JP2022146696A - パッドおよびカップ部を有する衣類 - Google Patents

パッドおよびカップ部を有する衣類 Download PDF

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麻衣 吉見
Mai Yoshimi
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【課題】 1枚のブラジャーで、ワイヤー有、ノンワイヤーの2通りの使い方を可能とすることで、様々な場面に応じた所望の着用感が得られる衣類を提供することを目的とする。【解決手段】 バストを覆うためのカップ部11と、当該カップ部11に着脱可能に装着されるパッド20とを有する衣類において、パッド20は、下縁辺は、バストのバージスラインに合うように下向きに凸となるように湾曲しており、上縁辺は、バストトップ位置を覆わないように形成されており、下縁部には、ワイヤー21が設けられていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、主にカップ部を有する衣類に装着して用いるパッド、およびカップ部を有する衣類に関するものである。
従来、ブラジャー等のカップ部を有する衣類において、ワイヤー等により補正機能を付与したものがある。ワイヤー入りのブラジャーは、長時間にわたって装着していると、肌に当たりが感じられることがあるが、痛みを感じさせることなく、かつ、バストとのフィッティング性に優れたブラジャーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。一方で、ノンワイヤーであって、バストの形態を矯正でき、違和感や不快感を抑制できるカップ付き衣類が提案されている(例えば、特許文献2参照)。ワイヤー入りの衣類とノンワイヤーの衣類には、それぞれ利点があるものの、従来は、着用者の体調や気分、着用時の場面によって、選択したり着替えたりする必要があった。
特開2006-124893号公報 特許第6612836号公報
本発明は、1枚のブラジャーで、ワイヤー有、ノンワイヤーの2通りの使い方を可能とすることで、様々な場面に応じた所望の着用感が得られる衣類を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のパッドは、胸部を被覆する衣類に着脱可能に装着して使用するパッドであって、下縁辺は、バストのバージスラインに合うように下向きに凸となるように湾曲しており、上縁辺は、バストトップ位置を覆わないように形成されており、前記下縁部には、ワイヤーが設けられていることを特徴とする。
また、本発明のカップ部を有する衣類は、バストを覆うためのカップ部と、当該カップ部に着脱可能に装着されるパッドとを有する衣類において、前記パッドは、下縁辺は、バストのバージスラインに合うように下向きに凸となるように湾曲しており、上縁辺は、バストトップ位置を覆わないように形成されており、前記下縁部には、ワイヤーが設けられていることを特徴とする。
本発明によると、1枚のブラジャーで、ワイヤー有、ノンワイヤーの2通りの使い方を可能とすることで、様々な場面に応じた所望の着用感が得られる衣類を提供することができる。
図1は、本発明のカップ部を有する衣類の一例である、第一の実施形態に係るブラジャー100の前面部を肌側から見た状態を示す正面図である。 図2は、前記第一の実施形態に係るブラジャー100に挿入される、パッドの例を示す正面図である。 図3は、本発明のカップ部を有する衣類の一例である、第二の実施形態に係るブラジャー300の前面部を肌側から見た状態を示す正面図である。 図4は、前記第二の実施形態に係るブラジャー300のカップ部を、図3のI-I方向に見た断面図である。 図5は、前記第二の実施形態の変形例に係るブラジャーのカップ部を、図3のI-I方向に見た断面図である。
本発明のパッドにおいて、装着時に脇側になる部分が、前中心側よりも幅広に形成されていることが好ましい。
本発明のパッドにおいて、前記脇側になる部分において、前記上縁辺と前記下縁辺とを結ぶ方向に難屈曲処理がなされていることが好ましい。
本発明のカップ部を有する衣類において、装着時に脇側になる部分が、前中心側よりも幅広に形成されていることが好ましい。
