JP2022147338A - 蓋体及び蓋付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】開閉操作を行わずに、保温しながら容器本体内の飲料を飲むことを可能とした蓋体を提供する。【解決手段】上部が開口した容器本体2の上部開口部2cから容器本体2の内側へと嵌め込まれる蓋体1であって、容器本体2の内側に対応した形状の蓋本体6と、蓋本体6の周囲から下方に向かって延在する脚部7とを有し、容器本体2の内側に嵌め込まれた状態において、容器本体2内の飲料L中に浮いたまま蓋本体6が液面を覆うと共に、容器本体2を傾けたときに、容器本体2の内面に脚部7が当接しながら、容器本体2内で蓋本体6が傾くことを防止する。【選択図】図1
Description
本発明は、蓋体及び蓋付き容器に関する。
従来より、上部が開口した容器本体の上部開口部を閉塞する蓋体を備えた蓋付き容器がある(例えば、下記特許文献1を参照)。
具体的に、下記特許文献1には、容器本体の上部開口部を閉塞すると共に、前側上部に通液口が設けられたキャップ本体と、キャップ本体の前後方向にスライド自在に取り付けられた状態で、通液口を開閉する蓋体とを備えた飲料用容器の蓋体構造が開示されている。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の蓋付き容器では、容器本体内の飲料を飲む時以外は蓋体を閉じることによって保温効果が得られる反面、飲料を飲む際に蓋体をスライド操作(開閉操作)する必要があり、煩わしさを感じることがあった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、開閉操作を行わずに、保温しながら容器本体内の飲料を飲むことを可能とした蓋体、並びに、そのような蓋体を備えることによって、使い勝手の更なる向上を可能とした蓋付き容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 上部が開口した容器本体の上部開口部から前記容器本体の内側へと嵌め込まれる蓋体であって、
前記容器本体の内側に対応した形状の蓋本体と、
前記蓋本体の周囲から下方に向かって延在する脚部とを有し、
前記容器本体の内側に嵌め込まれた状態において、前記容器本体内の飲料中に浮いたまま前記蓋本体が液面を覆うと共に、
前記容器本体を傾けたときに、前記容器本体の内面に前記脚部が当接しながら、前記容器本体内で前記蓋本体が傾くことを防止することを特徴とする蓋体。
〔2〕 前記容器本体を傾けたときに、前記容器本体の内面と前記蓋本体との間に形成される隙間を通して前記容器本体内の飲料が前記上部開口部側へと流出されることを特徴とする前記〔1〕に記載の蓋体。
〔3〕 前記蓋本体の周囲の一部を切り欠く切欠部を有し、
前記容器本体を傾けたときに、前記容器本体の内面と前記切欠部との間に形成される通液口を通して前記容器本体内の飲料が前記上部開口部側へと流出されることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の蓋体。
〔4〕 前記脚部は、前記蓋本体の周囲に複数並んで設けられていることを特徴とする前記〔1〕~〔3〕の何れか一項に記載の蓋体。
〔5〕 前記脚部は、前記容器本体の内面に沿った形状を有することを特徴とする前記〔1〕~〔4〕の何れか一項に記載の蓋体。
〔6〕 前記蓋本体の内部に断熱層が設けられていることを特徴とする前記〔1〕~〔5〕の何れか一項に記載の蓋体。
〔7〕 前記断熱層は、空気又は発泡断熱材であることを特徴とする前記〔6〕に記載の蓋体。
〔8〕 前記蓋本体の上面から突出された把持部を有することを特徴とする前記〔1〕~〔7〕の何れか一項に記載の蓋体。
〔9〕 上部が開口した容器本体と、前記上部開口部から前記容器本体の内側へと嵌め込まれる蓋体とを備える蓋付き容器であって、
前記〔1〕~〔8〕の何れか一項に記載の蓋体を備えることを特徴とする蓋付き容器。
〔10〕 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする前記〔9〕に記載の蓋付き容器。
〔1〕 上部が開口した容器本体の上部開口部から前記容器本体の内側へと嵌め込まれる蓋体であって、
前記容器本体の内側に対応した形状の蓋本体と、
前記蓋本体の周囲から下方に向かって延在する脚部とを有し、
前記容器本体の内側に嵌め込まれた状態において、前記容器本体内の飲料中に浮いたまま前記蓋本体が液面を覆うと共に、
前記容器本体を傾けたときに、前記容器本体の内面に前記脚部が当接しながら、前記容器本体内で前記蓋本体が傾くことを防止することを特徴とする蓋体。
