JP2022149367A - 情報処理装置、オーダーシステム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客の注文の満足度を向上することである。【解決手段】情報処理装置としてのオーダー端末は、オーダー登録画面200Cのいつものメニュー領域250の第1の商品の商品ボタン251により、商品の注文を受け付ける注文受付手段と、顧客の識別情報としての顧客IDを取得する取得手段と、顧客IDに基づいて識別された顧客の注文として第1の商品が注文された際に、第1の商品が当該顧客により以前注文されたことがあったならば、以前注文されたときの注文内容に基づいて、第1の商品の注文に対して付帯すべき情報を、商品情報欄230のカスタマイズの調理方法(トマト抜き)として、表示する表示制御手段と、を備える。【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理装置、オーダーシステム及びプログラムに関する。
近年、飲食店において、顧客とのつながりの重要性が高まっている。顧客を固定化することで、飲食店は安定した収益を確保することができる。これまで飲食店では、顧客の固定化のために接客サービスの向上や商品開発をおこなってきた。
また、顧客を識別してその顧客の注文履歴を蓄積し、次の来店の際には以前注文した商品を再び注文可能にするUI(User Interface)のオーダー情報入力のシステムが知られている(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2003-076757号公報 特開2009-064348号公報 特許第6209498号公報
上記従来のオーダー情報入力のシステムは、顧客が以前注文した同じ商品を再び注文ができるが、単に以前の注文内容から商品を指定させるものに過ぎなかった。過去の注文内容については、そのタイミングで必要とされる内容が抽出されて提供されることが望まれる。
本発明の課題は、顧客の注文の満足度を向上することである。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、商品の注文を受け付ける注文受付手段と、顧客の識別情報を取得する取得手段と、前記識別情報に基づいて識別された顧客の注文として第1の商品が注文された際に、当該第1の商品が当該顧客により以前注文されたことがあったならば、以前注文されたときの注文内容に基づいて、当該第1の商品の注文に対して付帯すべき情報を表示する表示制御手段と、を備える。
本発明によれば、顧客の注文の満足度を向上できる。
本発明の実施の形態のオーダーシステムのブロック図である。 サーバーの機能構成を示すブロック図である。 オーダー端末の機能構成を示すブロック図である。 顧客端末の機能構成を示すブロック図である。 (a)は、顧客情報テーブルを示す図である。(b)は、商品情報テーブルを示す図である。 (a)は、オーダー履歴情報テーブルを示す図である。(b)は、顧客オーダー情報テーブルを示す図である。 オーダー情報受付処理と情報提供処理とのフローチャートである。 オーダー登録画面の一例を示す図である。 オーダー登録画面の一例を示す図である。 オーダー登録画面の一例を示す図である。 オーダー登録画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1~図11を参照して、本実施の形態を説明する。まず、図1~図4を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態のオーダーシステム1のブロック図である。図2は、サーバー10の機能構成を示すブロック図である。図3は、オーダー端末20の機能構成を示すブロック図である。図4は、顧客端末30の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態のオーダーシステム1は、レストラン、食堂などの飲食店の店舗(以下、単に店舗という)において、料理、飲み物などの商品の注文(オーダー)を受け付けるシステムである。オーダーシステム1は、サーバー10と、情報処理装置としてのオーダー端末20と、顧客端末30と、レジ端末40と、キッチンプリンター50と、キッチン表示装置60と、を備える。サーバー10、オーダー端末20及び顧客端末30は、通信ネットワークNを介して通信接続される。通信ネットワークNは、例えば、インターネットであり、有線、無線のネットワークを含む。
オーダー端末20、レジ端末40、キッチンプリンター50及びキッチン表示装置60は、店舗内に設置される。特に、オーダー端末20及びレジ端末40は、例えば、店舗の会計所に設置される。キッチンプリンター50及びキッチン表示装置60は、店舗のキッチンに設置される。
サーバー10は、例えば、店舗外に設置され、店舗の商品の注文に関するオーダー情報などの情報を管理する情報処理装置である。本実施の形態では、サーバー10が、1つの飲食店の店舗の情報を管理する構成として説明するが、これに限定されるものではない。例えば、サーバー10が、複数の飲食店の店舗(別々の飲食店の店舗や、同じ1つの飲食店経営企業の複数の系列店)の情報(複数の店舗のそれぞれのオーダー端末20などの情報)を管理する構成としてもよい。
オーダー端末20は、店舗のオーナー又は従業員(被雇用者)である店員が使用する端末装置であり、例えば、タブレットPC(Personal Computer)で構成される。顧客端末30は、店舗の顧客が所持する端末装置であり、例えば、スマートフォン、フィーチャーフォン、タブレットPCで構成される。オーダー端末20、顧客端末30は、通信ネットワークN上の基地局又はアクセスポイント(いずれも図示略)との無線通信(例えば、モバイル通信や、Wi-Fi(登録商標)などの無線LAN(Local Area Network)通信)を介して、サーバー10と通信する。
