JP2022147334A - 車載カメラ付き車両用窓ガラス - Google Patents

車載カメラ付き車両用窓ガラス Download PDF

Info

Publication number
JP2022147334A
JP2022147334A JP2021048530A JP2021048530A JP2022147334A JP 2022147334 A JP2022147334 A JP 2022147334A JP 2021048530 A JP2021048530 A JP 2021048530A JP 2021048530 A JP2021048530 A JP 2021048530A JP 2022147334 A JP2022147334 A JP 2022147334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
window glass
vehicle window
bracket
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021048530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7540377B2 (ja
Inventor
直裕 山口
Tadahiro Yamaguchi
英臣 上園
Hideomi Kamizono
孝志 川原
Takashi Kawahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2021048530A priority Critical patent/JP7540377B2/ja
Priority to DE102022105377.6A priority patent/DE102022105377A1/de
Priority to US17/696,295 priority patent/US20220306015A1/en
Priority to CN202210288461.8A priority patent/CN115107667A/zh
Publication of JP2022147334A publication Critical patent/JP2022147334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7540377B2 publication Critical patent/JP7540377B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R11/00Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
    • B60R11/04Mounting of cameras operative during drive; Arrangement of controls thereof relative to the vehicle
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R11/00Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
    • B60R2011/0001Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by position
    • B60R2011/0003Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by position inside the vehicle
    • B60R2011/0026Windows, e.g. windscreen

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

Figure 2022147334000001
【課題】車両用窓ガラスを透過した光がフード部で反射し、反射像が車両用窓ガラスへの映り込むことを抑制できる車載カメラ付き車両用窓ガラスを提供する。
【解決手段】車載カメラ付き車両用窓ガラスは、車両に取り付けられる車両用窓ガラスと、車両用窓ガラスの室内側の面に固定されるブラケットと、ブラケットに取り付けられる車載カメラと、車載カメラの車両前方側に配置されるフード部と、を有する車載カメラ付き車両用窓ガラスであって、フード部の車両用窓ガラスを向く表面は、L値が27.0以下の黒色であり、且つ、JIS Z8741-1997に準拠して測定されるグロス値が6.0未満の材料で構成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、車載カメラ付き車両用窓ガラスに関する。
自動車等の車両において、車両用窓ガラスの室内側の面に金属製又は樹脂製のブラケットを取り付け、そのブラケットに、車両用窓ガラスを介して前方の情報を取得する車載カメラが取り付けられていることが知られている。そして、車載カメラの前方には、平面視で車両前方側へ向かって車幅方向へ広がる略等脚台形状のフード部が配置されていることが知られている。