本発明のカップ部を有する衣類において、前記脇側になる部分において、前記上縁辺と前記下縁辺とを結ぶ方向に難屈曲処理がなされていることが好ましい。
本発明のカップ部を有する衣類において、衣類がブラジャーであることが好ましい。
本発明のパッドおよびカップ部を有する衣類について、例をあげて説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。なお、以下で参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。
(第一の実施形態)
図1に本発明のカップ部を有する衣類の一例である、第一の実施形態に係るブラジャー100を、図2にブラジャー100に挿入される本発明のパッドの一例を示す。図1はブラジャー100の前面部を肌側から見た状態を示す正面図である。図2(A)は、ブラジャー100に挿入されるパッド20を取り出した状態を示している。前記二図において、同一部分には同一符号を付している。
本実施形態のブラジャー100は、一対のカップ部11および肌側布12、一対のカップ部11を支持するカップ支持部13、一対のバック布14および一対の肩ストラップ15を備えた、ノンワイヤータイプのブラジャーである。一対のカップ部11の下縁には、一対のカップ支持部13が設けられ、一対のカップ支持部13の下縁には、土台部16が設けられている。そして、一対のカップ支持部13は、バージスラインに沿うように形成されており、土台部16によって連結されている。カップ支持部13を介して、一対のカップ部11の脇側には、一対のバック布14の一端が取り付けられている。一対のバック布14の他端は、連結係止部(図示せず)が取り付けられて、背中心付近で着脱自在になっている。肩ストラップ15は、一対のカップ部11の上部に設けられている。そして、一対のカップ部11の内側(肌側)には、肌側布12が設けられている。本実施形態においては、肌側布12は、ブラジャー100の脇側上辺において、カップ部11に固定されておらず遊離した状態となっており、前記遊離部分がパッド挿入口12Aとなっている。本実施形態においては、ブラジャー100は、パッド挿入口12Aからパッド20を着脱可能であり、カップ部11と肌側布12との間にパッド20を収容することができる。
パッド20は、その下縁部には、ワイヤー21が設けられている。胸部を被覆するブラジャー等の衣類にパッド20を装着することで、ノンワイヤーの衣類をワイヤーを備えた衣類として使用することが可能となる。パッド20の下縁辺は、バストのバージスラインに合うように下向きに凸となるように湾曲している。本発明のパッドは、従来のバストボリューム調整用のパッドとは異なり、下縁辺がバージスラインに沿った形状である。さらに、バージスラインの上部においても、ワイヤーを有していることで下カップに合う立体の設計とすることが可能であり、着用時にさらにズレにくくすることができる。そして、パッド20の上縁辺は、パッドによってバストのトップを潰さないように、バストトップ位置を覆わないように形成されている。
ワイヤー21は、バージスラインに沿う形状に形成されている。本発明のパッドにおいて、ワイヤーは、一般的なワイヤー入りブラジャーのワイヤーと比べて、短めの長さであることが好ましい。ワイヤーが長すぎると、挿入(装着)がしにくくなったり、バージスラインに沿わせにくい場合がある。本発明のパッドにおけるワイヤーの長さは、一般的なワイヤー入りブラジャーのワイヤーの長さの50%~90%であることが好ましく、より好ましくは60%~80%、さらに好ましくは65%~75%である。ワイヤー21は、剛直な金属ワイヤーであっても変形可能な樹脂ワイヤーや、前記樹脂ワイヤーと同程度の剛性を有する金属ワイヤー等であってもよい。パッド20の下縁辺には、ワイヤーループを設け、その中にワイヤー21を通せばよい。
パッド20の本体としては、ウレタンフォーム、不織布、あるいはポリウレタンなどの高弾性糸から編成された厚手シート状の素材(ダンボールニット、ダブルラッセル)等の、可撓性を有する材料を使用することができる。成型性、耐久性等の点からは、ウレタンフォーム、不織布が好ましい。パッド20の厚みは、着用による体型の補整といった目的や、カップ部を有する衣類のデザインに応じて設計可能であり、例えば、下バージスラインとバストトップとの間の脇側領域を厚く、周辺に向かうにしたがって薄くなるように形成してもよい。
