JP2022145486A - 有機膜形成装置、および有機膜形成装置のクリーニング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態に係る有機膜形成装置は、ワークを搬入または搬出する開口を有し、大気圧よりも減圧された雰囲気を維持可能なチャンバと、前記チャンバの開口を開閉可能な扉と、前記チャンバの内部を排気可能な排気部と、前記チャンバの内部に設けられ、前記ワークを支持可能な支持部と、前記チャンバの内部に設けられ、前記ワークを加熱可能な加熱部と、前記チャンバの内部に設けられ、前記チャンバの開口に向けてクリーニングガスを供給可能な少なくとも1つのノズルと、を備えている。
【選択図】図3
Description
ここで、溶液を加熱した際に、溶液に含まれていた物質が昇華(気化)する場合がある。昇華物に含まれている成分は、加熱されたワークよりも温度の低いチャンバの内壁などに固体となって付着する場合がある。チャンバの内壁などに付着した固体が、チャンバの内壁などから剥がれると、パーティクルなどの異物となってワークの表面に付着するおそれがある。
ところが、有機膜形成装置において、半導体製造装置のようなクリーニング(例えば、チャンバを密閉した状態で、チャンバの内部の排気と、チャンバの内部へのクリーニングガスの供給と、を順次実行するクリーニング)を行っても、異物の充分な除去ができないことが判明した。
そこで、チャンバの内部にある、パーティクルなどの異物の充分な除去が可能な有機膜形成装置、および有機膜形成装置のクリーニング方法の開発が望まれていた。
なお、図1中のX方向、Y方向、およびZ方向は、互いに直交する三方向を表している。本明細書における上下方向は、Z方向とすることができる。
基板は、例えば、ガラス基板や半導体ウェーハなどとすることができる。ただし、基板は、例示をしたものに限定されるわけではない。
溶液は、例えば、有機材料と溶剤を含んでいる。有機材料は、溶剤により溶解が可能なものであれば特に限定はない。溶液は、例えば、ポリアミド酸を含むワニスなどとすることができる。ただし、溶液は、例示をしたものに限定されるわけではない。
すなわち、チャンバ10は、ワーク100を搬入または搬出する開口11aを有し、大気圧よりも減圧された雰囲気を維持可能となっている。扉13は、チャンバ10の開口11aを開閉可能となっている。
第1の排気部21は、例えば、チャンバ10の底面に設けられた排気口17に接続されている。
第1の排気部21は、例えば、排気ポンプ21aと、圧力制御部21bとを有する。
排気ポンプ21aは、大気圧から所定の圧力まで粗引き排気を行う排気ポンプとすることができる。そのため、排気ポンプ21aは、後述する排気ポンプ22aよりも排気量が多い。排気ポンプ21aは、例えば、ドライ真空ポンプなどとすることができる。
第2の排気部22は、例えば、排気ポンプ22aと、圧力制御部22bを有する。
排気ポンプ22aは、排気ポンプ21aによる粗引き排気の後、さらに低い所定の圧力まで排気を行う。排気ポンプ22aは、例えば、高真空の分子流領域まで排気可能な排気能力を有する。例えば、排気ポンプ22aは、ターボ分子ポンプ(TMP:Turbo Molecular Pump)などとすることができる。
処理部30の内部には、処理領域30aおよび処理領域30bが設けられている。処理領域30a、30bは、ワーク100に処理を施す空間となる。ワーク100は、処理領域30a、30bの内部に支持される。処理領域30bは、処理領域30aの上方に設けられている。なお、2つの処理領域が設けられる場合を例示したがこれに限定されるわけではない。1つの処理領域のみが設けられるようにすることもできるし、3つ以上の処理領域が設けられるようにすることもできる。本実施の形態においては、一例として、2つの処理領域が設けられる場合を例示するが、1つの処理領域、および、3つ以上の処理領域が設けられる場合も同様に考えることができる。
例えば、処理領域30aに支持されたワーク100の下面(裏面)は、処理領域30aの下部に設けられた加熱部32により加熱される。処理領域30aに支持されたワーク100の上面(表面)は、処理領域30aと処理領域30bとにより兼用される加熱部32により加熱される。