例えば、特許文献1には、車両用窓ガラスを透過した光がフード部で反射し、車載カメラへ映り込むことを抑制又は防止するため、フード部を黒色に着色された樹脂製の部材とすることが開示されている。
特開2020-131809号公報
しかしながら、フード部を単に黒色に着色しただけでは、車両用窓ガラスを透過した光がフード部で反射し、その反射像が車両用窓ガラスの車内側の面に映りこんでしまうおそれがある。そして、車両用窓ガラスの車内側の面に反射像が映り込むと、車載カメラが反射像を検知してしまい、車両前方に障害物があると誤検知してしまうおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、車両用窓ガラスを透過した光がフード部で反射し、反射像が車両用窓ガラスの車内側の面に映り込むことを抑制できる車載カメラ付き車両用窓ガラスを提供することを目的とする。
本発明の車載カメラ付き車両用窓ガラスは、車両に取り付けられる車両用窓ガラスと、車両用窓ガラスの室内側の面に固定されるブラケットと、ブラケットに取り付けられる車載カメラと、車載カメラの車両前方側に配置されるフード部と、を有する車載カメラ付き車両用窓ガラスであって、フード部の車両用窓ガラスを向く表面は、L値が27.0以下である黒色であり、且つ、JIS Z8741-1997に準拠して測定されるグロス値が6.0未満の材料で構成される。
本発明の車載カメラ付き車両用窓ガラスによれば、車両用窓ガラスを透過した光がフード部で反射し、反射像が車両用窓ガラスの車内側の面に映り込むことを抑制できる。
図1は、車載カメラ付き車両用窓ガラスを室内側から見たときの概略図である。 図2は、ブラケットとフード部と車載カメラとを室外側から見た平面図である。 図3は、ブラケットとフード部と車載カメラとカバーとを室内側から見た平面図である。 図4は、車載カメラ付き車両用窓ガラスを室外側から見たときの拡大図である。 図5は図4の5A-5A線及び5B-5B線に沿う断面図である。 図6は車両に取り付けられた車載カメラ付き車両用窓ガラスの取付角度を説明するための図である。
以下、添付図面にしたがって、車載カメラ付き車両用窓ガラスの実施形態について説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定するものではない。なお、以下の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「外」、「内」は車両に取り付けられた場合を示す用語で、車両の進行方向を「前」とした場合の方向を指す。
図1は、実施形態に係る車載カメラ付き車両用窓ガラスを室内側から見たときの概略図である。
図1に示す車載カメラ付き車両用窓ガラス10は、略台形状のフロントガラスとして適用されるものである。しかしながら、本発明の車載カメラ付き車両用窓ガラスは、フロントガラス以外に、リヤガラス等の他の車両用窓ガラスにも適用できる。
車載カメラ付き車両用窓ガラス10は、車両に取り付けられる車両用窓ガラス12と、ブラケット20と、車載カメラ40(図2参照)と、フード部30と、を備えている。
実施形態の車載カメラ付き車両用窓ガラス10が車体の前部開口部に取り付けられた場合、辺部10Aは上辺、辺部10Bは下辺、辺部10Cは左辺、辺部10Dは右辺となる。また、車載カメラ付き車両用窓ガラス10を構成する車両用窓ガラス12は、室内側の面の外周縁に遮蔽領域14を備えていることが好ましい。遮蔽領域14は、例えば、黒色顔料を含有する溶融性ガラスフリットを含むセラミックカラーペーストを塗布し、焼成することによって形成される。遮蔽領域14によって、車両用窓ガラス12の周辺部に黒色不透明層が形成される。
図1に示すように、遮蔽領域14は、辺部10A、10B、10C及び10Dに沿う周縁領域14A以外に、辺部10Aに沿った周縁領域14Aの中央部から辺部10Bの側に延びる突出領域14Bを備えてもよい。
車両用窓ガラス12は、例えば、ソーダライムガラス、ホウ珪酸ガラス、無アルカリガラス又は石英ガラスなどのガラス板から形成されてよい。これらのうちでもソーダライムガラスが特に好ましい。ガラス板は、未強化ガラス又は強化ガラスのいずれでもよい。強化ガラスは、物理強化ガラス又は化学強化ガラスのいずれでもよい。未強化ガラスは、溶融ガラスを板状に成形し、徐冷したものである。強化ガラスは、未強化ガラスの表面に圧縮応力層を形成したものである。強化ガラスは、物理強化ガラス(例えば風冷強化ガラス)又は化学強化ガラスのいずれでもよい。物理強化ガラスである場合は、均一に加熱したガラス板を軟化点付近の温度から急冷し、ガラス表面とガラス内部との温度差によってガラス表面に圧縮応力を生じさせることで、ガラス表面を強化してもよい。化学強化ガラスである場合は、イオン交換法などによってガラス表面に圧縮応力を生じさせることでガラス表面を強化してもよい。また、ガラス板は、透明であることが好ましいが、透明性を損なわない程度に着色されたガラス板であってもよい。ガラス板の板厚は特に限定されないが、0.5mm以上5.0mm以下であることが好ましい。より好ましくは0.3~3.0mmである。
