JP2022149594A - 減速装置 - Google Patents

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匡祥 荒木
Tadayoshi Araki
正幸 石塚
Masayuki Ishizuka
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Abstract

【課題】軽量かつコンパクト化を図ることができ、かつ、軸受の構成部材に生じる面圧の上昇を抑えることのできる減速装置を提供する。【解決手段】減速装置(1)は、内歯歯車(21g、22g)と外歯歯車(15)とを有する減速機構と、減速機構により減速された回転を出力する出力部材(22)と、出力部材を支持する軸受(28)とを備える。そして、軸受(28)は、径方向一方側である第1径方向側に全体として凸となる内輪側凸面(Si)を有する内輪(28i)と、第1径方向側に全体として凸となり、内輪側凸面(Si)と対向する外輪側凸面(So)を有する外輪(28o)と、内輪側凸面と外輪側凸面との間に配置される介在部材(28k)とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、減速装置に関する。
特許文献1には、ラジアル荷重とスラスト荷重とを受けることが可能な滑り軸受を備えた減速装置が示されている。滑り軸受が採用されることで、軽量かつコンパクト化が図られる。
国際公開第2020/059081号
特許文献1のような滑り軸受を採用した減速装置は、軸受の滑り面のエッジにおいて面圧が高くなるという課題がある。
本発明は、軽量かつコンパクト化を図ることができ、かつ、軸受の構成部材に生じる面圧の上昇を抑えることのできる減速装置を提供することを目的とする。
本発明に係る減速装置は、
内歯歯車と外歯歯車とを有する減速機構と、前記減速機構により減速された回転を出力する出力部材と、前記出力部材を支持する軸受と、を備える減速装置であって、
前記軸受は、
径方向一方側である第1径方向側に全体として凸となる内輪側凸面を有する内輪と、
前記第1径方向側に全体として凸となり、前記内輪側凸面と対向する外輪側凸面を有する外輪と、
前記内輪側凸面と前記外輪側凸面との間に配置される介在部材と、
を有する。
本発明によれば、軸受の内輪及び外輪に生じる面圧の上昇を抑えつつ、軽量かつコンパクトな減速装置を提供できるという効果が得られる。
本発明の実施形態1に係る減速装置を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る減速装置を示す断面図である。 外輪側凸面及び内輪側凸面の変形例を示す図である。 本発明の実施形態3に係る減速装置を示す断面図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る減速装置を示す断面図である。本明細書では、回転軸O1に沿った方向を軸方向、回転軸O1を中心とする回転方向を周方向、回転軸O1に直交する方向を径方向と呼ぶ。また、軸方向において減速された回転運動が出力される部材の配置側を出力側、その反対側を反出力側と呼ぶ。
実施形態1の減速装置1は、撓み噛合い式歯車装置であり、起振体軸10、起振体軸受11、外歯歯車15、内歯歯車21gを含んだ第1歯車部材21、内歯歯車22gを含んだ第2歯車部材22、ケーシング部材23、第1カバー24、第2カバー25、軸受26、27、主軸受28、並びに、ストッパーリング16、17を備える。これらのうち、主軸受28が本発明に係る軸受の一例に相当する。第2歯車部材22が本発明に係る出力部材の一例に相当する。起振体軸10、起振体軸受11、外歯歯車15、内歯歯車21g、22gが、本発明に係る減速機構の一例に相当する。
起振体軸10は、回転軸O1を中心に回転する中空筒状の軸であり、回転軸O1に垂直な断面の外形が非円形(例えば楕円状)の起振体10aと、起振体10aの軸方向の両側に設けられた軸部10b、10cとを有する。楕円状は、幾何学的に厳密な楕円である必要はなく、略楕円を含む。軸部10b、10cは、回転軸O1に垂直な断面の外形が円形の軸である。
外歯歯車15は、可撓性を有する円筒状の部材であり、外周に歯が設けられている。