〔2〕 前記容器本体を傾けたときに、前記容器本体の内面と前記蓋本体との間に形成される隙間を通して前記容器本体内の飲料が前記上部開口部側へと流出されることを特徴とする前記〔1〕に記載の蓋体。
〔3〕 前記蓋本体の周囲の一部を切り欠く切欠部を有し、
前記容器本体を傾けたときに、前記容器本体の内面と前記切欠部との間に形成される通液口を通して前記容器本体内の飲料が前記上部開口部側へと流出されることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の蓋体。
〔4〕 前記脚部は、前記蓋本体の周囲に複数並んで設けられていることを特徴とする前記〔1〕~〔3〕の何れか一項に記載の蓋体。
〔5〕 前記脚部は、前記容器本体の内面に沿った形状を有することを特徴とする前記〔1〕~〔4〕の何れか一項に記載の蓋体。
〔6〕 前記蓋本体の内部に断熱層が設けられていることを特徴とする前記〔1〕~〔5〕の何れか一項に記載の蓋体。
〔7〕 前記断熱層は、空気又は発泡断熱材であることを特徴とする前記〔6〕に記載の蓋体。
〔8〕 前記蓋本体の上面から突出された把持部を有することを特徴とする前記〔1〕~〔7〕の何れか一項に記載の蓋体。
〔9〕 上部が開口した容器本体と、前記上部開口部から前記容器本体の内側へと嵌め込まれる蓋体とを備える蓋付き容器であって、
前記〔1〕~〔8〕の何れか一項に記載の蓋体を備えることを特徴とする蓋付き容器。
〔10〕 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする前記〔9〕に記載の蓋付き容器。
以上のように、本発明によれば、開閉操作を行わずに、保温しながら容器本体内の飲料を飲むことを可能とした蓋体、並びに、そのような蓋体を備えることによって、使い勝手の更なる向上を可能とした蓋付き容器を提供することが可能である。
本発明の一実施形態として、例えば図1~図4に示す蓋体1を備えた蓋付き容器100について説明する。
なお、図1は、蓋体1を備えた蓋付き容器100の構成を示す断面図である。図2は、蓋体1の外観を示す斜視図である。図3は、蓋体1の構成を示す断面図である。図4は、蓋体1の使用形態を説明するための模式図である。
なお、図1は、蓋体1を備えた蓋付き容器100の構成を示す断面図である。図2は、蓋体1の外観を示す斜視図である。図3は、蓋体1の構成を示す断面図である。図4は、蓋体1の使用形態を説明するための模式図である。
本実施形態の蓋付き容器100は、図1に示すように、蓋体1と、容器本体2とを備えている。蓋付き容器100は、真空断熱構造を有する容器本体2によって、この容器本体2に収容された飲料(内容物)を保温又は保冷することが可能な湯飲み(飲料用容器)である。
具体的に、この容器本体2は、例えばステンレス等からなる有底筒状の外容器3及び内容器4を有し、外容器3の内側に内容器4を収容した状態で互いの口元部を接合した二重構造の容器により構成されている。また、外容器3と内容器4との間には、真空断熱層5が設けられている。真空断熱層5は、例えば、高真空に減圧(真空引き)されたチャンバー内で、外容器3の底面中央部に設けられた脱気孔を塞ぐことによって形成することができる。
容器本体2は、略円形状の底面部2aと、底面部2aの外周から略円筒状に起立した胴部2bと、胴部2bの上端部は、容器本体2の上部開口部2cとして、円形状に開口している。
なお、本実施形態の容器本体2は、全体として略円筒状の外観形状を有しているが、容器本体2の外観形状については、特に限定されるものではなく、サイズやデザイン等に合わせて、適宜変更を加えることが可能である。また、容器本体2の外周面には、塗装や印刷等が施されていてもよい。
本実施形態の蓋体1は、図1~図3に示すように、容器本体2の上部開口部2cから容器本体2の内側へと嵌め込まれて使用されるものであり、蓋本体6と、脚部7と、把持部8とを有している。
蓋体1は、例えばポリプロピレン等の耐熱性樹脂からなる上側部材1aと下側部材1bとを有し、これら上側部材1aと下側部材1bとを溶着等により一体化することによって構成されている。
蓋本体6は、容器本体2の内側に対応して、全体として略円板状に形成されている。また、蓋本体6の外径は、容器本体2の内径よりも僅かに小さくなっている。具体的に、蓋本体6の外径と容器本体2の内径との差は、少なくとも0.5mm以上であることが好ましい。なお、本実施形態では、蓋本体6の外径と容器本体2の内径との差を最適な2.7mmとしている。
蓋本体6の内部には、この蓋本体6に対応した形状(本実施形態では略円板状)の断熱層9が設けられている。断熱層9は、蓋本体6を構成する上側部材1aと下側部材1bとの間に設けられた空間Kに配置されている。