レジ端末40は、現金を格納するドロアや、レシートの印刷部を有するECR(Electronic Cash Register)であり、店舗の店員からの会計用の情報の入力を受け付けて会計の合計金額などの計算を行って会計に関する情報を表示し、店員により、顧客から渡された現金のドロアへの格納及びお釣りの払い出しがなされ、印刷部により会計に関する情報をレシートに印刷する。レジ端末40は、クレジットカード決済やバーコード決済など、現金以外の決済に対応している構成としてもよい。
キッチンプリンター50は、顧客から注文された商品及びその数量を含むオーダー情報をオーダー端末20から受信してロール紙などの用紙に印刷する印刷装置である。キッチン表示装置60は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro-Luminescent)ディスプレイなどの表示パネルを有し、オーダー情報をオーダー端末20から受信して表示パネルに表示する表示装置である。レジ端末40、キッチンプリンター50、キッチン表示装置60は、無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)、無線LAN)を介して、オーダー端末20と通信する。
図2に示すように、サーバー10は、生成手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、記憶手段としての記憶部15と、通信部16と、を備える。サーバー10の各部は、バスB1を介して互いに接続されている。
CPU11は、サーバー10の動作を統括制御するハードウェアプロセッサである。CPU11は、記憶部15に記憶されたプログラムのうち、指定されたプログラムをRAM13に展開し、展開したプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部12は、各種キーを有するキーボードと、マウスなどのポインティングデバイスとを有し、ユーザー(管理者)などのキー操作、位置操作を受け付け、操作情報としてCPU11へ出力する。
RAM13は、情報を読み出し及び書き込み可能な揮発性の半導体メモリであり、CPU11に作業用のワークエリアを提供し、データ及びプログラムを一時的に記憶する。
表示部14は、LCD、ELディスプレイなどの表示パネルを有し、CPU11から入力される表示情報を当該表示パネルに表示する。
記憶部15は、情報を読み出し及び書き込み可能なHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの記憶部であり、各種データ及びプログラムが記憶される。特に、記憶部15には、後述する情報提供処理を実行するための情報提供プログラムP1と、後述する顧客情報テーブル70、商品情報テーブル80、オーダー履歴情報テーブル90、顧客オーダー情報テーブル100と、が記憶されている。
通信部16は、通信ネットワークN上の機器と通信を行うルーターなどの通信部である。CPU11は、通信部16を介して、オーダー端末20、顧客端末30と情報の送受信を行う。
図3に示すように、オーダー端末20は、注文受付手段、取得手段、表示制御手段としてのCPU21と、操作部22と、RAM23と、表示手段としての表示部24と、記憶部25と、通信部26と、撮影部27と、計時部28と、を備える。オーダー端末20の各部は、バスB2を介して互いに接続されている。
CPU21は、オーダー端末20の動作を統括制御するハードウェアプロセッサである。CPU21は、記憶部25に記憶されたプログラムのうち、指定されたプログラムをRAM23に展開し、展開したプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部22は、表示部24の表示パネル上に一体的に形成されたタッチパネルであり、ユーザー(店員)のタッチ入力を受け付け、操作情報としてCPU21へ出力する。
RAM23は、情報を読み出し及び書き込み可能な揮発性の半導体メモリであり、CPU21に作業用のワークエリアを提供し、データ及びプログラムを一時的に記憶する。
表示部24は、LCD、ELディスプレイなどの表示パネルを有し、CPU21から入力される表示情報を当該表示パネルに表示する。
記憶部25は、情報を読み出し及び書き込み可能なフラッシュメモリなどの記憶部であり、各種データ及びプログラムが記憶される。特に、記憶部25には、後述するオーダー情報受付処理を実行するためのオーダー情報受付プログラムP2が記憶されている。
通信部26は、モバイル通信又はWi-Fiの通信方式により通信ネットワークN上の基地局又はアクセスポイントを介して無線通信を行う無線通信部と、Bluetooth又は無線LANの通信方式によりレジ端末40、キッチンプリンター50、キッチン表示装置60と無線通信を行う無線通信部と、を有する。CPU21は、通信部26を介して、通信ネットワークN上のサーバー10と通信を行い、またレジ端末40、キッチンプリンター50、キッチン表示装置60と無線通信を行う。
撮影部27は、デジタルカメラ部であり、CPU21の制御により、被写体を撮影し、その被写体の画像データを生成してCPU21に出力する。
計時部28は、現在の日時を計時するRTC(Real Time Clock)であり、計時した現在日時情報をCPU21に出力する。