2つの内歯歯車21g、22gは、軸方向に並んで外歯歯車15と噛合う。一方の内歯歯車21gは、第1歯車部材21の内周の一部に歯が設けられて構成される。もう一方の内歯歯車22gは、第2歯車部材22の内周の一部に歯が設けられて構成される。
起振体軸受11は、例えばコロ軸受であり、起振体10aと外歯歯車15との間に配置される。起振体軸受11は、外輪11aと、転動体11bとを備える。起振体軸受11は、専用の内輪を有さず、起振体10aの外周部が起振体軸受11の内輪を兼ねている。なお、起振体軸受11は、別途、内輪を有していてもよいし、また、外輪11aを有さずに、外歯歯車15の内周部が外輪を兼ねる構成であってもよい。起振体10aと外歯歯車15とは、起振体軸受11を介して相対的に回転可能である。転動体11bは金属から構成される。
ストッパーリング16、17は、外歯歯車15及び起振体軸受11の軸方向の両側に配置され、外歯歯車15及び起振体軸受11の軸方向の移動を規制する。ストッパーリング16、17は、鉄鋼素材等の金属から構成される。
第1カバー24は、第1歯車部材21に連結され、起振体軸10の反出力側における外周部を覆う。第2カバー25は、第2歯車部材22に連結され、起振体軸10の出力側における外周部を覆う。
軸受26は、例えば玉軸受であり、第1カバー24と起振体軸10との間に介在する。軸受26を介して、第1カバー24は起振体軸10を回転自在に支持する。軸受27は、例えば玉軸受であり、第2カバー25と起振体軸10との間に介在する。軸受27を介して、第2カバー25は起振体軸10を回転自在に支持する。
ケーシング部材23は、第1歯車部材21と連結され、第2歯車部材22の径方向外側を覆う。ケーシング部材23は、軸方向において分割可能な出力側部材23aと、反出力側部材23bとを有する。出力側部材23aと、反出力側部材23bとは、連結用穴h1、h2を介してボルト等の連結部材B1により連結可能に構成される。連結用穴h1は、例えばボルトの頭部を収容しかつ当該頭部を支える座面を有する貫通孔であり、連結用穴h2は、ボルトが螺合されるネジ穴である。また、ケーシング部材23及び第1歯車部材21は、互いに連通して外部の支持部材81と連結可能な連結用穴h3、h4、h21を有し、当該連結用穴h3、h4、h21を介してボルト等の連結部材B2により支持部材81と連結されることで、出力側部材23aと反出力側部材23bとが共締めにより連結される。連結用穴h3、h4、h21は、例えばボルト等の連結部材B2を挿通可能な貫通孔である。
主軸受28は、ケーシング部材23と第2歯車部材22との間に介在され、ケーシング部材23は主軸受28を介して第2歯車部材22を回転自在に支持する。第2歯車部材22は、1つの主軸受28を介して、回転自在に支持される。
主軸受28は、ケーシング部材23の内周部に設けられた内輪部28iと、第2歯車部材22の外周部に設けられた外輪部28oと、内輪部28iと外輪部28oとの間に介在する介在部材28kとを有する。ケーシング部材23及び第2歯車部材22は、鉄鋼素材等の金属から構成され、故に、内輪部28i及び外輪部28oも鉄鋼素材等の金属から構成される。内輪部28iは、本発明に係る内輪の一例に相当する。外輪部28oは、本発明に係る外輪の一例に相当する。
内輪部28iは、径方向外側に全体として凸となる内輪側凸面Siを有する。外輪部28oは、径方向外側に全体として凸となる外輪側凸面Soを有する。外輪側凸面Soと内輪側凸面Siとは、曲面であり、対向する。
介在部材28kは、外輪側凸面Soと内輪側凸面Siとに接触して摺動する摺動部材(ブッシュ)である。当該摺動部材としては、樹脂、ラバー、セラミック又は金属など、様々な材料が適用されてもよい。介在部材28kは、周方向に連続するリング状の構成であるが、周方向における一箇所又は複数箇所が分断された構成であってもよい。介在部材28kの外周面は、外輪側凸面Soに対応する曲面(径方向外側に全体として凸となる曲面)を有し、介在部材28kの内周面は、内輪側凸面Siに対応する曲面(径方向外側に全体として凸となる曲面)を有する。
なお、内輪側凸面Siと外輪側凸面Soとの間隔を小さくし、ブッシュである介在部材28kの代わりに、グリス(潤滑材)が介在部材として適用されてもよい。
内輪部28i及び外輪部28oの上記形状により、主軸受28にスラスト荷重及びラジアル荷重が加わった場合でも、1つの主軸受28により当該荷重を受け、第2歯車部材22を回転自在に支持することができる。さらに、内輪部28i及び外輪部28oの上記形状により、面圧が一部に集中することが抑制され、内輪部28i及び外輪部28oに加わる最大面圧を低くすることができる。
