JP2022151066A - エンジン駆動型作業機の防音箱 - Google Patents

エンジン駆動型作業機の防音箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2022151066A
JP2022151066A JP2021053965A JP2021053965A JP2022151066A JP 2022151066 A JP2022151066 A JP 2022151066A JP 2021053965 A JP2021053965 A JP 2021053965A JP 2021053965 A JP2021053965 A JP 2021053965A JP 2022151066 A JP2022151066 A JP 2022151066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
space
base
partition wall
work machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021053965A
Other languages
English (en)
Inventor
賛 早川
Tasuku Hayakawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuetsu Industries Co Ltd
Original Assignee
Hokuetsu Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokuetsu Industries Co Ltd filed Critical Hokuetsu Industries Co Ltd
Priority to JP2021053965A priority Critical patent/JP2022151066A/ja
Priority to US17/579,524 priority patent/US11598260B2/en
Publication of JP2022151066A publication Critical patent/JP2022151066A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B77/00Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
    • F02B77/11Thermal or acoustic insulation
    • F02B77/13Acoustic insulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/04Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators
    • F02B63/044Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators the engine-generator unit being placed on a frame or in an housing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P5/00Pumping cooling-air or liquid coolants
    • F01P5/02Pumping cooling-air; Arrangements of cooling-air pumps, e.g. fans or blowers
    • F01P5/04Pump-driving arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/04Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators

Abstract

【課題】エンジン駆動型作業機の防音箱の基台内に冷却風導入流路を形成する。【解決手段】基台20内を床板22で上段部20aと下段部20bに仕切り,上段部20a内の空間23を隔壁24で長手方向に分割して,排風室30bの下方に配置される一方の空間23aの上部を部品取付板14で覆うと共に,該部品取付板14上に前記仕切壁12を立設し,仕切壁12と隔壁24間に冷却風の導入口15を設けてエンジン室30aと一方の空間23aを連通し,排風室30bの下方位置における床板22に貫通口25を設けて,一方の空間23aと下段部20b内の空間を連通し,エンジン室30aの下方に位置する下段部20bの側壁(211b,212b,214b)に冷却風の吸気口27を設けて下段部20b内の空間を機外と連通する。【選択図】図2

Description

本発明は,駆動源としてエンジンを備えた圧縮機や発電機等のエンジン駆動型作業機の防音箱に関し,より詳細には,該防音箱に設けた冷却風の導入流路の構造に特徴を有するエンジン駆動型作業機の防音箱に関する。
駆動源としてエンジンを備えた圧縮機や発電機等のエンジン駆動型作業機は,通常,作動時の騒音が機外に漏出することを防止すると共に,運搬や設置の便を考慮して,防音箱内にエンジンや作業機本体等の構成機器を収容してパッケージ化された防音型作業機として構成されている。
このようなエンジン駆動型作業機300の防音箱310の構成例を図7及び図8に示す。
図7及び図8に示す防音箱310は,エンジン351や作業機本体(図示の例では発電機本体)352などのエンジン駆動型作業機300の構成機器を載置する平面視矩形の基台320と,構成機器を載置した状態の前記基台320上を覆う防音ケース330によって構成されている。
この防音ケース330内の空間は,基台320上に垂直方向に立設された仕切壁312によって防音箱310の長手方向の前後に二室に仕切られており,このうちの一方の室をエンジン351や作業機本体(発電機本体)352を収容するエンジン室330aと成すと共に,他方の室を,トップパネル334に設けた排風口335を介して機外と連通する排風室330bとしている。