この様にすれば、加熱部32の数を減らすことができるので消費電力の低減、製造コストの低減、省スペース化などを図ることができる。
また、ヒータ32aは、例示をしたものに限定されるわけではない。ヒータ32aは、大気圧よりも減圧された雰囲気においてワーク100を加熱することができるものであればよい。すなわち、ヒータ32aは、放射による熱エネルギーを利用するものであればよい。
複数の支持部33の材料には特に限定はないが、耐熱性と耐食性を有する材料とすることが好ましい。複数の支持部33の材料は、例えば、ステンレスなどとすることができる。
まず、第1のガス供給経路40aについて説明する。第1のガス供給経路40aは、ノズル41、ガス源42、ガス制御部43および切替バルブ54を有する。
冷却ガスの温度は、例えば、室温(例えば、25℃)以下とすることができる。
クリーニングガスGの温度は、例えば、室温(例えば、25℃)とすることができる。
図2は、ワーク100の処理工程を例示するためのグラフである。
図2に示すように、有機膜の形成工程は、ワークの搬入工程と、昇温工程と、加熱処理工程と、冷却工程、ワークの搬出工程と、クリーニング工程とを含む。
まず、ワークの搬入工程では、開閉扉13がフランジ11から離隔し、ワーク100がチャンバ10の内部空間に搬入される。チャンバ10の内部空間にワーク100が搬入されると、排気部20によりチャンバ10の内部空間が所定の圧力まで減圧される。
加熱処理工程(1)は、例えば、第1の温度でワーク100を所定時間加熱し、溶液に含まれている水分やガスなどを排出させる工程とすることができる。第1の温度は、例えば、100℃~200℃とすればよい。
図3は、クリーニング部50の作用を例示するための模式断面図である。
なお、煩雑となるのを避けるために、チャンバ10の内部に設けられる要素などを省略して描いている。
すなわち、クリーニング部50が設けられていれば、チャンバ10の内部にある異物の充分な除去が可能となる。
図4は、排気部20によるパーティクルの排出と、クリーニング部50によるパーティクルの排出とを組み合わせた場合のグラフである。
排気部20によるパーティクルの排出においては、チャンバ10の内部を減圧し、減圧したチャンバ10の内部を大気圧に戻す作業を10回繰り返した。
クリーニング部50によるパーティクルの排出においては、排気部20によるパーティクルの排出を行った後に、複数のノズル41から同時にクリーニングガスGを供給した。つまり、クリーニング部50によるパーティクルの排出を行う前に、排気部20によるパーティクルの排出を予め行った。
クリーニング部50によるパーティクルの排出においては、複数のノズル41から同時にクリーニングガスGを供給した。
図5から分かるように、クリーニング部50によるパーティクルの排出のみを行っても、種々のサイズのパーティクルを排出させることができる。
これに対して、クリーニング部50によるクリーニングを行えば、図5から分かるように、チャンバ10の内部にある異物の充分な除去が可能となる。
ただし、図6の場合は、複数のノズル41からクリーニングガスGを順次供給した。例えば、任意の複数のノズル41からクリーニングガスGを所定の時間供給し、当該複数のノズル41からのクリーニングガスGの供給を停止した後に、他の複数のノズル41からクリーニングガスGを所定の時間供給した。この場合、上方に設けられた複数のノズル41から順にクリーニングガスGを供給してもよいし、下方に設けられた複数のノズル41から順にクリーニングガスGを供給してもよいし、任意の複数のノズル41から順にクリーニングガスGを供給してもよい。また、クリーニングガスGを供給する際に用いるノズル41は、1つであってもよい。
前述したクリーニング部50と同様に、クリーニング部50aは、例えば、複数のノズル41、ガス源52、およびガス制御部53を有する。
また、図6に示すように、クリーニング部50aは、検出部56をさらに有することができる。
クリーニングの終点を検出することができれば、時間管理などによりクリーニングを終了させる場合に比べて、クリーニングガスGの消費量を低減させることが可能となる。また、チャンバ10の内部にある異物をより適切に除去することができる。
前述したクリーニング部50と同様に、クリーニング部50bは、例えば、複数のノズル41、ガス源52、およびガス制御部53を有する。