ケーシング部材23が出力側部材23aと反出力側部材23bとに分割される部位は、周方向の全周にわたって、外輪部28oと交差するように位置する。外輪部28oの軸方向における途中で、出力側部材23aと反出力側部材23bとに分割されることで、介在部材28kを外輪部28oと内輪部28iとの間に容易に組み込むことができる。例えば、第2歯車部材22の内輪部28iの外側に介在部材28kを組み込んだ後、当該構成にケーシング部材23の出力側部材23aを反出力側から組み込み、また、ケーシング部材23の反出力側部材23bを出力側から組み込む。そして、出力側部材23aと反出力側部材23bとを連結することで、ケーシング部材23、第2歯車部材22及び主軸受28を組み立てることができる。
第1カバー24と起振体軸10との間で軸受26より反出力側には、潤滑材及びダストの移動を抑制するシール31が設けられている。第2カバー25と起振体軸10との間で軸受27より出力側には、潤滑材及びダストの移動を抑制するシール32が設けられている。
ケーシング部材23と第2歯車部材22との間で主軸受28よりも出力側には、潤滑材及びダストの移動を抑制するシール33が設けられている。シール33はゴムなど可撓性を有する部材から構成される。
<減速動作>
実施形態1の減速装置1は、例えば外部の支持部材81がケーシング部材23及び第1歯車部材21に連結されることで、支持部材81によって支持される。さらに、減速された回転運動を伝達する相手部材82が第2カバー25及び第2歯車部材22に連結され、減速前の回転運動が起振体軸10に入力される。
起振体軸10を介して回転運動が入力されると、起振体10aの回転運動が外歯歯車15に伝わる。このとき、外歯歯車15は、起振体10aの外周面に沿った形状に規制され、軸方向から見て、長軸部分と短軸部分とを有する楕円形状に撓んでいる。さらに、外歯歯車15は、支持部材81に支持された第1歯車部材21の内歯歯車21gと長軸部分で噛合っている。このため、外歯歯車15は起振体10aと同じ回転速度で回転することはなく、外歯歯車15の内側で起振体10aが相対的に回転する。そして、この相対的な回転に伴って、外歯歯車15は長軸位置と短軸位置とが周方向に移動するように撓み変形する。この変形の周期は、起振体軸10の回転周期に比例する。
外歯歯車15が撓み変形する際、その長軸位置が移動することで、外歯歯車15と内歯歯車21gとの噛合う位置が回転方向に変化する。ここで、外歯歯車15の歯数が100で、内歯歯車21gの歯数が102だとすると、噛合う位置が一周するごとに、外歯歯車15と内歯歯車21gとの噛合う歯がずれていき、これにより外歯歯車15が回転(自転)する。上記の歯数であれば、起振体軸10の回転運動は減速比100:2で減速されて外歯歯車15に伝達される。
一方、外歯歯車15はもう一方の内歯歯車22gとも噛合っているため、起振体軸10の回転によって外歯歯車15と内歯歯車22gとの噛合う位置も回転方向に変化する。一方、内歯歯車22gの歯数と外歯歯車15の歯数とは一致しているため、外歯歯車15と内歯歯車22gとは相対的に回転せず、外歯歯車15の回転運動が減速比1:1で内歯歯車22gへ伝達される。これらによって、起振体軸10の回転運動が減速比100:2で減速されて、第2歯車部材22へ伝達される。そして、この減速された回転運動が、第2歯車部材22に連結された相手部材82に出力される。
減速装置1の動作中、第2歯車部材22に連結された相手部材82と、ケーシング部材23に連結された支持部材81との間にスラスト荷重及びラジアル荷重が生じると、当該荷重を主軸受28が受けて、減速装置1の回転運動は阻害されない。さらに、その際、主軸受28の内輪部28i及び外輪部28oの一部に面圧が集中することが抑制され、内輪部28i及び外輪部28oの高い耐久性能が得られる。
