JP2022149284A - 情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】帳票の画像を分類する際、分類先において該画像の少なくとも一部を不明瞭に表示しない場合に比して、画像の分類に誤りがあったときの、画像の情報流出を防止する情報処理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置1において、取得部111は、画像読取装置が読取った帳票の画像を示す画像データを取得する。認識部112は、取得部が取得した画像データに対して光学文字認識処理を行い、帳票に記述された文字を認識する。分類部113は、画像が示す帳票の種類毎に共通しているその画像の要素を定めた規則を用いて、取得した画像を分類する。処理部114は、分類部が分類した画像を構成する領域のうち、その分類に用いた規則が定める要素以外の少なくとも1の要素が表示される領域に対して不明瞭化処理を施して不明瞭画像を生成する。表示制御部118は、処理部によって生成された不明瞭画像を表示装置である端末に表示させる。【選択図】図9

Description

本発明は、情報処理装置、及びプログラムに関する。
帳票等の文書を部分的に隠して表示する技術がある。特許文献1に記載された技術は、処理対象となる文書画像と、その文書画像のうちの一部の領域を隠すためのマスク画像の入力を受け付ける入力手段を有しており、文書画像とマスク画像とは、予め対応付けて入力される必要がある。
特許文献2に記載された技術は、帳票の項目情報の記入位置に対応する位置にブラインドマークが記入されているマーク記入票から画像データを読み取るための読取手段を有しており、帳票には予めブラインドマークが記入されていなければならない。
特開2006-309622号公報 特開2009-153021号公報
帳票を読み取った帳票画像を、帳票を処理する担当者へ振り分けるために、帳票画像の分類が行われる。この際、その分類に誤りがあった場合、帳票の担当者以外の者へ、帳票画像が行き渡り、帳票に記入された機密情報が、その帳票の担当者以外の者へ流出してしまう恐れがあった。
本発明は、帳票の画像を分類する際、分類先においてその画像の少なくとも一部を不明瞭に表示しない場合に比して、画像の分類に誤りがあったときの、画像の情報流出を防止すること、を目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、プロセッサを有し、前記プロセッサは、画像が示す帳票の種類ごとに共通している該画像の要素を定めた規則を用いて、取得した画像を分類し、分類された前記画像のうち、分類に用いた規則が定める要素を除く、少なくとも1の要素が表示される領域に対し不明瞭にする処理をして、該画像を表示装置に表示させる情報処理装置である。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に記載の態様において、前記プロセッサは、決められた条件を満たしたときに、該条件の内容に応じて、前記領域の少なくとも一部に対する前記処理の解除をする情報処理装置である。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、請求項1又は2に記載の態様において、前記プロセッサは、前記処理の解除をした場合、前記処理の解除を行った旨を、決められた通知先に通知する情報処理装置である。
本発明の請求項4に係る情報処理装置は、請求項1から3のいずれか1項に記載の態様において、前記プロセッサは、前記領域に対する前記処理の解除の指示をユーザから受付け、前記処理の解除の指示を前記ユーザから受付けたときに、該処理の解除をする情報処理装置である。
本発明の請求項5に係る情報処理装置は、請求項4に記載の態様において、前記プロセッサは、前記ユーザが認証された場合に、前記処理の解除の指示を受付ける情報処理装置である。
本発明の請求項6に係る情報処理装置は、請求項1から5のいずれか1項に記載の態様において、前記プロセッサは、分類された前記画像のうち、分類に用いた規則が定める要素に対して決められた関係にある領域を不明瞭にする、前記処理をして、該画像を表示させる情報処理装置である。
本発明の請求項7に係る情報処理装置は、請求項1から6のいずれか1項に記載の態様において、前記プロセッサは、取得した前記画像の分類先の候補が複数ある場合、該画像を、前記複数の種類のそれぞれに分類し、前記画像が複数の種類に分類されているとき、該画像が1の種類に分類されている場合と異なる態様で、該画像の分類に関する情報をユーザに通知する情報処理装置である。
本発明の請求項8に係る情報処理装置は、請求項7に記載の態様において、前記プロセッサは、前記画像が複数の種類に分類されているとき、該複数の種類ごとに該画像の分類を承認するか否かの指示をユーザから受付け、前記複数の種類のうち、いずれか1の種類への該画像の分類を承認する旨の指示を受付けた場合、他の種類への該画像の分類を取消す情報処理装置である。
本発明の請求項9に係る情報処理装置は、請求項1から8のいずれか1項に記載の態様において、前記プロセッサは、1の種類への前記画像の分類を承認しない旨の指示を受付けた場合、該1の種類への該画像の分類を取消す情報処理装置である。
本発明の請求項10に係る情報処理装置は、請求項8に記載の態様において、前記プロセッサは、前記複数の種類への前記画像の分類をいずれも承認しない旨の指示を受付けた場合、該複数の種類のそれぞれへの該画像の分類を取消して、該画像の種類が不明であることを決められた通知先に通知する情報処理装置である。
本発明の請求項11に係るプログラムは、プロセッサを有するコンピュータに、画像が示す帳票の種類ごとに共通している該画像の要素を定めた規則を用いて、取得した画像を分類するステップと、分類された前記画像のうち、分類に用いた規則が定める要素を除く、少なくとも1の要素が表示される領域を不明瞭にする処理をして、該画像を表示装置に表示させるステップと、を実行させるプログラムである。
請求項1、11に係る発明によれば、帳票の画像を分類する際、分類先において該画像の少なくとも一部を不明瞭に表示しない場合に比して、画像の分類に誤りがあったときの、画像の情報流出を防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、ユーザは、決められた条件を満たしたときに、分類に用いた規則が定める要素以外の要素が表示される領域のうち、少なくとも一部の内容を確認することができる。
請求項3に係る発明によれば、通知先において通知を受ける者は、分類に用いた規則が定める要素以外の要素が表示される領域のうち、少なくとも一部に対して不明瞭にする処理を解除したことを知ることができる。
請求項4に係る発明によれば、ユーザは、分類に用いた規則が定める要素以外の要素が表示される領域のうち、少なくとも一部に対して不明瞭にする処理を解除する指示をすることで、その領域の内容を確認することができる。
請求項5に係る発明によれば、ユーザは、認証された場合に、不明瞭にする処理を解除する指示をすることができる。
請求項6に係る発明によれば、帳票の画像のうち、分類に用いた規則が定める要素に対して決められた関係にある領域は、ユーザに確認され難い。