図4に示すように、顧客端末30は、CPU31と、操作部32と、RAM33と、表示部34と、記憶部35と、通信部36と、撮影部37と、音声入出力部38と、を備える。顧客端末30の各部は、バスB3を介して互いに接続されている。
CPU31は、顧客端末30の動作を統括制御するハードウェアプロセッサである。CPU31は、記憶部35に記憶されたプログラムのうち、指定されたプログラムをRAM33に展開し、展開したプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部32は、表示部34の表示パネル上に一体的に形成されたタッチパネルであり、ユーザー(顧客)のタッチ入力を受け付け、操作情報としてCPU31へ出力する。
RAM33は、情報を読み出し及び書き込み可能な揮発性の半導体メモリであり、CPU31に作業用のワークエリアを提供し、データ及びプログラムを一時的に記憶する。
表示部34は、LCD、ELディスプレイなどの表示パネルを有し、CPU31から入力される表示情報を当該表示パネルに表示する。
記憶部35は、情報を読み出し及び書き込み可能なフラッシュメモリなどの記憶部であり、各種データ及びプログラムが記憶される。
通信部36は、モバイル通信又はWi-Fiの通信方式により通信ネットワークN上の基地局又はアクセスポイントを介して無線通信を行う無線通信部を有する。CPU31は、通信部36を介して、通信ネットワークN上のサーバー10と通信を行う。
撮影部37は、デジタルカメラ部であり、CPU31の制御により、被写体を撮影し、その被写体の画像データを生成してCPU31に出力する。
音声入出力部38は、通話など用のマイク、アンプ、スピーカーなどを有し、マイクを介してユーザー(顧客)から入力された音声を音声データに変換してCPU31に出力し、またアンプ及びスピーカーにより、CPU31から入力された音声データに従い、音声の電気信号を生成し適宜増幅して音声出力する。
つぎに、図5(a)~図6(b)を参照して、サーバー10の記憶部15に記憶される情報を説明する。図5(a)は、顧客情報テーブル70を示す図である。図5(b)は、商品情報テーブル80を示す図である。図6(a)は、オーダー履歴情報テーブル90を示す図である。図6(b)は、顧客オーダー情報テーブル100を示す図である。
図5(a)に示すように、顧客情報テーブル70は、予め生成されて更新可能に記憶部15に記憶されているテーブルであり、店舗に来店する顧客に関する情報を格納する。顧客情報テーブル70は、顧客ID71、氏名72、誕生日73、年代74、性別75、来店回数76、前回来店日77、平均単価78などの項目(カラム)を有する。
顧客ID71は、店舗に来店した顧客の識別番号である。氏名72は、顧客ID71の顧客の氏名である。誕生日73は、顧客ID71の顧客の誕生日である。年代74は、顧客ID71の顧客の年代である。性別75は、顧客ID71の顧客の性別である。来店回数76は、顧客ID71の顧客の、店舗への来店回数である。前回来店日77は、顧客ID71の顧客の前回の来店日である。平均単価78は、顧客ID71の顧客の、店舗での飲食の平均単価である。
図5(b)に示すように、商品情報テーブル80は、予め生成されて更新可能に記憶部15に記憶されているテーブルであり、店舗で提供可能な商品に関する情報を格納する。商品情報テーブル80は、商品ID81、商品名82、価格83、カテゴリ84、商品画像85の項目(カラム)を有する。
商品ID81は、店舗で提供される商品の識別番号である。商品名82は、商品ID81の商品の名称である。価格83は、商品ID81の商品の価格(円)である。カテゴリ84は、商品ID81の商品を分類するカテゴリである。商品画像85は、商品ID81の商品の商品画像(写真)ファイルのファイル名である。商品画像85の商品画像ファイルは、記憶部15に記憶されているものとする。
図6(a)に示すように、オーダー履歴情報テーブル90は、予め生成されて更新可能に記憶部15に記憶されているテーブルであり、店舗で行われたオーダーごとの履歴情報を格納する。オーダー履歴情報テーブル90は、オーダー番号91、顧客ID92、商品名93、単価94、数量95、付帯情報96の項目(カラム)を有する。
オーダー番号91は、店舗で行われたオーダーの識別番号であって、例えば、当該オーダーの日時情報を含むものとする。顧客ID92は、オーダー番号91のオーダーを行った顧客の識別番号である。商品名93は、オーダー番号91のオーダーで注文された商品の商品名である。単価94は、商品名93の注文された商品の単価である。数量95は、商品名93の注文された商品の数量である。付帯情報96は、商品名93の注文された商品の付帯情報であって、ここでは、例えば顧客の要請により当該商品の調理方法が標準的な調理方法から変更された(カスタマイズされた)場合の調理方法とする。
図6(b)に示すように、顧客オーダー情報テーブル100は、後述する情報提供処理で生成されて記憶部15に記憶されるテーブルであり、店舗に来店した顧客ごとのオーダーの履歴情報を格納する。顧客オーダー情報テーブル100は、顧客ID101、商品ID102、注文回数103、付帯情報104の項目(カラム)を有する。
顧客ID101は、店舗に来店した顧客の識別番号である。商品ID102は、顧客ID101の顧客が店舗で過去に注文した商品の識別番号である。注文回数103は、顧客ID101の顧客が商品ID102の商品を注文した回数である。付帯情報104は、顧客ID101の顧客が過去に注文した商品ID102の商品の付帯情報である。付帯情報104は、付帯情報96と同様に、顧客ID101の顧客により商品ID102の商品の過去の注文時に変更された調理方法と、顧客ID101の顧客により過去に商品ID102の商品と同時に注文された商品の商品名と、を含むものとする。