そして,前述の仕切壁312の中央部分に設けた連通口(図示せず)でエンジン室330aと排風室330bとを連通すると共に,この連通口に面してエンジン351のラジエータや,エンジン351が過給器付きである場合には過給器のインタークーラ等の熱交換器354を配置すると共に,この熱交換器354に対し冷却風を導入する冷却ファン355を設け,この冷却ファン355によってエンジン室330aから排風室330bに向かう冷却風を生じさせて,熱交換器354と熱交換した後の冷却風を排風室330bに導入すると共に,排風室330bに導入された冷却風をトップパネル334に設けた排風口335を介して機外に排出することができるように構成されている。
このように,冷却ファン355を回転させてエンジン室330aから排風室330bに向かう冷却風の流れを生じさせると,エンジン室330a内は負圧となるため,エンジン室330a内には機外より外気が冷却風として導入される。
このような機外からの冷却風の導入は,一般に,図7及び図8に示すように防音ケース330の側壁に設けた吸気口327を介して行うのが一般的である。
この場合,防音ケース330の側壁に単に吸気口327を設けただけでは,吸気口327を介してエンジン351や作業機本体352等が発した騒音が機外に直接,漏出してしまう。
また,このように防音ケース330の側壁に設けた吸気口327を介してエンジン室330a内に外気を導入する場合,エンジン駆動型作業機300を雨天の屋外で使用すると,吸気口327を介して外気と共に雨水がエンジン室330a内に浸入して構成機器を濡らすおそれがある。
特に,エンジン351や作業機本体352,燃料タンク(図示せず)等の機器から漏出した燃料や潤滑油等が機外に漏出することを防止するために,防音箱310の基台320に貯油槽を設けて防油堤としての機能を持たせた構成では,吸気口327を介して浸入した雨水が基台320に設けた貯油槽内に溜まってしまうと,溜まった雨水が貯油槽内の漏油と混ざり合って汚染されてしまいそのまま排水処理することができなくなるため,溜まった雨水を廃棄するための廃棄コストを発生させてしまうこととなる。
また,貯油槽内に雨水が溜まっていると,燃料や潤滑油等の漏出が起こった際に貯油槽内に漏油を受け入れるキャパシティがなく漏油が貯油槽から溢れ出して周辺環境を汚染するおそれもある。
そのため,防音ケース330の側壁に吸気口を設ける場合,図8(B)に示すように吸気口327の内側にダクト360を設けて機外への騒音の漏出を防止すると共に,吸気口327を介してエンジン室330a内に雨水が浸入することを防止する措置を講じることが必要となる。
このように,防音ケース330の側壁に吸気口327を設ける構成では,吸気口327の内側にダクト360を設ける必要があることから,防音箱310の外形形状や内部空間の制約から吸気口327の内側にダクト360を設けるためのスペースを確保することができない場合,防音ケース330の側壁に吸気口327を設ける構成を採用することができない。
そのため,防音ケースの側壁に吸気口を設ける構成に代えて,基台に冷却風の導入流路を形成したエンジン駆動型作業機の防音箱も提案されている。
このような防音箱の基台として,後掲の特許文献1には,図9に示す基台470が開示されている。
この基台470は,エンジンや作業機本体を載置するベッド480と,該ベッド480を載置する,車輪付きのオイルガード490によって構成されており,オイルガード490には,オイルガード490の長手方向の外壁491,491と,該外壁491,491と平行に設けた貯油槽492の側壁493,493間にダクト494,494が形成されており,該ダクト494,494を,オイルガード490の外壁491,491に設けた吸気口495を介して機外と連通させている。
このダクト494,494は,各車輪の配置位置前後にそれぞれ設けられた仕切板496によって仕切られているが,この仕切板496は,オイルガード490の外壁491及び貯油槽492の側壁493よりも低く形成されていることで,ダクト494,494は,車輪上部の空間497と連通している。
そして,オイルガード490上に載置される前述のベッド480には,前記ダクト494上に載置される部分に,上下及び前後左右が壁面によって囲まれた袋状の流路481,481が形成されており,この袋状の流路481の底壁に形成された開口482を介して袋状の流路481は,ダクト494と直接,又は,車輪上部の空間497を介して連通されていると共に,袋状の流路481の側壁に設けた開口483を介して,袋状の流路481と防音ケース内の空間が連通されている。
これにより基台470内には,吸気口495からダクト494,車輪上部の空間497,ベッド480に設けた開口482,袋状の流路481,及び開口483を介して防音ケース(図示せず)内の空間に至る,冷却風の導入流路が形成されている。
特開2012-219704号公報
前掲の特許文献1に記載の冷却風の導入流路では,オイルガード490の外壁491に設けた吸気口495からベッド480に設けた開口483に至るまで,複雑な形状の冷却風の導入流路が形成されていることにより,防音箱内で発生した騒音が吸気口495を介して機外に直接漏出することを防止することができるものとなっている。
また,折れ曲がった形状の流路を介し,かつ,外気が下方側から上方側に向かって基台470内を流れてベッド480に設けた開口483に至ることで,仮に雨水が冷却風と共に吸気口495を通過しても,この雨水は開口483に至る前に冷却風から脱落して水切りされることで,防音ケース内に対する雨水の浸入を好適に防止することができる。
しかし,前掲の特許文献1に記載の防音箱の基台470では,前述した複雑な形状の吸入流路を形成するために,オイルガード490に,長手方向の外壁491の他に,貯油槽492の側壁493を別途設けてダクト494を形成すると共に,このダクト494を,仕切板496によって複数箇所で仕切る構造を採用しており,更に,ベッド480側にも,前記ダクト494の上部位置に袋状の流路481を形成する等,複雑な構造が採用されている。