請求項7に係る発明によれば、ユーザは、自分が担当する1の種類に分類された帳票が、他の種類に分類されているか否かを知ることができる。
請求項8に係る発明によれば、帳票の画像が複数の種類に分類され、そのうちの1の種類への画像の分類が承認された場合に、そのうちの他の種類へのその画像の分類は、取消される。
請求項9に係る発明によれば、帳票の画像の、1の種類への分類が承認されなかった場合に、その1の種類へのその画像の分類は、取消される。
請求項10に係る発明によれば、帳票の画像が複数の種類に分類され、そのうちのいずれの種類への画像の分類も承認されなかった場合に、その画像のそれら複数の種類への分類が取消され、通知先において通知を受ける者は、その画像の種類が不明であることを知ることができる。
情報処理システム9の全体構成の例を示す図。 情報処理装置1の構成の例を示す図。 種類DB121の例を示す図。 ユーザDB122の例を示す図。 規則DB123の例を示す図。 分類状態DB124の例を示す図。 端末2の構成の例を示す図。 画像読取装置4の構成の例を示す図。 情報処理装置1の機能的構成の例を示す図。 情報処理装置1による分類の動作の流れの例を示すフロー図。 情報処理装置1による表示の動作の流れの例を示すフロー図。 画像の分類先を説明するための図。 フォルダ内に記憶されたファイルの一覧の例を示す図。 情報処理装置1による受付の動作の流れの例を示すフロー図。 不明瞭画像G1の例を示す図。 ユーザに向けて表示されるダイアログボックスW2の例を示す図。 不明瞭画像G2及び原画像G0の例を示す図。 複数の種類に分類されているときの通知の動作の流れの例を示す図。
<実施形態>
<情報処理システムの構成>
図1は、情報処理システム9の全体構成の例を示す図である。図1に示す情報処理システム9は、帳票を読取って、その帳票に属性を付与するシステムである。情報処理システム9は、図1に示す通り、情報処理装置1、端末2、通信回線3、及び画像読取装置4を有する。
情報処理装置1は、帳票を示す画像に基づいてその帳票を種類ごとに分類する装置である。情報処理装置1は、例えばコンピュータである。
端末2は、情報処理システム9のユーザがそれぞれ操作する端末装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等である。
画像読取装置4は、例えば、帳票等の、用紙等の媒体上に情報が記述された文書を読取って、対応する画像を示す画像データを出力する装置である。
通信回線3は、情報処理装置1、端末2、及び画像読取装置4を通信可能に接続する回線である。通信回線3は、例えばLAN(Local Area Network)のほか、WAN(Wide Area Network)であってもよいし、インターネットであってもよいし、これらの組合せであってもよい。
なお、情報処理システム9における情報処理装置1、端末2、通信回線3、及び画像読取装置4の、それぞれの数は図1に示したものに限られない。例えば、情報処理装置1は、複数台の装置が機能を分担するクラスタシステムにより構成されてもよい。
<情報処理装置の構成>
図2は、情報処理装置1の構成の例を示す図である。図2に示す情報処理装置1は、プロセッサ11、メモリ12、及びインタフェース13を有する。つまり、この情報処理装置1は、メモリとプロセッサとを有する情報処理装置の例である。これらの構成は、例えばバスで、互いに通信可能に接続されている。
プロセッサ11は、メモリ12に記憶されているプログラムを読出して実行することにより情報処理装置1の各部を制御する。プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
インタフェース13は、有線又は無線により通信回線3を介して、情報処理装置1を端末2、及び画像読取装置4に通信可能に接続する通信回路である。
メモリ12は、プロセッサ11に読み込まれるオペレーティングシステム、各種のプログラム、データ等を記憶する記憶手段である。メモリ12は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を有する。なお、メモリ12は、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ等を有してもよい。また、メモリ12は、種類DB121、ユーザDB122、規則DB123、及び分類状態DB124を記憶する。
図3は、種類DB121の例を示す図である。種類DB121は、帳票の種類を記憶するデータベースである。図3に示す種類DB121は、帳票の種類に加えて、その種類ごとに分類された帳票の画像データを記憶する。図3に示す種類DB121は、種類IDリスト1211と、画像データ群1212と、を有する。
種類IDリスト1211は、帳票の種類ごとに、種類IDと、種類名と、分類先と、を対応付けて記憶する。種類IDは、帳票の種類を識別する識別情報である。種類名は、帳票の種類の名称である。分類先は、対応する種類の帳票を分類して記憶する「分類先」を識別するための文字列等の識別情報であって、例えば、ファイルシステムにおけるパスである。なお、分類先は、URI(Uniform Resource Identifier)であってもよい。
図3に示す画像データ群1212は、種類IDリスト1211に列挙されている分類先にそれぞれ1つずつ対応付けられたデータ群であり、帳票ID、画像データ、及び不明瞭レベルを対応付けて記憶する。
帳票IDは、画像読取装置4で読取られた、例えば1ページ等、決められた単位ごとの帳票に付与される識別情報である。
画像データは、対応する帳票IDで識別される帳票を、この画像データ群1212が紐付けられた分類先の下で表示させる際の画像を示す画像データである。この画像データは、帳票の画像を示す画像データに対して施された、不明瞭にする処理(以下、不明瞭化処理ともいう)が施されている場合には、その不明瞭化処理により生成された画像データである。不明瞭化処理が施されていない帳票の画像を「原画像」ともいい、不明瞭化処理が施された帳票の画像を「不明瞭画像」ともいう。
不明瞭レベルは、上述した不明瞭化処理によって帳票が不明瞭になった程度を示す情報である。
図4は、ユーザDB122の例を示す図である。ユーザDB122は、ユーザと、そのユーザが担当する帳票の種類とを対応付けて記憶するデータベースである。
図4に示すユーザDB122は、ユーザID、認証情報、及び担当情報を、対応付けて記憶する。
ユーザIDは、ユーザを識別する識別情報である。認証情報は、対応するユーザIDで識別されるユーザの認証に用いる情報であり、例えばそのユーザのみが知るパスワードである。
担当情報は、対応するユーザIDで識別されるユーザが担当する帳票の種類を示す情報である。図4に示す担当情報は、上述したユーザが担当する帳票の種類を示す種類IDである。帳票の種類を担当するとは、その種類の帳票の、少なくとも閲覧の権限を有し、その種類の帳票を用いて業務を行うことをいう。なお、一人のユーザは、複数の種類の帳票を担当してもよく、1つの帳票の種類は、複数のユーザに担当されてもよい。