付帯情報104のカスタマイズされた調理方法は、例えば、顧客ID101の顧客による商品ID102の商品の過去のカスタマイズされた調理方法のうち、調理された回数が所定回数以上のものや、最も調理された回数が多いものとする。付帯情報104の商品名は、例えば、顧客ID101の顧客が過去に商品ID102の商品と同時に注文された商品のうち、同時に注文された回数が所定回数以上の商品のものや、最も同時に注文された回数が多いものとする。
つぎに、図7~図11を参照して、オーダーシステム1の動作を説明する。図7は、オーダー情報受付処理と情報提供処理とのフローチャートである。図8は、オーダー登録画面200Aを示す図である。図9は、オーダー登録画面200Bを示す図である。図10は、オーダー登録画面200Cを示す図である。図11は、オーダー登録画面200Dを示す図である。
あらかじめ、顧客端末30を所持する顧客は、店舗用に自身の顧客情報(顧客ID、氏名、誕生日、年代、性別など)をサーバー10に登録しているものとする。具体的には、例えば、顧客端末30において、CPU31は、操作部32を介する顧客からの操作入力に応じて、通信部36を介して、サーバー10へ店舗の会員の新規登録申請を送信する。そして、サーバー10において、CPU11は、通信部16を介して、会員の新規登録申請を顧客端末30から受信すると、店舗でユニークな顧客ID及びそのパスワードを発行して記憶部15に記憶し、通信部16を介して、当該顧客ID及びパスワードを送信元の顧客端末30に送信し、顧客端末30(の顧客)のログイン状態とする。
そして、顧客端末30において、CPU31は、通信部36を介して、顧客ID及びそのパスワードをサーバー10から受信して表示部34に表示し少なくとも顧客IDを記憶部35に記憶する。そして、操作部32を介して、顧客からの自身の顧客情報の操作入力を受け付け、通信部36を介して、入力された顧客情報をサーバー10へ送信する。そして、サーバー10において、CPU11は、通信部16を介して、ログイン中の顧客の顧客情報を顧客端末30から受信し、当該顧客情報を、発行した顧客IDとともに、顧客情報テーブル70のレコード(顧客ID71、氏名72、誕生日73、年代74、性別75など)に追加して記憶する。
以降、顧客端末30のCPU31は、操作部32を介して顧客から顧客ID、パスワードの入力を受け付け、入力された顧客ID、パスワードをサーバー10に送信することで、サーバー10にログインし、操作部32を介する操作入力に応じて、記憶部15に記憶されている顧客情報テーブル70の自身の顧客情報を変更可能であるものとする。また、CPU31は、操作部32を介する顧客からの操作入力に応じて、記憶部35に記憶している顧客IDをエンコードして当該顧客IDを含むQR(Quick Response)コード(登録商標)などの二次元コードを生成して表示部34に表示する機能を有するものとする。
ここで、図7を参照して、顧客が店舗に来店し、店員に商品の注文を行う場合に、オーダー端末20で実行されるオーダー情報受付処理を説明する。オーダー端末20において、例えば、操作部22を介して店員からオーダー情報受付処理の実行指示が入力されたことをトリガーとして、CPU21は、記憶部25に記憶されているオーダー情報受付プログラムP2に従い、オーダー情報受付処理を実行する。
図7に示すように、まず、CPU21は、オーダー登録画面情報を生成して表示部24に表示する(ステップS11)。ステップS11では、図8に示すオーダー登録画面200Aが表示される。オーダー登録画面200Aは、コード入力ボタン210と、商品ボタン領域220と、商品情報欄230と、を有する。
コード入力ボタン210は、来店した顧客の所持する顧客端末30に表示される二次元コードを撮影して当該顧客の顧客IDを取得する操作を受け付けるボタンである。商品ボタン領域220は、店舗で提供可能な複数の商品の商品ボタンを含む領域である。あらかじめ、例えば、オーダー端末20において、CPU21が、操作部22を介する店員の操作入力に応じて、通信部26を介して商品情報テーブル80の商品情報(商品ID81、商品名82、価格83、カテゴリ84、商品画像85により記憶部15から読み出された商品画像ファイル)をサーバー10から受信して記憶部25に記憶しているものとする。ステップS11において、CPU21は、記憶部25に記憶された商品情報を用いて、商品ボタン領域220を含むオーダー登録画面情報を生成するものとする。
商品ボタン領域220の商品ボタンは、サーバー10から受信した商品情報の商品ごとに設けられた各商品の選択ボタンである。商品ボタンは、例えば、商品情報の商品の(商品画像ファイルの)商品画像、価格、商品名を含む。
商品情報欄230は、商品ボタン領域220又は後述するいつものメニュー領域250の商品ボタンの選択により、選択した注文する商品の商品名、当該商品の注文する数量、当該商品の付帯情報などの商品に関する情報を表示する領域である。
そして、CPU21は、操作部22を介する店員からのコード入力ボタン210のタッチ入力に応じて、撮影部27により被写体としての顧客端末30に表示された、顧客IDを含む二次元コードを撮影し、当該二次元コードの画像データを取得する(ステップS12)。ステップS12に対応して、顧客端末30のCPU31は、操作部32を介する顧客からの二次元コード表示指示入力に応じて、顧客IDを記憶部35から読み出してエンコードして二次元コードのイメージを生成して表示部34に表示し、オーダー端末20に撮影される。