そのため,特許文献1に記載の構成では,冷却風の導入流路を形成するために多くの部品を溶接作業等によって取り付ける必要がある等,構造が複雑で作業工数が多いことから製造コストが嵩むこととなる。
また,防音箱の組み立て後,ダクト494や車輪の上部空間497はベッド480の底板で覆われてしまうと共に,ベッド480にも袋状の流路481が設けられているため,冷却風の導入流路内に外部よりアクセスすることが困難である。
そのため,冷却風と共に吸い込んだ粉塵がダクト494や袋状の流路481内に堆積し,また,吸い込んだゴミ等の異物がダクト494や袋状の流路481内に詰まった場合,これらを除去することが極めて困難でありメンテナンス性が悪い。
そこで本発明は,上記従来技術における欠点を解消するために成されたもので,比較的簡単な構造でありながら,防音箱の遮音性,防水性を損なうことなく,基台内に十分な容量の冷却風を導入可能な冷却風の導入流路を備えたエンジン駆動型作業機の防音箱を提供することを第1の目的とする。
また,本発明は,上記構成の冷却風の導入流路を,貯油槽を備えた防油堤の機能を有する基台に,該貯油槽の機能を損なわせることなく設けることができるエンジン駆動型作業機の防音箱を提供することを第2の目的とする。
更に,本発明は,冷却風の導入流路内に粉塵等の堆積や異物の吸い込み等が生じた場合であっても簡単に除去等することができるメンテナンス性に優れたエンジン駆動型作業機の防音箱を提供することを第3の目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と,発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
上記第1の目的を達成するために,本発明のエンジン駆動型作業機1の防音箱10は,
エンジン51及び該エンジン51によって駆動される作業機本体52を搭載する,上部を開口した基台20と,前記基台20上を覆う防音ケース30を備え,前記防音ケース30内の空間を,垂直方向に立設された仕切壁12によって二室に仕切り,一方の室を前記エンジン51及び作業機本体52が収容されるエンジン室30aと成すと共に,他方の室を,前記仕切壁12に設けた連通口13を介して前記エンジン室30aからの冷却風を導入すると共に排風口35を介して機外に排出する排風室30bとしたエンジン駆動型作業機1の防音箱10において,
前記基台20の上部開口のうち前記排風室30bが配置される位置を部品取付板14で覆い,該部品取付板14によって前記排風室30bの底面を形成し,
前記基台20内を,高さ方向における所定位置で床板22により上下に仕切り,前記床板22を含む前記基台20の上段側を上段部20aと成すと共に,前記基台20の前記床板22に対し下側の部分を下段部20bとし,
前記上段部20a内の空間23を長手方向に分割する隔壁24を前記エンジン室30aの下方に位置して設け,前記上段部20a内の空間のうち,該隔壁24よりも排風室30b側の空間を一方の空間23aとし,
前記仕切壁12と前記隔壁24間に前記エンジン室30aと前記一方の空間23aを連通する冷却風の導入口15を設け,
前記排風室30bの下方位置における前記一方の空間23aの底部に,前記一方の空間23aと前記下段部20b内の空間を連通する貫通口25を設け,
前記下段部20bの側壁(211b,212b,213b,214b)に,前記下段部20b内の空間を機外と連通させる冷却風の吸気口27を設けたことを特徴とする(請求項1;図1~図6参照)。
なお,前記冷却風の吸気口27は,前記下段部20bの側壁(211b,212b,213b,214b)のうち,前記エンジン室30aの下方に位置するいずれかの部分に設けることが好ましい。
前記基台20の前記上段部20aと前記下段部20bは,これを一体的に形成するものとしても良いが,前記上段部20aと前記下段部20bを別部材として形成すると共に,前記下段部20b上に前記上段部20aを載置することにより前記基台20を形成するものとしても良い(請求項2)。
前記下段部20bの前記側壁のうち,長手方向の側壁(211b,212b)にフォークリフトのフォーク差し込み口と共用の前記吸気口27を設けるものとしても良い(請求項3)。
更に,前記導入口15は,これを網状カバー16で覆うものとしても良い(請求項4;図1,図2参照)。
また,上記第2の目的を達成するために,本発明のエンジン駆動型作業機1の防音箱10は,更に,前記隔壁24で分割された前記上段部20a内の空間23のうちの,他方の空間23bを液密性の室として形成して,漏油を貯留するための貯油槽としたことを特徴とする(請求項5)。
更に,上記第3の目的を達成するために,本発明のエンジン駆動型作業機1の防音箱10は,更に,基台20の側壁211,212,213,214のうち,前記一方の空間23aの形成部分(図示の例では前記排風室30b側にある一方の幅方向の側壁213)に,点検口28を設けると共に,該点検口28を覆うカバー29を設けたことを特徴とする(請求項6;図2参照)。
以上で説明した本発明の構成により,本発明のエンジン駆動型作業機1の防音箱10では,以下の顕著な効果を得ることができた。
防音箱10の基台20内を高さ方向における所定位置において床板22により上段部20aと下段部20bに仕切り,前記上段部内の空間23を長手方向に分割する隔壁24を設け,該隔壁24で分割された空間23のうち,該隔壁24よりも排風室30b側に配置される空間を一方の空間23aとし,前記仕切壁12と前記隔壁24間にエンジン室30aと前記一方の空間23aを連通する冷却風の導入口15を設け,前記排風室30bの下方に位置する前記一方の空間23aの底部に前記一方の空間23aと前記下段部20b内の空間を連通する貫通口25を設け,前記下段部20bの側壁(211b,212b,214b)に下段部20b内の空間を機外と連通させる冷却風の吸気口27を設けたことで,基台20内に吸気口27から導入口15に至る冷却風の導入流路を形成することができた。