以上のように、実施形態1の減速装置1によれば、減速された回転を出力する第2歯車部材22を支持する主軸受28が、径方向外側に全体として凸となる内輪側凸面Siを有する内輪部28iを有する。さらに、当該主軸受28が、径方向外側に全体として凸となる外輪側凸面Soを有する外輪部28oを有する。そして、内輪部28iと外輪部28oとの間に介在部材28kが配置される。したがって、1つの主軸受28で、相手部材82と支持部材81との間に生じる荷重に起因したスラスト荷重及びラジアル荷重を受けることが可能であり、かつ、主軸受28の軽量化及びコンパクト化を図ることができる。さらに、主軸受28の部品点数を削減できる。また、上記形状の外輪側凸面So及び内輪側凸面Si並びにこれらの間に配置される介在部材28kにより、外輪部28o及び内輪部28iの一部に面圧が集中することが抑制され、主軸受28の耐荷重を大きくすることができ、主軸受28の寿命を延ばすことができる。
さらに、実施形態1の減速装置1によれば、主軸受28の内輪部28iと外輪部28oとの間に配置される介在部材28kが、リング状の摺動部材である。したがって、転がり軸受と比較して、主軸受28をよりコンパクトにかつより軽量に構成でき、また、部品点数をより削減できる。
さらに、実施形態1の減速装置1によれば、外輪側凸面So及び内輪側凸面Siは曲面である。したがって、外輪側凸面So及び内輪側凸面Siの一部に面圧が集中することをより抑制でき、主軸受28の寿命をより延ばすことができる。
(実施形態2)
図2は、本発明の実施形態2に係る減速装置を示す断面図である。実施形態2の減速装置1Aは、主軸受28Aの構成が異なる他は、実施形態1と同様に構成される。実施形態1と同様の構成要素については、実施形態1と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。主軸受28Aは本発明に係る軸受の一例に相当する。
主軸受28Aは、ケーシング部材23の内周部に設けられた内輪部28iと、第2歯車部材22の外周部に設けられた外輪部28oと、内輪部28iと外輪部28oとの間に介在する介在部材28kAとを有する。外輪部28oと内輪部28iとは、実施形態1で説明した通りである。
介在部材28kAは、軸方向において複数列に配列された転動体群である。介在部材28kAの個々の転動体tは球状の玉であるが、コロであってもよい。複数の転動体tは、リテーナを介して周方向に間隔を開けて列を成し、また、軸方向において複数列に配列される。
図3は、外輪側凸面及び内輪側凸面の変形例1(A)及び変形例2(B)を示す図である。実施形態2において、外輪部28oの外輪側凸面So、並びに、内輪部28iの内輪側凸面Siは、図3(A)に示すように、複数の曲面Sou、Siuが周方向に延びる辺eで接続された面であってもよい。辺eは、転動体tが接触しない転動体tの複数の列の中央からずれた位置に配置されることで、外輪部28o及び内輪部28iにおいて接触面圧を集中させることはない。
また、図3(B)に示すように、外輪部28oの外輪側凸面So、並びに、内輪部28iの内輪側凸面Siは、複数の曲面Sov、Sivが周方向に延びる辺eで接続された面であり、複数の曲面Sov、Sivは、周方向において曲率を有する曲面(回転軸O1に垂直な断面外形が曲率を有する曲面)であるが、軸方向において曲率を有さない(回転軸O1が通る断面外形が直線となる)。さらに、介在部材28kA2は、軸方向において複数列に配列された転動体群であり、複数の転動体tがコロであってもよい。コロである転動体tは、個々の曲面Sov、Sivのうちの互いに対向する一組の曲面Sov、Sivの間の距離Lに対応する直径を有していてもよい。
転動体群である介在部材28kAは、個々の転動体tがリテーナに保持された状態で一体的に扱うことができるので、実施形態1で説明した主軸受28の組付方法と同様に、組み付けることができる。
<減速動作>
減速装置1Aは、実施形態1で説明した減速動作と同様の動作により、起振体軸10に入力された回転運動を減速し、減速された回転運動を第2歯車部材22を介して相手部材82に出力する。
実施形態2の減速装置1Aにおいても、支持部材81と相手部材82との間に荷重が生じることで、主軸受28Aにスラスト荷重とラジアル荷重が加わる場合がある。このような場合でも、外輪側凸面So及び内輪側凸面Siの全体として凸となる形状により、主軸受28Aは当該荷重を受け、第2歯車部材22を回転自在に支持することができる。さらに、内輪部28i及び外輪部28oには、多数の転動体tが接触するので、面圧が一箇所に集中することが抑制され、内輪部28i及び外輪部28oに加わる最大面圧は高くならない。