そして、CPU21は、ステップS12で取得した二次元コードの画像データをデコードし、当該二次元コードに含まれる顧客IDを取得する(ステップS13)。そして、CPU21は、通信部26を介して、ステップS13で取得した顧客IDをサーバー10に送信する(ステップS14)。そして、CPU21は、通信部26を介して、ステップS14で送信した顧客IDに対応する顧客情報(氏名、誕生日、年代、性別、来店回数、前回来店日、平均単価)と、当該顧客IDの顧客に過去に所定回数(例えば、5回)以上注文された商品(「いつもの商品」とする)の商品情報(商品ID、付帯情報など)と、をサーバー10から受信する(ステップS15)。
そして、CPU21は、表示部24に表示中のオーダー登録画面内に、ステップS15で受信された顧客情報と、ステップS15で受信された商品情報に対応するいつもの商品の商品ボタンと、を表示する(ステップS16)。ステップS16では、例えば、図9に示すオーダー登録画面200Bが表示される。オーダー登録画面200Bは、コード入力ボタン210、商品ボタン領域220、商品情報欄230に加えて、顧客情報欄240、いつものメニュー領域250を有する。
顧客情報欄240は、ステップS14で送信された顧客IDの顧客に対応して、当該顧客IDと、ステップS15で受信された顧客情報と、を表示する領域である。
いつものメニュー領域250は、ステップS15で受信されたいつもの商品の商品情報に対応する少なくとも一つの商品ボタンを表示する領域である。いつものメニュー領域250の商品ボタンは、商品ボタン領域220の商品ボタンと同様であり、例えば、商品情報の商品の商品画像、価格、商品名を含む。
ステップS16に対応して、店員は、例えば、いつものメニュー領域250を参照して、いつものメニューの商品ボタンがある場合に、いつものメニューの商品がある旨と、その商品の内容とを顧客に口頭で説明する。顧客は、いつものメニューの商品又はいつものメニューでない通常の商品の注文(選択)情報を店員に口頭で指示する。
そして、CPU21は、操作部22を介して、店員から商品ボタン領域220及びいつものメニュー領域250の商品ボタンのタッチ入力を受け付け、タッチ入力により注文する商品が選択されたか否かを判別する(ステップS17)。商品が選択されていない場合(ステップS17;NO)、ステップS17に移行される。
商品が選択された場合(ステップS17;YES)、CPU21は、ステップS17でタッチ入力された商品ボタンがいつものメニュー領域250のものであるか商品ボタン領域220のものであるかに応じて、選択された商品がいつものメニューであるか否かを判別する(ステップS18)。いつものメニューである場合(ステップS18;YES)、CPU21は、ステップS17で選択された商品に対応し、ステップS15で受信された商品情報の付帯情報を、表示部24に表示中のオーダー登録画面内に表示する(ステップS19)。ステップS19に対応して、店員は、例えば、表示された選択中の商品の付帯情報の内容を顧客に口頭で説明する。
ステップS19では、一例として、図10に示すオーダー登録画面200Cが表示される。オーダー登録画面200Cのいつものメニュー領域250は、商品が「ビール」の商品ボタン251と、商品が「前菜盛合せ」の商品ボタン252と、を有する。ここでは、商品ボタン252がタッチ入力され、「前菜盛合せ」の商品が選択されたものとする。すると、オーダー登録画面200Cの商品情報欄230には、「前菜盛合せ」の商品の商品名と、その数量と、付帯情報として、「前菜盛合せ」の商品の過去の注文時にカスタマイズした調理方法である「トマト抜き」と、が表示される。ここでは「前菜盛合わせ」の商品の注文と併せて「トマト抜き」が自動的に調理方法として指定されている(後述するステップS17で修正入力可能)が、例えば、「トマト抜き」にするかどうかの問合せ画面を表示部24に表示させたり、「トマト抜き」の指定を勧めるような通知情報を表示部24に表示させたりしても良い。
また、ステップS19では、別の例として、図11に示すオーダー登録画面200Dが表示される。オーダー登録画面200Dのいつものメニュー領域250も、商品が「ビール」の商品ボタン251と、商品が「前菜盛合せ」の商品ボタン252と、を有する。ここでは、商品ボタン251がタッチ入力され、「ビール」の商品が選択されたものとする。すると、オーダー登録画面200Dの商品情報欄230には、「ビール」の商品の商品名と、その数量と、付帯情報として、「ビール」の商品の過去の注文時に同時に注文された商品の商品名として「枝豆」と、が表示される。例えば、過去に「ビール」と同時に注文された「枝豆」は、「ビール」の選択時に新規注文として自動的に付加されるものとする。ここでは「ビール」の商品の注文と併せて「枝豆」が自動的に注文用に選択されている(後述するステップS17で修正入力可能)が、例えば、「枝豆」を注文用に選択するかどうかの問合せ画面を表示部24に表示させたり、「枝豆」の注文を勧めるような通知情報を表示部24に表示させたりしても良い。
顧客は、例えば、選択中の商品の数量、カスタマイズした調理法などのオーダー情報を店員に口頭で指示できる。
そして、CPU21は、表示部24に表示中のオーダー登録画面の商品情報欄に対応して、操作部22を介して店員から、選択中の商品の数量、カスタマイズした調理法や、入力された情報の取り消し又は変更などのオーダー情報の操作入力を受け付ける(ステップS20)。ステップS20に対応して、顧客は、商品の注文に関する指示を店員に口頭で伝え、当該店員は、顧客から指示された商品の注文に関する指示に対応するオーダー情報を操作入力する。また、ステップS20に対応して、顧客は、オーダー情報の入力を終了する場合に、オーダー情報の入力の終了の旨を店員に口頭で指示する。通常の商品である場合(ステップS18;YES)、ステップS20に移行される。