また、図8に示すように、クリーニング部50bは、検出部56、および筐体55をさらに有することができる。
前述したクリーニング部50と同様に、クリーニング部150は、例えば、複数のノズル41、ガス源52、およびガス制御部53を有する。
また、図9に示すように、クリーニング部150は、もう一つのクリーニング部50cをさらに有することができる。
図9に示すように、ノズル51は、チャンバ10の側面に接続することができる。ノズル51は、チャンバ10の側面に複数設けることができる。本実施形態のノズル51は、先端が閉塞された筒状を呈している。ノズル51の閉塞された先端は、ノズル51が設けられたチャンバ10の側面と対向するチャンバ10の側面まで伸びている。ノズル51の側面には、複数のノズル孔51aが設けられている。なお、ノズル51の数や配置は適宜変更することができる。例えば、チャンバ10の側面に複数のノズル51をY方向に並べて設けることもできる。チャンバ10の対向する側面の両方にノズル51を設けることもできる。チャンバ10の対向する側面の両方を貫通するノズル51を設けることもできる。複数のノズル51をX方向に並べて蓋15に設けることもできる。
図10に示すように、ノズル51のノズル孔51aからクリーニングガスGをチャンバ10内に導入することができる。クリーニング部50cを設けることで、ノズル41で形成されるクリーニングガスGの気流を補強することができる。あるいは、ノズル41で形成されるクリーニングガスGの気流とは異なる気流を発生させることができる。そのため、ノズル41で形成されるクリーニングガスGの気流では排出できなかったパーティクルがチャンバ10の外部へと排出される。したがって、排出されるパーティクルの数を大幅に増やすことができる。このことは、チャンバ10の内部にある異物をさらに効果的に除去することができることを意味する。
前述したクリーニング部150と同様に、クリーニング部250は、例えば、複数のノズル41、ガス源52、クリーニング部50cおよびガス制御部53を有する。
また、図11に示すように、クリーニング部250は、もう一つの冷却部140をさらに有することができる。
冷却部140は、ノズル41に変えてノズル141を有する点で冷却部40と相違する。
冷却部140を設けることで、ノズル141からもクリーニングガスGを処理領域30a、30bの内部に供給することができるようになる。そのため、ノズル41で形成されるクリーニングガスGの気流を補強することができる。したがって、ノズル41で形成されるクリーニングガスGの気流では排出できなかったパーティクルがチャンバ10の外部へと排出される。したがって、排出されるパーティクルの数を大幅に増やすことができる。このことは、チャンバ10の内部にある異物をさらに効果的に除去することができることを意味する。
本実施の形態に係る有機膜形成装置のクリーニング方法においては、チャンバ10の開口11aが解放されている際に、チャンバ10の内部に、チャンバ10の開口11aに向かって流れるクリーニングガスGの流れを形成する。
前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
例えば、有機膜形成装置1の形状、寸法、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
例えば、クリーニング工程を行う際に、チャンバ10の開口11aだけでなく、第3の排気部23も解放してもよい。このようにすることで、第3の排気部からもクリーニングガスGが排出されるので、チャンバ10の内部にある異物の充分な除去がより可能となる。
すなわち、チャンバ10は、ワーク100を搬入または搬出する開口11aを有し、大気圧よりも減圧された雰囲気を維持可能となっている。扉13は、チャンバ10の開口11aを開閉可能となっている。
本実施の形態に係る有機膜形成装置のクリーニング方法においては、チャンバ10の開口11aが開放されている際に、チャンバ10の内部に、チャンバ10の開口11aに向かって流れるクリーニングガスGの流れを形成する。
前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
例えば、有機膜形成装置1の形状、寸法、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