これにより,防音箱10内に設けた送風機55によってエンジン室30aから排風室30bに向かう冷却風の流れを発生させてエンジン室30a内を負圧にすると,吸気口27を介して導入された機外の空気を,下段部20bの内部空間,貫通口25,上段部20aの一方の空間23a,及び部品取付板14に設けた導入口15を介してエンジン室30a内に導入することができた。
この冷却風の導入流路は,図3及び図6に示すように基台20内を蛇行するように形成されていることで,防音箱10内で生じた騒音が吸気口27より直接機外に漏出することがなく,防音箱10の遮音性を損なうことなく基台20内に冷却風の導入流路を形成することができた。
また,この冷却風の導入流路を流れる冷却風は,図3及び図6に示すように基台20内を下側から上側に向かって蛇行しつつ上昇する流れとなることで,冷却風に乗って雨水が吸気口27を通過したとしても,この雨水は,導入口15に至る前に冷却風の流れより脱落して落下することで水切りがされることで,エンジン室30aに対する雨水の浸入を防止することができた。
また,このように基台20内に冷却風の導入流路が形成できたことで,図7及び図8を参照して説明した従来の防音箱310のように防音ケース330の側壁に冷却風の吸気口327を必ずしも設ける必要がなく,また,防音ケース330の側壁に冷却風の吸気口327を設ける場合であっても,吸気口327の小型化,少数化が可能となり,従って,防音ケースの側壁内面にダクト360を設ける必要もなくなる,又はダクト360の小型化,少数化が可能となることで,防音ケースの小型化,ひいてはエンジン駆動型作業機全体の小型化が可能である。
前記基台20の上段部20aと下段部20bを別部材として形成すると共に,前記下段部20b上に前記上段部20aを載置することにより前記基台20を形成した構成では,基台20内により簡単に冷却風の導入流路を形成可能である。
また,前記下段部20bの側壁のうち,長手方向の側壁(211b,212b)に,フォークリフトのフォーク差し込み口と共用の前記吸気口27を設けた構成では,フォーク差し込み口とは別に吸気口27を形成する必要がなく,製造時の工数を減らすことができた。
前記導入口15を,網状カバー16で覆った構成では,ゴミ等の異物を吸い込んだ場合であっても,この異物がエンジン室30a内に入り込む前に網状カバー16で捕集することができ,吸い込んだゴミがエンジン室30a内で送風機55のファンに絡まる等して生じる重大な故障等の発生を未然防止することが可能である。
前記隔壁24で分割された前記上段部20a内の他方の空間23bを液密性の室として形成して,漏油を貯留する貯油槽とした構成では,基台20内に貯油槽23bを容易に設けることができると共に,貯油槽23b部分の壁面に対し穴開け等の加工を行うことなく,従って,貯油槽23bの液密性を損なうことなく比較的容易に冷却風の導入流路を基台20内に形成することができた。
更に,前記基台20の側壁211,212,213,214のうち前記一方の空間23aの形成部分(図示の例では排風室30b側にある一方の側壁213)に,点検口28を設けると共に,該点検口28を覆うカバー29を設けた構成では,防音ケース30の取り外しや,部品取付板14を取り外すことなく,カバー29を取り外すだけで冷却風の導入流路に簡単にアクセスすることができ,冷却風の導入流路に対する粉塵の堆積や,ゴミ等の異物の吸い込み等が生じた場合であってもこれらを容易に除去することができ,メンテナンス性を大幅に向上させることができた。
本発明の一実施形態の防音箱を備えたエンジン駆動型作業機を前面側より見た斜視図。 本発明の一実施形態の防音箱を備えたエンジン駆動型作業機を背面側より見た斜視図。 本発明の一実施形態の防音箱の基台を背面側より見た分解斜視図。 隔壁24及び枠体17を(A)は背面側より見た斜視図,(B)は前面側より見た斜視図,(C)は部品取付板14及び仕切壁12と共に前面側より見た斜視図。 本発明の別の実施形態の防音箱の基台を背面側より見た分解斜視図。 本発明の一実施形態の防音箱を備えたエンジン駆動型作業機の側面透視図。 防音ケースの側壁に吸気口を設けた従来のエンジン駆動型作業機の防音箱の斜視図。 防音ケースの側壁に吸気口を設けた従来のエンジン駆動型作業機の防音箱の(A)は側面図,(B)は(A)のB-B線断面拡大図。 基台内に冷却風の導入流路を形成した従来のエンジン駆動型作業機の防音箱の基台部分の分解斜視図(特許文献1の図3に対応)。
以下に,添付図面を参照しながら本発明のエンジン駆動型作業機の防音箱について説明する。
図1及び図2中の符号1は,本発明の防音箱10を備えたエンジン駆動型作業機を示す。
このエンジン駆動型作業機1は,エンジン51や作業機本体(図示の例では圧縮機本体)52,レシーバタンク53などのエンジン駆動型作業機1の構成機器を防音箱10内に収容してパッケージ化したものであり,これにより防音箱10内で生じた騒音の漏出が防止されると共に,運搬や設置を容易に行うことができるように構成されている。
エンジン駆動型作業機1の構成機器を収容する前述の防音箱10は,前述したエンジン51や作業機本体52,その他の構成機器を載置する平面視矩形の基台20と,構成機器を載置した状態の前記基台20上を覆う防音ケース30によって構成されている。
このうちの防音ケース30は,フロントパネル31,リヤパネル32,サイドパネル33,及びトップパネル34から成る箱型のケースであり,この防音ケース30を基台20上に載置することで,防音ケース30内に基台20上に載置された構成機器を収容する収容空間が形成されている。
なお,図1及び図2の防音ケース30において,リヤパネル32,紙面手前側のサイドパネル33の一部,及びトップパネル34は取り外された状態にあり,これらの部材が取り付けられた状態では,図1及び図2中に破線で示すように,全体として直方体の箱型に形成される。