図5は、規則DB123の例を示す図である。規則DB123は、帳票の分類に用いる規則を記憶するデータベースである。規則DB123は、共通の種類に分類される複数の帳票の画像に、それぞれ共通している要素を、その種類ごとに記憶する。この要素は、上述した規則に含まれる。図5に示す規則DB123は、種類ID、対象、要素、条件の欄をそれぞれ対応付けて記憶する。
図5に示す種類IDは、帳票の種類を識別する識別情報であり、種類DB121における種類IDと共通の情報である。
図5に示す対象は、対応する種類IDで識別される種類の帳票を分類するときに検査するその帳票の対象を示す情報である。例えば、「全文」とは、その種類の帳票の全体を示す画像に対して光学文字認識を施して得られた全ての文字列(以下、単に全文という)である。また、「レイアウト」とは、その種類の帳票に含まれる罫線や枠線、印影、文字列等、各要素の配置そのものである。
図5に示す要素は、対応する種類IDで識別される種類の帳票を分類するときに、上述した対象と比較する要素を示す情報である。また、図5に示す条件は、上述した対象と要素とを比較する際の条件を示す情報である。
例えば、図5に示す規則DB123において種類ID「T2」で識別される種類の帳票は、要素として「領収書」という文字列であって、サイズが「15pt以上」、配置が「上部」、合致率が「100%」、という条件を満たす文字列を、その全文の中から検索する。そして、この文字列がその帳票の全文から見つかった場合、その帳票は、種類ID「T2」で識別される種類に分類される。
なお、上述した要素は2以上の文字列のいずれか一方として定められてもよい。例えば、図5に示す規則DB123において種類ID「T1」で識別される種類の帳票は、要素として「発注 or 注文」と記載されている。この場合、情報処理装置1は、「発注」という文字列、又は「注文」という文字列のいずれかであって、対応する条件を満たす文字列を、帳票の全文から検索する。そして、このいずれかの文字列が帳票の全文から見つかった場合、その帳票は、種類ID「T1」で識別される種類に分類される。
また、対象が全文であるときに、比較される要素は文字列であるが、対象がレイアウトであるときに、要素は予め用意されたテンプレート、雛形の画像であってもよい。例えば、図5に示す規則DB123において種類ID「T5」で識別される種類の帳票は、そのレイアウトと、雛形Aで識別される雛形の画像と比較される。そして、罫線の太さや長さ、配置、本数等、各項目を総合した合致率が95%以上である場合、その帳票は、種類ID「T5」で識別される種類に分類される。
図6は、分類状態DB124の例を示す図である。分類状態DB124は、読取られた帳票ごとに、その帳票が分類されている状態を記憶するデータベースである。図6に示す分類状態DB124は、帳票ID、帳票名、帳票データ、及び分類状態の欄をそれぞれ対応付けて記憶する。
図6に示す帳票IDは、帳票に付与される識別情報であって、種類DB121における帳票IDと共通の情報である。帳票名は、対応する帳票IDで識別される帳票の名称を示す文字列である。
図6に示す帳票データは、対応する帳票IDで識別される帳票の読取り時の画像を示す画像データと、その画像データから抽出された全文と、の組である。
図6に示す分類状態は、対応する帳票IDで識別される帳票が分類されている状態を示す情報である。
例えば、図6に示す分類状態DB124において、帳票ID「D1」で識別される帳票の帳票名は「帳票#1」である。そして、この帳票は、種類ID「T1」で識別される種類に仮分類されている。
ここで「仮分類」とは、情報処理装置1が規則DB123を用いて帳票の画像を種類ごとに仮に分類することをいう。例えば、仮分類は、分類が確定する前の分類である。情報処理装置1は、全ての帳票の分類を確定させる際に、ユーザの承認を要求してもよい。また、情報処理装置1は、規則DB123を用いた分類の確からしさの程度(分類確信度ともいう)に応じて、その分類を確定するか、仮分類とするかを決めてもよい。分類確信度は、例えば、合致率が閾値を超えているか否か、分類される種類が1つに絞られているか、等によって規定される。
<端末の構成>
図7は、端末2の構成の例を示す図である。図7に示す端末2は、プロセッサ21、メモリ22、インタフェース23、操作部24、及び表示部25を有する。これらの構成は、例えばバスで、互いに通信可能に接続されている。
プロセッサ21は、メモリ22に記憶されているプログラムを読出して実行することにより端末2の各部を制御する。プロセッサ21は、例えばCPUである。
メモリ22は、プロセッサ21に読み込まれるオペレーティングシステム、各種のプログラム、データ等を記憶する記憶手段である。メモリ22は、RAMやROMを有する。なお、メモリ22は、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ等を有してもよい。
インタフェース23は、有線又は無線により通信回線3を介して、情報処理装置1、及び画像読取装置4と端末2とを通信可能に接続する通信回路である。
操作部24は、各種の指示をするための操作ボタン、キーボード、タッチパネル、マウス等の操作子を備えており、操作を受付けてその操作内容に応じた信号をプロセッサ21に送る。
表示部25は、液晶ディスプレイ等の表示画面を有しており、プロセッサ21の制御の下、画像を表示する。表示画面の上には、操作部24の透明のタッチパネルが重ねて配置されてもよい。
端末2は、情報処理装置1の制御の下、帳票の画像を表示する。したがって、端末2は、情報処理装置1の制御により帳票の画像を表示する表示装置の例である。
<画像読取装置の構成>
図8は、画像読取装置4の構成の例を示す図である。図8に示す画像読取装置4は、プロセッサ41、メモリ42、インタフェース43、操作部44、表示部45、及び画像読取部46を有する。これらの構成は、例えばバスで、互いに通信可能に接続されている。
プロセッサ41は、メモリ42に記憶されているプログラムを読出して実行することにより画像読取装置4の各部を制御する。プロセッサ41は、例えばCPUである。
メモリ42は、プロセッサ41に読み込まれるオペレーティングシステム、各種のプログラム、データ等を記憶する記憶手段である。メモリ42は、RAMやROMを有する。なお、メモリ42は、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ等を有してもよい。
インタフェース43は、有線又は無線により通信回線3を介して、情報処理装置1、及び端末2と画像読取装置4とを通信可能に接続する通信回路である。
操作部44は、各種の指示をするための操作ボタン、タッチパネル等の操作子を備えており、操作を受付けてその操作内容に応じた信号をプロセッサ41に送る。
表示部45は、液晶ディスプレイ等の表示画面を有しており、プロセッサ41の制御の下、画像を表示する。表示画面の上には、操作部44の透明のタッチパネルが重ねて配置されてもよい。