車両用窓ガラス12は、上述のガラス板を複数備えた合わせガラスとすることができる。合わせガラスは、複数のガラス板と、ガラス板同士を接合する中間膜とにより構成される。
車両用窓ガラス12が合わせガラスの場合、自動車に取り付けたときに車外側に位置するガラス板の厚みは、耐飛び石性能等の強度の点から1.1mm以上が好ましく、1.8mm以上がより好ましい。また、合わせガラスの軽量化の点からガラス板の厚みは3.0mm以下が好ましく、2.8mm以下がより好ましい。また、当該合わせガラスが、自動車に取り付けたときに車内側に位置するガラス板の厚みは、ハンドリング性の点から0.3mm以上が好ましく、合わせガラスの軽量化の点で2.3mm以下が好ましい。なお、合わせガラスに用いられる2枚のガラス板の厚みは同じであってもよいし、異なっていてもよい。
中間膜の材料は特に限定されないが、例えば、熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性としては、可塑化ポリビニルアセタール系樹脂、可塑化ポリ塩化ビニル系樹脂、飽和ポリエステル系樹脂、可塑化飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、可塑化ポリウレタン系樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合体系樹脂、エチレン-エチルアクリレート共重合体系樹脂、シクロオレフィンポリマー樹脂、アイオノマー樹脂等が挙げられる。また、特許第6065221号公報に記載されている変性ブロック共重合体水素化物を含有する樹脂組成物も好適に使用できる。これらの中でも、透明性、耐候性、強度、接着力、耐貫通性、衝撃エネルギー吸収性、耐湿性、遮熱性、及び遮音性等の諸性能のバランスに優れることから、可塑化ポリビニルアセタール系樹脂がより好ましい。ポリビニルアセタール系樹脂としては、ポリビニルアルコール(PVA)とホルムアルデヒドとを反応させて得られるポリビニルホルマール樹脂、PVAとアセトアルデヒドとを反応させて得られる狭義のポリビニルアセタール系樹脂、PVAとn-ブチルアルデヒドとを反応させて得られるポリビニルブチラール樹脂(PVB)等が挙げられる。特に、透明性、耐候性、強度、接着力、耐貫通性、衝撃エネルギー吸収性、耐湿性、遮熱性、及び遮音性等の諸性能のバランスに優れることから、PVBがより好ましい。なお、これらのポリビニルアセタール系樹脂は、単独で又は2種以上組み合わせて用いてもよい。
車両用窓ガラス12は、湾曲していてよい。車両用窓ガラス12が合わせガラスの場合、自動車に取り付けたときに車外側に位置するガラス板及び車内側に位置するガラス板が、それぞれ所定の曲率に加工され、湾曲されていてよい。ガラス板の曲率半径は、1000~100000mmであってよい。車両用窓ガラス12が湾曲している場合、車両用窓ガラス12を自動車に取り付けたときに車外面側に凸になるように湾曲されてよい。ガラス板が湾曲形状の無機ガラスである場合、ガラス板は、フロート法による成形後に、重力成形、プレス成形等によって曲げ成形することができる。曲げ成形は、ガラスを加熱により軟化させて行われる。曲げ成形時のガラスの加熱温度は、約550℃以上700℃以下である。車両用窓ガラス12は、上下方向または左右方向の何れか一方向にのみ曲げ加工した単曲曲げ形状であってよいし、上下方向及び左右方向に曲げ加工した複曲曲げ形状であってもよい。車両用窓ガラス12が合わせガラスの場合、自動車に取り付けたときに車外側に位置するガラス板及び車内側に位置するガラス板の曲率半径は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
ブラケット20は、車両用窓ガラス12の室内面に固定される。ブラケット20は、遮蔽領域14内において、車両用窓ガラス12に固定されていることが好ましい。
ブラケット20は、車載カメラ40などの車載部品を車両用窓ガラス12の室内面に取り付けるための部材である。ブラケット20は、車載カメラ40と車両用窓ガラス12との間に介在させることで、車載カメラ40の車両用窓ガラス12の室内面への取付けを容易にする。
図2は、ブラケットとフード部と車載カメラとを示す平面図であり、ブラケットを車両用窓ガラスに取り付けた場合の室外側から見た平面図である。図2(A)はブラケットの平面図であり、図2(B)はブラケットにフード部を取り付けた平面図であり、図2(C)はブラケットに車載カメラを取り付けた場合の平面図である。
図2(A)に示すように、ブラケット20は、一例として、開口部21を備える板状体で構成される。開口部21は、ブラケット20の略中央部に形成される矩形開口部と、矩形開口部に連続する等脚台形状の開口部とから構成される。開口部は前方に向かって広がる等脚台形状を有している。ブラケット20には、2個の被係合部22が配置されている。
図2(B)に示すように、フード部30は、ブラケット20の等脚台形状の開口部を覆うように、例えば、室内側から配置される。フード部30には、等脚台形状の短い底の側に、例えば、前方側に突出する楕円形状の切欠き部31が形成される。