そして、CPU21は、操作部22を介して店員から、オーダー情報の入力の終了が操作入力されたか否かに応じて、オーダー情報の入力を終了するか否かを判別する(ステップS21)。オーダー情報の入力を終了しない場合(ステップS21;NO)、ステップS17に移行される。
オーダー情報の入力を終了する場合(ステップS21;YES)、CPU11は、現在の日時情報を計時部28から取得し、通信部26を介して、ステップS14で送信された顧客ID、取得した現在の日時情報(を含むオーダー番号)と、オーダー情報として、ステップS17,S20で入力された注文する商品の商品情報(商品ID、商品名、数量、付帯情報(カスタマイズの調理方法)など)とを、サーバー10、キッチンプリンター50及びキッチン表示装置60に送信するとともに、記憶部25に記憶し(ステップS22)、オーダー情報受付処理を終了する。ステップS22に対応して、キッチンプリンター50は、顧客ID、日時情報(オーダー番号)、オーダー情報をオーダー端末20から受信して用紙に印刷し、キッチン表示装置60は、顧客ID、日時情報(オーダー番号)、オーダー情報をオーダー端末20から受信して表示する。
ここで、同じく図7を参照して、オーダー情報受付処理と並行して、サーバー10で実行される情報提供処理を説明する。サーバー10において、例えば、電源オンされたことをトリガーとして、CPU11は、記憶部15に記憶されている情報提供プログラムP1に従い、情報提供処理を実行する。
まず、CPU21は、オーダー情報受付処理のステップS14に対応して、通信部16を介して、顧客IDをオーダー端末20から受信し、記憶部15に記憶された顧客情報テーブル70の受信した顧客ID71に対応するレコードの顧客情報(氏名72、誕生日73、年代74、性別75、来店回数76、前回来店日77、平均単価78など)を読み出し、記憶部15に記憶されたオーダー履歴情報テーブル90の受信した顧客ID92に対応するレコードの履歴情報(オーダー番号91、商品名93、数量95、付帯情報96)を読み出す(ステップS31)。
そして、CPU11は、ステップS31で読み出された履歴情報を商品ごとに集計して、ステップS31で受信した顧客IDに対応する顧客オーダー情報テーブル100を生成して記憶部15に記憶する(ステップS32)。ステップS32では、ステップS31で受信した顧客IDが顧客ID101とされ、履歴情報の商品名93の商品ID102ごとに、異なるオーダー番号91の数が注文回数103とされ、カスタマイズした調理方法が所定回数(例えば、2回)以上ある場合に、その調理方法が付帯情報104とされ、当該商品ID102と同時に注文された商品が所定数(例えば、2回)以上ある場合に、その商品の商品名が付帯情報104とされる。
そして、CPU11は、ステップS32で生成された顧客オーダー情報テーブル100を参照し、ステップS31で受信した顧客ID101に対応する注文回数が所定回数(例えば、5回)以上のレコードの商品の商品情報(商品ID102、付帯情報104)を生成する(ステップS33)。そして、CPU11は、オーダー情報受付処理のステップS15に対応して、通信部16を介して、ステップS31で読み出された顧客情報と、ステップS33で生成された商品情報と、を顧客ID送信元のオーダー端末20に送信する(ステップS34)。
そして、CPU11は、オーダー情報受付処理のステップS22に対応して、通信部16を介して、顧客ID、日時情報(オーダー番号)、オーダー情報をオーダー端末20から受信し、受信した顧客ID、日時情報、オーダー情報に応じて、オーダー履歴情報テーブル90、顧客情報テーブル70を更新し(ステップS35)、情報提供処理を終了する。ステップS35において、受信した顧客ID、日時情報(オーダー番号)、オーダー情報(注文した商品の商品名、単価、数量、付帯情報)が、顧客ID92、オーダー番号91、単価94、数量95、付帯情報96となるレコードがオーダー履歴情報テーブル90に追加される。また、ステップS35において、顧客情報テーブル70の受信した顧客ID71に対応するレコードの来店回数76が+1インクリメントされ、前回来店日77が、受信した日時情報の日にちに更新され、平均単価78が、オーダー履歴情報テーブル90のオーダーごとの単価94×数量95と、受信した商品情報の商品の単価×数量と、の平均値が算出され、算出された平均値で平均単価78が更新される。
オーダー情報受付処理の終了後、店舗のキッチンの店員は、キッチンプリンター50で用紙に印刷された又はキッチン表示装置60で表示された顧客ID、日時情報(オーダー番号)、オーダー情報を参照して、注文された商品の調理を行う。当該調理された商品の提供前又は提供(食事)後に、店舗のホールの店員により、オーダー端末20に記憶されたオーダー情報とレジ端末40とを用いて会計処理が行われる。
以上、本実施の形態によれば、オーダー端末20は、商品の注文を受け付け、顧客の識別情報としての顧客IDを顧客端末30から取得し、取得した顧客IDに基づいて識別された顧客の注文として第1の商品が注文された際に、第1の商品が当該顧客により以前注文されたことがあったならば、以前注文されたときの注文内容に基づいて、当該第1の商品の注文に対して付帯すべき情報としての付帯情報を表示部24に表示するCPU21を備える。このため、店舗の店員が、第1の商品の付帯情報を参照して顧客に案内でき、顧客が付帯情報に応じて、以前の注文と同じ注文を行うことができ、顧客の注文の満足度を向上できる。