画像読取部46は、プラテンガラス、媒体に光を照射する照射装置、反射光を集光する光学系、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサや、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の撮像素子等を備える。画像読取部16は、プロセッサ41の制御の下、プラテンガラスに載せられた帳票に形成された画像を読取り、読取った画像を示す画像データを生成してプロセッサ41に供給する。帳票は、用紙等の媒体の上に文字等を形成して情報を伝える物である。画像読取部46は、帳票を1ページずつ搬送する自動給紙装置(ADF:Automatic document feeder)を有してもよい。
<情報処理装置の機能的構成>
図9は、情報処理装置1の機能的構成の例を示す図である。情報処理装置1のプロセッサ11は、メモリ12に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部111、認識部112、分類部113、処理部114、受付部115、認証部116、通知部117、及び表示制御部118として機能する。
取得部111は、画像読取装置4が読取った帳票の画像を示す画像データと、ユーザが指定したその帳票の名前、すなわち帳票名と、を取得する。
認識部112は、取得部111が取得した画像データに対して光学文字認識処理を行い、帳票に記述された文字を認識し、上述した全文を生成する。
分類部113は、規則DB123を用いて、取得した画像を分類する。この規則DB123は、上述した通り、共通の種類に分類される複数の帳票の画像にそれぞれ共通している要素が含まれた規則を、その種類ごとに記憶する。
つまり、この分類部113として機能するプロセッサ11は、画像が示す帳票の種類ごとに共通しているその画像の要素を定めた規則を用いて、取得した画像を分類するプロセッサの例である。
なお、図9に示す分類部113は、帳票の画像に、複数の分類先の候補がある場合、その画像を、それら候補のそれぞれに分類する。つまり、この分類部113として機能するプロセッサ11は、取得した帳票の画像の分類先の候補が複数ある場合、その画像を、それら複数の種類のそれぞれに分類するプロセッサの例である。
図9に示す分類部113は、帳票を分類するたびに、それら帳票が分類された状態の情報を、分類状態DB124に記憶する。
処理部114は、分類状態DB124を参照して、分類部113によって分類された画像を構成する領域のうち、その分類に用いた規則が定める要素以外の少なくとも1の要素が表示される領域に対して不明瞭化処理をする。
つまり、この処理部114として機能するプロセッサ11は、分類された帳票の画像のうち、分類に用いた規則が定める要素を除く、少なくとも1の要素が表示される領域に対し不明瞭にする処理をするプロセッサの例である。
図9に示す処理部114は、分類状態DB124において、いずれかの種類に仮分類されたことが示されている帳票の画像データを読出して、その種類に分類する際に用いた、規則DB123に記憶されている要素を除く、少なくとも1の要素が表示される領域を特定する。
そして、処理部114は、特定したその領域に対して、その領域に記載されている内容を不明瞭にする不明瞭化処理をする。この不明瞭化処理は、例えば、ガウシアンぼかしと呼ばれる処理でもよい。また、この不明瞭化処理は、上述した領域内の画像と、決められたマスクパターンとの論理和や排他的論理和等を演算して、その演算結果によりその領域を上書きする処理でもよい。この場合、決められたマスクパターンは、例えば、網掛けであってもよいし、塗りつぶしであってもよい。また、この不明瞭化処理は、決められたサイズの画素群ごとに画素値を平均化する平均化フィルタであってもよい。
処理部114は、不明瞭化処理によって生成された画像データを種類DB121の画像データ群1212に記憶して、対応する不明瞭レベルを設定する。
受付部115は、端末2を経由してユーザを識別するユーザIDとそのユーザの認証情報との組を受付ける。認証部116は、受付けたユーザIDと認証情報との組を、ユーザDB122の記憶内容と照合して、そのユーザIDで識別されるユーザの認証を試みる。認証部116は、ユーザの認証が成功した場合、その旨を処理部114に伝える。
また、受付部115は、帳票の画像の分類に関するユーザの指示を端末2から受付ける。例えば、受付部115は、帳票の画像がいずれかの種類に分類されているとき、その種類を担当するユーザから、その帳票の画像がその種類に分類されていることを承認するか否かについての指示を受付ける。
帳票の画像が或る種類に分類されているときに、その種類を担当するユーザは、その帳票の不明瞭画像を見て、その分類が正しいか否かを判断し、端末2を介して情報処理装置1に対し、その分類を承認するか否かの指示をする。
分類部113は、受付部115がユーザから帳票の画像の分類を承認する旨の指示を受付けた場合、分類状態DB124を更新して、その分類を確定させる。
一方、受付部115がユーザから帳票の画像の分類を承認しない旨の指示を受付けた場合、分類部113は、分類状態DB124を更新して、その分類を取消す。つまり、この分類部113として機能するプロセッサ11は、1の種類への帳票の画像の分類を承認しない旨の指示を受付けた場合、その1の種類へのその画像の分類を取消すプロセッサの例である。分類部113が分類状態DB124を更新して上述した分類を取消すと、処理部114は、この更新の内容に応じて、種類DB121を更新する。その結果、取消された分類に係る分類先で、上述した帳票が確認されなくなる。
なお、帳票の画像が複数の種類に分類されているとき、受付部115は、それら複数の種類ごとに帳票の画像の分類を承認するか否かの指示をユーザから受付ける。ここで、受付部115がそれら複数の種類のうち、いずれか1の種類へのその画像の分類を承認する旨の指示を受付けた場合、分類部113は、その「1の種類」へのその画像の分類を確定し、他の種類へのその画像の分類を取消す。
つまり、この受付部115、及び分類部113として機能するプロセッサ11は、帳票の画像が複数の種類に分類されているとき、それら複数の種類ごとにその画像の分類を承認するか否かの指示をユーザから受付け、それら複数の種類のうち、いずれか1の種類へのその画像の分類を承認する旨の指示を受付けた場合、他の種類へのその画像の分類を取消すプロセッサの例である。
また、例えば、受付部115は、上述した領域に対する不明瞭化処理の少なくとも一部を解除する指示を受付ける。
受付部115は、この解除する指示を、認証されたユーザのみから受付け、認証されていないユーザから受付けないようにしてもよい。この受付部115として機能するプロセッサ11は、ユーザが認証された場合に、領域を不明瞭にする処理の解除の指示を受付けるプロセッサの例である。また、受付部115は、上述した不明瞭化処理を解除する指示をユーザから受付けるか否かについて、帳票ごとに決めてもよい。この場合、受付部115は、例えば、個々の帳票の仮分類の状態に応じて、ユーザの認証の要否を決めてもよい。受付部115は、帳票が秘匿性の高い種類に分類されている場合に、ユーザの認証を求めてもよい。