ブラケット20とフード部30とが別部品で構成される。フード部30は2個の係合部32を有し、ブラケット20は係合部32に係合する2個の被係合部22を有する。フード部30とブラケット20とは、係合部32と被係合部22とが係合することで連結される。フード部30はブラケット20に配置されることが好ましい。これにより、ブラケット20とフード部30との取り扱いが容易になる。
ブラケット20は第1樹脂材料からなり、フード部30が第2樹脂材料からなり、第1樹脂材料と第2樹脂材料とが異なることが好ましい。ブラケット20とフード部30とを樹脂材料(第1樹脂材料及び第2樹脂材料を含む)にすることで、車両に適した形状に容易に成形できる。また、第1樹脂材料と第2樹脂材料とを異なるせることにより、ブラケット20及びフード部30に適した特性を達成できる。
図2(B)では、ブラケット20とフード部30とを、係合部32と被係合部22とを係合することで、連結する場合を示したが、これに限定されない。フード部30は、ブラケット20と接着剤、または両面テープにより接着することができる。
さらに、別の形態として、ブラケット20とフード部30とが一体成形品であってもよい。また、ブラケット20とフード部30とが二色成形品であってもよい。ブラケット20が第1樹脂材料からなり、フード部30が第2樹脂材料からなり、第1樹脂材料と第2樹脂材料とが異なる場合、二色成形品とすることで容易に製造できる。第1樹脂材料としては、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)、PS(ポリスチレン)、PC(ポリカーボネート)、PP(ポリプロピレン)、TPO(オレフィン系エラストマー)、ABS樹脂、天然ゴム、クロロプレンゴム、PEI(ポリエーテルイミド)、PA66(ナイロン66)が挙げられる。第2樹脂材料としては、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)、PS(ポリスチレン)、PC(ポリカーボネート)、PP(ポリプロピレン)、TPO(オレフィン系エラストマー)、ABS樹脂、天然ゴム、クロロプレンゴム、PEI(ポリエーテルイミド)、PA66(ナイロン66)が挙げられる。
図2(C)に示すように、撮影レンズ42を備える車載カメラ40が開口部21に配置され、ブラケット20に取り付けられる。車載カメラ40の撮影レンズ42がフード部30の切欠き部31の位置に位置合わせされる。開口部21の形状は、撮影レンズ42を露出できれば、その形状は特に限定されない。
図2(C)に示すように、フード部30は、車載カメラ40の前方に配置され、前方へ向かって車幅方向へ広がる等脚台形状を有している。なお、ブラケット20が車両用窓ガラス12(不図示)に取り付けられた際、車載カメラ40の撮影レンズ42は、ブラケット20の開口部21から車両用窓ガラス12に向けられる。フード部30は、室内側からの光が車両用窓ガラス12の室内面で反射し、反射像が車載カメラ40の撮影レンズ42に映り込むことを抑制する。
フード部30は車幅方向へ広がる等脚台形状を有しているが、完全な等脚台形状だけでなく一見して等脚台形状と見做される略等脚台形状も含む。なお、フード部の形状は等脚台形状に限定されない。フード部30は車幅方向へ広がる形状であればよく、六角形状や八角形状、扇形状であってもよい。
図3は、ブラケットとフード部と車載カメラとカバーとを示す平面図であり、ブラケットを車両用窓ガラスに取り付けた場合の室内側から見た平面図である。図3(A)はブラケットとフード部と車載カメラの平面図であり、図3(B)はブラケットにカバーを取り付けた平面図である。
図3(A)に示すように、ブラケット20の室内側の面に車載カメラ40が取り付けられる。撮影レンズ42の一部がフード部30により覆われている。
図3(A)では、車載カメラ40のみを示しているが、ブラケット20の室内側の面には他の車載部品、例えば、雨滴センサ(レインセンサ)、デフロストセンサ、温度センサ、湿度センサ、ミリ波センサ等の車載センサ、ETCS(電子料金徴収システム)アンテナ、ラジオ、地上波デジタルテレビ等のアンテナ、通信機器、例えば相互通信電波モジュール、電波受信増幅器等の1以上が取り付けられる。
図3(B)に示すように、ブラケット20は、例えば、室内側からカバー50を取り付けることが好ましい。カバー50は車載カメラ40などの車載部品を室内側から視認されにくくし、且つ車載部品を保護する。
カバー50は、ブラケット20に対向する底面51と、底面から連続しブラケット20の側へ突出する側面52とから構成できる。側面52は底面51を囲うように、底面51の全周に沿って設けられる。スリット53が底面51に設けられることが好ましい。スリット53は車載部品から発生する熱をカバー50の外部に放出する。
図4は、車載カメラ付き車両用窓ガラスを室外側から見たときの拡大図である。図4(A)は、ブラケット20が、車両用窓ガラス12の遮蔽領域14内において、車両用窓ガラス12に固定された平面図である。
実施形態では、図4(A)に示すように、ブラケット20は、遮蔽領域14の周縁領域14A及び突出領域14Bの領域内に固定される。ブラケット20を遮蔽領域14において、車両用窓ガラス12に固定することにより、ブラケット20を室外側から見た際、遮蔽領域14によりブラケット20の大部分が遮蔽されるので、外観を損なわず、また、ブラケット20を車両用窓ガラス12に接着させるための接着剤を保護できるので好ましい。
