JP2022144603A - 油中水乳化組成物 - Google Patents

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一貴 松尾
Kazuki Matsuo
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Abstract

【課題】上に重ねて塗布する化粧料ののりがよく、シミ等を隠ぺいするカバー力に優れ、化粧後に時間がたった後も毛穴等の凹凸が目立たちにくい、化粧下地に適する組成物を提供する。【解決手段】(A)板状粉体及び(B)球状ポリメチルシルセスキオキサンを含有する、油中水乳化組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、油中水乳化組成物に関する。
化粧下地は、一般にその上に重ねて塗布するファンデーション等ののりや伸び広がりを良好にし、メークアップの仕上がりを美しくし、また化粧持ちを良好にするために使われる。ファンデーション等との付着性を高めるために、連続相に油性成分が存在する油中水乳化剤型が採用されることがある。
化粧下地には通常粉体が配合されるところ、その形状として板状のものは肌への密着性を高めたり、均一な化粧膜を形成しやすくするために用いられている(特許文献1等)。また、球状のものは、毛穴等の肌の凹凸を目立たなくさせる効果を企図して用いられている(特許文献2等)。
特開2008-13438号公報 特許4136756号
化粧下地において、板状粉体は仕上がりが厚ぼったくならないので好まれるが、シミ等の欠点を隠ぺいする作用、いわゆるカバー力に乏しい場合がある。また、球状粉体は毛穴等の凹凸を目立たなくさせるのに有用だが、化粧後に時間がたつと効果が落ちる場合がある。また、化粧下地にはその上に重ねて塗布するファンデーション等ののりが良いことも求められる。
かかる状況に鑑みて、本発明は、上に重ねて塗布する化粧料ののりがよく、シミ等を隠ぺいするカバー力に優れ、化粧後に時間がたった後も毛穴等の凹凸が目立たちにくい、化粧下地に適する組成物を提供することを課題とする。
本発明者らは鋭意研究を行った結果、板状粉体と球状ポリメチルシルセスキオキサンとを併用することで、上記課題を解決できることに想到し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1]以下の成分(A)及び成分(B)を含有する、油中水乳化組成物。
(A)板状粉体
(B)球状ポリメチルシルセスキオキサン
[2]成分(A)のアスペクト比が10~100である、[1]に記載の組成物。
[3]成分(A)の平均粒子径が2~50μmである、[1]又は[2]に記載の組成物。
[4]成分(A)の含有量が組成物全体の0.1~15重量%である、[1]~[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]成分(B)の平均粒子径が1~15μmである、[1]~[4]のいずれかに記載の組成物。
[6]成分(B)の含有量が組成物全体の0.1~15重量%である、[1]~[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]成分(A)と成分(B)の含有量の重量比(A)/(B)が0.1~10である、
[1]~[6]のいずれかに記載の組成物。
[8]化粧料である、[1]~[7]のいずれかに記載の組成物。
本発明の油中水乳化組成物は、化粧料を上に重ねて塗布するときののりがよく、シミ等を隠ぺいするカバー力に優れ、化粧後に時間がたった後も毛穴等の凹凸が目立たちにくい。したがって、本発明により、化粧下地の態様に特に好適な、油中水乳化組成物が提供される。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書において、「~」はその前後の数値を含む範囲を意味する。
本発明の油中水乳化組成物は、(A)板状粉体、及び(B)球状ポリメチルシルセスキオキサンを含有する。
(A)板状粉体
本発明における(A)板状粉体は、通常化粧料に用いられるものを採用でき、板状であれば任意の素材でよく、例えばタルク、マイカ、合成マイカ、チタンマイカ、ホウ素、窒化ホウ素、セリサイト、合成セリサイト、チタンセリサイト、カオリン、二酸化チタン、シリカ、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、チタニア・シリカ複合酸化物等が挙げられる。
また、(A)板状粉体は、疎水化処理又は親水化処理されていてもよい。
疎水化処理としては、通常の化粧料用粉体に施されている処理であれば制限されず、フッ素化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、アミノ酸系化合物、レシチン、アルキルシラン、油剤、有機チタネート等の表面処理剤を用いる、乾式処理、湿式処理等が挙げられる。表面処理剤の具体例としては、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルアルコキシシラン、フッ素変性シリコーン等のフッ素系化合物;ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状シリコーン、片末端又は両末端トリアルコキシ基変性オルガノポリシロキサン、架橋型シリコーン、シリコーン樹脂、フッ素変性シリコーン樹脂、アクリル変性シリコーン等のシリコーン系化合物;ステアリン酸アルミニウム、ミリスチン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の金属石鹸;プロリン、ヒドロキシプロリン、アラニン、グリシン、サルコシン、グルタミン酸、アスパラギン酸、ラウロイルリシン、リシン及びそれらの誘導体、アシル化アミノ酸等のアミノ酸系化合物;レシチン、水添レシチン;メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、トリエトキシカプリリルシラン等のアルキルシラン;ポリイソブチレン、ワックス、油脂、脂肪酸等の油剤;イソプロピルトリイソステアロイルチタネート等の有機チタネートなどが挙げられる。
親水化処理としては、通常の化粧料用粉体に施されている処理であれば制限されない。例えば、アラビアゴム、トラガカント、アラビノガラクタン、ローカストビーンガム(キャロブガム)、グアガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、デオキシリボ核酸(DNA)及びその塩等の動物系高分子;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロ
ース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子;ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子;ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールシラン等のポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリル酸アミド等のアクリル系高分子など、さらに、シリカなど無機ケイ酸系化合物等の表面処理剤を用いる、乾式処理、湿式処理等が挙げられる。
本発明における(A)板状粉体の平均粒子径は、好ましくは2~50μmであり、より好ましくは5~45μmであり、さらに好ましくは10~35μmであり、特に好ましくは15~25μmである。
また、本発明における(A)板状粉体のアスペクト比は、好ましくは10~100であり、より好ましくは12~75であり、さらに好ましくは15~50であり、特に好ましくは18~40である。
ここで平均粒子径は、透過電子顕微鏡写真中の任意の視野の任意の粒子30個についての体積平均を繰り返し測定することにより算出される値である。粒子の長径と短径との相加平均を粒径とみなす。
また、アスペクト比は、前記同視野中の厚みを読み取れる全ての粒子についての相加平均により平均厚みを求め、平均粒径/平均厚みとして小数以下を四捨五入して求めた。
本発明の組成物における(A)板状粉体の含有量は、組成物全体の好ましくは0.1~15重量%であり、より好ましくは0.2~10重量%であり、さらに好ましくは0.5~8重量%であり、特に好ましくは1~5重量%である。
このような範囲で用いることにより、組成物を塗布した上に他の化粧料を重ねて塗布するときののりがより良好になり、また化粧後に時間がたった後も毛穴等の凹凸がより目立たちにくくなる。
(B)球状ポリメチルシルセスキオキサン
本発明における(B)球状ポリメチルシルセスキオキサンは、シロキサン結合が三次元的にのびた網状構造をなし、ケイ素原子に1個のメチル基が結合した無機と有機の中間的構造を有するものであり、通常化粧料に用いられるものを採用できる。その形状は、真球状、略球状のいずれでもよいが、真球状が好ましい。
本発明における(B)球状ポリメチルシルセスキオキサンの平均粒子径は、好ましくは1~15μmであり、より好ましくは3~10μmであり、さらに好ましくは3~8μmであり、特に好ましくは4~6μmである。
ここで平均粒子径は、透過電子顕微鏡写真中の任意の視野の任意の粒子30個についての体積平均を繰り返し測定することにより算出される値である。
本発明の組成物における(B)球状ポリメチルシルセスキオキサンの含有量は、組成物全体の好ましくは0.1~15重量%であり、より好ましくは0.15~10重量%であり、さらに好ましくは0.2~8重量%であり、特に好ましくは0.5~5重量%である。
このような範囲で用いることにより、組成物を塗布した上に他の化粧料を重ねて塗布するときののりがより良好になり、また組成物の塗布膜によりシミ等を隠ぺいするカバー力がより高まる。
また、本発明の組成物において、(B)球状ポリメチルシルセスキオキサンの含有量に対する、(A)板状粉体の含有量の重量比(A)/(B)は、好ましくは0.1~10で
あり、より好ましくは0.1~8であり、さらに好ましくは0.2~5であり、特に好ましくは0.3~2.5である。
このような範囲で用いることにより、組成物を塗布した上に他の化粧料を重ねて塗布するときののりがより良好になり、また組成物の塗布膜によりシミ等を隠ぺいするカバー力がより高まり、また化粧後に時間がたった後も毛穴等の凹凸がより目立たちにくくなる。
本発明の組成物は、本発明の効果を損なわない限りにおいて、成分(A)及び成分(B)以外の、通常化粧料に用いられる他の粉体を含有してもよい。
他の粉体を含有する場合は、成分(A)の含有量及び成分(B)の含有量の合計が、全ての粉体の総含有量に対して好ましくは10~90重量%、より好ましくは20~70重量%、さらに好ましくは30~50重量%とする。
他の粉体としては、球状、針状、板状等その形状は特に限定されず、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、アルミナ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、フッ素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリ(メタ)アクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、シリコーン樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉末等);金属石鹸(例えば
、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム);無機白色
顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガ
ラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ-酸化鉄等);無機黄色系顔料(例
えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッド雲母、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッド雲母、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β-カロチン等);有機変性粘土鉱物(例えば、有機変性ベントナイト、有機変性ヘクトライト等)等が挙げられる。
本発明の組成物の剤型は、油中水乳化型である。
本発明においてかかる剤型は、最外相が油相であれば特に限定されず、W/O型の他にO/W/O型や(W+W)/O型などであってもよい。
本発明の組成物は、通常、水性成分及び油性成分を含有する。水性成分は、水の他に、25~90℃の水に溶解する成分であればよく、通常は界面活性剤もこれに含まれる。油性成分は、25~90℃の水に懸濁して1時間静置した後に水と相分離する成分であればよく、油剤等が挙げられる。
本発明の乳化組成物において、水性成分と油性成分との含有量の重量比は、特に限定されないが、好ましくは30:70~90:10、より好ましくは60:40~85:15である。