受付部115が上述した領域に対する不明瞭化処理の少なくとも一部を解除する指示を受付けた場合、処理部114は、その指示に従って、不明瞭化処理を解除すればよい。この受付部115、及びこの処理部114として機能するプロセッサ11は、分類された帳票の画像のうち、分類に用いた規則が定める要素を除く、少なくとも1の要素が表示される領域に対して行われた、その領域に記載されている要素を不明瞭にする処理の解除の指示をユーザから受付け、この指示をユーザから受付けたときに、この処理の解除をするプロセッサの例である。
通知部117は、分類部113による分類や処理部114による処理に応じて、決められた通知先又はユーザに各種の通知をする。
通知部117は、処理部114がユーザの指示に従って不明瞭化処理を解除した場合、その旨を決められた通知先に通知してもよい。これにより、例えば、情報処理システム9の管理者等は、情報処理装置1から送信されるメール等によって不明瞭化処理が解除されたことを知る。つまり、この通知部117として機能するプロセッサ11は、領域を不明瞭にする処理の解除をした場合、その処理の解除を行った旨を、決められた通知先に通知するプロセッサの例である。
なお、通知部117は、画像の一部の領域に対する不明瞭化処理を解除した場合に、通知を行わず、画像の全領域に対する不明瞭化処理を解除した場合に、通知を行ってもよいし、逆でもよい。
また、通知部117は、帳票の画像が複数の種類に分類されているとき、帳票の画像が1の種類に分類されている場合と異なる態様で、その画像の分類に関する情報をユーザに通知してもよい。帳票の画像が複数の種類に分類されている場合に、この通知部117は、例えば、それら複数の種類のうちの1つの種類の担当者として、その帳票の画像を確認するユーザに対して、その帳票の画像が他の種類にも分類されていることを端末2に表示させること等により通知する。
この場合、この通知部117として機能するプロセッサ11は、画像が複数の種類に分類されているとき、その画像が1の種類に分類されている場合と異なる態様で、その画像の分類に関する情報をユーザに通知するプロセッサの例である。
また、例えば、通知部117は、帳票の画像が複数の種類に分類され、それら複数の種類へのその画像の分類がいずれもユーザに承認されなかったとき、その画像の種類が不明であることを情報処理システム9の管理者等、決められた通知先に通知してもよい。そして、このとき、分類部113は、上述した帳票の画像の、上述した複数の種類への分類を全て取消せばよい。
この場合、この通知部117、及びこの分類部113として機能するプロセッサ11は、複数の種類への帳票の画像の分類をいずれも承認しない旨の指示を受付けた場合、それら複数の種類のそれぞれへのその画像の分類を取消して、その画像の種類が不明であることを決められた通知先に通知するプロセッサの例である。
表示制御部118は、処理部114による処理に応じて端末2に画像を表示させる。例えば、表示制御部118は、処理部114によって生成された不明瞭画像を表示装置である端末2に表示させる。ユーザは、不明瞭画像を見て、その不明瞭画像が示す帳票が自身の担当する種類に分類されたことの是非を判断する。不明瞭画像は、分類に用いられた要素を除く領域が不明瞭にされているため、ユーザは、その領域に記載された内容を把握しない。また、不明瞭画像は、分類に用いられた要素を不明瞭にしないから、ユーザは、その要素を確認することができる。
<情報処理装置の動作>
<分類の動作>
図10は、情報処理装置1による分類の動作の流れの例を示すフロー図である。情報処理装置1のプロセッサ11は、通信回線3、及びインタフェース13を介して画像読取装置4を監視し、画像読取装置4による新規の帳票の読取りがあるか否か判断する(ステップS101)。新規の帳票の読取りがない、と判断する間(ステップS101;NO)、プロセッサ11は、この判断を続ける。
新規の帳票の読取りがある、と判断すると(ステップS101;YES)、プロセッサ11は、画像読取装置4から読取られた帳票を示す帳票名と、その帳票の画像を示す画像データを取得する(ステップS102)。
プロセッサ11は、取得した帳票名と画像データとの組に帳票IDを付与する(ステップS103)。また、プロセッサ11は、取得した画像データに対して光学文字認識を行い、帳票に記載された文字列、すなわち、上述した全文を生成する(ステップS104)。プロセッサ11は、付与した帳票ID、取得した帳票名、画像データ、生成した全文をそれぞれ対応付けて分類状態DB124に記憶する。
次に、プロセッサ11は、規則DB123を参照して、各規則を使用して上述した帳票の画像を分類する。プロセッサ11は、まず、規則DB123の中に未使用の規則があるか否かを判断する(ステップS105)。
未使用の規則がある、と判断する場合(ステップS105;YES)、プロセッサ11は、この未使用の規則で上述した帳票の画像を判定する(ステップS106)。
プロセッサ11は、ステップS106の判定の結果、帳票の画像が上述した規則に定める条件を満たすか否かを判断する(ステップS107)。帳票の画像が条件を満たさない、と判断する場合(ステップS107;NO)、プロセッサ11は、処理をステップS105に戻す。
一方、帳票の画像が条件を満たす、と判断する場合(ステップS107;YES)、プロセッサ11は、その画像を、その条件と対応付けられている種類に仮分類してから(ステップS108)、処理をステップS105に戻す。
なお、ステップS108において、プロセッサ11は、ステップS107において判断された帳票の画像が条件を満たしている程度に応じて、この画像を、上述した種類に分類してもよい。例えば、帳票の画像が、上述した規則によって対応する種類に分類される確からしさが決められた閾値を超えている場合、プロセッサ11は、この画像をこの種類に仮分類するのではなく、分類を確定してもよい。この場合、プロセッサ11は、ユーザに上述した分類についての承認を求める必要はなく、ユーザは、不明瞭化処理がされていない帳票の原画像を閲覧する。
図10に示すステップS105において、未使用の規則がない、と判断する場合(ステップS105;NO)、プロセッサ11は、ステップS105からステップS108の処理によって、上述した帳票の画像が1以上の分類先に分類されたか否かを判断する(ステップS109)。
帳票の画像が1以上の分類先に分類されなかった、つまり、どこにも分類されなかった、と判断する場合(ステップS109;NO)、プロセッサ11は、上述した帳票の画像を不明文書に分類し(ステップS110)、電子メールやショートメッセージサービス等によってその旨を管理者へ通知する(ステップS111)。
一方、帳票の画像が1以上の分類先に分類された、と判断する場合(ステップS109;YES)、プロセッサ11は、ステップS110、及びステップS111の処理を行わずに処理を終了する。
以上の動作により、画像読取装置4で読取られた帳票の画像は、その帳票の種類が不明である場合に、不明文書に分類され、1以上の種類の候補がある場合には、その1以上の種類に分類される。
<表示の動作>
図11は、情報処理装置1による表示の動作の流れの例を示すフロー図である。情報処理装置1のプロセッサ11は、ユーザが端末2に入力した、ユーザ自身を識別するユーザID、及び認証情報を取得したか否かを判断する(ステップS201)。プロセッサ11は、ユーザID、及び認証情報を取得していない、と判断する間(ステップS201;NO)、この判断を続ける。