この防音ケース30内の空間は,基台20上より垂直方向に立設された仕切壁12によって防音箱10の長手方向前後に二室に分割され,フロントパネル31側にエンジン51や作業機本体52等が収容されるエンジン室30aが,リヤパネル32側に排風口35を介して機外と連通された排風室30bがそれぞれ形成される。
前述のエンジン室30aと排風室30bは,仕切壁12の中央部分に設けた連通口13(図3及び図5参照)を介して連通されており,また,排風室30bは,図1及び図2に示すようにトップカバー34に設けた排風口35を介して機外と連通している。
エンジン駆動型作業機1のエンジン51や作業機本体52等の構成機器を載置する前述の基台20は,一対の長手方向の側壁211,212と,一対の幅方向の側壁213,214によって四辺が囲まれて成る平面視矩形状に形成されており,これらの側壁211~214によって囲まれて成る基台20内の空間が,床板22によって高さ方向の所定の位置で上下二段に分割されている。
本明細書では,前記床板22によって上下に分割された基台20のうち,前記床板22を含む上段側を上段部20aと,前記床板22に対し下側の部分を下段部20bとして説明する。
従って,図1及び図2に示すように,
基台20の一方の長手方向の側壁211は,その上部側が上段部20aの一方の長手方向の側壁211aを成すと共に,下部側が下段部20bの一方の長手方向の側壁211bを成し(図2参照),
基台20の他方の長手方向の側壁212は,その上段側が上段部20aの他方の長手方向の側壁212aを成すと共に,下部側が下段部20bの他方の長手方向の側壁212bを成し(図1参照),
基台20の一方の幅方向の側壁213は,その上部側が上段部20aの一方の幅方向の側壁213aを成すと共に,下部側が下段部20bの一方の幅方向の側壁213bを成し(図2参照),
基台20の他方の幅方向の側壁214は,その上部側が上段部20aの他方の幅方向の側壁214aを成すと共に,下部側が下段部20bの他方の幅方向の側壁214bを成す(図1参照)。
本実施形態では図3及び図5に示すように,上段部20aのうち幅方向の側壁213a,214aを除く部分と,4本の型材を組み合わせて形成された枠型の下段部20bとをそれぞれ別部材として形成しておき,下段部20bの長手方向の側壁211b,212b上に上段部20aの床板22の長手方向の端縁部分を載置すると共に,ボルト止めや溶接,その他の方法で両者を固定することで基台20を形成することができるように構成している。
本実施形態では,図3及び図5に示すように,上段部20aの長手方向の側壁211a,212aと,下段部20bの長手方向の側壁211b,212bをそれぞれ別部材によって構成し,下段部20b上に上段部20aを載置した際に,上段部20aの一方の長手方向の側壁211aと下段部20bの一方の長手方向の側壁211bによって基台20の一方の長手方向の側壁211が形成されると共に,上段部20aの他方の長手方向の側壁212aと下段部20bの他方の長手方向の側壁212bによって基台20の他方の長手方向の側壁212が形成されるように構成している。
一方,基台20の幅方向の側壁213,214については,それぞれ1枚の型板で形成し,基台20の組み立て前の状態においてこれらの型板(側壁213,214)を,下段部20b側に取り付けておく構成とした。
そして,下段部20b上に上段部20aのうち幅方向の側壁213a,214aを除く部分を載置した際に,これらの型板(幅方向の側壁213,214)の下側部分によって下段部20bの幅方向の側壁213b,214bが形成されると共に,上側部分で上段部20aの幅方向の側壁213a,214bを形成するように構成した。
もっとも,基台20の側壁211~214の構成は,図3及び図5に示す構成に限定されず,長手方向の側壁211,212についても,幅方向の側壁213,214と同様,1枚の型板で形成するものとしても良く,また,幅方向の側壁213,214についても,長手方向の側壁211,212と同様,別部材として形成された上段部20aの幅方向の側壁213a,214aと下段部20bの幅方向の側壁213b,214bの組み合わせによって形成するものとしても良い。
図1~3及び図5に示すように,上段部20a内に形成される空間23は,エンジン室30aの下方位置において床板22上に立設された隔壁24によって長手方向前後に二分割されており,この隔壁24に対し排風室30b側にある一方の空間23aのうち,排風室30bの形成位置に対応する部分の上部を部品取付板14で覆い,この部品取付板14を排風室30bの底面としている。
そして,この部品取付板14のエンジン室30a側の端縁14a側に,防音ケース30内をエンジン室30aと排風室30bとに仕切る,前述した仕切壁12を立設している。
この仕切板12の下端(部品取付板14のエンジン室30a側の端縁14a)と隔壁24の上端間において,上段部20aの一方の空間の上部が冷却風の導入口15によって開放されており,この導入口15を介してエンジン室30aと上段部20a内の一方の空間23aが連通されている。
図3に示す実施形態では,図4(A)~(C)に示すように断面L字状のアングル板の垂直方向の一片によって隔壁24を形成すると共に,この隔壁24の上端から仕切板12の下端(部品取付板14のエンジン室30a側の端縁14a)に向かって伸びる前記アングル板の他片に,該他片を貫通する導入口15を形成して,前記アングル板の前記他片を,後述する網状のカバー16を取り付ける枠体17としている。
なお,図3及び図4を参照して説明した構成では,前述の枠体17を,隔壁24と一体的に形成し,隔壁24の上端から部品取付板14のエンジン室30a側の端縁14aに向かって突出するように設けるものとして説明したが,図示は省略するが,これとは逆に,枠体17を部品取付板14と一体的に形成し,部品取付板14のエンジン室30a側の端縁14aから隔壁24の上端に向かって突出するように設けるものとしても良い。
また,前述の枠体17は必ずしも設ける必要はなく,図5に示すように仕切板12の下端(部品取付板14のエンジン室30a側の端縁14a)と隔壁24の上端間には何も取り付けずに開放しておくことで,この部分全体を前述の導入口15とするものとしても良い。