また、以前注文された第1の商品は、前記顧客により以前注文された全ての商品のうち、注文回数があらかじめ設定された所定回数以上の商品である。このため、店員が過去の注文回数の多くて同じ注文内容で注文する可能性が高い第1の商品の付帯情報を顧客に案内でき、顧客の注文の満足度をより向上できる。
また、付帯情報は、以前注文された第1の商品の注文時に当該第1の商品に行われた調理方法を含む。このため、店員が、以前に注文した第1の商品と同じ調理方法を顧客に案内でき、顧客が以前に注文したときと同じ調理方法で第1の商品を容易に再度注文でき、第1の商品の調理において顧客の注文の満足度を向上できる。
また、付帯情報は、以前注文された第1の商品と同時に注文された第2の商品に関する情報を含む。このため、店員が、以前に注文した第1の商品と同時に注文された第2の商品を顧客に案内でき、顧客の第2の商品の注文の満足度を向上できるとともに、店舗の商品の売上を向上できる。
また、オーダーシステム1は、オーダー端末20と、サーバー10と、を備える。サーバー10のCPU11は、取得された顧客IDをオーダー端末20から受信し、顧客ごとの以前に注文された商品の履歴情報としてのオーダー履歴情報テーブル90を記憶する記憶部15に記憶されたオーダー履歴情報テーブル90に基づいて、受信された顧客IDの顧客に以前に注文されたときと同じ注文内容のいつもの商品の第1の商品の付帯情報104を含む商品情報を生成する。オーダー端末20のCPU21は、送信された第1の商品の付帯情報104を含む商品情報をサーバー10から受信し、受信した第1の商品の付帯情報を表示部24に表示する。このため、店舗の店員が、第1の商品を注文した顧客が以前に注文した注文内容の第1の商品の付帯情報を参照して、当該顧客に案内でき、顧客が自分用の付帯情報に応じて、以前の注文と同じ注文を行うことができ、顧客それぞれの注文の満足度を向上できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROMなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る情報処理装置、オーダーシステム及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、オーダー端末20による顧客の顧客IDの取得方法として、顧客端末30に表示された二次元コードを読み取り顧客IDを取得する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、オーダー端末20がカードリーダー部を有し、当該カードリーダー部により、顧客が所持している、顧客IDが記憶された会員カードを読み取り顧客IDを取得する構成としたり、操作部22を介して従業員が当該顧客から顧客IDを聞き出し、操作部22を介して従業員が顧客IDを手入力する構成などとしてもよい。
また、上記実施の形態では、オーダーシステム1のオーダー端末20は、顧客の過去の注文回数が所定回数以上の商品をいつものメニューとして商品ボタンを表示し、いつものメニューの商品ボタンがタッチ入力された場合に、選択された商品の付帯情報(カスタマイズの調理方法、同時に注文した商品)を表示する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、オーダーシステム1のサーバー10において、CPU11が、オーダー端末20から顧客IDを受信し、オーダー履歴情報テーブル90を参照して、受信した顧客IDの顧客により過去に注文された商品として、直近に注文された商品の商品情報を生成してオーダー端末20に送信する構成としてもよい。この構成では、オーダー端末20のCPU21が、サーバー10から受信した商品情報に基づいて、顧客により直近に注文された商品(例えば、顧客情報テーブル70の当該顧客の顧客ID71のレコードの前回来店日77に対応するオーダー履歴情報テーブル90のオーダー番号91で注文された商品名93の商品)の商品ボタンをいつものメニュー領域に表示し、当該商品ボタンがタッチ入力された場合に、選択された商品の付帯情報を表示する構成とする。
また、オーダーシステム1のサーバー10において、CPU11が、顧客の注文した商品の履歴情報を時間帯(ランチ、ディナーなど)で注文内容を分けて集計しオーダー履歴情報テーブルとして記憶部15に記憶する構成としてもよい。そして、サーバー10のCPU11は、顧客ID及び現在のオーダーの日時情報をオーダー端末20から受信した場合に、オーダー履歴情報テーブルを参照して、オーダー端末20から受信した顧客IDの顧客により受信した日時情報に対応する時間帯で注文回数が所定回数以上の商品の商品情報を生成してオーダー端末20に送信する構成としてもよい。この構成において、オーダー端末20のCPU21が、サーバー10から受信した商品情報に基づいて、顧客によりオーダー日時と同じ時間帯に所定回数以上注文された商品の商品ボタンを表示し、当該商品ボタンがタッチ入力された場合に、選択された商品の付帯情報を表示する構成とする。
また、上記実施の形態におけるオーダーシステム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
また、上記実施の形態におけるオーダー端末20の機能の少なくとも一部を情報処理装置としてサーバー10が有する構成(例えば、サーバー10が表示手段としてのオーダー端末20に各種情報を表示させる構成)、又はサーバー10の機能の少なくとも一部をオーダー端末20が有する構成(例えば、オーダー端末20を単体の情報処理装置とする構成)としてもよい。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