以上のように、実施形態2の減速装置1Aによれば、主軸受28Aが、減速された回転を出力する第2歯車部材22を支持する主軸受28Aが、径方向外側に全体として凸となる内輪側凸面Siを有する内輪部28iを有する。さらに、当該主軸受28Aが、径方向外側に全体として凸となる外輪側凸面Soを有する外輪部28oを有する。そして、内輪部28iと外輪部28oとの間に介在部材28kAが配置される。したがって、1つの主軸受28Aで、相手部材82と支持部材81との間に生じる荷重に起因したスラスト荷重及びラジアル荷重を受けることが可能であり、かつ、主軸受28Aの軽量化及びコンパクト化を図ることができる。さらに、主軸受28Aの部品点数を削減できる。また、上記形状の外輪側凸面So及び内輪側凸面Si並びにこれらの間に配置される介在部材28kAにより、外輪部28o及び内輪部28iの一箇所に面圧が集中することが抑制され、主軸受28Aの耐荷重を大きくすることができ、主軸受28Aの寿命を延ばすことができる。
さらに、実施形態2の減速装置1Aによれば、介在部材28kAは、軸方向において複数列に配列された転動体群である。したがって、主軸受28Aを低摩擦化でき、減速装置1Aの回転運転時の機械的損失を低減できる。
(実施形態3)
図4は、本発明の実施形態3に係る減速装置を示す断面図である。実施形態3の減速装置1Bは、撓み噛合い式歯車装置であり、起振体軸10B、起振体軸受11、外歯歯車15、内歯歯車21gを含んだ第1歯車部材21B、内歯歯車22gを含んだ第2歯車部材22B、ケーシング部材23B、第1カバー24、軸受26、主軸受28B、並びに、ストッパーリング16、17を備える。さらに、減速装置1Bは、シール31~33に加えて、第1歯車部材21Bとケーシング部材23Bとの間隙G1をシールするシール部材34Bを備える。実施形態1と同様の構成要素は、実施形態1と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。上記の構成要素のうち、主軸受28Bが本発明に係る軸受の一例に相当し、第2歯車部材22が本発明に係る出力部材の一例に相当し、起振体軸10Bが本発明に係る入力軸の一例に相当し、起振体軸10B、起振体軸受11、外歯歯車15、内歯歯車21g、22gが、本発明に係る減速機構の一例に相当する。また、ケーシング部材23Bが本発明に係る第1部材の一例に相当し、第1歯車部材21Bが本発明に係る第2部材の一例に相当する。第2部材としての第1歯車部材21Bは、第1部材としてのケーシング部材23Bと軸方向に対応して配置され、第1部材としてのケーシング部材23Bと同期する部材である。第1部材と第2部材とが同期するとは、第1部材が非回転であれば第2部材が非回転であり、第1部材が或る回転速度で回転すれば、第2部材も同様の回転速度で回転することを意味する。
起振体軸10Bは、回転軸O1を中心に回転する中空筒状の軸であり、回転軸O1に垂直な断面の外形が非円形(例えば楕円状)の起振体10aと、起振体10aの軸方向の反出力側に設けられた軸部10bを有する。起振体軸10Bは、軸受26と起振体軸受11とを介して回転自在に支持される。
第1歯車部材21Bは、外部の支持部材と連結可能なフランジ部f21、並びに、フランジ部f21に設けられた連結用穴(例えば貫通孔)h21Bを有する。さらに、第1歯車部材21Bは、フランジ部f21よりも出力側に、シール部材34Bを配置するシール座面p21を有する。シール座面p21は、周方向に連続する円筒面である。内歯歯車21gは、実施形態1のものと同様である。
第2歯車部材22Bは、特に限定されないが、内歯歯車22gよりも出力側に、径方向内方に広がって、起振体軸10Bの出力側を覆う中央部を有する。第2歯車部材22Bは、出力側に連結用穴(例えばネジ穴)h22Bを有し、減速された回転運動を出力する外部の相手部材82と連結用穴h22Bを介してボルト等の連結部材B5により連結される。内歯歯車22gは、実施形態1のものと同様である。
ケーシング部材23Bは、第2歯車部材22Bの径方向外方を覆う筒状の部材である。ケーシング部材23Bは、外周面における反出力側に、シール部材34Bを配置するシール座面p23を有する。シール座面p23は、周方向に連続する円筒面である。シール座面p23と、第1歯車部材21Bのシール座面p21とは、同一半径の円筒面であってもよい。2つのシール座面p21、p23は、間隔を空けて隣り合うように配置される。ケーシング部材23Bは、外部の支持部材(外部部材に相当)83に連結可能な連結用穴(例えばネジ穴)h23を有し、ボルトなどの連結部材B6を介して支持部材83と連結される。ケーシング部材23Bは、主軸受28Bを支点に第2歯車部材22B(出力部材)の回転軸に対して傾斜可能である。