断熱層9は、例えば発泡ウレタン樹脂などからなる発泡断熱材からなる。また、断熱層9は、上述した発泡断熱材の代わりに、空気による空間であってもよい。
これにより、本実施形態の蓋体1では、蓋本体6に断熱性を持たせることが可能である。また、容器本体2の内側に嵌め込まれた状態において、容器本体2内の飲料中に浮かせることが可能である。
脚部7は、蓋本体6の周囲に複数(本実施形態では3つ)並んで設けられている。これら複数の脚部7は、蓋本体6の周囲に等間隔に並んで配置されると共に、互いに同じ形状を有している。
具体的に、各脚部7は、下側部材1bにより構成される蓋本体6の周囲から下方に向かって延在して設けられている。各脚部7は、蓋体1を平面視したときに、容器本体2の内面に沿って円弧状に湾曲した形状を有している。一方、各脚部7は、蓋体1を側面視したときに、その先端を挟んでサインカーブを描くように傾斜した形状を有している。
なお、複数の脚部7は、蓋本体6の周方向において互いに離間して設けられた構成に限らず、蓋本体6の周方向において互いに連続して設けられた構成であってよい。
把持部8は、使用者が把持する部分であり、上側部材により構成される蓋本体6の上面中央部からフィン状に突出して設けられている。
以上のような構成を有する本実施形態の蓋体1を備えた蓋付き容器100では、図1に示すように、蓋体1が容器本体2の内側に嵌め込まれた状態において、容器本体2内の飲料L中に浮いたまま蓋本体6が液面を覆うことになる。
この状態から、図4に示すように、容器本体2を傾けたときに、容器本体2の内面に脚部7が当接しながら、容器本体2内で蓋本体6が傾くことを防止する。これにより、容器本体2の内面と蓋本体6との間に形成される隙間Sを通して上部開口部2c側へと流出される飲料Lを飲むことが可能となっている。
本実施形態の蓋付き容器100では、このような蓋体1を用いることによって、容器本体2を傾けたときに、容器本体2内で蓋本体6が傾くことがないため、飲料Lを飲み干すまで蓋本体6が口元に当たらず、邪魔になることがない。
ここで、容器本体2を傾けたときに、容器本体2内で蓋本体6が傾くことを防止するために、蓋本体6の外径と脚部7の長さとの関係を、下記の計算式により求めることができる。
(蓋本体6の外径)=((容器本体2の内径)2-(脚部7の長さ+蓋本体6の外周部の高さ)2)1/2
(蓋本体6の外径)=((容器本体2の内径)2-(脚部7の長さ+蓋本体6の外周部の高さ)2)1/2
例えば、本実施形態では、容器本体2の内径を69mmとし、蓋本体6の外周部の高さを5.5mmとしている。したがって、蓋本体6の外径をyとし、脚部7の長さをxとした場合、上記の関係式は、下記式(1)となるため、図5に示すようなグラフで表すことができる。
y=(692-(x+5.5)2)1/2 …(1)
y=(692-(x+5.5)2)1/2 …(1)
この場合、図5のグラフに示すように、蓋本体6の外径yに対して脚部7の長さxを長くすることによって、容器本体2を傾けたときに、容器本体2内で蓋本体6が傾くことを防止することが可能である。
例えば、蓋本体6の外径yを68mmとした場合、脚部7の長さxを6.2mm(蓋本体6の外周部の高さを含めると、全体の高さが11.7mm)以上とすれば、容器本体2を傾けたときに、容器本体2内で蓋本体6が傾くことを防止することが可能である。
以上のようにして、本実施形態の蓋体1を用いた蓋付き容器100では、従来のような蓋体による開閉操作を行わずに、この蓋体1により保温しながら容器本体2内の飲料Lを飲むことができるため、使い勝手を更に向上させることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本発明の別の実施形態としては、図6に示す蓋体1Aのような構成とすることも可能である。なお、図6は、蓋体1Aの構成を示す斜視図である。
例えば、本発明の別の実施形態としては、図6に示す蓋体1Aのような構成とすることも可能である。なお、図6は、蓋体1Aの構成を示す斜視図である。
具体的に、この蓋体1Aは、蓋本体6Aと、複数(本実施形態では3つ)の脚部7Aと、切欠部10と、把持部8Aとを有して、例えばポリプロピレン等の耐熱性樹脂より一体に成形されたものからなる。
このうち、蓋本体6Aは、容器本体2の内側に対応して略円板状に形成されている。複数の脚部7Aは、蓋本体6Aの周囲に間隔を空けて配置されると共に、蓋本体6Aの周囲から下方に向かって延在して設けられている。本実施形態では、3つの脚部7Aのうち、切欠部10を挟んだ両側に2つの脚部7Aと、切欠部10とは反対側に1つの脚部7Aとが配置されている。