この導入口15には,図1及び図2に示すように網状カバー16を取り付けて,冷却風の導入流路を介してゴミ等の異物が吸い込まれた場合であっても,エンジン室30aに到達できないようにすることが好ましい。
上段部20aに設けた前述の床板22のうち,前記一方の空間23aの底面を成す部分には,図3に示すように排風室30bの形成位置の下方において床板22を貫通する貫通口25が形成されており,この貫通口25を介して上段部20aの一方の空間23aと下段部20b内の空間を連通させている。
この貫通口25は,図1~図3に示すように導入口15から可及的に離れた位置,例えば上段部20aの一方の幅方向の側壁213aに近い位置に設けることが好ましい。
なお,図1~図3に示す実施形態では,上段部20aの底部全体を床板22で覆い,前述の貫通口25を上段部20aの一方の空間23aの底面部分の床板22を貫通して形成する構成を示したが,この構成に変えて,図5に示すように上段部20aの一方の空間23aの形成部分には床板22を設けず,一方の空間23aの底部全体を貫通口25とするものとしても良い。
隔壁24で仕切られた上段部20a内の空間23のうちの他方の空間23bは,本実施形態ではこれを液密に形成して貯油槽としており,この貯油槽23b内に設けた取付台26上にエンジン51や作業機本体52等のエンジン駆動型作業機1の構成機器を搭載することができるように構成すると共に,エンジン51や作業機本体52より漏出した燃料や潤滑油等を貯油槽23b内に貯留して機外に漏出させないようにしている。
なお,図2中,符号28は基台20の一方の幅方向の側壁213に設けた点検口であり,エンジン駆動型作業機1の作動時にはこの点検口28をカバー29で塞いでおく一方,点検時にはカバー29を外すことで,防音ケース30や部品取付板14を取り外すことなく,上段部20aの一方の空間23a内に堆積した粉塵や,該部分に吸い込まれた異物等を,点検口28を介して取り除くことができるように構成されている。
なお,図示の例ではこの点検口28を基台20の一方の幅方向の側壁213に設けた構成を示したが,この点検口28は,基台20の長手方向の側壁211,212のうち,一方の空間23aの形成部分に設けるものとしても良い。
また,この点検口28とカバー29は,本発明の防音箱10において必須の構成ではなく,必ずしも設ける必要はない。
下段部20bの側壁のいずれかの部分,好ましくは下段部20bの側壁のうち,エンジン室30aの下方に位置する部分には,冷却風の吸気口27が形成されている。
図示の実施形態では,この吸気口27を,下段部20bの長手方向の側壁211b,212bにそれぞれ2カ所ずつ,他方の幅方向の側壁214bに2カ所の計6カ所に設けているが,吸気口27の形成位置は図示の例に限定されず,下段部20bの側壁の任意の位置に設けることができる。
図示の実施形態では,下段部20bの長手方向の側壁211b,212bに設けた吸気口27を,フォークリフトのフォークの幅に対応させて形成し,吸気口27をフォークリフトのフォーク差し込み口と共用できるようにした。
このように構成することで,フォーク差し込み口を備えた既存の基台の構造を変更して本発明の防音箱10の基台20を得る場合,新たに吸気口27を設ける必要がなく,製造時の工数を減らすことができる。
以上のように構成された防音箱10の排風室30b側には,図2に示すように仕切壁12に設けた連通口(図示せず)に面して,エンジン51のラジエータ等の熱交換器54を配置すると共に,エンジン室30a側には連通口(図示せず)を介して前述の熱交換器54に向けて内部に冷却ファン(図示せず)を有する送風機55が配置されており,送風機55を作動させて冷却風を発生させると,エンジン室30a内の空気が連通口13を介して熱交換器54を通過して熱交換された後,排風室30bに導入され,排風室30bに導入された冷却風は排風口35を介して機外に排出されるように構成されている。
このように送風機55の作動によってエンジン室30a内の空気が排風室30b側に送られると,エンジン室30a内が負圧となる。
その結果,図3及び図6中に矢印で示すように,基台20の下段部20bの側壁211b,212b,214bに設けた吸気口27から導入された外気が,基台20の下段部20b内の空間を通り,貫通口25を介して上段部20aの一方の空間23a内に至り,部品取付板14に設けた冷却風の導入口15を介してエンジン室30a内に導入される。
すなわち,吸気口27から導入口15に至る,冷却風の導入流路が基台20内に形成される。
この基台20内に形成される冷却風の導入流路は,熱交換器54の冷却に必要十分な量の冷却風を導入可能なものであり,その結果,本発明の防音箱10では図7及び図8を参照して説明した従来の防音箱310のように,防音ケース330の側壁に吸気口327を必ずしも設ける必要がなく,また,防音ケースの側壁に吸気口327を設ける場合であっても吸気口327の小型化,少数化が可能であり,従って吸気口327の形成位置の内側にダクト360を設ける必要がなくなる,又は,吸気口327の形成位置内側に設けるダクト360の小型化や少数化が可能となることで,防音ケースの小型化,ひいてはエンジン駆動型作業機全体の小型化が可能となる。
また,基台20内に形成された前述の冷却風の導入流路は,基台20内を蛇行するように形成されていることで,防音ケース30内で発生した騒音は,直接,吸気口27を介して機外に漏出することができず,冷却風の導入路の形成によっても防音箱10の遮音性が損なわれることもない。
しかも,この導入路を流れる冷却風は,蛇行しながら下側から上側に向かって移動するように構成されていることで,冷却風に乗って雨水が吸気口27を通過したとしても,この雨水は導入口15に至る前に冷却風から分離されて下方に落下して水切りがされることでエンジン室30a内に雨水が浸入することも防止されている。
しかも,上記構成では,基台20の上段部20aのうち,貯油槽23bの形成部分には孔開け加工等を行うことなく冷却風の導入路を形成することができるため,例えば防油堤の機能を備えた既存の基台の貯油槽内を隔壁24で仕切って他方の空間(貯油槽)23bとすることで,液密性を有する他方の空間(貯油槽)23bを容易に得ることができる。