ケーシング部材23Bと第1歯車部材21Bとは、互いに軸方向に離間して組み付けられる。すなわち、ケーシング部材23Bと第1歯車部材21Bとの間には間隙G1が設けられる。
シール部材34Bは、例えばジャバラ等の可撓性を有する部材であり、間隙G1を径方向外方から覆い、間隙G1からの潤滑材の排出、並びに、外部から間隙G1へのダストの進入を抑制する。シール部材34Bは、リング状であり、出力側がケーシング部材23Bのシール座面p23に接触し、反出力側が第1歯車部材21Bのシール座面p21に接触した状態で固定具n1、n2により固定される。シール部材34Bは、ジャバラ構造により、ケーシング部材23Bと第1歯車部材21Bとの相対変位に追従して変形可能である。なお、ジャバラ構造に限らず、シール部材34Bは、弾性変形又は伸縮によって、ケーシング部材23Bと第1歯車部材21Bとの相対変位に追従して変形可能であってもよい。
ケーシング部材23Bと第2歯車部材22との間で、かつ、主軸受28Bよりも出力側に配置されるシール33は、実施形態1で説明したように可撓性を有する。シール33は、弾性変形により、ケーシング部材23Bと第2歯車部材22Bとの相対変位に追従して変形可能である。
主軸受28Bは、ケーシング部材23Bの内周部に設けられた内輪部28iBと、第2歯車部材22Bの外周部に設けられた外輪部28oBと、内輪部28iBと外輪部28oBとの間に介在する介在部材28kBとを有する。ケーシング部材23B及び第2歯車部材22Bは、鉄鋼素材等の金属から構成され、故に、内輪部28iB及び外輪部28oBも鉄鋼素材等の金属から構成される。内輪部28iBは、本発明に係る内輪の一例に相当する。外輪部28oBは、本発明に係る外輪の一例に相当する。
内輪部28iBは、径方向外側に全体として凸となる内輪側凸面SiBを有する。外輪部28oBは、径方向外側に全体として凸となる外輪側凸面SoBを有する。外輪側凸面SoBと内輪側凸面SiBとは、回転軸O1に垂直な断面における外形線の曲率円の中心、並びに、回転軸O1を含む断面における外形線の曲率円の中心が、共通の中心点P1(回転軸O1に重なる1点)と重なる球面である。図4において、内輪側凸面SiB及び外輪側凸面SoBの複数箇所の曲率半径を一点鎖線で示す。
介在部材28kBは、実施形態2と同様に、軸方向において複数列に配列された転動体群である。なお、介在部材28kBは、内周面と外周面とがそれぞれ内輪側凸面SiB及び外輪側凸面SoBに対応した曲面を有する摺動部材(ブッシュ)であってもよいし、内輪側凸面SiBと外輪側凸面SoBとが僅かな隙間を空けて離間した構成とし、これらの間に介在部材としてグリスが介在する構成としてもよい。
外輪側凸面SoB及び内輪側凸面SiBの上記形状と、ケーシング部材23と第1歯車部材21Bとが間隙G1を空けて配置される構成とにより、図4に示すように、ケーシング部材23は、中心点P1を中心に第1歯車部材21Bに対して角度可変に配置することが可能となる。言い換えれば、減速された回転運動が出力される第2歯車部材22の回転軸O1を、支持部材83と連結されるケーシング部材23Bに対して、中心点P1を中心に角度可変に配置することができる。
なお、実施形態3の減速装置1Bにおいて、介在部材28kBが複数列に配列された転動体群である場合には、外輪側凸面SoB、内輪側凸面SiB又はこれら両方は、連続する球面に限られず、転動体tが接触しない部分に周方向に延在し断面が角となる峰又は溝が含まれていてもよい。実施形態2の減速装置1Aにおいても同様である。
<減速動作>
減速装置1Bは、実施形態1で説明した減速動作と同様の動作により、起振体軸10Bに入力された回転運動を減速し、減速された回転運動を第2歯車部材22Bを介して相手部材82に出力することができる。