開口部14Cが、遮蔽領域14の突出領域14Bに形成される。車載カメラ40の撮影レンズ42の視界を遮らないようにするためであり、開口部14Cは撮影レンズ42の画角範囲に相当する。車載カメラ40の撮影レンズ42がブラケット20の開口部21から突出領域14Bの開口部14Cを介して車両の前方に向けられる。フード部30が開口部14Cから露出し、室外側に向けられる。
図4(B)は、図4(A)において、ブラケット20に対応する遮蔽領域14の一部を省略した平面図である。ブラケット20が遮蔽領域14内に固定されていることが理解できる。
図5は図4における断面図であり、図5(A)は5A-5A線に沿う断面図であり、図5(B)は5B-5B線に沿う断面図である。
図5(A)に示すように、フード部30の係合部32が、ブラケット20の被係合部22に係合される。図5(A)の係合部32と被係合部22とはスナップフィット構造である。係合部32はフード部30の平坦面からブラケット20に向けて延びる2つの爪部32Aで構成される。爪部32Aは、その先端に幅広部32Bを備えている。爪部32Aはフード部30の根元において弾性変形可能に構成される。被係合部22は開口部で構成される。
爪部32Aが被係合部22の開口部に向けて挿入されると、爪部32Aが弾性変形し、幅広部32Bが開口部である被係合部22を通過できる。幅広部32Bは開口部である被係合部22を通過すると、爪部32Aは弾性変形前の形状に戻る。この状態では幅広部32Bは被係合部22の開口部より大きくなるので、係合部32と被係合部22とが係合し、脱落が抑制される。
図5(A)に示すように、フード部30はブラケット20の開口部21に向けて下方に延び、さらに前方向に延びる。
図5(B)に示すように、車載カメラ40がブラケット20に取り付けられる。車載カメラ40の撮影レンズ42が開口部21及び開口部14Cから室外側に向けられる。フード部30は車載カメラ40の前方に配置され、前方へ向かって延びる。
図6は、車載カメラ付き車両用窓ガラス10が車両1に取り付けられた状態を示している。図6に示すように、フード部30と車載カメラ40とが取り付けられたブラケット20が車両用窓ガラス12に室内側に固定される。
車両用窓ガラス12が車両1に取り付けられる取付角度θは20°から80°の範囲であることが好ましい。取付角度θは車両用窓ガラス12の水平方向の幅の中心点を、下辺から上辺まで順次結んだ線を中心線とし、該中心線と水平面(水平な地表面と平行な平面)とがなす角度を意味する。
次にフード部30による映り込みについて図5を参照して説明する。
一般的にフード部30は、室外側からの光Lが車載カメラ40への映り込むことを抑制又は防止するため、黒色に着色された樹脂製の部材で構成される。しかしながら、図5(A)及び図5(B)に示すように、室外側から車両用窓ガラス12を透過した光Lがフード部30で車両用窓ガラス12に向けて反射される場合がある。
例えば、図5(A)に示すように、室外側からの光Lはフード部30で車両用窓ガラス12に向けて反射される。反射した光Lは、車両用窓ガラス12の室内側の遮蔽領域14に照射する。この場合、反射像が車載カメラ40の撮影レンズ42に映り込むことが抑制される。
同様に、図5(B)に示すように、室外側からの光Lはフード部30で車両用窓ガラス12に向けて反射される。一方で、図5(B)に示すように、反射した光Lは、遮蔽領域14の開口部14Cを介して車両用窓ガラス12に照射される。この場合、フード部30が、車載カメラ40の前方に配置されているため、車両用窓ガラス12からの反射像が車載カメラ40の撮影レンズ42に映り込む場合があり、車載カメラ40が誤検知の原因となるおそれがある。
そこで、発明者らは鋭意検討した結果、後述の実施例で説明するように、フード部30の車両用窓ガラス12を向く表面を、L値が27.0以下の黒色であり、且つ、JIS Z8741-1997に準拠して測定されるグロス値が6.0未満の材料で構成されることで、車両用窓ガラス12を透過した光がフード部30で反射し、反射像が車両用窓ガラス12への映り込むことを抑制できることを見出した。なお、L値は色空間における明度を表し、数値が小さいほどより黒いことを示す。グロス値は鏡面光沢度を表し、グロス値が大きいほど光沢が強く、グロス値が小さいほど光沢が弱い。実施形態において、L値は27.0以下であり、かつ、グロス値は6.0未満であることが好ましい。より好ましくは、L値は26.0以下であり、かつ、グロス値は3.0以下である。フード部30の表面のL値が27.0以下であり、かつ、グロス値は6.0未満であれば、車両用窓ガラス12を透過した光がフード部30で反射し、反射像が車両用窓ガラス12への映り込むことを抑制できるため、車両用窓ガラス12からの反射像を車載カメラ40が誤検知することを抑制できる。
以下、本発明の実施例を挙げ、詳細に説明する。但し、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
<試験例>
試験体1から試験体11の材料で構成されるフード部を準備し、各試験体の評価を行った。
[試験体1]
