1の無線通信方式の無線通信を介して外部の情報処理装置と接続することにより、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続するための接続情報を、前記情報処理装置から取得し、
    取得した接続情報を用いて前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続し、前記情報処理装置が認証処理を実行するための認証情報を送信する
    端末装置。
  17. 近接無線通信方式である第1の無線通信方式の無線通信を介して外部の情報処理装置と接続することにより、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続するための接続情報を、前記情報処理装置から取得するステップと、
    取得した接続情報を用いて前記第2の無線通信方式の無線通信を介して前記情報処理装置と接続し、前記情報処理装置が認証処理を実行するための認証情報を送信するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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