商品の注文を受け付ける注文受付手段と、
顧客の識別情報を取得する取得手段と、
前記識別情報に基づいて識別された顧客の注文として第1の商品が注文された際に、当該第1の商品が当該顧客により以前注文されたことがあったならば、以前注文されたときの注文内容に基づいて、当該第1の商品の注文に対して付帯すべき情報を表示手段に表示する表示制御手段と、
を備える情報処理装置。
<請求項2>
前記以前注文された第1の商品は、前記顧客により以前注文された全ての商品のうち、注文回数があらかじめ設定された所定回数以上の商品、又は直近に注文された商品である請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記付帯すべき情報は、前記以前注文された第1の商品の注文時に当該第1の商品に行われた調理方法を含む請求項1又は2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記付帯すべき情報は、前記以前注文された第1の商品と同時に注文された第2の商品に関する情報を含む請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項5>
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
サーバーと、を備え、
前記サーバーは、
前記取得された顧客の識別情報を前記情報処理装置から受信し、顧客ごとの以前に注文された商品の履歴情報を記憶する記憶手段に記憶された顧客ごとの以前に注文された商品の履歴情報に基づいて、当該受信された顧客の識別情報の顧客に以前に注文されたときと同じ注文内容の前記第1の商品の付帯すべき情報を生成する生成手段を備え、
前記表示制御手段は、前記生成された第1の商品の付帯すべき情報を前記サーバーから受信し、当該受信した第1の商品の付帯すべき情報を表示手段に表示するオーダーシステム。
<請求項6>
コンピュータを、
商品の注文を受け付ける注文受付手段、
顧客の識別情報を取得する取得手段、
前記識別情報に基づいて識別された顧客の注文として第1の商品が注文された際に、当該第1の商品が当該顧客により以前注文されたことがあったならば、以前注文されたときの注文内容に基づいて、当該第1の商品の注文に対して付帯すべき情報を表示手段に表示する表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
1 オーダーシステム
10 サーバー
20 オーダー端末
30 顧客端末
11,21,31 CPU
12,22,32 操作部
13,23,33 RAM
14,24,34 表示部
15,25,35 記憶部
16,26,36 通信部
27,37 撮影部
28 計時部
38 音声入出力部
B1,B2,B3 バス
40 レジ端末
50 キッチンプリンター
60 キッチン表示装置
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 商品の注文を受け付ける注文受付手段と、
    顧客の識別情報を取得する取得手段と、
    前記識別情報に基づいて識別された顧客の注文として第1の商品が注文された際に、当該第1の商品が当該顧客により以前注文されたことがあったならば、以前注文されたときの注文内容に基づいて、当該第1の商品の注文に対して付帯すべき情報を表示する表示制御手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記以前注文された第1の商品は、前記顧客により以前注文された全ての商品のうち、注文回数があらかじめ設定された所定回数以上の商品、又は直近に注文された商品である請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記付帯すべき情報は、前記以前注文された第1の商品の注文時に当該第1の商品に行われた調理方法を含む請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記付帯すべき情報は、前記以前注文された第1の商品と同時に注文された第2の商品に関する情報を含む請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    サーバーと、を備え、
    前記サーバーは、
    前記取得された顧客の識別情報を前記情報処理装置から受信し、顧客ごとの以前に注文された商品の履歴情報を記憶する記憶手段に記憶された顧客ごとの以前に注文された商品の履歴情報に基づいて、当該受信された顧客の識別情報の顧客に以前に注文されたときと同じ注文内容の前記第1の商品の付帯すべき情報を生成する生成手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記生成された第1の商品の付帯すべき情報を前記サーバーから受信し、当該受信した第1の商品の付帯すべき情報を表示手段に表示するオーダーシステム。
  6. コンピュータを、
    商品の注文を受け付ける注文受付手段、
    顧客の識別情報を取得する取得手段、
    前記識別情報に基づいて識別された顧客の注文として第1の商品が注文された際に、当該第1の商品が当該顧客により以前注文されたことがあったならば、以前注文されたときの注文内容に基づいて、当該第1の商品の注文に対して付帯すべき情報を表示する表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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