試験体1のフード部は、PBT-GF30(ポリブチレンテレフタレート:ガラス繊維30%配合)で構成した。試験体1のフード部は、車両用窓ガラスを向く表面に、艶消しの顔料を含有した黒色系合成樹脂塗料とプライマーで構成される塗膜を備える。
[試験体2]
試験体2のフード部は、車両用窓ガラスを向く表面に塗膜を備えていないことを除き、試験体1と同様のPBT-GF30(ポリブチレンテレフタレート:ガラス繊維30%配合)で構成した。
[試験体3から試験体11]
試験体3から試験体11のフード部に関し、車両用窓ガラスを向く表面が以下の材料で構成される。試験体3はEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)スポンジで構成した。試験体4は第1シボパターン(株式会社棚澤八光社のシボサンプルTH166A)を形成したPS(ポリスチレン)で構成した。試験体5は第2シボパターン(株式会社棚澤八光社のシボサンプルTH118)を形成したPSで構成した。試験体6はNR(天然ゴム)スポンジで構成した。試験体7はクロロプレンゴムで構成した。試験体8は#180の紙ヤスリで構成した。試験体9は#400の紙ヤスリで構成した。試験体10は第3シボパターン(株式会社モールドテックジャパンのシボサンプルGR-002 100%)を形成したPP(ポリプロピレン)で構成した。試験体11はPA6(ポリアミド6(ナイロン6))で構成した。
<評価>
試験体1から試験体11のフード部について、黒色のL値の測定と、JIS Z8741-1997に準拠したグロス値の測定と、ガラスへの反射の評価と、を行った。L値の測定は、CM-700d(色差計:コニカミノルタ社製)を使用した。光源はD65を使用し、視野角は10°とした。グロス値の測定は、VG7000(日本電色工業(株)製)を使用した。
ガラスへの反射の評価は、試験体1から試験体11のフード部を、図5(B)に示すように、車載カメラの前方に配置して、目視で確認を行った。ガラスへの反射が抑制されている試験体1、及びガラスへの反射が試験体1と同程度である場合を〇とし、多少のガラスへの反射があるが、使用上問題が無い場合を△とし、ガラスへの反射が有り、実使用上問題が有る場合を×とした。
表1は、試験体1から試験体11に関して、測定結果と、評価結果を示している。表1から理解できるように、試験体4を除く、27.0以下のL値の黒色であり、且つ、JIS Z8741-1997に準拠して測定されるグロス値が6.0未満の材料で構成される試験体は、ガラスへの反射の評価が△以上であることが理解できる。ここで重要なことは、27.0以下のL値の黒色で、且つグロス値が6.0未満の材料であれば、特に限定されることなくフード部に適用でき、ガラスへの反射を抑制できる。
Figure 2022147334000002
<その他の好ましい形態>
以下、車載カメラ付き車両用窓ガラスの好ましい形態について説明する。
上述したブラケット20は、高温下で、剛性及び膨張しにくさが必要であるため、主としてPBT-GF30が材料として使用される。
同様に、PBT-GF30をフード部30に使用することができる。一方で、フード部30は映り込み低減する目的でグロス値を6.0未満にする必要がある。このグロス値を6.0未満にするため、フード部30を成形する金型の表面に凹凸を設け、フード部30に凹凸を転写する方法が適用される。しかしながら、PBT-GF30には、30%のガラス繊維が配合されているので、ガラス繊維が金型表面の凹凸を侵食し、グロス値が安定しないおそれがある。
そこで、ブラケット20に適用される第1樹脂材料を30%以上のガラス繊維が配合された樹脂材料で構成し、フード部30に適用される第2樹脂材料を30%未満のガラス繊維が配合された樹脂材料で構成することが好ましい。なお、「30%未満のガラス繊維が配合された」には、ガラス繊維が全く配合されていない場合も含まれる。これにより、グロス値が6.0未満を達成することが可能になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよい。
1 車両、10 車載カメラ付き車両用窓ガラス、10A、10B、10C、10D 辺部、12 車両用窓ガラス、14 遮蔽領域、14A 周縁領域、14B 突出領域、14C 開口部、20 ブラケット、21 開口部、22 被係合部、30 フード部、31 切欠き部、32 係合部、32A 爪部、32B 幅広部、40 車載カメラ、42 撮影レンズ、50 カバー、51 底面、52 側面、53 スリット、L 光、θ 取付角度

Claims (10)

  1. 車両に取り付けられる車両用窓ガラスと、
    前記車両用窓ガラスの室内側の面に固定されるブラケットと、
    前記ブラケットに取り付けられる車載カメラと、
    前記車載カメラの車両前方側に配置されるフード部と、を有する車載カメラ付き車両用窓ガラスであって、
    前記フード部の前記車両用窓ガラスを向く表面は、L値が27.0以下の黒色であり、且つ、JIS Z8741-1997に準拠して測定されるグロス値が6.0未満の材料で構成される、車載カメラ付き車両用窓ガラス。
  2. 前記フード部が前記ブラケットに配置される、請求項1に記載の車載カメラ付き車両用窓ガラス。