実施形態3の減速装置1Bにおいても、支持部材83と相手部材82との間に荷重が生じることで、主軸受28Bにスラスト荷重とラジアル荷重が加わる場合がある。このような場合でも、外輪側凸面SoB及び内輪側凸面SiBの全体として凸となる形状により、主軸受28Bは1つの軸受で当該荷重を受け、第2歯車部材22Bを回転自在に支持することができる。さらに、内輪部28iB及び外輪部28oBには、多数の転動体tが接触するので、面圧が一箇所に集中することが抑制され、内輪部28iB及び外輪部28oBに加わる最大面圧は高くならない。よって、主軸受28Bの耐荷重を大きくすることができ、主軸受28Bの寿命を延ばすことができる。さらに、上記構成の主軸受28Bにより、相手部材82と支持部材83との間に生じる荷重に起因したスラスト荷重及びラジアル荷重を受けることが可能でありながら、主軸受28Bの軽量化及びコンパクト化を図ることができる。さらに、主軸受28Bの部品点数を削減できる。
さらに、実施形態3の減速装置1Bによれば、外輪側凸面SoB及び内輪側凸面SiBが中心点P1を中心とする球面であるので、外輪部28oBと内輪部28iBとの相対的な配置に、中心点P1を中心とする回転方向(周方向以外の方向の回転方向を含む)に自由度を付与することができる。したがって、当該自由度の分、外輪部28oBと内輪部28iBとの相対的な角度配置の許容誤差を大きくすることができる。
さらに、実施形態3の減速装置1Bによれば、第2歯車部材22Bを主軸受28Bを介して支持するケーシング部材23Bと、起振体軸10Bを軸受26を介して支持する第1歯車部材21Bとの間に間隙G1が設けられる。したがって、上記の外輪部28oBと内輪部28iBとの相対的な配置の自由度と、間隙G1とにより、当該間隙G1の分、ケーシング部材23Bと第2歯車部材22Bとの相対的な配置に、中心点P1を中心とする回転方向の自由度を与える。したがって、減速された回転が出力される相手部材82の回転軸O1と、ケーシング部材23Bに連結される外部の支持部材83とに角度配置の自由度が生じ、これらの配置の許容誤差を大きくすることができる。許容誤差が大きくなることで、外部の機構への減速装置1Bの取り付け性が向上する。
なお、起振体軸10Bを軸受26を介して直接に支持しているのは第1カバー24だが、第1カバー24と第1歯車部材21Bとは連結されているので、第1歯車部材21Bが軸受26を介して起振体軸10Bを支持すると見なすことができ、上の段落においてそのように説明している。
さらに、実施形態3の減速装置1Bによれば、間隙G1をシールするシール部材34Bを有し、シール部材34Bはケーシング部材23Bと第1歯車部材21Bとの相対変位に追従して変形可能である。したがって、シール部材34Bにより、ケーシング部材23Bと第1歯車部材21Bとの相対的な配置の自由度を阻害せずに、間隙G1を介して装置外部との間で、潤滑材又はダストが移動してしまうことを抑制することができる。
以上、本発明の各実施形態について説明した。しかし、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、減速された回転を出力する出力部材が第2歯車部材22、22Bであり、出力部材を主軸受を介して支持する支持部材がケーシング部材23、23Bである例を示した。しかし、これに限定されることはなく、出力部材及び支持部材としては他の部材が適用されてもよい。例えば、異なる種類の減速機構が採用されれば、出力部材及び支持部材として他の部材が適用される。また、同一の減速機構が採用された場合でも、第2歯車部材に連結された他の部材が出力部材として適用されてもよいし、別のケーシング部材が装置の外周を覆うことで、ケーシング部材の内側に位置する内部部材が支持部材として適用されてもよい。
また、上記実施形態では、主軸受の外輪及び内輪が、他の部材に外輪部及び内輪部として形成された例を示したが、外輪、内輪又はこれら両方を別途備え、主軸受の径方向外方、径方向内方又はこれら両方に位置する部材に、それぞれ外輪、内輪又はこれら両方が嵌合される構成であってもよい。
また、上記実施形態では、内輪側凸面Si及び外輪側凸面Soが、径方向外側に全体として凸となる面である例を示したが、内輪側凸面Si及び外輪側凸面Soは、径方向内側に全体として凸となる面であってもよい。この場合でも、1つの主軸受でスラスト荷重とラジアル荷重とを受けることができ、かつ、主軸受の内輪部及び外輪部の一部に面圧が集中することが抑制され、内輪部及び外輪部の高い耐久性能を得ることができる。