更に,前述したように上段部20aの一方の幅方向の側壁に点検口28を設けた構成では,カバー29を外すだけで容易に冷却風の導入流路内にアクセスが可能となり,冷却風の導入流路内に粉塵の堆積や,吸い込んだ異物が詰まる等の不具合が生じた場合であっても粉塵や異物を容易に除去することができる等,メンテナンス性にも優れるものとなっている。
なお,図1~図6に示した構成では,基台20の上段部20a内の空間23を仕切る隔壁24を仕切壁12に比較的近い位置に設けており,この仕切壁12の下端と隔壁24の上端間の部品取付板14に導入口15を設けると,導入口15は必然的に送風機55の近傍で開口するものとなっている。
この構成では,エンジン室30a内に導入された冷却風を,エンジン室30a内で暖められる前の冷たい状態で熱交換器54に導入できることとなるため,エンジン51の冷却性能を向上させることができるものとなっている。
もっとも,本発明の防音箱10の構成は,これに限定されず,前述の隔壁24を仕切壁12より離れた位置,例えばエンジン室30a内に配置される構成機器のうち,冷却が必要とされる機器の下方位置までエンジン室30aの内部側に移動させて設けても良い。
このように構成することで,導入口15を冷却が必要とされる機器の下方で開口させることが可能となり,送風機55近傍に対する冷却風の導入に代えて,又は,送風機55近傍に対する冷却風の導入と共に,冷却が必要な構成機器の下方で冷却風をエンジン室30a内に導入してこれらの機器を冷却できるようにしても良い。
1 エンジン駆動型作業機
10 防音箱
12 仕切壁
13 連通口
14 部品取付板
14a エンジン室側の端縁(部品取付板の)
15 導入口(冷却風の)
16 網状カバー
17 枠体
20 基台
20a 上段部(基台の)
20b 下段部(基台の)
211 一方の長手方向の側壁(基台の)
212 他方の長手方向の側壁(基台の)
213 一方の幅方向の側壁(基台の)
214 他方の幅方向の側壁(基台の)
211a 一方の長手方向の側壁(基台上段部の)
212a 他方の長手方向の側壁(基台上段部の)
213a 一方の幅方向の側壁(基台上段部の)
214a 他方の幅方向の側壁(基台上段部の)
211b 一方の長手方向の側壁(基台下段部の)
212b 他方の長手方向の側壁(基台下段部の)
213b 一方の幅方向の側壁(基台下段部の)
214b 他方の幅方向の側壁(基台下段部の)
22 床板
23 空間(上段部内の)
23a 一方の空間
23b 他方の空間(貯油槽)
24 隔壁
25 貫通口
26 取付台
27 吸気口
28 点検口
29 カバー
30 防音ケース
30a エンジン室
30b 排風室
31 フロントパネル
32 リヤパネル
33 サイドパネル
34 トップパネル
35 排風口
51 エンジン
52 作業機本体(圧縮機本体)
53 レシーバタンク
54 熱交換器
55 送風機
300 エンジン駆動型作業機
310 防音箱
312 仕切壁
320 基台
327 吸気口
330 防音ケース
330a エンジン室
330b 排風室
334 トップパネル
335 排風口
351 エンジン
352 作業機本体(発電機本体)
354 熱交換器
355 冷却ファン
360 ダクト
470 基台
480 ベッド
481 袋状の流路
482,483 開口
490 オイルガード
491 長手方向の外壁(オイルガードの)
492 貯油槽
493 側壁(貯油槽の)
494 ダクト
495 吸気口
496 仕切板
497 空間(車輪上部の)

Claims (6)

  1. エンジン及び該エンジンによって駆動される作業機本体を搭載する,上部を開口した基台と,前記基台上を覆う防音ケースを備え,前記防音ケース内の空間を,垂直方向に立設された仕切壁によって二室に仕切り,一方の室を前記エンジン及び作業機本体が収容されるエンジン室と成すと共に,他方の室を,前記仕切壁に設けた連通口を介して前記エンジン室からの冷却風を導入すると共に排風口を介して機外に排出する排風室としたエンジン駆動型作業機の防音箱において,
    前記基台の上部開口のうち前記排風室が配置される位置を部品取付板で覆い,該部品取付板によって前記排風室の底面を形成し,
    前記基台内を,高さ方向における所定位置で床板により上下に仕切り,前記床板を含む前記基台の上段側を上段部と成すと共に,前記基台の前記床板に対し下側の部分を下段部とし,
    前記上段部内の空間を長手方向に分割する隔壁を前記エンジン室の下方に位置して設け,前記上段部内の空間のうち,該隔壁よりも排風室側の空間を一方の空間とし,
    前記仕切壁と前記隔壁間に前記エンジン室と前記一方の空間を連通する,冷却風の導入口を設け,
    前記排風室の下方位置における前記一方の空間の底部に,前記一方の空間と前記下段部内の空間を連通する貫通口を設け,
    前記下段部の側壁に前記下段部内の空間を機外と連通させる冷却風の吸気口を設けたことを特徴とするエンジン駆動型作業機の防音箱。
  2. 前記上段部と前記下段部を別部材として形成すると共に,前記下段部上に前記上段部を載置することにより前記基台を形成したことを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動型作業機の防音箱。
  3. 前記下段部の前記側壁のうち,長手方向の側壁に,フォークリフトのフォーク差し込み口と共用の前記吸気口を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン駆動型作業機の防音箱。
  4. 前記導入口を,網状カバーで覆ったことを特徴とする請求項1~3いずれか1項記載のエンジン駆動型作業機の防音箱。
  5. 前記隔壁で分割された前記上段部内の空間のうちの,他方の空間を液密性の室として形成して,漏油を貯留するための貯油槽としたことを特徴とする請求項1~4いずれか1項記載のエンジン駆動型作業機の防音箱。