本発明の組成物は、組成物を塗布した上に他の化粧料を重ねて塗布するときののりが良好である。また、組成物の塗布膜により、シミ等を隠ぺいするカバー力が優れる。また、組成物を塗布して時間がたった後でも、毛穴等の凹凸が目立ちにくい。
そのため、本発明の組成物は、皮膚外用剤に好ましく適用できる。
皮膚外用剤としては、化粧料や医薬部外品の態様とすることが好ましく、スキンケア化粧料、日焼け止め化粧料、メークアップ化粧料がより好ましく挙げられる。スキンケア化粧料としては、乳液、エッセンス、美容液等が好ましく挙げられる。日焼け止め化粧料としては、顔用、ボディ用など問わない。メークアップ化粧料としては、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、BBクリーム、CCクリーム、マスカラ、アイカラー、チーク、アイブロウカラー等が好ましく挙げられる。これらのうち、メークアップ化粧料がより好ましく、化粧下地が特に好ましい。なお、日焼け止め化粧料も、その上に他の化粧料(ファンデーション等)を重ねて塗布する場合は、化粧下地に含まれるものとする。
本発明の油中水乳化組成物は、定法に従って製造することができる。
本発明の組成物は、本発明の効果を損なわない限りにおいて、通常化粧料に用いられる他の成分を任意に配合することができる。かかる任意成分としては、例えば、油剤、アルコール、エーテル、保湿剤、界面活性剤、金属イオン封鎖剤、パール剤、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調整剤、ビタミン類、酸化防止剤、防腐剤、水溶性高分子、香料、各種有効成分等が挙げられる。
油剤としては、シリコーン油、極性油、天然油、炭化水素等が挙げられる。
シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、シクロペンタシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、カプリリルメチコン、トリメチルシロキシケイ酸、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルビニ
ルジメチコン)クロスポリマー等が挙げられる。
極性油としては、合成エステル油として、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12-ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリ-2-エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリル、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ-2-エチルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2-エチルヘキシル、イソノナン酸イソノニンル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル、オクチルメトキシシンナメート、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル、ジエチル
アミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル等が挙げられる。
天然油としては、アボカド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、ヒマワリ油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル等が挙げられる。
炭化水素油としては、イソドデカン、イソヘキサデカン、スクワラン、水添ポリ(C6-12)オレフィン、水添ポリイソブテン等が挙げられる。
アルコールとしては、例えば、セタノール、バチルアルコール、ベヘニルアルコール、パルミトレイルアルコール、ヘプタデカノール、1-ヘプタデカノール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、エライジルアルコール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、エライドリノレイルアルコール、リノレニルアルコール、エライドリノレニルアルコール、リシノレイルアルコール、ノナデシルアルコール、アラキジルアルコール、ヘンエイコサノール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコールなどの1価のアルコール;エチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、トリメチレングリコール、1,2-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、3-メチル-1,3-ブタンジオール、テトラメチレングリコール、2,3-ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2-ブテン-1,4-ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等の2価のアルコール;トリメチロールプロパン等の3価のアルコール;ペンタエリスリトール等の4価のアルコール;キシリトール等の5価のアルコール;トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等の多価アルコール重合体;デンプン分解糖還元アルコール等の糖アルコール;ポリグリセリン;
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2-メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル等のアルコールアルキルエーテル類;
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等のアルコールアルキルエーテル類;
キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のグリセリンモノアルキルエーテル類;
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール等のアルコール重合体;
グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE-テトラハイドロフルフリルアルコール;POP-ブチルエーテル;POP・POE-ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP-グリセリンエーテル;POP-グリセリンエーテルリン酸;POP・POE-ペンタンエリスリトールエーテル、等が挙げられる。
エーテルとしては、上記アルコールに該当するものの他、
エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル-12-ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、dl-ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及び非イオン性界面活性剤が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等);N-アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N-ミリストイル-N-メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ-2-エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N-アシルグルタミン酸塩(例えば、N-ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N-ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N-ミリストイル-L-グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POEアルキルエーテルカルボン酸;POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α-オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N-パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’-ジメチル-
3,5-メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベ
ンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POEアルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪
酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2-ウンデシル-N,N,N-(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)-2-イミダゾリンナトリウム、2-ココイル-2-イミダゾリニウムヒドロキサイド-1-カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2-ヘプタデシル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、ポリエーテル変性シリコーン類(例えば、ポリエチレングリコール-10ジメチコン、ポリエチレングリコール-12ジメチコン等);ポリグリセリン変性シリコーン類(例えば、ポリグリセリル-3ジシロキサンジメチコン、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン等);ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α’-オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等);グリセリンアルキルエーテル等の非親水性非イオン性界面活性剤が挙げられる。また、ポリグリセリン脂肪酸エステル(例えば、モノオレイン酸ポリグリセリル、モノステアリン酸ポリグリセリル等);POEソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等);POEグリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POEグリセリンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソステアレート等のPOEモノオレエート等);POE脂肪酸エステル類(例えば、POEジステアレート、POEモノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POEアルキルエーテル類(例えば、POEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POE-ベヘニルエーテル、POE-2-オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等);POEアルキルフェニルエーテル類(例えば、POEノニルフェニルエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック(登録商標)等);POE・POPアルキルエーテル類(例えば、POE・POPセチルエーテル、POE・POP-2-デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエーテル等);テトラ POE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類(例えば、テト
ロニック等);POEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等);POEミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POEソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POEプロピレングリコール脂肪酸エステル;POEアルキルアミン;POE脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルグルコシド;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等の親水性非イオン性界面活性剤も挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジフォスホン酸、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