  3. 前記ブラケットは第1樹脂材料からなり、前記フード部が第2樹脂材料からなり、前記第1樹脂材料と前記第2樹脂材料とが異なる、請求項1又は2に記載の車載カメラ付き車両用窓ガラス。
  4. 前記第1樹脂材料が30%以上のガラス繊維が配合された樹脂材料であり、前記第2樹脂材料が30%未満のガラス繊維が配合された樹脂材料である、請求項3に記載の車載カメラ付き車両用窓ガラス。
  5. 前記ブラケットと前記フード部とが一体成形品である、請求項1から4のいずれか一項に記載の車載カメラ付き車両用窓ガラス。
  6. 前記ブラケットと前記フード部とが二色成形品である、請求項5に記載の車載カメラ付き車両用窓ガラス。
  7. 前記ブラケットと前記フード部とが別部品で構成され、前記フード部は、前記ブラケットと接着剤、または両面テープにより接着されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の車載カメラ付き車両用窓ガラス。
  8. 前記ブラケットと前記フード部とが別部品で構成され、前記フード部は、係合部を有し、前記ブラケットは、被係合部を有し、
    前記フード部と前記ブラケットとは、前記係合部と前記被係合部とが係合することで連結される、請求項1から4のいずれか一項に記載の車載カメラ付き車両用窓ガラス。
  9. 前記車両用窓ガラスは室内側の面の外周縁に遮蔽領域を備え、
    前記ブラケットは、前記遮蔽領域内において、前記車両用窓ガラスに固定されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の車載カメラ付き車両用窓ガラス。
  10. 前記車両用窓ガラスが車両に取り付けられる取付角度は20°から80°の範囲である、請求項1から9のいずれか一項に記載の車載カメラ付き車両用窓ガラス。
JP2021048530A 2021-03-23 2021-03-23 車載カメラ付き車両用窓ガラス Active JP7540377B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021048530A JP7540377B2 (ja) 2021-03-23 2021-03-23 車載カメラ付き車両用窓ガラス
DE102022105377.6A DE102022105377A1 (de) 2021-03-23 2022-03-08 Fahrzeugfensterscheibe mit bordkamera
US17/696,295 US20220306015A1 (en) 2021-03-23 2022-03-16 Vehicle window glass with onboard camera
CN202210288461.8A CN115107667A (zh) 2021-03-23 2022-03-22 带车载摄像机的车辆用窗玻璃

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021048530A JP7540377B2 (ja) 2021-03-23 2021-03-23 車載カメラ付き車両用窓ガラス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022147334A true JP2022147334A (ja) 2022-10-06
JP7540377B2 JP7540377B2 (ja) 2024-08-27

Family

ID=83192320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021048530A Active JP7540377B2 (ja) 2021-03-23 2021-03-23 車載カメラ付き車両用窓ガラス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20220306015A1 (ja)
JP (1) JP7540377B2 (ja)
CN (1) CN115107667A (ja)
DE (1) DE102022105377A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020105670A1 (ja) * 2018-11-22 2020-05-28 Agc株式会社 アンテナシステム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003022703A (ja) 2001-07-06 2003-01-24 Nisshin Steel Co Ltd 前照灯ランプシェード用両面プレコート鋼板
DE102009000004A1 (de) 2009-01-02 2010-07-08 Robert Bosch Gmbh Kameraanordnung für ein Kraftfahrzeug und Kraftfahrzeug mit einer Kameraanordnung
US9871971B2 (en) * 2011-08-02 2018-01-16 Magma Electronics Inc. Vehicle vision system with light baffling system