  6. 基台の側壁のうち,前記一方の空間の形成部分に点検口を設けると共に,該点検口を覆うカバーを設けたことを特徴とする請求項1~5いずれか1項記載のエンジン駆動型作業機の防音箱。

JP2021053965A 2021-03-26 2021-03-26 エンジン駆動型作業機の防音箱 Pending JP2022151066A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021053965A JP2022151066A (ja) 2021-03-26 2021-03-26 エンジン駆動型作業機の防音箱
US17/579,524 US11598260B2 (en) 2021-03-26 2022-01-19 Sound proof box for an engine-driven work machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021053965A JP2022151066A (ja) 2021-03-26 2021-03-26 エンジン駆動型作業機の防音箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022151066A true JP2022151066A (ja) 2022-10-07

Family

ID=83363203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021053965A Pending JP2022151066A (ja) 2021-03-26 2021-03-26 エンジン駆動型作業機の防音箱

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11598260B2 (ja)
JP (1) JP2022151066A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3127989A1 (fr) * 2021-10-13 2023-04-14 Airbus Ensemble propulsif pour aéronef

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5297517A (en) * 1991-08-19 1994-03-29 Caterpillar Inc. Noise suppression enclosure for an engine
US5433175A (en) * 1993-11-30 1995-07-18 Onan Corporation Generator air flow and noise management system and method
JP3795104B2 (ja) * 1995-07-21 2006-07-12 本田技研工業株式会社 発電装置
JP3531716B2 (ja) * 1998-04-17 2004-05-31 本田技研工業株式会社 エンジン駆動作業機
JP5753428B2 (ja) 2011-04-07 2015-07-22 株式会社やまびこ エンジン作業機
US11300034B2 (en) * 2018-05-17 2022-04-12 Champion Power Equipment, Inc. Standby generator air flow management system
CN113914996A (zh) * 2021-11-22 2022-01-11 无锡华源凯马发动机有限公司 一种提高散热效率的风冷柴油发电机机柜总成

Also Published As

Publication number Publication date
US11598260B2 (en) 2023-03-07
US20220307415A1 (en) 2022-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8963348B2 (en) Packaged engine working machine
WO2014102848A1 (ja) 電動車両
JP2022151066A (ja) エンジン駆動型作業機の防音箱
CN101205820B (zh) 倾斜引擎的油过滤器安装结构
AU2015235701B2 (en) Package-stored engine generator
CN201297203Y (zh) 风冷发电机组
CA2827350C (en) Packaged engine working machine
KR100750549B1 (ko) 건설기계용 공조기의 외기도입장치
JP6080793B2 (ja) パッケージ収納型エンジン発電機
JP4495943B2 (ja) 建設機械の外装構造
JP3345627B2 (ja) エンジン駆動式ヒートポンプ装置
JP3974515B2 (ja) エンジン作業機
JP4203386B2 (ja) 防音型エンジン駆動作業機
JP7441130B2 (ja) エンジン動力装置
JP6242992B2 (ja) パッケージ収納型エンジン発電機
JP3321688B2 (ja) エンジン駆動式ヒートポンプ装置
JP4340622B2 (ja) 定置式エンジン発電装置
JPH0814697A (ja) エンジン駆動式ヒートポンプ装置
CN111734695A (zh) 油箱和工程设备
JP2020026763A (ja) エンジン駆動型作業機
JP2022187425A (ja) 防音型エンジン駆動作業機の排風部構造
JP2020084850A (ja) エンジン駆動作業機
JP6113121B2 (ja) エンジン駆動作業機
JP2022133046A (ja) エンジン駆動型作業機の防音箱
JP2001133061A (ja) 冷凍機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240229