パール剤としては、例えば、ジステアリン酸グリコール、チタンマイカ等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム) 、アシ
ルグルタミン酸塩、アシルβ-アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール等が挙げられる。
高分子エマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、乳酸-乳酸ナトリウム、クエン酸-クエン酸ナトリウム、コハク酸-コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられ、通常は内相(水性成分)のpHの調整のために用いられる。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、E及びその誘導体
、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール、ピロ亜硫酸塩、没食子酸エステル、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
防腐剤としては、例えば、パラベン類、フェノキシエタノール等が挙げられる。
水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアーガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コ
メ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例え
ば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等の天然の水溶性高分子、
デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギ
ン酸プロピレングリコールエステル等)等の半合成の水溶性高分子、
ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等の合成の水溶性高分子が挙げられる。
各種有効成分としては、例えば、消炎剤(例えば、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン、レゾルシノール誘導体等);各種抽出物(例えば、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等)、賦活剤(例えば、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等);血行促進剤(例えば、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β-ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、タンニン酸、α-ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ-オリザノール等);抗脂漏剤(例えば、硫黄、チアントール等);抗炎症剤(例えば、トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン、グリチルレチン酸誘導体等)等が挙げられる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
<製造例及び評価>
表1に示す処方成分で、油相成分及び水相成分をそれぞれ70℃に加熱して溶解させ、油相成分に水相を添加し、ホモミキサーで攪拌しながら乳化して、油中水乳化組成物を調製した。
得られた各組成物について、以下の項目及び基準にて評価した。結果を併せて表1に示す。
(塗布後の化粧のり)
各組成物を約0.3gとり前腕内側の約5cm×5cmの面積に塗布し、その上にパウダーファンデーションを塗布した際のファンデーションの「のりの良さ」を、専門評価者10人がそれぞれ以下の5段階で評価し、10人の各評点の合計を評価結果とした。
5:ファンデーションが均一で非常にのりが良い
4:ファンデーションがやや均一でややのりが良い
3:どちらでもない
2:ファンデーションがやや不均一でややのりが悪い
1:ファンデーションが不均一で非常にのりが悪い
(塗布4時間後の毛穴の目立ちにくさ)
各組成物を適量とり顔面に塗布し、その上にパウダーファンデーションを塗布して4時間経過後の毛穴の目立ちにくさを、専門評価者10人がそれぞれ以下の5段階で評価し、10人の各評点の合計を評価結果とした。
5:毛穴が全く目立たない
4:毛穴がほとんど目立たない
3:毛穴があまり目立たない
2:毛穴がやや目立つ
1:毛穴が非常に目立つ
(シミに対するカバー力)
各組成物を適量とり顔面に塗布し、シミに対するカバー力を以下の5段階で評価し、10人の各評点の合計を評価結果とした。
5:シミが全く目立たない
4:シミがほとんど目立たない
3:シミがあまり目立たない
2:シミがやや目立つ
1:シミが非常に目立つ
Figure 2022144603000001

Claims (8)

  1. 以下の成分(A)及び成分(B)を含有する、油中水乳化組成物。
    (A)板状粉体
    (B)球状ポリメチルシルセスキオキサン
  2. 成分(A)のアスペクト比が10~100である、請求項1に記載の組成物。
  3. 成分(A)の平均粒子径が2~50μmである、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 成分(A)の含有量が組成物全体の0.1~15重量%である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 成分(B)の平均粒子径が1~15μmである、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 成分(B)の含有量が組成物全体の0.1~15重量%である、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 成分(A)と成分(B)の含有量の重量比(A)/(B)が0.1~10である、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 化粧料である、請求項1~7のいずれか一項に記載の組成物。


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