各脚部7Aは、蓋体1Aを平面視したときに、容器本体2の内面に沿って円弧状に湾曲した形状を有している。一方、各脚部7Aは、蓋体1Aを側面視したときに、その先端に向かって直線形状を有している。
切欠部10は、蓋本体6の周囲の一部を円弧状に切り欠くように設けられている。把持部8Aは、切欠部10の周囲から上方に向かって突出して設けられている。
以上のような構成を有する本実施形態の蓋体1Aを備えた蓋付き容器100では、図1に示す蓋体1を用いた場合と同様に、蓋体1Aが容器本体2の内側に嵌め込まれた状態において、容器本体2内の飲料L中に浮いたまま蓋本体6が液面を覆うことになる。
この状態から、容器本体2を傾けたときに、蓋体1Aの重心が切欠部10側にあるため、切欠部10側が下向きとなるように蓋体1Aが容器本体2内で回転する。また、容器本体2を傾けたときに、容器本体2の内面に脚部7Aが当接しながら、容器本体2内で蓋本体6Aが傾くことを防止する。これにより、容器本体2の内面と切欠部10との間に形成される通液口Hを通して上部開口部2c側へと流出される飲料Lを飲むことが可能となっている。
本実施形態の蓋付き容器100では、このような蓋体1Aを用いることによって、容器本体2を傾けたときに、容器本体2内で蓋本体6Aが傾くことがないため、飲料Lを飲み干すまで蓋本体6Aが口元に当たらず、邪魔になることがない。
以上のように、本実施形態の蓋体1Aを用いた蓋付き容器100では、従来のような蓋体による開閉操作を行わずに、この蓋体1Aにより保温しながら容器本体2内の飲料Lを飲むことができるため、使い勝手を更に向上させることが可能である。
なお、上記実施形態では、上述した真空断熱構造を有する容器本体2によって保温又は保冷機能を持たせた飲料用容器に本発明を適用した場合を例示しているが、このような飲料用容器に必ずしも限定されるものではなく、上部が開口した容器本体の上部開口部から容器本体の内側へと嵌め込まれる蓋体を用いる蓋付き容器に対して、本発明を幅広く適用することが可能である。
1,1A…蓋体 2…容器本体 3…外容器 4…内容器 5…真空断熱層 6,6A…蓋本体 7,7A…脚部 8,8A…把持部 9…断熱層 10…切欠部 100…蓋付き容器 S…隙間 H…通液口 L…飲料
Claims (10)
- 上部が開口した容器本体の上部開口部から前記容器本体の内側へと嵌め込まれる蓋体であって、
前記容器本体の内側に対応した形状の蓋本体と、
前記蓋本体の周囲から下方に向かって延在する脚部とを有し、
前記容器本体の内側に嵌め込まれた状態において、前記容器本体内の飲料中に浮いたまま前記蓋本体が液面を覆うと共に、
前記容器本体を傾けたときに、前記容器本体の内面に前記脚部が当接しながら、前記容器本体内で前記蓋本体が傾くことを防止することを特徴とする蓋体。 - 前記容器本体を傾けたときに、前記容器本体の内面と前記蓋本体との間に形成される隙間を通して前記容器本体内の飲料が前記上部開口部側へと流出されることを特徴とする請求項1に記載の蓋体。
- 前記蓋本体の周囲の一部を切り欠く切欠部を有し、
前記容器本体を傾けたときに、前記容器本体の内面と前記切欠部との間に形成される通液口を通して前記容器本体内の飲料が前記上部開口部側へと流出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋体。 - 前記脚部は、前記蓋本体の周囲に複数並んで設けられていることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の蓋体。
- 前記脚部は、前記容器本体の内面に沿った形状を有することを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の蓋体。
- 前記蓋本体の内部に断熱層が設けられていることを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の蓋体。
- 前記断熱層は、空気又は発泡断熱材であることを特徴とする請求項6に記載の蓋体。
- 前記蓋本体の上面から突出された把持部を有することを特徴とする請求項1~7の何れか一項に記載の蓋体。
- 上部が開口した容器本体と、前記上部開口部から前記容器本体の内側へと嵌め込まれる蓋体とを備える蓋付き容器であって、
請求項1~8の何れか一項に記載の蓋体を備えることを特徴とする蓋付き容器。 - 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする請求項9に記載の蓋付き容器。
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2022
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