パッド20は、装着時に脇側になる部分が、前中心側よりも幅広に形成されていることが好ましい。前中心側を細く、脇側を幅広にすることによって、パッドの左右の区別がつきやすくなる。また、パッド20の脇側上端部は、上縁辺がバストトップ位置を覆わなければ、バストトップ位置よりも上方に位置してもよい。脇側でパッド20の高さを高くすれば、脇に流れやすいバストをせき止めることができ、また、バスト脇側のボリュームを前中心側及び上部に移動させて、バストの脇側をすっきりさせることができる。
また、図2(B)に示すように、パッドは、前記脇側になる部分において、上縁辺と下縁辺とを結ぶ方向に難屈曲処理がなされていることが好ましい。本実施形態のパッド20Aにおいては、パッドの上縁辺から下縁辺に向けた方向において、2箇所にステッチ22を設けて、難屈曲処理部としている。このようにパッドの脇側にステッチを入れることによって、脇側が横に広がらず着用時のシルエットをすっきりとさせることができる。前記難屈曲処理は、ステッチに限定されるものではなく、バイアステープやワイヤー等の別部材を、パッドに取り付けることで行ってもよい。脇側の難屈曲処理のステッチは、パッドの形状が略左右対称である場合(脇側部分が幅広ではない場合等)においては、パッドの左右の区別をつけるための目印とすることもできる。
ブラジャー本体に対して、ワイヤーのみの付け外しを行おうとすると、バージスラインへの挿入の仕方が難しく、挿入時にワイヤーが曲がってしまうおそれがある。また、上手く挿入していないと、着用時にワイヤーが飛び出してしまうおそれもある。さらに、ワイヤー単独では、左右の区別がつきにくく、逆の方向に挿入してしまう可能性もある。本発明では、パッドにワイヤーを付けているので、ワイヤー有とノンワイヤーとの切り替えも簡単かつ安全に行うことができる。
ブラジャー100の肌側布12は、着用時の肌当たりを良くするとともに、ワイヤー入りのパッド20をブラジャー100に装着するための収容部をカップ部11との間に形成する。肌側布12は、収容部に収容されたパッド20が着用時に移動して適正な位置からズレてしまうことを防ぐため、パッド20の上縁辺が収まる高さで縫着あるいは袋状にして、収容部を形成することが好ましい。収容部に設けられるパッド挿入口12Aは、ワイヤー付パッド20が収容部に出し入れすることができれば形状や位置は限定されないが、本実施形態の図1に示すように、パッド挿入口12Aを収容部の上辺脇に斜めに設けると、パッド20が入れやすく、また、着用している間に出てきにくく、好ましい。
肌側布12としては、一般的な衣類の肌側布として使用される材料を用いればよく、伸びやすく、肌触りや吸汗性のよい素材を用いることができる。
ブラジャー100のカップ支持部13は、布材を重ね合わせて形成されている。このように、カップ支持部13は、剛直なワイヤー等を設けないノンワイヤーであり変形可能なものである。カップ支持部13は、バージスラインに沿うような湾曲形状を有する布テープを重ね合わせて用いてもよい。カップ支持部13が変形可能な材料からなるので、持ち運びの際などにコンパクトに収納することができる。カップ支持部13は、カップ部11とは別部材で構成してもよい。あるいは、カップ部11を構成するカップ布でカップ支持部13を形成してもよい。
ブラジャー100の土台部16は、非伸縮もしくは伸縮性の低い材料で構成することが好ましい。従来のノンワイヤータイプのブラジャーやハーフトップは、ワイヤーを有していないことで締め付け感は軽減される一方で、十分な造形性を得られていなかった。例えば、楽な着用感を得るために、全体的に締め付けの少ない構造とすると、着用時にバストトップ間が広がりやすく、十分な造形性を得ることは難しかった。そこで、他の部分に伸縮性の高い材料を用いた場合であっても、土台部16を非伸縮もしくは伸縮性の低い材料で構成することで、楽な着用感を得つつ、バストトップ間の広がりを抑制して、ワイヤー入りのパッド20を挿入した際の造形性をより高めることができる。
ワイヤー入りのブラジャーは、ブラジャーの形に胸を合わせるように設計され、ノンワイヤーのブラジャーは、人間のヌード体型に近い設計とされることが多い。例えば、ノンワイヤーのブラジャーでは、カップくりのカーブが緩めで開き気味になっており、そのカップくりの形状に合わせて後ろ身頃の傾きを変える設計とすることが一般的である。本発明におけるブラジャーは、本発明のパッドの出し入れによって、ワイヤー有とノンワイヤーの両方の使い方ができるため、例えば、カップくりの形状と後ろ身頃の傾きを、ワイヤー入りとノンワイヤーとの中間の設計とすることが好ましい。