JP6065221B2 (ja) 2013-06-13 2017-01-25 日本ゼオン株式会社 合わせガラス板
CN105658713B (zh) * 2013-09-16 2018-03-20 英力士苯领集团股份公司 具有高光泽度的深黑色热塑性成型组合物及其制备
MX2016011722A (es) * 2014-04-09 2016-12-14 Sekisui Chemical Co Ltd Pelicula de capa intermedia de parabrisas de vehiculo, cuerpo enrollado, y parabrisas de vehiculo.
JP6303974B2 (ja) * 2014-10-22 2018-04-04 株式会社デンソー 車載カメラ装置及び車載システム
JP2017061276A (ja) 2015-09-25 2017-03-30 日本板硝子株式会社 ウインドシールド及びブラケット
JP6316329B2 (ja) 2016-03-24 2018-04-25 本田技研工業株式会社 センサブラケット
JP6415649B1 (ja) 2017-07-05 2018-10-31 三菱電機株式会社 車載カメラ
JP7147613B2 (ja) 2019-02-14 2022-10-05 トヨタ自動車株式会社 カメラ搭載構造

Also Published As

Publication number Publication date
DE102022105377A1 (de) 2022-09-29
JP7540377B2 (ja) 2024-08-27
CN115107667A (zh) 2022-09-27
US20220306015A1 (en) 2022-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10780674B2 (en) Obscuration having superior strength and optical quality for an automotive laminate
US20240158294A1 (en) Windshield and windshield manufacturing method
US20170341491A1 (en) Windshield
US11420423B2 (en) Motor vehicle windscreen in which the zone of the field of a camera has a reduced optical distortion
US10710340B2 (en) Obscuration having superior strength and optical quality for an automotive laminate
JP6927284B2 (ja) インナーミラー付き車両用合わせガラス
WO2018122770A1 (en) Obscuration having superior strength and optical quality for an automotive laminate
CN111386192A (zh) 具优异强度和光学质量且带印刷遮蔽物的夹层玻璃
KR102558186B1 (ko) 불투명 폴리머 필름이 있는 적층 차량 판유리
CN111372774A (zh) 具优异强度和光学质量且带嵌体遮蔽物的夹层玻璃
JP2022521053A (ja) 優れた光学品質を有する自動車用ガラス
JP2022147334A (ja) 車載カメラ付き車両用窓ガラス
CN110696728A (zh) 安装基座及带安装基座的车辆用玻璃
US20230345092A1 (en) Vehicle glass and vehicle glass manufacturing method
US12035056B2 (en) Vehicular exterior member and far-infrared camera equipped vehicular exterior member
US11731900B2 (en) Glass and laminated glass
US12065025B2 (en) Vehicle body resin member, window member with vehicle body resin member, and vehicle
US20220105709A1 (en) Glass
JP7259547B2 (ja) 合わせガラス
US12043014B2 (en) Window glass for vehicle
EA044432B1 (ru) Стекло
CN115991015A (zh) 夹层玻璃及其制造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20240318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7540377

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150