ユーザID、及び認証情報を取得した、と判断すると(ステップS201;YES)、プロセッサ11は、取得したユーザIDと認証情報との組を、ユーザDB122の記憶内容と照合して、このユーザIDで識別されるユーザの認証を試みる(ステップS202)。プロセッサ11は、ユーザの認証が成功したか否かを判断する(ステップS203)。
ユーザの認証が成功していない、と判断する場合(ステップS203;NO)、プロセッサ11は、処理をステップS201に戻す。
ユーザの認証が成功した、と判断する場合(ステップS203;YES)、プロセッサ11は、ユーザによるフォルダ、及びファイルの指定を端末2から受付ける(ステップS204)。
図12は、画像の分類先を説明するための図である。図10に示す動作によって、画像読取装置4で読取られた画像(読取画像ともいう)は、それぞれ帳票の種類に対応するフォルダ、又は不明文書を示すフォルダ内に記憶される。認証されたユーザは、自身が担当する種類のフォルダを指定すると、情報処理装置1のプロセッサ11は、ファイルマネージャとして機能して、指定されたフォルダ内に記憶されている帳票の画像の一覧を端末2に表示させる。
図13は、フォルダ内に記憶されたファイルの一覧の例を示す図である。例えば、図4に示すユーザDB122は、ユーザID「U1」のユーザは、種類ID「T1」の種類を担当していることを示している。図3に示す種類DB121は、種類ID「T1」に対応する帳票の種類名が「発注書」であり、分類先が「/発注書」であることを示している。
ユーザID「U1」のユーザは、認証情報「PW1」とともに自身のユーザID「U1」を入力して認証を受ける。そして、このユーザは、分類先のフォルダを示す識別情報として、分類先「/発注書」を指定すると、情報処理装置1は、端末2に図13に示すウインドウW1を表示させる。
図13に示すウインドウW1は、分類先「/発注書」の内に記憶されているファイルをそれぞれ示すアイコンを表示する。図13に示す通り、帳票名「帳票#1」で呼ばれる帳票のファイルは、帳票名「帳票#3」や帳票名「帳票#5」で呼ばれる帳票のファイルと異なり、そのアイコンにマークKが重ねられている。このマークKは、分類確信度が低いためにユーザの承認が必要であることを示す印である。つまり、このマークKが付されたアイコンで示されるファイルは、仮分類された帳票の画像を示すファイルであることを意味する。
図11に示す通り、プロセッサ11は、ユーザが指定したファイルが仮分類された帳票の画像を示すファイルであるか否かを判断する(ステップS205)。
ユーザが指定したファイルが仮分類された帳票の画像を示すファイルではない、と判断する場合(ステップS205;NO)、このファイルの分類は確定しているので、プロセッサ11は、この帳票を示す原画像を表示して(ステップS206)、処理をステップS208に進める。
ユーザが指定したファイルが仮分類された帳票の画像を示すファイルである、と判断する場合(ステップS205;YES)、プロセッサ11は、この帳票を示す不明瞭画像を表示する(ステップS207)。
なお、情報処理装置1のプロセッサ11は、初めてステップS207を実行するときに、帳票の原画像に対して不明瞭化処理を施して、不明瞭画像を生成してもよい。この場合、生成された不明瞭画像は、その不明瞭レベルと対応付けて種類DB121の画像データ群1212に記憶されてもよい。
プロセッサ11は、種類DB121の画像データ群1212に既に不明瞭画像が記憶されている場合に、不明瞭化処理を行わずに、その不明瞭画像を読出して端末2に表示させてもよい。また、プロセッサ11は、ステップS108において、帳票の原画像に対して不明瞭化処理を施して、不明瞭画像を生成し、これを種類DB121の画像データ群1212に記憶してもよい。
帳票を示す不明瞭画像を表示した後、プロセッサ11は、ステップS300に処理を進めて、ユーザから指示を受付ける処理(指示受付処理という)を行う(ステップS300)。
そして、プロセッサ11は、指定されたフォルダ、ファイルについての処理を終了する条件(終了条件ともいう)を満たしたか否かを判断する(ステップS208)。なお、終了条件は、例えば、ユーザによる終了の指示が行われている、といった条件である。
終了条件を満たしていない、と判断する場合(ステップS208;NO)、プロセッサ11は、処理をステップS204に戻す。終了条件を満たしていない、と判断する場合(ステップS208;YES)、プロセッサ11は、処理を終了する。
<受付の動作>
図14は、情報処理装置1による受付の動作の流れの例を示すフロー図である。上述した図11のステップS207により、端末2の表示部25には、不明瞭画像が表示されている。
図15は、不明瞭画像G1の例を示す図である。図15に示す不明瞭画像G1は、種類名「発注書」で呼ばれる帳票の種類に分類されている。図3に示す種類DB121によると、この帳票の種類を識別する種類IDは「T1」である。そして、図5に示す規則DB123に示す通り、種類ID「T1」には、要素「発注 or 注文」が対応付けられている。
したがって、情報処理装置1のプロセッサ11は、帳票の原画像に対して光学文字認識をすることにより生成された全文の中に、サイズや配置、合致率等の条件を満たす「発注」又は「注文」の文字列を検索する。そしてプロセッサ11は、これらの文字列が見つかった場合に、この帳票の画像を、種類ID「T1」で識別される種類に仮分類する。
例えば、プロセッサ11は、帳票ID「D1」で識別される帳票の画像を、種類ID「T1」で識別される種類に仮分類する場合、分類状態DB124において、帳票ID「D1」に対応する分類状態の欄のうち仮分類の欄に種類ID「T1」を記入する。そして、プロセッサ11は、分類状態DB124において、帳票ID「D1」に対応付けられている帳票データの画像の欄に記憶されている原画像を示す画像データに対し、不明瞭化処理を行い、生成した不明瞭画像を種類DB121に記憶する。
図15に示す不明瞭画像G1は、分類に用いた要素「発注 or 注文」を除く、少なくとも1の要素が表示される領域に対し不明瞭にする処理をして得られた画像である。したがって、「発注」の文字列を含む「発注書」と表示された領域R1は、不明瞭化処理の対象とならず、それ以外の領域R2は、不明瞭化処理の対象となっている。
したがって、種類名「発注書」で呼ばれる種類を担当するユーザは、この種類の帳票に共通している要素である「発注」の文字を確認して、この分類が正しいか否かを判断する。また、このユーザは、この種類の帳票に共通している要素ではない要素が表示される領域R2を不明瞭化した不明瞭画像G1を確認するので、仮分類の段階で領域R2に含まれる秘匿事項を見ることがない。そのため、仮分類が誤っていたとしても、ユーザは、担当外の種類に分類されるはずの帳票の詳細な内容を見ることなく、仮分類の是非を判断することができる。
情報処理装置1のプロセッサ11は、図14に示す通り、ユーザから仮分類の是非に関する指示を受付ける(ステップS301)。このとき、プロセッサ11は、図15に示した不明瞭画像G1に加えて、例えば、ユーザの指示を受付けるダイアログボックス等を表示する。