本実施形態のブラジャーでは、連結係止部として、ホック(例えば、フック・アンド・アイ(鈎ホック))を使用することができるが、他の種類の係止具を使用してもよい。また、バック布14が連結係止部を有していなくてもよい。例えば、連結係止部を前中心に設けてフロントホックタイプとしてもよい。また、連結係止部がないタイプ、バック布を結んで係止するタイプであってもよい。
連結係止部としては、ホック(例えば、フック・アンド・アイ(鈎ホック))、グリッパー、ボタン、紐、面ファスナーなどを、デザインや用途に応じて適宜選択して使用することができる。なお、上記のフック・アンド・アイやグリッパー、ボタンを用いる場合には、複数の留め位置を予め設けておくことにより、締め付け具合を微調整できるようにしておくことも好ましい。なお、上記以外の他の種類の係止具を使用してもよい。
本実施形態においては、肩ストラップ15の一端はカップ部11に取り付けられているが、他端側は、バック布14の上辺部に取り付けることができる。肩ストラップ15は、例えば、他端はバック布14の上辺部に取り付けられた円環の係止具を通って反転し、エイト環からなる長さ調節具に導入されることによって、肩ストラップ15の長さ調整を可能とすることができる。肩ストラップ15の態様はこれに限定されず、例えば、前記一対のカップ部11の上部同士を互いに繋ぐように取り付けられている、いわゆる「ホルターネック」タイプであってもよい。肩ストラップ15の取り付け位置は、カップ部11の形状やブラジャーのデザインによって決定することができる。肩ストラップ15は、カップ部11を肩から吊り下げるものであればよい。紐や布テープであってもよいし、タンクトップのような幅の広い、いわゆるラウンドタイプのストラップであってもよい。肩ストラップ15の態様は一対のカップ部11に対応して一対の肩ストラップ15をそれぞれカップ部11上部とバック布14に取り付ける態様に限定されず、例えば、スポーツタイプのブラジャーの肩ストラップのように、背中側で2本の肩ストラップ15が一体となりバック布14に取り付けられる態様であってもよい。
バック布14としては、ニット、ベアスムース、ストレッチラッセルレース、チュールパワーネット、ベアフライスおよびツーウェイトリコット等のストレッチ素材を用いることができる。
バック布14は、折り返して縫製するなどの端始末を必要としない端部となっていることが、着用時の段差の発生の防止や、運動追従性、肌触りの点から好ましい。バック布14の生地として、例えば、生地端始末不要なフラット素材やヘム素材を用いると、切断箇所のほつれ防止処理が不要である。また、部分的に、端始末不要な生地を使うことで、肌あたりやデザインなどを調整することができる。
ブラジャー100は、ワイヤー有とノンワイヤーとの切り替えを、パッドの出し入れのみで簡単かつ安全に行うことができる。ブラジャー100は、着用したままの状態であっても、ワイヤー有、ノンワイヤーの2通りの使い方を手早く変更することができ、例えば、就寝時や長時間のフライト中などにおいては、ワイヤー入りのパッドを外した状態にすれば、着替えることなく、ノンワイヤーの楽な着心地のブラジャーとして使用することができる。また、体調に起因するなどしてワイヤーが気になる場合には、ワイヤー入りのパッドを取り外せば、身体への負担を軽減することができる。ブラジャー100は、ノンワイヤーの状態でも、体型に合わせてきれいに着用することができる。一方で、ワイヤー入りのパッドを装着した状態においては、ワイヤーの効果によって、バストを内側(身体の中心側)に寄せて、ボリュームアップし、より良好なバストの造形性を得ることができる。
(第二の実施形態)