例えば、クリーニング工程を行う際に、チャンバ10の開口11aだけでなく、第3の排気部23も開放してもよい。このようにすることで、第3の排気部からもクリーニングガスGが排出されるので、チャンバ10の内部にある異物の充分な除去がより可能となる。
Claims (12)
- ワークを搬入または搬出する開口を有し、大気圧よりも減圧された雰囲気を維持可能なチャンバと、
前記チャンバの開口を開閉可能な扉と、
前記チャンバの内部を排気可能な排気部と、
前記チャンバの内部に設けられ、前記ワークを支持可能な支持部と、
前記チャンバの内部に設けられ、前記ワークを加熱可能な加熱部と、
前記チャンバの内部に設けられ、前記チャンバの開口に向けてクリーニングガスを供給可能な少なくとも1つのノズルと、
を備えた有機膜形成装置。 - 前記ノズルは複数設けられ、
前記複数のノズルから前記クリーニングガスを順次供給する請求項1記載の有機膜形成装置。 - 前記ノズルに接続され、前記クリーニングガスの供給と、供給の停止とを制御可能なガス制御部と、
前記ガス制御部を制御可能なコントローラと、
をさらに備え、
前記コントローラは、前記チャンバの開口が解放されている際に、前記ガス制御部を制御して、前記ノズルから前記チャンバの開口に向けて前記クリーニングガスを流す請求項1または2に記載の有機膜形成装置。 - 前記加熱部の内部に冷却ガスを供給する冷却部と、
前記ノズルに接続された第1のクリーニング部と、
前記ノズルと前記クリーニング部との間に設けられた切替バルブと、
前記切替バルブを制御可能なコントローラと、
をさらに備え、
前記冷却部は、前記切替バルブと接続され、
前記コントローラは、前記切替バルブを制御することで、前記加熱部の内部に前記ノズルから前記冷却ガスを供給するか前記クリーニングガスを供給するか選択可能である請求項1または2に記載の有機膜形成装置。 - 前記チャンバの側面設けられ、前記チャンバ内に向けてクリーニングガスを供給可能な少なくとも1つの第2のノズルと、
前記第2のノズルと接続された第2のクリーニング部と、
をさらに備え、
前記コントローラは、前記ノズルまたは前記第2のノズルあるいはその両方からクリーニングガスを供給することを選択可能である請求項4に記載の有機膜形成装置。 - 前記ノズルに接続され、前記クリーニングガスの供給と、供給の停止とを制御可能なガス制御部と、
をさらに備え、
前記コントローラは、前記ガス制御部を制御可能であり、
前記コントローラは、前記チャンバの開口が解放されている際に、前記ガス制御部を制御して、前記ノズルから前記チャンバの開口に向けて前記クリーニングガスを流す請求項4または5に記載の有機膜形成装置。 - 前記チャンバの開口から排出された前記クリーニングガスに含まれている異物を検出する検出部をさらに備え、
前記コントローラは、前記検出部により検出された前記異物の数が所定の値以下となった場合には、前記ガス制御部を制御して、前記クリーニングガスの供給を停止する請求項3~6の少なくとも1つに記載の有機膜形成装置。 - 気密構造を有し、前記チャンバの開口に対向する位置に設けられた筐体をさらに備えた請求項1~7のいずれか1つに記載の有機膜形成装置。
- ワークを搬入または搬出する開口を有し、大気圧よりも減圧された雰囲気を維持可能なチャンバを有する有機膜形成装置のクリーニング方法であって、
前記チャンバの開口が解放されている際に、前記チャンバの内部に、前記チャンバの開口に向かって流れるクリーニングガスの流れを形成する有機膜形成装置のクリーニング方法。 - 複数のノズルから前記クリーニングガスを順次供給することで、前記クリーニングガスの流れを形成する請求項9記載の有機膜形成装置のクリーニング方法。
- 前記チャンバの開口から排出された前記クリーニングガスに含まれている異物の数が所定の値以下となった場合には、前記クリーニングガスの流れの形成を停止する請求項9または10に記載の有機膜形成装置のクリーニング方法。
- 前記チャンバの開口に向かって流れるクリーニングガスの流れを形成する際には、前記チャンバの内部に前記ワークが支持されていない請求項9~11のいずれか1つに記載の有機膜形成装置のクリーニング方法。
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