図16は、ユーザに向けて表示されるダイアログボックスW2の例を示す図である。図16に示すダイアログボックスW2は、『この帳票は「発注書」という名の種類に分類されています。よろしいですか?』というメッセージMとともに、ボタンB1、B2、B3が表示されている。
図16に示すボタンB1は、「はい」という文字列が表示されたボタンである。このボタンB1がユーザに押下されると、端末2は、上述した分類を承認する旨の指示を情報処理装置1に伝える。
図16に示すボタンB2は、「いいえ」という文字列が表示されたボタンである。このボタンB2がユーザに押下されると、端末2は、上述した分類を承認しない旨の指示を情報処理装置1に伝える。
図16に示すボタンB3は、「一部解除」という文字列が表示されたボタンである。このボタンB3がユーザに押下されると、端末2は、不明瞭化処理が施された領域R2の少なくとも一部に対して、この不明瞭化処理を解除する指示(一部解除指示ともいう)を情報処理装置1に伝える。
情報処理装置1のプロセッサ11は、図14に示すステップS301において受付けた指示が、上述した一部解除指示であるか否かを判断する(ステップS302)。受付けた指示が一部解除指示である、と判断する場合(ステップS302;YES)、プロセッサ11は、不明瞭化処理が施された領域の少なくとも一部に対する、不明瞭化処理を解除し(ステップS303)、処理をステップS301に戻す。
図17は、不明瞭画像G2及び原画像G0の例を示す図である。上述した一部解除を行うことにより、図15に示す不明瞭画像G1は、図17(a)に示す不明瞭画像G2に変化する。この不明瞭画像G2は、不明瞭化されていない領域R11が、図15に示す領域R1よりも拡大し、不明瞭化されている領域R12が、図15に示す領域R2よりも縮小している。そのため、不明瞭画像G1ではユーザが確認できなかった領域R10が、領域R11に含まれて、明瞭になる。ユーザは、例えば、この領域R10の内容を加味して、この仮分類が正しいか否かを判断することができる。
受付けた指示が一部解除指示ではない、と判断する場合(ステップS302;NO)、プロセッサ11は、その指示が仮分類を承認する旨の指示であるか否かを判断する(ステップS304)。
受付けた指示が仮分類を承認する旨の指示である、と判断する場合(ステップS304;YES)、プロセッサ11は、この仮分類を分類として確定し(ステップS305)、帳票の原画像を表示する(ステップS306)。これにより、ユーザは、例えば、図17(b)に示す原画像G0を閲覧することができるようになる。
そして、プロセッサ11は、この帳票が、ユーザが指定したフォルダ以外のフォルダ、すなわち他の分類先にも仮分類されているか否かを判断する(ステップS307)。
帳票が他の分類先に仮分類されていない、と判断する場合(ステップS307;NO)、プロセッサ11は、処理を終了する。
帳票が他の分類先にも仮分類されている、と判断する場合(ステップS307;YES)、プロセッサ11は、他の分類先への仮分類を取消して(ステップS308)、処理を終了する。
一方、ステップS304において、受付けた指示が仮分類を承認する旨の指示ではない、と判断する場合(ステップS304;NO)、プロセッサ11は、表示している画面を消去するように端末2に指示するとともに、ユーザが指定したフォルダに対応する種類への、上述した帳票の仮分類を取消す(ステップS309)。これにより、例えば、図13に示したウインドウW1において、仮分類が取消された帳票を示すアイコンは、マークKとともに削除され、ユーザから見えなくなる。
そして、プロセッサ11は、確定した分類、及び仮分類を含む、上述した帳票についての分類の全てが取消されたか否かを判断する(ステップS310)。
分類の全てが取消された、と判断する場合(ステップS310;YES)、プロセッサ11は、上述した帳票の画像を不明文書に分類し(ステップS311)、その旨を情報処理システム9の管理者へ通知する(ステップS312)。
分類の全てが取消されたわけではない、つまり、いずれかの分類が取消されずに残っている、と判断する場合(ステップS310;NO)、プロセッサ11は、処理を終了する。
以上の動作をすることにより情報処理システム9において、情報処理装置1は、仮分類された分類先において帳票の画像の少なくとも一部を不明瞭にする。これにより、情報処理装置1は、帳票の画像の分類に誤りがあったときに、画像の情報流出を防止することができる。
<変形例>
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例は、互いに組合されてもよい。
<1>
上述した実施形態において、情報処理装置1は、CPUで構成されるプロセッサ11を有していたが、情報処理装置1を制御する制御手段は他の構成であってもよい。例えば、情報処理装置1は、CPU以外にも各種のプロセッサ等を有してもよい。
ここでプロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えば上述したCPU等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
<2>
上述した実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。
また、プロセッサの各動作の順序は、上述した実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更されてもよい。
<3>
上述した実施形態において、情報処理装置1は、端末2の機能を有してもよい。この場合、情報処理装置1は、端末2における操作部24、及び表示部25に相当する構成を有してもよい。また、画像読取装置4は、端末2の機能を有してもよい。
<4>
上述した実施形態において、プロセッサ11は、帳票の画像が複数の種類に仮分類されているときに、そのうちのいずれかの種類を担当するユーザにそのことを知らせていなかったが、知らせてもよい。
図18は、複数の種類に分類されているときの通知の動作の流れの例を示す図である。プロセッサ11は、ステップS301に先立って、ユーザが確認しようとしている帳票の画像が他の分類先にも仮分類されているか否かを判断する(ステップS401)。
帳票の画像が他の分類先にも仮分類されている、と判断する場合(ステップS401;YES)、プロセッサ11は、ユーザに、他の分類先があることを通知して(ステップS402)、処理をステップS301に進める。
例えば、種類名「発注書」で呼ばれる種類を担当するユーザに対して、帳票の画像が、この種類の他にも仮分類されている場合、情報処理装置1は、端末2に指示してユーザに対して「この帳票は他の種類にも分類されています」というメッセージを表示させてもよい。これにより、ユーザは、確認している帳票が自分の担当外の種類に分類されるべきものである可能性を知ることができる。
帳票の画像が他の分類先にも仮分類されていない、と判断する場合(ステップS401;NO)、プロセッサ11は、ステップS402を行わずに、処理をステップS301に進める。
<5>