図3に、本発明のカップ部を有する衣類の第二の実施形態に係るブラジャー300を示す。図3においては、パッド20は省略して記載している。図4は、ブラジャー300にパッド20が装着された状態におけるカップ部を、I-I方向に見た断面図である。本実施形態のブラジャー300は、一対のカップ部31および肌側布32、一対のカップ部31を支持するカップ支持部33、一対のバック布34および一対の肩ストラップ35を備えた、ノンワイヤータイプのブラジャーである。一対のカップ支持部33は、一対のカップ部31の下縁と片辺が固定されて、カップくり部分の内側に他辺が遊離した状態で設けられている。カップ部31とカップ支持部33とが固定されているカップ部31の下縁は、バージスラインに沿うように形成されており、一対のカップ部31は、土台部36によって連結されている。一対のカップ部31の脇側には、一対のバック布34の一端が取り付けられている。
カップ支持部33としては、例えば、バイアステープを片辺が固定された状態で配置することで、形成することができる。図4に示すように、カップ支持部33をカップくりの内側に向けて設けることで、パッド20装着時のワイヤー21の位置を安定に保持することができる。カップくりの内側に向けて設けられた部分のカップ支持部の幅は、8mm~15mmの範囲にあることが好ましい。
なお、本実施形態においては、パッド挿入口32Aが収容部の脇側に縦方向に設けられている。本実施形態においては、この形でパット挿入口を設けても、カップ支持部をパット挿入口によって途切れさせることなく連続して設けることができる。また、着用時に、カップ支持部33がパッド挿入口32Aの下端部分に被さるようになるため、パッド20が脇側にズレて出てくることは発生しにくい。
図5は、第二の実施形態の変形例に係るブラジャーのカップ部を、図3のI-I方向に見た断面図である。パッド挿入口が図1に示すように脇側上辺に設けられている場合には、カップ支持部33は、他辺を遊離せずに、肌側布32に固定して設けることもできる。
上述の態様の他は、第一の実施形態と同様とすることができ、ブラジャー300についても、ワイヤー有とノンワイヤーとの切り替えも簡単かつ安全に行うことができ、1枚のブラジャーで、ワイヤー有、ノンワイヤーの2通りの使い方をすることができる。ブラジャー300については、カップくりの内側に向けて設けられたカップ支持部33が、ノンワイヤー状態においてもバージスラインにフィットしやすいため、より良好な着用感を得ることができる。
以上、実施の形態の具体例として、ブラジャーをあげて本発明を説明したが、本発明のパッドおよびカップ部を有する衣類は、これらの具体例で記載されたもののみに限定されるものではなく、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のような衣類以外にも、キャミソール、ボディースーツ、ブラスリップ、タンクトップ、水着、レオタード、その他各種のカップ部を有する衣類に適用できる。
本発明のパッドおよびカップ部を有する衣類は、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のような衣類以外にも、ファンデーション衣類、スポーツ衣類、アウターなど、各種のカップ部を有する衣類に適用できる。
100、300 ブラジャー
11、33 カップ部
12、32 肌側布
12A、32A パッド挿入口
13、33 カップ支持部
14、34 バック布
15、35 肩ストラップ
16、36 土台部
20、20A パッド
21 ワイヤー
22 ステッチ(難屈曲処理部)

Claims (4)

  1. 胸部を被覆する衣類に着脱可能に装着して使用するパッドであって、
    下縁辺は、バストのバージスラインに合うように下向きに凸となるように湾曲しており、
    上縁辺は、バストトップ位置を覆わないように形成されており、
    前記下縁部には、ワイヤーが設けられていることを特徴とするパッド。
  2. 装着時に脇側になる部分が、前中心側よりも幅広に形成されている、請求項1記載のパッド。
  3. 前記脇側になる部分において、前記上縁辺と前記下縁辺とを結ぶ方向に難屈曲処理がなされている、請求項1または2記載のパッド。
  4. バストを覆うためのカップ部と、当該カップ部に着脱可能に装着されるパッドとを有する衣類において、
    前記パッドは、
    下縁辺は、バストのバージスラインに合うように下向きに凸となるように湾曲しており、
    上縁辺は、バストトップ位置を覆わないように形成されており、
    前記下縁部には、ワイヤーが設けられている
    ことを特徴とするカップ部を有する衣類。
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