また、上記実施形態3では、出力部材(第2歯車部材22B)を支持する第1部材(ケーシング部材23B)と、入力軸(起振体軸10B)を支持する第2部材(第1歯車部材21B)との間に間隙G1を有する構成要素と、内輪側凸面SiBと外輪側凸面SoBとが球面である構成要素とが、組み合わさった構成を示した。しかしながら、内輪側凸面と外輪側凸面とが球面以外の面である構成要素と、上記の隙間を有する構成要素とが組み合わさった構成が適用されてもよい。内輪側凸面と外輪側凸面とが、球面とは異なる一方、内輪と外輪との角度配置に自由度が生じる面(例えば転動体群が接触しない範囲に峰部や溝部を有する面など)である場合には、実施形態3で説明した角度配置の自由度に基づく効果を、同様に奏することができる。
また、上記実施形態1~実施形態3では、ケーシング部材23、23Bが固定され、第2歯車部材22、22B及び第2カバー25が回転する構成を一例にとって説明した。しかしながら、本発明は、第2歯車部材22、22B及び第2カバー25が固定され、ケーシング部材23、23Bが回転する減速装置に対しても同様に採用できる。当該減速装置においては、ケーシング部材23、23Bが、本発明に係る出力部材の一例に相当し、主軸受28、28A、28Bが、出力部材を回転自在に支持する軸受の一例に相当する。
また、上記実施形態においては、減速装置が撓み噛合い式歯車装置である例を示したが、本発明に係る減速装置は、内歯歯車と外歯歯車とを含んだ減速機構を有すれば、どのような種類の減速装置であってもよい。例えば、本発明に係る減速装置は、センタークランク型の偏心揺動型減速装置、偏心体を有する2個以上の軸が減速装置の軸心からオフセットして配置された所謂振り分け型の偏心揺動型減速装置、又は、単純遊星歯車装置であってもよい。また、上記実施形態では、減速装置が、所謂筒型の撓み噛合い式歯車装置である例を示したが、本発明に係る減速装置は、所謂カップ型又はシルクハット型の撓み噛合い式歯車装置であってもよい。その他、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1、1A、1B 減速装置
10 起振体軸
15 外歯歯車
21、21B 第1歯車部材
21g 内歯歯車
22、22B 第2歯車部材
22g 内歯歯車
23、23B ケーシング部材
23a 出力側部材
23b 反出力側部材
28、28A、28B 主軸受
28i、28iB 内輪部
28o、28oB 外輪部
28k、28kA、28kB 介在部材
Si、SiB 内輪側凸面
So、SoB 外輪側凸面
33 シール
34B シール部材
G1 間隙

Claims (7)

  1. 内歯歯車と外歯歯車とを有する減速機構と、前記減速機構により減速された回転を出力する出力部材と、前記出力部材を回転自在に支持する軸受と、を備える減速装置であって、
    前記軸受は、
    径方向一方側である第1径方向側に全体として凸となる内輪側凸面を有する内輪と、
    前記第1径方向側に全体として凸となり、前記内輪側凸面と対向する外輪側凸面を有する外輪と、
    前記内輪側凸面と前記外輪側凸面との間に配置される介在部材と、
    を有する、
    減速装置。
  2. 前記介在部材は、リング状の摺動部材である、
    請求項1記載の減速装置。
  3. 前記介在部材は、軸方向において複数列に配置された転動体群である、
    請求項1記載の減速装置。
  4. 前記内輪側凸面及び前記外輪側凸面は曲面を含む、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の減速装置。
  5. 前記曲面は球面である、
    請求項4記載の減速装置。
  6. 前記出力部材を前記軸受を介して支持し、外部部材と連結する第1部材と、
    前記第1部材は、前記軸受を支点に前記出力部材の回転軸に対して傾斜可能である、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の減速装置。
  7. 前記第1部材と軸方向に対向して配置され、前記第1部材と同期する第2部材を備え、
    前記第1部材と前記第2部材との間に間隙を有し、
    前記間隙をシールするシール部材を有し、
    前記シール部材は、前記第1部材と前記第2部材の相対変位に追従して変形可能である、
    請求項6記載の減速装置。
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