上述した実施形態において、プロセッサ11は、ユーザから不明瞭化処理の少なくとも一部を解除する指示を受付けた場合に、その指示に従って、不明瞭化処理を解除していたが、他の条件を満たしたときに、その条件の内容に応じて、不明瞭化処理を解除してもよい。例えば、不明瞭画像が表示されてから決められた時間が経過したときに、プロセッサ11は、その不明瞭画像において不明瞭にされた領域の少なくとも一部が明瞭に戻るように、不明瞭化処理を解除してもよい。
すなわち、このプロセッサ11は、決められた条件を満たしたときに、その条件の内容に応じて、領域の少なくとも一部に対する、不明瞭にする処理の解除をするプロセッサの例である。
<6>
上述した実施形態において、プロセッサ11は、不明瞭画像のうち、不明瞭化されていない領域を拡大することで、不明瞭化処理の一部解除を行っていたが、不明瞭化されていない領域と連続していない領域に対して、不明瞭化処理の一部解除を行ってもよい。
例えば、プロセッサ11は、分類の用いた要素が文字列である場合に、その文字列と共通のサイズの文字列が表示されている領域に対して、不明瞭化処理の一部解除を行ってもよい。
<7>
上述した実施形態において、プロセッサ11は、分類に用いた規則が定める要素を除く、少なくとも1の要素が表示される領域に対して不明瞭化処理を施していたが、この分類に用いた規則が定める要素と決められた関係にある領域に対して、不明瞭化処理を施してもよい。
例えば、プロセッサ11は、分類に用いた要素がレイアウトである場合に、文字のみが表示された領域に対して不明瞭化処理を施してもよい。
すなわち、このプロセッサ11は、分類された帳票の画像のうち、分類に用いた規則が定める要素に対して決められた関係にある領域を不明瞭にする処理をするプロセッサの例である。
<8>
上述した実施形態において、情報処理装置1のプロセッサ11によって実行されるプログラムは、プロセッサを有するコンピュータに、画像が示す帳票の種類ごとに共通している該画像の要素を定めた規則を用いて、取得した画像を分類するステップと、分類された前記画像のうち、分類に用いた規則が定める要素を除く、少なくとも1の要素が表示される領域を不明瞭にする処理をして、該画像を表示装置に表示させるステップと、を実行させるプログラムの例である。
このプログラムは、磁気テープ及び磁気ディスク等の磁気記録媒体、光ディスク等の光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリ等の、コンピュータ装置が読取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムは、インターネット等の通信回線経由でダウンロードされてもよい。
1…情報処理装置、11…プロセッサ、111…取得部、112…認識部、113…分類部、114…処理部、115…受付部、116…認証部、117…通知部、118…表示制御部、12…メモリ、121…種類DB、1211…種類IDリスト、1212…画像データ群、122…ユーザDB、123…規則DB、124…分類状態DB、13…インタフェース、16…画像読取部、2…端末、21…プロセッサ、22…メモリ、23…インタフェース、24…操作部、25…表示部、3…通信回線、4…画像読取装置、41…プロセッサ、42…メモリ、43…インタフェース、44…操作部、45…表示部、46…画像読取部、5…帳票、9…情報処理システム、B1…ボタン、B2…ボタン、B3…ボタン、G0…原画像、G1…不明瞭画像、G2…不明瞭画像、R1…領域、R10…領域、R11…領域、R12…領域、R2…領域

Claims (11)

  1. プロセッサを有し、前記プロセッサは、
    画像が示す帳票の種類ごとに共通している該画像の要素を定めた規則を用いて、取得した画像を分類し、
    分類された前記画像のうち、分類に用いた規則が定める要素を除く、少なくとも1の要素が表示される領域に対し不明瞭にする処理をして、該画像を表示装置に表示させる
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    決められた条件を満たしたときに、該条件の内容に応じて、前記領域の少なくとも一部に対する前記処理の解除をする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記処理の解除をした場合、前記処理の解除を行った旨を、決められた通知先に通知する
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記領域に対する前記処理の解除の指示をユーザから受付け、
    前記処理の解除の指示を前記ユーザから受付けたときに、該処理の解除をする
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記ユーザが認証された場合に、前記処理の解除の指示を受付ける
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    分類された前記画像のうち、分類に用いた規則が定める要素に対して決められた関係にある領域を不明瞭にする、前記処理をして、該画像を表示させる
    請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    取得した前記画像の分類先の候補が複数ある場合、該画像を、前記複数の種類のそれぞれに分類し、
    前記画像が複数の種類に分類されているとき、該画像が1の種類に分類されている場合と異なる態様で、該画像の分類に関する情報をユーザに通知する
    請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    前記画像が複数の種類に分類されているとき、該複数の種類ごとに該画像の分類を承認するか否かの指示をユーザから受付け、
    前記複数の種類のうち、いずれか1の種類への該画像の分類を承認する旨の指示を受付けた場合、他の種類への該画像の分類を取消す
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    1の種類への前記画像の分類を承認しない旨の指示を受付けた場合、該1の種類への該画像の分類を取消す
    請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記プロセッサは、
    前記複数の種類への前記画像の分類をいずれも承認しない旨の指示を受付けた場合、該複数の種類のそれぞれへの該画像の分類を取消して、該画像の種類が不明であることを決められた通知先に通知する
    請求項8に記載の情報処理装置。
  11. プロセッサを有するコンピュータに、
    画像が示す帳票の種類ごとに共通している該画像の要素を定めた規則を用いて、取得した画像を分類するステップと、
    分類された前記画像のうち、分類に用いた規則が定める要素を除く、少なくとも1の要素が表示される領域を不明瞭にする処理をして、該画像を表示装置に表示させるステップと、
    を実行させるプログラム。
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